涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「予行練習」で検索した結果

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  • 予行練習
    ...。 「だから前もって予行練習をしとかないか、僕と?」 さて、何の練習をするんだろうね? いやいや、ないだろ、それは無い。 それはしちまったら、練習でした、テヘッ。なんてジョークじゃ済まん。 「何を慌てているんだい? 何もいきなり二人で夜を共にしようなんて言ったわけではないよ。 まずは段階を踏んでキスからだ」 言うが早いか、佐々木は俺の唇に触れた。 お、おい・・・。 「まずは彼女が突然キスをしてきた、から始めようか」 その顔には確かにいつもと変わらぬ佐々木の笑みがあった。 なんの冗談だ。 それから佐々木はことあるごとに俺に『練習』を強要した。 通学路、公園、学校の中の至るところの死角、塾の行き帰り、etc・・・。 挙げ句の果てには、放課後の誰もいなくなった教室ってのもあった。 見つかったらどうすんだよ。 こんな練習してるなんて知られたらバカにされるだろうが。 こういうのは本番一発でキ...
  • 長編・その他2
    ... 涼宮ハルヒの行方 予行練習 俺とENOZのZとのラブソング 機関の動乱 饒舌な殺人者 橘京子の溜息 橘京子の憤慨 橘京子の陰謀 橘京子の退屈 橘京子の分裂 HONEY前篇 コンピ研部長がスレをたてたようです SOS団は無職のようです 1ヶ月で痩せるSOS団 【L『s』M】
  • 人生計画
    ... 「プププ…何あいつ予行練習しているのよ。 あたしに見られたらどうするつもりなのかしら。 見てるけど。」 「ハルヒ、俺は…」 そう言いながらキョンは振り返る…あ、見つかったか。 「おーい、ハルヒ!」 そう叫び、ニコニコしながらキョンは手を振っている。 さて、出て行ってあげようかな。 「もう、こんなところにあたしを呼び出すなんてしょうがない奴ね。 で、何の用?」 キョンと向かい合って立つ。 距離はおおよそ50cmほど…友達にしては間隔が近すぎるんじゃないかしら。 さあ、早く言いなさいよ・・・。 キョンは二回深呼吸をして、じっとあたしの目を見つめた。 「ハルヒ、好きだ。」 …まさかこんなにストレートに来るとは。 あのキョンが! こっちまで恥ずかしくなって来るわね! 「キョン、あたしうれしいわ! 照れるじゃない!」 そう言い、軽くキョンを突き飛ばした。 ごどっ ? ゆっくり...
  • 小さな初恋
    ...んなに見られるのよ?予行練習よ!……それに、結婚を否定しなかったって事はあんたにもその気持ちがあるんでしょ!?」 すっごい……ハルにゃんって頭いいなぁ。 「うっ……そりゃそうなんだが…。やれやれ、お前は言いだしたら聞かないからな」 キョンくんは諦めたように、ハルにゃんに近付いて、キスをした。 「うわぁ……」 わたしが見た二人のキスは、テレビとかである結婚式のキスじゃなくて、お互い愛し合ってるのが一目でわかる長い、長いキスだった。 わたしが居るのを無視して続いている長いキスを見ながら、わたしは呟いた。   「バイバイ…わたしの初恋」   おわり
  • 朝倉涼子のグサデレ・日常編
    ...だ?」 朝倉「明日の予行練習よ♪」 キョン「やれやれ…」 朝倉「歩くのも疲れちゃったしどこかに入りましょ?」 キョン「じゃあ喫茶店にでも行くか」   (喫茶店にて) 朝倉「キョン君は何頼むの?」 キョン「じゃあコーヒーでも…」 朝倉「そんなのつまんないわよ」 キョン「なら朝倉に任せるよ」 朝倉「あらそう?あっ、店員さ~ん紅茶2つとチョコレートパフェ1つくださ~い」 キョン「なんだ腹が減ってたのか?」 朝倉「ふふ、二人で食べるのよ♪」 キョン「まぁ1人で全部はきついからな」 朝倉「ふふ♪」 ・ ・ ・ 朝倉「わぁおいしそうね♪」 キョン「スプーンが1つしかないぞ?持ってきてもらうか。すいまs」 朝倉「はい、キョン君あ~んして?」 キョン「何!?」 朝倉「だからあ~んしてって言ってるのよ?」 キョン「ば、ばか!こんな公の場所でそんなことできるか!!」 朝倉「ほら早くしないとこぼれちゃう...
  • SOS団の無職8
    ...んだぜ。就職する前の予行練習みたいな感じで、やってみる気はないか? 俺は、お前なら信用できると思ってるから、声をかけさせてもらったんだ」  そう言う谷口の真剣な眼差しを受けながら、しばらく俺は返答に窮していた。    俺は労働というものを経験したことがない。そりゃSOS団の雑用として馬車馬のごとく働かされることはいつものことだ。しかしそれはあくまでも趣味のレベルの問題だ。ハルヒが変な力を発揮しない限り、責任なんてありやしない。いや、ハルヒが変な能力を使ったって、俺にはそんなこと関係ない。俺は好きでSOS団の雑用をやってんだ。  しかし金を稼ぐための労働となると話は別だ。責任がある。今までの二十数年の人生で客としていろんな店に出入りしてきたが、それはあくまでも客としてだ。店員として人と接したことなどあろうはずがない。  平の雑用係キャリアなら同年代の人間の追随を許さない自信があ...
  • 凉宮ハルヒの休日@コーヒーふたつ
    ━━━━最近、冷え込みが厳しくなって来たせいだろうか、起きぬけの布団の中の温もりが愛しくてしょうがない。 目覚めてからの数分間の至福の一時・・・ そして日曜日の朝の今、俺はこの愛しき温もりを存分に堪能するのだ。 忙しい平日の朝には叶わない、細やかな贅沢。 しかし、この至福の一時には日曜と言えども、僅ながら制限が課せられている。 ほら、その『制限』が廊下をパタパタと走りながらそろそろ来る頃だ・・・ 朝のアニメを目当てに、無駄に早起きな『制限』がっ! ・・・「キョン君~おきろぉ~っ!」━━━━━━ 【凉宮ハルヒの休日@コーヒーふたつ】 俺は、毛布の裾を強く握りしめ、来たるべき妹の猛攻に備えた。 (だいたい「一緒にマイメロ観ようよ~」とか言いながら布団をひっ剥がすか、布団越しに俺の上に乗って飛び跳ねるんだよな・・・) ここで持ち堪えれば、昼までぬくぬくと布団の中で過ごせる。 俺は体制を...
