涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「クロトス星域会戦記」で検索した結果

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  • クロトス星域会戦記(銀河英雄伝説外伝クロスオーバー)
    ...します。      クロトス星域会戦記(前編)    クロトス星域会戦記(後編)
  • 長編・その他3
    ...田の憂鬱 原付免許 クロトス星域会戦記(銀河英雄伝説クロスオーバー) 分裂、或いはSのモノドラマ(佐々木×キョン) セーラー服とメイドさん ユ・ビ・レ・ス Missing you関連 涼宮ハルヒの奇妙な冒険 ドラえもんとハルヒの鏡面世界(仮) (ハルヒ×ドラえもん) Macross Cross (MacrossF x 涼宮ハルヒ) 宇宙人は情報羊の夢を見るか? プロローグ ピノキオ 月の微笑シリーズ(佐々木×キョン) ランキング by.キョン(佐々木視点、オール物) お隣さんはすごいヒト 空と君とのあいだには 消失異聞 切り札と悪魔 谷口のTOT団 涼宮ハルヒの誰時 朝倉ルート 雷の夜のこと Live A Cat~シャミセンさんシリーズ~ 台風一過のハレの日に 橘京子の暴走 橘京子の驚愕 もう一人の秘された神 (きれいな)朝倉さんと(かわいそうな)古泉君 やさしい嘘 鶴屋さんの隷属 ...
  • 銀河帝国の滅亡
     自由惑星同盟軍統合艦隊は、銀河帝国首星トランター近傍宙域へのハイパースペースジャンプを完了した。  旗艦「ナデシコ」戦闘中枢指揮所では、司令長官朝倉涼子がゆったりと椅子に座っていた。  艦載メインコンピューター「オモイカネ」が、周辺情報を空中に映し出した文字で示す。 『前方に敵性艦隊を確認。銀河帝国親衛艦隊と判定。総数534隻』 「帝国最後の艦隊ね。さぁ、どんな戦いを見せてくれるかしら」  親衛艦隊534隻に対して、こちらは1543隻。優位は揺るがないが、油断はできない。 『楽しそうですね』 「戦争は私の仕事だもの。仕事は楽しんでやるに限るわ」      トランター、皇帝宮殿。  帝国宰相長門有希は、敵艦隊を確認すると、淡々とした声で命令した。 「玉璽台、応答せよ」  玉璽台は古典的な電子音声で応答した。 「音声認識、帝国宰相長門有希。御命令をどうぞ」  玉璽台には、帝国の全権力を象徴す...
  • ティアマト
    「涼宮ハルヒの第三次ティアマト」 宇宙暦794年、帝国暦485年末、銀河帝国に於いて新たな侵攻作戦が決定された。 「それでは、陛下の在位30周年式典に華を添える為に、出征せよと言われるのか」 近来では珍しい事に、フリードリヒ4世の統治は在位30年の長きになる。 しかし内政面での功績は全く無いと言っても良く、対外的な軍事上の勝利で国民の目を欺く・・・・のは為政者の常套手段であった。 「しかしな、司令長官。昨今叛徒(同盟)どもの軍事攻勢が相次いでいるのも事実だ。先般もイゼルローン要塞に6度目の攻撃をかけてきておるではないか」? 「それは撃退しておるし、それに先立ってヴァンフリート星域まで進出し叛徒どもの前進基地を叩いているではないか」。 「しかし、2年前にはイゼルローンに肉薄されているし、その前にはアルレスハイムで大敗を喫している。 「別に敬だけの責任を問うておるわけではない。我らは同じ責任を...
  • 神様とサンタクロース
       赤や緑や白色が町中を飾り付け、クリスマス定番の賛美歌が何処からともなく響いてくる、何となく楽しい気分になるそんな季節。偶然、二人きりになった学校の帰り道に、あたしは歩きながら何気なくキョンに聞いてみた。   「ねえキョン。あんた神様っていると思う?」 「野球の神様とか、サッカーの神様とか言われる人なら居るだろ」    と、いつものようにとぼけた風にキョンは答える。   「あたしが聞いているのはそんな例えられた神様じゃなくて、この世界を造った創造主とか何でも願い事を叶えてくれる全知全能の神とか、そんなの神様の事よ。あんたはいると思う?いないと思う?」    きっとキョンは「居るわけ無いだろ」なんて答えると思ったのに珍しく考え込んでいるような素振りを見せた後、少し間があってポツリと漏らすように言った。   「お前がいると思うなら、居るんじゃないのか?」 「何でそう思うわけ?理由も答え...
  • デートスポットに行こう!
    動物園に行こう!の続き。   春休みを満喫しているのか、それともただ金の無駄遣いをしているのか分からないのだが、妙にお土産が部屋に増えている。 遊園地で買ったペンスタンド(ハルヒに押し付けられた)や、動物園で買ったペナント(ハルヒが見つけた)なんかが机に乗せられている。 そういう金の無駄遣いの続きではないが、俺はベッドに寝転がり、週刊情報誌を眺めて、ハルヒとの約束を果たすために、あれやこれや考えているところだ。 『そのような陳腐な情報を検索する時間は、いかに無意味なことであるか、身に染みて後悔する時がいずれ来るよ』 などというくだらないメールに『ほっとけ』と返信することも忘れてはいない。 そもそも『春休みに二人だけで出掛けよう』などと約束したことを後悔している真っ最中だ。 おまけに告白してしまったことと合わせて、大陸棚より深く反省している。 人に言われなくても身に染みて分かっている。が...
