涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「「蛍光灯」「メリークリスマス」」で検索した結果

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  • 題名付き・普通短編2
    ... 「秋雨」「春雨」 「蛍光灯」「メリークリスマス」  「メモ帳」  「大雨」 「死と生」「彼岸花」「ハンガー」「風車」「弥七」「花火か夏祭り」  「銀河鉄道の夜」「トトロ」「ハルキョンについて語る古泉」  「学校に行きたくない○○キョン」 「朝比奈みくるの秘密」 三枚目の短冊 雨上がりとコーヒー 思いつきのネタ ~その後~ ゆうぐれメランコリー ノクターン・ロマンス スカイブルーの恋愛写真
  • お題+他 目次
    ...「銀行」   2話 「蛍光灯」「メリークリスマス」  3話 「結婚」  4話 「酔い覚まし」  5話 図書館  6話 「誓い」  7話 「就職活動」  8話 「台風」  9話 ハルヒの選択 前編  10話 ハルヒの選択 後編  注意! 森さんのキャラがオリジナル設定になっています 注意! 物語が進展するにつれて、カップリングが変化します     未来の過去の話  注意! 森さんのキャラがオリジナル設定になっています 1話  2話  3話 4話 「FINAL FANTASY」  5話 「あ し た」      長編 クロスオーバー  オリキャラ注意 涼宮ハルヒの欲望 1 『魔界塔士Sa・Ga』 カプ:長キョン 涼宮ハルヒの欲望 2 涼宮ハルヒの欲望 3 涼宮ハルヒの欲望 4 涼宮ハルヒの欲望 5        安価 涼宮ハルヒの失踪 カプ:ハルキョン 鶴屋さん要素あり   短編 色ん...
  • クリスマスプレゼント
    今日は12月24日、いわゆるクリスマスイヴだ。 今年は諸事情により、SOS団のパーティーは26日になるらしい。 そして、何故か俺の家にはハルヒが来ているわけだ。 「かわいい妹ちゃんのためにプレゼント持ってきたげたのよ。悪い?」 いや、悪くはない。むしろ助かる。……だが、それだけが目的じゃないんだろ? 「よくわかってるじゃない。明日、期待してるわよ?どうしても欲しい物があるの。それを当てて、あたしにくれたらお返しは期待していいわよ」 ハルヒの期待出来るお返しか……少し真面目に考えてプレゼントしてみるかな。 「……今日も明日も一人だから、暇潰しに来たのよ。ほんとは……ね」 唐突にうちに来た理由みたいなものを語り出した。 「なんで一人なんだ?」 俺は、なんとなく聞かないといけないような気がして尋ねてみた。 「……ママ達は二人とも仕事の関係のパーティーなの。ほんとは今だって家で留守番してなきゃいけ...
  • 朝倉涼子のグサデレ・クリスマス編
        キョン「……朝倉、これ…」 朝倉「えっ…?」 キョン「メリークリスマス(ニコッ)」 朝倉「あ……」 キョン「開けてみろよ」 朝倉「……うん」(パカッ) キョン「サイズは多分合ってると思う」 朝倉「これは、指輪?」 キョン「あぁ、これを左手の薬指にはめてくれるか?」 朝倉「それって……プロポーズ?」 キョン「そういう意味で送ったんだがな、はは……………朝倉、結婚しよう」 朝倉「キョン君……」 ・ ・ ・ ・ ・ チュンチュン…… 朝倉「(ガバッ!!)……ゆ、め……?……キョンくん」 朝倉涼子のグサデレ ~クリスマス編~ 第1話   第2話   朝倉「ふぅ……」 キョン「朝から浮かない顔だな、どうした?」 朝倉「ちょっとね…(あなたが夢なんかに出てきたからよ……)」 キョン「そうか…あっ、そうだ朝倉」 朝倉「ん、なぁに?」 キョン「クリスマス」 朝倉「(ドキッ!?)」 キョン「...
  • 『二人だけのクリスマス・イヴ』
    「そういえばそろそろクリスマスね」 カレンダーを見ながら涼宮さんが言う。 「最近、親父が妹の為におもちゃ屋を巡ってるぞ。」 「へぇー妹ちゃんサンタ信じてるのね。」 「もう小五なのにな。」 「いいじゃない。夢があって」 クリスマスか…。サンタさんか…。信じてた頃が懐かしいな。 私はキョンくんと涼宮さんの会話を聞きながら思った。 「私は小四まで信じてたわ。アンタは?」 「小三くらいまで信じてたな」 私もそれぐらいまでサンタさんは居ると思ってたっけ。 「有希は?いつまで信じてた?」 「貴方と同じくらいまで」 本から目を離さないまま長門さんが答えた。…それって嘘ですよね? ふーん、と言いながら涼宮さんは私のほうを見て私に言った。 「みくるちゃんは?」 「私は小四の時まで信じてました」 その言葉にキョンくんは『未来にもそういう風習はあるのか』みたいな顔をした。 「そんなもんよねー。古泉君は?」 「僕...
  • 涼宮ハルヒのX-FILES <クリスマス・イブ>
    ストーリー参考:X-FILESシーズン6「クリスマス・イブの過ごし方」 早いもので今年ももうクリスマス・イブである。 ハルヒとX-FILE課を設置してから色々な事件があった・・・ それらの嫌なことをすべて雪が洗い流してくれると思いたい。 さて、俺のクリスマス・イブの予定だがあいにくハルヒとの 約束は無い。 なぜなら成長し朝比奈さんに似るようになった妹がクリスマス頃に 遊びに来る予定だからだ。 成長した妹との再開が楽しみであり、毎日のように顔をあわせている ハルヒから逃れるのもいいだろう・・・と、考えたのが甘かった。 クリスマス・イブの昼、ハルヒからメリーランド州のある屋敷の 前に夜来るように電話が来た。 もちろん『来なければスキナー副長官のカツラ用にあんたの髪の毛 刈るからね!』ときたもんだ。 しかし、あいかわらず上司のことを無礼に言うな、こいつ。 ~メリーランド州 古い洋館前 PM...
