涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「(消失)長門有希のもしも願いが叶うなら 第2章」で検索した結果

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  • (消失)長門有希のもしも願いが叶うなら 第2章
    第2章  1日目 街は静まりかえっていた。まるで人間すべてが消えてしまったのではないかと錯覚してしまうほどに。わたし1人、夜道を歩いていた。ふと、北高の校門前で立ち止まった。時刻は午前3時を回っている。 わたしは本が好きだった。読むことも書くことも。時間を見つけては小説を書いている。小説を書くことは難しい。小説を書いていると行き詰まることがよくある。原稿を睨んでいても、アイデアは一向に浮かばない。そんなときは、散歩することにしている。今、散歩をしている理由はまさしくそれ。わたしの書いている小説の続きがどうしても書けない。クライマックスがどうしても書けないのだ。ハッピーエンドにすべきなのか、バットエンドにすべきなのか。読み手はどちらを望むのだろうか。わたしはどちらを望むのだろうか。 ◆◆◆◆    私は、ごく一般的な高校に通う高校1年生。この学校に通って半年になる。私の趣味は本...
  • 長門有希の報告 あとがき
    あとがき この作品は、『涼宮ハルヒの憂鬱』の舞台が兵庫県西宮市であることを知った時に着想を得ました。 舞台が西宮ということで、キャラクターの台詞をいわゆる「関西弁」にしたSSはないかと思い、色々とSSを読んでいましたが、単発の雑談ネタで原作の一場面を「関西弁」に訳した例があるくらい。二次創作で「関西弁」を使ったものはありませんでした。 「ないんだったら作ればいいのよ!」とは原作のハルヒの弁ですが、ちょうど担当者は大阪府出身で、兵庫県下にある西宮の近くの街に住んでいた時期もあるし、北口駅のモデルとなった阪急西宮北口駅も行ったことはある。加えて、身近には西宮市出身の友人もいる。条件は揃っていました。 もっとも、後に「関西弁」を使ったSSが皆無な理由を痛感することになりますが。 また、当時職場で大量の文書を校正する必要に迫られていて、校正の練習にもなって趣味と実益を兼ねられるかもと、軽い気...
  • 普通短編43
    N「あなたと一緒に帰る。」 K「ああ、いいけど。めずらしいな長門がそんなことを言うなんて。」 N「昼食より6時間経過。血糖値の低下が確認される。早急に適度な栄養補給が必要。」 K「・・・」 N「・・・」 K「・・・おごらんぞ?」 N「あなたには失望した。」   N「あなたと一緒に帰る。」 K「ああ、いいけど。めずらしいな長門がそんなことを言うなんて。」 N「昼食より6時間経過。血糖値の低下が確認される。早急に適度な栄養補給が必要。」 K「・・・」 N「・・・」 K「・・・ガム食う?」 N「くー」 K「ほれ」 そう言って彼が取り出したのはヴェルダースオリジナル。何故なら彼もまた特別な存在だからです。     もしこのキョンにインテルが入っていれば… N「あなたと一緒に帰る。」 K「ああ、いいけど。めずらしいな長門がそんなことを言うなんて。」 N「昼食より6時間経過。血糖値の低下が...
  • (消失)長門有希のもしも願いが叶うなら
        プロローグ 夏の記憶   1章     消失前夜 2章     1日目 3章     2日目 4章     3日目 5章     幻想 6章     すべてを解く鍵 エピローグ その後の話   以下おまけ(本編と関係ないので読み飛ばしていただいて結構です) 「ちょっとキョン!どういうこと。あたしがほとんど出てこないんだけど。団長をなんだと思ってるの」 「まあ。落ち着け。今回は『涼宮ハルヒの消失』を長門視点で書いた話で長門が主人公なんだから仕方ないだろ。長門は人気ある割にここでは主人公になることが少ないから、たまにはおまえの出番が少なくても大目に見てやれ」 「有希は無口キャラだから主人公にすることを敬遠されるのはわかるけど。それにしても、私の出番が少なすぎよ。だいたい、あたしの出番が喜緑さんより少ないのはどう考えてもおかしいじゃない。喜緑さんなんて『消失』に一回も出てないし」 そ...
