涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「ハルシャミ保守 2日目(古泉編)」で検索した結果

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  • その他短編置場
    ...ルヒ×らき☆すた) ハルシャミ保守 乙女ハルヒ日記 そんな日常 キョンの鬱憤 どこまでも届け お見合い? 「ずっと一緒に……」(藤原・九曜) 裏SOS団の会合 贋作保守シリーズ みくる日記 佐々木は長門のよき話し相手 謎掛け 涼宮ハルヒの言霊 God knows…(朝比奈みくるの場合) ハルヒはワガママを自重し 長門神社の猫又 残り一分の奇跡 突然の解雇、そして再就職 寝言古泉 何か熱い展開保守 そして最後 SS作者古泉くん保守 Birthday in the world of Haruhi あだ名、プリン、嫁。 あなたはどう思う? タイムカプセル(鬱予定注意) 休日の森さん 今年のクリスマスは… 残酷な長門のテーゼ 分裂β-4アフター キョンの墓前にて 白いなっ○ゃんと愉快な仲間たち保守 鶴屋家当主のある一日 腐女子上司 あるキョンの息子 Dream Message 一万回生...
  • キョン1/2
    ※この作品は登場人物の女体化を含みます 第1話 キョン編 第2話 長門編 第3話 古泉編 第4話 みくる編 第5話 古泉編2 第6話 谷口編 第7話 デート編 最終話 ハルヒ編
  • あま~い短編置場
    www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/16.htmlここにはあま~い短編を置いてください  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 【題名付き・短編保管庫】 1   たまにはコンピ研部長だって! 幸せの連鎖 抱き枕と二人のコミュニケーション 長門有希の贈呈 嘘とエネルギーの等価性 ハルキョン的10のキス保守 花言葉シリーズ? 鶴のロンド 魔法の言葉~would you marry me?~ 勝ち?負け? 「カレンダー」 カレンダー(H-side) ミイラ盗りのミイラは犬も喰わない (古泉×阪中) 谷口の恋心 hug(古泉×鶴屋さん) シフォンの幸福論(藤原・橘) 言葉にできない (長門×朝倉) かき氷(あま~い話?それとも…) 医者も匙を投げ出す病気の話 谷口の痴漢 結婚しよう ハルヒと春日 甘いのは飴かそれとも… 二年越し勘違い ゆきどけ デートしよう アイ...
  • お姉さんなのです。
    みくるちゃんは、みんなのお姉さん。 と言うお話。   ハルヒ編 キョン編 長門編(このお話は「教科書文通8」へ微妙に繋がっています) 古泉編(このお話は「教科書文通10後編(最終話)」の翌日の設定になっています)    お姉さんシリーズ・待たせたシリーズ・教科書文通シリーズなどは繋がったお話で、時系列は以下の様になります。  お姉さん(ハ)→お客様は宇宙人→超能力者を訪ねて→待たせたな。→お姉さん(キ)→教科書1~7→お姉さん(長)→教科書8~10→お姉さん(古)→お待たせしました。  
  • キョン恋愛裁判
    冒頭陳述  被告人キョンは、現在、北高に在学する学生であるが、同高に在学する涼宮ハルヒが自己に好意を抱いていることに気づかず、また、自己も涼宮ハルヒに好意を抱いているにもかかわらず、それを素直に表さず、涼宮ハルヒの心の平穏を乱したものである。  罪状:鈍感罪及び第一級ツンデレ罪   (長門裁判官)「被告人は、罪状を認めるか?」 (キョン被告人)「まったく身に覚えがねぇな」 (長門裁判官)「被告人は、罪状を否認したものと認める。弁護人、何か意見はあるか?」 (朝比奈弁護人)「ええと、鈍感なことはわざとじゃないですし、キョンくんに罪はないと思います。 みんな、キョンくんは素直じゃないっていいますけど、好きなのを態度で表すって恥ずかしいじゃないですか。 それに、ツンデレといえば、涼宮さんも同罪です。キョンくんばかりを責めるのはいけないと思います」 (長門裁判官)「検察官、弁護人の主張に対して...
  • 長編・未分類3
    -接触編-前編 エンドレスエイト103回目 しん・せかいに君と 涼宮ハルヒのユカイなハンバーガー 涼宮ハルヒの死体 涼宮ハルヒの運命(Fate×ハルヒ) 長門有希の我侭 実は8.365秒 サマー・デイズ(微鬱注意) 大きくてちいさな日々  1 2 3 その技の名は 多分SOS団設立時 【『CLOVER』】 ボディーガード (古泉×キョン妹) 涼宮ハルヒのOCG(ハルヒ×遊戯王5D`S OCG) 絶体絶命でんぢゃらすじーさん vs SOS団 みんなSS大好きだよ保守 朝倉涼子迷走記 みくるの反抗(仮) (※グロ・BAD END注意) SOSvsSOS (性転換「系」) 名も無き詩(ハルヒ×サイレントヒル) ハルヒ「ひぐらしつかまえた!」 日常的なSOS団。非日常もほんのりと。 涼宮ハルヒの激流 涼宮ハルヒの静寂  畏怖・涼宮ハルヒの静寂 (クロス) 君誰大会 とある古い森で 鶴の国 三千世界...
  • 普通短編63
    「気がついた!!」 唾を飛ばすな。 「どうしてこんな簡単な事に気付かなかったのかしら」 「何に気付いたんだ?」 「ないんだったらつくればいいのよ!」 「何を」 「子どもよ!」あたしとあんたの。 頭が痛いのは机にぶつけだけではなさそうだ。 「そうか。そりゃよかったな。ところでそろそろ手を離してくれ」 「なに?その反応。もうちょっとあんたも喜びなさいよ、この発見」 「その発見とやらは後でゆっくり聞いてやる。場合によってはヨロコビを分かち合ってもいい。ただ、今は落ち着け」 「なんのこと?」 「保守中だ」   「朝比奈さん!」 目の前に突然現われた人に声をかけた。 「キョン君!」 朝比奈さんはゆっくりとこちらに走りよってくる。 俺はしっかりと彼女を抱き締める。 「俺は朝比奈さんと離れたくない!もう未来には帰らせません!」 朝比奈さんはその潤んだ瞳から涙をとめどなく流していた。 「わたしも……キ...
