涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「仮入部」で検索した結果

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  • 涼宮ハルヒの仮入部~野球部編~
    ...毛だ。 どうやら、仮入部中は坊主にしなくていいらしいので、まだ仮入部の状態。 そろそろ、切ろうとは思うのだが・・・。 ところで、今俺は先輩達がバシバシ放つボールを拾っている。つまり、球拾いだ。 ありきたりすぎる。しかも、ここ何日かずっと。 と、そんな俺の横にいるのは、今日仮入部してきた、俺と同じクラスの女の子、 涼宮ハルヒ 普通、他人がどんな自己紹介をしたかなんてすぐに忘れてしまうだろうが、この子の自己紹介はすこし衝撃的。 後、10年は忘れそうにない。 ところで、何で女の子なのに野球部なんだろうな? ソフトボール部に入ったらいいのに・・・ と思って、言ってみたのだが、 「そこには昨日仮入部したわよ。あんたのせいで、最後の1点とれなかったけどね」 と、睨まれながら言われた。 ああ、あれ試合中だったのか。 そんな感じは、確かにしたんだが・・・ 球拾いをずっとしてたから、そのまま...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~文芸部編~
    ...たしを見ている。 「仮入部したいんだけど」 涼宮ハルヒは言った。 仮入部?・・・検索開始。 該当項目を発見。 「そう」 わたしは答えた。その言葉だけで充分だと判断した。 顔を本に戻す。 ページをめくる 「あんた確か6組の子よね?体育の授業一緒だから」 「そう」 「あんた名前なんていうの?」 「長門有希」 「他の部員は?」 「部員はわたしだけ」 「へー、じゃああんたが入部しなかったらこの部活、廃部だったんだ」 「そう」 そして、涼宮ハルヒは本棚から本をとりだし、パイプ椅子に座って読み出した。 わたしも読書をつづける。 ページをめくる 「アメンボ アカイナ アイウエオ ウキモニ コエビモ オヨイデル」 隣の部室から声が聞こえる。 必要な情報ではない。削除。 やがて、涼宮ハルヒは落ち着きをなくしだした。 足を揺らす、椅子を揺らす。あくびをする。 なぜそのようなことをするのかは、わ...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~新体操部編~
    ... で、そのころはまだ仮入部してくる人も多く、その中にあの奇人変人で有名な、わたしと同じクラスの女の子もいた。 涼宮ハルヒ 話によると、いろんな部活に仮入部してるらしいので、ここもその一つなんだろう。 多分、この部活も今日1日だけ。 で、涼宮ハルヒは先ほどからわたしの顔をジロジロ見てくる。 何?わたしの顔に何かついてるって言うの? 一応、触ってみたけど、何もついていない。 それを見た涼宮ハルヒは少し笑った。 無愛想なのに笑うな!なんだっていうのあんた! で、仮入部だから、とりあえず基本を覚えさせるところから始まるんだけど。 なぜか・・・そう、なぜか・・・ 「柳本さん、あなた確かずっとバトン習ってたのよね?じゃあ、この子に教えてあげて、同じクラスの子でしょ?」 と、先輩に言われてしまった。仮入部に来た人数が多くて他の子を見なきゃいけないという理由で。 先輩、わたし今日、初日ですよ・...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~アイドル研究部編~
    入学式から2週間ほどがたつ。 ほとんどの生徒はまだ仮入部しているころあいかもしれないが、僕は真っ先にこの部活に入ったさ。 アイドル研究部 全く持ってすばらしい部活だ。こんな部活があるところに入学できるなんて。 今日も朝倉さんの髪からはいい匂いがした。 席が離れてるのが残念だ。今度は真後ろになるように祈っておこう。 さて、今日も授業が終わり、僕は部室にむかう。 昨日の放課後はクラスに残って、双眼鏡を持って校内のアイドルを観察してたんだけどね。 今日はその報告さ。 で、その報告をしているときだった。 扉が開いて、一人の少女が中に入ってきたのだ。 涼宮ハルヒ 朝倉さんより劣るものの、なかなかの美少女だ。 彼女がいろんな部活に仮入部していることは知っている。 だから、ここにも来たのだろう。 僕なら、こんな美少女がむこうから近づいてくるならたとえ、1日でも大歓迎さ。 ただ、今は違う。...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~茶道部編~
    「では、今日は新入部生、仮入部生に、お茶点て体験を、してもらおうと、思います」 穏和そうな部長さんが、着物を身に着けて、言う。 そう、今日はようやくお茶点てができる日。 それは、部員募集のポスターにも書いてあったことで、 ずるい人なら、今日だけ仮入部ということもあるだろうけど、 一人だけ、はっきりと今日だけと分かる人がいる。 涼宮ハルヒ 話によると、いろんなところに仮入部して、どこも1日でやめてるらしい。 しかも、どこも完璧にこなして、運動部だと間違いなく、入部を薦められているとのこと。 この部活も例外ではないと思う。 特に、今回の場合、他にも誰か今日だけの人がいるだろうし。 ちなみに、あたしはこないだ入部して、袱紗さばきの基本やらを教えてもらっていたのだが、 お茶点ては初めての体験。うまくできたらいいんだけどね。 「では、まずは二人一組になって、互いに向かい合って座ってください」...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~ハンドボール部編~
