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普通短編38 - (2007/01/12 (金) 13:17:46) のソース

<p>
長門「(この星で生活する事3年、色々な事を学んだけどまだまだ知らないことも少なくはない。)」<br>

<br>
<br>
長門「魚卵…」<br>
長門「鮭の卵は『いくら』、鰊の卵は『数の子』など別称がついている。」<br>

長門「なのに…何故鱈の卵は『たらこ』…そのまんま…」<br>

<br>
こうして今日も放課後、日は徐々に落ちてゆく…<br>
<br></p>
<hr>
<br>
「ちょっとみないでよぉ キョン」<br>
<br>
いつも急ぎ足でこの部室へ逃げ帰ってるハルヒ<br>
なので足をかけて転ばせてみた<br>
「いたぁぁ~い 何すんのよ!」<br>
足をかけた<br>
「擦りむいて かなり痛いわ これは慰謝料数百万ね」<br>
無駄に高いな それより・・・<br>
「何よ」<br>
今日はくまさん柄のパンツか<br>
<br>
現在に至る<br>
「言わないでよ 言ったら死刑だから!!」<br>
今にも泣きそうなハルヒ 言っちゃうね<br>
「やあああああああ 言わないでぇぇ」<br>
反応がおもしろいな 言わねぇよ 言って何の得になる<br>
「もうっ 馬鹿キョン・・・」<br>
ハルヒに笑みが戻った<br>
<br>
<br>
「僕のパンツは赤いフリル付きのパンツですよ キョンた~ん」<br>

ハルヒの笑みが凍りついた<br>
<br>
<hr>
<br>
デレツン<br>
<br>
みくる「ねぇキョンくん……私の今の存在価値って……何かな……?」<br>

キョン「何を言っているんですか? 毎日こうやっておいしいお茶を煎れて貰ってるじゃないですか」<br>

みくる「……そっか……キョンくん、ありがと……!」<br>
キョン「まあお茶は買い置きもできますけど」<br>
みくる「…………」<br>
<br>
<hr>
<br>
長門「……昨日インターネットで『バイアグラ』という単語を見た」<br>

キョン「……(嫌な予感が……)」<br>
長門「……バイアグラ、ってなに?」<br>
キョン「その……滋養強壮剤みたいなもんだ、疲れた時に飲むんだよ……」<br>

長門「……そう」<br>
 <br>
 ――後日<br>
 <br>
ハルヒ「キョン! ほら早くしなさい! 文化祭で使うものまだまだあるんだから!」<br>

キョン「待てよハルヒ、買うのはいいが荷物持ちはさすがに疲れたぞ……ハァ……ハァ」<br>

長門「……」<br>
 <br>
 ――次の日<br>
 <br>
長門「……お茶」<br>
キョン「ん……? 長門、珍しいな? ありがとよ」<br>
長門「いい……飲んで」<br>
 <br>
キョン「か、身体が熱い……! これは……!? 長門お前まさかっ!?」<br>

長門「……?」<br>
<br>
<hr>
<br>
(他の作者による上の続き)<br>
<br>
「長門、ちょっとこっちに来てくれ!!大変なんだ!!」 コクッ<br>

<br>
「俺さ、あの薬を飲むと体の一部が腫れちゃう体質なんだ! すまんが毒を吸い出してくれないか…」<br>

「…え!? ・・・大変。 ごめんなさい… 」 オロオロ<br>

<br>
チュル…にゅる…  ちゅ ちゅっ<br>
<br>
「…長門、もういいんだ! 毒はもうなっ あんっ! なんでっ! 大きさがっ!」<br>

「…まだ小さくならない。 治療が必要。」 ニヤッ<br>
<br>
「薬さえなければっ! …くっ、くやしい!」 ビクビクッ<br>

<br>
<br>
…そう言えばアイフル犬って過労死したんだよな。犬の癖に。<br>

  薄れ行く意識の中、キョンはふと思った。<br>
<br>
<hr>
<br>
長門「(この星で生活する事3年、色々な事を学んだけどまだまだ知らないことも少なくはない。)」<br>