  • Birthday in the world of Haruhi
      各キャラクターの誕生日の出来事をSSにしてみました。最終更新作品は 部員Dの「彼の名は『部員D』」です。        ハルヒ     (平野 綾さん) 10月  8日 キョン  (杉田 智和さん)10月 11日 みくる  (後藤 邑子さん) 8月 28日 長門   (茅原 実里さん)11月 18日    古泉   (小野 大輔さん) 5月  4日 朝倉   (桑谷 夏子さん) 8月  8日 鶴屋   (松岡 由貴さん) 9月 13日 谷口   (白石 稔さん) 10月 18日 国木田  (松元 恵さん)  2月  6日  キョン妹 (あおき さやかさん)10月 19日 喜緑   (白鳥 由里さん) 8月 20日 シャミセン(緒方 賢一さん) 3月 29日 新川   (大塚 明夫さん)11月 24日 森園生  (大前 茜さん)  8月 21日 多丸圭一 (井上 和彦さん) 3月...
  • 暖かい場所を求めて
    今朝は妹のボディプレスを受ける寸前に起きたようだ。 以前のような、あの忌々しい夢を見たわけでもないのにな。 その証拠にたった今、ドアを開けた妹が「なんだー。もう起きてたの?つまんなーい」などと言っている。 珍しいこともあるものだな。槍でも降ってこなければいいが。 適当に妹をあしらって部屋から追い出すと、太股から脹脛(ふくらはぎ)にかけて、違和感があることに気付いた。 シャミセンが足の間に挟まっていた。 上半身だけをベットから起こし、布団を捲り、気持ちよさそうに寝ている雄猫を眺める。 西高東低の気圧配置の冬真っ盛りの中で、暖かい寝床を求めた結果らしい。 どうやら、起きる気はないようだ。 せっかく早く起きたというのに三文の徳が得られないとは、なんだか損をした気分になる。 起こしても良かったのだが、あまりにもスヤスヤと良い顔をして寝ているので、 なんとなくそのままにしておくことにした...
  • 『lakeside love story』 2日目
    『lakeside love story』   《2日目》     「キョ……起き……い」 ん? 「キョンく……て…ださい」 あ~、朝か……。 まだ……5分はいいか。 「ん~……キョンくん!起きなさいっ!!」 「はいぃっ!」     俺が目を覚ますとパジャマ姿で、ちょっと膨れた怒り顔をした朝比奈さんがいた。 なかなか良いシチュエーションだ。 朝比奈さんの向こうではハルヒが朝飯の準備をしながら笑っていた。 「あははは!あんたみくるちゃんに起こされて『はいぃっ!』だってさ!マヌケだわ、マヌケ!」 く……言い返す言葉が見つからん。     「おはようございます!顔洗って目を覚まして下さいね」 と言って朝比奈さんがタオルを渡してくれた。 やはり優しい。 まだ古泉と長門は起きてないらしく、朝比奈さんは熟睡する長門を起こそうとしている。 ……10分はかかりそうだな。     俺は顔を洗い、キッチンに向...
  • 普通短編4
    新ジャンル:他人 ハルヒ「宇宙人か未来人か超能力者がいたら私のところに来なさい!以上!」 キョン「6月6日にUFOが~・・・ドラえもんいっちょあがりー。」 ハルヒ「キョン、あんたスタンドって知ってる?」 チョン「スタンド?なんじゃそりゃ」 ハルヒ「自分の守護霊みたいなもんよ 漫画の中の話なんだけどね」 キョン「それがどうかしたのか?」 ハルヒ「あたしがそれを使えたら同じような仲間と出会って面白い旅ができそうでしょ?」 キョン「まさか・・・」 ハルヒ「そうよ!矢を探しに行くのよ!付いてきなさいキョン」 キョン「ちょっとまて、何で矢を探すんだ」 ハルヒ「まずは何処から探せばいいと思う?エジプトかしら・・・イタリアって手もあるわね・・・」 キョン「聞いちゃいねぇ・・・」 舞台はエジプトに移る スタンドの矢に貫かれたハルヒはスタープラチナというスタンドを身につけた キョンは矢に貫か...
  • 涼宮ハルヒいじめ短編4
    ハルヒ「週末にスキヤキパーティーするわよ」   古泉「いいですね、僕は鍋を用意しますよ」 みくる「私はお野菜もってきますね」 キョン「野菜は多いですからね俺と分担しましょう、朝比奈さん」 長門「…肉、もって来る」 ハルヒ「じゃあ、私はたま…」 古泉「卵も僕が持ってきましょう」 ハルヒ「えっと、マロ…」 みくる「マロニーと蒟蒻は私が用意しますね」 ハルヒ「やっぱり白…」 長門「米…持ってくる」 キョン「やっぱ友達同士で持ち寄るってのはいいな」 一同「ハハハ」   ハルヒ「……」     ハルヒ「キョン、すき焼きするからお肉買ってきて」 キョン「…………」 ハルヒ「キョン!あんた人の話聞いてるの!?もういいわ、古泉君よろしく」 古泉「マッガーレ」 ハルヒ「…………有希、頼める?」 長門「だまれ」 ハルヒ「うっ…み、みくるちゃん頼める?」 みくる「なんであなたのいうことを聞かなくちゃいけない...
  • 長編・未分類2
    ハロウィンパーティー 箱入り娘 HAPPY TREE FRIENDS 自殺 少年達の雑談 SOS団の惨劇 パートナー 閉鎖空間と糞団員 家族 電波作品1 電波作品2 雪合戦 クリスマス中止のお知らせ 巡る財布 カオス・ザ・ワールド あたたかなもの 12月18日・A  dearest beyond of SuzumiyaHaruhi 宇宙人現る! SOS団ラジオ支部~深夜版~ こたつでみかん 迷探偵キョナン 特攻野郎アフロチーム 涼宮ハルヒの舞台裏 ある雪空の日のこと ロックンロールスターダスト トライアングル・ラン チョコ、キッス、カオス♪ My namewas... 平行記憶 雨の日のぬくもり 遠い場所までむかえに来て GANTZ とある2月14日の断片 ハルヒがみくるでみくるが長門で長門がハルヒで… 俺が古泉で古泉が俺で…(上の続編です) かわいい一日お茶だし係 続・孤島症候群 「涼...