    ...ずはハンドボール部に仮入部するのも悪くないと思わないか?」 ・・・と なぜだ?なのになぜだ? なぜ、今俺の目の前でやっているハンドボールの練習の中に、俺のクラスメートが入っていないのだ。 そりゃあ、ハンドボールは、サッカーやバスケットボールと比べると圧倒的に知名度は低いさ。 だからこそ、俺は入学式のときに教えたはずだ。 ハンドボールより素晴らしい球技はあるか?いいや、ない。 即レギュラーになれる部活なんてほかにあると思うのか?いいや、ない。 言わすなバカやろう。言ってて心が痛む。 「仮入部したいんですけど」 そんな時に横から声がした。 その言葉は、今の俺に笑顔になれと言われてるのも同等かそれ以上の効果を発揮させる。 ようやく来た。俺は横を見た。うちのクラスの生徒だ。そこにいたのは、 涼宮ハルヒ 入学式の挨拶では一番のインパクトがあった女子生徒だ。 「ただの人間には興味あり...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~コーラス部編~
    ...して、あたし達は一度仮入部して、次の日に入部。 その日は、まず発声練習から教わってたんだけど、そのときに、部室にあの子がきたの。 涼宮ハルヒ 自己紹介を聞いたときはビックリした。 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい、以上」 ちょっと怖い人だなって思った。 そういえば、聞いた話によると、いろんな部活に仮入部してるんだったかな? で、あたし達も昨日やったんだけど、ここの部活は仮入部初日の人にはまず、誰でも知ってるような歌を伴奏ありで歌うの。 あたしも横で聞いてたんだけど、すごかったのね。 とってもキレイな声だったのね。胸がドキドキしたのね。 この子と仲良くしたいって思ったのね。 あっ!興奮しすぎて、口癖が・・・ そこで、思ったの。一緒に歌ってみたいって。 だから、あたしは意を決して部長さんに、 「あ、あたしもすず...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~バレーボール部編~
    ...かりの1年、もしくは仮入部の人が列を作る。 と言ってるあたしは、入部してから3日になる。 中学のときもバレーボール部だったからね。高校でも入ろうと思って。 「次!」 よし、いよいよあたしの番。 いくわよ!スズキアタック!! 決まった!! あたしは、アタックの練習も終わり、のんびりと残りのアタック練習者を見ておこうと思ったんだけど、その中に一人。 あたしと同じ中学出身で、現在同じクラスの子が一人。 涼宮ハルヒ いやぁ、あの奇行っぷりは本当にビックリだったよ。 初めてその奇行っぷりを知ったときは、思ったね。 やっぱり、人間っていろんな人がいるんだな~って。 で、あたし思ったんだよ。 入学式のクラスでの自己紹介は絶対に普通じゃないこと言うなって。 案の定言っちゃったわけよ。 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~空手部編~
    ...決めていて、 とくに仮入部ともなると、ほとんどいないのだが、 俺のとなりにいる、ガキは今日やっとこの部活に仮入部したわけだ。 涼宮ハルヒ 中学のときからアホだった。 いや、頭はいいんだがな、行動がアホすぎる。 そして、俺が思ってることを正直にこいつに言ってから、俺はこいつに嫌われている。 まあ、そのほうがいいけどな。 ところでこいつは、いろんな部活に仮入部していってるそうだ。 ここもその一つだろう。 さっさとやめてくれ。めざわりだ。 にしても、こいつはいろんな男に告られて、一度OKしてから、すぐに振る習性があるらしい。 まず、こいつに惚れるほうが間違ってる。 あの・・・なんだったか? このガキの前の席にいた男も、こないだ話しかけてたが、思わず笑っちまった。 まあ、その場面を見て笑ったのは俺だけじゃなかったみたいだけどな。 その後、谷口が忠告したんだろう。今はほとんど話してると...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~グリークラブ編~
    ...と、さまざまな部活に仮入部しているとのことだ。 だけど、ここはグリークラブだぞ? いろいろ言われているこの子もしょせん女の子。 僕の美貌に惹かれたようだね。 マネージャーになるそうだが、それは僕に近づくため。だろ? 部長もまんざらでもない様子だ。 「よし、じゃあ一度今から僕たちの合唱を見てもらおう」と言ってきた。 しかたない、彼女のためにも僕もやらせてもらうことにしよう。 「部長、僕も参加させてもらえないでしょうか?」 「でも、君はまだ入部したばかりじゃないか。確かに、君は素晴らしい才能の持ち主だが」 「一度確認してみたいのです。僕の実力を。先輩方に迷惑をかけてしまうかもしれませんが、ここはどうか・・・」 「分かった、じゃあ君は、そこに立ってくれ」 僕は部長に言われた場所に立つ。 この状態なら、涼宮さんとも向かい合わせだ。 ほら、思ったとおり涼宮さんは僕のほうばかり見てる。 と...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~剣道部編~
    ...いつはいろんな部活に仮入部してるらしい。 はっきり言ってそれは、けっこう好都合だ。 ちょうどこいつと話してみたかったところだしな。 「おい、お前、吹奏学部に仮入部したか?」 「………」 返事がない。まあいい、 「いや、仮入部したということは知ってるんだ。その情報は掴んでるからな」 そう言うと、こいつはこちらに顔を振り向いた。 今の言葉のどこに、こちらに振り向かせる内容があっただろうか? まさか、ストーカーとかと勘違いされたか? まあいい。話をつづけよう。 「吹奏学部に豊原っていただろ?あいつの部活中の様子を教えてほしい」 俺がそう言うと、この女は無愛想な顔からさらに怒ったような表情になり、 「は?何それ?」 そう言って、この女は、真正面に顔を戻し、素振りを続けた。 おいおい、俺の話はまだ終わってないぞ。 「とにかく教えろ!」 「うるさい!」 それぐらい教えてくれたっていいじゃねー...