  • 光、残響、聖夜にて。
    暖冬らしく、耳朶を掠める風も穏やかなものに感じられました。勿論僕の心象を加味しての感想であることは、否定しません。過ごす時の流れが夢のように優しくて、心が洗われるような理想的な聖夜でした。イルミネーションに彩られた夜景の美しさは、この時節ならではと言えるでしょう。 輝く星にあかるい空を、掴めるのではないかと思うくらい近くに触れたのは、何時の日だったろうかと。感傷に浸る僕に、彼女は沈黙したまま付き添ってくれていました。 「……あなたに、この光景を見せたいと、ずっと思っていたんです」 やや街の中心地からは外れ、山沿いの勾配を登った先に、まだ開発中の繁華街を望むことの出来るビルの屋上。 遠望が利く此処は、まだ数年幼いころの、僕のお気に入りの基地のようなものでした。 「神人退治に駆り出されるようになってから、見つけた場所です。閉鎖空間が罅割れ元の色彩を取り戻すその瞬間に、朝焼けの光と共に...
  • 一足遅いクリスマス
     とあるビルの一室。  「機関」総帥は、速報版の報告書を読んでいた。  内容は、ここ数日の間に行なわれた朝比奈みくるの組織による時間工作活動に関するものだった。  12月24日から26日にかけて行なわれたその工作はかなり派手なもので、「機関」の内外が豪快にかき回された。  朝比奈みくるは、自ら工作活動をこなしつつ、囮役も果たし、さらに部下たちの指揮統制もとるという超人的な活躍ぶりを今回も示してくれた。  「機関」の対応は後手に回っている。主導権を相手に握られている以上、それはやむをえないのだが、全く気に入らない。  後で関係部署の責任者を呼びつけて、今後の対応策について検討しなければならないだろう。  呼びつけられる方は災難だ。この総帥に睨まれれば、誰もが震え上がる。  例外は、この部屋のテーブルに碁盤を広げ詰め碁に興じている彼女の夫ぐらいであった。   「で、今回の工作活動の意図・目的に...
  • クリスマスイブ
    今日は12月24日。 街はクリスマスカラーに染まり、いたる所がイルミネーションで色鮮やかに彩られ、カップル達が行き交っている。 今は昼過ぎだからあまり見えないが、夜になれば街は光に包まれるだろう・・・   と、楽しげな街の様子をお伝えしたわけだが、   今俺は冬だというのに汗が少しふき出るくらい走っている。 正直街のイルミネーションなんかをじっと見る余裕すらない。 なんでこんな急いでるかって? それはハルヒとの待ち合わせに遅れそうだからなのさ!!   …って誰に話してんだ俺は?   そんなことを考えてるうちに待ち合わせの噴水にたどりついた。   ハルヒはすでに来ていて、俺の姿をみるなり言った。 「どんだけ待たせんのよ、このバカキョン!!」   団長様はお怒りのようである。 『一応待ち合わせの2時には間に合ったのだが…』 と言おうとしたが、息が乱れていたため口にはしなかった。 それに、女性を...
  • 酔いどれクリスマス
    『酔いどれクリスマス』 『未成年者はお酒を飲んではいけません』  ええ、あれは飲むもんじゃないわね。  飲んだ時は楽しい気分でいられるんだけど、酔いから醒めた時に襲ってくる頭痛と倦怠感はかなりキツイわ。  しかも酔った時の記憶が薄っすら残っていると、自己嫌悪まで付随してくる始末。  夏の合宿でそのことを充分思い知ったので、あたしはまたアルコールを摂取する機会を得た時に備え、それに対する傾向と対策を── 「ひゃあ!」 ──何すんのこのバカ!!  あ、ああゴメンナサイ、ちょっと今……いや、なんでもないから……気にしないで。  コホン。  まあ、あたしはセーブすることを覚えた。飲み過ぎてバカなことしてしまう前にとっとと寝てしまおう、と心のどこかにスイッチを作っておいた。  前は加減を知らなかった。それが敗因だ。  だから今回は程々に飲んだ後、頭がグルグルしてきたらパタリと寝てしまった。 ...
  • クリスマスイブ、独り身の女二人
    クリスマスイブ、独り身の女二人  川沿いの桜並木。  朝比奈みくるは、ベンチに座って、空を眺めていた。  空からは、ふわふわと雪が舞い降りてくる。  この時間平面はいわゆるクリスマスイブ。  そんな日の夜に、こんなところにいる人間は多くない。一般的にいえば、桜は春に愛でるものだ。  彼女がここに来たのは、特に理由があるわけでもなかった。この時代に遡行したときは、許される限りは、ここに来ることが習慣化している。ただ、それだけのこと。  あえて理由をつけるなら、ここがとても思い出深い場所だから、とでもいうべきだろうか。  彼女の今回の任務は既に完了している。部下たちは、原時間平面に帰還させた。  彼女がこの時間平面に無駄に滞在することが許されているのは、組織内での彼女の地位が確固たるものであり、多少のわがままが通るからにほかならない。  ふと見ると、人影が見えた。徐々に近づいてくる。  ...
  • セカンド・キス 1
      1 その日の放課後のことだ。 ホームルームが終わり、今日も俺は部室へと足を運ぶ。 ハルヒはと言うと、6限が終わるや否や後部座席から忽然と姿を消していた。 いつものことだ。そう驚くことでもない。 「ホームルームなんて時間の無駄よ。あたしはもっと生産性のある時間の使い方をしたいの。」 と、これはいつかのハルヒの台詞だが、どの口が時間の生産性について説いているんだよ! しかし、一体どこで何をやっているのやら。 嫌な予感に苛まれつつ、俺は部室のドアノブに手をかけた。      部室に足を踏み入れた途端、嫌でも目に付いた。 いつかのサンタコスチュームに身をまとい、満面の笑みを浮かべ仁王立ちするハルヒがそこにいた。 右手には去年のクリスマスイブ、俺がハルヒにかぶらされたトナカイの頭を握り締めている。 後方のホワイトボードには、「SOS団緊急ミーティング!」と書きなぐってあり、 その傍ら...
