涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「●えもん 第4話」で検索した結果

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  • ●えもん
    ... 第10話 大長編「●えもん キョンの恐竜」前編 第10話 大長編「●えもん キョンの恐竜」後編 第11話「空気うほっ」 第12話「アッーンキパン」 第13話「お医者さんカバン」 第14話「時限バカ弾」 第15話「スペアブリーフ」 第16話「ホモ達の輪」 第17話「夢テレビ」 第18話「裏シマキャンディー」 第19話「変態ドリンク」
  • ●えもん 第4話
    第4話「うほールライト」   キョンの妹「キョン君!!朝だよ!起きてっ!!」ドスンッ キョン「うッ!?おま、ボディプレスはキツいぞ・・・」 妹「えへへ、早くしないと遅刻だよ♪」 キョン「あぁ、わかったよ・・・え?今日は日曜だろうが!!」 妹「えへへ♪朝ご飯もうできてるよ~♪下に行ってるね~」 キョン「全く・・・」 ●「おはようございます、相変わらず朝からにぎやかですね」 キョン「にぎやかすぎてかなわん・・・あぁ、朝飯だってよ」 ●「今イきますよwww」 キョン「字が違うだろ!!!朝からそういうのは止めろ!!」 ●「わかってますよww本番は夜ってことですねwww」 キョン「ちっがぁう!!!」 ●「さて下におりましょうか」 キョン「ったく・・」 妹「おはよう2人とも♪」 ●「おはようございます」 母「あらあら日曜なのにずいぶん早いわね」 キョン「こいつに聞いてくれ」 妹「えへへ♪」 父「今日は...
  • 長門の日々 第3話『熱愛たる理由』
    長門の日々 第3話『熱愛たる理由』   教室に着いた。 また授業が始まった。しかし、俺は放課後の部活で長門の休みの言い訳を考えていた。   ―――で、一番ベターで安全なのが、 『学校も休んでるみたいだし風邪かなんかだろ』となった。 「風邪だろ」と言い切ったらまたハルヒに怪しまれるだろうしな。 やっぱりこれしかねぇ。   周りを見渡せば誰もいない。どうやら授業が終わって皆帰ってしまった後の様だ。   ……なぁ長門、何時の間に授業終わってた? 「8分42秒前。」 そうか。ハルヒも先に部室へ行ったみたいだな。 じゃあすまんが長門、また包帯だ。 「……そう。」   ……部室のドアの前だ。 さて、入ろうか。 と、その前にもしかしたら朝比奈さんが着替えをしている最中かもしれない。 ノックをするのを忘れない俺はなんて紳士なんだろう。 コンコン。 「はぁーい」 朝比奈さんの甘ったるい声が聞こえる。 ドアを...
  • 朝倉涼子のグサデレ・新年編
      ~新年編~     第1話   キョン「明けましておめでとう、朝倉」 朝倉「今年もよろしくね、キョン君」 キョン「はは」 朝倉「ふふふ♪」 キョン「なんだかこうやって改まると恥ずかしいな」 朝倉「でもお正月らしくていいじゃない♪」 キョン「しかしなぁ…」 朝倉「どうしたの?」 キョン「まさか、こうして朝倉の家で年を越すことになるとはな。去年までの俺たちじゃ考えられないことだな」 朝倉「そうね…でもまぁ、それは……その、あたしたちがこうして……ゴニョゴニョ」 キョン「こうして付き合ってるから、だろ?」 朝倉「う、うん(///)」 キョン「朝倉」 朝倉「?」 キョン「好きだよ」 朝倉「い、いきなり何言い出すのよ!!(///)」 キョン「俺はただ自分の思うがままのことを言っただけだ。朝倉は?」 朝倉「あ、あたしも……」 キョン「なんだって?」 朝倉「そ、その……」 キョン「どうした?全然聞...
