涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「夏祭り」で検索した結果

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  • 夏祭り
    夏祭りの話 ハルヒ「キョン!遅いわよ!」 古泉はフッと笑いやがった。 まぁいつもの事だな。 キョン「悪い悪い、どうせ罰金だろ?」 ハルヒ「今日は祭りなんだし固いルールは一時抹消よ」 はて・・・・どういう風の吹き回しだろう? まぁそんなことはいい 助かった・・・・ キョン「ふぅ~」 ハルヒ「じゃあみんな集まったしグループ分けしましょ。」 と言うと爪楊枝を取り出した。 俺たちは順次に楊枝を取る。 俺は印無し。朝比奈さんは印あり。古泉、長門も印ありだった。 と言う事はハルヒは印なしか・・・。 耳元で古泉が囁いた。 古泉(これも涼宮さんが望んだのです。不機嫌にならないよう お願いしますね) スマイル野郎の都合で命令を聞かなくては ならないと考えると楽しい祭りにはなりそうに無いな・・・。 ハルヒは俺の事をお構いなしに荷物運びとして 雑用してやがる。 ハルヒ「次は金魚すくいしましょ!」 お前は小学...
  • 長編・エロ物
    ...ロ注意 【罪と罰】 夏祭り 涼宮ハルヒの憂鬱-アナザーストーリー- 涼宮ハルヒの選択  BADEND 鬱物注意 かぐや姫 満淫電車 エロキョンの暴走 こんな長門が欲しい 妹×古泉 涼宮ハルヒの我慢 涼宮ハルヒの不覚 キョンと妹 【朝比奈みくるの妊娠】 【鶴屋家物語】 涼宮ハルヒの快楽 虐殺、呪い乃日  激グロ&凌辱&激鬱 注意 未完 【The Girl WhoWantedToBeARealHuman】完全版 朝比奈みくるの妊娠 放課後ジョーバ倶楽部 長門+古泉×キョン   性別反転、ふたなり 注意 涼宮ハルヒのラブストーリ 長門有希の結婚生活 佐々木×キョン(アダルトな関係)  
  • 夏祭りはキョンをかえるようです
    そんなこんなで(どんなこんなでなのかは全く謎だが)今日は8月15日、世間で言う盆休みだ。 同時に終戦記念日でもあるわけだが、平和な平成を生きる現代人にはどうでもいいことなんだろう。 現在午後六時半、俺は駅前の公園でSOS団の面々を待っていた。 なぜこんな素敵な休みの日に皆で待ち合わせをしているかと言うと、今日は近くの河川敷で花火大会があるのだ。 当然あのハルヒがそんな一大イベントを見逃すはずもなくこうして呼ばれたわけだ。 しかし、まさか俺が一番最初につくとは思わなかった。 ハルヒや古泉、朝比奈さんならともかく長門まで俺より遅いとはな。 ぼーっとしながら待っていると、気付けば30分もたっていた。 そこでようやくハルヒがやってきた。 「いやーお待たせお待たせ。着付けに時間かかっちゃってさ」 「遅いぞハル…ヒ…」 普段時間前に来ているにも関わらず奢らされているもんだから、ここぞとばかりに文句を言...
  • あま~い短編置場
    ...う アイスと観覧車 夏祭りはキョンをかえるようです(ハルヒ×キョン) いつかの夏の日 あたしだって語りたいときがあるわ 真剣十代ツンデレ座談会 ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?保守 ♀ブタハルヒ☆ 小指ハードヒット症候群 くようカキカキ(九曜×佐々木) 餅を焼きませ 会長の一言で喜緑さんはスイッチが入ってしまったようです ねこ保守~吾輩はねこである~ 柑橘の香りがする日には
  • お題+他 目次
    ...車」「弥七」「花火か夏祭り」  オリキャラ注意 「殺し屋 キョン」    朝倉の話 「山月記」 「ブルマの朝倉」「橘 佐々木 九曜」「エロ」   長門の話 「喧騒」    長門と朝比奈の話 「赤えんぴつ」    国木田の話 国木田が溜め息をつく話   喜緑さんの話 「胆汁」 世界はそれを、何と呼ぶのでしょうか?   部長氏の話 「復讐」 「振られんぼ」    キョンと古泉の話 「銀河鉄道の夜」「トトロ」「ハルキョンについて語る古泉」  オリキャラ注意 「二日酔い」 「辞書」「手紙」 パジャマ☆パーティー   キョンと佐々木の話 君、思えど  願いを言える日   キョンと鶴屋さんの話 *微エロ注意  「もみじ」    キョンとみくるの話 うさみくる 「ラピスラズリ」 ティンクルスター *微エロ注意 「コランダム」  「双天使」    キョンと朝比奈さん(大)の話 「オープンキャンパス...
  • (消失)長門有希のもしも願いが叶うなら プロローグ 夏の記憶
    ...お面を手に取る。 夏祭り。多くの露天が並ぶその中に一軒のお面を売る店があった。 人気キャラクターのお面は何枚も同じものが並び、次々と買われていく。 しかしそのお面は陳列の隅に置かれ、買う人は皆無。 15496回中、わたし以外の人間が購入したことは一度もない。 そのお面は誰も迎えに来ないにもかかわらず、そこに立ちすくむ待ち人のようにそこにあった。 窓から差し込む光がお面に反射しキラリと光る。 今日は雲ひとつない。快晴。 そう。あの日も今日のように晴れていた。 ◇◇◇◇ 夏。照りつける直射日光に彼や古泉一樹は疲弊していた。 人間は体温調整機能が不十分なため体温上昇により身体機能の低下を起こす。 しかし、涼宮ハルヒは例外。彼女はプールで子ども達と遊んでいる。 涼宮ハルヒは無意識的に夏休みが終わって欲しくないと考えていた。 涼宮ハルヒが終わりを望まない限...