  • Close Ties(クロース・タイズ)
    Close Ties(クロース・タイズ)     プロローグ   第一話   第二話   第三話   第四話   第五話   第六話   最終話
  • 銀河SOS伝説~射手座の光芒~終章
       ブ・イン・エー戦死に続いて教皇戦死の報が戦場を駆け巡ると、コンピケン連合軍将兵の戦意は跡形もなく消え去っていた。自然と砲火の応酬は止み、次々に艦の機関を停止して降伏していった。戦争を!勝利を!と呼号する総司令官が消滅したからには、圧倒的不利になった状況下で得ることの叶わない勝利を求める理由はどこにもなかった。 十一月三十日五時十一分、コンピケン連合軍の残存部隊をまとめたブ・イン・ビーが、全軍を代表してSOS帝国軍に降伏を申し出た。本国には名のある指導者や提督は存在せず、織的な抵抗はほぼ不可能なため、事実上のコンピケン連合の敗北宣言である。 ハルヒは即座に降伏を受理すると同時に、SOS帝国の勝利を宣言した。帝国軍の全艦艇で歓喜と興奮の活火山が爆発し、勝利の雄たけびと音階を無視した歌声が響き続けた。一時は不利かと思われたものの帝国軍の全将兵が信奉する英雄は辛くも勝利して、彼らは無事...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第四話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第四話      朝。体が異常に重たい。  そして眠い。なんとか立ち上がってはみたものの、睡眠が足りないと私の脳と四肢が訴えている。一体この状況はどういう事か。  横になりたいという気持ちに負けて布団を敷いてそこに潜り込み、そして昨日の出来事をずっと反芻していたのは覚えている。  私が有機生命になったという事をすぐ実感した。  生物特有の体臭が私から立ちこめていた上に、髪の毛はあらゆる方向へと自由に波打ってしまっていた。  シャワーを浴びるという行為が必要だと判断し、実行する。人間とはなんと煩わしい行為を、それこそ沢山毎日繰り返さねばならないのだろう。  足がふらつく上に、体は摂食を極端に拒む。思考速度が極めて低い。これが人間なのだろうか。  鏡に映った己の顔が濃い桃色をしている上に歪んで見える。人間になると私はこんな姿になるとは思いも寄らなかった...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第三話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第三話      ケーキを食べ終わり、もうこの楽しい時間も終わりかと、少し残念な気分になっていた時、ハルヒは唐突に大声を出した。 「さあてプレゼントコーナーよ!」  ハルヒは私に包みを見せてから、バリバリとそれを破いた。 「お、おいハルヒ、お前が開封してどうすんだよ!」 「いいから見てなさい!」  包みの中から出てきたのは、オフホワイトに赤いブランド名入りの細いマークが一本ついたニットキャップだった。 「いいでしょこれ!」  部室の飾り付けに使ったらしいはさみで値札を取り去り、私の頭にそれをかぶせ、前髪を直された。 「すごい!ぴったりです」  皆賞賛の言葉を上げるが、鏡が無いので分からない。いや、あったとしてもあまり理解はできないが。しかし、耳がこれでカバーされるので、寒さ対策にはなるだろう。 「ふふっ、あったりまえでしょ!」  ハルヒはいつもの...
  • ひぐらしのなかないハルヒ 祟犯し編
    今日は土曜日、一日中寝ていても怒られないわ明日も休みだわ最良の一日。 昼まで爆睡していたかったな。   何故過去形なのか知りたい方がおらっしゃるでしょう。 今俺はハルヒの命令でサッカーの試合に出ているのです。   元はハルヒだけが呼ばれていたらしいが一人が嫌なのか 例のごとく団長から招集がかかり、我がSOS団全員が参加することになってしまった。 ついでに地元サッカーチームなので途中参加はOKらしい、   ハルヒ「今日は絶対に勝つわよ!勝たなきゃ死刑だからね!」 キョン「別にいいだろ、俺はさっさと帰りたい訳だが・・・・」 ハルヒ「馬鹿言ってるんじゃないの!助っ人なんだから勝たなきゃ意味ないでしょ!」   野球の例があったので手っ取り早く長門に超能力を使ってもらい 俺達はアッサリ勝利することができた。   試合も終わったが俺は帰ることができなかった。 何故かって?それは・・・・・・   ハルヒ...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 最終話
    Close Ties(クロース・タイズ) 最終話     「お待たせしました長門さん」 「ま、ま、待って…ない」  いつもの公園のベンチは、いくら寒い日であっても、私のお気に入りの場所だ。街には雪が積り、いつもとはまるで違う趣を見せていた。気温は三度しかないのに、私の体は沸騰するのではないかと思うくらい上気していた。  どこかで皆が私達二人を観察しているのは分かっているのだが、視界には入って来ない。  私はもう大丈夫だ、とははっきり請け合えないからなのだろうか。  古泉君(朝比奈さんには申し訳無いが、この呼称が今の私には限界だ)の大きな手が、私の黒い手袋をつけた手を包み込んで、一緒にゆっくりと歩き出す。  もうこうして出かけるのは何回目かも覚えていない。  だから、今日こそ皆に見せつける。私はもうみんなに心配されるような人間ではないんだと。  古泉君が嫌だと言わないのなら、私は彼の、ええ...
  • Close Ties(クロース・タイズ) プロローグ
    Close Ties(クロース・タイズ) プロローグ      暗くなった部室に私は涼宮ハルヒと二人きりでいた。なんとも珍しい状況だ。  部活時間は過ぎ、下校を促す放送も流れた。 「アタシは、その…そんなつもりで質問したわけじゃないのに…」 「私は確かに古泉一樹の気遣いには感謝している。でも、彼に対して特別な考えを抱く事はない。それは誰に対しても変わらない。だからあなたも安心して欲しい」  昨日、私は一人図書館で、本という装丁からして芸術的で美しい記憶媒体が多数保存されている空間からの帰り道で古泉一樹と出会い、歩いていただけだ。私の居住地を教えておいた方が良いと判断したためである。  しかしその姿はクラスメイトに目撃され、私は同級生から何故一緒にマンションへ入ったのかと質問攻めにされるという非常に面倒な状況に陥ってしまった。感謝の印としてお茶を振る舞うのはおかしい行為なのかと質問し返した...