  • 白有希姫 後篇
      学校祭まであと20日、演劇は6割方進行した。俺は王子役の台詞、そして何故かアクロバットな運動を命じられ、そしてスポットライトの練習までやらされることになっている。 これならまだ『その他雑用』の方が良かったぜ…畜生。 コンピ研の奴らが素直に演技の練習を続けているのが少し気がかりだが…まぁ俺は自分の事で精一杯だ。   いまいち進度が遅い為、ハルヒは文芸部室にメンバーを集め、ミーティングを開始した。   「うーん…皆はよく頑張ってくれてるんだけど…ちょっと練習時間が短いのかしら?」   いや、十分にハードなスケジュールだと俺は自負してたんだが?   「そもそも、お前のシナリオが無理矢理すぎるからいけないんじゃないか?」 「まぁ大変ではあるけど…これが成功すれば、きっと素晴らしいものになる事間違いなしよ!」   この自信はどこから沸いてくるのか。もし沸き場所を知っている方が居れば連絡を取り合...
  • 白有希姫 プロローグ
      高校生活の時間の流れは早いもので、俺はもう高校2年生に階級アップしている。 季節は秋。学校祭を1ヵ月後に控えたSOS団部室は、今日もドタバタしぱっなしだ。 朝比奈さんは3年生だというのにまだ部室に来てくれていている。有難い話だが、受験の方は大丈夫なのだろうか? そんな俺の疑問をよそに、ハルヒは朝比奈さんに怒鳴って稽古の練習を続けている。   「ほら、もっと感情込めて!!」 「ふぇえ~」 「んっ…!キョン、あんたもボーっとしてないで演技の練習でもしてなさい!あんたは大役を任されてんだからね!」 「へいへい、総監督兼魔女様。」   ハルヒはいつものようにガミガミうるさいが、まぁあの長門の姿に免じてとりあえず許してやろうと思う。   「うん、似合ってる!可愛いわよ、有希!」   そう、俺がボーっとしていた理由は、綺麗な白いドレスを着ている長門に視界の全てを奪われていたからだった。      ...
  • 長門有希の憂鬱IV エピローグ
      エピローグ    最後に新川さんが丁寧に謝辞を述べ、古泉が閉会の挨拶と二次会の案内をして披露宴はお開きとなった。新郎新婦は拍手の中を退場、とふつうはプログラムにあるはずなのだが、突然ハルヒが叫んだ。 「ちょっとみんな、外見て!」 「どうしたんだ?」 「すっごいじゃないの、目の前で花火をやってるわ」 「まさか、もう九月だぞ」 ハルヒの指令ですべてのカーテンが開けられた。窓の外はもう暗くなっていて、眼下に広がる俺たちの町の夜景と夜の海、そのはるか上空で、光の大輪の華が大きく広がっては消えていく。ドドンと腹の底に響くような大きな音と共に赤黄色オレンジと青に緑の輪が咲いていた。今日のセレモニーの最後を飾るイベントだと思ったらしく招待客からやたら歓声が上がっている。   「あれは誰がやってるんだ?古泉、お前の機関の仕込みか」 「とんでもない。あんな予算のかかる見世物をやるなんて聞いていませ...
  • 缶コーヒー、ふたつ4
    放課後・・・である。 俺は足早に部室棟に向かい歩いていた。 実は今朝、古泉に『後で話がある』と持ちかけたものの、すっかり場所を特定するのを忘れていたのだ。 とりあえず、部室に行けば・・・そう考えて、急いでいるわけだ。 部室に到着した俺は、すぐにドアを開けようとして、一瞬躊躇った。『そうだ、朝比奈さんの着替えを警戒せねば』 思い直して、ゆっくりとドアをノックする。 トントン 返事は無しか?あれ? 微かに、何か聴こえる。 水道の水が流しに流れる音・・・ そして・・・ 微かに聴こえる歌声・・・ ♪指を 繋いだら oh friends 時が止まる 気がした ・・ 朝比奈さんが歌っているのか? あの、文化祭の映画での歌の印象が強烈だったせいか、意外な美声に少し驚く。 あ、そうだ。古泉、古泉。 朝比奈さん、居ますか?入りますよ! 「あ・・・は~い!」 部室のドアを開けると、朝比奈...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~バレーボール部編~
    今日もわざわざグリークラブの部室の前に遠回りしてから、部室に行って着替えてから体育館に行く。 今日も榊君かっこいー。 「はい、じゃあ次アタックの練習するよ!」 部長さんがみんなに呼びかけ、入部したばかりの1年、もしくは仮入部の人が列を作る。 と言ってるあたしは、入部してから3日になる。 中学のときもバレーボール部だったからね。高校でも入ろうと思って。 「次!」 よし、いよいよあたしの番。 いくわよ!スズキアタック!! 決まった!! あたしは、アタックの練習も終わり、のんびりと残りのアタック練習者を見ておこうと思ったんだけど、その中に一人。 あたしと同じ中学出身で、現在同じクラスの子が一人。 涼宮ハルヒ いやぁ、あの奇行っぷりは本当にビックリだったよ。 初めてその奇行っぷりを知ったときは、思ったね。 やっぱり、人間っていろんな人がいるんだな~って。 で、あたし思ったんだよ。 入学式...
  • 秘密の音色
     今日も、音楽が聞こえる。  何の意味が有るかは知らない、何のジャンルかも分からない、音の羅列。  意味が有るの無いのかさえ分からないその羅列が、僕を呼び寄せる。  灰色の世界に、音が降り注ぐ。  それは、閉じられた世界にだけ存在することを許された、秘密の音色。  ****  夏休みも明け、さあ新学期だとそれなりに新鮮な気持ちで登校したその日、ハルヒはいきなり 「今日から文化祭に向けてバンドの練習よ!」  と言って、軽音楽部から楽器を調達し、放送部から放送室を奪い、俺達SOS団は楽器の練習をする羽目になった。  本当、いきなりだよな。  まあ、練習自体は去年も一応やっているし、バンド活動に打ち込んでいるおかげで他の面倒なことに巻き込まれる無くて済むって言うんなら、それはそれで悪くない。  去年の時みたいにおかしなものが発生する可能性が無いわけでもないが、とりあえず、起きる前からそん...
