涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「ユキ・メイカー」で検索した結果

検索 :
  • piment
    ナガトユキ   ナガトユキ   ナガトユキ・・・・   普段聞こえないはずの声に驚かされ深夜私は目が覚めた。   ヒューマノイドインターフェースである私は夢を見ない。 そのため夢にうなされる事やましてや幻聴に悩まされるハズなんて無かった。   しかし、今でも耳に残る低く、そして響く不快な声。   小さなため息を漏らして私はまた眠りの世界に入った。   朝学校に着くと私は一人の人物とコンタクトをとった。   私の同じヒューマノイドインターフェースである喜緑江美里である。   「喜緑江美里あなたに質問がある」   「あなたから話をしてくるなんて珍しいわね、長門さん?今日は日直で職員室に行く用事があるから手短にね」   「・・・あなたは夢を見たことがある?」   「夢・・・?夢って言うと有機生命体が睡眠中に見る夢のこと?それとも未来への願望の事かしら?」   「・・・前者」   「私は見たことが...
  • コードブレイカーの説明
    こんにちは、こちらのサイトでコードブレイカーを作っている、CPJと申します このSSは週刊少年マガジンで掲載中のコードブレイカーをハルヒでやってみようと言う事です。 あと、これは二次元作品です コードブレイカー視点でやっているので、涼宮ハルヒシリーズとは違う所があります。 (ハルヒがモテテいること、キョンの名前もですが、) これでも、SS初心者ですのでよろしくお願いします。 あと、本家コードブレイカーと涼宮ハルヒをよろしくお願いします
  • 魔法少女フェアリーユキ・前編
     それはある日曜日のこと。  特に何の予定も無い貴重なその休日を、僕は一人のんびり自室で過ごしていた。  何時も何時も涼宮さんに振り回されたり『機関』の用事に振り回されたりしているせいだからか、たまにこうして休みがあると、どこかへ出かけるよりも一人でのんびりしていたくなる。  適当な時間に目を覚まし適当に朝食を済ませた僕は、一人テレビの前に向かっていた。別に見たい番組が有るわけでもないので、適当にチャンネルを回すだけだ。  何か面白いものが有れば良いかもなあと思っている程度なので、テレビ欄さえチェックしていない。  そんな風に何十秒毎かにチャンネルを変えていた僕は、とある番組のところで手を止めた。 「……ユキ」  それは『魔法少女フェアリーユキ』というタイトルの、子供向けらしい朝のアニメ番組だった。こんな年齢不相応とも言える番組に目を吸い寄せられてしまったのは、そのタイトルがちょうど画面...
  • 魔法少女フェアリーユキ・後編
    「ふっふっふっふ。ユキ。今日こそこの町内はわが手中に落ちるのだ」  ひゃっひゃっひゃと笑いながら、悪役の彼女は一歩、また一歩と歩みを進める。 「わたしは、負けない」  ユキがキッと表情を引きしめて、にじり寄る長髪の魔女に対峙した。 「はいっ! カット!」  ポンポンと、監督がメガホンを叩いて合図をする。 「有希! とってもいい演技だったわ! これは本当に、文化祭でのみくるちゃんの立場も危ういわねぇ」  半目で流し目を送る監督に、去年はカメラを向けられる側だった朝比奈さんがわずかに震えた。 「えっ。えぇぇ~っ」  朝比奈さんはしょんぼりしてうつむいた。……あれ。残念なのかな。あれだけやりづらそ うに戦うウェイトレスをしていたのに。 「鶴屋さんも急に呼んじゃってごめんねっ! 去年に引き続き素晴らしい助演女優っぷりよ!」  親指を立てる涼宮さんに、黒服魔女姿の先輩。鶴屋さんは、 「いやいやっ!...
  • ユキキス
    ユキキス 第一章  
  • ユキは好き?
    その日は今年一番の寒波が到来しているとかで、学校創立以来の古さを誇る旧館、つま りSOS団が間借りしている文芸部の部室は、電気ストーブの弱々しい熱風では太刀打ち できないほどの寒さに覆われていた。 朝比奈さんが淹れてくれたお茶も、すぐに冷めてしうほどの寒さ。窓の外を見れば、雪 こそ降っていないものの、分厚い雲に覆われている。 そんな日に限って、今日は特にやることがない。平和と言えば平和な、暇を持て余 して行くところもない学生が、部室でぼんやりしている風景が広がっていた。   「どうかしましたか?」 窓の外に目を向けていたキョンに、チェスの対戦相手をしていた古泉一樹が声をかけた。 「いんや、そろそろ降ってきそうだなと思ってな」   チェス盤に視線を戻し、ルークをE-5に移動。今度は古泉が長考に入り、それを見計ら ってお茶に手を伸ばす。部室に入ってきたときに朝比奈みくるに煎れてもらったが、すっ...
  • 魔法少女フェアリーユキ
    魔法少女フェアリーユキ(合作) ・前編(◆Gzo5DAjIoE) ・後編(◆Etq65eJh4c)
  • コードブレイカー「エピローグ」
    それは、ある遅くの雨の日の事 ハルヒ(今日はずいぶん遅くなってしまったわね) ハルヒ(明日は「犬」の所へ行かないと・・ハラを空かして待ってるわ) かすかに見えた ハルヒ「・・・え?」 ゴォォォォ ハルヒ(人・・・!?) ハルヒ(人が燃えているーーー!?) それは、熱くて冷たくて激しくて静かで残酷で優しげな そんな青い炎だったーーー・・
  • アナル短編3
    キョン「ふぅ…今日は部室一番乗りか」   そして俺はおもむろにイスに座った     古泉「かかりましたね!実は5限目からずっと空気イスでキョンたんを待っていたんです」 キョン「!?」 古泉「それじゃ遠慮なく」 キョン「アナルだけはっ!アナルだけはっ!」         キョン「(ガチャ)…ん?何かこの部屋イカ臭くないか?」 朝比奈「あー、キョン君。スルメイカですよ~」 キョン「あれ?今日はまだ朝比奈さんだけですか。なるほど、まんまイカだったんですね。 美味しそうだな…一ついただけますか?」 朝比奈「美味しいですよ~どうぞー」 キョン「いただきま 古泉「かかったな!小物め!朝比奈じゃなくて実は僕だったんだ! このスルメイカも実は僕の分身だ!」 キョン「そんな無茶苦茶な…」 古泉「そんなにスルメイカを食したいなら食させてやろう! 臭いだけな、たっぷり注ぎ込んでやるわ!ソォイ!!」 キョン「ア...