<br>
<br>
「女性の胸部が小さいことを『貧乳』、大きい事を『巨乳』と言う。」<br>

「また、男性の局部が大きい事を『巨根』と言う。」<br>
「しかし男性の局部が小さいことを例える言葉は無い…何故…」<br>

<br>
こうして今日も放課後、日は徐々に落ちてゆく…<br>
<br>
<hr>
<br>
キョン「長門、そういうときは粗チンとかチワワっていうんだ」<br>

<br>
<hr>
<br>
喜緑「キィィイイイイッッ!うちの有希ちゃんに変なことを吹き込まないでくださいこのロリコン野郎っ!<br>

あなたみたいな変態が平然と町を練り歩くから私達母親は心配で主婦業もままならないんですよ!?分かっているんですか!?<br>

本当汚らわしいっ!あなたみたいなゴミ虫は保健所に駆除されるべきなのよ!<br>

ってあなた私の話し聞いてるの!?だいたいあなたみたいに働きもせず昼間からぶらぶらと…<br>

朝倉「落ち着いて、江美理落ち着いてっ!だいいちあんたは母親じゃないでしょ!」<br>

<br>
<hr>
<br>
キョン「うわぁーん、ナガエモぉーン!」<br>
<br>
長門「なに?」<br>
<br>
キョン「ハルヒにイジメられたよぉー!悔しいよぉ!仕返ししてょぉーん!!」<br>

<br>
長門「あなたは…同年代の女性にイジメられてそれをまた同年代の女性に相談、あまつさえ仕返しの代行を依頼しようなどと恥ずかしくないの?あと私はナガエモン違う」<br>

<br>
キョン「うわぁーんナガエモンにイジメられたよミクエモーン!!」<br>

<br>
イジメられるのには訳があるよねって話し<br>
<br>
<hr>
<br>
長門「……昨日インターネットで『お世辞』という単語を見た」<br>

キョン「……(またか)」<br>
長門「……お世辞、ってなに?」<br>
キョン「その……つまり、人を喜ばせたり嬉しくさせるための言葉だな」<br>

長門「……具体的には?」<br>
キョン「そうだな……『その靴、かっこいいよね』とか『その服、センスいいよね』とかだな」<br>

長門「……はあ」<br>
 <br>
 ――次の日<br>
 <br>
長門「その体育館シューズ、かっこいいよね」<br>
キョン「…………」<br>
長門「その学生服、センスいいよね」<br>
キョン「……お前……ほんと可愛いよな……」<br>
 <br>
長門「……お世辞返し?」<br>
キョン「いや違くてだな……」<br>
<br>
<hr>
<br>
キョン「長門、『いっぱい』の『い』を『お』に変えてみな」<br>

<br>
長門「おっぱお」<br>
<br>
キョン「……チッ」<br>
<br>
<hr>
<br>
長門「……昨日インターネットで『お世辞』という単語を見た」<br>

キョン「……(またか)」<br>
長門「……お世辞、ってなに?」<br>
キョン「その……つまり、人を喜ばせたり嬉しくさせるための言葉だな」<br>

長門「……具体的には?」<br>
キョン「そうだな……『その靴、かっこいいよね』とか『その服、センスいいよね』とかだな」<br>

長門「………」<br>
長門「もしかして眼鏡無い方が可愛いっていうのもお世辞?」<br>

キョン「へ?違う違う!それは断じて違うぞ長門!」<br>
長門「なんで慌ててるの?」<br>
<br>
<hr>
<br>
ゴキブリ「カサカサカサカサ」<br>
長門「……? この生き物はなに?」<br>
キョン「ああ、それはゴキブリだ。女の子は例外なくそいつを嫌う。」<br>