  • 涼宮ハルヒの仮入部番外~帰宅部の連中~
    ...どうせ、全ての部活に仮入部するんだろうが」 ところで、俺はこの谷口の言葉を聞いて、ハルヒは全ての部活に仮入部したと勘違いしてしまったいた。 後のハルヒの行動で分かったことだが、ハルヒはコンピュータ研究部にも書道部にも仮入部してないはずだ。 初めて見たとき、ハルヒはコンピ研部長も朝比奈さんがどこの部活に入ってるかもしらないようだったしな。 まあ、もしかしたらハルヒが仮入部したときには、コンピ研の部長さんも朝比奈さんも偶然いない日だったという可能性もあるわけだが。 「だいたい、部活なんかやってるより、やっぱ金が得られるバイトしてたほうがよっぽどかいいだろ」 確か、そのときの俺は、「人それぞれだろ」とか言ってたはずだ。 さすがに、ハルヒは個性的すぎるけどな。 「でも、朝倉さんはどこかに入ると思ったけど、帰宅部なんだね」 国木田が言う。 「ああ、あいつもどっかの運動部にでも入ったらいいの...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~軽音楽部編~
    ... というのも、今日が仮入部できる初日だからだ。 でも、そろそろ・・・かな? とりあえず、あたしは、目の前で適当に並んでいる1年生にむかって挨拶することにした。 ちょっと緊張するけどね。 「みなさん、今日は軽音楽部に来てくれてありがとうございます。あたしが、部長の中西です」 改まった挨拶は苦手なんだけどね。 去年、一昨年に先輩がやっていたようにやる。 「じゃあ、まずは名前聞いていこうか」 と、名前を聞いていって、その中に一人、髪の長い女の子。 涼宮ハルヒ はっきりと名前を言ってくれたから聞き取りやすかった。 うんうん、こういう子がボーカルするといいよね。 やっぱ、歌は聴き取りやすく歌うのが一番だし。 さて、一通り名前を聞いて、ここから何をするか。 「じゃあ、今から、あたしたちが演奏するから、しっかり聴いてて 毎年これはお決まりらしい。 それからあたしはギターを手に取り、目の前...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~水泳部編~
    ...と、いろんなところに仮入部していってるとか。 きっとここもその一つなんだろうな。 まあ、平日に来るよりは、今日みたいな日に来るほうがよっぽどかいいよね。 平日に仮入部したら、筋トレだけで終わりだし。 「はい、じゃあ今から新入部生の実力を見せてもらうから、二列に並んで」 部長さんがストップウォッチを持ちながら言う。 どうやら、順番に二人同時で泳がせるらしい。 泳げないということはないだろうけど、久々だから、ちょっと不安かな。 そんなことを思いながら、あたしはストレッチし、列に並んだ。 ピッ 笛の音が鳴って、最初の二人が泳ぐ。 どうやら、半往復の25メートルだけみたい。 どうせなら、50メートルぐらいいっぺんに泳ぎたいんだけどなー。 まあ、時間もないししかたないか。 で、2組目が泳ぎだしたときに分かったんだけど、どうやらあたしと涼宮さんは一緒に泳ぐことになるらしい。 真横を見てみ...
  • 涼宮ハルヒの仮入部番外~孤島症候群その後~
    ...悪な男はいないわね。仮入部のときにあたしの腰蹴ってきたのよ!」 確か・・・あいつは空手部だったか? だが、蹴ったのもお前がその前に何かやらかしたんじゃないのか? 「そんなことないわよ。あの時ね・・・」 それから、ハルヒはその時の様子を語った。 確かに、思ってたよりはハルヒは悪くなさそうだ。 殴ろうとしたのはどうかと思うが、それもふせいだんだから、それだけでいいだろ。 その後、別に蹴らなくても。 「全く、女のあたしにそんなことしていいと思ってんの!」 いや、それ以前にお前が男をジャガイモ程度にしか思ってないだろ。 「あいつは中学の時から・・・」 それからもハルヒの話は続く。 ああ、あいつも中学は谷口やハルヒと同じ東中か。 そういえば、俺が最初にハルヒに話しかけたときに笑ってたような・・・ 「あんなヤツと比べたら、谷口がマシな人間に思えてくるわ」 そこまで荒川はひどいのか! 「ま...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~吹奏楽部編~
    ...とか、いろんな部活に仮入部してるとか、何でもできるスーパーウーマンだとか、 そういえば、最初の体育の授業はまだ男の子がいるのに着替えようとしてたかな? あれは、ちょっと・・・ 恥ずかしくないのかな? ちなみに、わたしが音楽室に入ったときは、涼宮さんは同じクラスの豊原君にクラリネットの吹き方を教わっているようだった。 「………」 「………」 「………」 「………」 涼宮さんは何も言わず、かといって豊原君も何も言わず・・・ 涼宮さんがうまく吹けないようであれば、豊原君が手に持っているクラリネットを何も言わずに吹き。 それから、目配せ。いわゆるアイコンタクトして、 涼宮さんが豊原君と同じように吹く。 でも、それだけでかなり上手になるんだから、やっぱり噂どおり、涼宮さんはすごい。 豊原君の教え方が、うまいとは思えないし・・・ それより、他の人は何でこんなにも涼宮さんに注目してるの? とり...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~女子レスリング部編~
    ...と、いろんなところに仮入部しているらしい。 ここもその一つ・・・だったらいいんだけど。 宇宙人とか未来人とか、信じるのは勝手だけど、みんなに迷惑かけるのはやめてほしい。 おふだが学校中に貼られてるときは怖かったんだよ。 学校ではなんとも思ってないフリしてたけど。 「もう終わったの?じゃあみんなが終わるまで休むか、もう一度筋トレするかしといて」 部長さんが涼宮さんにそう言う。 そして、次に涼宮さんが取った行動は・・・ スクワットだった。 どこにそんな体力があるの? その体力をわたしにください。 ・・・・・・・・・・・・・・ 28、29、30・・・ やっと筋トレが終わった。 水・・・水がほしい・・・ ゴクッゴクッ 生き返った。 「はい、じゃあ今からそこの二人が実際にレスリングやるから。ちゃんと見てて」 と、丸い円の中に二人の先輩が向かいあっているところを指差して、部長さんが言...
  • 涼宮ハルヒの仮入部番外~かなり後の後日談~
    ...するアイドル研究部に仮入部したのよ」 そんな部活がこの学校にあるのか。 いったいいくつあるんだ?この学校に部活。 「でね、観察対象のところにあたしの名前が書いてあるのがあったから見てみたのよ。すごいわよ、細かいところまでみっちり」 おいおい、ストーカーかよ。 ん?それとも、もしかしたら本当に人間じゃないのか? 「しかも、人の匂いを嗅ぐ趣味があるそうよ」 それ、ただの変態じゃねーか。 「そんな人いると思う?あたし生まれて初めて聞いたわよ。人の匂い嗅ぐのが趣味だ何て」 そりゃそうだ。ってか、よく言えたな。 「あたしはね、その匂いの成分をエネルギーに変えて生きてるんだと思うの」 なんじゃそりゃ。 「朝倉が一番いいって言ってたわ。朝倉の後ろの席になって匂いを嗅ぎたいって」 だから、それ変態だって。 「だから、あたしもそうなったらきっとすごい力が見れるだろうな~って思ってなったらいい...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~ソフトボール部編~
    ...部した人たち、それと仮入部の人は素振りをやっている。 ヒュン・・・ヒュン・・・ 風を切る音がどこか懐かしい。 それよりも先ほどからあたしの隣で、ブンブンバットを振ってる 涼宮ハルヒ 同じ中学出身で、今は同じクラス。 そりゃもう、あの奇人っぷりときたらすごかった。 なんていうかね、呆れるね。ある意味すごいよ。 何度かあたしも被害者になったけど、この子は忘れてるんだろうなー。 それにしても、よくもまあ、あそこまで怒られて、面倒くさいことわざわざやったよ。 しかも、高校入っても、入学式早々、すごいこと言ってたし。 誰かこの子に教えてあげて、現実というものを。 あたしはもうあきらめた。 ただ、荒川のようにバカにするような言い方は逆効果だからそれはダメだよ。 ところで涼宮さん、バットは適当に振ってりゃいいってもんじゃないよ。 もっとこう、ボールが飛んできたところをイメージして・・・。...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~テニス部編~
    ...んが、いろんな部活に仮入部していってるらしい。 目立ちたがり屋という性格は、嫌われると思うんだがな。 ところで、ここからじゃよく分からないが、5組の教室からこっちを双眼鏡ごしに見ている男がいるが・・・誰だあれ? まあ、そんなことはどうでもいい。 どうせ、俺ではなく、女子のほうだろう。 俺は、いったん近くの椅子に座り、鞄から英語の単語帳を出して勉強しはじめた。 いつからだろうな?こんな、マジメな人間になってしまったのは。 そのおかげで、それなりにいい点がとれるのはいいが、 覚えておきたかった記憶がなくなっているような気がする。 たとえば、小さいころに母さんと行った女風呂の光景とかな。 そういえば、こないだの体育の授業の着替えで、俺や他男子多数が残っているにも関わらず、あそこでものすごい実力を発揮している涼宮ハルヒが、体操服に着替えだしたとき、 俺は思わず見入ってしまった。 そのまま...