  • もしもシリーズ(勝手に)
    俺はいつものようにSOS団のアジトである文芸部室の扉をあけた   「あれ 誰もいないのか」   いつも、置物のようにパイプ椅子に座って本を読んでいる長門すらいない ということは、一体どうゆうことだ   誰もいないとこの部室も結構広いな、と思いつつ部室の見回すと 普段見かけなった扉があるのに気がついた   俺はなんの気なしにその扉を開けてしまったのだ   SOS団が科学特捜隊だったら   ランダバダ ランダバダ ランダバダ   扉の向こうは、決して県立高校の旧校舎ではなかった 20年前の21世紀の想像図といった風情の安っぽくって妙にテカテカした 壁と廊下が続いている   「キョン隊員、復帰おめでとうございます 隊長がお呼びですよ、司令室へどうぞ」 声をかけられて振り向くと、SF怪獣映画の隊員コスチューム姿の朝比奈さん (今度は一体どうゆうことなんだ、朝比奈さんのその姿を拝めるのはそれなりの ...
  • ミニチュアハルヒ
    言霊というものをご存知だろうか? 自分の言った言葉に精霊が宿るという霊的なアレである 祝詞を奏上する時には絶対に誤読がないようにされるほど、日本古来から伝わるものだ それほど言葉を発する際には注意しなければならないというのを、改めて実感した 事の発端はいつもの部室でのやりとりである 「コラー! 逃げ回らないでさっさと新作ミニスカメイド服に着替えるのよ! 「ひえぇ~ それはいくらなんでも嫌ですぅ~」 ……いつものやりとりである 「ハルヒ、仮にも女子高生なんだからもうちょっとおしとやかにしたらどうなんだ」 あえてコスチュームについては言及しない 「高校生だからなのよ! あんたももっと体動かしたらどうなの  最近体なまってるんじゃない」 ……処置ナシ、言っても無駄か 「小さい子供がはしゃぎまわってたら、少しは可愛いと思うけどな」 ここでスタンドが宿った 多分自動操縦型だろう ...
  • 長門有希の退屈 3話
    キョン「(結局ここまで来ちゃったが・・・)」 キョン「長門、出るかな」   ピーンポーン   キョン「やっぱり出ないか・・・」   ガチャ   キョン「!な、長門!?」 長門「何」 キョン「い、いや・・・ちょっと近くまで来たもんだから」 長門「・・・あなたと私は会ってはいけないはず」 キョン「・・・そうだな」 長門「・・・」 キョン「入っていいか?」   長門「・・・」   ガーッ   ガチャ   キョン「よ、よぅ」 長門「早く入って」 キョン「え?」 長門「涼宮ハルヒに見つかったら・・・危険」 キョン「(今さらだな)」 長門「早く」 キョン「あ、あぁ。邪魔するぞ」 長門「・・・」   長門「お茶」 キョン「・・・ありがとな」   コトッ   長門「・・・」 キョン「・・・」   キョン「なぁ長門、どのぐらいしたら学校に来るつもりだ?」 長門「・・・はっきりとは決まっていない」 キョン「大...
  • さよならSOS団
    涼宮ハルヒが泣いていた。 まっすぐ前を見つめてさびしそうに泣いていた。     ______4月19日 卒業式   おかしい。卒業式が普通に行われている。去年の朝比奈さんの卒業式では、いや朝比奈さんが出るはずだった卒業式には朝比奈さんはでれてない。ハルヒの情報改変能力のおかげ、いやせいで、朝比奈さんの成績が三学期になって急に悪くなったのだ。朝比奈さんはそれがハルヒの力だとわかるまでわけがわからず部室にも来ないで必死に勉強していた。だがハルヒのだと知ってからは「規定事項だからしょうがないですねぇ」なんて、笑顔でやけにあっさり諦めた。おかげで、いやせいで朝比奈さんは留年。ちなみに鶴屋さんは無事卒業した。ハルヒなりの遠慮のあらわれなのか?ハルヒは笑みをこらえるようなつくり悲しみ顔で「そう。・・・それは残念だったわね。でも、よかったじゃないみくるちゃん!これでもう1年SOS団でいられるわ!」「ふ...
  • 色んなキャラが出るSS3
    失われた最終回幻の15話   涼宮ハルヒ「今日はキョンの誕生日だからみんなで祝いましょう」 キョン「なあ、ハルヒ。誕生日位、本名で呼んでくれないか」 一同「…。」 キョン「全宇宙が停止したかと思われた、ていうのは嘘ぴょんで 本名を覚えてもらってない俺が落ち込んでるだけなんだけどな」 「もしかして、覚えてないのか?」 ハルヒ「そそんなことはないわよね、みくるちゃん」 みくる「え、えっと、こ古泉君」 古泉「じゃあ、僕はバイトがあるので キョン「ごまかすな、俺の名前覚えてないだけだろ、 長門、お前は」 長門「記憶にない」 キョン「なんですとぉ、あ朝倉お前は、ってなんで朝倉がいるんだ まあいい、俺の名前をおぼえてるよな」 朝倉「所詮、私はバックアップそんなこと分かるわけないじゃない」 キョン「かんけいねぇだろ、谷口、国木田お前らは知ってるな」 谷口「わわわ忘れ物」 国木田「えっと覚えてないな」 キ...
  • 涼宮ハルヒの抹消 第三章
    「あ、キョンくん」  喜緑さん疑惑のある議事録のページをコピーしに走り、会長のところに議事録を返却しに戻り、そこで会長に俺が適当な理由を吐くまで拘束され続け、その足で部室に赴いてもう一度パソコンを起動させてみた。パスワードとあるからにはどこかにロックがかかっているのではと思ったのだが、あいにくどこも普通にデスクトップを表示するだけだった。そんなこんなしているうちに昼休みは終了してしまい、校外に逃亡しようという行為を教師に目撃されないように前後左右を確認の後抜き足差し足で、などとやっていたら脱出がかなり遅くなってしまった。  もちろん靴箱も探してみたが残念なことにラブレターはおろか手紙の類は一切入っていなかった。しかしそれも俺の右手に握られているものを思えばそれほどショックなことでもない。  俺がダッシュで校門を突破すると、朝比奈さんが急斜面の脇に生い茂る木々の隙間からひょっこりと...