  • 凉宮ハルヒの痩身@コーヒーふたつ
    11月も後半になると、さすがに冷え込む。 普段はそれほどお風呂に時間をかけないアタシでも、さすがにこう冷えると少しだけ長風呂になる。 でもね、よく「私、お風呂は1時間くらい入ってるの」なんてタワケた事をぬかす女子が居るけど、そればかりは何を考えてるのかサッパリ解らない。 時間の無駄よ!「時は金なり」って言葉、知ってるのかしら。 まあ、今日みたいな日は別だけどね。 ゆっくり温まらないと、寒さで感覚を失ってしまった足がどうにかなってしまいそう。 まったく、何で女子はズボンを履いて学校に行っちゃいけないのかしらね・・・。 あ。色々とくだらない事を考えていたら、のぼせてきた! 早く上がらなくちゃ。 お風呂から上がって、髪を乾かそうと洗面台の前に立ったアタシは、足元に見慣れない機械を見つけた。 てゆうかコレ、体重計?・・・にしては、訳の判らないスイッチがたくさん付いてるわね。 -母さー...
  • 長編・キョン
    キョン無題1   キョン無題2 キョン無題3 キョン無題4 キョン無題5 キョン無題6 キョン無題7 キョン無題8 キョン無題9 キョン無題11 涼宮ハルヒの消失(偽) ハルヒ能力喪失・SOS団解散編 キョンいじめ 超能力テスト 朝倉涼子の逆襲 改造人間キョン サイレント・ホスピタル ワークテイカー・ラヴァ―ズ ハルヒの想い ~アニメ版エンディングの延長版~ 記憶喪失 影の世界 (BADEND注意) 王様ゲーム キョンの決意 想い 試験勉強 北斗のキョン 残された時間 洞窟にて 俺とハルヒと古泉の生きる道 (BADEND) 許婚と最愛の人 Another Story 涼宮ハルヒの変質 ストレンジデイ イン ザ レイン キョンの死、そしてその後 クリスマスイブ 憂鬱アナザーエンド 涼宮ハルヒの旅路 グラップラーキョン ハルヒが残した希望 1枚の写真 涼宮ハルヒの海遊 Verywhiteday...
  • メイドさんごっこ保守
    「……キョン、おきなさいキョン……、じゃなかった。御主人様、お目覚めの時間ですよ、御主人様」 ハルヒせっかくの休日なんだからもっとゆっくり寝かせてくれって……今なんていった? 「御主人様、起きて下さい。もう朝ですよ」 声の主はハルヒ@メイド服だった。なんでこんなことに……そうだたしかゆうべは……  「みてキョン、懐かしいわね、こんなの出てきたわよ」  ……あぁ朝比奈さんが来てたメイド服ね、というかさっきから荷物の整理がさっぱり進んでない気がするんだが。俺達はお前の実家から送ってきた荷物を整理してた筈なんだがな。  「細かいこと気にしないの、どう? 似合うかしら……」  気が付いたら俺のマンションにハルヒが転がり込んできて、そのままずるずると一緒に暮らしている俺達な訳だが……。  ……あーにあうにあう、ホントのメイドさんみたいだ(棒読み)  「ちょっと何よそれ、ちゃんと褒めなさい、北高の...
  • ユキキス 第一章
    夢。 夢の中にいる。 いつもと同じ風景の、終わりを感じさせない繰り返し。 ゆっくりとまどろみに揺られながら、ひとつのことをただただ願ってしまう。 目を閉じて、もう一度開けたとき、少しでもこの風景が変わっているように、と。   久しぶりに、すがすがしい朝を迎えた。 空は白の中に微かに青をのぞかせていて、反対に地面には銀が広がっている。 こんなに気持ちがいいのはなぜだろうか。その答えはすぐに出すことはできなかった。 しかしなぜか、昨日見たなんでもないような夢が思い出される。 そう、その夢も、この現実世界と同じ、爽快な風景が広がっていた。 カーテンを開け、ゆっくりと背伸びをする。 時間がゆっくり流れている、ということばを初めて身体で実感した日だった。     リビングへ降り、朝食もそこそこに家を出る。 今日は休日だが、例のごとく俺は不思議探索へ狩り出されることになっている。 このところできるだけ...
  • SS企画『冬』用・感想所
    クリスマスの少女に感慨無量。マジ泣きかけました。 -- 名無しさん (2007-01-22 19 39 16) 投票っていつからなのかな? -- 名無しさん (2007-01-22 21 06 44) コタツを出たらが和むなぁ・・・ニヤニヤがとまりませんww -- 名無しさん (2007-01-22 22 48 01) 「コタツを出たら」放屁でくるとは予想GUYだった。その布団をめくったら、阿鼻叫喚の地獄絵図ぞ。 -- 名無しさん (2007-01-22 23 44 02) 古泉普通にカッコいいな。きれいなお姉さんにドギマギするのがよかった。 -- 名無しさん (2007-01-23 00 16 05) 森さんに萌えた。 -- 名無しさん (2007-01-23 11 42 50) 古泉の淡いラブロマンスwに萌えた。 でもぶっちゃけ夏のほうがよk(ry ...