  • (消失)長門有希のもしも願いが叶うなら
    ...てたわ。プロローグの夏祭りで喜緑さんが有希と会話するシーン。あれ必要ないわ。カットしなさい」 「おいおい。それじゃあ、ただの八つ当たりじゃないか」    
  • 題名付き・普通短編2
    ...車」「弥七」「花火か夏祭り」  「銀河鉄道の夜」「トトロ」「ハルキョンについて語る古泉」  「学校に行きたくない○○キョン」 「朝比奈みくるの秘密」 三枚目の短冊 雨上がりとコーヒー 思いつきのネタ ~その後~ ゆうぐれメランコリー ノクターン・ロマンス スカイブルーの恋愛写真
  • WikiSS企画第5弾公開ページ
    ...曜の溜息   ☆ある夏祭りの一幕   ☆向日葵 作者コメント   ☆summer FM 作者コメント   ☆チェイサー! 作者コメント    気にいったSSがあれば是非投票をお願いします! 投票ページはコチラ 一言コメントはコチラ トップに戻る   画像は「2000ピクセル以上のフリー写真素材集」様よりお借りしました http //sozai-free.com/index.html ただいま企画ページ用画像募集中 画像は自分で描いた物か、著作権フリーの物でお願いします  
  • 涼宮ハルヒの本心(第二章)
    ...に合宿に出かけたり、夏祭りに行ったり、プール行ったり、 冬休みに雪山で遭難しかけたり(これは事故のようなものだが)、春に花見したりっていうのはそういうサークルのやることだ。 イベント好きという点ではSOS団団長も、お遊びサークルの長も一緒らしいな。 目的がそもそも違うが。 「ま、そういうことだから。あんまりいろんなところでニヤケ面晒すんじゃないわよ」   「ニヤケ面は余計だ。第一、俺にそんな下心はだな・・・」 俺が不機嫌そうな声で言った時にやっとハルヒはこちらを見据え、 「いいから。とりあえずそういうのは無しよ。いいわね?」 反論などできん。したらハルヒの怒号が教室中に響きわたることだろう。このエロキョン!!とかな。 そんなことを言われたら、この教室に居づらくなる。 しかし、ハルヒがこのような反応を見せたのは意外としか言いようがなかった。 いままで、男女関係に対する興味など...
  • かんざし
    ...ヒの口調も、浴衣姿と夏祭りの雰囲気のおかげで幾分和らいで感じる気 がするな。  それにしても、 「みんなはいったいどこまで買い物に行ったんだ?」  俺はハルヒと一緒に座っているベンチに腰かけたまま、道行く人の中にいつものメンバーの 顔を探してみたが……遠くの出店まで足を伸ばしているのか姿が見えない。  それぞれ買いたい物があるからと、集合場所を決めてから一人、また一人と人混みの中へと 消えていき、結局その場に残ったのは俺とハルヒだった。 「ところで、ハルヒ」 「え?」  お前は何も買いに行かなくていいのか? 「なに、あたしと一緒にここで待ってるのがそんなに不満なわけ?」  いきなり不機嫌になるな、驚くだろ。  それに、誰も不満だなんて言ってない。 「……そんなにみんなが心配なら、一人で探しに行けばいいじゃない」  だから、誰もそんな話はしてないだろ? ったく、まるで子供みたいな……あ...
  • 浴衣とお祭り
    夏休み。 今日は団活も休みでやることがなくヒマだ。……やっぱり俺はSOS団の連中といないとダメらしい。 というよりハルヒに会いたい。どうやら俺はハルヒに惚れていたというのに気付いたのは、6月だった。 ハルヒが雨に濡れたのか、風邪をこじらせた時に会えなくてとても寂しかった……って思った時には好きになっていた。 まぁ、そのときに見舞いに行ったことでハルヒの家を知ることになったわけだが、上がったことは無い。 俺の部屋には上げたのに、これじゃ不平等じゃないか? 「……そうだ、ハルヒの家に行ってみるか」 俺は呟いた。たまにはいきなり行って俺が驚かす側に回ってもいいだろう? そう思い、すぐに着替えて俺は自転車に飛び乗った。 ハルヒの家までは20分で着いた。俺は自転車を止めて、鍵をかけた。 そしてドアに近付いて、インターホンを鳴らした。 「はいはい!……あ~もう!歩きにくいわ!!」 ドアの向こうから...
  • 規定事項の流れ星 最終章「約束」
    ...んが取り出したのは…夏祭りで僕が渡したがま口財布。   持っててくれたんですか。   「…大切にすると言ったはず」 「…そうでしたね…じゃあ今日はお言葉に甘えさせてもらいます」   頼んだのはイチゴパフェとサンドイッチ。 さすがにパフェは特大サイズではありませんでした。   しばらくすると涼宮さんと朝比奈さんがやってきた。   「二人とも早いわね!あの雑用係にも見習わせたいものだわ!」 「で、でもキョンくん遅刻はしてないですよ?」 「団長であるこのあたしより一秒でも遅れた時点で遅刻になるのよ!集合時間には間に合ったなんて甘いこと言わせないわ!」   朝比奈さんが苦笑いしている横で長門さんが黙々とパフェを食べている。   「さて、キョンのやつに何奢ってもらおうかしら。みくるちゃんも好きなの頼みなさい!あ、有希と古泉くんの分もキョンに払わせ「駄目。私が払う」 「へ?でも…」 「…気持ちは...
  • 谷口探偵の事件簿
     <探偵の谷口> 1.超絶探偵、谷口 2.動物愛護探偵、谷口 3.宇宙探偵、谷口 ~その①~   4.宇宙探偵、谷口 ~その②~ 5.ライバル探偵、谷口   6.続ライバル探偵、谷口 7.ライバル探偵、谷口 ~完結編①~ 8.ライバル探偵、谷口 ~完結編②~   9.休暇探偵、谷口 ~その①~   10.休暇探偵、谷口 ~その②~   11.海上探偵、谷口 ~その①~   12.海上探偵、谷口 ~その②~   13.秘密探偵、谷口   14.夏祭探偵、谷口   15.続・夏祭探偵、谷口   16.ゴシップ探偵、谷口   17.続・ゴシップ探偵、谷口   18.谷口探偵の日常   19.谷口探偵と古泉一樹   20.谷口探偵の事件簿 ~おわかれの時~   21.谷口探偵の事件簿 ~二又の世界①~   22.谷口探偵の事件簿 ~二又の世界②~   23.谷口探偵の事件簿 ~尋ね人と谷...