長門「……嫌う」<br>
キョン「ゴキブリが好きなやつなんてまずいないしな、長門も嫌いなフリしとけ」<br>

長門「……嫌う」<br>
<br>
長門「……最下層民が、汚らわしい……」<br>
長門「ここはあなたのようなクズがいていい場所ではない」<br>

長門「死ねばいいのに……あなたにはなんの価値も、ないのだから」<br>

<br>
キョン「長門、ごめんな……日本語って難しいよな……」<br>

長門「……?」<br>
<br>
<hr>
<br>
長門「昨日インターネットで『春巻き』なるものを見た……」<br>

ハルヒ「うん……それで?」<br>
長門「……春巻きってなに?」<br>
ハルヒ「し……知らないの……? あ、えっと……ハル巻き……は……」<br>

長門「……」<br>
ハルヒ「説明しにくいわね……とにかくハルを巻く食べ物よ……現物がないと説明できないわ……」<br>

長門「……ハルを巻く……」<br>
 <br>
 ――ギュッ<br>
 <br>
ハルヒ「ちょ、ちょっと……有希? なに急に抱きついてんのよ……?」<br>

長門「……ハル巻き……?」<br>
<br>
<hr>
<br>
古泉「涼宮さんに釘バット……正に『鬼に金棒』ですね」<br>

長門「……本人の前で言える?」<br>
古泉「ははは、言える訳無いじゃないですか」<br>
長門「こいずみ~、後ろ後ろ~」<br>
古泉「えっ!!?」<br>
長門「冗談」<br>
<br>
<hr>
<br>
長門「(この星で生活する事3年、色々な事を学んだけどまだまだ知らないことも少なくはない。)」<br>

<br>
<br>
長門「テンガロンハット…」<br>
長門「その帽子の中におよそ10ガロンの石油が入るという事から付いた名前。」<br>

長門「しかし米ガロンで計算すると10gal≒37.85411784㍑…あの帽子の中にそんなに沢山…?」<br>

長門「それにわざわざ帽子の中に石油…何故…」<br>
<br>
こうして今日も放課後、日は徐々に落ちてゆく…<br>
<br>
<hr>
<br>
<dl>
<dd>__________<br>
    <●√<br>
      ∥ <br>
      くく<br>
しまった!ここはアナルスレです!<br>
僕が保守しているうちにネタの投下を!<br>
早く!早く!僕に構わずネタを投下して下さい!!<br>
<br>
<br>
__________<br>
    <●√ <br>
      くく<br>
あ、あと、できれば今度こそ1000に行きたいなぁーなんて……<br>

<br>
<br>
__________<br>
アッー!<br>
<br></dd>
<dd>
<hr>
<br>
「昼間人!? それ、宇宙人なの!?  ねえねえ、キョン。 詳しく教えなさいよ!」<br>

ハルヒは俺の腕に絡まり、興奮気味にそう聞いてくる。<br>
<br>
「あのなあ、それはひるまじんじゃ…」<br>
<br>
「…昼間のみ出現するっていううわさの宇宙人さ。」<br>
…最低だ。つい嘘をついちまった。  ああ、もうハルヒ可愛いなあ。<br>

<br>
<br>
翌日、俺は教室の窓から外を眺めると、いかにも宇宙人的な人が外を歩いていた。<br>

…いや、まさかね。<br>
<br>
<hr>
<br>
長門「……昨日インターネットで『たかいたかい』という単語を見た」<br>

キョン「……(インターネット解約してやろうか……)」<br>
長門「……たかいたかい、ってなに?」<br>
キョン「あの……小さな子供にやる遊びだ……楽しいんだよ、多分」<br>

長門「……そう」<br>
<br>
長門「……たかいたかい、して……」<br>
キョン「……あのなあ、話聞いてたか? 小さな子供にやることなんだよ、長門いくつだ?」<br>

長門「……三歳」<br>
<br>
<hr>
<br>
長門「あれ……は……?」<br>
キョン「ん……?……捨て犬か……可哀想にな……」<br>
長門「……捨て犬……?」<br>
キョン「ああ、飼い主が勝手な理由でいらなくなった犬を捨てるんだよ……可哀想にな……」<br>

長門「可哀想……? 私にはわからない、いらないから捨てたのでは……?」<br>

キョン「捨てられた犬が誰にも拾われなかったら死んじゃうかもしれないだろ?」<br>

長門「死ぬ……それが可哀想……私にはわからない……」<br>

 <br>
 ――次の日<br>
 <br>
長門「……!」<br>
キョン「ん……パソコンが捨てられてるな……まだ使えそうなのにな……」<br>

長門「…………」<br>
キョン「長門……? どうした……?」<br>
 <br>
 ――ほろり<br>
 <br>
長門「可哀想……死ぬ……わかった気がする……」<br>
<br>
長門「持ち主に必要とされなくなったから、捨てられた……」<br>