  • (消失)長門有希のもしも願いが叶うなら 第1章
    第1章 消失前夜 わたしは世界を改変する。そして、改変後すぐに彼によって世界は再改変される。しかし、再改変後の世界がどうなるかは分からない。『再改変後のわたし』が同期化を拒むからだ。なぜ未来のわたしは同期化を拒むのか。わたしはその訳をうすうす感づいていた。 世界改変後に、わたしはいないのではないか。 同期化をすれば未来を知ることになる。当然、わたしの寿命もわかってしまう。 世界改変によって情報統合思念体を抹殺したわたしにそのまま観察者としての役割を任せるとは到底思えない。間違いなくわたしは、処分される。未来のわたしは知られたくなかったのではないか。わたしの最期を。 ◇◇◇◇ 授業が終わると一目散に部室に向かうため、部室に来るのはいつもわたしが最初。そして、2番目に彼が来ることを望んでいる。 今日もわたしが一番。1人、部室の片隅で本を読んでいる。 「やあ、どうも」 二番目...
  • ダーク・サイド
    ダーク・サイド   プロローグ   その力の存在を知っているものの数は多くはなかったが、ごく少ないと言うわけ でもなかった。最初にその力の存在を感知したのは全宇宙を統べる全知全能の存在で それが観測したのは情報爆発だった。次に、時の旅人達がその力を時間の流れに穿たれた 頑強なる壁として認識した。最後に、ごく少数の超能力者を含む、命限りある 人間の集団がその力を認識した。この3つの組織は、それぞれに監視者を送り込み、 様々な僥倖に助けられて、これらの監視者を成功裡に配置し、ある程度、 その力を制御することさえできている自負するようになった。 だが、その力(力の所有者ではなく)そのものに「意志」があることにはまだ 誰も気づいてはいなかった。それは非常に致命的な....。   第一章 ハルヒ   俺がまたまた懸案事項を抱えこんだのは、あのハルヒがほどほどに落ち着いて来て、 哀れな古泉が出張神人駆...
  • 泉こなキョンの憂鬱
      こなた「お呼びとあらば!」 キョン「即参上!」 こなキョン「らき☆すた戦隊!コナキョンジャー!」 かがみ「真面目に始めなさいよ!」     『泉こなたの憂鬱』     キョン「ところで、この世界にハルヒは居ないのか?」 こなた「わーぉ前の席の人。皆があえてスルーした話題を平然と言ってのける。     其処に痺れる憧れるぅ」 キョン「そうだったのか、すまん………で、どうなんだ?」 こなた「あれあれ?ここは春の小川の如く流す所なんじゃないかなぁ」 キョン「たびたびスマン……」 こなた「まぁ、この学校に居るらしいよ」 キョン「そうなのか?」 こなた「あの自己紹介もしたらしいし」 キョン「へぇ」 こなた「だから、不運にも前になっちゃった人が     前の席の人の位置に居るんじゃないかなぁ?」 キョン「…………」 こなた「………ニヤニヤ」 キョン「………なんだよ」 こなた「ヤキモチ?」 キョン「...
  • 長門の日々 第14話『ど根性右手』
    第14話『ど根性右手』   それにしてもあの世界でのあのセリフを噛まなくて良かった。 良くあんな長い名前をスラスラ言えたな。追い詰められれば光る男だな、俺は。 こんな不安感のかけらも無いような思考が出来るのも、 ちゃんと帰ってこれたという実感が今猛烈に沸いているからだ。   今、長門を抱きしめている。 この行為ほど安心できるものは他には無いだろう。 俺の腕の中で眠そうな子猫のような仕草をしている長門。 ……正直、たまりません。   さて。 こんな真っ暗な公園でいつまでもこうしているわけにもいかないので、 とりあえず家に帰ることを提案する。   「わたしの家にきて」   そんな返答をよこす。 あの世界での出来事を思い出す。まぁ、いいだろう。 俺は肯定の意を長門に伝える。   移動している間中ずっと長門は俺に抱きついている。 あぁ懐かしきこの感触……控えめな……って、駄目だ、考えるな俺。 そん...