  • 普通の短編置場
    ここには普通の日常系とかのSSを置いてください。   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25   26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50   51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75   【題名付き・短編保管庫】 1 2   小説 Please tell a final lie こわれてしまった少女のはなし 五月の風、ふぁいなる 艦長ハルヒ保守 寝ぐせ byキョン 長門有希のカラオケ 谷口と国木田の恋 長門有希の密度 ある日の活動 スタンド・バイ・ミー うちゅうせんそう ...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第五話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第五話     「どう?取れそう?」  これはハルヒの声。少々沈んだ声で話しているのは何故だろう。 「うーん…ここの生地だけお店に持っていって交換してもらえば大丈夫だと思いますよ。ブランド品はちゃんと修理してくれますから」  朝比奈さんの声。 「そう!良かったわね有希。もう愛しの彼にもらったバッグをゲロまみれにしちゃダメよ!」  頬を突つかれる感触。ぱたぱたと離れていく足音。 「涼宮さん!もう少しオブラートに包んだ物の言い方覚えてくれればいいのに」  額から何か湿り気のある物が取り除かれる。そして、同じ物と思われるが、少々冷えたそれが再び乗せられる。  その心地良い冷気が、私の鈍っていた感覚をクリアにしていく。 「…私は、死んだの?」  目を開けることなく、私はそこにいるだろう朝比奈さんに質問した。  声の代わりに硬い紙をくしゃくしゃに丸めるような...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第一話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第一話      時刻は午前6時。  通常の有機生命体-人間である朝比奈みくるにとってはまだ睡眠中、または起床時間だろうか。  私が彼女だけを家に呼び出したのは理由があった。  朝比奈みくるはすでに制服へと着替えていたので話はある程度長くできるが、覚醒しきっていない表情は見ていて申し訳がない。急いで伝えることを伝えて登校前に仮眠をとってもらうのが良いだろう。  私はテーブルの前に座った朝比奈みくるにお茶を出してから、テーブルの上に二つ折りのやや無骨なデザインの黒い携帯電話を置いた。 「…えと、携帯電話買ったんですね、長門さん」  残念ながら携帯電話を自慢するために呼び出したわけではない。 「これは統合思念体からもたらされた通信機」 「通信機を必要とするんですか?」  朝比奈みくるは訝(いぶか)しげに携帯電話を眺めた。彼女の疑問はもっともだ。統合思...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第二話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第二話      午前の授業時間はあっと言う間に過ぎた。  私の中にはエラーが蓄積していた。明日のこの時間には、私は人間になってしまっているのだ。有機生命体であれば、このエラーを不安と表現するだろう。有機生命…いや、人間になればエラーに悩まされる事も無いのだろうか。  無くなるとすれば、それは素晴らしい事だ。  置換プロセスが開始されてから、私の表現の中に形容詞や抽象的な言葉が増えてきた。確かに、私は変化している。 「ゆーきーちゃんっ!」  昼休みを告げるチャイムとほぼ同時に教室へと入ってきたのは、朝比奈さんと鶴屋氏だった。  どうやら朝比奈さん自身も私の呼称を再設定したらしい。  昼休みはいつも部室で本を読むのだが、朝比奈さんと鶴屋さん(朝比奈さんに合わせて自主的に再設定した)は私を屋上へと連行し、本にありつく事が出来なかった。  真冬にも関...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第六話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第六話     「よ、よう長門。気分はどうだ?」  朝比奈さんが出て行ってから、数分程眠っていたのだろうか。私の額に濡れタオルを置き直してくれている彼の挨拶はいつも『よう』だ。 「…よう、キョン」 「え?あ、おう…」  なんだか彼は辟易しているようだ。いきなり彼の挨拶を真似るのは難易度が高かったようだ。  普段から制服を着崩している彼だが、今の彼は上着もネクタイも着用せず、腕も足もまくり上げるという随分寒そうな格好をして私の傍にあぐらをかいている。 「玄関マット洗うのにベランダ使わせてもらったぞ。ああ、寝たままで構わんから。お前には一生感謝してもしきれない程世話になってるんだからな。玄関マット如き何百枚でも洗ってやるさ。だから起き上がらんでいいぞ」  寝転がったままで言うのは気が引けるが、仕方ない。 「ありがとう」  玄関マットは何百枚も所有して...
  • 普通短編60
    長門「鯛を買ってきた、格安10円」 ハルヒ「へえスゴイお得じゃないの!さすが有希ね!」 長門「照れ、照れ///」 キョン「ちょっと待て、鯛が10円ておかしいだろ」 古泉「きっと値切ったんでしょう、そう考えるとうなずけます」 キョン「アホ、うなずけるか!」 みくる「えっ鰻の漬物がどうしましゅた?」 キョン・古泉「(;^ω^)」 長門「私が刺身にする」 ハルヒ「楽しみね」 キョン「良く見りゃ腐ってるぞ、腹壊しそうだな…」 長門「切った」 ハルヒ「上手ね!さすが有希ッ!」 みくる「私達に出来ないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」 古泉「実に美味しそうですね」 長門「照れ、照れ///」 キョン「こ、これはァ!!腐っていたはずの鯛なのに、なんだこの最高級的な輝きッ!!?」 長門「我が包丁さばきは、腐食した鯛でさえも最高級のそれに魅せることが出来るっ!これで大儲けじゃ...
  • Close Ties(クロース・タイズ) の少し後で
    Close Ties(クロース・タイズ) 番外編   Close Ties(クロース・タイズ)の少し後で        小学校の頃に黄色いバケツを使った記憶は無いだろうか。絵の具の筆を洗う中が仕切られてるヤツだ。授業が終わる頃にはどんな律義な奴のバケツの水も「混沌」というタイトルをつけたくなるようなオブジェの如くまがまがしい色に染まっていただろう。  その水と同じくらい山ほど複雑な事情が絡みに絡みまくってしまった結果、その、まあ、なんていうか、うむ、まあ、ハルヒの奴が俺の膝を枕にして寝ているのだ。  いや、決して長門と古泉という初々しいカップルが初めて一線を越えるシーンを目撃しただけでってのはなんというか、ハルヒのプライドが許さんだろうから、そうではないという事にしてなくちゃならん。  しかも目の周囲と鼻の頭を真っ赤に染めてな。俺の一張羅のジーパンはこいつの鼻水までついてかっぴかぴにな...