  • 涼宮ハルヒいじめ短編2
    ハルヒ「SOS団で野球大会に出ましょう!」 キョン「人数が足りないだろ知障。考えてから発言しろ」 ハルヒ「集めればいいじゃないの。そっちこそ頭使いなさいよ」 キョン「お前友達いないだろ? いや、話相手もいなかったか」 ハルヒ「……うるさいわねえ、じゃああんたが集めてきてよ」 キョン「お前の名前を出すと、クラスの十割方が逃げ出すって知ってるか?」 ハルヒ「知らないわよ。何よさっきから、機嫌でも悪いの?」 キョン「ああ、お前と一緒にいるからな。自覚がないって本当怖えよ」 朝比奈「あの、お茶入りましたけど」 キョン「お、ありがと朝比奈さん。聞いてくださいよ、ハルヒが――」       キョン「…掃除めんどくせ。 ハルヒ後頼む。」     ハルヒ「ぇ?嫌よ!! 当番何だからきちんとしていきなさいよ!」 キョン「は? 嫌われ者の癖になに言ってんの?こんな事でしか役にたたねぇんだからやれよ。」 ハル...
  • 長編・長門有希
      長門有希無題 長門有希無題2 長門有希無題3 長門有希無題4 長門有希のうっかり 長門有希の奇妙な冒険 【鍵の消失】 消失長門いじめ 長門有希の退屈 長門有希の憂鬱 カーディガン 地獄少女 笑顔を見せて それがあなたの望み? 長門有希のきまぐれ どんでん返し 【Lost My Name】 長門消失 にゃがとさん 長門有希の深淵 ナガト~彼方から来た天才~ *麻雀ものです 消失世界 リスペクト・ザ・ハイテンションユッキー ユキは好き? 長門と猫 よっこらせっと 長門平手打ち編 消失版 長門有希の感情 ハイテンションユッキー【黒版】 ミステリックサイン保管ネタ お茶 こころここにあらず 『長門有希の遅刻』 涼宮ハルヒの別れ 長門有希の誕生 長門有希の看病 長門有希の情報操作/長門有希のコンタクト オーディナリ ホリデー ミステリック・サイン後日談 やる気のない長門有希 望まれた世界 最終...
  • あなたのメイドさん
    あなたのメイドさん 「うん、やっぱり露出が少ないのもいいわ! みくるちゃんらしいわね」 「そ、そうですかぁ? うれしいです……」  今日はみくるちゃんにシンプルにエプロンを付けさせてみた。これがまた、ムカツクくらいに似合ってる。  ほんとに嫉妬しちゃうくらいにかわいくて、優しい保母さんみたい。  あたしが着替えさせたんだし、出来栄えは満足なんだけど……。 「は~……」  馬鹿面で口半開きでみくるちゃんを見つめるこいつの視線が気になる。  あたしには一度もそんな視線を向けてくれないくせに……。  着替えさせるのは面白いけど、その後にこいつがみくるちゃんばっかり見てるから後味が悪い。  もう……。たまにはあたしを見てくれたっていいじゃない。  考えれば考える程ムカついてくる。 「帰る! 明日の予定は追って連絡するわ!」  あたしは八つ当たりのように怒鳴り散らして、部室を出て行った。  ……...
  • スノーネイムド・マーメイド
      ※『人魚姫』を基にしたパロディです 片思い連鎖をテーマにしています。苦手な方は御注意ください。 (また、中盤以降に古長描写を含む予定です) スノーネイムド・マーメイド 序 スノーネイムド・マーメイド 1 スノーネイムド・マーメイド 2 スノーネイムド・マーメイド 3
  • クラスメイト 序章
    プロローグ 俺はSOS団に入って、 まあハルヒはもちろんの事宇宙人未来人超能力者に振り回された事はある訳だが、 何でもないクラスメイトに振り回された覚えはないね。 朝倉・・・あいつの正体は長門と同じ宇宙人製アンドロイドだったし、 喜緑さん・・・あの人もやっぱり同じだ。あっ、そもそも上級生だったか。 鶴屋さんも大きな力を持ってるらしいが、振り回されてるというよりも見守ってくれている立場だ。 コンピ妍の面々や谷口国木田だって当然そうだ。むしろこちらから迷惑を掛けてると言った方が正しかろう。 唯一の例外は生徒会会長だが、あのお偉そうなお方にも古泉の息が掛かっていたので、 純粋な意味で振り回された訳じゃないだろう。大体俺は当人の本心も知ってるしな。 まさかこれで今更谷口辺りがハルヒの世界改変に絡んだりしたら、 俺はいよいよ持って自分の首にロープを巻き付けるに違いない。 少なくともあいつが宇宙人未来...
  • 僕とみくるとメイドさん~狂気の弾丸ドライブ~
    朝倉がいなくなった。 僕の最上の観察対象であった朝倉涼子がいなくなったのだ。 美少女特有のシャンプーの匂いをまとい、長い髪をゆらしていたあの子。 後ろからでも分かる、華奢な体つきと品格。 まあ、僕は絶望したさ。 後ろで涼宮ハルヒとかいう――こちらも美少女だが――品性のカケラもない イかれた女が喜んでいたのには思わず腹を立てたね。 自宅にゴキブリでも郵送してやろうかと思ったよ。 もしかしたらあんな女でもかわいらしい反応を見せるかもしれない。 ま、そんなことばれたら何をされるか分からんので何もしないが。 さて、当面の問題は朝倉の後、誰を追いかけるかということだ。 僕はこの学校の美少女リストを参照した。 そして対象を絞り込んだ。 ――朝比奈みくる。 生まれついてのアイドルとはこの人のことを言うのかもしれない。 中学生にも見える、整った童顔。 庇護欲をそそりまくりのその行動や言動。 対象...
  • カーディガン
    体育の授業を終えて長門有希は教室に戻ってきて異変に気付いた 「……?」   彼女のカーディガンが無くなっていたのだ いつもの彼女ならば、無ければ無くても良かったのかもしれない。だが…   「ない……あの人から貰ったのに……」 今までなら、モノが無ければ自分で構築すればいい。だがアレだけは何故か特別な品だった 長門有希本人は自分が動揺している事を自覚していないだろう。だが傍目には長門有希は明らかに動揺している   そんな長門をニヤニヤ笑いながら人の女子生徒が話しかけてきた 「長門さん?そんなに慌ててどうしたの?」 女子生徒は笑いを堪えて、さも心配しているように話かけた 「……カーディガン」 「カーディガンがどうした?」 「……ないの」   長門は必死に何より大切なソレを探した 「カーディガンならまた買えばいいじゃな~い」   この女子生徒は知っていた。長門がキョンからカーディガンをプレゼント...