  • グサデレ 新学期・他キャラ登場編
      朝倉涼子のグサデレ ~新学期・他キャラ登場編~   第1話『ハルヒ参上』   キョン「よっ、朝倉」 朝倉「おはようキョン君♪」 キョン「夏休み中も朝倉とは結構会ってたから久しぶりって感じはしないな」 朝倉「そうね、ふふ」   ?「…」じぃ~   キョン「ん?寒気が…」 朝倉「あら風邪かしら、じゃあ一発で治してあげるわね。じゃ死んで♪」 キョン「ちょww薬くれwww」 朝倉「だ~め♪」 キョン「グフッ」   ?「何よ。朝からイチャイチャしちゃって……でもあいつら、いつの間にあんなに仲良くなったのかしら…」 キーンコーンカーンコーン♪ キョン「ふぅ、朝からひどい目に遭ったぜ」 ?「ちょっとキョン!」 キョン「ん?なんだハルヒ」 ハルヒ「そ、その……あんた」 朝倉「キョン君、早く移動しないと次の授業始まっちゃうわよ?」 キョン「あぁそうだな。一緒にいこうぜ朝倉」 朝倉「しょうがないわね」...
  • 朝倉涼子のグサデレ ~○○の秋編~
    ~○○の秋編~     第1話   朝倉「秋も深まってきたわね」 キョン「すっかり涼しくなっちまったな」 朝倉「秋といえば…」 キョン「運動の秋、読書の秋、食欲の秋、芸術の秋…いろいろあるな」 朝倉「じゃあ全部やってみましょうか」 キョン「は?」 朝倉「一つずつやってみて秋を実感しましょうってことよ」 キョン「それじゃあまずどれにするんだ?」 朝倉「そうねぇ…まず運動の秋ってことで、じゃ死んで♪」 キョン「ちょwwそれ殺人www」 朝倉「あたしが運動してるからいいのよ」 キョン「(運動って事は朝倉のブルマが…はぁはぁ)グフッ」   第2話   朝倉「じゃあ運動の前にストレッチからやりましょうか」 キョン「そうだな、朝倉二人でやらないか?」 朝倉「そうね、じゃあキョン君体押してくれる?」 キョン「まかせろ!」 朝倉「もしかして変なこと考えてるんじゃないの?」 キョン「そ、そんなわけないだ...
  • グサデレ 夏休み・自宅訪問編
        朝倉涼子のグサデレ ~夏休み・自宅訪問編~   第1話   キョン「夏休みも残り僅かだな!さぁ最後の一日まで遊びつくそうぜ!!」 朝倉「そういうことを言えるってことは宿題はとっくに終わってるってことね?」 キョン「う……お、おう!あ、当たり前だろ!?」 朝倉「あら意外ね。もしやってなかったら今頃キョン君をズタズタに引き裂いてるところよ♪」 キョン「……」 朝倉「もう一度聞くわね?『宿題』は本当に全部終わったのかしら?」 キョン「…いいえ」 朝倉「あたしの耳がおかしくなっちゃったのかしら。あなたさっきやったって言ったわよね?それは今度は終わってないっていうのはどういうことなの?つまり嘘をついたって事よね?嘘つきって最低よね、あたし嘘つきって大嫌いなの。あ、でもキョン君はもっと嫌いだけどね、じゃ死んで♪」 キョン「ちょww俺嫌われすぎwww」 朝倉「あなたなんか誰からも好かれるわけ...
  • 朝倉涼子のグサデレ 夏休み・プール編
      朝倉涼子のグサデレ ~夏休み・プール編~     第1話   キョン「暑い……なんだってんだ今年の夏は」 朝倉「もう、せっかくあたしが時間を空けてまでこうしてキョン君なんかと会ってあげてるっていうのにそうやってグチばっかり……」 キョン「あぁ、すまん。しかし、毎年のことだがどうして夏というのはこうやる気を削ぐのだろうかな」 朝倉「また言ってる、あーあ、あたし帰っちゃおうかなぁ…」 キョン「ッ!?」 朝倉「話してるばっかりで移動しようともしないし、つまんないんだもの。それともどこかへ行く?」 キョン「わ、わかった。行くから帰るのだけは、、、」 朝倉「それじゃあどこへ連れてってくれるのかしら?期待して良いのよね?」 キョン「(とは言ったものの行くあてがないしな……しかしこの前の浴衣は格別だったな、ウヘヘ。おっと涎が…浴衣の次はやはり水着か?うん、そうだな夏だしな。夏と言ったら水着と言っても...