  • 白有希姫 中篇
      ――あの日から3日程経った。今に至るわけである。   ハルヒがどこからともなく新調した真っ白のまさに雪のようなドレス。それを着ている長門は朝比奈さんさえ凌駕する程の破壊力を持っていた。   「似合う?」   長門が上目遣いで訊いてくる。この状況があと10秒も続けば俺は失神していたかもしれないな。   「ああ、すげぇ似合ってるぞ。」 「そう」   トテトテと戻っていく長門。ドレスを着慣れていない歩き方はまた愛らしい。   「またボーっとして!ちゃんと台詞覚えたの!?」 「ああ、意外と真面目にやってたんだぞ、一応な。」 「言ってみなさい!」 「えーと…『おお、これはなんとも美しい…目を覚ましてくれたまえ、美女よ。』」 「…はっきり言うわ、気持ち悪い」 「お前がやらせてんだろうが!」 「もっと王子様っぽく言いなさいよ。それじゃあただの変態よ!」 「そう言うお前はどうなんだよ。」 「あたしはち...
  • 間違いだらけの文化祭 Scene3
     演劇ロミオとジュリエットの準備は全体的に見れば順調に進んだ。  一番セリフが多いやつはさっさと覚えたし、全員の衣装は出来上がり、宣伝のポスターも校内中に貼られた。  ポスターは画用紙に開催時刻とクラス名を書いた適当なものだ。  わざわざポスターなんて貼らなくても強制的に体育館に集められることになっている。  サボることもできるが点呼時にいないと欠席扱いになってしまう。  だいたいは大人しく体育館で出し物を見るか、居眠りをするのが通例だ。  そんなわけで、クラスの準備は整って来ていた。一部を除いて。    体育館で衣装を着ての練習が始まった15分後、いきなり中断が入った。 「キョンくん、まだセリフ覚えてないの!?」  眼鏡をかけた女子が金切り声で非難を口にした。  文化祭実行委員の彼女は自分のことのように眉を吊り上げている。  受験生だってのに余裕のあることだ。そういや学年10位以内だった...
  • 台風一過のハレの日に:第四章
    『台風一過のハレの日に』     ○ 第四章:ハレの日   翌日の放課後。 やはり掃除当番だった俺が遅れて部室の扉を開けると、そこには昨日とは異なる衣装を身に着けた女性陣が待機していた。 朝比奈さんは、どんぐりのメイド衣装で、定位置に座っている長門はなんとナース服だ。朝比奈さん用に用意されたものなので、若干、いや、長門には申し訳ないが正直かなり胸元が寂しそうに感じられる。 ハルヒは普段朝比奈さんが着ている通常のメイド服だった。ハルヒも決して似合わないわけではないのだが、着る人間が違うとこうも印象が異なるものかと、俺は感心することしきりだった。 こゆきだけが北高のセーラー服のままだが、これだってある意味コスプレには違いないわけで、俺は少しばかり痛む頭を抱えながら、パイプ椅子に腰を下ろした。   「なによ、なにか不満でもあるわけ?」 そんな俺の姿を見たハルヒは口元をアヒルにしている。 「いいや...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~ハンドボール部編~
    「おかしい」 これが今の俺にとって全く持ってふさわしい言葉だ。 もう一度言おう。 「おかしい」 俺は2週間ほど前、1年5組の担任となった岡部というものだ。 「おかしい」 俺は確かに、そのときに言ったはずだ。 「ハンドボールより面白い球技スポーツなんてあるはずがない。みんなは分からないかもしれないが、やったら分かる。だから、まずはハンドボール部に仮入部するのも悪くないと思わないか?」 ・・・と なぜだ?なのになぜだ? なぜ、今俺の目の前でやっているハンドボールの練習の中に、俺のクラスメートが入っていないのだ。 そりゃあ、ハンドボールは、サッカーやバスケットボールと比べると圧倒的に知名度は低いさ。 だからこそ、俺は入学式のときに教えたはずだ。 ハンドボールより素晴らしい球技はあるか?いいや、ない。 即レギュラーになれる部活なんてほかにあると思うのか?いいや、ない。 言わすなバ...
  • 長門有希の羨望
     みんなが羨ましい。  一人一人違った個性を持っている。  わたしには何もない。本当は……個性が欲しかった。  朝倉涼子みたいになりたかった。喜緑江美里みたいになりたかった。  どうしてわたしだけ、人間的じゃないの?  だから彼の心を惹きつけられない。  どうしてわたしは……。      わたしが部室に入る。いつもの通り一番……だと思ったが違った。  机に伏せて寝息を立てている涼宮ハルヒがいた。  彼女は進化の可能性であり、わたしの居場所《SOS団》の団長であり、……憧れでもある。  彼女の行動力はすごい。わたしには出来ないこともすぐに決断する。羨ましい。  そして……。  一歩、二歩と近付いて、涼宮ハルヒの髪を撫でた。  わたしの髪と違う、サラサラの髪。羨ましい。  二度、三度と彼女の綺麗で滑らかな髪を撫でているとゆっくりと体を起こした。  しまった、眠りから醒めたようだ。 「ん……有希...
  • 普通短編4
    新ジャンル:他人 ハルヒ「宇宙人か未来人か超能力者がいたら私のところに来なさい!以上!」 キョン「6月6日にUFOが~・・・ドラえもんいっちょあがりー。」 ハルヒ「キョン、あんたスタンドって知ってる?」 チョン「スタンド?なんじゃそりゃ」 ハルヒ「自分の守護霊みたいなもんよ 漫画の中の話なんだけどね」 キョン「それがどうかしたのか?」 ハルヒ「あたしがそれを使えたら同じような仲間と出会って面白い旅ができそうでしょ?」 キョン「まさか・・・」 ハルヒ「そうよ!矢を探しに行くのよ!付いてきなさいキョン」 キョン「ちょっとまて、何で矢を探すんだ」 ハルヒ「まずは何処から探せばいいと思う?エジプトかしら・・・イタリアって手もあるわね・・・」 キョン「聞いちゃいねぇ・・・」 舞台はエジプトに移る スタンドの矢に貫かれたハルヒはスタープラチナというスタンドを身につけた キョンは矢に貫か...