  • しん・せかいに君と
       人払いを終えた、淀んだ茜色に染まった部室で、俺はある作業に勤しんでいた。 パソコンのソフトを呼び出し、ディスクトレイに部長氏から託されたそれを乗せる。トレイがディスクを飲み込み、少し耳障りな音と共に読み込みが始まる。 念のため、カーテンも閉めるべきだろうか。いや、外からは俺が見ようとしている物までは見えないはずだ。そんな事をしても、かえって怪しまれるだけだろう。 「おっと」 カバンからイヤホンを取り出し、パソコン背面の端子に接続して、画面上で適当な音量に調節する。危ないところだった。椅子に改めて座りなおすと同時に、ディスクに記録されていた動画が再生された。 俺が何を見ようとしているのか。考察する理由など微塵も無い。画面を一目見れば、俺がこうして臆病なまでに周到になっている理由がわかるはずだ。 何のことは無い。ただのAVだ。 前日の事である。 部活動と言っても差し支えがありまくりの...
  • 消失長門いじめ
    女子A「前から思ってたんだけどあの子キモくない?」 女子B「全然しゃべんないしね。なに考えてんのかわかんないよねー」 女子C「ちょっとイタズラしてみない?怒ったらなんかしゃべるかもしんないしー」 一同「アハハ!さんせー!!」   一部の男子と結託し、チャバネを15、6匹集めさせて 長門がトイレに行ってる間、弁当箱につめる。   ~昼休み~   女子A「あれえ?長門さんどこ行くの?」 長門「え・・その・・・」 女子B「長門さん昼休みになるといっつもどっか行ってるよね」 長門「その・・・部室に・・・」 女子C「たまにはあたしらとごはん食べようよ(ニヤニヤ)」 長門「え・・・うん・・・」   長門、半ば強引に連れられていく。すでにクラス中に回覧がまわったらしく、 ほぼ全員がニヤニヤしながら長門を見つめている。   きょどきょどしながらも女子の輪に入る長門。 おもむろに弁当のフタをあけると・・・ ...
  • 下衆谷口のなくころに ~おめかし編~
    鶴屋「はい、もしもし」 ハルヒ『鶴屋さん?』 鶴屋「あれ、ハルにゃん。どうしたの、こんな時間に?」 ハルヒ『実はね、鶴屋さんにお願いしたいことがあるの』 鶴屋「なにかな。またあの山にお宝を埋めたい、とか?」 ハルヒ『そうじゃないのよ。実は私、明日家庭の事情でどうしてもはずせない用ができちゃってね。残念なんだけど、SOS団恒例の不思議探索に行けなくなっちゃったのよ』 ハルヒ『で、私の代わりに鶴屋さんにSOS団の団員がサボらずに不思議探索してるかどうかの監視をしててもらいたいんだけど、明日予定空いてる?』 鶴屋「うん、私はぜんっぜん構わないっさ! 暇すぎてどうしようか、って考えてところだったんだよねっ!」   鶴屋「明日は大船に乗ったつもりで、不思議探索をお休みしておくれ!」 ハルヒ『ありがとう。鶴屋さんにまかせておけば、安心だわ』 鶴屋「期待に応えられるよう頑張るよ。それじゃ」  ...
  • 長門有希の再会
    公園に居た。 目の前に両手でダンボールを持つ女の子 しかし彼女は石に躓いてバランスを崩してしまう 私はダンボールの中から散らばった荷物を手に取る そこで私は言うのだ 「私も手伝おう」   と しかし女の子は私の手を退けながら言う 「うるさい人殺し」   と 私を冷たい目で見上げる 憎悪 直感がそう教えた 彼女の目に篭る感情を しかし私にはそれを理解することができなかった 散らばった荷物を集める 最後の荷物を集めると、女の子はそこには居なかった。 変わりに現れたのは男 見覚えが無かった。 男は私に尋ねる あなたが長門有希かと 私がそうだと告げると ニヤリと笑った。 私が首を傾げると彼はなんでもないと言い   しかし、その瞬間。男はみるみるその容姿を変化させ 人間が畏怖すべき対象として見るものへと姿を変えた   「朝倉涼子は消えるべきではなかった」 ...
  • 長門の日記
    長門の日記 4月*日 今日は入学式wwww まぁ、高校なんてどこでもよかったけどなwwww パパがここに文芸部あるとかなんとかいってたけどねーよwwwww パパ氏ねよwwww しかたね、明日、情報工作して文芸部と部室用意すっか。   4月*日 俺の神聖なる部室に観測対象と変な男がやってきた。 観測対象はとてもウザかった。 変な男は独り言をつぶやいていたので、とてもキモかった。 しかも、観測対象は俺の神聖なる部室にさば読みぶりっこ未来人を連れてきやがった。 さば読みぶりっ子未来人?お前が未来で、ホーケー手術と整形手術したのしってんぞ? 調子に乗ったら整形前のお前の顔写真ばらまいてやるwwwwwwwwww 観測対象は俺の神聖なる部室を占拠するらしい。 ぶっ殺してやるぶっ殺してやるぶっ殺してやるぶっ殺してやるぶっ殺してやるぶっ殺してやるぶっ殺してやる でも、親父に部室くらい占拠...