  • 第4話~a Farewell in the Worst Nightmare~
    第4話 a Farewell in the Worst Nightmare  翌朝、強制ハイキングを乗り切って何とか校門まで辿り着き、下駄箱を開けた俺の目に飛び込んできたのは、 【放課後。一年五組の教室で待つ】  見覚えのある、プリンタが吐き出したかのような明朝文字だった。  …なぁ、長門。贅沢を言うつもりはないが、もう少し待ち合わせ場所は選べなかったのか?  この間朝倉が帰ってきたばっかりだってのに、嫌でもあれを思い出しちまうじゃねーか。  なんとなく展開が予想できてしまう自分を発見して切ない気分になりつつ、俺は教室へと鉛のごとく重くなってしまった足を向けた。  …この時点で少しでも後の展開を予想できていれば、俺はあの悲劇を防げただろうか。  この身を切り刻むような後悔など、せずに済んだのだろうか。  今となってはもう、それを確かめる術はない―――。 §  そして、放課...
  • 長門の日々 第4話『甘すぎる暴走』
    長門の日々 第4話『甘すぎる暴走』   いつもは一人寂しくあの坂道をヒーコラ言いながら下っているが、 なんと今日は一人ではない。長門がいる。 女子と肩を並べて下校する、なんてのは実に学生青春ドラマ的で、 俺だってそういう生活を夢に見なかったかというと嘘になる。 そして今、俺はその夢を実現させている。もちろん、楽しいに決まっている。   ――――が、しかし。 長門と二人だけなのに、まったく俺が話に加わることが出来ないのはなんでだろうね。 話に加わる、ということは俺の隣の長門は誰かと喋っていることになるよな。 だが、ここには俺と長門しかいない。少なくとも10m以内には。 長門が携帯で誰かと喋っている、という線も無い。 では、誰と喋っているのだろうか。   ……長門だ。 いや、もちろん長門はまるで電波な人のように一人で喋っているわけではない。 実際、長門は長門と喋っているのだ。 このなぞなぞ、解...
  • 朝倉涼子のグサデレ 夏休み・ハイキング編
      朝倉涼子のグサデレ ~夏休み・ハイキング編~     第1話   キョン「朝倉、話がある」 朝倉「なに?」 キョン「今年の夏、俺たちは花火、プールと夏の風物詩を楽しんだ」 朝倉「?…そうね」 キョン「だが俺は気づいた、まだ山に行ってないことに!」 朝倉「それで?」 キョン「そこで提案する。明日はハイキングに行くってのはどうだ?良い考えだろ?夏らしいだろ?行きたいと思うだろ?……よし決定だ。明日の朝いつもの場所に集合な。じゃあ今日は解散ということで……」 朝倉「あたしの意見も聞かずに何言ってるの?わかってるのかしら、もしあたしが今行きたくないって言ったらあなたは一人で行かなきゃならないのよ?それなのに勝手に決めちゃって……何様?ということで、じゃ死んで♪」 キョン「ちょwwじゃ中止の方向でwww」 朝倉「また一人で決めて……行くに決まってるじゃない♪」 キョン「(素直じゃないとこがま...
  • シスターパニック! 第3話
    3話  朝から妹のボディプレス、ハルヒの耳元絶叫により、寝覚め最悪で俺は朝食を食べていた。  あぁ、くそ。鼓膜が痛ぇ。 「いつまでも起きないのが悪いんじゃない。あたしまで遅刻させるつもり?」  ……ちょっと待て、お前は俺と一緒に登校する気か? 「当たり前じゃない! あの自転車は共有だから一緒に行くしかないでしょ!」  あぁ、そうなのか。頭の良い俺は、今のセリフでわかったよ。  ハルヒを後ろに乗せて学校に向かわねばならないわけか。  そして必然的にハイキングコースもハルヒと二人か……。  古泉が見たらいつもの3倍のニヤけ面を俺に向けて来るんだろう。……数日の我慢、数日の我慢。  迫り来る登校時間に焦りつつ、ハルヒを乗せて家を漕ぎ出た。  ……うむ、いつもより足が重い。やはり一人分多いのはキツいな。 「ふふ……なんか懐かしいわね。キョン兄と一緒に登校出来るのは一年ぶりだもん」  こいつは入...