  • キーワードは恋愛
    いつものSOS団部室にて いつものように、騒々しく扉が開く   ハルヒ「みんなーー聞いて!すっごく楽しいこと思いついたの! って、あれ?キョンあんたしかいないの?」   キョン「みんな、不思議な用事で、今日は俺だけだ」   (古泉曰く「今日だけはあなたと、涼宮さんだけのほうが都合がいいと思いますので」 朝比奈さんが言うには「キョンくん頑張ってね!えへ」 長門「今日はあなたと、涼宮ハルヒだけが好ましい。それが情報統合思念体の意思」   と、俺を残してみんな、どこかへいってしまったわけだ 全く、責任の押し付けにもほどがある。)   ハルヒ「ちょっとあんた、なに目そらしてんのよ! いい!?団長の言うことを聞かない奴は死刑だからね!」   (好きにしてくれ・・・)   ハルヒ「ま、いいわ!聞きなさい、キョン!やっと分ったのよ! SOS団に足りないもの!それは、恋愛よ!「恋愛」!」   キョン「・・...
  • 影の世界
    パチッ。 ……また目が覚めてしまった。 枕元のデジタル時計は2時10分を指し示す。 その時計のオマケの温度計は……28度。 さらに湿度も重なってもう既に人の寝れるトコロでは無い俺の部屋。 既に俺は昨日11時に寝てから5回の目覚めを終えた。 「あ゛~………くそっ!」 こんな時間なので思いっきり叫ぶことも侭ならず。 俺はベッドの横に置いてある扇風機にスイッチを入……れ…? ダメだ、急激に睡魔が……。 「ほら~?キョン君朝だよー。」 声より早し。妹がボフッ!と俺の上に飛び込んで来た。 案の定、俺はアレ以来は起きずにいたようだ。 いつものように着替えて、飯を喰い、歯を磨く。 そして俺はいつものように家の前で妹と別れ、自転車を走らせた。 いつものハイキングレベルのコースを移動し終えた。 俺は既に軽く疲れていたのだが。 ガララッ 後ろの扉を開けて自分の席と視界に入ってしまう『アイツ』の席を見...
  • 長編・その他3
    SOS団お天気シリーズ 国木田の・・・ 涼宮ハルヒのストリートファイター 梅雨空に舞う雪 本名不詳な彼ら in 甘味処 沈黙の日 国木田の憂鬱 原付免許 クロトス星域会戦記(銀河英雄伝説クロスオーバー) 分裂、或いはSのモノドラマ(佐々木×キョン) セーラー服とメイドさん ユ・ビ・レ・ス Missing you関連 涼宮ハルヒの奇妙な冒険 ドラえもんとハルヒの鏡面世界(仮) (ハルヒ×ドラえもん) Macross Cross (MacrossF x 涼宮ハルヒ) 宇宙人は情報羊の夢を見るか? プロローグ ピノキオ 月の微笑シリーズ(佐々木×キョン) ランキング by.キョン(佐々木視点、オール物) お隣さんはすごいヒト 空と君とのあいだには 消失異聞 切り札と悪魔 谷口のTOT団 涼宮ハルヒの誰時 朝倉ルート 雷の夜のこと Live A Cat~シャミセンさんシリーズ~ 台風一過のハレの日...
  • すき焼き別ルート
    (この作品は長編・涼宮ハルヒのすき焼きの設定を元に他の作者さんが書いた別作品です) それにしても缶ビール3口で酔いつぶれてしまうとは さすが朝比奈さんと言った所か 長門は顔色一つに変えずに飲みまくっているし、こいつは食事と言い胃袋はどうなってるんだ? ちょっと覗いてみたい気もするが、、、いや やっぱりやめておこう いくら人間になったとはいえ仮にも元宇宙人である。 知的好奇心は尊重すべきものとしてもさすがに元宇宙人という肩書きを持つ一乙女の体内なぞを 覗く方がどうかしている。 誰だってそう思うだろう? それにしたって古泉にしろハルヒにしろなんでSOS団は揃いも揃って酒豪ばかりなんだ? 俺の目の保養薬である朝比奈さんはすぅすぅと寝息を立てて安眠してしまっているし ハルヒは終始顔色を変えないで飲み続ける長門にあれやこれやの質問攻めをしているし 古泉に至っては二人を今や雑誌モデルとなっ...
  • 女の子
    妹「キョン子ちゃん起きて~」 キョン「…なんだキョン子ちゃんて」 妹「え?いつもどうりだよ、そんなことより早くしないとハルにゃん来ちゃうよ~」 キョン(なんでハルヒが家にくるんだ?何か約束してたか??) 妹「キョン子ちゃん!」 キョン「ああ、ごめん今行くから」 キョン「ん~、なんか肩が重いな……てなんだこりゃ!!!」 妹「うあ!?びっくりさせないでよ」 キョン(胸が!?胸が膨らんで…待て待てなぜだ?WHY?) キョン(まさか……ダダダ…やっぱり制服が女子のだ) キョン(俺には制服を愛でる趣味などない断じてない、ということはこれは俺のか) キョン「やれやれ」 さてどうしたものかこうゆうときはあいつが来るまで待つか キョン「遅い」 古泉「すいません、なにぶん入るのが大変でして」 キョン「またまともな形してないな」 古泉「ええ、なので手短に話します」 古泉「ここは閉鎖空間であり別世界でもありま...
  • 『長門有希の遅刻』
    梅雨も明け、湿度の暑さから解放され、普通の猛暑に苛まれようとする現在。 今日も懲りずに俺は元・文芸部室、現・SOS団部室で古泉とお茶を啜りながらカードゲームをする。 現在、部室には俺、古泉、朝比奈さんが居る。 …珍しく長門が居ない。   「やっほー!ごめんごめん、遅れちゃった!全員――有希は?」 いつもの如く、スーパーハイテンションでドアをぶち破るかの様に登場するハルヒ。 長門が居ないコトにはすぐ気付いたようだ。 「長門さんなら……」 古泉が、カードを1枚山札から取りハルヒに会釈をし口を開けた。 「職員室ですよ。」 クスッと軽く笑いながら答えた。   「あらそう。珍しいわね。」 俺も思ったな。というか、古泉。俺達にも言わないか?普通。 何で知ってるんだ? 「今日は、日直でしてね。日誌を返しに言った時にすれ違いまして。   理由は聞いてませんが、長くなる、とのコトで。」 古泉は、弱々しい怪物...