  • お祭りの後で 涼宮ハルヒの場合
    (先に「お祭りの後で 朝比奈みくるの場合」を読んだ方が話の展開が分かりやすいと思います)   気になっていたことがある。 映画が完成して、評判が良くって、飛び入り参加になったバンドでの演奏も楽しくて……、楽しいって言える文化祭が終わってあたしは凄く気分が良かったけど、あたしには、一つ、気がかりな事があった。 あの日、文化祭の撮影中、あたしはキョンと口論になり、キョンに殴られそうになった。 それは古泉くんが止めてくれたんだけど……、問題は、キョンのことでも古泉くんのことでもなく、発端になったもう一人の女の子のこと。   みくるちゃん。   キョンとは多分、和解できたと思って良いと思う。 古泉くんは、あたしに対しては怒っていなかった。 でも、あたしは、みくるちゃんに……、まだ、何も言ってない。   あのときのみくるちゃんはお酒に酔っていたみたいだから、もしかしたら、あたしの言ったことなんて...
  • Project512_Menu
     Project512-もくじ-    『何このタイトル?』って誰も聞いてくれませんが、これは使ってる携帯の文字数制限(512文字) 以下で作成したプチSSの作成、掲示を目標としていました。(過去形)    本スレで流行している「IDチャック」のお題で作成したSSの掲示をメインとして 保守短編などを収録してあります。(PCで作成した微妙に長い物も含む)     本スレはトップページから適当に探してといちゃってください。      ・ Part1  詰め合わせセット    ・ Part2 プチ国木田祭り    ・ Part3 ゲル阪中地獄    ・ Part4 なぜか橘分多め    ・ Part5 未完につき未収録(最近流行のTS物)    ・ Part6 みっくみっくにしてください。    ・ Part7 ไหว้ครู(゚д゚)    ・ Part8 色々と注意してください。    ・ ...
  • 長編・涼宮ハルヒ
    涼宮ハルヒ無題1 涼宮ハルヒ無題3 涼宮ハルヒの停学 涼宮ハルヒの改竄 涼宮ハルヒの入学 涼宮ハルヒの異変 涼宮ハルヒの悲調 花嫁消失 ハルヒの想い 世界の終わりに 涼宮ハルヒの赤面 ‐ 涼宮ハルヒの羨望 ‐ ハルヒの実験 涼宮ハルヒの秘密 プリンとケーキ 星に願いを 涼宮ハルヒの猛暑 涼宮ハルヒの結婚前夜 涼宮ハルヒの泥酔 長すぎる10分間 涼宮ハルヒの願望 涼宮ハルヒの憂鬱キョンとハルヒの絆 10月8日、曇りのち雨 閃光のハルヒ 涼宮ハルヒの預かり物 涼宮ハルヒのデート騒ぎ? それは誤解で勘違い 何よりも宝物 超能力 涼宮ハルヒの計算  涼宮ハルヒの嫉妬 ミニチュアハルヒ ベル 3点セット 涼宮ハルヒのネコ にわか雨の訪問者 ハルヒの寝言 涼宮ハルヒの独善(シュール・BadEnd?) 涼宮ハルヒの情熱  涼宮ハルヒの出産 あの日からの願い Amemorywithouttheend 涼宮...
  • 雲を食むもの
    目次       ぶち上げろ、たった一人の少女がその心に持つ夢の為に。   ぶち撒けろ、神様が夢を否定する世界を全力で否定する為に。   でっち上げろ、テメェの我が侭は我が侭なんかじゃ決して俺達が終わらせない事を、ソイツの心に刻み付けろ!   打ち上げろ、盛大に。夢に掛かった分厚い雲を!   吹き飛ばせ、只の人間のその両の手で!!     「放てっ! 雲をその腹の内から食い破っちまえっ!!」     瞬間、世界の総意が夜の空に轟音と光を振り撒いて弾けた。 無数の星を伴って、人の作り出した一秒の奇跡が暗い世界に大輪の華を咲かせた。 俺の隣で神様が震えたのが、俺にはしっかりと分かった。見なくても分かった。 だって、俺も震えていたんだから。   たった一人の少女の為に。優しい世界は後から後から夜天に星を散らせた。 涙が、零れた。自分で計画しておきながら。それでも。 俺の居るココは、たった一人の...
  • 超人次元の夏 佐々木との結合 予告
    佐々木「ねえキョン 僕とセックスして欲しいんだ」   その一言が俺の運命を変えた。   ハルヒ「何よ、いつもいつもいつもいつも他の女の子と浮気ばっかりして!!」   待ってくれ。違うんだ。ハルヒ!   長門「あなたは選ばれた、この宇宙のすべての種族の頂点に立つ子孫を残す男に」   今、宇宙を揺るがす、セックス大戦が始まる!!   涼宮ハルヒ最新シリーズ 超人次元の夏 佐々木との結合 に、カミングスーン!   多分、午前二時くらいに投下予定! 見ないと後悔、後の祭り!!                            2008  なつっ!  涼宮ハルヒSS制作委員会っ
  • 勝手にずらした時間軸
    もくじ 「お、今回は俺の番か」 「ほらキョン!さっさと注意書きなんか終わらせましょう!」 「そうだな。っと、この話は「朝倉涼子迷走記」と「彼がバイトを始めた理由 前編」と言う話の狭間にあたる話になる」 「話の流れがわからないって言う人は前の話も読んでもらえると嬉しいわ!」 「あとは…そうだな、この話を読むにあたって軽い既視感を覚える方もいるんじゃないかと思う」 「後付け設定みたいになるけど、この話の有希はまったく別の話の有希と同一人物になるわ」 「まぁそこは気にしなくても読み飛ばせるレベルだ。気になった人だけニヤニヤしてもらえればいいかな」 「…こんなもんかしらね、あとなんか言うことある?」 「あぁ、ひとつだけ、この話のあたりから原作と時間軸がズレた話がでてくるが気にしないでくれ」 「と、言うわけで本編をどうぞ!」 「…お祭りに行きたい」 正月も過ぎ去り新年初となる不思議探索...