  • ちょっとみくる救済保守
    俺がハルヒと付き合い始めたころ、どういうわけか、長門と古泉も付き合い始めていた。 そして、いつのころからか朝比奈さんが少し元気がなくなっていたころの話だ。 ハ「最近、みくるちゃんが一人ぼっちになってるみたいね。」 み「一人だけ寂しいですぅ~」 長「…SOS団は男女比2:3。どうしても誰かが余る。」 み「わ、わたしはあまりなんでしゅかぁ~うぅぅ」 ハ「そういってもねぇ。キョンはあたしのものだから仕方ないし…」 長「古泉一樹も私のもの。」 ハ「有希~。いうようになったわねー」 長「…別に。」 ハ「そうね、みくるちゃんだけ一人って言うのも可哀想だし、キョンも古泉くんも1/3ぐらいはみくるちゃんに貸してあげましょう!。有希、かまわない?」 長「あなたがそれでいいなら。かまわない。」 み「(ちょっと納得いかないけど)あ、ありがとーございましすぅ」 ちょっとみくる救済保守  ハ「みくるちゃん!つ...
  • 涼宮ハルヒの抹消 一章
     翌朝、俺はいつものように妹の強烈なボディーアタックを食らって目を覚ますという一部の人間にはうらやましがられそうな目覚めを演じた。しかしもちろん俺が自分をうらやむわけもなく、感慨もへったくれもないような目覚めでありよってまったく爽快な気分はしない。  爽快な気分がしないと言えば我が家の飼い猫シャミセンも完全にだらけモードで床に寝そべっている。夏の暑さにすっかり気怠くなったのだろう。  どうしてやろうかとシャミセンを見て思案する俺だったが、俺が起こしてやる前に妹によって抱きかかえられ、反抗の意思表示も軽く無視されて妹の『ごはんのうた(新バージョン)』とともに階下へと連行されていった。    朝起きたら世界が変わっていた――とかいう冗談みたいな事態になるのは絶対に避けたいものの、ならばそれをどう回避するかという問題であり、もしかすると俺は避けるよりも変わった世界を元に戻すほうが素質がある...
  • 大岡裁き
    「…やれやれだな…」   今日返って来たテスト。 散々な結果だった。 最近はハルヒに振り回されっぱなしだったからな。 この結果もしょうがないと言えばしょうがないんだが。   …あまりにもアレだった。   ガチャ   「長門、お前一人か?」   俺が部室の扉を開けた時、長門は一人でいつものように本を読んでいた。 この部屋の名前を言ってみろ、おっけージャギ、そう。文芸部室。   「………コクン」   長門は静かに頷いた。   「今は何を読んでるんだ?」   俺が長机にカバンを置きながら言うと、長門からはファンタジーな答えが返って来た。   「…チャート式、基礎からの数学Ⅲ+C」   …は? 今、なんつった? 俺の耳がロバで無ければ、今、長門は明らかに参考書くさい名前を言ったんだが。   「えーと、だな。…面白いのか?」   「…あんまり」   だろうな。 つーか、読む前に気付けよ。   「…な...
  • 長編・その他3
    SOS団お天気シリーズ 国木田の・・・ 涼宮ハルヒのストリートファイター 梅雨空に舞う雪 本名不詳な彼ら in 甘味処 沈黙の日 国木田の憂鬱 原付免許 クロトス星域会戦記(銀河英雄伝説クロスオーバー) 分裂、或いはSのモノドラマ(佐々木×キョン) セーラー服とメイドさん ユ・ビ・レ・ス Missing you関連 涼宮ハルヒの奇妙な冒険 ドラえもんとハルヒの鏡面世界(仮) (ハルヒ×ドラえもん) Macross Cross (MacrossF x 涼宮ハルヒ) 宇宙人は情報羊の夢を見るか? プロローグ ピノキオ 月の微笑シリーズ(佐々木×キョン) ランキング by.キョン(佐々木視点、オール物) お隣さんはすごいヒト 空と君とのあいだには 消失異聞 切り札と悪魔 谷口のTOT団 涼宮ハルヒの誰時 朝倉ルート 雷の夜のこと Live A Cat~シャミセンさんシリーズ~ 台風一過のハレの日...
  • Black Lily・第三章
     翌日――。  登校して、真っ黒な髪の長門由梨を見ると思う。  物事の終わりは、こんなに静かなものなのだろうか? と。 「あんた、元気ないけどどうしたの?」  俺が教室に着いてイスに座るより早くハルヒが言った。さて何と答えればいいのだろう。 「お前さ、長門が転校するってことになったら、どうする?」  ハルヒは宇宙の広がりを思わせる大きな瞳を一度パシリと瞬きさせてから、 「有希が……転校?」  二つ隣の列にいる長門の後ろ姿に目をやった。 「どうしてよ。妹が入ってきたばかりで今度は有希がいなくなるの? それっておかしくない?」  だよな。状況をまるっと全て説明されなければそう思うだろうさ。 「やっぱりあの二人、仲が悪いとか?」  ハルヒは不思議顔のまま訊いてくる。そうじゃないんだ。むしろそのほうが俺としてはよっぽど分かりやすくてよかったんだがな。  もう遥かな昔にも思える入学したての五月...
  • 涼宮ハルヒのOCGⅣ
    涼宮ハルヒのOCG④  (2008/11~ ぐらいの時期だという前提でお願いします) 「えーっとね、潜水艦でキョンくんに攻撃して・・・カードを一枚伏せてわたしの番は終わりだよ。」 「違うわよ妹ちゃん、ターンエンドの前にこのカードを伏せとくの。そうすればキョンが何か出してきても一発で除外・・・」 今俺の目の前にはなぜかカードを握る我が妹と、その後ろからあーだこーだと口出ししてるハルヒがいる。長門はというと後ろの方で俺の本棚をあさっている、マンガぐらいしかないから面白くないと思うぞ長門。そして場所は俺の部屋だ。さて、何でこんな状況になったんだろうな。少し時間を遡って話していくか・・・。 朝倉との奇妙な再会の翌日、やはり朝倉は北高に転入してきた。俺のクラスではなく長門のクラスだったので大した騒ぎにはならなかったのだが、我らが団長がそんなニュースを聞き逃すわけも...