  • 誤解
    「ふ・・・ふふふ・・・これで・・・・キョンは・・・・・あたしだけのもの・・・」 ・・・身体に力が入らない・・・ ・・・・頭の中が真っ白になる・・・ ・・・・・もう・・・そんなに時間はのこされていないだろう・・・ 俺はそんな事を考えつつ、ぼーっと自分の腹に突き刺さった包丁を見ている・・・ なんで、こんな事になっちまったんだろうな・・・・? なぁ、ハルヒ・・・・ 「誤解」 さて、展開がいきなり過ぎて何の事やらさっぱりだろうから少し時間を巻き戻そう。 ・・・・・・ それは、いつもと同じ部活中の事だった。 俺は朝比奈さんの淹れてくれたお茶を飲みつつ、古泉といつもの様にボードゲームで暇を潰していた。 しかし、その日はずっとあるものを目で追っていたのである。 そのあるものとは、我等がSOS団団長涼宮ハルヒだ。 な、なんでハルヒなんかを俺はずっと目で追ってるんだ? ふと、その事に気付いた俺は自...
  • 世界の終わり 序章
    …… 梅雨入りし連日不快指数100を越えるんじゃないかというくらいの湿度に耐え俺は北高の門をくぐる。 今日は土曜日であり本来なら除湿機で乾燥させた部屋で一日中寝て過ごす予定だったのだが年中無休のSOS団が俺を休ませることなど許すはずもなく『今すぐ部室に来て!!』 と言う起床5分後にかかってきた3秒間の団長様とのやりとりで俺のささやかな夢は終わりを告げたのである。 ………… 土曜日に部活をやってる部は大抵運動部の陸上部や野球部であり文化部は文化祭でもない限り休日に活動などしないのだ……。 今日は大雨であり運動部の姿すら確認することはできない。恐らく練習は中止したんだろうね。ああ羨ましい。 つまり今学校にいるのは補習中の三年生と部、ましてや同好会の体すらたってないSOS団の面々しかいないことになるな。 ったく不思議探索いけないからって部室とは……やることないだろうに。散々愚痴をこぼしつ...
  • 間違いだらけの文化祭 Scene5
     文化祭の午後の部、俺たちの演劇が始まった。  出番がない間にも台本を読み返して忙しい。  佐々木がいれば皮肉のひとつやふたつも飛んで来たかもしれないが、反対側の控え室だ。  体育館のステージは両脇がぶち抜きで控え室と繋がっている。  かなり段差があるから、控え室から舞台となるステージはほとんど見えない。  ステージは佐々木の身長より少し低いぐらいだな。階段がなければ女子は上るのも一苦労のはずだ。 「キョンくん、出番。テラスに出て」 「ああ。堂々と教卓に立てばいいんだな」  文化祭実行委員は渋い顔をした。 「テ・ラ・ス・で・す!」  無闇に強調してくる。痛いところを突かれた自覚はあるらしい。    我がクラスの大道具係はやる気がなかったようで、舞台セットはかなり貧相だ。  廃棄前の教卓を重ねて接着剤やら木材やらで補強した物体がテラスというのだからお粗末にも程がある。  見栄えのためか、白い...
  • 缶コーヒー、ふたつ7
    昼休みの過ごし方は人それぞれと言えども、これほど部室に依存しているのは、おそらく俺くらいなものだろう。 まあ、部室備え付けの電気ポットの恩恵による、インスタントコーヒーがその理由に当たる訳なのだが。 そして今日も俺は、谷口や国木田との冴えない昼食を難無く終え、尽く部室へと急いでいた。 しかしながら、連日の冷え込みは体に堪える。早く熱いコーヒーを・・・ 俺は部室の前に立つと、朝比奈さんの生着替を警戒しつつノック・・・しかけて手を止めた。 今は、昼休みだったな。 おそらく居るのは、長門くらいのものだろう。 いきなりドアを開けたところで何も問題な・・・ のわっ!な、何だこれ! 天井まで積み上げられた黒い箱の数々! そして段ボール箱の山、山、山っ! そして、埋もれる様に座っている長門・・・ 長門っ!? -おい、長門!大丈夫かっ!?一体、これは何だ? 「・・・・。」 長門は無言のまま...
  • 間違いだらけの文化祭 NGシーン
     ……やばい、セリフをド忘れしちまった……。  たしかロミオに独り言で求愛する悪夢のような内容だ。  舞台は静まり返っている。早く言わなければ!  ここでジュリエットの独り言がないと物語が進まないんだ。  くそ、気持ちだけが空回りして出てこない。  俺がセリフを言い終わるのを待っている佐々木の顔が思い浮かんだ。  想像の中でもあいつは偽悪的に笑っている。  これが俺の好きな相手だっていうんだから笑っちまうね。  演劇練習で一緒にいる時間が増えて自覚してしまった。俺はこいつが好きなんだって。  あいつを今待たせてしまっている。早く、早く言わなければ……。     「佐々木、好きだ! 俺と付き合ってくれ!」    静かなステージに俺の声が響き渡った。  ………………俺、今なんて言った?    取り返しのつかないことを叫んでしまった気がする。  セリフを思い出そうとしていた時以上に頭が働かない。...
  • カミングアウト・パニック
    ※この話は「Kへの挽歌」の設定を引き継いでます  そろそろ日課と言っても過言ではなくなってきた、俺と古泉のゲーム勝負。本日のゲームはこちらも定番になりつつある将棋である。 「ん~…と」   パチン    さて、勝負の内容はと言うと、俺の二連勝で迎えた三戦目。今回は珍しく古泉優勢のまま進んでいた。   パチン   「王手」 「むぅ…」 「しかし…静かですね」 「そうだな」  それもそのはず、ハルヒたちは女の子の買い物と言って三人で出掛けていた。  …いいことなのか、悪いことなのか…例の合コン以来、三人娘の結び付きが固くなった気がする。  お陰で男たちの肩身は狭くなるばかりだ。 「ところで…」 「なんだ?」  適当に相槌を打ちながら、すっかり冷えてしまったお茶をすする。  クソ、朝比奈さんがいないからお茶もイマイチだ。 「涼宮さんに愛の告白をしてみる気はありませんか?」 ブフゥゥゥゥゥゥゥ...