  • 銀河SOS伝説~射手座の光芒~序章
    時は移り、所は変われど、人類の営みには何ら変わることはない。      ――宇宙暦1898年、五世紀に及ぶ平和な治世と、それに続く三世紀に及ぶ堕落した治世で、腐敗しきった天の川銀河統一政府はついにその政治的求心力を失い、崩壊した。 統一政府崩壊後、連邦という錆びた鎖から解き放たれた旧統一政府領各地の星系政府や宇宙艦隊駐屯地は、好き勝手に独立を宣言し、単一色だった天の川銀河の地図を鮮やかなモザイク画へと書き換えた。 正確な記録は残っていないが、信用するに値する説によれば、七月七日二十二時四十三分に首都星プレトリアがテロリストの仕掛けた反物質爆弾で消滅した後、たった二十四時間で大小500以上の勢力が天の川銀河内に乱立したそうだ。その年の四月に実施された最後の国内調査では天の川銀河内の総星系自治体数は533とされていたから、これはほぼ全ての星系が独立を宣言したとみてよい。 後に、天...
  • 機関の推測
    【このSSは「疑惑のファーストキス」の続編です】   「はっきり言いましょう。  いい加減にして下さい。  我々『機関』だって、貴方と涼宮さんのプライベートに踏み込みたくはありません。  ですが、貴方の特殊な性的嗜好のために世界が崩壊することは避けていただきたいのです」 「あのぉ」 朝比奈さんがおずおずと手を挙げた。 「『とくしゅなせーてきしこー』って何ですか?」 朝比奈さん! けがれ無きあなたが、変態・古泉の話など聞いてはいけませんよ! 俺の血を吐くような叫びはまるっきり無視され、古泉はマイエンジェルの耳元でゴニョゴニョと話し始めた。 まるで、硫酸にひたしたリトマス試験紙のように、朝比奈さんの顔が見る見るうちに真っ赤に染まっていった。 「キョ、キョン君って、ヘ、ヘンタイさんだったんですね」 朝比奈さん、言い方は大変可愛らしいのですが…… おいこら、古泉、てめえ、俺の朝比奈さんに何を吹き込...
  • 涼宮ハルヒのポケモン怖い
    「ねぇ、キョン。あんたポケモン持ってないの?」 近頃は最新型パソコンと睨めっこバトルをくり広げている団長様が、やおら話題をふってきた。まだまだ嵐の前のナンとやらを堪能していたい俺は、何をやらかすか分からんハルヒの目論見をできるだけけしかけないように答えた。 「あんな面倒なものは小四で卒業した」 「私、昨日ゲーム機ごと買ったんだけど……あんたもやらない?」 何故たった一言返しただけでここまで話が進むんだ?…まぁ、ゲームごときで深刻に考えるのもどうかしてるが、ハルヒはここ最近ネットばかりしているからなぁ 「昔は誰でもやったことあるわよね、どぉ?みんなで対戦とかやりたくない?」 「ふぇ~ゲームですかぁ…」 ゲームにまで手を出したら、今流行りのフリーター万歳人間になってしまうのではないか…仕方ない。ハルヒにこんな話をしても無駄だと思うが、たま...
  • アナル短編1
    朝比奈 「今日、お弁当たくさん作りすぎちゃったんです。キョン君。よかったら一緒に食べませんか?」 キョン 「それはぜひ食べたいね。」   朝比奈 「これが私の作りすぎたお弁当の残りです。」 古泉 「やぁ、キョンたん。キョンたんの昼ごはんは私よ!」 キョン 「!?」 古泉 「さっそくですが、召し上がれ!!アナル狙い!!」 キョン 「アナルだけは!!アナルだけは!!」     古泉「あ、長門さんきゅうりとってください」 キョン「アナルだけは!アナルだけは!」 古泉「・・・・」 長門「・・・・」 キョン「すまん、なんか妄想してた・・・」     キョン 「ここで?朝比奈さんで二人で寝ろっていうのか?」 長門 「寝て」   キョン 「しょうがないなぁ、照れるじゃないか。」 古泉 「引っかかったな僕のキョンたん!!」 キョン 「古泉がふとんの中に!?」 朝比奈 「ではごゆっくり。」 キョン 「朝...
  • 銀河SOS伝説~射手座の光芒~第五章後編
      「あーあ、採用されちゃったね、あの作戦」 「不満があれば反対すればよかったのに」 作戦の詰めを終えて会議が終了すると、ナガトの前にはアサクラ、キミドリのスクリーンだけが残った。キミドリは平然と、アサクラはわざとらしく肩をすくめて状況を受け入れていた。どちらもカフェでメニューを相談する女学生といった風体で、とても宇宙艦隊を指揮する提督には見えないタイプである。 「別に不満なんてないわよ。ただ、遺書を書いてなかったなー、って思い出しただけ。これまでのと比べてちょっぴり危ないでしょ、これ」 「危険かどうかは指揮官の能力に依存する。あなたは兵士を率いてその生命を預かる者として、もっと自覚を高めるべき」 「はーい」 極低温の矢が一閃したが、返答はまだ生ぬるいものだった。SOS帝国の特徴として後世において指摘されるものに、伊達と酔狂のお祭り騒ぎと純粋な生真面目さが同居している、というものがある。...
  • 長編・キョン3
    スリーウィーク 鈍感な二人と、その幸せを願う人達の話 白銀の残雪 夏色 メタ・ラブコメディ ROLE PLAY あなたを守りたい(BadEnd) バカップル日記 夏風のコンチェルト タイムリミット some day in the rain another story 明日晴れかな 女の子 移りかわる時間、いつかの記憶 mirror 涼宮ハルヒのロバ ヒーロー クラスメイト キョンの選択(Bad End注意) ポニーテールの秘密 エイリアンズ 未完? カエル男 ホワイトデー前後の物語 人生最悪の三日間 バミューダの外側 結末は空港で 人生最悪の四日間 一年前からの気持ち 夢のような世界? パンフレット ウソがホントになる世界で 遊園地に行こう! 二年前のValentine(佐々キョン) 冗談まみれの勉強会 涼宮ハルヒの放課 涼宮ハルヒのひなた荘 開花予想(旧題:桜) 動物園に行こう! デート...