キョン「…………」<br>
長門「私は……捨てられるのは……イヤ……」<br>
キョン「……そうだろ?……捨て犬も同じことだ……」<br>
長門「捨て犬……可哀想……」<br>
 <br>
情報統合思念体「なんだって……? 有希に人間の心が芽生えたっ……!?」<br>

穏健派「ああ、まずいんじゃないか……? どうする……?」<br>

情報統合思念体「新しいの作っちゃおっか……?」<br>
穏健派「今のは?」<br>
情報統合思念体「……捨てちゃお……?」<br>
 <br>
長門「捨てられた……」<br>
<br>
<hr>
<br>
ここ最近たらこのキューピーちゃんが流行ってるらしい<br>
クラスメイトもその人形をストラップにつけてた<br>
どうも我が団の団長様も好きみたいだ<br>
授業を終えて部室に行くと、何やらドンドンと音が聞こえる<br>

その音は段々大きくなりこっちに向かってくるようだ<br>
いったい何が起こってるんだと思っていると<br>
団長が赤い毛布を被って両足飛びで<br>
<br>
たーらこーたーらこーた~っぷりた~らこ~<br>
<br>
と歌いながら飛んできて、足がもつれて俺の前で大胆にこけた<br>

ちょっと泣きそうな顔してた<br>
<br>
<hr>
<br>
ここ最近たらこのキューピーちゃんが流行ってるらしい<br>
クラスメイトもその人形をストラップにつけてた<br>
どうも我が団の団長様も好きみたいだ<br>
授業を終えて部室に行くと、何やらドンドンと音が聞こえる<br>

その音は段々大きくなりこっちに向かってくるようだ<br>
いったい何が起こってるんだと思っていると<br>
小さい長門、100人(匹?)くらいの小さな長門が赤い毛布を被って両足飛びで<br>

<br>
なーがとーなーがとーた~っぷりな~がと~<br>
<br>
と歌いながら飛んできて、びっくりした俺は足がもつれて一人踏み潰しちゃった…<br>

みんな泣きそうな顔してた。ごめん<br>
<br>
<hr>
<br>
さてと、あとは野菜と肉には火を通したし、あとは煮えるのを待つか。<br>

「あく」<br>
「ん、アク? ああ、灰汁なら煮えてから取るさ」<br>
<br>
長門よりも朝比奈さんとカレー食べたい、とは死んでもいえない状況だな。<br>

<br>
<hr>
<br></dd>
<dd>「隠し味…」<br>
ザバーー<br>
「おい長門、隠し味を入れるのもいいが牛乳1パック分はやりすぎじゃないか<br>

隠し味が隠れなくなるぞ」<br>
<br></dd>
<dd>
<hr>
<br>
どうやら無事ホワイトカレーが完成した。コイズミルクの侵入はどうにか阻止できた。<br>

「どうだ、長門」<br>
「…」<br>
「おいしくないのか?」<br>
「私は牛肉を使うことを推奨した」<br>
「仕方ないだろ。財政的な問題だ。鶏肉だっておいしいじゃないか」<br>

<br>
意外とうざったい女なんだと感じた。あーあ、朝比奈さんなら豚肉と牛肉の違いどころか、鶏肉との違いもわからないだろうに。<br>

<br>
<hr>
<br>
とある1日の物語<br>
<br>
~1時間前~<br>
キ「ハルヒ!いい加減に朝比奈さんで遊ぶのやめろよ!」<br>

ハ「…またみくるちゃんをかばうんだ、もういいわ、今日は解散ね!」<br>

小「あらあら、またやってしまいましたねぇ。いい加減に素直になればよろしいのでは?」<br>

<br>
俺は悩んでいた、ハルヒに謝るべきなのか?<br>
本音はハルヒと仲良くしたい…が、いつもやり過ぎるのが悪い癖だ。しかし………<br>

とか堂々巡りをしていると携帯が鳴った。<br>
メールが来たようだ…ハルヒ?<br>
あいつはいつも電話なんだがな…とか考えつつメールを開いた<br>

<br>
「言い過ぎた、ゴメン」<br>
とあった。<br>
あいつらしい短いメールだな、とか思っていたら下にやたらと空白がある。<br>

下に送っていくと…<br>
<br>
「私を嫌わないでね」<br>
<br>
俺はすぐに電話をかけた<br>
ハルヒに謝って明日どっかに遊びに行くように誘おう。<br>
<br>
とか思いつつ電話に出るのを待っていた。<br>
<br>
<br>
オチは無い。<br>
<br>
<hr>
<br>
『帰郷』<br>
<br>
カランカランカラン<br>
<br>
いらっしゃいませ ご注文は?<br>
おやお久しぶりですね<br>
え、なんで知っているかですって<br>
申し訳ありませんが、お客さん達、結構めだってましたから<br>