  • 朝倉涼子のグサデレ・日常編
    ~日常編~     第1話   キョン「世間では試験シーズン真っ只中だな」 朝倉「そうね、いつかはあたしたちにも来ることなのよね…ふぅ」 キョン「朝倉は進学先をもう考えてるのか?」 朝倉「うーん……そうね、だいたい確定してるって言ってもいいかもね」 キョン「将来のことなんかもう考えてるのか?」 朝倉「大体ね」 キョン「ちなみに何がやりたいんだ?」 朝倉「それは…」 キョン「それは?」 朝倉「ひ・み・つ♪」 キョン「なんだよ、教えてくれてもいいだろ?」 朝倉「そうね、ヒントはあたしにしかできないことね」 キョン「朝倉にしかできないこと?」 朝倉「ふふ♪」 キョン「う~ん……殺し屋?」 朝倉「……どうして?」 キョン「いや、朝倉っていっつもナイフ持ってるからさ」 朝倉「キョン君はあたしにそんなイメージしか持ってなかったの?あたしをなんだと思ってるの?そんなキョン君にはこれね、じゃ死んで♪」 キ...
  • HOME…SWEET HOME 第3話
    …━━━買い物を頼まれただけでも億劫だというのに、辿りついたコンビニは車と人で溢れ返っていた。 まあ、日曜日の午後の国道沿いのコンビニなんてこんなもんなんだろうが。 俺は、ひしめきあう車達を横目に自分が自転車で来た事に少しばかりの優越感を感じながら、それを店先に停める。 そしてハルヒに渡されたメモを見ながら首を傾げた。 『牛乳、味の素、ふりかけ』 まったく…前もってスーパーで買っておけば安く済んだのに━━━… 【HOME…SWEET HOME】 第3話・「偶然なんかじゃなかった」 ━1━ 買い物を済ませて店の外に出ると、突然「ガシャン」という音が聞こえた。 俺が自転車を停めた辺り…いや、間違いなくその場所からの音だ。 慌てて視線をそこに向けると、その直前に感じた微かな悪い予感は的中していた。 駐車スペースからはみだした車のバンパー部分が直撃したらしく、俺の自転車がひっくり返...
  • グサデレ その4
    第71話 キョン「よっ、…と」 朝倉「ちょっとキョン君?」 キョン「ん?」 朝倉「今あなたペットボトルどこに捨てたの?」 キョン「燃えるゴミだけど?」 朝倉「あなたねぇ、ペットはちゃんと専用の場所があるでしょ?」 キョン「あぁ、うっかり忘れちゃうんだよなw」 朝倉「ペットを燃やしちゃったら危ないのよ?」 キョン「そんなに気にすんなよw」 朝倉「あなたみたいに地球に優しくない人は最早生ゴミ行きよ?じゃ死んで♪」 キョン「ちょww環境保全www」 朝倉「地球を大切にね♪」 キョン「(さすが朝倉、人だけでなく地球にも優しいぜ…はぁはぁ)グフッ」 第72話 キョン「あ”-…風邪っぽいな」 朝倉「あら、もしかして麻疹かしら?」 キョン「いや、ただの風邪だろ」 朝倉「その油断が命取りになるわよ?あたしが治してあげるわ、細胞ごと死滅させればいいわね? じゃ死んで♪」 キョン「ちょwwヤブ医者www」 ...