  • 涼宮ハルヒのライバル
    キョン「なぁ、しょっぱなの自己紹介のアレ、どのあたりまで本気だったんだ?」 ハルヒ「『しょっぱなのアレ』って何?」 キョン「いや、だから宇宙人がどうとか」 ハルヒ「あんた宇宙人なの?」 キョン「んなわけねえだろ!!お前のその自己紹介のせいで誰一人俺の自己紹介を覚えてねえんだよ!    俺より目立ちやがって!絶対ゆるさん!」 いきなり怒鳴られた、後から聞いた話によると。 キョンは目立ちたがり屋で、しかも極度の負けず嫌いらしい。 それからというものの、キョンはアタシのすることにいちいち突っかかってくるようになった。 こうしてアタシとキョンは出会ってしまった。 ある日、次の時間は体育で着替えなければならないというのにクラスの男子はなかなか教室から出て行かなかった。 アタシはかまわず男子達の目の前でセーラー服を脱いでやった、すると女子の「キャー」悲鳴と供に一目散に教室から出て行った。 だけどキ...
  • 涼宮ハルヒの遡及ⅩⅢ
    涼宮ハルヒの遡及ⅩⅢ      何か、とてつもなく面白い夢を見た気がした月曜日の朝。  ただ、それが何かをどうしても思い出せないまま、いつものように強制ハイキングコースを踏破し、休日明けの気だるさを感じながら、教室へと入った途端、 「ほら見てキョン! 一気に下書きまでだけど最後まで書きあげたわ!」  赤道直下の真夏の笑顔でハルヒは俺に三十枚はあろうかというA4用紙を突き付けてきた。 「てーと、一昨日言ってたアレか?」 「うん。なんかその日の晩、バンバンアイディアが出ちゃって昨日一日、これに費やしてたのよ。でもまあ、こういうのも悪くないわ。自分の想像が瞬時にそこに現れるんだから」  なるほどな。  俺が一昨日、何気に呟いたクリエイターの話にハルヒが乗った訳だが、それにしてもここまでやるとはね。いやマジで恐れ入ったよ。  相変わらずとんでもないバイタリティだ。  …… …… ……  何だ? ...
  • キョンの閉鎖空間2
     翌日は土曜日だ。待ち合わせは10時。そこで、まぁちょっとした事件が起こる。 俺が待ち合わせ場所に着いた時、そこにはハルヒ、長門、古泉の3人しか居なかった。 そう、なんと一番遅かったのは朝比奈さんだったのだ。 「ふぇ~、ごめんなさい~」と、声を上げながら薄い桃色ワンピースをヒラヒラさせて駆けてくる朝比奈さんは、それはそれは可愛い。もしこれがデートか何かだったら「早く貴女に会いたくて、つい早く来過ぎてしまいましたよ」とでも口走りそうなもんだ。 身を竦ませる小動物のような動作なんか、そこらのウルウルチワワなんか目じゃないくらい庇護欲をわかせる。 ……って、そんなに怯えなくてもいいのでは。 迎える側は、何か面白そうな古泉と、なぜかいつもどおり制服無感情の長門、そして、 「珍しいわねー、今日のおごりはみくるちゃんで決定ね♪」 意外なことに、文句も言わず上機嫌で喫茶店に入っていくハルヒ。 てっきり...
  • 阪中から見たSOS団員
    ふぁーあ。つかれた。 この世界史の先生、いっつも一気に板書するのよね、黒板一枚分も。 そのあとすぐに話をしだすけど、その頃皆は、ノートをとるので一生懸命。 話を聞けてるのなんて、涼宮さんくらいなのに。 もうちょっと、板書の後に時間をおいたほうが良いと思うのよね。   私は伸びをしながら、ちらっと涼宮さんの方を見やる。 涼宮さんの席は、窓側の一番後ろの席。 その前の席は、えっと、皆、本名で言わないから分からないけど、キョン君ね。 この席は、最初に席替えした時から変わんない、この2人の特等席。 毎回くじ引きで決めてるはずなのに。 偶然って続くものなのね。 チョンチョンと、涼宮さんがキョン君の背中をシャーペンでつついてる。 キョン君は慣れた風な顔つきで、後ろに振り向いてる。 何を話してるのかな? 涼宮さんは、満面の笑みを浮かべてキョン君に話しかけてる。 他の人と話すときは、あんな顔しないのにね。...
  • 僕と森さんと時々2ch
    これと言ってやる事もない普段この常日頃な日常。 そんな訳で機関のパソコンを使って僕は2chをやっています。 他の方々もCoCo壱番屋の宅配を食べながらザ掲示板等色々なさっているようです。 言っときますが、僕達は少数派ですよ? それでもこの熱く暑い夏なので多丸さんが冷えピタを額につけてソファーで寝ていたりと、まぁ、全体的にだらしなくはなっていますね。 新川さんは相も変わらず、イロコィ・プリスキンを名乗って何処かへ行った模様ですね。 森さんもリラックマのぬいぐるみを取りに行った模様ですね。 「あ、フリーズした」 本日三回目のフリーズ。森さんが大量に仕入れた可愛い画像のせいで残り要領が激減したのが原因です。 僕はパソコンを強制終了させた。 やる気が削がれて黒いモニターをただ見つめる。 ちなみにですが僕がやっていたのはオカルト板のツンデ霊スレの閲覧です。 じつは幽霊っていうのが怖いんですよ、怪談は...
  • 寡黙大騒動
    二月十四日、バレンタインデー。 自分は絶対もらえないと思いつつ、心のどこかで淡い期待を持ってしまうこの日。 去年の掘り出しイベントのような重労働は今年はやらないらしく、代わりに何故か団活は中止となり、 俺はハルヒ・朝比奈さん・長門それぞれから違う方法でチョコを渡された。いずれも手作りだ。 今は自分の部屋でそれらを感動の涙を目に浮かべながら賞味しているところだ。 その時――― ―――♪―――♪♪ 携帯の着信音が鳴った。電話か? 着信表示を見ると「涼宮ハルヒ」からだった。 期待に違わず、寧ろそれを見事に上回るチョコの味に対する賞賛の言葉を考えながら通話ボタンを押し、 「もしもし。ハルヒか?チョコありがとな、最高に美味かった」 当然返ってくるであろう大音量のハルヒボイスに備え携帯を少し耳から話すと、 「……そう」 …返ってきたのは確かにハルヒの声ではあった。 しかし、その返事は明らかに...