  • 白い天使
    冬休みのとっても寒い日だった。雪が降る坂道をあたしは一人で歩いて登って行く。 今日は12月26日。昨日のクリスマスパーティーから一夜明けて、片付けのために集合をかけた。 団長たるものとして、やっぱり他の団員の見本にならなくちゃいけない。というわけで、あたしは集合の2時間前の9時に学校の門をくぐった。 靴箱を通り、静かな学内を過ぎて部室へと一直線に向かっていく。 やっぱり誰もいないなぁ……。まぁクリスマスの次の日に朝早くから学校に来るのはあたしくらいのものよね。 部室棟の中を歩き、あたしが部室のドアを歩くと有希がいつもの席で本を開いていた。 窓の外に降り続ける雪と、その雪のように白い肌の有希。ものすごく絵になってる。 ……だけど、なにか様子が違うわね。 あたしはゆっくりと有希に近付いていった。 「………すぅ…すぅ」 ね、寝てる?あの有希が部室で、本を読んでいる途中に?しかもなんでこんな早くに...
  • 長編・その他2
    再会と再開、そして開始 テレビ出演 パラレルワールズ プレゼント ツイスト・オブ・フェイト-キョン殺害命令 SONGOF KUNIKIDA -MELTY CADENZA OF SECRET- ノンフィクション・ストーリー ひぐらしの憂鬱 鶴の舞 朝倉と 一日おにいちゃん 一日おにいちゃん 後日談 涼宮ハルヒの怪談 fixed mind 狙われた憂鬱 One Day.... ハルヒ親父シリーズ ずるい二人 ササッキーシリーズ ●えもん 朝倉涼子の再誕 幸福な鶴屋さん そしてイブはリンゴを齧る えれべーたー☆あくしょん 生徒会長の悪辣 いつも曜日は九曜日 佐々木さんの憂鬱 眠たくないけど……シリーズ crane love 橘の香り 月間佐々木さん 佐々木の囁き Lolita s Love Complex ネクストジェネレーションの憂鬱 谷口探偵の事件簿 SOS団が家族に? えれべーたー☆あく...
  • 1/365の一欠片 目次
    もくじ 「─…このSSは──…本スレでもらったお題を元に─…作られたSS─」 「作者の技量があれなので、タイムパラドックスを発生させたり無知を晒す部分があるかもしれないが、気にせず読んでくれ」 「まぁ『馬鹿がなにかやってるよ』くらいの気持ちでいいんじゃないか?僕には関係ないがな」 「とりあえず楽しんでもらえばそれでいいのです!」 ひとつめ 「寝起き」 ふたつめ 「暇」 みっつめ 「コーヒー牛乳」 よっつめ   「バター」 いつつめ   「CoCo壱番屋」 むっつめ   「東北三大祭り」 ななつめ 「毛布」 やっつめ 「CoCo壱番屋を舞台にした超絶なる純愛ラブロマンス」CP指定あり 古泉×国木田 ここのつめ 「マフラー」 じゅっこめ 「ドライヤー」 じゅう+ひとつめ 「カーテン」 じゅう+ふたつめ 「転校」 ...
  • 下衆谷口の聖夜2
      前回のうらすじ          ┌──┐      ↓   │     鶴 屋  │      ↓   │     古 泉  │      ↓   │     ハルヒ  │      ↓   │     キョン  │      ↓   │     みくる  │      │   │      └──┘    (※以下エンドレス)           谷口「聖夜をいろどるイルミネーションにかまけていちゃつくアベックたち」   谷口「天より舞い降りる純白の白雪と一緒に溶けてなくなればいいのに」   谷口「タニーです」   長門「………今はそんなことを言っている場合ではない」 谷口「おっとそうだった」 長門「………それに少子高齢化が叫ばれる昨今、これはこれで日本としては助かる現象といえる」 谷口「夏の終わりから秋にかけてが誕生日の子供たちで溢れかえる世界に乾杯」   長門「………本当...
  • Before 5 years their deaths.
    This page was created at 2008/12/23 by ◆9yT4z0C2E6 This page was modified at 2009/02/23 by ◆9yT4z0C2E6 テキストモードで再編集, TAGを整理 タグ:キョン ハルヒ ハルヒxキョン キャラ崩壊注意 オリキャラ注意 シリアス 未来的 崩壊? 森さんごめんなさい。 オリキャラ? ゲストにハルヒのご両親をお迎えしました。 ※※※※※※※※ クリスマス・イヴ、愛する妻の待つ家に帰ったと思ったら、そこはマイスイートホームのないただの空き地だった。 突然の出張先は、ハルヒが小学6年生の時のクリスマス・イヴ。 にわかサンタの役目を果たした俺は、叶うはずのなかった願いが叶ったことを知る。 俺は、ハルヒの両親と対面した。 ※※※※※※※※ Before 5 years their deaths....
  • 下衆谷口の聖夜3
        全開のまらすじ     山手線壊滅             古泉「まずは手始めに。今からボーイが公園の皆様にジュースとシャンパンをお配りしますので、どうぞ遠慮なく手にしてください」   ボーイ「………」 キョン「あ、ど、どうも」 鶴屋「なんのつもりなのかな」   古泉「それでは! 2007年の締めくくりに! この良き日に! 乾杯!」 長門「………かんぱい」 キョン「……か、かんぱい」 鶴屋「公園にいる観客のみんなも、けっこう戸惑いながらも乾杯してるね。ゲリラ的な催行だとでも思ってるのかな」     ハルヒ「古泉くんったら。一声かけてくれれば私も手伝ったのに。急に予定があいてヒマになっちゃったんだから……」 みくる「まあいいじゃないですか。せっかくの古泉くんのプランなんですから。楽しみましょう」 ハルヒ「私もあのツリーの上に登って乾杯!とか叫びたかったのよ!」 みくる「あはは...