  • グサデレ GW編
    ~GW編~   第1話 キョン「朝倉、ゴールデンウィークはどうするんだ?」 朝倉「別に特に予定もないわね」 キョン「じゃあどっかに行かないか?」 朝倉「あら、それってあたしを誘ってるの?デートってわけ?」 キョン「え?いや別に聞いただけだから…」 朝倉「女の子に休日の予定聞いておいてなんなのその煮えきらない態度は?ウジウジした人って見てるのも嫌、じゃ死んで♪」 キョン「ちょwwデートなら良いんすかwww」 朝倉「良いわけないでしょ?虫酸が走るわ」 キョン「(朝倉とデートできたら…はぁはぁ)グフッ」 第2話 キョン「朝倉…その…休み中にどこかに遊びに行かないか?」 朝倉「しょうがないわね」 キョン「本当か!?」 朝倉「えぇ良いわよ、だけど退屈させないでね?」 キョン「あぁ任せとけ」 朝倉「…でも人間の男の子って頭の中がいやらしいことでいっぱいだって言うわよね?つまりキョン君もそういう人間の...
  • 長門有希の報告 あとがき
    あとがき この作品は、『涼宮ハルヒの憂鬱』の舞台が兵庫県西宮市であることを知った時に着想を得ました。 舞台が西宮ということで、キャラクターの台詞をいわゆる「関西弁」にしたSSはないかと思い、色々とSSを読んでいましたが、単発の雑談ネタで原作の一場面を「関西弁」に訳した例があるくらい。二次創作で「関西弁」を使ったものはありませんでした。 「ないんだったら作ればいいのよ!」とは原作のハルヒの弁ですが、ちょうど担当者は大阪府出身で、兵庫県下にある西宮の近くの街に住んでいた時期もあるし、北口駅のモデルとなった阪急西宮北口駅も行ったことはある。加えて、身近には西宮市出身の友人もいる。条件は揃っていました。 もっとも、後に「関西弁」を使ったSSが皆無な理由を痛感することになりますが。 また、当時職場で大量の文書を校正する必要に迫られていて、校正の練習にもなって趣味と実益を兼ねられるかもと、軽い気...
  • 長門有希の退屈 3話
    キョン「(結局ここまで来ちゃったが・・・)」 キョン「長門、出るかな」   ピーンポーン   キョン「やっぱり出ないか・・・」   ガチャ   キョン「!な、長門!?」 長門「何」 キョン「い、いや・・・ちょっと近くまで来たもんだから」 長門「・・・あなたと私は会ってはいけないはず」 キョン「・・・そうだな」 長門「・・・」 キョン「入っていいか?」   長門「・・・」   ガーッ   ガチャ   キョン「よ、よぅ」 長門「早く入って」 キョン「え?」 長門「涼宮ハルヒに見つかったら・・・危険」 キョン「(今さらだな)」 長門「早く」 キョン「あ、あぁ。邪魔するぞ」 長門「・・・」   長門「お茶」 キョン「・・・ありがとな」   コトッ   長門「・・・」 キョン「・・・」   キョン「なぁ長門、どのぐらいしたら学校に来るつもりだ?」 長門「・・・はっきりとは決まっていない」 キョン「大...
  • HOME…SWEET HOME 第4話
    …━━━「いやあ、お久しぶりですね」 俺は背後から聞こえるその声に、いつかのニヤケ面を思い出す。 そして…どうやらそのニヤケ面の側には朝比奈さんも一緒らしい。 足音と雰囲気で判る。 カウンターに座りテーブルを見つめたまま「ああ」と短く応えると、その声が余程不機嫌に聞こえたのだろうか… 声の主は俺の背後で立ち止まり「この様な形で呼び出してしまい申し訳ありません」と静かに詫びた。 「別に構わないさ…古泉、久し振りだな?」 「ええ…本当に…」 椅子に座ったまま振り返ると、そこには細身の背広に身を包んだ古泉が、朝比奈さんとともに以前会った時とあまり変わらない様相で立っていた━━━… 【HOME…SWEET HOME】 第4話「行くから待ってて」 ━1━ 俺の横の席に古泉が腰を下ろす。 そして、それに続いて朝比奈さんも古泉の隣の席に腰を下ろした。 以前会った時に古泉が話していた『古...