  • young
    ...、何も告白ではなく、夏祭りへの誘いだった。抱きついたのは俺の衝動だけであったが、SOS団という繋がりが消えた以上、こうしてもし嫌われても、一人からだけだから。というのもあったし、こうでもしないと離れていってしまいそうで不安だったからでもあった。  思えば、今まで俺は、SOS団としか付き合っていなかったのだ。それから外されるのが怖くて、個人的な関係を持つのを恐れた。  でも、ハルヒとはどうだったろう。  あいつと俺は、間違いなく似ていた。その二人は、あるいは一番深かったのかもしれない。  そう思って、それをすぐ消し去った。  なんにせよ、彼女とこうした思い切った行動ができるのは、とても嬉しかった。  玄関で古泉に呼び止められて、二人横にして歩いた。彼と二人きりになるのも、、、精神の上で、、、初めてなような気がした。 「古泉、よお。」 「なんでしょう」 「俺、長門と、祭り行くんだぜ。」...
  • 15498のはじめの1
     彼女の部屋はいつも暗い。 部屋が暗いのは、彼女は人間でないから電気の光を必要としなくても支障なく生活出来るからだ。  その部屋に電気を付ける必要があるのは、人間である『彼ら』が訪れに来た時だけだ。    …その日も彼女は暗い部屋の窓を眺めていた   ―― 夏休みも早いもので残り2週間。 我らが団長様は憂い無き夏休みにしようと、たかが2週間では到底消化出来そうもない課題を立てやがった。 事は、市民プール直後の、俺奢りの喫茶店にて…… 意味もなく張り切るハルヒはA4サイズの紙にこれからの予定を、それはもうびっしりと書き綴った。   「私は金魚すくいがしたいです~」 朝比奈さんは可愛いらしくハルヒに希望する。 金魚すくいなどあの方らしい可愛いらしい提案だ。 ぜひとも俺もその場に居合わせたいね。 しかしながら出来ればこれ以上課題を増やしてもらいたくないのも本音ではある。   課題を終えずに夏休み...
  • 日常的なSOS団。非日常もほんのりと。
    ◆T6aH4QT.x2です。 自身が把握しきれなくなったのでまとめます。 勝手して申し訳ないです。 尚、注意書きがある場合はリンク先にありますので安心して下さい。 また、タイトル後に☆マークがついてあるものはハルキョンでない特定カプが存在します。 なので原作ファンの方は注意して下さい。 以下シリーズもの。 時系列順です。 これもまたトラウマ 実は8.365秒 その技の名は 多分SOS団設立時 朝倉涼子迷走記 勝手にずらした時間軸 彼がバイトを始めた理由 以下それぞれ孤立した話です。 微睡の試練 規定事項の流れ星☆ 星色パノラマ モノクロシンドローム   夏の夜空と家無き子☆   ひまわりの咲かせかた 未完 星空までは何マイル? それが誰かの望んだ味で 以下クロス、パロもの。 紫の髪の女の子☆ 未完 ハルヒ「ひぐらしつかまえた!」   たった二人の渡り...
  • 1/365の一欠片 目次
    もくじ 「─…このSSは──…本スレでもらったお題を元に─…作られたSS─」 「作者の技量があれなので、タイムパラドックスを発生させたり無知を晒す部分があるかもしれないが、気にせず読んでくれ」 「まぁ『馬鹿がなにかやってるよ』くらいの気持ちでいいんじゃないか?僕には関係ないがな」 「とりあえず楽しんでもらえばそれでいいのです!」 ひとつめ 「寝起き」 ふたつめ 「暇」 みっつめ 「コーヒー牛乳」 よっつめ   「バター」 いつつめ   「CoCo壱番屋」 むっつめ   「東北三大祭り」 ななつめ 「毛布」 やっつめ 「CoCo壱番屋を舞台にした超絶なる純愛ラブロマンス」CP指定あり 古泉×国木田 ここのつめ 「マフラー」 じゅっこめ 「ドライヤー」 じゅう+ひとつめ 「カーテン」 じゅう+ふたつめ 「転校」 ...
  • 第三章「喜劇役者でいよう」
    もくじ及び注意事項 「私と長門さんって、異世界人みたいなものですよね…」 お茶を飲みながら朝比奈みくるが呟く。 「…どうして?」 「私も長門さんも、この世界に帰る場所がない…世界のどこに行ったって迷子みたいなものですから…」 「…だけど私はいつか帰らないといけない。あなたも同じ」 「そうですよね…」     「ごめんなさぁい」 朝比奈さん救出完了の連絡を受けた後、そのまま祭りの中心部に集合になりました。 「全くもう!次から気をつけるのよ!?」 「はい…」 「長門はカレーまんなんかどこで買ったんだ?」 「…あっち」 「あっちって…お、金魚すくいだ」 「本当だ!ね、勝負しましょ!負けた人が罰ゲームとして一位の人の言うこと聞くの!」 「…お前の言うことは怖くて想像できんな」 「何よ!だったら負けなければいいのよ!!」 「あのー…できれば仲良くやりたいなぁなんて…」 …これ何て...
  • 長編・朝比奈みくる
    朝比奈みくる無題1 ある晴れた日のこと 朝比奈みくるの日常 BEYOND THE TIME キョンの枠外 黒みくるの憂鬱な日々 あなたと仲良く SOS団ドリフ 朝比奈みくるの弁明 鶴屋さんのおかげ ある夏の水色 選択(朝比奈みくる) 朝比奈みくるの思惑 『God knows』 上級生下級生 お祭りの後で 朝比奈みくるの場合 風に消えないで 壊れたパズル 叶わぬ恋と知りながら 本当の気持ち 3人娘のそんな放課後 うそなき みかんとりんご 蜃気楼 予防接種 朝比奈みくる一年生 ずっとあなたに…… みくるの告白 二人三脚手作りケーキ 二人だけの時間 朝比奈みくるのクーデター 笑顔の向く先 神様に祈るあの人との日常 二人きりと匂うは紅茶 未来からのエージェント 未来恋物語~一時の温もり~ お幸せに 未来のお姫様 pure heart 朝比奈みくるの未来 たのしいお買い物  マタ逢ウ日マデ 朝比奈み...
