「ハイテンションユッキー【黒版】」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ハイテンションユッキー【黒版】」(2020/03/15 (日) 18:19:51) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<div class="main">
<div>みんな、おっはよー!!<br>
今日もユキちゃんがキョンくん観察日記をお届けしますよー。<br>
え?観察するのはハルにゃんなんじゃないかって?<br>
その辺はだいじょーっぶ。おとーさんにはちゃーんと報告してます!<br>
まあ正直ハルにゃんが機嫌悪かったり変なこと考えちゃったりで情報爆発が起きない限り<br>
そうそう報告することなんてないんだけどねー。<br>
っていうかちゃんと報告しないとおとーさんが<br>
『有希ィーーー!まァたあの男にうつつを抜かしてるのかァーーー!おとーさんは悲しいぞォーーー!!』<br>
とか言ってうるさいからってのもあるんだけどねー、今は。<br>
そろそろ娘離れしないと、おじさんたちも呆れてるよっ!…あ、急進派のおじさんは別か。<br>
</div>
<br>
<div>さてさて、そんなことはどーでもいいんですよ。<br>
今日は待ちに待ったお休みの日!そう、SOS団不思議探索の日ってわけ!!<br>
いや、別に不思議探しなんかどーでもいいのよ?わたしはキョンくんと同じ班になれればそれでいいっていうかー。<br>
</div>
<br>
<div>
…でも、この日はそんなわたしの期待を裏切ってとんでもないことが起きてしまったのでありますよ。<br>
それは例のくじ引きの時―――<br></div>
<br>
<div>「俺は色つきだな」<br>
「僕は…無印ですね」<br>
「あたし、無印です」<br>
「あ、あたし色つき」<br>
「………」<br>
レ・ミゼラブル。<br>
なんてことなの。<br>
キョンくんと同じ班になれなかったのが残念なのはもちろんなんだけど、よりにもよってキョンくんとハルにゃんが同じ班で<br>
わたしとみくるんとイッキーが同じ班!?<br>
これは…一波乱ありそうだわ…。<br>
『よーしよし、あの男と二人っきりにならなくてよかったなぁ有希ぃ』<br>
おとーさんうるさいだまれ<br></div>
<br>
<br>
<div>「それじゃ、12時までにここに集合ね!!」<br>
「わかりましたぁ」<br>
「了解しました」<br>
「………」<br>
ハルにゃんはキョンくんを引きずって意気揚々と立ち去ってしまった。<br>
キョンくんと二人きりになれるからなのか、ハルにゃんちょっと嬉しそうだった。うらやましい。ああうらやましい。<br>
「…さて、まずはどうしましょうか」<br>
一番最初に口を開いたのはイッキー。まあ当然の疑問よね。不思議探しったって何をすればいいのやら。<br>
いまだに方向性の掴めない行事だわ。<br>
「どうしましょうか…」<br>
その横でみくるんが困った風にしてる。何もしないでいたらまたハルにゃんにイタズラされちゃうしね。<br>
</div>
<br>
<div>
…でも知ってるのよ。あなたたちがただ面倒臭がってるだけだってのは!<br>
正直わたしもめんどいです!助けてください!助けてキョンくん!!白馬に乗ってわたしを連れ去って!!<br>
なんちゃって。<br>
ふふん、二人ともネタは割れてるのよ。<br>
みくるんはロリ巨乳っていう男心をくすぐる女の子の皮を被ってキョンくんの貞操を狙うドス黒ヤンキーってこと。<br>
そしてイッキーは優男気取っておきながらキョンくんのお尻を狙うガチホモだってことはね!<br>
まったく、油断も隙もないわ。やっぱりキョンくんはわたしが守ってあげなくちゃ。<br>
正直ハルにゃんは頼りにならないしね。<br></div>
<br>
<div>…さて、問題はそんなことじゃないのよ。<br>
わたしの読みでは…わたしだけじゃなくてこの二人も、他のメンバーの本性には勘付いてるはず。<br>
それが一緒になってみなさいよ。気まずいってもんじゃないわ。<br>