  • ねこごはん
    我輩は猫である。 名前はシャミセンという。 とある家に住む、人間のいう所の『飼い猫』にあたる。 性別は……、ふむ、人間の分類学上で言うと両性具有に近い物となるらしい。 まあ我輩の説明は良いとしよう。 我輩は今、朝比奈みくるという人物の持った猫運搬用のバスケットなる物の中にいる。 「わーいわーい、みくるちゃんとおっでかけえっ」 バスケットを持った朝比奈みくるの隣、頭一つ分ほど背の低い少女が楽しそうにはしゃい でいる。この少女は我輩の本来の同居人の一人である。 「妹ちゃん、気をつけてね」 少女の兄と朝比奈みくるが同じ学内団体に所属しているという関係にあるため、朝比奈み くるは少女のことを妹ちゃん、という呼び方で呼んでいる。 別に名前を知らないわけではないと思うが、妹ちゃんという呼び方は如何な物か。 それは個人を個として見るのではなく誰かの付属物的存在と見ていることを表すようなも のであって、結...
  • 機械知性体たちの即興曲 第六日目/朝
    機械知性体たちの即興曲 メニュー http //www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5972.html   □第六日目/朝 あちゃくら  「くー……」 ちみどり    「すー……すー……」 カチャカチャ……ジューッ…… キョン        「んが……む?」 にゃがと    「……うにゃ?」 ジューッ……カチャカチャ キョン        「(寝ぼけてる)……いい匂いが……する……」 にゃがと    「(キョロキョロ)……朝比奈みくるがいない」 あちゃくら  「うーん……」(ゴロ) ちみどり    「……ふぁ。おはようございますぅ」(目をごしごし) キョン        「あ…………?(寝ぼけてる)」   みくる        「(トタトタ)――はーい。みなさん、おはようございま~す♪」 にゃがと    「(振り向いて)……おはよう」 あちゃくら...
  • 涼宮ハルヒの分身 Ⅳ
      Ⅳ   ハルヒが部室に鍵を閉めた後、俺たちは特に話すことなく学校を後にした。 常に無言状態でいる長門が沈黙しているのはまあいつも通りの光景だ。だがそんな長門を間にしてハルヒと俺まで黙りとなると気まずいことこの上ない。こちらが黙ってたって独りで喋るハルヒが今じゃ長門と大差ないなんてのは十分異変としてみなされるであろう‥‥‥が、まあ致し方ないわな。あんなことの後だし。俺も何と声をかければいいか分からん。というよりも声をかけないのが一番に思える。  そんなこんなで長門と別れ、ハルヒともさよならの挨拶だけ交わし家に帰宅。妹がパタパタとやってきて出迎えの挨拶した後、もうすぐ夕食であるというメッセージを耳に入れながらも俺はマイルームへと飛び込んだ。鞄を置くのも忘れてポケットに手を突っ込み、一枚のしおりをひっ掴む。相変わらずの明朝体の字で書かれたメッセージには、こう書かれていた。   【気をつ...
  • シスターパニック! 第1話
    1話      まだ、肌寒い春先、新学期で初めての探索の日。見事に雨が降っていた。  今日の探索は雨が降ったから中止だ……なんてわけはなく、俺は傘をさしながら喫茶店へと歩いていた。  まったくもって不愉快だ。こんな日は家の中でひたすらゲームでもやっておきたいぜ。 「キョン、遅いっ! 罰金!」  はいはい、わかってるよ。それより、濡れるからさっさと中に入ろうぜ。 「遅れてきて仕切るなぁっ!」  後ろでギャーギャーとわめくハルヒを無視して、喫茶店の中へと入った。  冷えた体が暖まっていく。中は天国だぜ。  注文を終えて、ふと窓の外を見ると、大降りになっていた。……こりゃ探索は中止だろ。  おい、ハルヒ。探索は中止にしよう。こんな雨だとみんな風邪ひいちまう。 「……そうね。せっかく集まったけど、こんな雨じゃ有希やみくるちゃんがかわいそうだわ」  そこに俺が含まれてないのはデフォらしい。まぁ古泉も...
  • ある雪空の日の事 前編
    「いい、みんな!!アタシ達の辞書に敗北の二文字は無いのよ!!」 …。 ハルヒの声が響く。 …。 「やれやれ」 「ふふ、かしこまりました。元帥閣下」 「が、がんばります!」 「コクン」 「オッケ~にょろ♪」 「血が騒ぐぜ!」 「出来るだけ頑張るよ」 …。 決戦の時は来た!!。 …。 …状況がわからない? OK 今回の出来事を振り返ってみよう。 …。 …。 …。 …。 「明日雪合戦をするわよ!!」 …。 ……はい?。 …。 今日は一年生最後の日、明日から春休みだ。 終業式を終えた俺達は春休み中に行う合宿についての最後の打ち合わせを行う為部室に集まっていた。 一通り話し合いを終え さあ帰るか…。 と思った時にハルヒの声が部室に響いた。 古泉も朝比奈さんも目を丸くして驚いている……まぁ、長門はいつも通りだが。 …。 「……ハルヒ」 「何よ!」 「……今、何をするって言った?」 「雪合戦よ!アン...
  • にゃがとさん
    今日のSOS団ミーティングでハルヒは変な提案をしてきた 「やっぱ団長の高級感を出すためにもペットが必要よね」 「…は?」 「流石にナイトガウンとワイングラスは合わないけど高級そうなネコを撫でる風景って偉そうに見えない?」 またまた妄言としかとれない言動が始まった。 そもそも猫で良いならシャミセンでも持ってくるぞ? 「シャミセンじゃ駄目なのか?」 「駄目に決まってるじゃない!やっぱぶちじゃなくて単色じゃなきゃ」 「それになぁ、持ってきたとしても部室に置いとく訳にもいかんぞ」 「そおですね、餌代だって馬鹿になりませんよ」お前にしてはナイスフォローだ古泉。   「あーもー…ってそうよ!そうすればいいのよ!」 「主語を付けろ主語を」 「だ・か・ら本物の猫じゃなくて猫らしいマスコットキャラを作ればいいのよ!じゃ行ってくる!」 そう言うが早く部室から飛び出していった   何処行くんだ…   変な人を連...