  • WikiSS企画第4弾公開ページ
        本ページは、本Wiki企画にて2008年10月19日~よりニュース速報(VIP)内、涼宮ハルヒSS関連スレッドにて募集されたSSを公開するページです。     関連リンク ニュース速報(VIP)@2ch          http //yutori.2ch.net/news4vip/ 涼宮ハルヒのSS in VIP雑談所      http //yy42.60.kg/haruhizatudan/ 涼宮ハルヒのSS in VIP雑談所(携帯) http //same.ula.cc/test/p.so/yy42.60.kg/haruhizatudan/ 涼宮ハルヒのSS in VIP-支援サイト   http //vipharuhi.s293.xrea.com/ 投下ページ・長編用              http //yy42.60.kg/test/read.cgi/haruh...
  • 銀河SOS伝説~射手座の光芒~ 
      「このSSは射手座の日の戦いを銀河英雄伝説風にアレンジして、独立させたものよ。何を言ってるか分からない?あたしにも分からないわよ!」 「まあ、そのおかげでオリジナル設定、オリキャラの祭りになってしまったわけなんだが」 「一応銀河英雄伝説を知らなくても読めるはずですが、苦手な方はマッガーレしてください」 「ところで、銀河英雄伝説って何なんですか?」 「久々にワロタ。銀河英雄伝説を知らないとは(AA省略)」 「きゃっ!?」 「ちょっとあんた、みくるちゃんに何すんのよ!」 「落ち着けハルヒ。この方は銀河英雄伝説に出てくる下種…ではなくハイドリッヒ・ラング氏だ」 「はあっ!?」 「より詳しい銀河英雄伝説の情報は こちら をどうぞ。ちなみにハイドリッヒ・ラング氏は先のAAのような人物ではありません」 「実は不肖新川は銀河英雄伝説のアニメに(中の人が)出ていましてな」 「わしもマンションの管理人...
  • 長編・未分類
    ここは特定のキャラが主役ではなかったり、自分ではどのキャラに入れればわからないという人の作品を置いてください。   未分類無題2 未分類無題3 未分類無題4 未分類無題6 未分類無題7 未分類無題8 いわゆるひとつのエンディング 二人のハルヒ ハルヒと古泉 ~Chat Of Fire~ ハニカミ 二人三脚 H・M・N 三つ巴戦争? キョンvs古泉 主役は長門×古泉 HARUHI FANTASYⅧ ちょっと変わった日常 埋めといたわ 3人娘とキョン チェンジ ふぁいなるふぁんたじー 涼宮ハルヒのすき焼き 温泉症候群 すき焼き別ルート SOSは終わらない 俺達がいた世界へ 涼宮ハルヒの真剣勝負 高校生クイズ SOS団コント SOS団の旅行 大岡裁き SOS団にようこそ! 涼宮ハルヒの期待 君が望む憂鬱 涼宮ハルヒ大外伝 涼宮ハルヒの童話~マッチ売りの少女編 ハルヒの幸せとは? 涼宮ハルヒの...
  • 規定事項の流れ星 第二章「本当はりんご飴」
    もくじ及び注意事項 「長門さんは恋をしたりはしないんですか?」   2人っきりの部室で朝比奈みくるが話しかけてくる。   「…そういう概念が無いわけではない。ただ…」 「ただ…?」 「…それは嬉しくて悲しいこと」 「…そうですよね」     ……朝ですか。   眠気がまだ残った目をこすり体を伸ばす。   …朝ご飯なに食べましょうかね。 お金もおろさなきゃいけないですし、コンビニにでも行きますか。   身支度をして外に出ると、刺すような大陽の光が痛かった。 …今日もいい天気ですね。   コンビニでお金をおろし、弁当に手を伸ばす。 カレー弁当が残り一つなのでそれにしようとしたら   「あ」   隣にいた人と手が重なった。   「すみません。どうぞお取りください…って」 「…」   長門さんがそこにいた。   「長門さんも朝食を?」 「…そう」 「そうでしたか。なら一緒に近くのファストフ...
  • 七夕シンドローム 第六章
     翌日の七月五日。  今日で改変が起きてから三日ほどの日数が経過しており、ここ最近ろくに睡眠をとれていないため折角の休日ぐらいゆっくりと寝ていたかったのだが、今日はいよいよ不思議探索の日だ。惰眠をむさぼっているわけにはいかない。ずっしりと鉛のように重い頭をあげてベッドから降りる。 「キョンくん、あっさだよー!」  ドアが勢い良く開き、泥沼にはまった意識に氷を投げつけるような甲高い声が耳に飛び込んできた。相変わらず元気だなこいつも。そのテンションを多少なりとも俺に分けて欲しい。 「ってあれー? またキョンくん、ちゃんと起きてる。つまんないのー」  そう言って我が妹はとことこと未だ惰眠をむさぼっているシャミセンの所へ向かい、不服そうな鳴き声にも構わず無理やり抱き上げ、何処かへ連行していった。そういえば、シャミセンに話しかけてないな。流石に喋らんとは思うが、不思議探索から帰ったら話しかけてみ...
  • 涼宮ハルヒの教科書
    ...むんだね!」 まるで夏祭りにでも行くようですね、と古泉は笑いながら呑気な事を言っている。 「あん破廉恥なセーラー服も堪らんけんど、それもなかなか悪くないっちに。」 と、坂本さんは長門に冗談を飛ばしている。 森さん達にも捜索してもらっている事もあり、ひとまず全員で固まって動き、 現地で二手に分かれる事とした。 ハルヒ~…早く出てきてくれ…。   アケビ、椎の実、銀杏(いちょう)に蓮の実。 供物捧げる盂蘭盆(うらぼん)にゃ、 仏様の蓮の葉座布団、摘んどけ、買っとけ、載っけとけ。 言う事聞かないお転婆娘は蓮の葉女にされちゃうよ―――   京都は夏真っ盛りである。 風鈴も音を鳴らさないほど風もなく、制服で歩き回るのは確かにしんどい。 6人は三条大橋に着いたものの、東海道の終点である宿場町と言う事もあり、 人がごった返していた。 「凄い賑わいですね~。」 朝比奈さんは物珍しそうな顔をしながらキ...