  • グサデレ その3
    第51話 キョン「朝倉、消しゴム落ちたぞ」 朝倉「あら拾ってくれるなんて優しいのね」 キョン「普通だよ」 朝倉「あたしが褒めてるのに素直に受け取らないなんてどういうこと?じゃ死んで♪」 キョン「ちょww謙遜しただけwww」 朝倉「もっと素直にならなきゃね♪」 キョン「(朝倉に褒めてもらった…はぁはぁ)グフッ」 第52話 キョン「朝倉、野球って知ってるか?」 朝倉「馬鹿にしないでほしいわねバットで相手をボコボコにするスポーツでしょ?」 キョン「ちょww乱闘www」 朝倉「でもあたしはバットよりナイフね、じゃ死んで♪」 キョン「俺ズサズサwwww」 朝倉「ちょっとは見た目が良くなるわよ?」 キョン「(朝倉の見た目はやっぱり最高…はぁはぁ)グフッ」 第53話 キョン「朝倉、サッカーなら知ってるだろ?」 朝倉「あたしだってワールドカップくらい見るわ。あれでしょ?選手たちが怒って頭突きするんでし...
  • シスターパニック! 第4話
    4話      真っ白な世界にただ一人立っていた。  なんだよ、これ。まさかハルヒの閉鎖空間で押しつぶされた世界か? 『キョン、楽しい? この世界はさ。あたしは楽しいよ、ずっとあんたと一緒だから……』  脳に直接響いて来るようなハルヒの声がした。  まぁまぁ楽しいな。でも、元の世界の方が楽しいけどな。 『そうかな? あたしはね、このままでもいいよ。あんたに告白してフラれるかもしんないなら、妹としてずっと仲良くしたいから』  そんなこと言うなよな。一緒に授業を受ける日々に帰ろうぜ? 『……じゃあさ、あんたのあたしに対する気持ちを教えてよ』  そ、それは……。 『答えられないの? じゃあ、そっちの世界でいいじゃない』  ち、ちょっと待て! おい、ハルヒ!      …………夢?  おいおい、なんて夢を見てるんだよ。  ハルヒの言葉は俺の夢妄想か? しかも『一緒に授業を受ける日々に帰ろう』だ? ...
  • My little Yandere Sister   第4話「黒い花園」
     <キョンサイド>  もう何をする気も起きやしない。動きたくない。  本当ならだらだらと動かずに一日ずっとぼうっとしていられたら幸せだな、とか思っていた。  でもこうして起きている。起きて動いている。動いて学校に通っている。  動力源は俺の中に疼く、怒り。大切な人を奪っていった犯人に対するどうしようもない怒りだった。  朝比奈さんが死んだ晩から数日は酷かった。寝れば二人の叫び声が聞こえる。夢の中で助けてと叫んでいるんだ。  走って駆け寄ろうとするのに追いつかなくて泣くしか出来なくて。  すぐそこに居るのに手が届かなくて。谷口は滅多刺しされ、そして朝比奈さんの形がどろりと崩れる。  吐き気を催す程の残酷な光景。目が覚めればいつだって自分の部屋の天井が見える。  強烈に込み上げる気配を夢の中から伴いながら起き、すぐに部屋のゴミ箱を手に取り吐くものもないくせに嘔吐する。  そんな頃と比べれば今は...
  • 長門vs周防、再び
     (※長門vs周防のつづきです)     うだるような暑さが、じりじりと肌を焼く。すっかり梅雨もあがり、本格的な夏が到来したのだ。 俺は汗をだらだら流しながら、だるい身体を引きずるように公園の並木通りを歩いていた。妹にジャンケンで敗北し、コンビニへアイスを買いに行くはめになったのだ。あそこでグーさえ出さなけりゃ。グーさえ出さなけりゃ。 あつい…。 ボーっとする頭の中で後悔の念がぐるぐるサーキットのように回り続ける。ため息をもらした俺は、流れる汗を手でぬぐい、空になったコーラの缶を公園のゴミ箱へ放り込んだ。 ふと、ゴミ箱に目をやる。なんだ、あのゴミ箱からはみ出ている棒は? ゴミ箱からにゅっと突き出ている白い2本の棒が妙に気になり、俺はゴミ箱に近づいた。なんだこりゃ。マネキンの足じゃないか。 まったく。どこの誰だかしらないが、公園のゴミ箱にマネキンを捨てるなんて。まあ路上に放置したり川に流...