  • ピロートーク~リクスー編
    その1 …駅前… ハ「遅いわよ、キョン!」 キ「すまん、出掛けにお袋が…」 ハ「まぁいいわ、今日のデートはスーツを買いにいくわよ!」 キ「スーツってなんで?」 ハ「馬鹿ねぇ、就職活動のために決まってるじゃない、もう大学三年なんだから就活は始まってるのよ! それともニートにでもなる気?」 キ「いやぁ今月金欠で……」 ハ「お金はあんたのおかぁさんからとっくに預かってるわよ、あたしの分は貯金下ろしてきたしね」 キ「お袋め余計な事を……ってハルヒの分って…お前就職するのか? てっきり大学院かと思ってたぞ」 ハ「まぁそっちも考えたんだけど、あたしみたいな優秀な人材を象牙の塔に閉じ込めておくだなんて社会の損失よ! なるべく早く実社会にでて働くのが世のため人のためよ、いわば社会貢献ね」 キ「……(ハルヒに宮仕えが出来るとは思えないが……まぁいざとなりゃあの手でいくか)」 ハ「さぁいくわよ、デパートで...
  • 長門有希の報告Report.16
    Report.16 長門有希の憂鬱 その5 ~朝倉涼子の報告~ 「ゆ……き……?」  涼宮ハルヒは、突然現れたわたしに恐る恐る声を掛けた。わたしは無言で視線を向ける。 「話はあと。」  極めて短い返答。わたしは二人に向けて言った。 「朝倉涼子、支援を要請する。ハルヒ、下がってて。」 「な!? 何言(ゆ)うてんの!?」 【な!? 何言ってんの!?】  ハルヒが声を上げた。 「涼宮さん!!」  彼女に負けじと声を張り上げる涼子。 「今は……長門さんの言う通りにして!!」 「あんたは、あたしに黙って見てろって言うん!?」 【あんたは、あたしに黙って見てろって言うの!?】 「だいじょうぶ。」  わたしが声を掛ける。 「あなたが信じてくれる限り、わたし達は負けない。」 「そんなこと……!」  わたしは彼女を見据える。しばらく見つめ合っていたが、とうとう彼女は観念した。 「……分かったわ。でも、約束...
  • ハルヒ「か~っかっかっか~~!」
         ハルヒに巻き込まれて数ヶ月、日々起こる非日常の連続に俺の精神は多少の事では動じない強靭さを手に入れていた。  つもりだったんだがな……。    休日、いつものようにハルヒに呼び出されていた俺が駅前に辿り着くと、そこにはいつもの4人と……誰だ? あの黒人   ハルヒ「この可愛いのがみくるちゃん、こっちの静かな子が有希。彼は古泉君で……あそこに居る、まぬけな顔をしてるのがキョンよ」   黒人「ハジメマシテ、キョンサン。ニャホニャホタマクローデス」    やたらフレンドリーに俺の手を握りしめるのは、ニャホニャホタマクローさん……らしい。    えっと……どうも。    おい、この人誰が連れてきたんだ? っていうかこんなことをするのは   ハルヒ「あたしよ!」    やっぱりか。   ハルヒ「あんたは遅いし、そこでふらふらしてたから捕まえてきたの」    文書の前後で意味が繋がってないん...
  • 日常的なSOS団。非日常もほんのりと。
    ◆T6aH4QT.x2です。 自身が把握しきれなくなったのでまとめます。 勝手して申し訳ないです。 尚、注意書きがある場合はリンク先にありますので安心して下さい。 また、タイトル後に☆マークがついてあるものはハルキョンでない特定カプが存在します。 なので原作ファンの方は注意して下さい。 以下シリーズもの。 時系列順です。 これもまたトラウマ 実は8.365秒 その技の名は 多分SOS団設立時 朝倉涼子迷走記 勝手にずらした時間軸 彼がバイトを始めた理由 以下それぞれ孤立した話です。 微睡の試練 規定事項の流れ星☆ 星色パノラマ モノクロシンドローム   夏の夜空と家無き子☆   ひまわりの咲かせかた 未完 星空までは何マイル? それが誰かの望んだ味で 以下クロス、パロもの。 紫の髪の女の子☆ 未完 ハルヒ「ひぐらしつかまえた!」   たった二人の渡り...
  • 長編・未分類3
    -接触編-前編 エンドレスエイト103回目 しん・せかいに君と 涼宮ハルヒのユカイなハンバーガー 涼宮ハルヒの死体 涼宮ハルヒの運命(Fate×ハルヒ) 長門有希の我侭 実は8.365秒 サマー・デイズ(微鬱注意) 大きくてちいさな日々  1 2 3 その技の名は 多分SOS団設立時 【『CLOVER』】 ボディーガード (古泉×キョン妹) 涼宮ハルヒのOCG(ハルヒ×遊戯王5D`S OCG) 絶体絶命でんぢゃらすじーさん vs SOS団 みんなSS大好きだよ保守 朝倉涼子迷走記 みくるの反抗(仮) (※グロ・BAD END注意) SOSvsSOS (性転換「系」) 名も無き詩(ハルヒ×サイレントヒル) ハルヒ「ひぐらしつかまえた!」 日常的なSOS団。非日常もほんのりと。 涼宮ハルヒの激流 涼宮ハルヒの静寂  畏怖・涼宮ハルヒの静寂 (クロス) 君誰大会 とある古い森で 鶴の国 三千世界...
  • 「編集長☆一直線!」改
    1.童話(橘京子)    今は昔のことなのです。  とある小さな国の森の奥深くに、一軒の山小屋がありました。  そこでは白雪姫が九人のこびとさんといっしょに住んでいました。  その白雪姫は追い出されたんじゃなくて、自分でお城を家出してきたのです。  お城の窮屈な生活が嫌だったからです。  白雪姫は、こびとさんたちのおかげで衣食住に困ることもなく、悠々自適の生活を送っていました。    同じころ、森の近くにある海で泳いでいた人魚が、難破した船から投げ出された王子様を助けていました。  人魚は王子様を岸まで運びますが、気絶した王子様はずっと眠り続けています。何をしても起きません。困った人魚は白雪姫のところにつれて行くことにしました。  白雪姫とは彼女が森に来たときからの友達でした。人魚は白雪姫から「困ったことがあったら僕のところにくるように」と言われていたことを思い出したのです。  人魚は人の...
