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多丸圭一VS多丸裕(前編) - (2007/01/21 (日) 04:15:37) のソース

こんにちは、SOS団副団長であり<br>
機関の一員である古泉一樹です。<br>
今日は、僕が機関に入ってから<br>
一番面白かった(馬鹿らしかった、と言うべきかもしれません)<br>

事件を話したいと思います。<br>
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多丸圭一VS多丸裕<br>
前編<br>
~試合形式は田舎風トライアスロン??~<br>
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僕が北校に転校する前の4月のある日<br>
僕は機関の所有しているトレーニングルームで、<br>
一汗流し、シャワーを浴び終わって、<br>
一息ついたときに事件は起こりました<br>
<br>
「あぁ~~・・・」<br>
僕は今、おっさん臭さ満載でシャワーを浴びている。<br>
今日は、いつもの何倍も疲れた。<br>
「涼宮ハルヒ」が高校生になってからは<br>
比べ物にならないくらい「神人」が誕生している。<br>
そのため、僕は「神人」に殺されないように<br>
毎日3時間くらいトレーニングをしている。<br>
しかも先生である、<br>
新川さんと、森さんがほぼ毎日来るようになってしまったので、<br>

手を抜くことが許されなくなってしまいました。<br>
<br>
シャワーを浴び終わり<br>
休憩室の冷蔵庫から自分の名が書かれた飲み物<br>
オロ○ミンCを飲んでいました。<br>
あぁ今日のトレーニングも終わるか、<br>
と思っていたときです。<br>
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「バカ野郎!!てめぇ何度言わせたら分かる!!」<br>
「あんたこそ!!いい加減に分かってもらえます!?」<br>
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敷地内全てに聞こえるくらい大きな声で<br>
多丸圭一さんと多丸裕さんがけんかし始めました。<br>
ああ・・また始まった・・・・・<br>
ちなみに上の文が圭一さんで、下の文が裕さんです。<br>
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この二人、苗字は一緒ですが<br>
兄弟でも親戚でもなく<br>
ただ単に苗字が同じなだけです。<br>
そんな二人は勝手に人の道具使ったとか、飲んだとかで<br>
いつも些細なことでけんかしてます。<br>
どうやら、今日は飲み物を飲んだとか飲んでないかで<br>
もめているようですね。<br>
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「今日こそ、お前をボコボコにしてやる!!」<br>
「えぇ!?俺とやろうってんですか!!上等だ!!」<br>
<br>
おぉ!?今の今まで互いに殴り合いの喧嘩は我慢してきたようですが<br>

今日こそ起こってしまうのか!!<br>
なんだか長年のライバルの戦いって感じで<br>
こちらまでわくわくしてきました。<br>
<br>
「二人とも、何やってるの!!」<br>
<br>
おっとここで僕たちの先生である森さんが、二人の所にきてしまいました。<br>

<br>
「あんたたち!!もしここで、<br>
殴り合いの喧嘩なんかしたら<br>
全裸で街を歩かせるわよ!!」<br>
<br>
「「だったこいつがさぁ~~~~~」」<br>
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圭一さんと裕さんは声をそろえてそう言いました。<br>
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「注意したのが私だということに感謝しなさい!!<br>
もしこのことが新川に知られたら・・・・・・・」<br>
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「いい年した二人が何をやっている!!ばか者!!」<br>
<br>
ついに、新川さんが登場してしまいました。<br>
新川さんは、さぼった者や、問題を起こしたものに<br>
信じられない位の辛い罰を与えてきます。<br>
え??森さんのも信じられないいって??<br>
あれはまだいいほうですって。<br>
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「お前らには、罰として全身に<br>
フナ虫が入った服を着て1日過ごしてもらう!!」<br>
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ね?森さんの方がまだマシでしょ??<br>
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「ちょっと待ってくれよ、新川さん<br>
悪いのは全部こいつ、裕だって!!」<br>
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「は?何を言っているんだお前は?<br>
お前が原因だよ!!圭一さんよ!!」<br>
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おっとまた、一触即発状態です。<br>
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「どうします?また始まっちゃいましたよ?」<br>
「う~んこいつらなんとかなら無いものか・・」<br>
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二人が悩んでいたとき僕は彼らに向かって<br>
こう叫びました。<br>
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「だったら兄弟になってみてはどうです??」<br>
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僕は4人に近づきながらさらに言いました。<br>
「実際、本当の兄弟ぐらい仲も息もよさそうですし<br>
意外と良いかも知れませんよ?」<br>
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「「誰がこんな奴と兄弟ぐらい仲が良くて息がいいだって!!」」<br>

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お二人、また息が合ってますって・・・・<br>
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「兄弟ねぇ・・・面白いな・・・」<br>
「古泉君!!それすごくいい考えよ!!<br>
お互いに兄弟だったら多分<br>
お互いに自重できると思うし、<br>
相談もできるし、いい事ばかりよ!!<br>
新川さん早速戸籍を変更しましょ!!」<br>
<br>
「私(俺)の意見は無視かよ!!」<br>
<br>
仕様です。<br>
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「じゃあ、そういうことだ、さっそく兄弟に・・といいたいことだが<br>

おまえら確か、同い年だったよな」<br>
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「「ああ、そうだよ!!」」<br>
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「じゃあどっちが兄になるんだ??」<br>
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新川さんの発言で、またけんかが始まりました。<br>
その話は、無駄に長かった気がしますので<br>
省略させてもらいます。<br>
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「ああ、うるさいわね!!面倒だから戦って決めなさい!!<br>

勝ったほうが兄、負けたほうが弟よ!!<br>
戦う場所はここ、時間は7時から<br>
肝心の試合形式は・・・・・・・・<br>
田舎風トライアスロンよ!!!」<br>
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「「田舎風トライアスロンって何だよ??」」<br>
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何でしょうかね??<br>
(森さんは、たまに意味不明なことを言うので困ります)<br>
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森さんの話によると<br>
田舎風トライアスロンとは、<br>
とにかく、馬鹿みたいな方法で<br>
二本先取の対決だそうです。<br>
何だかなぁ・・・<br>
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後半につづく<br>
「「一回で完結しないのかよ!!」」<br>
仕様です<br>