  • 白有希姫 演劇篇
      第一章 プロローグ   「昔、白雪姫というとても美しい王女と、深い谷に住む魔女が居た。魔女は、自分が世界で一番美しいと信じており、彼女の持つ魔法の鏡もそれに同意したため、満足な日々を送っていた。」   このナレーションの語りは国木田。そして文章はウィキペ○ィアから参照したものである。   「『鏡よ鏡よ鏡っ!世界でいっちばーん美しいのは誰かしら?』」   体育館、ステージから見て右側の大きなスクリーンに谷口の顔が映し出される。いいなあ、こいつは出番が少なくてよ。   「『それはもちろん涼み…魔女様に決まってるでしょー。』」   こいつ、ちゃんと練習してきたのか?   「白雪姫が16歳になったある日、魔女は魔法の鏡にもう一度問いかけた。」 「『ちょっと!かがみ!世界で一番美しいのは誰かしら?』」 「『それは白有希姫でございますー。』」 「『なんですって!?聞き捨てならないわ、今すぐ白有希...
  • トラウマ演劇 前編
    暦上で言えば今は秋。 大量の枯葉が冷風に巻き込まれ至る所で群れを成して集落を形成している季節か。 この時期は俺のような学生は色々と忙しい頃で、 テストやら文化祭の準備が小型削岩機の如く精神を削り取っていくので、 それとは裏腹に最近になって随分と頭の晴れ具合に磨きがかかった女にボロ雑巾の様に扱われる日々で、俺は心身ともに虫に食われた林檎のような気分になっている。 言うなれば軽いメランコリー状態とでも言っておこう。 机に上半身を伏して惰眠を貪るに等しいこの退屈な時間はHMなわけで、 誰も参加する気になれてない我がクラスの今年の文化祭の出し物会議はあと何千秒で終わるのか? ちなみに言えば、一学期に決めた各委員決めで文化祭実行委員を獲得した国木田君が今の時間を仕切って進行させている。 責任感の強い彼は誰もやりたがらなかったこの余り物を引き受けたのが運の尽きだ。 ご覧の通り、今の教室の雰囲気は拒絶と...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~コーラス部編~
    あたしが北校に入学してから1週間ほどがたつ。 そろそろ、部活に入る時期だと思って、いろいろ見てまわって、なかなか決められなかったんだけど、佐伯さんに、 「一緒にコーラス部に入ろ!」って誘ってもらえたから、あたしはコーラス部に入ることにした。 歌にも興味があったしね。 そして、あたし達は一度仮入部して、次の日に入部。 その日は、まず発声練習から教わってたんだけど、そのときに、部室にあの子がきたの。 涼宮ハルヒ 自己紹介を聞いたときはビックリした。 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい、以上」 ちょっと怖い人だなって思った。 そういえば、聞いた話によると、いろんな部活に仮入部してるんだったかな? で、あたし達も昨日やったんだけど、ここの部活は仮入部初日の人にはまず、誰でも知ってるような歌を伴奏ありで歌うの。 あたしも横で聞...
  • 1.35倍
    俺がいつも通りドアを開けると、そこには超能力者と未来人の姿はなく、 読書マシーンと化した長門とハルヒが居た。 「お前と長門だけか」 「あたしたちだけじゃ不満?」 いや・・・別に・・・俺がそう言い終わる前にハルヒは告げた 「みくるちゃんなら今日は来ないわよ、何か用事があるんだって 古泉くんは・・・知らないわ」 「そうか」 などと一通りいつもの掛け合いを終え、俺が何気に窓の外を眺めていると、 『それ』は不意に訪れた。 そして、体に違和感を覚えたときには既に重力に負けて床に突っ伏していた。 「キョン、何の練習?文化祭は当分先よ」 人がマジに倒れているというのに暢気な奴だ。   そして、俺の体はどうなっちまったんだ、全く動かん ふと読書少女のほうに目をやると、ページをめくる手を止め、こちらを見ている。 長門が読書を止めるということは俺にとってちょっとした恐怖だった。 すると、長門はすっと立ち上がり...
  • 一樹ちゃん☆スマイル ぷろろーぐ
     わたしの名前は古泉一樹。  どこにでもいる、普通の、って言ったら語弊があるけれど、有る特殊能力を除けば、そんなに変わったところの無い15歳の女の子かな。  わたしの持っている特殊能力は二つ  一つは『涼宮ハルヒ』が閉鎖空間を発生させた時に表れる神人を退治する能力。  もう一つは、自分の外見の性別を変える能力。  前者はともかく、後者の能力がどういう意味を持つのかは、わたしもよく知らない。  わたしは別に男の子になりたいというわけでもないし、男の子の姿になってやりたいことがあるわけでもないし……、それに、性別を変えられると言っても特定の外見になれるだけだから、あんまりメリットも無い。  まあ、それを言ったら前者の能力にもわたし自身に対するメリットなんて殆ど無いんだけど。……でも、こっちは一応、その能力が存在すること自体の意味とか関連性って物を見出すことは出来るんだよね。でも、後者について...
  • いつかの夏の日
        快晴。今日を表すならそんな日だった。 夏らしくカラッとした空気と、透き通るようなスカイブルーの空、もくもくと流れる入道雲。でも風はあって、ほのかに夏の匂いがする。二十丸ついでにお花もあげちゃっていいぐらいの天気だ。 朝見たテレビの気象情報でも『最高のお出かけ日和』なんてお墨付きだし、ついでに星座占いではあたしの星座は一位だった。 だからかも知れない。告白しよう、そう思って、あたしはいつの間にか携帯を握りしめて、電話をかけていた。   「……切羽詰まった声で『急用だから』と言われて来てみたと思えば、またこの喫茶店か。 それからあんたはもう少し電話のマナーというものを学んだ方がいい。要件だけ言ってすぐさま切るなんて、まるで幼稚園児だ」 第一声がそれだった。 その人は、席に案内されて早々ソファーにふんぞり返り、いかにも不機嫌そうな面持ちでそうのたまった。電話の件に怒っているわけじゃな...