  • 題名付き・普通短編
    ...穏な日々:ハルヒ篇 仮入部 最後の手紙 長門さんとギター 二人で、校舎にて 携帯電話 コミケにて 長門有希の体温 ある雨の日のこと 遺書 気のせい・・・? 感情 1.35倍 俺・・・実はポニテ萌えなんだ(憂鬱後記) 俺・・・実はポニテ萌えなんだ 涼宮ハルヒのエロゲー 朝比奈みくるとポケモン 憎悪、拒絶、少女 長門有希の虐待 日常 大切な君達へ……… 長門さんと白雪姫 えいえんのせかい だーれだ? 『きっかけ』 忘れな草 『涼宮ハルヒのコミケ』 涼宮ハルヒのカラオケ 涙 オセロ三番勝負 焼いた芋 酒と桜と…… 海の家のラーメン キッドナップ・テレフォン のれん 遊○王 赤服親父捕獲戦線 プリン作戦 カッコイイキョン君 くじびき妙バランス 未だ来ない日の一頁 鬼編集長の期待 妄想が…妄想が…蔓延る! 暮れの演奏会 古泉一樹の戯言 半年と4日目の憂鬱 CALLED(kyon side) C...
  • 涼宮ハルヒの仮入部おまけ
    ハルヒとキョンがSOS団を設立した後、みなさんからひと言コメントをいただきました。 岡部 「騒動だけは起こしてほしくなかった!!」 山根 「What!?」 榊  「何だあの古泉というヤツは!!女をとっていくな!!」 柳本 「あたしには何も関わりあいませんように」 阪中 「涼宮さんから手作りのチラシをもらったのね。机に大事にしまっておくのね。あのバニーガールも素敵だったのね」 鈴木 「アチャー!なんか作っちゃったよー!」 荒川 「やっぱ、あいつはアホだな」 高遠 「また、一緒にソフトボールできたらいいんだけどな」 花瀬 「先輩に髪無理やり剃られました・・・にしても、千本ノックはきついいです」 日向 「ねぇねぇパパ、わたしのクラスの涼宮さんっていう人が新しい部活作ろうとしてるんだよ」 西嶋 「枕カバーにYesとNoってあれなんだったんだろう?剣持さんも瀬能さんもそれは嫌って言ってたけど」 垣...
  • 長編・涼宮ハルヒ
    ...続く空 涼宮ハルヒの仮入部 はい、メガネon 【時のパズル~迷いこんだ少女~】 涼宮ハルヒの後悔 (BadEnd) 涼宮ハルヒの恋心 涼宮ハルヒの誤解 涼宮ハルヒの出会い 缶コーヒー、ふたつ LOST 恋の病・恋の熱 ステビア(ステビオシド) お祭りの後で 涼宮ハルヒの場合 彼岸花(微グロ・微鬱・BadEnd注意) loveandmusic もう一つのサムデイ・イン・ザ・レイン 初めてのデート すれ違いの恋 涼宮ハルヒの恋人 最初のデート 涼宮ハルヒのX-FILES 本の虫 サムデイ・イン・ザ・レイン(WhileKyonwassleeping) alongwrongway wishuponastar ~涼宮ハルヒがデスノートを拾ったら~  (Bad End) いじっぱり 甘えん坊モード キョンになっちゃった 眠れない夜とイタズラ電話 敬愛のキス fundamentallove やすら...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~手芸部編~
    「今日は、みなさんと一緒に、枕カバーを、縫っていこうと思います」 満面の笑みで手芸部の部長さんがそう言う。 今日、枕カバーを縫うということは、部員募集のポスターにも書いてあったから、予定通り。 何で、枕カバーなのかは分からないけど、もともと手芸部に入ろうとしていたわたしからしてみれば、なんでもいい。 にしても、満面の笑みの部長さんとは対象的に、あたしの隣に座っている子は初めて顔を見たときから、ずっと無愛想。 涼宮ハルヒ この子ほど衝撃的な自己紹介をあたしは今まで見たことがない。 今となっては、あれがウケ狙いだったのか、マジメに言ったのか分からないけど。 多分、あの口調ぶりからしてマジメだったのだろうと思う。 ところで、涼宮さんが座っているのはあたしの右隣。 あたしの左隣には剣持さん、その隣には瀬能さんが座っている。 あたし達3人は昔からの仲良し3人組。 なんだけど、高校に入って、...