さっきから何をするってわけじゃなく3人の間には重っ苦しい沈黙が流れたまんまだし。<br>
まあわたしは無口キャラでいってるから別に会話参加する必要もないから楽なんだけd<br>
「長門さん、どこか希望はありますか?」<br>
知るか!振ってくるな!!<br>
おっとだめだめ、これじゃみくるんとキャラが被っちゃうわ。ここは冷静に…<br>
「べつに」<br>
「そうですか、朝比奈さんは?」<br>
「いえ、あたしも特に…」<br>
「ふむ、困りましたねぇ…」<br>
イッキーが苦笑しながら顎を撫でてる。はたから見たらかっこいいんだろうけどだめだめ、キョンくんには到底敵わないわ。<br>
だいたいガチホモだし。<br>
っていうか両手に花の状態なのにその笑顔はちっとも嬉しそうじゃない。<br>
まあガチホモだし。<br>
「とりあえず…その辺りを歩いてみればいいんじゃないでしょうか」<br>
と言ったのはみくるん。<br>
「そうですねぇ…まあ、それが一番無難なんでしょうか」<br>
っていうかそれ以外ないわよね。<br>
適当に時間つぶして「何もありませんでしたー」って言えばだいたいハルにゃんも「あっそう」って言って終わりだし。<br>
面倒なことはしないに限るわ。<br>
次のくじ引きで一緒になれることをお願いしながらブラブラ歩いてよーっと…。<br>
</div>
<br>
<br>
<br>
<div>―黒みくるサイド―<br></div>
<br>
<br>
<br>
<div>まったく気に入らん。実に気に入らん。<br>
何であたしがキョンくんと一緒じゃねーんだよ!キレるぞ!!<br>
よりによって涼宮のヤロウがキョンくんと一緒の班で、あたしがこの二人と一緒の班にならなきゃいけねーんだ!!<br>
キモい無口とキモいガチホモ!!やってられるかコンチクショー!!<br>
出来ることなら今すぐにでも【禁則事項】してやりたい気分だぜ。<br>
そうだな、まずこの無口女はその辺から男集めてきて【禁則事項】させた後【禁則事項】で【禁則事項】して【禁則事項】したところを<br>
【禁則事項】やら【禁則事項】やら【禁則事項】なんかを使って【禁則事項】して【禁則事項】になったこいつを一気に【禁則事項】<br>
っていうのも面白いかもしれん。もちろんその後は【禁則事項】して【禁則事項】するわけだな。<br>
この女隙あらばあたしのキョンくんに近付いてやがるから気に入らん。あの涼宮と一緒に【禁則事項】してやりたい。<br>
こっちのガチホモの場合は【禁則事項】するのに女を使うのがいいかもしれんな。狙いはキョンくんだけかと思いきや<br>
本気で女には興味のないくそみそヤロウだからこれは屈辱的だろう。<br>
使うとしたら【禁則事項】や【禁則事項】がいいな。ついでに【禁則事項】なんかもあるといいかもしれん。<br>
まあともかくやれるもんなら今すぐにでも【禁則事項】してやりたいってことだ。<br>
ええいまったくあたし自身に課せられてる禁則事項がウザいったらありゃしない。<br>
誰だよ人事課!!何とかしやがれ!!責任者呼んでこーい!!!<br>
</div>
<br>
<br>
<br>
<br>
<div>―ホモ泉サイド―<br></div>
<br>
<br>
<br>
<br>
<div>ああ、つまらない。いやまったくつまらない。<br>
何が悲しくてこんな腹の中にドス黒いものを埋め込んだ女共に挟まれて行動しなくてはならないんでしょうか。<br>
そういう意味でいったら涼宮ヘタレツンデレさんが一番マシと言えるかもしれませんね。<br>
ああ、いとしのキョンくんと二人きりになれたのならばそれだけで天にも還らんばかりだったというのに…。<br>
つまらないのもいいとこですよ。全然やる気ないようですし。まあ僕もですが。<br>
ここは薄汚いブツを2つもつけたドス黒ヤンキー女の意見に賛同して適当に歩き回るのが無難でしょう。<br>
しかしここで一番忌々しいのは一般人に勘違いされそうだということでしょうかねぇ。<br>
傍目に見れば僕は両手の花状態ですからね。ですが僕はそんなのには一切興味ないんですよ。<br>
むしろキョンくんで片手の薔薇、といきたいところです。<br>
というかこの二人、機関を総動員して潰しにかかれたらどんなに良いことか。<br>