  • HOME…SWEET HOMEのChristmas
    …━━━いやいや、今日も冷えますねぇ。 ところで、最近どうです? こちらは…まあ、ボチボチですよ。 今年はサンマが豊漁だったから、トナカイの餌には困りませんけどね。 えっ?アンタは誰かって?見て判りませんか? いゃだなあ、サンタクロースですよ! 今年も無事にクリスマスを迎え、いよいよ私共の出番がやって参りました。 何?「丁度良いから何かオモチャをくれ」? いや、あの…誤解されてる様だから敢えて言ておきますけど、私共は何もオモチャを配って回ってる訳ではありません! 私共がプレゼントして回るのは基本的に「素敵な時間」です。 まあ、中にはオモチャを配る事で、そこに素敵な時間が生まれる…なんて屁理屈を言う邪道もいますが… サンタが金で買えるモノを配ってどうするんだっ!…ていうのが私の持論でして。 そうそう!ついでに言わせてもらいますけど、私共は何も子供達だけにプレゼントをする訳でもないんですよ? ...
  • ながとぅーみー 第一話「粉雪のふる頃に」
    雪景色。心の情緒を呼ぶ光景。 ふわりふわりとそれは仄かに明るく舞う。まさに冬の蛍と呼べるだろう。 そんな景色を俺は文芸部室、もといSOS団の本部から見ていた。 「雪、見てるの?」 静かな部屋からか細い抑揚の無い声が聞こえる。 むろん、長門である。 「そうだ」 「そう」 いつもどおりの会話。長門は本から視線を窓の外、正確には窓の外の雪を見ていた。 ユキを見るユキ。おっと、ギャグじゃないぞ。いや、本当に。 実際そういう状況なんだから仕方が無いのさ。 そんなこんなで俺達はしばらくじっとどちらかが止めるまで六花を見続けていた。 「「・・・」」 団長のハルヒや、マイ・スウィート・エンジェルたる朝比奈さん、 なんだかんだで欠かせない古泉、その三人が居ない部室。 俺と、長門―――二人きり。 こうして見ると、長門はとても整った顔立ちをしている。 そして、なんというか守りたくなる、そんな雰囲気をまとっていた...
  • 涼宮ハルヒの奮闘 ~しっと団の野望~ 第1話
    SOS団結成から一年半が経過し、冬の到来を予感させる11月のある日に、 紆余曲折を経て、ようやく俺はハルヒと付き合いだした。 それからの1ヶ月間は、はっきりいって天国だったね。 二人きりだと甘えてくるハルヒのかわいさったら無いぜ? 最初はどうなることかと思ったが、こんなにも楽しいもんなんだな、恋愛ってヤツは。 そして12月下旬となった今、俺達二人は公園のベンチで肩を寄せ合って座っている。   「ねえねえ、もうすぐアレじゃない?」 「アレってなんだよ。」 「クリスマスに決まってるじゃない!」 「ああ、もうそんな季節か……楽しみだな。」 「でしょ!?あのね、行くところはもう決めてあるの!」   そう言うとハルヒは、一枚のチラシを取り出した。   「なになに?『セントラルタワー、クリスマスの日は恋人達だけの夢の楽園に!』……なんじゃこりゃ。」   セントラルタワー。二つほど隣の駅にある人気スポッ...
  • SS企画『冬』用・感想所
    クリスマスの少女に感慨無量。マジ泣きかけました。 -- 名無しさん (2007-01-22 19 39 16) 投票っていつからなのかな? -- 名無しさん (2007-01-22 21 06 44) コタツを出たらが和むなぁ・・・ニヤニヤがとまりませんww -- 名無しさん (2007-01-22 22 48 01) 「コタツを出たら」放屁でくるとは予想GUYだった。その布団をめくったら、阿鼻叫喚の地獄絵図ぞ。 -- 名無しさん (2007-01-22 23 44 02) 古泉普通にカッコいいな。きれいなお姉さんにドギマギするのがよかった。 -- 名無しさん (2007-01-23 00 16 05) 森さんに萌えた。 -- 名無しさん (2007-01-23 11 42 50) 古泉の淡いラブロマンスwに萌えた。 でもぶっちゃけ夏のほうがよk(ry ...
  • 「北風」「手袋」「魔法使い」「アレキサンドライト」「階段」
    文字サイズ小で上手く表示されると思います     1「北風」        私がふと我に返った時、すでに時計は零時を回ってしまっていた。  先日、市立図書館で借りてきた小説にいつの間にか夢中になってしまっていたらしい。  物語はちょうど佳境に差し掛かった所で、まだ続きが読みたいけれどここまでにしよう。  本を閉じて立ち上がろうとした時、私は異常に気がついた。  ……おかしい、いつもより体温が低くなっている。  確かに今日は部室で眠ってしまった彼が風邪を引かないようにとカーデガンをかけてきたので、 普段よりも薄着ではある。でも、それだけではこの寒さに説明がつかない。  念の為、唯一の暖房器具であるストーブを確認してみるが、燃料はまだ十分に残されていた。  ともかく体温を維持しなければいけない。  私は押入れから毛布を取り出し、すでに引いてあった掛け布団の下にそれを引いた。  これでいい。 ...
  • 涼宮ハルヒの歓喜~サンタが町にやって来た~
    「涼宮ハルヒの鬱憤」→「涼宮ハルヒの教科書」から続く続編です。 「サンタクロースをいつまで信じていたか~?」 なんて事は他愛も無い世間話にもならないくらいのど~でも良い話だが、 それでも俺がいつまでサンタ等と言う想像上の赤服爺さんを信じていたかと言うと 俺は確信を持って言えるが、最初から信じてなどいなかった! 幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタは偽サンタだと理解していたし、 お袋がサンタにキスをしている所を目撃した訳でもないのに、 クリスマスにしか仕事をしないジジイの存在を疑っていた賢しい俺なのだが… この目の前にある状況を俺は一体、どう理解すれば良いのか!?   「Oh!Merry,Christmasデ~ス!」   おいおい…ちょっと待ってくれ…何なんだ、これは? 分かった…まぁ百歩…いや、TVショッピングで宣伝している 胡散臭いダイエット器具のおまけに付いてくるような万歩計が...
  • それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ 1
    1,オープニング  最近、うちの妹は天気予報のお姉さんにテレビ画面越しに話しかけている。内容は一つ覚えの繰り返しで、つまり、いつになったら雪が降るのか教えて下さい、と要約したら非常に微笑ましい内容なのではあるが、さりとて兄としては何をしてやる事も出来ん。  大人しく待っていれば後一月もすれば降るんじゃないか、って無根拠で希望的な観測をリップサービスしてやるくらいだ。  まあ、そうは言っても初雪に関して一つだけでは有るが心当たりは無くもない。こんなことを言ってしまえる自分がそら恐ろしくも有り、またうら悲しい。いつから高校生は気象を操る術にまで手が届くようになってしまったのか。驚天動地だ。空前絶後だ。  あ、ここは笑うところで間違いないぞ。  しかしだ。まさか初雪にはしゃぐ妹見たさに後数百年の生態系に傷跡を残すほど馬鹿でも甘やかしでも俺はない。代わりって訳じゃないが家を出る前にてるてる坊...
  • セカンド・キス プロローグ
    プロローグ 運命の赤い糸、なんてもんは、所詮少女漫画か月9ドラマあるいは恋愛映画の中の話だ。 俺は高校生活において、登校中に食パンを口にぶら下げた美少女と曲がり角で正面衝突したり、 幼稚園の頃に結婚を約束したままどこかへ引っ越してしまった幼馴染のこれまた美少女が突然転校してきたり、 または電車で酔っ払いに絡まれているやっぱり美少女を助けてそこからウンヌンしてみたり・・・ なんていう、思わず「それなんてエロゲ?」と突っ込みたくなるようなベタベタなシチュエーションから始まる運命的な恋なんてものは、はなから期待しちゃいなかった。 ドラマみたいな恋がしたい!などという声をクラスメートの女子からよく聞くが、俺は声を大にして言いたい。 ドラマみたいな恋?はあ?お前ら、現実を見ろ!   言っておくがこれはひがみではない。 俺はなにも恋愛自体を否定するわけじゃない。 俺だって健全な男子学生だしな。 彼...
  • 第四章 テンスイブ
    第四章 テンスイブ それからはいろいろなことがあった。あのハルヒがおとなしくしているわけは無く、 そいつと結婚してしまった俺はいろいろなことに巻き込まれていろいろと 大変な目にあった。それでも、大学を卒業し、実際にいっしょに暮らし始めた。 その間も、クリスマスイブには必ずUSJに行った。ハルヒがいっしょとなると、 さすがにベンチに並んでただ座って、長門が本を読む、というわけには いかなかったがな。たまに古泉や、鶴屋さんを連れていったりもした。 そのうち、ハルヒは妊娠して子供を生んだ。男の子だった。 まあ、ハルヒの血を受け継いだ子だからな。歩きだすのも早く、 話し始めるのも早かった。ようやく、歩きだしたばかりの息子を連れて USJに行ったのはちょうど10度目のイブだったな。 俺たちは徐々に年をとりつつあったが、長門は相変わらず、 高校生のままだった。もっとも、仮に待機モードに移行しなくて...
  • 放課後ジョーバ倶楽部
     あたしは今、激しく腰を振っています。 ……えーと。 変なことを想像した、そこのあなた。減点です。 が、今回は見逃してあげます。傍から見たら、変な光景には間違いありませんからね。 なぜなら、あたしの上で涼宮さんが、 「そう、そうよ、みくるちゃん! その調子! ああ、もっと、もっと激しく突き上げるの!」 などと叫んでるんですから。 「ふえぇぇぇぇん……!」 何でこんなことになったんだろ……思い返してみれば、きっかけはあの時だったのかもしれません。 このまま現実の時間軸にいると、あたしまでおかしな気分になっちゃいそうなので、ちょっと『回想』と言う名の現実逃避の旅に出てみましょう。 時は、クリスマス。部室で行われたクリスマスパーティーに遡ります。 ………… (腰が痛くなってきたなぁ。ちょっと動きに捻りを加えてみよう……えいっ、えいっ!) ……… (わお、すごい反応……) …… … クリスマス...
  • キョンの告白記
    きっかけは浅はかなものだった。 朝倉に襲われたとき、彼女は必死に俺を助けてくれた。 それ以来俺は彼女に恋をするも、彼女は人間ではないので果たしてこの恋は叶うのだろうかと、 杞憂であってほしい心配をするようになっていた。 何せ俺は優柔不断なので、いつまで立っても思いをぶつけられていない。 その子の名前は長門有希、文化部だったがいつの間にかSOS団ということにされるも、 それを歯牙にもかけず一日中本を読み続けている女の子。 彼女に恋をしてから月日が過ぎ、もうすぐクリスマスが訪れようとしている。 俺はそのクリスマスに、谷口と国木田のアシストによるある計画を立てていた。 名づけて「戦艦長門」   ~12/23~ 作戦を整理する。 長門が好きそうな場所などを考慮したうえでデートを敢行する。 好きそうな場所なんて決まりきってるのだが・・・。 長門とは12/24日15時、学校の校門前で約束してある。 い...
  • 朝倉涼子のグサデレ
    その1   その2   その3   その4   外伝(甘)   GW編   夏休み編       夏休み・花火編       夏休み・プール編       夏休み・ハイキング編        夏休み・自宅訪問編   新学期編       新学期・他キャラ登場編   ○○の秋編     クリスマス編     新年編     日常編    
  • いじめ短編置場
    ここには各キャラのいじめSSを置いてください 涼宮ハルヒ キョン 長門有希 朝比奈みくる 古泉一樹 その他 クリスマス ひとり とんでも生徒ムテキョング あさひなの泣く頃に
  • 涼宮ハルヒのX-FILES
    涼宮ハルヒのX-FILES <序章> 涼宮ハルヒのX-FILES <再会> 涼宮ハルヒのX-FILES <UMA> 涼宮ハルヒのX-FILES <クリスマス・イブ> 涼宮ハルヒのX-FILES <終章>
  • 初めての恋が終わる時
    このSSはニコニコ動画のボーかロイドオリジナル曲「初めての恋が終わる時」を勝手にハルヒSS化したものです。 そういうのが嫌いな方や、ニコニコ動画が嫌いな方は読まない方がいいです   ガタン…ガタン…キョンを乗せた列車が走っていく。 あたしの初恋は今…終わりを告げた。     駅をでると雪が降ってきた。季節は冬、街はクリスマス一色だ。 こんな日に初恋の人とわかれることになるなんて、神様は相当意地悪らしい。 ふとすれ違った一組のカップルが楽しげに話していた。 「ほらみて!初雪だよ!」 「ああ、もしかしたら今年はホワイトクリスマスかもな」 胸がチクリと痛む、もしかしたら、あたしがもっと早く告白出来ていたなら…今頃二人であんな会話も出来ただろうか。   かじかむ両手に息を吹きかけ、空を見上げる。 来年の今頃、あたし達はどんな風に過ごしているだろうか。 -初めての恋が終わる時-       キョン...