  • (消失)長門有希のもしも願いが叶うなら 第3章
    ...ナツ。1年よ。ここに仮入部するから」 いきなりそう言うので、なぜ? と思ってしまったけど、今でも部員は足りない。大歓迎だ。 「そう。私はユキ。あなたと同級生。よろしく」 「ところで、文芸部って何するところなの」 「え?」 思わず声に出してしまうほどの問題発言を彼女は言った。ここは笑うところなのか? 私が困り果てていると彼が戻っていた。 「あら、あなたも部員? 意外ね。今日から仮入部することにしたから。よろしく」 会話から彼と彼女が顔見知りだとわかった。 「なんで文芸部に仮入部しようと思ったんだ」 「あんたが、アンケートを配っているのを見たから。文芸部は実質休部状態って聞いていたからノーマークだったのよ」 「言っておくが、ここはまじめなクラブだ。本に興味がないならいても楽しくない。冷やかしなら帰ってくれ。」 彼の強い口調に少し驚く。 「冷やかしじゃないわよ。それに楽しいか楽しくないかど...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~美術部編~
    僕が、美術部に入ったのは、活動日程が少ないからだ。 運動部なら、毎日にように部活があるけど、美術部は週に数回しかないからね。 でも、そのぶん休みの日には、弟や妹の面倒も見なきゃいけないけど。 吉崎家の長男として。 現在、僕たち美術部は有名な名画の写真を元に、それを写し描くという作業をしている。 僕はモナリザ、左隣にいる成崎さんはゴッホのひまわり、そして、僕の右隣にいる同じクラスの女の子。 涼宮ハルヒ 入学式のときのあの発言には驚かされた。 別に、ああいう心の持ちようはいいとは思うんだけど、あの発言はちょっと・・・ 成崎さんも驚いてたかな。 成崎さんは、どちらかというとキョトンとしてたという表現があってるような気がするけど。 ちなみに、彼女はムンクの叫びの絵を描いている。 それにしても、二人とも絵がうまい。 それに比べて、僕のモナリザは幼稚園児が描いた落書きのような・・・ いや、さ...
  • 涼宮ハルヒのライバル
    ...無いかと全ての部活に仮入部してみた。 どうやらキョンも負けじと全ての部活に仮入部していたらしい。 キョン「どうだ?どこか楽しそうな部活はあったか?」 ハルヒ「全然無い。これだけあれば少しは変なクラブがあると思ったのに」 キョン「無いものはしょうがないだろ、結局の所、人間はそこにあるもので満足しなければならないのさ。言うなれば…」 なんかうんちくを語りだした、知的なところをアピールしてるんだろうか。 次の瞬間アタシはひらめいた。 ハルヒ「そうだ!無いなら作ればいいのよ!どうしてこんな簡単なことに気付かなかったのかしら」 キョン「まぁ俺は最初から気付いてたけどね」 そんなこんなでなぜかアタシとキョンは一緒に新しい部活を作ることになった、 そして潰れかけの文芸部室を乗っ取ることに決めた。 放課後。アタシは2年の教室でぼんやりしていた娘を捕まえて部室へ向かった。 ハルヒ「ごめんごめん遅...
  • 涼宮ハルヒの仮入部~将棋同好会編~
    なんたって、朝の占いで僕の星座が1位だったんだからねー!! その証拠になんと、あの麗しい瀬能さんに「おはよう」って挨拶されちゃったよ! イェ-イ!! この調子だと、先輩にも将棋で勝てそうだぞー!! よーし、勝負だ先輩! 「負けました」 やったー!!本当に勝っちゃったよー! ひゃっほーい!! この調子で、2戦目も勝っちゃうぞー! さて、次の相手は・・・ と思いながら、僕の前の席に座った対戦相手を見た。 ・・・あれ?何でここにいるの? そこにいたのは、入学式のときの自己紹介のときにぶっちゃけたことを言っていた、その名も、 涼宮ハルヒ ほほー!こんな女の子でも将棋ってやるのかー!! うんうん、なんか何でもできそうな雰囲気をかもしだしてるからね。 でも、今日の僕には勝てないぞ。 まあいいや、とりあえず挨拶しておこう。 「垣ノ内です。よろしくおねがいします」 「………」 ありゃりゃ。返事...
  • キョン妹の憂鬱
    ...ゃんはいろんな部活に仮入部してたんだっけな? わたしもそうしてみよっと。   と、いろいろ思い悩んでるうちに予鈴が鳴り、ミヨキチは自分のクラスに帰っていって、読書君も教室に戻ってきた。 そしてふと、わたしは読書君がどんな部活に入ろうとしているのか気になり、シャーペンで背中をつついてみた。 無視なのか気づいてないのか分からないが、無反応で読書をつづけている。 もう一度、さきほどより強く、シャーペンを読書君の背中につついてみる。 ムッ、これは完全に無視だ。 そして、私はもう一度つついてみる・・・というより、刺した。   「いっ!」 痛がってる痛がってる。わたしのこと無視するから悪いんだよ。 「何すんだよ!」 おっ!ようやくこっち向いて話してくれた。 それにしても、こうやって見たら結構かっこいいじゃん。 古泉君と比べても劣らないぐらい。 もっと顔あげたらいいのに。 えーっと、それよりわたし...
  • 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(前編)
    ...しい三年生が俺たちに仮入部の紙を手渡してくる。 さすがにいきなり入部って訳にはいかないらしい。大体、先週入学式があったばかりだしな。一年の大半もまだ部活を 探している生徒は大半だが、いきなり本入部っていう人間はスポーツ推薦でやって来た奴ぐらいで、大抵は仮入部だろう。  俺たちはさっさと仮入部の用紙にサインを入れると、とりあえず部室内を一回りしてどんな活動なのか紹介を受ける。 やっていることは単純で、普段は習字の練習を行い、たまに校内の掲示板に作品発表を行ったり、市で開催されている 展覧会っぽいものにできの良い作品を送ってみたりと、まあごく普通の地味な活動内容だ。ああ、そういえば、 今日北高の入り口におかれていたでっかい看板の文字もこの部で制作したものとのこと。書いたのは鶴屋さん。 すごい美しく見栄えのある文字だったことを良く憶えている。 「いやーっ、そんなにほめられるとテレるっさっ!...