  • 第五章「忘れないで欲しい」
    もくじ及び注意事項 ―……… 「…あなたは誰?」 ―……… 「…私の中で泣くあなたは誰?」 ―…名前の無いピエロです… 「…何故私の中にいるの?」 ―…その答えはあなたが知っているはずです…   ピピピピピ…… ガチャ! …疲れた…一昨日の比じゃありませんよ… 時計を止めたままの姿勢で固まってしまう。 9時までに長門さんの家に行かないと… まぁ6時に目覚ましをかけたからまだ時間的余裕は… 現在時刻8 13 …なんでぇぇぇぇ!? 時間間違えた!? というか何でこんな微妙な時間!? 完全に寝起きです…しかし急げばまだ間に合うはず!! 朝食…食べる暇がない! もういいです! 急いで身支度を整え財布を握って長門さんの家へ走りました。     はぁ…はぁ…間に合った… 正直奇跡としか言いようが… ピンポーン 疲労...
  • ステビア(ステビオシド)外
    はぁ~、鶴屋さんお話止まらなかったなぁ。私は少し早足で部室に向かいました。 すると、 廊下の途中でしゃがみ込んでいる長門さんがいました。   なんでドアを開けて入らないんだろ?       少し不思議に思って近づいた瞬間に振り返って彼女は口元に指を当ててってそれ、私の真似ですかぁ…。       「…静かに」  あっ、今頃私の顔は真っ赤になってるんだろうなぁ。      私は小声で挨拶を続けました。 「こんにちわぁ~、あの、長門さん、何をしていたんですか?」 お祭りで見た記憶のある団扇をもって、焼き肉屋さんに設置されている装置の上の粉?の前に屈んでいる。     「………香を焚いていた」     いいのかな?学校なのに。でも長門さんがお香かぁ。ちょっと以外。でもなんでそんなところで………     「長門さん・・・正直僕には瀟洒な光景にほど遠い空気を感じるのですが、その粉末はいったい何でしょ...
  • 嘘から出た松茸
    ※このお話は『渋皮やさしく剥いたなら』の後日談です※  女心と秋の空、とはよく言ったもので。妙に暑いなと思ってたら急に肌寒くなったり、はたまたジメジメとした小雨が長く続いたりもする、そんな季節の頃。  要するに秋の半ばだな。空を覆うように広がるいわし雲の下を、俺はハルヒ宅に向かって自転車を走らせていた。別に呼び付けられた訳でもなけりゃ、大した用事でもない。単なる気まぐれと言うか、たまにはちょっとしたプレゼントでもあいつにくれてやろうかと思ってね。お、見えてきた。  ハルヒの部屋の窓の端で、白いレースのカーテンが揺れている。日曜の昼下がりだし、もしかしたら家族で出掛けてるかも、なんて可能性も考えていたが、どうやら都合よく部屋に居るみたいだな。よしよし。  路傍に自転車を停めた俺は、そよ風にふわふわ揺れるカーテンを見上げながら、ピッと携帯のコールボタンを押した。 「あによ、キョン。何...
  • False Happiness
    第3話 False Happiness   「・・・は?」  ちょっと待て。こいつ今・・・、何て言った? 「だから、好きよ、って。涼宮さんには悪いけれど」  何でそこでハルヒの名が出てくるのかが分からない・・・。いや、それよりも。 「それとも・・・、私なんかじゃ、イヤ?」 「イヤもなにも、展開が急すぎる。せめてもう少しゆっくり・・・」 「それもそうね。じゃ、まずはお友達からって事で」  頭が痛くなってきた。そういうことじゃなくてだな。 「返事、いつでもいいわよ。でもなるべく早めに。早くしないと時間が・・・」 「時間? 何のことだ」 「あ、いや、こっちの話。じゃね、キョン君。また明日学校で」  一方的にまくし立てて走っていっちまった朝倉を見送った後、俺は考え込みながら家路についていた。  何か妙だったな。好きだ何だのくだりもさることながら、何かこう・・・、焦っているような。  とりあえず...
  • Kiss&Kiss
     はー、今年もこの季節かあ。  あたしはぼんやりと季節を感じながら、一人教室から窓の外を見上げる。  本当は学校に来る必要はもう無い時期なんだけど、まあ、今日は特別だからね。  ……あたしは、もうすぐこの学校を卒業する。  すったもんだの末に何とか進学を決めて、どうやら、あたしにはもうちょっと猶予期間がもらえたようだけれども……、それも、何時までのことなんだろうな。  あたしにはやるべきことが有る、あたしの進む道は決まっている。  それは、あたしの意思とは無関係に決まっていることで……、でも、それを受け入れることを決めたのはあたし自身だ。  だからあたしは迷わない、迷うことは許されない。  ……そう、思っているんだけどね。 「あ、鶴屋さん」  教室に居たあたしに話しかけてきたのは、みくるだった。この子もあたしと同学年だから、もうすぐ学校を卒業する。卒業後は一応遠方の大学に進学ってこと...
  • ハロウィンという名の
    お菓子、甘いもの。よっぽどない限り嫌いなヤツはまずいない。 でなけりゃ「甘い物は別腹」なんていう非科学的な常套句は生まれていなかっただろう。 イタズラ、それは主にこども……いや童心溢れる大人が自分以外の誰かを困らせることによって成り立つ遊びである。 その2つが許される、今日という日をムダに過ごすなんてことは、あいつのカレンダーが例え空白であろうとも実現しないことだったんだ。 季節は秋。ハロウィンフェア…、ハロウィンセール……ハロウィン大決算!!ありとあらゆる店がハロウィンに便乗している。 1週間ほど前から、町中がオレンジと黒のツートンカラー、やたらと出ばるカボチャに染められていた。 が、しかしここは日本である。残念ながらこの祭りはあまり浸透しているようには思えない。 しょせん企業が客寄せをするためのイチイベントにしかなっておらず、元祖ハロウィンとはほど遠い賑わいをみせている。 だいた...