  • 幸福な鶴屋さん 3
    ある日の放課後、私はいつものように部室棟の物置で昼食をとっていた。 以前教室で弁当を広げた際、まとめて3Fの窓から放り投げられてしまって以来、ここが私の食堂になった。   様々な教材が積み上げられており、窓からさす陽ざしも大半が遮られている。 覚られぬように蛍光灯も点けていないので、 正午にもかかわらず異様な不気味さを、この教室はかもし出していた。 が、あまりの椅子や机が所狭しと積まれているため、ある意味では快適な面もあったと思う。 「・・・」 誰か、来た。 気配で、わかった。 おそらく教材を取りに来た教師か、文科系の部活動員が備品を取りに来たのだろう。 私は手早く昼食の弁当をたたみ、物陰に息を殺して隠れた。 ここで見つかったら、また何を言われるか・・ たまったものではない。
  • 『オレとおまえと聖夜』
    「…寒い」 鮮やかなイルミネーションで彩られた街並みによって、本格的な冬の到来を感じるととも に俺の口から漏れた言葉はそんな一言だった。   『オレとおまえと聖夜』   「いいかいキョン。暑い、寒い等と逐一言葉として発せられてしまうと周りの人間まで影 響を受けてしまう。できれば寒い等と発言する事を控えるよう検討してくれないかい?」 仕方ないだろ。勝手に漏れただけだ。そこまで自分の口に責任は持てん。 「まあ僕は君とずっと付き合ってきたからいずれ言うだろうとは思ってはいたよ」 そういえば夏場も暑い暑いとぼやいていたからね、等と隣にいる佐々木の声を聞きながら 家路へと向かっていた。 周りを見渡すとすっかりクリスマス一色だ。俺の口から勝手に漏れたクリスマスという単 語聞きつけた佐々木はいきなりこんな話を切りだしてきた。 「日本人の大半はキリシタンでもないのになぜ彼の生誕を祝うのか疑問に思ったこ...
  • セカンド・キス 2
    2   手紙だ。 厚みのある白い封筒が、そこにあった。 下駄箱に手紙。俺にとってはあまり良い思い出のない組み合わせだ。 途端にフラッシュバックが脳裏を横切る。 誰もいない教室。アウトドアナイフを握り締め、不適な笑みを浮かべる朝倉涼子。 待て待て。冷静になれ俺。朝倉は長門に消されちまったんだ。 1度は再び俺の前に姿を現し、またもや俺を殺そうとした朝倉だが、あれは長門が作り変えた世界での話だ。2度目はありえん。 だとすると、朝比奈さん(大)からの指令書か?ホワイ、なぜ? ここ最近はとくに珍騒動も起きず、ハルヒだっておとなしくしてただろ。 いや、しかし断言もできん。以前朝比奈さん(みちる)が俺の指示により八日後の世界からやってきた時は、 本人がその理由もわからんくらい平和な時期だった。 やっぱり指令書か。くそ。少しはこっちの都合も考えてくれよ、朝比奈さん(大)。 今、俺の隣にはハルヒがい...
  • 長編・キョン
    キョン無題1   キョン無題2 キョン無題3 キョン無題4 キョン無題5 キョン無題6 キョン無題7 キョン無題8 キョン無題9 キョン無題11 涼宮ハルヒの消失(偽) ハルヒ能力喪失・SOS団解散編 キョンいじめ 超能力テスト 朝倉涼子の逆襲 改造人間キョン サイレント・ホスピタル ワークテイカー・ラヴァ―ズ ハルヒの想い ~アニメ版エンディングの延長版~ 記憶喪失 影の世界 (BADEND注意) 王様ゲーム キョンの決意 想い 試験勉強 北斗のキョン 残された時間 洞窟にて 俺とハルヒと古泉の生きる道 (BADEND) 許婚と最愛の人 Another Story 涼宮ハルヒの変質 ストレンジデイ イン ザ レイン キョンの死、そしてその後 クリスマスイブ 憂鬱アナザーエンド 涼宮ハルヒの旅路 グラップラーキョン ハルヒが残した希望 1枚の写真 涼宮ハルヒの海遊 Verywhiteday...
  • 朝比奈みくるの未来・プロローグ
    プロローグ・疑惑のキョン      俺が大学に入学して初めてのクリスマスも直前に迫った街中がせわしない時期。  初対面から約4年になるにもかかわらずSOS団は相も変わらず珍妙な活動を続け、それこそ武勇伝なのか珍道中なのか奇譚なのかわからない活動記録を小説風に書けば、すでに紹介した分だけでも息の長いシリーズ物として十分認知されるであろう文庫本8巻程度になる上に、以下続刊予定も数巻分はあろうかという数々の出来事の中、俺にとって、ハルヒとの邂逅に匹敵するぐらいの衝撃と感動を受けたある一つのエピソードを紹介しよう。ちなみにこの話の収録予定は今のところない。  俺とその人にとっては、ハルヒとの出会い以上に記憶に残る出来事であったかもしれない。  いつもなら俺視点の独白として語るのがお約束の活動記録だが、今回ばかりはもう一人の当事者しか知り得ない出来事や、男が踏み込むと後悔することの方が多い女の子同士...