  • 阪中から見たSOS団員
    ふぁーあ。つかれた。 この世界史の先生、いっつも一気に板書するのよね、黒板一枚分も。 そのあとすぐに話をしだすけど、その頃皆は、ノートをとるので一生懸命。 話を聞けてるのなんて、涼宮さんくらいなのに。 もうちょっと、板書の後に時間をおいたほうが良いと思うのよね。   私は伸びをしながら、ちらっと涼宮さんの方を見やる。 涼宮さんの席は、窓側の一番後ろの席。 その前の席は、えっと、皆、本名で言わないから分からないけど、キョン君ね。 この席は、最初に席替えした時から変わんない、この2人の特等席。 毎回くじ引きで決めてるはずなのに。 偶然って続くものなのね。 チョンチョンと、涼宮さんがキョン君の背中をシャーペンでつついてる。 キョン君は慣れた風な顔つきで、後ろに振り向いてる。 何を話してるのかな? 涼宮さんは、満面の笑みを浮かべてキョン君に話しかけてる。 他の人と話すときは、あんな顔しないのにね。...
  • Project512_Part6
     Project512_Part6-もくじ- クイックメニュー    ──(*゚q゚)<ウッウッーウマウマー♪ウッウッーウマウマー♪──   【偽チャック・橘京子に過去話暴露!?】   【保守小ネタ・がんばれ柳本さん!】   【偽チャック・橘京子危機一髪!?】   【保守短編・三月九日】ロンリーバースデー俺2   【偽チャック・カマドウマの逆襲・・・?】   【偽チャック・ポンジー藤原の逆襲?】   【チャック・古泉一樹にヤンデレCDを無限ループで聞かされる】   #バルサミコ酢、やっぱいらへんでー。    ・ ・ ・ ・ ・ ・         _r‐-、―- 、       /   、   ヽヽ      / 〈 i 、、 〉 ハ  } !      |! ヽルヾ∨イテト、l、N      ヾヽ{セリ  ` ′ _ノ       ` ヽ  l二}  ノ          `ー...
  • 長門有希の歌声2
    「ちゅーぅりっぷの、こーいごころぉー ちゅーすればするほど…」 心を洗う天使の歌声。朝比奈さんの大塚愛は最高だ。なんか、涙が出てくる…   長門にカラオケのレッスンを受けるようになってから--つまり、あの人格改造キャンプに入隊してからと言うもの、 俺は最近変に涙もろくなってしまい今回のようにちょっとした事ですぐ涙ぐむようになっている。また、谷口達によると 授業中などイスに座っているときに不自然に体がこわばっていたり、普通に立ったり歩いたり している時も体が左右に少し傾いたりしているらしい。自分では気付かないんだが。 その事を長門に告げると、「だいぶ『できて』きたな」と言われたが、俺には一体何が出来てきたのか見当も付かない。 あと、このまえハルヒから「あんた、なんか最近白髪増えた?」と言われた。 そう言えば、状況を説明してなかったな。 今、俺達SOS団は全員でカラオケボックスに来ている。予想...
  • トップページ
    ●本まとめページではトップページ画像を常時募集中です あなたの作品がまとめの顔になる。絵師の方々の鋭意力作をお待ちしています。 作品はまとめ専用うpロダに上げてください。 その際、雑談所に一報をくださると管理人が泣いて喜びます ここは2ちゃんねるニュース速報(VIP)で投稿された涼宮ハルヒのSSまとめ専用Wikiサイトです。みなさん気軽に閲覧・投稿・編集していってください! メニューへ 検索 and or 注意!作品を編集するにあたっての約束事 ページ作成はなるべくワープロモードのみでお願いします。 作品を編集する時は必ず左メニューから検索できるよう外部リンクをはりましょう。 【ページ編集容量制限】 Wikiモード編集:1200行、50000バイト(50KB),ワープロモード・テキストモード編集:10万行、200KB ワー...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~吹奏楽部編~
    現在時刻は、放課後になってから30分ほど。 わたしは今、音楽室に向かっている。 今日は、掃除当番だったからちょっと遅れちゃった。 で、何分かして音楽室について、ドアを開けると、 今まで吹奏学部にいなかった、一人の女の子。 涼宮ハルヒ 彼女の噂は聞こうとしなくても自然に耳に入ってくる。 中学の時は、奇人変人だったとか、いろんな部活に仮入部してるとか、何でもできるスーパーウーマンだとか、 そういえば、最初の体育の授業はまだ男の子がいるのに着替えようとしてたかな? あれは、ちょっと・・・ 恥ずかしくないのかな? ちなみに、わたしが音楽室に入ったときは、涼宮さんは同じクラスの豊原君にクラリネットの吹き方を教わっているようだった。 「………」 「………」 「………」 「………」 涼宮さんは何も言わず、かといって豊原君も何も言わず・・・ 涼宮さんがうまく吹けないようであれば、豊原君が手に持って...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~新体操部編~
    わたしは涼宮ハルヒが苦手だ わたしは涼宮ハルヒが苦手だ 「そりゃあ、あの女が苦手じゃない人なんていませんよ」 と、今にも鏡に映ったわたしが言いそうな今日この頃。 そんなわたしは今、新体操部で、リボン回しの練習をしている。 わたしがこんなにも涼宮ハルヒに苦手意識するようになったのは、あの新体操部に入部したばかりのときに遡る。 その日はわたしが新体操部に入部した初日であった。 わたしは昔からバトンを習っていたし、運動神経もそれなりにあるので、こんなの楽勝だと思っていた。 だけど、これが意外とむずかしい。 リボンは思ったように動いてくれないし、ボールは腕をスーと通ってくれないし。 で、そのころはまだ仮入部してくる人も多く、その中にあの奇人変人で有名な、わたしと同じクラスの女の子もいた。 涼宮ハルヒ 話によると、いろんな部活に仮入部してるらしいので、ここもその一つなんだろう。 多分、こ...
  • 巨人の☆
    キョン「ハルヒ!オレはSOS団をやめるぞーーー!!!」   ハルヒ「なにいってんのよ。そんなのダメに決まってんじゃない」 古泉「わけを聞かせてくれませんか」   キョン「この前の野球大会でオレは野球のすばらしさに目覚めた!    だからオレは今から甲子園を目指すんだ!とめるな!」   ハルヒ「・・・ふーん」 古泉「しかし、ただの公立高校であるウチから甲子園に出場するというのは   かなり困難なことではないでしょうか?そもそも野球経験あるんですか?」   キョン「そんなものはない!だが、この情熱をもってすれば不可能なことなど    なにもないはずッ!よってオレは今から野球部に入部する!」   30分後、キョンは部室に戻ってきた。   キョン「野球経験ないと練習ついていけないって断られた・・・」 ハルヒ「いわんこっちゃない」 古泉「やはりあなたはSOS団にいるべきですよ」   キョン「くそぉ・...
