朝倉「夏ねぇ…」
キョン「ん?あぁそうだな」
朝倉「……夏よね?」
キョン「?…あぁだからそうだな」
朝倉「(イライラ)……夏なのよ?」
キョン「…??…だからどうした?」
朝倉「もう!鈍いわね!!夏といったら色々あるでしょ!!!」
キョン「例えば?」
朝倉「え!?……は、(ボソボソ)とか……」
キョン「へ?」
朝倉「だ、だから……花火とかあるじゃない!」
キョン「あぁ…そうだな」
朝倉「それ…だけ…?」
キョン「他に言いようがないだろ?」
朝倉「……呆れたわ。このあたしがここまで言ってあげてるのにどうしてあなた
って人はこうも鈍いの?やっぱりそういうのって一回死なないと直らないのかしら?
……ってことで、じゃ死んで♪」
キョン「ちょww誘えって素直に言えwww」
朝倉「女の子から誘えるわけないじゃない♪」
キョン「(つまり朝倉は俺と一緒に出かけたいってことか!?…はぁはぁ)グフッ」
キョン「(朝倉は俺と出かけたい……ってことは俺が誘えば一発OKとなる!!
…よし!朝倉を誘う!!)……朝倉!」
朝倉「…なぁに?」
キョン「お、…俺と花火に行こうぜ!
朝倉「…」
キョン「(さぁ…『良いわよ♪』と言え!言うのだ!!)」
朝倉「…あたしはそんなに暇そうに見えるかしら?そんな誘いで簡単に付いてい
くような軽い女に見えるかしら?…心外ね、死んで責任取ってもらうわ、じゃ死んで♪」
キョン「ちょww予想外の突き放しwww」
朝倉「だってそんな簡単に受け入れてたらつまらないじゃない♪」
キョン「(さすが朝倉、一筋縄ではいかないな、だがそこが良い!!…はぁはぁ)グフッ」