  • セカンド・キス 3
    ※この章の最後にちょろんとオリキャラ登場します。オリキャラ嫌いな方は注意にょろ。   3   次の日、 昨日の一件が心をかすめ胸中おだやかでない中、 俺は早朝ハイキングコースをノタノタと重い足取りで歩いていた。 天気は昨晩に引き続き、雨だ。水溜りでスボンの裾が濡れて、鬱陶しいことこの上ない。 ハルヒとの電話を思い返す。 「はぁ・・・」 俺は思わず陰鬱なため息をついた。 ハルヒからの謝罪表明・・・それはあいつを泣かせてしまった俺の罪悪感を増長させた。 昨日のハルヒの言葉が、俺の脳内にコダマする。 「デートのことはあんたの好きにしていいから」 それと同時に、俺の心に罪悪感とは別の感情が湧き上がった。なんだろう、この気持ち。 この違和感。モヤモヤと形を成さないその感情は、俺の心にとどまり続けた。 「好きにしていい・・・か」 なんだよハルヒ。俺がクリスマスイブのパーティに参加できなくて...
  • 長門有希の要求
     恋人の居る男なら、いや、女の人でもそうだと思うが、一度くらい恋人に渡すクリスマスプレゼントを何にするか迷ったという経験があることだろう。  しかも付き合って一年目となれば尚更だ。  加えて言うと俺の彼女さんはちょっと特殊な属性持ちと来ているので、普通の女の子が喜びそうなもので喜んでくれるかどうかという意味では結構疑問があった。  そこで俺は、下策と承知しつつ本人に訊ねてみることにしたんだが、 「特に何も」  という味気ない返答が帰ってきただけだった。  味気なさの裏に何か別の感情が潜んでいたような気がしたんだが、残念ながら長門の表情を読むのに長けてきたこの俺であっても、そのわずかな変化から完璧な正解を見出せるほど鋭い勘の持ち主というわけではなかった。  というかそんなものが有ったら最初から迷ってなんかいないだろうって気もするな。 「いや、何もってことは無いだろう」 「何も」  食い下が...
  • しっと団の野望 ~聖夜の復活~ 前編
      「いらっしゃいませ~、はい。チーズケーキですね。1200円になりまーす」   こんばんは。朝比奈みくるです。え?今何をしているのかって? 見ての通りアルバイトですよ。ケーキ屋さんでアルバイトです。 今ケーキ屋さんは大忙し!なんたって今日はクリスマス・イヴですからね! クリスマスイヴと言えば……思い出すのは去年のこと。同じ1人身の同士を集ってSOS団に闘いを挑みました。そう、「しっと団」として。 あれから何度かちょっかい出したり対決したりしましたが、全て失敗。今年の3月に解散しました。 そして私は今……浪人生。未来から指示されていた大学に受かることが出来なかったためです。 まあそりゃそうですよね。大事な受験の時期にあんなことしまくってたらそりゃ落ちるってもんです。 場合によっては未来から手を回して(裏金的な意味で)入れてくれたりもするんですが、私の場合は浪人を命令されました。 まあそりゃ...
  • Happiness! 中編
    十二月二十二日(水曜日) 曇り   一昨日、昨日と平和な日が続いてきたがそろそろ超常が日常な俺にしては退屈に感じてきた。 ハルヒに振り回されるのが慣れてしまったのか、それがないとなると退屈してしまう自分は相当にハルヒに毒されているなと自負できる。 今日辺りにいつものように振り回されないとなると禁断症状がでるかもしれない。いや嘘だが。   そう適当に考えながら学校への坂道を登る。これも約八ヶ月も登れば慣れないわけがないぜ。   学校に到着。ハルヒの姿は…いた。机に突っ伏した状態で既に寝息をたてていた。   コイツは本当にこんなに疲れる程何を何のためにがんばっているのだろう?ここまでなるんだからよっぽどだな。少し心配になってきたな…   真相を確かめようとも考えたが…コイツの寝顔が…その…可愛いってやつか。その寝顔を壊すような事は出来ない。てか起こしたら何されるかわかっているようなもんだ。 ...
  • 長編・涼宮ハルヒ2
    少女達の放課後 A Jewel Snow (ハルヒVer) ダーク・サイド 繋ぎとめる想い 涼宮ハルヒの演技 涼宮ハルヒと生徒会 HOME…SWEET HOME 神様とサンタクロース Ibelieve... ゆずれない 『大ッキライ』の真意 あたしのものよっ!(微鬱・BadEnd注意) ハルヒが消失 キョウノムラ(微グロ・BadEnd注意) シスターパニック! 酔いどれクリスマス 【涼宮ハルヒの選択】 内なるハルヒの応援 赤い絲 束の間の休息(×ローゼンメイデン) ブレイクスルー倦怠期 涼宮ハルヒの相談 お悩みハルヒ 絡まった糸、繋がっている想い 恋は盲目(捉え方によっては微鬱End注意) 涼宮ハルヒの回想 小春日和 春の宴、幸せな日々 春の息吹 おうちへかえろう あなたのメイドさん Day of February ハルヒと長門の呼称 Drunk Angel ふたり バランス感覚 S...
  • 題名付き・あま~い短編
    ちょっといじわる 結婚記念日 長門とアイス キーワードは恋愛 甘える キョンの告白 長門さん、へい! 涼宮ハルヒの願望  涼宮ハルヒの奇跡 涼宮ハルヒの理想 甘いプリンの秘密 涼宮ハルヒの決意 夏の夜の・・・ 不治の病 未来 お揃い 『居眠り』 涼宮ハルヒの発熱 おとめごころ 長門と古泉 Strawberry Of Shortcake それって迷信じゃないのか? カンケリ 進路 年明けバカポー 凡人に泣いた日 ニチジョウ 従順なハルヒ 寒中暖あり ONE DAY ON THE SNOW ツンデレマフラー ピロートーク Pretty Devil Remedy of love 桜風 俺の右隣には アル雨ノ日ノコト 日常じゃない日常 4月1日の長門 結婚後の橘キョン アフター ザ ナイトメア ミッドナイト・コーリング アニマル涼宮(旧題動物シリーズ) バカップル保守 胸焼けプリン 朝倉涼子のグ...