  • 思春期キョン保守
    ハルヒ「へー、みくるちゃん明日の一限目は体育なんだ」 みくる「そうなんですよぉ。あたし運動苦手なので、ちょっと憂鬱です」 ハルヒ「何をやるの?」 みくる「バレーボールを。今まで練習ばかりだったけど、明日はチームに分かれて試合するんです」 ハルヒ「がんばって勝つのよ。SOS団をしっかりアピールしてきなさい」 みくる「はい、あたしのバレーを応援していてください」   キョン(あたしの(胸の)谷間(バレー)を応援してください……!?)   古泉「どうかしましたか? 顔が赤い上にそんなに悶えて」 キョン「い、いやなんでもない」   思春期キョン保守。   みくる「これなんですか?」 ハルヒ「ふふん♪ 昨日ネット通販で頼んでいたやつがようやく届いたのよ。その名もモーニングスター!」 みくる「な、なんかとげとげしていてちょっと怖いかも……」 ハルヒ「そりゃ武器だからね。でも結構破壊力はあるわよ。ほら...
  • 涼宮ハルヒいじめ短編8
    キョン「涼宮って頭おかしいんだろ?」 鶴屋「そうね、むこういきましょ?」 ヒソヒソ ハルヒ「・・・・・・・・・・・」 電車が・・・・・・来る・・・・・・・・ あ ハルヒ「団員ども、宇宙人・未来人・異世界人・超能力者その他の不思議を見つけて来た者には      私の唇から直接唾液を与えるーーーッ」 キョン「あぶなーい『何でも溶かしそうな液』だ!」 ハルヒ「(´・ω・`)」 はるひ「………」 ハヒル「………」 八ルヒ「………」 キョン「どうしたんですか?この三人」 朝比奈「なんでも誰がハルヒさんのパチモンかでもめてるんですよ……」 キョン「別にそんなの決めなくても良いじゃん、だって三人ともちゃんとした人間じゃないか」 はるひ「お兄ちゃん」 ハヒル「キョン」 八ルヒ「キョン」 ハルヒ「キョ」 キョン「ただし本物に人権は認められない、だってキモイしwwww」 ハルヒ「………」 ...
  • 橘京子の陰謀(合宿二日目)
       俺は悩んでいた。どうしてこんな事になったのだろうか?どうしてこんな目にあわなければいけないのだろうか?  艱難辛苦を引き起こすその原因は言うまでもない。橘京子のことである。  最初の出会いは最悪なものであった。あいつは非道にも朝比奈さんを誘拐した。そして佐々木をハルヒに取って代わる神だと主張し、俺に対し協力せよと要請してきたのだ。  ここまではまだよかった。いや、十分良くないのであるが、それ以降の振る舞いからすればずいぶんまともな物であったと徳川綱吉も東条英機も認めてくれるであろう。  しかしその後の立ち回りは度を超えていた。佐々木の閉鎖空間に侵入してブートキャンプを行ったり、朝比奈さんの胸にヒステリーを起こしたり、そして今回のように意味不明な旅行に誘ったり……  十分頭のネジが緩みきったその言動は、さながら風車に立ち向かうドンキホーテである。  こいつのアレっぷりもそ...
  • かぐや姫
    放課後の部室、そこにはいつものようなハルヒのうるさいわめき声はなかった。 今日はハルヒは柄にもなく体調を崩し、休みだった。 部室にはまさに静寂の象徴ともいえるような長門有希、ただその人だけがいた。 キョン「なあ、お前って放課後もよくひとりでここで本読んでるのか」 長門「たまに」 キョン「ふうん」 俺は窓の外を眺めた。野球部の練習風景がみえ、そこにはまさに高校にあるべき 金属バットで球を打ち返す音、オーライオーライという掛け声だけがこだましていた。 陽は暮れかけ電線が夕陽に重なる。 キョン「いつ帰るんだ?」 長門「決めていない。私が帰らないと迷惑?」 キョン「いや、そんなことはないけど。部室の鍵俺が掛けなきゃならんのだが、 別に盗られるようなものもないだろ」 長門「パソコン」 キョン「もともと奪ってきたものだしなぁ…むしろコンピュータ研が取り返してくれたほうが 気持ちよかったりもするんだが」...
  • 普通短編12
    ハルヒ「さあて、学校の七不思議調べに行くわよ!」  みくる「あ、涼宮さん…今日は私だけなんです。みんな用事があるそうで…」   ハルヒ「じゃあ、いいわ後でキョンは罰ゲームねっ」  みくる「ところで涼宮さん、キョンってこんな顔?」  ハルヒ「ちがうは、たしかにマヌケ面だけど顔なしじゃないわ」     みくる「ですよね~、あっ、お茶入れますね」         もしも長門が本当に三歳児だったら。     キョン 「長門?名に読んでんだ?」 長門 「うるとらまんねくさす!」 キョン 「そうか。」 長門 「ゆきちゃんねぇ、しょうらい、うるとらまんねくさすになるの!」 キョン 「なれたらいいな。」 長門 「ぜったいなれるよ!」     古泉 「あれ?長門さんってもともと宇宙人じゃなか【キョン】「子供の夢こわすな!」         ハルヒ 「主役はみくるちゃんで映画を撮るわ!その名も朝比奈ミクル...
  • ハカセ君の愛妻
     とある研究所の社宅(という言い方もおかしいけど、他に言い方がないので、こう呼ぶことにする)の一室が、今の僕の住居だった。 「ただいま」  僕がそういうと、即座に妻の挨拶が返ってきた。 「おかえりなさぁい」  妻の顔を見るのは、三日ぶりだ。ある実験で、三日間ほど研究所にこもりっきりだったから。  僕と同い年だから二十代半ばを過ぎているはずなのだが、今でも高校生だといったら通じるんじゃないかと思うほどの童顔で、可愛らしい愛妻だ。  思わず抱きしめたくなるほど……むっ……。  駆け寄ってきた妻が、飛びついてキスしてきたため、結局、抱きしめてしまった。        妻が夕食を食卓に並べている間に、普段着に着替える。  三日ぶりに妻の顔を見たためか、ふと昔のことを思い出した。  学校が異なる二人の高校一年生のときの出会い。高校卒業間際に僕の方から告白したこと。大学・大学院時代を通じての遠距離恋愛...