この店週末の午前中って結構暇なんですよ、一時期は毎週のように<br>

いらしてたでしょ、ですから自然とね<br>
そう、最近はお見えになりませんでしたね<br>
ああ、大学に進学でこの街を離れられていたんですね<br>
え、変わって無いって<br>
当然ですよ、この春からはまだ半年ですから<br>
もっとも、あなたのように、新しい生活を始められた方とは時間の進み方が<br>

違うかもしれませんね<br>
<br>
そうですか、あの時のお仲間とはみな別々の進路を進まれているんですか<br>

月並みですけど、出会いもあれば別れもあります<br>
大丈夫ですよ、この店みたいに、次にお会いするときには、全然かわってない<br>

そんなもんですよ<br>
そんなふうに大切に思える人とすごした場所が故郷なんだと思いますよ<br>

おかえりなさい<br>
あなたが大切な時間をすごした場所のひとつがここってのは、<br>

店をやっている身としては光栄ですね<br>
そういえば、あの時の、そうあなたといつも言い合いをしていた方は、<br>

偶にお見えになりまよ<br>
ええ、お一人で<br>
<br>
カランカランカラン<br>
<br>
「キョン! おっそいじゃない、罰金としてここの払いはよろしくね」<br>

<br>
<hr>
<br>
~図書館にて~<br>
<br>
「じゃあ俺しばらく寝てるから」<br>
長「わかった」<br>
<br>
何故か俺は図書館にいる。<br>
1週間に1度は長門に誘われるからだ。<br>
まぁこいつの気晴らしに付き合うくらいなら全然問題ない、逆にホッとするくらいだ。<br>

……どのくらい寝ていたのだろうか、何か変な感触がすると思い目を開けると…<br>

長門が満面の笑みで俺の頬をつまんで遊んでいるではないか。<br>

長「あ……」<br>
長門はすぐそっぽを向き、いつもの顔に戻って言った。<br>
長「時間だから起こした」<br>
俺は時計を見た。<br>
まずい、既に15分の遅刻だ。<br>
<br>
起こすならもっと早く起こしてくれればよかったのに……長「あまりにも気持ちよさそうに寝てたから」<br>

おぉ、長門にこんなやさしい一面があるとはな。<br>
多少驚いた後、俺は長門と手をつないで帰った。<br>
長門は少し疑問に思った顔をしていたがすぐに受け入れた。<br>

これからも出来るだけこうしてやろう……<br>
<br>
などと思ったのはこれが最後だった。<br>
後日、部室では・・・<br>
ハ「あはははは!!これ有希が撮ったの?最高!!」<br>
ハルヒのバカ笑い、朝比奈さんの必死でこらえる笑い、古泉のニヤけ顔。<br>

その中心にあるのは……<br>
<br>
寝てる俺の顔をいじった変顔写真だ。<br>
<br>
やられた、と思いながら長門を睨むと…<br>
こっちに小悪魔的笑いを一つ送り、読書に戻っていった。ちくしょう、そんな顔されたら何も言えねぇよ。<br>

<br>
その内絶対にやり返してやる。<br>
などと思いつつ、笑いの溢れる部室を眺めて<br>
「やれやれ」<br>
と言った。<br>
<br>
<br>
終わり<br>
<br>
<hr>
<br>
長門「……生活費が底をつく」<br>
キョン「ん? 生活費って……? 長門確か金には不自由してないんじゃないのか……?」<br>

長門「……私が情報統合思念体から毎月貰う日本銀行券は一万円札100枚と決まっている……」<br>

キョン「月100万!? それでたりないわけないだろ!?」<br>

長門「……確かに光熱費に食費、居住費は問題ない……燃料費に問題がある」<br>

キョン「……燃料……?」<br>
 <br>
長門「……ガソリンの価格が高騰している……」<br>
<br>
<hr>
<br>
キョン「森一枚タップで巨大化使用、ラノワールのエルフ4/4でアタック」<br>

