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ある日の活動 - (2008/06/05 (木) 05:04:28) のソース

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「よし、今日は何賭ける?」<br />
「おでん。牛すじ。」<br />
「もうこの時期には無いんじゃないか?」<br />
「じゃあカレーまん。」<br />
「それもないと思うが。」<br />
「じゃあフランクフルト。」<br />
「それならあるだろうな。」<br />
「今日こそ勝つ。」<br />
「いや、俺が勝つ。つーかオセロくらいしかお前に勝てん。」<br />
「長門さん、応援してますよ。僕の仇を討ってください。」<br />
「お茶が入りましたよ。」<br /><br />
「どうしてその上のマスじゃないんですか?3つ損しましたよ?」<br />
「それを取ってもすぐ返されるだろ。目先しか見てないからお前は強くなれないんだ。」<br />
「…長門さん?」<br />
「……難しい選択を迫られている。どこに打っても反撃される。」<br />
「僕にはさっぱり。」<br />
「あたしにも…」<br />
「やっほー!遅れてごめーん。」<br />
「どうした長門?降参か?」<br />
「……降参。」<br />
「涼宮さんお茶をどうぞ。」<br />
「あれー?有希、まだ3分の1も残ってんじゃない。可能性がある限り足掻かなきゃ。あ、みくるちゃんありがと。」<br />
「5手前から足掻いていた。でももう駄目。逆転の余地はない。」<br />
「へぇー、キョン、あんた見かけによらず強いのね。」<br />
「悪かったな。これしか能がねぇよ。」<br />
「では朝比奈さん、勝負です。」<br />
「はい。よろしくお願いします。」<br /><br />
「(アホか古泉!そこを取ると角取られるだろ!)」<br />
「(んぁー!みくるちゃん!なんで角取らないの?!)」<br />
「(ねぇキョン、この2人いつもこうなの?)」<br />
「(ああ。)」<br />
「そうきましたか。ではこうです。」<br />
「ひぇぇ、古泉くん厳しいです!」<br />
「全部ひっくり返せてないのに次を「ではこれで。」……置いては駄目。」<br />
「え、と、こういう場合どうするの?」<br />
「遊びだし公式ルール知らないからもうスルーでいいだろ。」<br /><br />
「同点かよ。」<br />
「あたしオセロの同点って初めて見た。」<br />
「いやあ、朝比奈さんお強いです。」<br />
「古泉くんも強いですよ。」<br />
「「((ないないないない!))」」<br /><br />
「じゃあキョン!勝負よ!」<br />
「待って。彼はSOS団のチャンピオン。その前にランキング2位のわたしと戦うべき。」<br />
「ふふふ、有希!その挑戦受けて立つわ!」<br />
「まてハルヒ、挑戦者はお前だろ。」<br /><br />
「ほらほら有希ー、追い込まれてるわよ。」<br />
「…………」<br />
「そいつを守りながら、いつまで持つかしら。じゃあ、こんなのはどう?」<br />
「…………」<br />
「さすが涼宮さんです。ほとんど黒一色ですね。」<br />
「降参する?キョン、次はあんたの番よ。ってなんでニヤニヤしてんのよ。気持ち悪い。」<br />
「終わった。」<br />
「降参ね。じゃあキョン!」<br />
「違う。反撃開始。」<br />
「えぇっっ!!!!!」<br />
「うわぁぁ、すごいです!」<br />
「まだあたしが優勢よ、って、一箇所しか置けないじゃない!」<br />
「あなたはとても優秀。」<br />
「うう、また一箇所だけ…。」<br />
「だから盤上に罠を仕掛けるのに今までかかった。でももう終わり。」<br />
「一挙に真っ白になりましたね。ん?これは…。」<br />
「ちょ、ちょっと待ってよ!これってチートなんじゃない?!」<br />
「勝った。」<br />
「ふぇぇ、全部白になりました~。」<br />
「フランクフルト。」<br />
「え?賭けてんの??」<br /><br />
「みなさんハイレベル過ぎて僕は追いつけませんよ。なんで7ならべしませんか?」<br />
「そうね。これだとみんな参加できるし。最下位は全員にフランクフルトよ!」<br />
「いつのまにフランクフルトがデフォになったんだ?」<br /><br />
「……パス3。」<br />
「誰だ?スペードの6止めてるのは。」<br />
「あんたじゃないの?」<br />
「僕は涼宮さんを疑っているのですが。」<br />
「ええ?キョンくんが止めてるのかと思ってたんですけど。」<br />
「……………。」<br />
「どうした?長門。まさかお前…。」<br />
「ゲームオーバー。」<br />
「放出ですね。」<br />
「スペードの6さえ出ていれば。」<br />
「ふふふ、有希、恨むならキョンを恨みなさい。」<br />
「ってお前が持ってたのかー!!」<br />
「パーフェクトゲームの恨みは恐ろしいのよ。」<br />
「上がりです。1番!」<br />
「あれ?!みくるちゃん?!」<br />
「あー順番の巡りでしたね。俺も上がり。」<br />
「え、ちょっとキョン!遠慮しなさいよ!」<br />
「僕もこれで上がりです。」<br />
「ちょっと古泉くんまで!」<br />
「あなたがスペードの6さえ出していればこうはならなかった」<br />
「いや、長門。それはさすがに違うと思うぞ。」<br /><br />
「あなたには選択肢がある。1つのフランクフルトを手に入れるか、2つのフランクフルトを手に入れるか。」<br />
「なんだその直訳みたいな言い方は?今日は1本でいいぞ。残りは今度にしてくれ。」<br />
「わかった。」<br />
「何こそこそやってんのよ!」<br />
「ふつうにフランクフルトの配分の話だ。なんでムキになってんだ?」<br />
「う、うっさい!」<br />
「長門さん、いいんですかぁ?」<br />
「最下位がおごるルール。気にしないで。」<br />
「ありがたく頂きますよ。」<br />
「んじゃーここで解散!また明日!」<br />
「はい、さようなら。」<br />
「お疲れ様でした。」<br />
「おう、明日な。」</p>