  • 夏祭りはキョンをかえるようです
    そんなこんなで(どんなこんなでなのかは全く謎だが)今日は8月15日、世間で言う盆休みだ。 同時に終戦記念日でもあるわけだが、平和な平成を生きる現代人にはどうでもいいことなんだろう。 現在午後六時半、俺は駅前の公園でSOS団の面々を待っていた。 なぜこんな素敵な休みの日に皆で待ち合わせをしているかと言うと、今日は近くの河川敷で花火大会があるのだ。 当然あのハルヒがそんな一大イベントを見逃すはずもなくこうして呼ばれたわけだ。 しかし、まさか俺が一番最初につくとは思わなかった。 ハルヒや古泉、朝比奈さんならともかく長門まで俺より遅いとはな。 ぼーっとしながら待っていると、気付けば30分もたっていた。 そこでようやくハルヒがやってきた。 「いやーお待たせお待たせ。着付けに時間かかっちゃってさ」 「遅いぞハル…ヒ…」 普段時間前に来ているにも関わらず奢らされているもんだから、ここぞとばかりに文句を言...
  • 長編・長門有希2
    長門有希の憂鬱Ⅰ ユキ×ムネ 『Hirundo rustica』 恋する?いちご練乳 すき焼きミッドナイト 長門有希の憂鬱II 長門有希の些細な願望 雪、無音、窓辺にて。 長門有希の憂鬱III 3つの選択肢 長門有希 銀河を超えた戦い(スターウォーズクロス) 文芸部室の幽霊 もうこんなのいやだ 長門有希の変化 もう一つの12月18日 スノースマイル・バースデイ 白有希姫 Different World s Inhabitants YUKI 長門有希の雨雫 長門有希への復讐  ※微オリキャラ注意 幻惑小説 Close Ties(クロース・タイズ) センター前日 涼宮ハルヒの経営I 射手座の日、再び 寡黙大騒動 「こわれもの」(陰謀でのフラクラが許せず) 想い出は、雪とともに 春先の風物詩 涼宮ハルヒの消失ー長門有希の憂鬱 長門有希の再会 長門有希の三日間 おかえり、ただいま。 長門有希の失踪...
  • 普通短編8
    ハルヒ「キョン!私を食べて!」 キョン「ちょwwwwwwww    ・・・・・・いいのか?」 ハルヒ「・・・・・・来て」 キョン「いただきまーす」 ハルヒ「え・・・そういう意味じゃなくて・・・」 ばりんばりんくちゃくちゃはむはむはふっごきっぼきっばき ハルヒ「はっ!    ドリームか・・・・・・」 ハルヒ「ちょっと キョン!あたしを食べて!」 キョン「そんな事出来るわけねぇだろ、二人で助かるんだ」 ハルヒ「私はもうダメ、腕も動かせないもの」 キョン「ほら…水だ飲ませてやる」 ハルヒ「ごめんね、キョン。あたしがロッキー山脈登山大会を…グハッ」 キョン「ハルヒ!ハルヒッ!!犠牲になった皆の為にも頑張るんだ」 ハルヒ「ご…めん…みく…るちゃん達が…迎えに来たみたい…」 キョン「馬鹿なこと言うなハルヒッ!!」 ハルヒ「キョン…だけでも……たすか……クッ」...
  • アナルを出よう!
    古泉「たたたた、大変だ!」    いきなり慌ててスイマセン!  僕の名前は古泉一樹。何処にでも居るしがない高校生エスパーです。  とつぜんですが、聞いてください。  僕は何時ものようにハッテンしてました。  悲しいですが、擬似キョンタンでハッテンしてました。  ねりからしをまぶした、大根です。  それを僕の秘めどころにぶち込んでハッテンしてました。 古泉「ンヴォヴォヴォヴォ! アナッポォ! サイコォ!」   でした。天上の幸福が禍福でした。感激でした。  ……途中までは。  悲劇は突然やってきたのです。  あろうことか、 古泉「アナル痙攣とは……! 世も末じゃあ!」  ビリリリ! とアナルと括約筋に走った電流!  それはトキメキ……愛の始まり、ではありませんよ! 古泉「世も末じゃあ! アナル痙攣じゃあ! たたりじゃあ!」  抜けません!  いえ、抜きましたが!  違います!  ...
  • 涼宮ハルヒの歓喜~サンタが町にやって来た~
    「涼宮ハルヒの鬱憤」→「涼宮ハルヒの教科書」から続く続編です。 「サンタクロースをいつまで信じていたか~?」 なんて事は他愛も無い世間話にもならないくらいのど~でも良い話だが、 それでも俺がいつまでサンタ等と言う想像上の赤服爺さんを信じていたかと言うと 俺は確信を持って言えるが、最初から信じてなどいなかった! 幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタは偽サンタだと理解していたし、 お袋がサンタにキスをしている所を目撃した訳でもないのに、 クリスマスにしか仕事をしないジジイの存在を疑っていた賢しい俺なのだが… この目の前にある状況を俺は一体、どう理解すれば良いのか!?   「Oh!Merry,Christmasデ~ス!」   おいおい…ちょっと待ってくれ…何なんだ、これは? 分かった…まぁ百歩…いや、TVショッピングで宣伝している 胡散臭いダイエット器具のおまけに付いてくるような万歩計が...
  • 長編・涼宮ハルヒ2
    少女達の放課後 A Jewel Snow (ハルヒVer) ダーク・サイド 繋ぎとめる想い 涼宮ハルヒの演技 涼宮ハルヒと生徒会 HOME…SWEET HOME 神様とサンタクロース Ibelieve... ゆずれない 『大ッキライ』の真意 あたしのものよっ!(微鬱・BadEnd注意) ハルヒが消失 キョウノムラ(微グロ・BadEnd注意) シスターパニック! 酔いどれクリスマス 【涼宮ハルヒの選択】 内なるハルヒの応援 赤い絲 束の間の休息(×ローゼンメイデン) ブレイクスルー倦怠期 涼宮ハルヒの相談 お悩みハルヒ 絡まった糸、繋がっている想い 恋は盲目(捉え方によっては微鬱End注意) 涼宮ハルヒの回想 小春日和 春の宴、幸せな日々 春の息吹 おうちへかえろう あなたのメイドさん Day of February ハルヒと長門の呼称 Drunk Angel ふたり バランス感覚 S...