しかしそれが出来ないのが悲しいところ。まったく、肝心な時に役に立たない連中ですよ。<br>
まあいいでしょう。機会は今回だけではないのです。<br>
次こそはキョンくんと…そして…ふふふふふ……。<br></div>
<br>
<br>
<br>
<br>
<div>ああ疲れた。<br>
時間がえらい長ったらしく感じたわ。<br>
正直くたくた。時間よりも少し前に待ち合わせ場所で待ってたらキョンくんたちが戻ってきた。<br>
ああキョンくんキョンくんキョンくんキョンくん。わたしの荒んだ心を癒してくれるのはあなただけなのよ。<br>
早くわたしの気持ちに気付いてよう。<br>
ああハルにゃんのあの晴れやかな顔が忌々しいわ。<br>
でも分かってる。ハルにゃんだけはお腹の中に黒いものなんて入れてないもんね。<br>
ここは我慢しなくちゃ。<br>
ああわたしって何て健気な子!!だからキョンくん早くわたしを抱き締めてー。<br>
…さて、その後だけど何と午後はキョンくんと二人っきりになれちゃった!!<br>
情報操作なんてしてないわよぅ。これは完全に運なのよぅ。ほら、運も実力のうちって言うでしょう?<br>
っていうか運命!そう運命ねこれは!!<br>
あ、そういえばハルにゃんあの二人と一緒になって何もされなかったかしら…ちょっと心配だわ。<br>
まあハルにゃんだけ元気で二人が微妙にげっそりしてたところを見ると大分振り回されたみたいね。<br>
ちょっとはいい薬になったんじゃない? なんちゃって。<br>
あ、そうそう。それでキョンくんと二人きりになって何があったかというとぉ…。<br>
それは、内緒☆<br>
ご想像におまかせしまーす。<br>
ちょっとだけいいことあったって感じ。ユキ幸せ♪<br>
あーあ、次もキョンくんと同じ班になれたr<br>
『こらあああああああああああゆきいいいいいいいいい!!ねえ!!ちょっと何してるの!!あんな男とくぁwせdrftgyふじこlp;』<br>
おとーさんうるさいだまれ<br></div>
<br>
<br>
<div>終わり<br></div>
</div>
<!-- ad -->
<div class="main">
<div>みんな、おっはよー!!<br />
今日もユキちゃんがキョンくん観察日記をお届けしますよー。<br />
え?観察するのはハルにゃんなんじゃないかって?<br />
その辺はだいじょーっぶ。おとーさんにはちゃーんと報告してます!<br />
まあ正直ハルにゃんが機嫌悪かったり変なこと考えちゃったりで情報爆発が起きない限り<br />
そうそう報告することなんてないんだけどねー。<br />
っていうかちゃんと報告しないとおとーさんが<br />
『有希ィーーー!まァたあの男にうつつを抜かしてるのかァーーー!おとーさんは悲しいぞォーーー!!』<br />
とか言ってうるさいからってのもあるんだけどねー、今は。<br />
そろそろ娘離れしないと、おじさんたちも呆れてるよっ!…あ、急進派のおじさんは別か。</div>
<div>さてさて、そんなことはどーでもいいんですよ。<br />
今日は待ちに待ったお休みの日!そう、SOS団不思議探索の日ってわけ!!<br />
いや、別に不思議探しなんかどーでもいいのよ?わたしはキョンくんと同じ班になれればそれでいいっていうかー。</div>
<div>…でも、この日はそんなわたしの期待を裏切ってとんでもないことが起きてしまったのでありますよ。<br />
それは例のくじ引きの時―――</div>
<div>「俺は色つきだな」<br />
「僕は…無印ですね」<br />
「あたし、無印です」<br />
「あ、あたし色つき」<br />
「………」<br />
レ・ミゼラブル。<br />
なんてことなの。<br />
キョンくんと同じ班になれなかったのが残念なのはもちろんなんだけど、よりにもよってキョンくんとハルにゃんが同じ班で<br />
わたしとみくるんとイッキーが同じ班!?<br />
これは…一波乱ありそうだわ…。<br />
『よーしよし、あの男と二人っきりにならなくてよかったなぁ有希ぃ』<br />
おとーさんうるさいだまれ</div>