  • エンドレス ヘイト
    ※このSSは鬱系、人物の性格が壊れ気味です。    苦手な人は注意してください。 抜け出そうとあがいても、結局は何度も何度も繰り返すだけ。 記憶だけがどんどん増えていき、たまらない孤独を感じる。 記憶を共有する事ができず、新しいスタートを切る仲間達。 そんなみんなと一緒にいても一人だけ取り残された気分だった。 ぐるぐるぐるぐる同じ場所を回り続ける。 そう、まるでメリーゴーランドのような夏の日々。 「またか…」 朝起きて一人呟く。 八月十七日の始まりだった。何度目なんだろう。途中から飽きてしまい、数えるのはやめた。 何百年単位で同じ時間を生き続けた私は、昔と大きく変わった所があった。 人間でいうところの 感情 というものを持つようになったのだ。 最初はただエラーが蓄積されていくだけだと思っていた。 だがいつしか私は気づいた。これは人間の持つ 感情 だと。 感情を出すようになった私を見て、...
  • SOS団プレゼンツ 第一回 涼宮ハルヒ争奪戦 ―二年目の七夕 ―
    俺は今、鋸を担いで鶴屋山を歩いていた。何でかって?本日は7月7日、七夕だ。七夕と言えばハルヒが何を考えているかだいたい想像することができるだろう。 つまり、七夕で使用する笹を切るためだ。…ん?ハルヒ争奪戦はどうなったって?まあ待て、今から順を追って話してやる。ハルヒ争奪戦の話は昨日のことだ。 昨日ハルヒが争奪戦を思いついたあたりから話せばいいかな… …………… 「さて、どんな試練を与えようかしらねぇ・・・」 ハルヒは三方原の戦いで家康を破り京へむかう信玄のような不適な笑みを浮かべながらペンを取って『試練』とやらを考えていた。 「そうねえ、みくるちゃん、古泉君、有希、あなたたちも一つずつ試練を考えてくれる?」 「え?え?試練ですか…?ええと、お買い物とか、お食事の準備とか…」 「僕にも試練内容を考察させていただけるとは、喜ばしい限りです」 「……………」 とまあ、三者三様の受け答えが...
  • 涼宮ハルヒの怪談 
    百物語というものをご存知だろうか。 一人ずつ怪談を話し蝋燭を消していき、100話目が終わった後に何かが…!!というあれである。 俺は今まさになぜか部室でハルヒと愉快な仲間たちとともにそれをしているわけだが、何故そのような状態 に至ったのかを説明するには今から数時間ほど遡らなければならない。 ______  夏休み真っ盛りのその日、俺はそろそろ沈もうかという太陽の暑さを呪いながらニュースを見ていた。 東北の某都市ではいまごろ七夕祭りをするのだなあ、などといつかのことを思い出しながら今まさに瞼の 重量MAXに至らんとしたその時、携帯が盛大にダースベーダーの曲を奏でた。  ハルヒだ。  市販されているどのカフェイン飲料よりも効く恐怖の音色によって冴えた頭で出ようか出まいか一瞬迷った後、 恐る恐る携帯を手にした。 「あ、もしもし?キョン今暇?」  恐ろしく不躾な第一声、間違いなくハルヒである...
  • 放課後ジョーバ倶楽部
     あたしは今、激しく腰を振っています。 ……えーと。 変なことを想像した、そこのあなた。減点です。 が、今回は見逃してあげます。傍から見たら、変な光景には間違いありませんからね。 なぜなら、あたしの上で涼宮さんが、 「そう、そうよ、みくるちゃん! その調子! ああ、もっと、もっと激しく突き上げるの!」 などと叫んでるんですから。 「ふえぇぇぇぇん……!」 何でこんなことになったんだろ……思い返してみれば、きっかけはあの時だったのかもしれません。 このまま現実の時間軸にいると、あたしまでおかしな気分になっちゃいそうなので、ちょっと『回想』と言う名の現実逃避の旅に出てみましょう。 時は、クリスマス。部室で行われたクリスマスパーティーに遡ります。 ………… (腰が痛くなってきたなぁ。ちょっと動きに捻りを加えてみよう……えいっ、えいっ!) ……… (わお、すごい反応……) …… … クリスマス...
  • 普通短編12
    ハルヒ「さあて、学校の七不思議調べに行くわよ!」  みくる「あ、涼宮さん…今日は私だけなんです。みんな用事があるそうで…」   ハルヒ「じゃあ、いいわ後でキョンは罰ゲームねっ」  みくる「ところで涼宮さん、キョンってこんな顔?」  ハルヒ「ちがうは、たしかにマヌケ面だけど顔なしじゃないわ」     みくる「ですよね~、あっ、お茶入れますね」         もしも長門が本当に三歳児だったら。     キョン 「長門?名に読んでんだ?」 長門 「うるとらまんねくさす!」 キョン 「そうか。」 長門 「ゆきちゃんねぇ、しょうらい、うるとらまんねくさすになるの!」 キョン 「なれたらいいな。」 長門 「ぜったいなれるよ!」     古泉 「あれ?長門さんってもともと宇宙人じゃなか【キョン】「子供の夢こわすな!」         ハルヒ 「主役はみくるちゃんで映画を撮るわ!その名も朝比奈ミクル...
  • こいずみくん一斉大売り尽くし
     朝というのは多くの人にとって一日の始まりであり、窓から降りそそぐ日光と共に今日という日へにこやかなる挨拶を告げる時でもある。  俺は寝起きが良くも悪くもないが、大抵置きぬけ三十分くらいは頭がぼんやりしている。  そんなわけでその日もゆるゆると目を覚ましたのだが、何か違和感があった。 「朝だよー、おーきーてっ! キョンくんっ!」  これは妹の発言……のはずだが、何かが決定的におかしかった。  あからさまに声が違う。小学五年生十歳、それがわが『妹』のステータスだったはずで、つまり第三者的に見て女の子の声がしなければおかしい。  が、聞こえる声は明らかに男のもので、それも少年ではなくもう少しだけ成長した、まぁカテゴリで言えば少年になっちまうのかも知れないが、少なくとも声変わりしてることだけは間違いない。  しかも、まだ胡乱な俺の頭を頼ればの話だが、聞き覚えがある。つうか毎日聴いてる。 「もー...