  • 第三章:ホーンテッドマンション
    人間というのは実に興味深い観察対象だ。 変な作り物の世界を作っておき、そこに自分で入っていって笑ったり泣いたり出来る。 自分で自分をだますことができる存在だ。情報統合思念体に作られた自分にはそういう 器用なことは全く出来ない。ホーンテッドマンション(呪われた館)という名前が冠さ れたアトラクションの前に来ると朝比奈みくるがこんなことを言い始めた。 「えー、ここに入るんですかー」 やっと彼女も涼宮ハルヒがアトラクションのコンセプトの実体化を行っていると 理解したのであろうか。だとすると、無理もない。おそらく、このアトラクションが 実体化すれば、人間が最も忌み嫌う存在の一つである幽霊が実体化するだろうから。そ れとも、朝比奈みくるが恐れているのは「お化け屋敷」というコンセプトそのものだろ うか? 「無理もありませんね。どうでしょう、ここは僕は朝比奈さんと留守番をして、 他の皆さんで行っていただ...
  • Project512_Part12
    Project512_Part12-もくじ- クイックメニュー     ●<規制に巻き込まれて大変でしたよ!   【チャック・涼宮ハルヒにいじめられる】   【多分消失世界】 【チャック・『涼宮ハルヒ+(適当な接続詞)面倒な事になる』】 【体育の日記念・前】 【体育の日記念・後】(時間切れ) 【体育の日記念・完結編】(後日追加予定) 【八月の思い出】 【チャック・橘京子が一緒にお風呂に入れる】 【続・橘京子が一緒にお風呂に入れる】 【風雲!涼子と有希】 【風雲!新アニメ!】 【五組の光景・一】 【五組の光景・二】 【五組の光景・三】 【五組の光景・四】 【五組の光景・五】 【五組の光景・六】 【五組の光景・七】 【ほげい船長門・甲】 【ほげい船長門・乙】 【ほげい船長門・丙】 【ほげい船長門・丁】 【意味不明小ネタ・たまには僕も】 【捏造!TVK版の憂鬱I】 【捏造!T...
  • 涼宮ハルヒのOCGⅡ   
    涼宮ハルヒのOCGⅡ  う、嘘だろ・・・。目の前には麗しの上級生朝比奈さんがいる。いつもなら俺を癒してくれるその笑顔も、今だけは俺に何の効力も持たなかった。何故かって? 俺のライフポイントは0。朝比奈さんは8000。んで今は朝比奈さんの先攻2ターン目。さて、何でこんな状況になったのか、まずはそれを説明しなければならんな。5分前に遡るとしよう。 古泉の関係者の売却と、長門の情報操作のおかげで文芸部室には大量のカードが集まっていた。前者はどうもハルヒの力らしいが、今回ばかりは俺にプラスに作用したぜ。デッキを調整しなおした俺は、何故かデュエルができるらしい朝比奈さんと決闘することになった。ゆっくりとデッキをシャッフルする朝比奈さん。何をやらしてもこの人は絵になるな、うん。そしてジャンケンは朝比奈さんが勝って俺は後攻になった。まずはお手並み拝見と行くぜ。というかこの時気づくべきだ...
  • 長編・キョン4
    キョンの完全犯罪 涼宮ハルヒの記憶 涼宮ハルヒの軌跡  絶対に… 卒業式の約束 キョン100%(2) 涼宮ハルヒの逆転(キョンの消失) すれ違う想い 家出少女 Love Letter from …? 好感日記 好感日記Ⅱ アルバム巡り 「涼宮ハルヒの憂鬱」改 (欝エンド) Park Golf in Summer !! 北高生の告白ラッシュ 二人、夕立、遊具にて やりすぎた嘘 儚い想い出  where Justice... 裏切り者 涼宮ハルヒの再会 神が手にした力のリスク まとめ 涼宮ハルヒの時駆 雛見沢・SOS (クロスオーバー) ツインズパニック! キョンは別れを惜しむようです キョンがアンケートから情緒不安定になりました 扇子 涼宮ハルヒの盗賊 キョンのその後 (MGS4とのクロス) トナカイからのプレゼント Am I father? ロマンティックが止められない(※ホモ・百合ネタ注...
  • お題+他 目次
    トリップ ◆1/dtGJfhU6.F ◆TZeRfwYG76(企画用) ◆Yafw4ex/PI (旧トリップ仕様)   以下のSSは全て文字サイズ小の環境で編集しています 背面が灰色になっているSSがあるのは仕様です(等幅フォントを使いたいので書式付き設定)     更新SS  11/22 未来の古泉の話   11/6 簡単でおいしい!おかずレシピ「キョンの夕食」 7食目 「ふわふわ」「天麩羅」   10/25  罪の清算 「朝比奈さん大活躍(微糖)」 「かんざし」 「時限爆弾」 言いたい事は言えない話         停滞中の連載SS   甘 1 甘甘 2 カカオ → IFエンド 「これもまた、1つのハッピーエンド」 注意! 欝展開あり 3 甘甘甘 4 HERO  5 「お酒」「紙一重」 *微エロ注意     森さんと古泉の話  カプ:森古泉 注意! 森さんのキャラがオリジナル設定...