  • (消失)長門有希のもしも願いが叶うなら 第4章
    ...私はすべてのクラブに仮入部したの。どこのクラブもつまらないところばかり。入りたいクラブは1つもなかったわ。 『君は筋がいいからエースになれる』 『部員不足だったから来てくれてよかった』 どこのクラブもそんな台詞ばかり。誰も私自身を見てはくれなかった。でも、文芸部だけは違ったわ。ちゃんと私を見て、受け入れてくれた。この部室にいるときが、一番私らしい気がするの」 ナツは一つ一つの言葉を選びながら、ゆっくりと語った。 その表情は普段決して見せないような穏やかなものだった。彼女が語る言葉は、数少ない本音だと思う。 「ユキ。私、文芸部に正式に入部しようと思う」 その言葉を訊いた私はとっさに自分でも驚くようなことを言ってしまった。 「断る」 「え……」 ナツは固まってしまった。 私はナツに追い打ちをかけるようにこう言った。 「文芸部は定員割れで廃部が決まっているの。機関誌を配り宣伝して、...
  • 第五章 25番目のイブ
    ...存在するクラブ全部に仮入部してみる という暴挙はもともとお前が始めたことだし、息子はそれを継承しているだけだ、 ある意味。もっとも、その後、やめないでそのまま全部入部すると言うところは 誰に似たんだか解らないがな。 「わかったよ。1つか2つ、やめるよ、部活」 「何いってんの、半分にしなさい」 いや、高校にある全クラブの半数に入部しているだけで、充分多すぎると思うぞ、俺は。 「なんでそんなこと言われなくちゃならないんだよ」 「こっちは大事な仕事をふいにして駆けつけてんのよ。なのにその言いぐさはなによ」 はいはい、それぐらいにしておけ。とりあえず、今は息子は病人なんだからな。 「何言ってんの。こういう時でもなきゃ、あたしたちの言うことになんか 耳傾けないでしょ、こいつは」 そういう人の話を聞かないところもお前ゆずりじゃないのか、ハルヒ。 そんな実にしょうもないやりとりを繰り返していると、...
  • 七夕シンドローム 第五章
    ...の間、いろんな部活に仮入部しまくってたよな」 「そんなこと、誰でも知ってることじゃない」 「お前は言ってたよな。面白い部活が全然ないって。普通な部活ばっかりで、変なクラブなんて一つも無い、ってな」 「だからなによ」  ハルヒはイラつきを隠そうともせずに再び俺を睨みつけた。 「そこで設立したのがSOS団。だがそれを思いつくのにきっかけがあったはずだ。多分お前は覚えていないだろうが」  ハルヒが再び考え込んだ。 「……そうだわ。あたし、なんにも面白い部活が無くって、北高に入ったのを後悔して……そこで、SOS団を………あー何よもう! たった一年前の出来事のはずなのに頭がもやもやするわ」  やっぱり。  この改変は、四年前というえらい過去まで影響を及ぼしているはずなのに、色々と甘い。 設定 と記憶を書き変えただけの、いい加減な改変としか言いようがない。この違和感。ずっと前にも感じたことがあ...
  • ハルヒとちぇんじ
    ...するすべての部活動に仮入部していたらしい。運動部からは例外なく熱心に勧誘されて、そのすべてを断って毎日気まぐれに参加する部活動を変えて、結局どの部にも入部する事はなかった。何がしたかったのかしらね、こいつ。      そういう感じにゴールデンウィークも過ぎ、その休みの魔力からか、多分魔がさしちゃったのね。それ以外に思い当たる節はないわ。   「宇宙人対策は、なにかやってんの?」    このキョンと言うやつに、話かけていた。   「……なんで、そう思うんだ?」   「ん~、別に。ただ、気になっただけ」   「そうかい。例を挙げるなら、ふと目に付いたおっさんを尾行している。そいつが宇宙人に関わる裏の組織の一員である可能性を捨てきれんからな」    立派なストーキングじゃない? MIBは映画の話だし、ボブ・ディランはちゃんとした地球人よ。   「だが、北島三郎は宇宙人に違いない」   「違...
  • 涼宮ハルヒの独白
    ...だろうって、いろいろ仮入部とかもしてみたんだけど、全滅。 あああせっかくあのまるで無駄な中学の三年間を我慢して、わざわざ公立に入ったのに、やっぱはずしちゃったのかな。 ってのはさ、わたしひとつだけ心の奥にずっと持ち続けてるひとつのイメージがあって。 いまでもよぉく覚えてるわ。中一の七夕にあたしがベガとアルタイルにメッセージを送るって決めて、夜遅くに校庭に潜入したときに会った北高の生徒。 自分のことジョンスミスとか馬鹿みたいな名前を名乗った。 ラインマーカーでメッセージを書くの手伝ってくれてさ、宇宙人は居るから心配すんなって。心配とかしてないけど、何でこの人断言してるんだろ、ってかなんかあたしを励ましてる? なんか寝入ってる女子背負ってたし、あげくに別れ間際に訳わかんないことよろしく、とか叫んでたし。 あたしそいつのことがあとからどうしても気になっちゃって、好きとかそういうんじ...
  • SOS団のメタボ2
    ...初、レスリング部にも仮入部してたいたな。こいつの運動能力は各運動会系部から買われているんだった。  女子レスリング部には、これを機にハルヒに正式に入部してもらいたいという思いがあるのかもしれない。そうなってくれれば、俺としても非常に助かるのだが。  しかしハルヒに言わせれば、アマレスは退屈な競技なんだろうな。なんせプロレスと違って打撃や関節技はないんだからな。確かアマレスは、相手の両肩を1秒間床につけるか、審判の判定しか勝利条件がなかったはずだからな。 「約束通り、女子レスリング部の看板をいただきに来たわよ!」  本気とも冗談ともつかないことを言っているが、今のハルヒの体型では、どうせレスリングの本職たちにはかなうまい。 「いらっしゃい、涼宮さん。それに、キョンくんたちも。果し合いって言っても、練習試合みたいなものだから、あまり気張らずに気楽にいきましょう」  苦笑する日向にすまな...
  • 涼宮ハルヒの不覚2
    ...。  女子柔道部に仮入部した際に憶えた技だ。確か『大腰』だっけ? まあ技の名前なんてどうでもいいけど。とにかく、ごろんごろんと面白いくらいの勢いで投げられ、転がっていったキョンは、部屋の出入り口扉の横の壁にぶつかって、ようやく止まった。  一瞬の事で何が起きたのかまだ分かっていないのか、尻餅をついた格好で茫然自失といった顔をしてる。ふふん、いい表情ね。 「人を馬鹿にしてるのは、キョン、あんたの方でしょうが!」 「…なんだって?」 「あたしは、涼宮ハルヒはね!  明日後悔しないように、今を生きてるの! こうしたら得するだろう、こうしたら損するだろうとかじゃなくて、いま自分がどうしたいかを第一に、ひたすら前進してるの!  その決断の早さに凡人のあんたがついてこられなくて、戸惑わせちゃった事は一応謝っとくわ。だけど、だけどね!」  心の中の憤りを包み隠さず、あたしはキョンの奴を大...