  • 女古泉'ちゃん'の憂鬱 第四話「Missing 神隠しの弾語り(改訂版)」
    「おはようございます~・・・あれ? 森さんと新川さんと、多丸さんと・・・ってみんな居ないですね」 朝起きて機関メンバーの溜まり場、通称「ニャッピー・イン・ザ・ワールド」に来たら誰も居ません。 「おいおい、俺は無視かい」 「・・・誰?」 「ラムゼイ機関のリヒャルド・ゾルゲだ」 「その機関じゃないです、ここはー!!」 だいたい1944年に処刑されてるし、戦後埋葬されてるじゃないですか。 つまりは、死人じゃないですか。 「俺はー墓場から蘇ってー」 「はわ、はわわわわぁ! あ、悪霊退散悪霊退散! ドーマンセーマン!!」 「はっはっはっ。まず少女よ、落ち着―――」   ドスドスッ。グチャ。バキバキバキバキバキ。 ・・・・グキッ。ドサッ。     第四話「Missing 神隠しの弾語り(改訂版) 」     多摩基地あたりに再び埋葬し合唱した後、僕は機関に戻った。 それにしてもどこに行ったんでしょうか...
  • 銀河SOS伝説~射手座の光芒~第五章後編
      「あーあ、採用されちゃったね、あの作戦」 「不満があれば反対すればよかったのに」 作戦の詰めを終えて会議が終了すると、ナガトの前にはアサクラ、キミドリのスクリーンだけが残った。キミドリは平然と、アサクラはわざとらしく肩をすくめて状況を受け入れていた。どちらもカフェでメニューを相談する女学生といった風体で、とても宇宙艦隊を指揮する提督には見えないタイプである。 「別に不満なんてないわよ。ただ、遺書を書いてなかったなー、って思い出しただけ。これまでのと比べてちょっぴり危ないでしょ、これ」 「危険かどうかは指揮官の能力に依存する。あなたは兵士を率いてその生命を預かる者として、もっと自覚を高めるべき」 「はーい」 極低温の矢が一閃したが、返答はまだ生ぬるいものだった。SOS帝国の特徴として後世において指摘されるものに、伊達と酔狂のお祭り騒ぎと純粋な生真面目さが同居している、というものがある。...
  • 下衆谷口の聖夜~その後~
    こんばんは。わたくし、谷口と申すケチなやつでございます。 へえ。左様でございます。世間様で言うところの、下衆というやつでございます。   なぜ今わたくしがこのような状況にあるのか。なぜわたくしのような立派な人間が、かような道端の側溝にはまって身動きできずにいるのか。 それには深い、深い訳があるのです。   それは、3日前の寒さのまさる夜半のことでございました。例のクリスマスとかいうお祭りの帰りがけのことでございます。 わたくしはいつものように、やんごとなき月刊誌 (エロ本) を買い、整然とした面持ちで帰路についておりました。 すると、ひゅるりと突然の通り風。あな寒し。そう思ってわたくしはぶるりと身をふるわせ、肩をすぼめました。 厚手のセーターに身をつつんでいたとは言え、やはりそこは冬の空っ風でございます。たまたまも縮み上がるほど寒うございます。 するとどうでしょう。あはや、と言う間に手から...
  • それは部活?
    放課後の掃除当番に当たってしまった俺は、かなり遅れて部室へと向かっている。 ハルヒは先行くわねとの言葉を残して消えてしまった。 おとなしく部室に行くのか、それともどこかほっつき歩いているのかもしれん。 部室棟への渡り廊下を歩けば、新鮮な風が心地いい。 軽く喉の渇きを覚えたものの、部室に行けば朝比奈さんがいれてくれるお茶が楽しめるだろう。ペットボトルのような無粋なものは不要だ。 早いもので4月も中旬だ。 佐々木や橘はまったく音沙汰がない。一体何をやってるのかはわからんが、できればあと100年ほどでいいから、おとなしくしていてほしいもんだと思う。 部室の扉を開けると、団長席に座ったハルヒの姿が見えた。うっかり飲み物を零した幼稚園児のような笑顔を浮かべた。 「あれ?みんなは?」 ハルヒは肩をすくめて話し出した。 「古泉くんはなんかバイトが忙しくて、みくるちゃんは風邪でお休み。有希はとなりで遊んで...
  • 普通短編53
    長門「・・・・・・・・・・」 長門「俺は人間を辞めるぞジョジョ━━━━━━!!!!!!!!!!!!!!」 キョン「ヒューマノイドインターフェースだろ?」 長門「うかつ・・・」   「馬鹿な……」  青年は戦慄を覚えた。目蓋を限界まで開き、ペンを持った手は小刻みに震えだす。  名を記すだけで命を奪うことのできるノート――『デスノート』を手に入れてから、殺せない人間などいなかった。  だが、目の前の男はどうだ? 「どうした? 俺を殺すんじゃなかったのか?」  不敵に微笑みながら、ゆっくり歩いて来る。やめろ、来るな。  さして特筆すべき箇所のない凡庸な少年だった。制服を着込んでいる様子を見ると学生らしい。  突然現れ、青年をノートの所持者だと見破ったのには驚かされた。しかし、それだけだ。彼もすぐに屍となる。 『死神の目』を手に入れた青年に、最早殺せない者などいないのだから。  ――なの...
  • 涼宮ハルヒの抹消 エピローグ
     ゴン。    鉄の塊を床に落としたような鈍い音がして、俺は目を覚ました。  記憶の隅に、なんだか洗濯機に入れられてぐるぐると回されていたような断片が落っこちている。ただしもう吐き気はしない。頭が痛いのは、それはおそらく俺が机に思いっきり頭をぶつけたからだろう。  夢から醒めたばかりのような気怠さが体から抜けていくのとともに徐々に復活する現実味。夜の底に落ちたような静けさ。変わらない世界。    ここはどこだと思って頭をもたげると、ぼんやりと霞んだ視界にパソコンが見えた。少なくとも一年前は最新型だったやつだ。  さらに首を振ると、驚いたことに朝比奈さんと古泉の姿までもが目に入ってきた。二人は石膏像のように黙って、目をつむっている。生命でも抜き取られちまったみたいに動きなし状態で完全にまわりの静物の中に溶け込んでいた。そしてちらりと見えちまった(わざとではないぞ)朝比奈さんのふくよかな胸に...
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