  • 長編・キョン2
    涼宮ハルヒのロックバンド キョンとキョン Happiness! 『思い出の結晶』 『キョンの悪夢』 志 ハルヒの好きな人 『lakeside love story』 真夏の日の夢 3人娘の本音 BR 未完? キョンの突撃 To非日常 from日常 初恋 in the middle of nowhere カントリーロード ガール・ミーツ・ガール 涼宮ハルヒの微笑 とりあえず無題(仮) 宇宙戦争 SOS団お掃除大作戦 全力疾走!ロミオ&ジュリエット ただ一人のための物語 ある日のイベント 緋色の媚薬 命の価値 キョンの日常 ) 幸せの定義 尾行大作戦? あるカップルの優劣 And everyone passed away リセット(微鬱描写有) 虫歯と歯医者 恋愛お試しお手伝い! 涼宮ハルヒの中秋 ハルヒになっちゃった 月で挙式を 三者面談 とびだせ大作戦はサイケデリック 親愛の情 デッサン ...
  • 神様とサンタクロース
       赤や緑や白色が町中を飾り付け、クリスマス定番の賛美歌が何処からともなく響いてくる、何となく楽しい気分になるそんな季節。偶然、二人きりになった学校の帰り道に、あたしは歩きながら何気なくキョンに聞いてみた。   「ねえキョン。あんた神様っていると思う?」 「野球の神様とか、サッカーの神様とか言われる人なら居るだろ」    と、いつものようにとぼけた風にキョンは答える。   「あたしが聞いているのはそんな例えられた神様じゃなくて、この世界を造った創造主とか何でも願い事を叶えてくれる全知全能の神とか、そんなの神様の事よ。あんたはいると思う?いないと思う?」    きっとキョンは「居るわけ無いだろ」なんて答えると思ったのに珍しく考え込んでいるような素振りを見せた後、少し間があってポツリと漏らすように言った。   「お前がいると思うなら、居るんじゃないのか?」 「何でそう思うわけ?理由も答え...
  • セカンド・キス 5
    5     終業式での校長先生の話なんてのは、大多数の生徒と同じように俺だって真面目に聞いたためしがない。 たいていは寝ているか隣のやつと話をしているかだ。 センター試験がどうのこうのとねっとりした口調で語る校長を尻目に、俺はぼんやりと考え事をしていた。 12月24日。クリスマス・イブ。今日で二学期が終わる。 そもそもクリスマスというのはイエス・キリストの降誕祭であり、 神様が人間としてこの世に降臨したことを祝うのが本質であるらしい。神様・・・ね。 古泉言わく神の申し子であるハルヒがキリストの生誕を祝おうとパーティを企画したのだから、 ある意味理に適っているように思える。 古泉と長門の話によると、近々その申し子によって世界改変が行われることはほぼ間違いないと見ていいらしい。 原因は俺。全ては一通のラブレターから始まった。 今日、俺はケリをつける。 昨日までの悪天候が嘘であったかの...
  • 涼宮ハルヒの奮闘 ~しっと団の野望~ 最終話
    「しっと団」との戦いも残すところあと一人となった。 だが、今の俺がおかれている状況はなんだ?なんなんだ?   どうして朝比奈さんが俺に銃口をつきつけてるんだ!   「バレちゃってましたか。やっぱり流石ですねぇ長門さん。  どうしてわかったんですかぁ?  朝倉さんに情報プロテクトを頼んでおいたんだけどなあ。」 「朝倉涼子が言っていた。自分がここにいるのは『トゥモロー』のおかげだと。  情報連結を解除した存在を復活させるのは情報統合思念体しか出来ない。  そうでないならば、考えられることは一つだけ。過去から朝倉涼子をこの時間につれてきた。  故に、あなたが『トゥモロー』である可能性が高いと判断した。」 「完璧です長門さん。朝倉さんも快くついてきてくれましたよ。  『長門さんはあなたを消した上に、古泉君といちゃいちゃしている』と伝えたらね♪」 「涼宮さんに、何をしたんですか?まさか……」 「安心...
  • Happiness! 後編
    十二月二十四日(金曜日)   今日はいつもより寒い感じの中に目がさめた。だが起きたのは十時。当たり前だが、妹が起こしに来るわけもなく、自然に目がさめたのも充分寝たからなのだろう。 本来ならば今日は終業式。妹もちょうど俺が出ていく頃には帰って来るであろう。   昨日は今頃に集合だったのだが、今日は違ったのでこんな時間まで眠ることができた。   昨日、あの後ハルヒを連れてゲーセンに行き、連れて行った俺の方が疲れる事態になり、その後ハルヒを家まで送っていき、なんともハードな一日を終えたのだった。   ハルヒの家に到着し、別れ際に、 『明日は午後からでいいわ。そうね…明日午後二時に今日と同じように集合!遅れたら、死刑なんだから!』 と、指で銃をつくってバンっと撃って見せた。何をそんなガキみたいな…まぁ可愛らしいくもあるが…   それなのでまだ時間はある。とりあえずのんびり準備しながら、昼食の準...
  • 長編・涼宮ハルヒ
    涼宮ハルヒ無題1 涼宮ハルヒ無題3 涼宮ハルヒの停学 涼宮ハルヒの改竄 涼宮ハルヒの入学 涼宮ハルヒの異変 涼宮ハルヒの悲調 花嫁消失 ハルヒの想い 世界の終わりに 涼宮ハルヒの赤面 ‐ 涼宮ハルヒの羨望 ‐ ハルヒの実験 涼宮ハルヒの秘密 プリンとケーキ 星に願いを 涼宮ハルヒの猛暑 涼宮ハルヒの結婚前夜 涼宮ハルヒの泥酔 長すぎる10分間 涼宮ハルヒの願望 涼宮ハルヒの憂鬱キョンとハルヒの絆 10月8日、曇りのち雨 閃光のハルヒ 涼宮ハルヒの預かり物 涼宮ハルヒのデート騒ぎ? それは誤解で勘違い 何よりも宝物 超能力 涼宮ハルヒの計算  涼宮ハルヒの嫉妬 ミニチュアハルヒ ベル 3点セット 涼宮ハルヒのネコ にわか雨の訪問者 ハルヒの寝言 涼宮ハルヒの独善(シュール・BadEnd?) 涼宮ハルヒの情熱  涼宮ハルヒの出産 あの日からの願い Amemorywithouttheend 涼宮...
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