  • 涼宮ハルヒの戦場 エピローグ
     翌日の朝。自室のベッドの上で目を覚ました俺を襲ったのは、恐ろしいほどの肉体的疲労感と精神的脱力だ。 なんなんだこれは。立って起きあがることすらできねぇ。まるでフルマラソンか、トライアスロンに訓練なし、 準備体操なしで突撃敢行後のようだぞ。  近くでじりじりと鳴っている目覚ましを止めようと手を伸ばすが、それすら適わない。 「まずい……このままだと……」 「キョンくーんー、あさーさーさーさーあさー♪」  いつものようにノックなしで訳のわからん歌とともに俺の部屋に現れたのは我が妹だ。。 「起きない遅刻するよー。早く早くー」  とまあ、布団に潜りっぱなしの俺に乗っかってドカドカと騒ぐもんだからまるで拷問だ。 いつもなら寝ぼけてあまり気にならないが、今日は変に意識がはっきりとしている上に全身筋肉痛っぽいので、 痛くてたまらん。だが、それでも身動きもできないんだから、俺の身体は一体どうなっちまったん...
  • 『lakeside love story』 1日目
    『lakeside love story』   《1日目》   腕がパンパンだ。 昨日の終業式の直後、買い出しに行ったのはいいが荷物を持ったのは俺と古泉だけだ。 「こんなにか弱い女の子に荷物を持たせようっていうの!?」 か弱いのは朝比奈さんだけだろう? とんでもない能力を持つ2人は手伝えよ……。 とは言えないまま、俺と古泉は荷物持ちになった。   ただ、集合は駅前になったため荷物は近くの長門の家に置いていたわけだが……それが首を絞めた。 まず、駅前に行き荷物を車で送ってくれるという新川さんに預けて古泉と一緒に長門の家に向かった。   問題発生。 【エレベーター点検中】 の張り紙を見て、俺と古泉は溜め息をついた。 7階だぞ……。 しかし時間をかけると長門に悪いので階段を一気に駆け上がった。 息切れ、こける、痛い。 などの小ネタを挟みつつ708号室に着き、荷物を受け取った。 長門の私服は久々に...
  • アナル短編1
    朝比奈 「今日、お弁当たくさん作りすぎちゃったんです。キョン君。よかったら一緒に食べませんか?」 キョン 「それはぜひ食べたいね。」   朝比奈 「これが私の作りすぎたお弁当の残りです。」 古泉 「やぁ、キョンたん。キョンたんの昼ごはんは私よ!」 キョン 「!?」 古泉 「さっそくですが、召し上がれ!!アナル狙い!!」 キョン 「アナルだけは!!アナルだけは!!」     古泉「あ、長門さんきゅうりとってください」 キョン「アナルだけは!アナルだけは!」 古泉「・・・・」 長門「・・・・」 キョン「すまん、なんか妄想してた・・・」     キョン 「ここで?朝比奈さんで二人で寝ろっていうのか?」 長門 「寝て」   キョン 「しょうがないなぁ、照れるじゃないか。」 古泉 「引っかかったな僕のキョンたん!!」 キョン 「古泉がふとんの中に!?」 朝比奈 「ではごゆっくり。」 キョン 「朝...
  • 人生最悪の四日間 エピローグ
        三毛猫の色は茶、白、黒の三色だ。 猫の毛色を決定している遺伝子のうち、白と黒を決定する遺伝子は常染色体(性染色体以外の染色体)にあるが、茶色だけは違う。 茶色を決定する遺伝子はX染色体にあるのだ。 二つのX染色体のうちどちらか一方が、受精卵から成体になるまでの過程で不活性化することによって、毛色が茶色の部分と他の色になる部分が分かれる。 だから三毛猫は普通はX染色体を二つ持っているメスなのだが、染色体異常(クラインフェルター症候群)のオスもX染色体が二つあるので、毛色が茶色になる。 オスの三毛猫の出生率は3万分の1とされていて、ペットショップでは100万円前後はする。 希少価値が高いためか、福を呼ぶともされていて、船に乗せれば沈まないという言い伝えがある。   うちのシャミセンも福を呼んでくれた。     五日目 午前六時十二分。自分の部屋のベッドの上にて。   土曜日なのに...
  • 涼宮ハルヒの分裂γ(ガンマ)
    γ-1 「もしもし」 山びこのように返ってきたその声は、ハルヒだった。 ハルヒが殊勝にも、「もしもし」なんていうのは珍しいな。 「あんた、風呂入ってるの?」 「ああ、そうだ。エロい想像なんかすんなよ」 「誰もそんな気色悪いことなんかしないわよ!」 「で、何の用だ?」 「あのさ……」 ハルヒは、ためらうように沈黙した。 いつも一方的に用件を言いつけるハルヒらしからぬ態度だ。 「……明日、暇?」 「ああ、特に何の予定もないが」 「じゃあ、いつものところに、9時に集合! 遅れたら罰金!」 ハルヒは、そう叫ぶと一方的に電話を切った。いつものハルヒだ。 さっきの間はいったいなんだったんだろうな? 俺はそれから2分ほど湯船につかってから、風呂を出た。 γ-2 寝巻きを着て部屋に入り、ベッドの上でシャミセンが枕にしていた携帯電話を取り上げてダイヤルする。 相手が出てくるまで、10秒ほどの時間がた...
  • 第六章 ハルヒ、古泉に恋す。
    長門ふたり   第六章 ハルヒ、古泉に恋す。   とある日曜日。僕は長門さんのマンションに呼び出された。何の用事かは 知らされていない。今朝、起きるといきなり長門さんから携帯に電話が入り、 「来て」 とただ一言告げただけで切れた。かけてきたのが長門さんAなのかBなのかは 電話では知りようが無いが、とにかく、呼び出されたからには行くしかないだろう。 マンションの入口で長門さんの部屋のルームナンバーを押し、オートロックの 鍵を解除してもらってからマンションに入る。エレベーターで上り、 部屋のドアをノックして入れてもらう。部屋の唯一の調度であるこたつの右に 長門さんAが左にBが座り、真中に僕が座った。 長門さんAが切り出す。 「あなたの言う通り、わたしたちは彼を共有した」 「助かっています」 「しかし、この状態は問題がある」 「と言いますと?」 「彼の注意のほとんどが涼宮ハルヒに向いている」 は...