  • がんばれ、生徒会の喜緑さん!2
    Q 近頃ホモキャラがついてしまって困ります。普通に女子にだって好意を持っているのに… どうすればホモキャラを脱出できるでしょうか。(テトドン)     A.いわれなき中傷というのは、困ったものですよね。       しかし近年同性愛者は世間的にも認められつつあります。     ここは一つ、脱出などという悲観的考えではなく、     女子も男子も大丈夫という     懐の深いキャラクターを打ち出してみてはいかがでしょうか?     女性だけ、男性だけを好む方は多いですが、     両方、それも周りにまで認められたという方はあまりいません。     チャンスですよ。(喜緑)         Q.購買で素早くパンを買う方法を教えて下さい。(一応十代・後光輝く高一女子)       A.昼食時の購買は激戦区です。       かく言うわたしは、購買の戦いについていけずお弁当派です。     よっ...
  • 涼宮サスペンス劇場~メイドさんは見た~
                涼宮サスペンス劇場 静かなBGMと一緒にタイトルが出てくる。 文化祭1か月前。ハルヒが映画を撮ろうと言い出した。 ドロドロだが甘くかつシリアスなサスペンス映画だそうだ。 完成したので、SOS団他出演者で試写会をしている最中だ 私は朝比奈みくる。職業はメイドさんです。 今お世話になっているのは、投資家の鶴屋さんのお宅。 家主の鶴屋のお嬢様は、若くして投資家トップだったお父さんを亡くして後を継いでます そのため、いろんな投資家の息子から結婚を責められて大変そうです。 鶴屋嬢「みくるさんっ!塩・・プクク・・塩をまいておきn・・あっははは」 みくる「ふぁ~い」私は言われたとおりに塩をまいた。 塩をまくってことがよくわからないから玄関先にちょろっとまいた。 鶴屋嬢「みくるさ・・ププ・さん、今日のご飯はなんだい?」 みくる「ハ、ハンバーグです。おおお嬢様今日もしつこくされて...
  • クラスメイト
    序章 第1~3章
  • その他いじめ短編6
    『長門有希のバックアップ』 「バックアップ、お茶」 「はい!ただいま!」 「ご飯の用意して」 「仰せのままに!」 「バックアップ、風呂を沸かして。大至急」 「かしこまりました!」  私はいったい何をしているの? 上の命令とはいえ、なぜ私がこんな小娘の言うことを聞かなければならないの? しかもこの娘が私に命令してくるのは、仕事らしいことは一つもなかった。 これじゃ私ただのパシリじゃない! この前なんか男連れ込んじゃって、あー汚らわしいったらないわ! しかも何?生み出されてから三年間私はずっとそうやって過ごしてきただぁ? ざけんじゃないわよ!私なんて生み出されてから三年間ずっとパシられて生きてきたのよ!? それに比べりゃあんたの苦労なんてウンコよウンコ!!  もちろん私だってこんな待遇納得いかないわ。だから直訴だってした。 そしたら何よあの娘!!「黙れイモマユ」ですって!? もうあったまき...
  • あさひなの泣く頃に~キョン落とし前編~
    入学してしばらく、SOS団という部活に慣れ始めた今日この頃。 朝倉が消え、山根が燃え尽きているのを見ながら、 「ああ、やっぱり朝倉は男女共に好かれてたんだな」と思っていた。 今は授業中。物思いにふけるにはちょうどよかったりする。 色々あった。 鶴屋さんはこの世を去り、朝比奈さんは学校に来なくなった。 しかたがないと今は納得している。 長門はいじめに遭い、それを見つけてから長門とは前より傍にいる。 またいじめられたら嫌だからな。長門はそのせいか前より表情を見せるようになった。 まあ気づけるのは俺くらいだけどな。ついでに行動もわりと積極的になった。それについて情報ナントカ体が気なったが、お目付け役の喜緑さんが何も言ってこないのだから、別にたいしたことではないのだろう。   「今日はみくるちゃんを励ましにいくわよ!」 放課後、ハルヒはまたはた迷惑なことを言い出す。 担当医からはOKサインが出され...
  • 缶コーヒー、ふたつ6
    ♪ttt・・・ttt・・・ttt・・・ 耳馴染みの無いアラームが遠くから聴こえる・・・ 朝・・・か? 少しづつ目を開けると、霞む視界に見慣れない天井が浮かびあがった。・・・何処だ?・・・ここは。 とにかく、起きよう・・・・。 俺は、少しだけ体を起こして辺りを見回した。そして、ここが自分の部屋ではない事を把握する。 さて、どうしたものかな・・・。 「ん・・・、キョン?おはよう・・・!」 ・・・!!!ハルヒ!? 俺の隣にハルヒが居る!!?何故だ!?そうだ・・・昨日!昨日の夜・・・っ! 思い出したっ! 帰宅後、鞄の中に提出期限間近の課題に使っていたノートが無い事に気付いた俺は、度々俺の鞄を勝手に開けてCDやら雑誌を持っていくハルヒに、心当たりが無いか電話をした。 で、案の定ノートはハルヒが持っていた!まあ大方、雑誌か何かを持ってく時に紛れちまったんだろうが。 そして・・・ノートを取...
  • Lost my love
    家に帰り着く頃には、すっかり暗くなっていた。 空を見上げても、星は見当たらない。 舞い降りてくるのは、私と同じ名を持つもの、ユキ。   『星空見上げ 私だけのヒカリ教えて あなたはいまどこで 誰といるのでしょう? 』   彼と涼宮ハルヒが付き合うことになったのは昨日。 最近では涼宮ハルヒの能力も衰え、世界も安定してきた。 彼と一緒に居られる時間も、あと少しなのだろうか? エラー、私の任務も、終わりが近づいてきているのだろうか。   『楽しくしてるコト思うと さみしくなって 一緒に観たシネマひとりきりで流す』   いつもならSOS団の活動があるはずだった今日、 活動の中止を伝える涼宮ハルヒの電話の声は、どこか弾んでいた。 きっと、彼とデートするのだろう。 エラー 気がつくと私は、街に出て一人映画を見ていた。 彼と一緒に見た映画。 エラー、エラー 前に小説で読んでいたものが映画化されたというこ...