  • SOS団の無職3
    前回のあらすじ  昼食をとるために、いつものように長門宅に移動したSOS団。  そこでハルヒは、今度こそ自動車免許を取得する!と高らかに宣言した。  しかしフタをあけると、それは大型特殊免許だった。救いようのないバカだコイツは、とキョンは思った。  朝比奈さんも自動車学校の領収書を持って帰ってきた。  SOS団に新たな変化が、少しづつ起ころうとしていた。   ~~~~~    妹の就職が決まってから10日が過ぎた。公務員の仕事は4月1日から始まるから、それまでは半年近くすることもなしで暇らしい。  命を削るほど取り組んでいた受験勉強から一気に解放された妹は最初、自分がこれからどう振舞って良いのか決めかねていたようだが、来年から始まる自分の仕事に関係することを勉強しようと決めたらしく、また勉学に打ち込み始めていた。  我が妹ながら、本当に熱心で感心な若者だと思う。そこまで勉強に...
  • 耳そうじ
    キョン「わざわざ家にまで呼んでどうしたんだ?また何か芳しくない事態でも……」   長門「……耳」 キョン「へ?」 長門「……耳そうじをしてあげたい」 キョン「長門がか?」 長門「そう」 キョン「俺に?」 長門「……そう」   長門「……耳そうじと呼ばれる行為をしてあげると男は喜ぶ、と本に記述してあった。 何故かは分からないが、あなたに対して行った場合の反応が気になる。許可を」   長門が果たしてどんな本からその知識を得たのか気になるところだが、してもらって悪いことはないな。 いやむしろ…   キョン「やってくれ」 長門「……」肯定。   長門は膝に頭を乗せるよう俺に促した。 すまん、正直、たまりません。 長門の手が俺の頬に触れる。長門の静かな息遣いもバッチリと聞き取れる。 俺の頭と長門の太ももの間を隔てているのは薄いスカート一枚のみだ。 これで理性を保ってられる方がどうかしてるぜ、とも思っ...
  • 古泉一樹の災難 救ver.
    キョンくんのクラスにつくと、ちょうど彼が教室をでてきた。 彼が僕に気付いてジャージを受け取り、すまんな、と言って少し笑った。 次の日、キョンくんが教室にきた。 よりによって、僕が暴力を受けているときに。 暴力をあたえていた人たちの動きがとまる。どうにかして取り繕うと口がぱくぱくと動いていた。 彼はずんずんと目の前までくると、僕の腕を引っ張り無理やり教室から屋上へと向かった。 「…なんだよ、あれ。おまえ、なんで……」 屋上につくと、彼が戸惑いながら僕に問いかける。 どうにかして誤魔化そうと、彼に心配をさせてはいけないと思った。 「……げ、劇の…練習です」 苦しい言い訳だった。言い訳にもならない、抵抗の一言だった。 いじめられていると、自分で認め、彼に泣きつくなんてできない。 機関では僕は笑顔で何でもこなす、エリートだった。だから、これぐらいのことはなんとか我慢できる。 とにかく彼に...
  • 裏SOS団の会合
     以下、発言と発言者の情報を主として報告します。  なお、以下に登場する朝比奈みくるは、現時間平面に常駐している朝比奈みくるとは異なる時間平面に所属している異時間同位体であることを申し添えます。        (鶴屋がお茶を飲み干す)   (鶴屋)「ぷはぁー。みくるん、だいぶ腕をあげたね」 (朝比奈みくる)「あれから年はとりましたから」 (鶴屋)「まだまだ若いじゃないか、みくるんは。まだ、高校生でも通用するにょろよ。そんなこといっちゃ、世の爺さん、婆さんから怒られるにょろ」    (森園生が茶菓子を配膳)   (鶴屋)「ありがとさん。悪いね、森さん。『機関』前線即応部隊指揮官殿にメイドさんなんかさせちゃってさ」 (森園生)「いえいえ。普段から練習を欠かすわけには参りませんので」 (鶴屋)「そうだね。ハルにゃんは、勘が鋭いからね。不自然なところがあっちゃいけない」 (森園生)「精進いたします...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~軽音楽部編~
    今年もこの季節がやってきた。 あたしが、この学校に入学して3回目の春。 さてさて、あたしは今、部室でこれ以上来るかどうか分からない、1年生を待っている。 というのも、今日が仮入部できる初日だからだ。 でも、そろそろ・・・かな? とりあえず、あたしは、目の前で適当に並んでいる1年生にむかって挨拶することにした。 ちょっと緊張するけどね。 「みなさん、今日は軽音楽部に来てくれてありがとうございます。あたしが、部長の中西です」 改まった挨拶は苦手なんだけどね。 去年、一昨年に先輩がやっていたようにやる。 「じゃあ、まずは名前聞いていこうか」 と、名前を聞いていって、その中に一人、髪の長い女の子。 涼宮ハルヒ はっきりと名前を言ってくれたから聞き取りやすかった。 うんうん、こういう子がボーカルするといいよね。 やっぱ、歌は聴き取りやすく歌うのが一番だし。 さて、一通り名前を聞いて、ここ...
  • バカップル保守 同棲編3
    「久し振りね。あんたとこうやってこの坂を登るの」 「そうだな。いつも途中で街とか行ってたからな」 「んふふ、なんかしあわせだわ」 「そうか? 俺にとっては相変わらず地獄の坂道なんだが」 「しあわせなの!」 「はいはい。しあわせだな。しあわせしあわせ」   バカップル保守   「そういえば弁当も久し振りだな」 「よね。今日もあたしは頑張ったわよ」 「ん?」 「今日も! あたしは! 頑張って作ったわよ!」 「あぁ、1回だったか? ……ちゅっ」 「へへ~、毎度あり! それじゃ、いただきまーす!」   バカップル保守   「なぁハルヒ」 「なに? 早く帰りましょ?」 「いや、谷口達に遊びに誘われたから一緒に行かないか? ……ゲーセンだが」 「ん……まぁ、あんたもたまにはあいつらと遊びたいだろうし……いいわよ」 「よし。じゃあ行こうぜ」 「……でも手は繋ぐのね。うれしいけどさ」   バカップ...
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