  • 涼宮ハルヒの再会(1)
    ・・俺はただあいつに、笑っていてほしかっただけなのかもしれない。     涼宮ハルヒの再会   (1)  いろいろありすぎた一年を越え、俺の初々しく繊細だった精神は、図太くとてもタフなものになっていた。 今の俺ならば、隣の席に座っている女の子が、突然『私、実はこの世界とは違う世界からやって来ているんです』などと言いだしたとしても、決して驚かないだろう。 愛すべき未来人の先輩や無口で万能な宇宙人、そして限定的な爽やか超能力者たちとともにハルヒに振り回されて過ごしたこの一年間は、俺があと何十年生きようとも、生涯で最も濃密な一年になるはずだ。 と言うより、そうなってくれないと困るな。 これ以上のことは、さすがの俺も御免こうむりたい。 いくらなんでも毎年毎年、クラスメイトに殺されかけるような事態は起こらないはず・・・と、思いたいな、うん。    北高に入学してから丸一年がたち、SOS団の...
  • 普通短編19
    「……カチ」     「……カチカチ」         「……『mikuru』フォルダ」         「……」         「……(ちら)」                 「……ぺたぺた」                   「地面まで視界を遮る障害物はない」       「本を読む際にもこれはすぐれた体型といえる」                   「……ぺたぺた」                     「情報統合思念体に接続、身体データ、主に身体測定用の情報の再確認」       「……朝比奈みくる、涼宮ハルヒの同データを要求する」         「……」         「……」         「あくまで情報の再確認であり、一部データの対比を取っていたわけではない」         「信じて」               「……ぺたぺた」            ...
  • 七夕シンドローム 第六章
     翌日の七月五日。  今日で改変が起きてから三日ほどの日数が経過しており、ここ最近ろくに睡眠をとれていないため折角の休日ぐらいゆっくりと寝ていたかったのだが、今日はいよいよ不思議探索の日だ。惰眠をむさぼっているわけにはいかない。ずっしりと鉛のように重い頭をあげてベッドから降りる。 「キョンくん、あっさだよー!」  ドアが勢い良く開き、泥沼にはまった意識に氷を投げつけるような甲高い声が耳に飛び込んできた。相変わらず元気だなこいつも。そのテンションを多少なりとも俺に分けて欲しい。 「ってあれー? またキョンくん、ちゃんと起きてる。つまんないのー」  そう言って我が妹はとことこと未だ惰眠をむさぼっているシャミセンの所へ向かい、不服そうな鳴き声にも構わず無理やり抱き上げ、何処かへ連行していった。そういえば、シャミセンに話しかけてないな。流石に喋らんとは思うが、不思議探索から帰ったら話しかけてみ...
  • 普通短編8
    ハルヒ「キョン!私を食べて!」 キョン「ちょwwwwwwww    ・・・・・・いいのか?」 ハルヒ「・・・・・・来て」 キョン「いただきまーす」 ハルヒ「え・・・そういう意味じゃなくて・・・」 ばりんばりんくちゃくちゃはむはむはふっごきっぼきっばき ハルヒ「はっ!    ドリームか・・・・・・」 ハルヒ「ちょっと キョン!あたしを食べて!」 キョン「そんな事出来るわけねぇだろ、二人で助かるんだ」 ハルヒ「私はもうダメ、腕も動かせないもの」 キョン「ほら…水だ飲ませてやる」 ハルヒ「ごめんね、キョン。あたしがロッキー山脈登山大会を…グハッ」 キョン「ハルヒ!ハルヒッ!!犠牲になった皆の為にも頑張るんだ」 ハルヒ「ご…めん…みく…るちゃん達が…迎えに来たみたい…」 キョン「馬鹿なこと言うなハルヒッ!!」 ハルヒ「キョン…だけでも……たすか……クッ」...
  • 『lakeside love story』 4日目
    『lakeside love story』   《4日目》     「………起きて。」 誰だよ、まだねみぃ。 「早く起きて。」 あと……10分だけ頼む。 「………………ガブッ」 ……いてぇ。 長門だったのか、おはよう。 「……ほはひょふ(おはよう)。」 とりあえず顔洗うから噛み付きをやめてくれ。 「………そう。」 いい加減慣れてきたな、嬉しくないが。     朝飯を食い終わるかどうかの時間に異変が起こった。 ……ザーザー 「この音……まさか雨なの?」 ハルヒが顔をしかめて言った。 「昨日はきれいに月が見えていたんですがねぇ……。」     古泉は肩をすくめ、珍しく本当に困ったような顔をして言っていた。 二人とも落ち着け。 しょうがない、天気ってのは人間の力じゃいじれないんだからな。 「でも……あと少しで合宿終わっちゃうのよ!?キョン!あんたはこれで終わっていいのっ!?」 正直、このままなら...
  • I don't choose, but decide. chapter04
    火曜以来、俺とハルヒはお互いに連絡すら取れずにいた。別に疎遠になったわけじゃないぜ。 あんな事をした直後だ、向こうも何となくどう接すればいいのか分からないのだろう。少なくとも俺はそうだ。 ホントにどう接すりゃいいんだ?邪推かもしれんがこっちから連絡すると体だけの関係だと思われそうだ等と考えてしまう。 そんなわけで今日まで五日間、口も聞いてなければメールもしていない。どうしたものかね。 「どう思う、シャミセン」 尋ねてみても元化け猫は喉を鳴らすだけだった。 …まぁ考えていても仕方ない。一週間もたてばどちらからともなく会う事になるさ。そのくらいの信頼関係は築けたはずだ。 それよりせっかくの日曜だ、久しぶりに睡眠欲を存分に満たすとしよう…。その方がいい…ふぁあ… 妹も出かけているし、よく眠れそうだ…。 -もしこの時の俺に声をかけるならこうだね。 『お前はどうしようもないバカだ、惰眠を貪るの...
  • 『lakeside love story』 6日目
    『lakeside love story』   《6日目》     ~キョンの行動~     俺は帰ると死んだ様に眠り続け、起きたのは翌日の13時だった。 「ちょっと……寝過ぎたな。」 と呟き、俺は飯を食うために親の所へ向かう。 「あ、キョンくん!おはよ~!」 妹だ。 おい、妹よ。母さんはいるか?飯は? 「お母さんなら出かけたよ!ご飯ももう食べた!!」 ちょっと待て。 俺は夕食まで飯抜きか? 「お母さんがキョンくんが起きたらこれ渡せだってっ!これでご飯食べなさい、だってさっ!!」 さすが我が母。     俺は千円札を妹から受け取り、着替えることにした。     自転車で家を出て、まずは銀行に向かった。 理由は初デートなわけだし、全て俺が出すつもりでいたからだ。 おぉ、我ながら男らしいぜ。     銀行から多めに2万程引きだし、俺は銀行を後にした。 次は飯だ。 ここで考える。 「一人で飯食う...