  • シュール短編84
    キョン「お、今日は長門だけか。」 長門「そう。」 キョン「これなんだ?ペロ……これは………タバコ!!」 長門「そう。」 キョン「長門……まさかお前ッ!!」 長門「おいしい。」 キョン「そうか……いや、お前もハルヒからのストレスが溜まっているんだよな。仕方ないさ。」 長門「あなたも。」 キョン「俺も!?」 長門「そう、あなたも。」 キョン「………じゃあ一本だけ。」 長門「どうぞ。」 キョン「ライター貰える?」 長門「ない。」 キョン「無い!?」 長門「おいしい。」 キョン「ちょww食べるなwwwwwでもわやうめぇwwwwwwwwww」 kyon「スゥイッチィ! オォォォン!」 koizumi「NOOOOOOOOOOOO! ストッッピン!」  POCHI!!  DOGOOOOOOOOONNN!!! 山根「バカヤロ」 古泉「八時までオナ禁しましょう!」 キョン「バカヤロ! ...
  • 長門の日々 第1話『右手が恋人』
    長門の日々 第一話『右手が恋人』   退屈な学園生活を楽しく送るには、みんなは何が必要だと思う? 打ち込めるスポーツ? 夢中になれる趣味? まぁそれも確かにアリだが……。   俺にはもっと大切なものがある。   それは……     恋人。   俺はキョン。 高校1年生。 彼女イナイ歴15年と……どれくらいだろう?   まぁ、彼女がいないといったら嘘になるな。 じゃあ、俺の彼女を紹介しよう。   ……俺の右手…だ。   毎晩のように、俺を慰めてくれるこの右手を彼女と呼ばずしてなんと呼ぶ。 なんて、悲しいことを考えながら床につく。   虚しい… 虚しすぎる… もしかしたら俺は、このまま高校3年間、 彼女もできず、「右手が恋人」で終わるなんて事は無いだろうな。 そんな暗い青春なんて、嫌だ!   「あぁ、どうすればいいんだ! もう誰でもいいから俺の彼女になってくれ!」   ――――そう。   ……...
  • 非凡なる凡人
    涼宮ハルヒの変人奇人っぷりは今更何も言わなくても解かると思うが、そうでなくても変わっている奴というのは意外とたくさん居る。 自己紹介で宇宙人に集合をかける奴は居なくても、「趣味は石集めです」とか言うやつは居るし。 SOS団なる団を立ち上げる奴は居なくても、サッカー部とコンピ研とミステリ研を兼部する奴は居る。 ハルヒの常軌を逸した変人ぶりに隠れて目立たなくなっていても、そんな奴らはまぁ普通に生息していると言うことだ。 前置きが終わったところで、本題に入ろう。 国木田という奴は、これはこれで変わった男だ。   「SOS団文芸支部機関誌、第2巻を発行するわ!」 ハルヒが団長席の前で声高らかにこう宣言したとき、俺は目眩を覚えたね。 一応もう一度聞こう。 「ハルヒ、何だって?」 「だから、SOS団文芸支部の機関誌よ!あれをまた作るの!」 SOS団文芸支部なんて団体は存在しないぞ。 「何故だ?」 「頻...