<div>「それじゃ、12時までにここに集合ね!!」<br />
「わかりましたぁ」<br />
「了解しました」<br />
「………」<br />
ハルにゃんはキョンくんを引きずって意気揚々と立ち去ってしまった。<br />
キョンくんと二人きりになれるからなのか、ハルにゃんちょっと嬉しそうだった。うらやましい。ああうらやましい。<br />
「…さて、まずはどうしましょうか」<br />
一番最初に口を開いたのはイッキー。まあ当然の疑問よね。不思議探しったって何をすればいいのやら。<br />
いまだに方向性の掴めない行事だわ。<br />
「どうしましょうか…」<br />
その横でみくるんが困った風にしてる。何もしないでいたらまたハルにゃんにイタズラされちゃうしね。</div>
<div>…でも知ってるのよ。あなたたちがただ面倒臭がってるだけだってのは!<br />
正直わたしもめんどいです!助けてください!助けてキョンくん!!白馬に乗ってわたしを連れ去って!!<br />
なんちゃって。<br />
ふふん、二人ともネタは割れてるのよ。<br />
みくるんはロリ巨乳っていう男心をくすぐる女の子の皮を被ってキョンくんの貞操を狙うドス黒ヤンキーってこと。<br />
そしてイッキーは優男気取っておきながらキョンくんのお尻を狙うガチホモだってことはね!<br />
まったく、油断も隙もないわ。やっぱりキョンくんはわたしが守ってあげなくちゃ。<br />
正直ハルにゃんは頼りにならないしね。</div>
<div>…さて、問題はそんなことじゃないのよ。<br />
わたしの読みでは…わたしだけじゃなくてこの二人も、他のメンバーの本性には勘付いてるはず。<br />
それが一緒になってみなさいよ。気まずいってもんじゃないわ。<br />
さっきから何をするってわけじゃなく3人の間には重っ苦しい沈黙が流れたまんまだし。<br />
まあわたしは無口キャラでいってるから別に会話参加する必要もないから楽なんだけd<br />
「長門さん、どこか希望はありますか?」<br />
知るか!振ってくるな!!<br />
おっとだめだめ、これじゃみくるんとキャラが被っちゃうわ。ここは冷静に…<br />
「べつに」<br />
「そうですか、朝比奈さんは?」<br />
「いえ、あたしも特に…」<br />
「ふむ、困りましたねぇ…」<br />
イッキーが苦笑しながら顎を撫でてる。はたから見たらかっこいいんだろうけどだめだめ、キョンくんには到底敵わないわ。<br />
だいたいガチホモだし。<br />
っていうか両手に花の状態なのにその笑顔はちっとも嬉しそうじゃない。<br />
まあガチホモだし。<br />
「とりあえず…その辺りを歩いてみればいいんじゃないでしょうか」<br />
と言ったのはみくるん。<br />
「そうですねぇ…まあ、それが一番無難なんでしょうか」<br />
っていうかそれ以外ないわよね。<br />
適当に時間つぶして「何もありませんでしたー」って言えばだいたいハルにゃんも「あっそう」って言って終わりだし。<br />
面倒なことはしないに限るわ。<br />
次のくじ引きで一緒になれることをお願いしながらブラブラ歩いてよーっと…。</div>
<br />
<br />
<div>―黒みくるサイド―</div>
<br />
<br />
<div>まったく気に入らん。実に気に入らん。<br />
何であたしがキョンくんと一緒じゃねーんだよ!キレるぞ!!<br />
よりによって涼宮のヤロウがキョンくんと一緒の班で、あたしがこの二人と一緒の班にならなきゃいけねーんだ!!<br />
キモい無口とキモいガチホモ!!やってられるかコンチクショー!!<br />
出来ることなら今すぐにでも【禁則事項】してやりたい気分だぜ。<br />
そうだな、まずこの無口女はその辺から男集めてきて【禁則事項】させた後【禁則事項】で【禁則事項】して【禁則事項】したところを<br />
【禁則事項】やら【禁則事項】やら【禁則事項】なんかを使って【禁則事項】して【禁則事項】になったこいつを一気に【禁則事項】<br />
っていうのも面白いかもしれん。もちろんその後は【禁則事項】して【禁則事項】するわけだな。<br />