  • 普通短編17
    古泉「あなたは一体、どちらの味方なんです?」   長門「愚問…私は私の味方」         長門「あの人は強い…惚れ甲斐がある…。残りの命をかけるに値するほど…!!」 みくる「あぁ…でもあなたの恋は実りませぇん」 長門「そんなことはわかっている…!この乳でか野郎ッ…!!」 タッタッ みくる「聞き捨てなりませんねぇ」 長門「フンッ!」 スッ 長門「(避けた!?)」 みくる「遅すぎでぇす」 長門「私が遅い…!?私がスロウリィ…!?」         そこに居た人物を目にして、俺はかなり意表を突かれた。 長門「入って。」 キョン「お前か。」 コクリと頷く長門。 長門「あなたを殺して涼宮ハルヒの出方を見る。(ヒュン)」 うおっ!? 待て待t 長門「……」 体が動かない!?有りかよ!反そ ヒュン       長門「私ならこうなる。」 キョン「…いや、俺に言われても。」           長...
  • 普通短編22
    【携帯電話 古泉編】   ええ、僕が携帯電話を持ち始めたのは、あの機関に所属するようになってからです、それまでは中学生で、あまり必要性を感じてはいませんでしたら。     はっきりいってしまえば、携帯がなるのは今でもあまりいい気はしませんね、大抵はあの仕事がらみの連絡ですからね     彼をはじめ皆さんあまり深刻に考えていっらしゃるようですけど、本当のところ 危険な仕事なんですよ、最近はようやく平気な顔してこなせるようになりましけど、まあ こんな口調がいけないんでしょうね     ちょっと非常識な日常をおくっている僕ですが、そんな中でSOS団のメンバーとのやりとりってのは、心休まるものではあるんですよ、最近少し心待ちの連絡なんてもあったりするんでんよ これでも     え 誰からの連絡かって、それは勘弁してください     ご想像におまさせしますよ     おっと、また連絡がはいったよ...
  • 橘京子の分裂(前編)
    「どうしたのよ、キョン。窮鼠猫を噛むをリアルタイムで見たような顔しちゃって」  どちらかというと豚もおだてりゃ木に登るを見た、って言う方が今の俺の心境に適っているな。  ……などと心の中のどこか冷静な部分が眼下に広がるそいつに対してツッコミ返そうとしていた。人間、非常識にも度が過ぎると呆れかえって何も言い返せなくなると言うが、恐らくその類であろう。 「ったく、あんたも相当おかしいわね。一回精神科医に頭の中を見てもらった方が良いわ」  Sure, That s good idea, I think so, too……  うん、大っ嫌いな英語で返答できる。むしろ頭の中は正常だ。だから言ってやる。 「橘。お前こんなところで何をやっている?」 「はあ?」 「お前はこの学校の生徒じゃないだろ?」 「キョン、からかってるの?」  口を曲げて橘は言った。本物のハルヒがそうするかのように。 「からかって...
  • ドラえもんとハルヒの鏡面世界(仮)1
    自分の部屋に入るなり、俺は驚愕した。 髪を拭く手は止まり、口は開きっ放しになる。 全ての行動を停止した俺は目の前の光景をどこか夢のような心境で見ていた。 シャミセンがにゃあにゃあと青いバランスボールのようなものにまるで語りかけるように鳴いている。 俺の頭の中に走馬灯のように記憶が甦ってきた。 どこでもドア、タケコプター、四次元ポケット、ネズミ嫌いの耳なしネコ型ロボット。 思い出したように俺は口を開いた。 「お前、名前は?」 バランスボールは俺に視線を移して、化け物のような歯のない口をかぱっと開いた。 「僕ドラえもんです」 はるか昔、小学生のころの聞き慣れたダミ声。 そう、俺の目の前にはドラえもんがいた。 俺の部屋になぜドラえもんがいるかって? それは俺が聞きたい。 だが心当たりはある。そりゃこんなことやる奴なんて一人しかいないだろう。 涼宮ハルヒ。 そのはた迷惑なやつが今日発した一言が原因...
  • 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(前編)
    「で、最初は誰から接触すればいいわけ?」  ハルヒは机の上に座ったまま、俺に言う。  さて、誰からにしたものか。本来であれば、俺の世界と全く同じようにしたいところだが、このハルヒはそれを却下したし、 そもそもこいつが力を自覚している時点で、どうやってもおなじようにはならんおかげで、正直それで大丈夫なのかという 不安があるのも事実だ。  だが、ここでふと思いつく。  とにかく、3人に接触して平穏かつ良好な関係が築けると証明してやればいい。それだけなら、何も3人同時に 一緒である必要はないはずだ。その後、ハルヒに納得させた上でもう一度最初から――今度は3人同時に接触して、 SOS団を結成すればいい。  そう考えると、まず一番接触しやすい奴から選ぶべきだな。宇宙人は、あのハルヒの情報統合思念体に対する警戒心から考えて、 一番最後にすべきだろう。未来人ははっきり言って知らないことも多いことを考える...
  • 箱入り娘 第2話
    …。 チュンチュン …。 ……ん…朝か…。 …。 …。 ……うぉ!? …。 目を覚ますと隣に長門さんが寝ていた。 …ああ、そうだった。 昨日の事を思い出す…あれからすぐに寝てしまったんでした。 …しかし…今のこの体勢は‥。 長門さんは僕に寄り添うように…密着して寝ていた。 スペースには余裕があるのですが…寒かったのでしょうか? 時計を見ると…6時前ですか。 いつもなら今からジョギングに行くのですが今動くと長門さんを起こしてしまうかもしれない。 …こんなに気持ち良さそうに寝てるのを起こすのは気が引ける。 …。 …可愛い寝顔ですね。 こうして見ると普通の女の子となんら変わりは無い。 …。 「……ん…古泉…一樹…。」 …。 起きましたか? …。 「……シャミセンを‥。」 …。 シャミセン?…寝言ですか、ふふ、長門さんも寝言を言うんですね。 僕とシャミセン君の夢を見ているんですかね。 …。 「…...
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