  • 長門の日々 第2話『秘密な関係』
    長門の日々 第2話『秘密な関係』   俺は毎朝のようにお手軽な強制ハイキングをいやいやながら満喫している。 いつもと同じ風景。 いつもと同じ坂道。 いつもと同じカバンの重み。 ただ―――いつもと違うのは―――俺の右手。 俺の右手にはミニマム化した長門がいる。 いるっていう表現はおかしいか。 ………俺の右手が長門、でいいのか。 そう、俺の右手は長門だ。 一見するとすごく間抜けで意味不明な思考だが、こうとしか言い切れん。   さて、俺は左手でカバンを持ち、 右手はまるでパペット人形の練習でもしているかのように俺の目線に置いて歩いている。 まったく、谷口にでも見つかったらどうするよ。 でもまぁ多分、長門の力で人が近づいてきたら分かるのだろう。   ところで、長門。一つ聞いてもいいか? 「なに」 お前の宇宙人的なパワーは使えるのか? 「……さっきから情報統合思念体にアクセスを試みている。しかし、繋...
  • 涼宮ハルヒの追想
    1 後ろの席の奴が、俺の背中をシャーペンでつついている。 こう書けば、下手人が誰かなど説明する必要はまったくないと言っていい。 なぜなら、俺の真後ろの席に座る人物は、この1年と3ヶ月余りの間に幾度席替えがあろうと、いつも同じだからである。 「あのなぁハルヒ。」 「何よ」 「そろそろシャツが赤色に染まってきそうなんだが」 「それがどうかしたの」 クエスチョンマークすら付かない。涼宮ハルヒは今、果てしなく不機嫌である。 去年も同じ日はこいつはメランコリー状態だったなぁと追想にふけることにして、俺は教室の前方より発せられる古典の授業と、後方より発せられるハルヒのシャーペン攻撃をしのぐ。思えばこの日は俺の今までの人生の中で最も長い時間を過ごしている日で、それは俺がタイムスリップなど無茶なことを2回もしているからに他ならない。 俺の、そして恐らくはハルヒの人生でも印象深い日。今日は七夕である。...
  • 桃色空間奮闘記 ~変珍たませがれ~
    季節は巡り12月、今日の日付は24日だ。 ベリーメリーなイベント効果もあって、街はいつもの倍以上にあわがしく、煌びやかになっていく。 恋人と寄り添っている男女。大きな荷物―プレゼントだろうか―を持って少し急いでいる様子のサラリーマン。 サンタクロースの格好でケーキを販売する青年。手を繋ぎ、穏やかな表情で歩く老夫婦。 道行く人々は様々だが、それぞれ全員に共通している感情、「幸福」が、華やかな街を一層輝かせているように見えた。 そんな華やかな町並みを僕、古泉一樹は1人決意を胸に秘め、目的の場所まで向かっている。 よく知る街の風景を、目蓋に焼き付けるようにして歩く。 もしかしたら、もう二度と見ることもないかもしれないから。 いつも歩くこの町並みも、今日で見納めかもしれないから。   今日、僕は戦場へ行く。 戦いと呼ぶには相応しくない あまりにも不公平、あまりにも絶望的な戦場へ。 恐怖は、無い。 ...
  • 長門有希に花束を
    4月第1週 今日から高校生。 本が好きだから文芸部に入る。 でも部員はわたし一人。 暇だから部室にあったパソコンで小説でも書く。 恋愛小説。登場人物はわたしと一目ぼれした5組の男子。   「長門好きだ。」 「私も好き。」   あとが続かない。才能のなさに絶望する。   4月第3週 わたしの好きな人のあだ名はキョンというらしい。 本名はわからないけど、それでいいかなと思う。 小説もわかりやすく名前を入れてみる。   キョン「長門、好きだ。」 わたし「わたしも好き。」   ちょっと心が温かくなった気がする。   5月第2週 恋愛小説なのに感情が無い。 ためしに顔文字を入れてみる。   キョン「長門、好きだ!( ゜д ゜) わたし「私も好き(///)」   ちょっとは感情が入ったかな?   6月第2週 いろんな本を読んで私なりに小説の勉強をしてみた。 その場の説明や雰囲気なんかをセリフの合間に入...
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