長門「島二枚タップで対抗呪文、1/1エルフをリシャーダの追剥でブロック」<br>

キョン「くっ……森一枚タップで回収使用、ラノワールのエルフをライブラリーの一番上に置く、エンド」<br>

長門「(アンタップして一枚引く)島プレイ、島八枚タップして青8マナでリバイアサン召還、エンド」<br>

キョン「(アンタップして一枚引く)森プレイ、森一枚タップでラノワールのエルフ召還……」<br>

長門「残念、島を三枚手札に戻して妨害……」<br>
キョン「……くそっ!」<br>
 <br>
ハルヒ「ねえ……アンタたちなにやってんの……?」<br>
<br>
ヒント:MTG<br>
<br>
<hr>
<br>
<br>
エンドレスエイト<br>
 <br>
キョン「そうだな……長門は目玉焼き好きか?」<br>
長門「目玉焼きってなに?」<br>
キョン「卵を焼いたものだ。醤油とかソースかけて食うんだ」<br>

長門「醤油とソースってなに?」<br>
キョン「大豆や野菜のエキスに塩を混ぜた調味料だ。」<br>
長門「調味料ってなに?」<br>
キョン「調味料ってのはな……まあ料理にかけるもんだ」<br>

長門「どんな料理にかけるもの?」<br>
キョン「そうだな……長門は目玉焼き食ったことないんだっけな……じゃあ」<br>

長門「目玉焼きってなに?」<br>
キョン「卵を……」<br>
<br>
以下一億万回繰返<br>
<br>
<hr>
<br>
「『ドキッ ハーレム肝試し』やるわよ~」<br>
ネーミングセンスにつっこむべきか・・・計画自体につっこむべきか・・・<br>

<br>
「あの~僕は・・・」<br>
「あぁ古泉くんは帰っていいわよ」 即答かよ<br>
<br>
「あたしと有希と・・・平井ちゃんで・・・団員ってだけだからね!」<br>

はいはい としか答えられないじゃないか・・・<br>
<br>
で・・・ここはどこだ? 「墓場よ」 見りゃわかる<br>
地名だ地名を答えやがれ 「杉沢・・・」 まて言うな 前進はするなよ ゆっくり後退だ<br>

「何でよぉ 楽しそうじゃない」 帰るぞ<br>
<br>
で・・・ここは何処だ 「森林よ」 見りゃわかる<br>
地名だ地名を答え・・・デジャヴ!? 「青木・・・」 まてみなまで言うな 帰る<br>

<br>
で・・・・ここは・・・ 「崖よ」 見りゃわかる<br>
地名だ地名を言いやがれ 「福井県の東(とう)・・・」 まて 覗きこむな 帰るぞ あっ古泉が落ちた<br>

<br>
「何よキョンは一番怖がりね」<br>
「もっと楽しいのかと思った」<br>
「残念」<br>
<br>
<hr>
<br>
キョン「朝比奈さんお茶を……って今日は朝比奈さん休みだっけか……」<br>

ハルヒ「そうよ。みくるちゃんいないんだからお茶なら自分でいれなさいよ」<br>

キョン「そうだな、飲むか?」<br>
ハルヒ「う~ん……じゃお願いするわ」<br>
キョン「へいへい」<br>
 <br>
 ――次の日<br>
 <br>
みくる「…………」<br>
キョン「ちいっす……お……? 朝比奈さん、今日は来てるんですね?」<br>

みくる「……誰……? 昨日お茶いれたの誰……?」<br>
キョン「え……? ああ、俺ですがなにかしましたか?」<br>

みくる「……お茶の葉入れ……蓋……しめてない……」<br>
キョン「あっ、ほんとですね! 忘れてたみたいです」<br>
みくる「……しけってる……葉……しけってる……」<br>
キョン「大丈夫ですよ! 朝比奈さんがいれてくれるお茶ならたとえしk」<br>

 <br>
みくる「表出ろオラァァァ!!」<br></dd>
<dd>
<hr></dd>
</dl>