  • ハルヒ&真紅『キョン、紅茶を入れて頂戴』
    放課後の部室、無人の室内。 他の団員は爆睡していたらしい俺を置いて帰ってしまったようだ。 キョン「…なんて薄情な奴らだ。」 口ではそう呟きながら、おそらく起こすのを躊躇う程の幸せな寝顔をしていたのだろう、そう納得していた。 体を起こした俺の目に止まったのは1冊の本。   キョン「…漫画?」   『RozenMaiden』、そう銘打たれた本の表紙には赤いドレスを着たかわいらしい女の子が写っている。   誰がこんなもんを? と言いつつも俺は即理解していた。 ハルヒは不思議と混乱を、朝比奈さんは癒しとお茶を、長門は本と安心を、古泉は要不要問わずの知識を、そして三井はとっておきの飛び道具を、 ならばこれは、   キョン「…長門が漫画?」   イメージが違うな、一瞬そう思ったが長門の事だ、何か重要な意味があるのかもしれない。 キョン「帰ったら読んでみるか。」 本を鞄にしまい込み俺は部室を後にした。 ...
  • ダーク・サイド
    ダーク・サイド   プロローグ   その力の存在を知っているものの数は多くはなかったが、ごく少ないと言うわけ でもなかった。最初にその力の存在を感知したのは全宇宙を統べる全知全能の存在で それが観測したのは情報爆発だった。次に、時の旅人達がその力を時間の流れに穿たれた 頑強なる壁として認識した。最後に、ごく少数の超能力者を含む、命限りある 人間の集団がその力を認識した。この3つの組織は、それぞれに監視者を送り込み、 様々な僥倖に助けられて、これらの監視者を成功裡に配置し、ある程度、 その力を制御することさえできている自負するようになった。 だが、その力(力の所有者ではなく)そのものに「意志」があることにはまだ 誰も気づいてはいなかった。それは非常に致命的な....。   第一章 ハルヒ   俺がまたまた懸案事項を抱えこんだのは、あのハルヒがほどほどに落ち着いて来て、 哀れな古泉が出張神人駆...
  • 私の選んだ人 第9話
    私の選んだ人 第9話 「秤で量れん物」 夜の文芸部室。 何故僕がここに居るのか解らない、思い出せない。 机が置かれておらず、がらんとしている。 窓際には枯れた笹の代わりに、緑の観葉植物。妙だ。 気付くと、部屋の中心に森さんが立っている。 何故最初に気付かなかったんだ? 彼女は、あの微笑を僕に向けている。何の感情も読み取れない笑み。 僕はソファに座っているようだ。いや、寝ているのか? なんだこのシチュエーションは? 窓を見ると、夜空に巨大な満月が浮いている。嫌に黄色い。 窓全体が、かなり汚れていて黄色い。 いや、これは、汚れじゃない! 窓一面に薄黄色のテープがベタベタ貼られている! チュィン バツッ 森さんの身体がビクッと震えた。 その心臓の辺りに黒い小さな穴が開いた。 僕は声も出せなかった。 代わりに撃たれた森さんが声を出した。……笑顔をそのままに。 「鬼ってね、血が流れて...
  • 私の選んだ人 第8話
    私の選んだ人 第8話 「オセロ」 「今から約19分前、古泉一樹が、情報統合思念体と『機関』の間で半ば暗黙の了解的に認知されている停戦協定に於ける、現時点で設定されている有効期限以後に、わたしの自律行動を停止させようとする情報統合思念体内部での動きを取り消させた。それを受け、『機関』は今回の古泉一樹の行動を明確な叛逆行為であると結論付け、ルーチンに従い今夜12時0分0秒にその処分命令を下す事を予定している」 状況が把握できていない俺、心なしか怒っている風な長門、先程から落ち着きも無く血の気の失せた白い顔の朝比奈さん、珍しく笑顔のストックを切らせているらしい古泉の4人は、長門の部屋のリビングで布団を外されたコタツテーブルを囲み座らされている。 配置は俺の正面が長門、右側が朝比奈さん、左側に古泉。っとまあ、一応参考までにな。 んで、最初に口を開いたのがこの会の主催である長門。そしてそ...
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