  • 涼宮ハルヒの憂鬱ってタイトルか・・・
    ...  「全部の部活に仮入部してもしっくり来るものがないんだろ?だったら自分で作っちまえよ」   ハルヒ「・・・・、それもそうね」   「俺も手伝うからさ」 ハルヒ「別にあんたの手伝いなんていらないわ」   「一人で部員集めから書類提出までやれんのか?」   ハルヒ「・・・・・、わかったわよ」   「じゃ~俺は書類やるから、部員集めと部室確保よろしくな」   ハルヒ「なんで勝手に役割決めるのよ?」   「部員と部室は当てがあるんだろ?」   ハルヒ「・・・・・・・」   よし、とりあえず順調だ       終業のチャイムがなる。ハルヒが俺の前にやってきた   ハルヒ「ちょっと来なさい・・・」   「部室に行くんだろ?」   ハルヒ「そうよ・・・」   そして文芸部の前にやってきた。ハルヒはノックもせずに入った。そして予定通り窓際にはパイプ椅子に腰掛けて分厚いハードカバーを読む少女。...
  • 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(中編)
    ...明した。さて、問題の仮入部群団の方だが…… 「俺は参加しますよ。せっかくだから芸術に触れて大いなる未知の世界に触れてみるのも悪くありませんからね」  谷口は参加を表明。何が芸術だ。お前のことだから、谷口的美的ランクの高い書道部女子部員の私服姿でも拝みたいんだろ。ついでに帰りがけにナンパを始めそうだ。 「僕も予定はないから行くよ。せっかくだからね」  そう国木田も賛同。こいつも女っぽい顔つきながら意外と女好きなのは、付き合いの長い俺はよく知っている。谷口のように露骨ではないが、内心は谷口と大して変わらないたくらみを持っていそうだ。  とりあえず俺も頷いておくことにした。朝比奈さんがいないとあまり意味はないんだが、どうせ休日やることもなく、ハルヒの呼び出しを受けない限りは家でごろごろしているだけになるだろうしな。  で、今日欠席している朝比奈さんについては、 「あたしの方で今日のうちにみ...
  • 長門有希無題1
    長門「・・・・・・」   女子A「へぇ~アンタでも微笑むことってあるんだ。何眺めてんの?ちょっと貸しなさいよ!」   長門「!!」   女子B「何ソレェ?入部届ェ??」   長門「やめて・・・・!」   女子A「もう書き込んであるじゃない。物好きな奴もいるもンねぇ~」   女子B「こんな根暗しかいない部活に入りたいヤツがいるなんてネェ」   長門「お願い・・・・返して・・・・!」   女子A「キモッ!あんた何必死になってんのぉ?」   女子B「いいじゃない、どうせこれ冷やかしでしょ?ちょうどいいわ。これ私達が捨てといてあげるわwww」   長門「!!・・・・やめて!お願いだから返して!!」   女子A「アァッ?触るんじゃねえよ!この根暗女!」ドゴッ   長門「っつ!!・・・うぅっ・・・!」   女子A「あ~キモイキモイ。根暗がうつるってーの。あ~っなんか冷めたっ!根暗がうつる前に行こっ!」...
  • ハルヒがニート略してハルヒニート終章・後編
    ...学のサークルには全部仮入部してみたが、これも成果なし。どれもこれも普通すぎるくらい普通の人間が集っているだけだ。  なければ自分で作ればいい。そう思っても、その言葉を伝える相手すら今のあたしにはいなかった。こんなことなら、大学のランクを下げてでもキョンか古泉くんと同じ大学に行ってればよかったかもしれない。  そう、あたしにとって大学のネームバリューなんてどうでもいいことだった。別に将来出世してお金持ちになりたいわけでもないんだから。  あたしにとって大切なのは人生を楽しむことだったはず。それもただ娯楽に酔うだけの楽しみじゃない、もっともっと素敵な物を見つけて、この世界で誰もできないような愉快な体験をすることがあたしの目的だったはずだ。  なのになんで今あたしは一人でいるんだろう。これじゃあの頃と、高校に入ってSOS団を作るまでの一人ぼっちだった頃となにも変わらない。  高校で...
  • とある超能力者の動機
    ...もない。 入学早々、仮入部もそこそこに野球部に入ってしまった幼馴染は朝練があるとかで、朝早くに家を出ているらしい。 あんな小さな体で野球なんて出来るのだろうか。野球のことなんて、これっぽっちも解からないけれど。 下校も、互いの部活動の終了時間が異なるからかここ一ヶ月ぐらいは全く同じにならない。 クラスも同じだというのに、目すら合わない。話しかけても事務的な返答が返ってくるだけで、ほんの数ヶ月前まで、何をするにも一緒だった相手とは思えないほどの変わり様である。  ただ、やはり性格自体はあまり変わらないのか、目の端で捕らえる彼の姿はいつも周りの背の高い級友に小突かれ、彼の小さな体より2回りは大きい漆黒の詰襟服姿であること以外、数ヶ月前となんら変わりがない。 あの、女の子のような線の細い、困ったようなふにゃりとした笑い方だ。それなのに、あたしとの距離は広まるばかりである。    クラス...
  • 長門平手打ち編 消失版
    俺は勢い余って長門の頬を平手打ちしてしまった。 勢いで飛んでいった眼鏡を長門は拾い上げ、何事も無かったように本棚へ本を取りに行く。   その行動がさらに俺の頭の血を上らせた。 「おまえ!」 もう止めることはできない。長門の肩を押さえつけ本棚に叩きつける   その時、俺は見た。 能の面のような涼しいというより冷たい顔をしていた長門が 顔を大きく歪めて大粒の涙を流すとこを。 まるで遊園地で迷子になった子供が寂しさと不安を堪えきれず遂にないてしまうように、 長門は泣き始めた。   さっきまで怒っていた俺は突然の長門の異変に狼狽した。 あの長門が・・・泣くなんて。 俺は長門の肩から手をそっと放し、すまないと一言言った。   度を越したインチキ魔法をよせと長門に何度も言ったが、長門はやめなかった。 もしかしたらハルヒに危険が及ぶインチキを長門は今日の昼休み行い、それで俺は腹を立てたのだ。   しきり...