この女隙あらばあたしのキョンくんに近付いてやがるから気に入らん。あの涼宮と一緒に【禁則事項】してやりたい。<br />
こっちのガチホモの場合は【禁則事項】するのに女を使うのがいいかもしれんな。狙いはキョンくんだけかと思いきや<br />
本気で女には興味のないくそみそヤロウだからこれは屈辱的だろう。<br />
使うとしたら【禁則事項】や【禁則事項】がいいな。ついでに【禁則事項】なんかもあるといいかもしれん。<br />
まあともかくやれるもんなら今すぐにでも【禁則事項】してやりたいってことだ。<br />
ええいまったくあたし自身に課せられてる禁則事項がウザいったらありゃしない。<br />
誰だよ人事課!!何とかしやがれ!!責任者呼んでこーい!!!</div>
<br />
<br />
<br />
<div>―ホモ泉サイド―</div>
<br />
<br />
<br />
<div>ああ、つまらない。いやまったくつまらない。<br />
何が悲しくてこんな腹の中にドス黒いものを埋め込んだ女共に挟まれて行動しなくてはならないんでしょうか。<br />
そういう意味でいったら涼宮ヘタレツンデレさんが一番マシと言えるかもしれませんね。<br />
ああ、いとしのキョンくんと二人きりになれたのならばそれだけで天にも還らんばかりだったというのに…。<br />
つまらないのもいいとこですよ。全然やる気ないようですし。まあ僕もですが。<br />
ここは薄汚いブツを2つもつけたドス黒ヤンキー女の意見に賛同して適当に歩き回るのが無難でしょう。<br />
しかしここで一番忌々しいのは一般人に勘違いされそうだということでしょうかねぇ。<br />
傍目に見れば僕は両手の花状態ですからね。ですが僕はそんなのには一切興味ないんですよ。<br />
むしろキョンくんで片手の薔薇、といきたいところです。<br />
というかこの二人、機関を総動員して潰しにかかれたらどんなに良いことか。<br />
しかしそれが出来ないのが悲しいところ。まったく、肝心な時に役に立たない連中ですよ。<br />
まあいいでしょう。機会は今回だけではないのです。<br />
次こそはキョンくんと…そして…ふふふふふ……。</div>
<br />
<br />
<br />
<div>ああ疲れた。<br />
時間がえらい長ったらしく感じたわ。<br />
正直くたくた。時間よりも少し前に待ち合わせ場所で待ってたらキョンくんたちが戻ってきた。<br />
ああキョンくんキョンくんキョンくんキョンくん。わたしの荒んだ心を癒してくれるのはあなただけなのよ。<br />
早くわたしの気持ちに気付いてよう。<br />
ああハルにゃんのあの晴れやかな顔が忌々しいわ。<br />
でも分かってる。ハルにゃんだけはお腹の中に黒いものなんて入れてないもんね。<br />
ここは我慢しなくちゃ。<br />
ああわたしって何て健気な子!!だからキョンくん早くわたしを抱き締めてー。<br />
…さて、その後だけど何と午後はキョンくんと二人っきりになれちゃった!!<br />
情報操作なんてしてないわよぅ。これは完全に運なのよぅ。ほら、運も実力のうちって言うでしょう?<br />
っていうか運命!そう運命ねこれは!!<br />
あ、そういえばハルにゃんあの二人と一緒になって何もされなかったかしら…ちょっと心配だわ。<br />
まあハルにゃんだけ元気で二人が微妙にげっそりしてたところを見ると大分振り回されたみたいね。<br />
ちょっとはいい薬になったんじゃない? なんちゃって。<br />
あ、そうそう。それでキョンくんと二人きりになって何があったかというとぉ…。<br />
それは、内緒☆<br />
ご想像におまかせしまーす。<br />
ちょっとだけいいことあったって感じ。ユキ幸せ♪<br />
あーあ、次もキョンくんと同じ班になれたr<br />
『こらあああああああああああゆきいいいいいいいいい!!ねえ!!ちょっと何してるの!!あんな男とくぁwせdrftgyふじこlp;』<br />
おとーさんうるさいだまれ</div>
<div>終わり</div>
</div>