  • 普通短編6
    キーンコーンカーンコーン やれやれ、これで今日の授業は終わったわけだ。 あの忌々しい数学が連続で4時間とかこの学校はなに考えてるんだか。 …早く朝比奈さんのメイド服姿をみて精神を癒そう。 俺は「ひゃぁい」という舌足らずな朝比奈ヴォイスを期待してドアをノックした――― 「古泉一樹です。」 くそっ、忌々しい。 元ネタ:キョンキャラソン 朝比奈さん(大)「お久しぶりです。キョン君」 キョン「朝比奈さん、聞きたいことがあるんですけどいいですか?」 朝比奈さん(大)「私に答えられることなら」 キョン「朝比奈さんがここに未来から来てるってことは、今の朝比奈さんが未来に帰ることは規定事項なんですね?」 朝比奈さん(大)「っ…そうなりますね……」 キョン「俺、朝比奈さんのことが好きです。俺たちが結ばれる可能性はゼロなんですか?」   朝比奈さん(大)「そう...
  • 涼宮ハルヒいじめ短編1
    ハルヒ「ちょっと・・・みんな、私を無視しないでよ・・・・・・・」 キョン「うるさいんだよ、お前は毎日毎日、人使い荒くて 何なんだよお前は、何様だってんだ!」 ハルヒ「・・・!!」 キョン「朝比奈さんも古泉も長門も何も言わないけど きっと俺と同じでお前の事うっとおしく思ってるはずだぜ。 くだらないことしてないで、いい加減大人になれよお前。 じゃあな」 ハルヒ「ちょっとキョン待ちなさい・・・!!キョン・・・。 私を一人にしないでよ・・・。もう一人はイヤなの・・・」     ハルヒ「ねぇ!?なんで昨日部室に来なかったのよ!? 今日もサボったら死刑だからね!」 キョン「うるさいから話しかけるな(ボソ」 ハルヒ「え・・・。」   部室 ハルヒ「ね、ねぇ、み、みくるちゃん・・・」 みくる「・・・なんですか・・・」 ハルヒ「み・・・みくるちゃんは!わたしの事無視したりしないわよね・・・」 みくる「・...
  • 長編・古泉一樹
    古泉一樹無題1 ウィザード オブ サムデイ ウィザード オブ レニーデイ 古泉一樹 EP.0 古泉一樹 EP.0.5 墓地にて 晴れのち快晴 ある日の出来事 古泉一樹の結婚 頼れる副団長 絶望の世界 古泉一樹の独白 古泉崩壊 本音 GUN SURVIVAR 古泉一樹の青春 会心の一手 落し物、拾い物 変わらない チェンジ・マイ・ヒーロー 自分の居場所 古泉くんと鶴屋さん さよなら 内緒の最初 涼宮暗殺指令 雪の日 古泉一樹の出会い 不眠症候群 花嫁修行危機一髪 閉鎖空間記 キミがキミで居られるように 世界の反対側 選択肢の無い世界で スノウマーチ 月光 一樹ちゃん☆スマイル 女古泉 ちゃん の憂鬱 四月の雪 キャッチボールwith古泉球 一樹くんに女神の祝福を! 温泉と札幌 前髪に揺れる四ツ葉ふたつ 雪解けの想い もりのこいずみくん 戦士達の休日 【K.B.F.】 秘密の音色 若葉の...
  • 森園生の電子手紙 エピローグ2
    「ふ…ふぁぁぁ」 眠い…夜中彼と長電話し過ぎたようだ…。 「大きな欠伸ですな。会議が終わった後飲み会にも出ずに、サッサと帰ってしまいましたから…てっきり今日に備えて寝ているのかと。」 「ん…そのつもりだったんだけどね…」 理由を話すと生暖かい目でこちらを見てきた………こっち見んな。 「少し寝ては如何ですかな?まだ到着まで時間はあります。」 そうね…でも個室に男性と2人きりの状況で寝るのは無防備じゃない?まぁ新川なら心配ないか。 「そうね…じゃあその前に少し一服してくるわ。」 言いながら私は旅行鞄から煙草とライターを取り出し、ジーンズのポケットに突っ込むと立ち上がる。 「ここで吸ってもよろしいですよ?」 「せっかくフェリーに乗ってるのに、個室に居るのもったいないでしょ?」 私は新川に手を振ると船室を出て階段を上りデッキに出た。 太陽が夏の終わりを惜しむようにギラギラと照りつける。もう8月も後...
  • 普通短編2
    ~~~もしハルヒがアスカだったら~~~ ハルヒ「これこそが世界で初の、本物の、SOS団なのよっ!」 ハルヒ「キョンがオフェンス! 優等生がバックアップ! いいわねっ!」 ハルヒ「これを失敗したら多分、団長から降ろされる…行くわよ、ハルヒっ!」 ハルヒ「うるさいっ! 古泉君の人形のクセに! あんた古泉君が死ねって言ったら死ぬんでしょ!!」 ハルヒ「汚された…! 汚されちゃったよ………キョン……」 ハルヒ「死ぬのはイヤ…死ぬのはイヤ…死ぬのはイヤ…死ぬのは、イヤァァァァァッッッッ!!!」 ハルヒ「みくるちゃん! そこに居たのね、みくるちゃんっ! 分かったわ、閉鎖空間の意味! 私を守ってくれてるっ!」 ハルヒ「殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる」 ハルヒ「・・・むー」 キョン「どうしたんだ?浮かない顔して」 ハルヒ「どうしたもこうしたも!SSの投下がないのよ!...
  • @wiki全体から「ユキ・メイカー」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索