  • はるかぜふくまえに・エピローグ
    ○エピローグ   それから十日ほど後の話になる。俺はいつものように部室の扉を開けた。 「遅いわよキョン! さっさと準備しなさい!」 例によってハルヒの声。はて、準備とは一体何だろうね。 「しらばっくれるつもり? 無駄よ無駄。さ、みんなも準備はいい? 早速行くわよ! 新入生勧誘!」 ……そう。今日は新学年始まって三日目。つまり新一年生が今日から平常授業ってわけだ。 俺たちSOS団は全員がめでたく進級し、朝比奈さんは最上級生、他の四人、ハルヒ俺古泉長門は二年生になったってわけだ。 いや、実にあっという間だったなこの一年間は。だからといって何もなかったわけではなく、むしろ俺が今まで生きてきたどの一年よりも濃い、それこそジュースで言えば果汁100%でもまだ効かないような濃密な時間を過ごしてきた。 今だから言える。すべて楽しかった。あぁ、すべてさ。毎日、365日だ。 「す、涼宮さぁ~ん、またこの格...
  • 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(前編)
    ...宮さんは全ての部活に仮入部されたと伺いましたが」 「そうよ」 「何か良い部活はなかったのでしょうか? 僕のつたない耳のみの情報網でも涼宮さんは文武両道に 大変優れた方であると聞いていますので、どこの部でも快く受け入れてもらえると思いますよ」  そう、古泉が来るまでの一ヶ月間の間、俺はつじつまあわせになるかもしれないと考え、ハルヒに全ての部活への仮入部を させていた。俺の時とできるだけ同じようにしておきたかったというのが一番の理由だ。ハルヒの奴はツマランを連発して 文句ばっかり言っていたが。 「はっきり言って全然ダメね」 「ほう、その理由とは」 「ミステリー研究部はただの推理小説マニアの集まり、UFO研究会なんて新聞記事をスクラップしたのを 見てニヤニヤしているだけよ。実際に探しに行こうとも思わないんじゃ、活動自体が無意味ね」 「なるほど」  古泉はニコリと答えるだけ。  ハルヒはその...
  • 幸福な鶴屋さん 2
    2年生に進級しても、友達なんて出来なかった   この性格が災いしてか、中学3年ごろになると、 「空気が読めないウザい奴」のレッテルを貼られてしまった   そして、口数は減っていく。 今までの自分を押し殺して、「自分じゃない鶴屋」が出来上がった。 高校には進学したものの、学区の制度もあってか同じ中学からの進学者も多く、私の周りの状況はあまり変わらなかった。   広まる噂、悪くなる評判   書道部には所属していたものの、他の部員との折り合いも悪く、幽霊部員になってしまう始末。 新入部員の顔も、今じゃ覚えていない。 教室にいても、からかいの冷やかしから陰湿な嫌がらせまで一身に受けるので、私はとにかく教室にはいようとしなかった。   ある日は机に中傷の落書きをされ ある日は机に菊の花瓶を置かれ ある日は勉強道具を一式巻き上げられ   私の居場所は女子トイレであり、屋上であり、部室棟だった。  
  • (消失)長門有希のもしも願いが叶うなら 第2章
    第2章  1日目 街は静まりかえっていた。まるで人間すべてが消えてしまったのではないかと錯覚してしまうほどに。わたし1人、夜道を歩いていた。ふと、北高の校門前で立ち止まった。時刻は午前3時を回っている。 わたしは本が好きだった。読むことも書くことも。時間を見つけては小説を書いている。小説を書くことは難しい。小説を書いていると行き詰まることがよくある。原稿を睨んでいても、アイデアは一向に浮かばない。そんなときは、散歩することにしている。今、散歩をしている理由はまさしくそれ。わたしの書いている小説の続きがどうしても書けない。クライマックスがどうしても書けないのだ。ハッピーエンドにすべきなのか、バットエンドにすべきなのか。読み手はどちらを望むのだろうか。わたしはどちらを望むのだろうか。 ◆◆◆◆    私は、ごく一般的な高校に通う高校1年生。この学校に通って半年になる。私の趣味は本...
  • 橘京子の消失(中編)
    ...こう。 『全クラブに仮入部し、全ての入部を断る』  最初からやっておけば問題なかったのだろうが、既に四月も末。仮入部を受け付ける部活も半数を切っている。  それに佐々木曰く『涼宮さんのように才に秀でているわけじゃないから、熱心に入部を勧められることもないよ』とのことで、敢え無く取り消しに。 『髪型七変化』  こちらは佐々木の異論はそれほど強くなかったが、髪の毛の長さが問題だ。  当時のハルヒと違って、佐々木の髪の長さは肩にかからない程度。凛としたストレートヘアに麗しきポニーテール、田舎臭さを感じさせないお下げなど、殆どのヘアスタイルは現状の長さでは無理がある。  それに五月まであと一週間を切ったこの状況では、七変化どころか二~三変化がいいところで、この程度であれば普通の女子高生でもままあることだ。  よってこれも却下。  なお、俺の好みの髪型じゃなかったからと言う理由だけで却下した...
  • 涼宮ハルヒの失踪
    ...ありとあらゆる部活に仮入部を繰り返してはどこにも入部しないという意味不明の行動に勤しんでいた時 でもある。  だから俺はそのピアノを弾いてる凄い1年ってのもハルヒの事だろうと思い、行くのを躊躇っていたの だが――あいつがピアノを弾く姿ってのは想像できないな――怖いもの見たさ、って奴だろう。  弁当を食い終えて重くなっていた腰を上げていた。  人だかりのできた音楽室の入口、開いたままの分厚い扉の中から聞こえてくるピアノの音。  俺が人垣の隙間から背を伸ばして見たのは……  あいかわらず上手いな。  俺の言葉と同時にピアノの音が止む。  あの時と同じ音楽室の分厚い扉の向こう、防音になった部屋の中で一心不乱でピアノを弾くハルヒの姿がそこにあった。  99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東京都):2008/09/14(日) 19 10 49.37 ID uEJYG+Qk0...
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