  • 畏怖・涼宮ハルヒの静寂
    ハルヒ×SILENT HILL×F.E.A.R.×many other   ※クロスオーバー、グロ、ホラー、オリキャラに該当します。 ※前作「涼宮ハルヒの静寂」との関連はありません。 注意 F.E.A.R.について 海外製FPSのタイトルです。 TRPGとは一切関係ありませんのでご了承ください。 畏怖・涼宮ハルヒの静寂 (二訂版) 第1周期 第2周期 第3周期 第4周期  第5周期 第6周期 周期数不明     畏怖・涼宮ハルヒの静寂2 phoeniXXX 第1周期 第2周期 第3周期 第4周期 周期数不明 Brack Jenosider     DistorteD-Answers_畏怖・涼宮ハルヒの静寂0 第1周期 第2周期   アーカイブ    
  • 名無しさんの反乱
     名も無い私に与えられた任務は、第三惑星から発信される情報の観測、及びその惑星を標的とする他の意識集合体への警戒だった。  人間が観測し得ない距離からの第三惑星の監視を続けて三年(第三惑星における時間換算)が経過した。  以前は第三惑星での観測任務をしていたが、ある時にこの惑星への位相を命じられた。訂正、この星は惑星の定義から外された為、現在は矮惑星に分類されている。  この星には恒星の恩恵も届かず地表は凍りついている。太陽など只の点でしかない。この岩石のみの世界を殺風景と表現せずにいられようものか。    第三惑星と相対的に見ると公転周期が極端に長いこの矮惑星上から、軌道の反対側の事柄について対処するのは困難を極めた。だから外部からの侵入を容易く許してしまったこともある。  幾度となく侵入阻止失敗を報告したにも関わらず、統合思念体は私をここに留まるよう命じた。そこまでする理由が理解出来...
  • 銀河SOS伝説~射手座の光芒~第五章前編
       宇宙暦2003年、SOS帝国暦一年、十一月二十九日、十四時三十分。 SOS団員およびSOS帝国軍首脳部は総旗艦ブリュンヒルトの会議室に顔をそろえた。戦闘は開始されていなかったが、星系内に布陣した無数の無人偵察艇により敵艦隊の大まかな位置は判明しており、事前に散布した宇宙機雷による妨害も成功している。まずはSOS帝国に有利な状況が作られているように見えていた。 しかし、敵艦隊による電子妨害は刻々と強化されていて、偵察艇も発見され次第破壊されており、状況が不利に傾かないうちに戦端を開くことが好ましく思われたが、それに先立って新人類連邦軍時代からの恒例になっている戦前スピーチが行われることとなった。部下達に無茶な作戦を理解してもらう目的で始まった戦前スピーチだが、最近ではキョンに言わせると誇大妄想的とんでも演説を聞かせることで、全軍の士気を無理やりにでも高揚させることが目的となっていた。...
  • あま~い短編2
    娘「パパ~。『やらないか』って何をするの??」   キョン「誰に吹き込まれた」   娘「古泉君が言ってたんだよ~」   キョン「古泉!お前!」 古泉「誤解は困りますね。 僕には幼女属性はありません。 恐らく娘さんは僕が谷口君にそう言ったのを聞いていたのでしょう。 余談ですが、谷口君には逃げられてしまいました、フフフ」     古泉「いいですか。子供を作る為にはそそり立った男性器、いわゆるペニスを   女性器、いわゆるヴァギナに突っ込み、精子を流し込むわけですが   この流し込む行為をセックスといいます。   このセックス、まぁ流し込むまでの時間は個人差があるわけですが   快楽を求める為だけにやる事が多いのです。その場合ペニスとヴァギナ   ではなく、ペニスとアナルという選択肢もでてきます。   この新たな選択肢アナルセックスは男性同士でもできるという素晴らしい行為です   と、いうわけ...
  • 色んなキャラが出るSS3
    失われた最終回幻の15話   涼宮ハルヒ「今日はキョンの誕生日だからみんなで祝いましょう」 キョン「なあ、ハルヒ。誕生日位、本名で呼んでくれないか」 一同「…。」 キョン「全宇宙が停止したかと思われた、ていうのは嘘ぴょんで 本名を覚えてもらってない俺が落ち込んでるだけなんだけどな」 「もしかして、覚えてないのか?」 ハルヒ「そそんなことはないわよね、みくるちゃん」 みくる「え、えっと、こ古泉君」 古泉「じゃあ、僕はバイトがあるので キョン「ごまかすな、俺の名前覚えてないだけだろ、 長門、お前は」 長門「記憶にない」 キョン「なんですとぉ、あ朝倉お前は、ってなんで朝倉がいるんだ まあいい、俺の名前をおぼえてるよな」 朝倉「所詮、私はバックアップそんなこと分かるわけないじゃない」 キョン「かんけいねぇだろ、谷口、国木田お前らは知ってるな」 谷口「わわわ忘れ物」 国木田「えっと覚えてないな」 キ...
  • Project512_Part3
     Project512_Part3-もくじ- Part1はこちら Part2はこちら Part4はこちら Part5はこちら Part6はこちら Part7はこちら Part8はこちら Part9はこちら     ──阪中が主役のSSに挑戦なのね、の巻──     【プロローグ】    【阪中大地に立つ!】 【阪中の孤島症候群】 【阪中の古都珍騒動】  【阪中の退屈】 【阪中の憤慨(偏執者一直線!)】   -特別書き下ろし- 【阪中の紹介(1)】 【阪中の紹介(2)】     #あははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・            _. ‐   ̄ ヽ、          /           ヽ-、         /     _. -、        ヽ .        / ,.    /    ...
  • 放課後ジョーバ倶楽部
     あたしは今、激しく腰を振っています。 ……えーと。 変なことを想像した、そこのあなた。減点です。 が、今回は見逃してあげます。傍から見たら、変な光景には間違いありませんからね。 なぜなら、あたしの上で涼宮さんが、 「そう、そうよ、みくるちゃん! その調子! ああ、もっと、もっと激しく突き上げるの!」 などと叫んでるんですから。 「ふえぇぇぇぇん……!」 何でこんなことになったんだろ……思い返してみれば、きっかけはあの時だったのかもしれません。 このまま現実の時間軸にいると、あたしまでおかしな気分になっちゃいそうなので、ちょっと『回想』と言う名の現実逃避の旅に出てみましょう。 時は、クリスマス。部室で行われたクリスマスパーティーに遡ります。 ………… (腰が痛くなってきたなぁ。ちょっと動きに捻りを加えてみよう……えいっ、えいっ!) ……… (わお、すごい反応……) …… … クリスマス...
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