涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「子猫」で検索した結果

検索 :
  • 長門有希の虐待
    私は先日まで子猫を虐待していた。 夏だというのに肌寒い雨の日に私はその子猫と出会った。 親に見放されるような汚らわしいその子は両目が目ヤニで塞がりフラフラしてた。 「おいで」 虐待の限りを尽くすべく捕獲し連れ帰ることにする。 「江美理。猫拾った」「じゃん」という効果音とともに子猫を江美理の鼻先につきつける。 「わぁ~可愛い~!どこで拾って来たのこの子?」 可愛くなんかないよこんな汚い猫。 「帰り道」 「へぇ~あ、くしゃみした。寒いんだよお風呂入れてあげよ?」 「うん。あの……」 「なに?」 「涼子には黙っててね」 「そか。涼子ちゃんうるさいもんね。内緒で飼おうね」 私はコクリと肯首した。 「ありがと」   私は早速江美理が沸かしてくれた江戸っ子が入ったら悲鳴を上げるであろう38度のぬるま湯に小汚い子猫をぶち込み、ボロボロでクタクタになったタオルで手早く擦る。 ……水に怖がる子猫に何度も...
  • 長編・長門有希2
    ...ス ユメみたものは 子猫 有希つねのてぶくろ 名無しさんの反乱 紫炎の契約者 ──汎用人型決戦NAGATO── 笑顔記念日 ママはTFEI端末 長門「普通になりたい…」 長門有希の苦笑 消滅の代償 長門有希の消失 長門有希の素顔 コンタクト(改) こんたくと(改) コンタクト 長門有希の過労 宇宙人じゃない長門シリーズ(?) 眼鏡と微笑
  • 『居眠り』
    ...くかわいいですねぇ。子猫みたいです、ふふっ」 あなたの笑顔もかわいいですよ。とは言えずにしばらく小声で話していると…… パタン ん?長門、いきなり本を閉じてどうしたんだ? 長「彼女は2時間13分32秒は起きない。だからもう帰る」 そこまでぐっすり寝てるのか、こいつは。 み「じゃあ今日は解散かなぁ、古泉くんも用事があるって言ってたし」 キ「そうですね、まぁ自然な流れでしょう」 み「そこでなんですけどぉ…キョンくんは涼宮さんが起きるまで……ね?」 必殺の笑顔でそんなこと言われた日にはイエスとしか言えませんよ。 キ「だけど……なんで俺ですか?」 とぼけてみた……が、墓穴を掘った。 み「んふふ~、自分に正直になってくださいね?それじゃキョンくん、また明日!」 長「………ごゆっくり」 おいおい、長門までか。 まぁゆっくりと起きるのを待つか、こいつも起きた時一人だと明日なにしでかすかわから...
  • 普通短編42
    ...向を見ると、物陰には子猫が居た。 「わあ、」 「待って」 子猫に近寄ろうとするあたしの腕を長門さんが掴んだ。 「…家で飼えないなら、無視するべき」 「でも、あの子死んじゃうかもしれない…。」 「ここで死ぬようなら未来は無い。 …最後まで面倒を見るなら問題ない。  半端に人になれると死ぬ確率が上がる」 ふと顔を上げると、子猫と同じトラ模様の薄汚れた猫がこちらの様子をうかがっていた。 「…帰りましょう」 「…うん、お母さんと一緒なら大丈夫だね。」 あれから三か月、再び長門さんと同じ道を通った。 「あの子猫、どうなったかなぁ?」 「…兄弟三匹とも大人になった。 ほら、右手の草むら」 長門さんはちらりと視線を移す。 「…はっきり見ると逃げる」 「いつも見ていたの?」 「…三日に一遍だけ。」 「長門さんも気にしていたんだね」 長門さんの顔が少し赤くなったような気がした。      ...
  • 色んなキャラが出るSS1
    ...』   私は先日まで子猫を虐待していた 親に見放されるような汚らわしいソイツは両目が目ヤニで塞がりフラフラしてやがった 虐待の限りを尽くすべく捕獲し連れ帰る 早速江戸っ子が入ったら悲鳴を上げるであろう38度のぬるま湯に小汚いソイツをぶち込み、ボロボロでクタクタになったタオルで手早く擦る ふん!誰が長湯などさせるか、たわけ! 鷲掴みでぬるま湯から取り出しクタクタタオルで簀巻きにして精製水で濡らしただけの脱脂綿で目のあたりを摩擦してやった ふん!生意気にも炎症起こしてやがる! 貴様には薄めまくった低刺激目薬で充分だ 脱脂綿にその薄めた目薬をつけて摩擦 ふふ…さぞ痒いだろうからわざと柔らかく擦ってやった、ザマァミロ そして休む暇も与えず熱風攻撃 もどかしい程の弱い風を満遍なく吹き付けてやって乾燥させた さて、次は無理矢理仰向けにさせて恥辱プレイといくか ふん…雄か… ならばまだ発達していな...
  • ミニチュアハルヒ
    ...の目に映ってるのは、子猫を運ぶように口で服の襟をくわえられ 目をパチクリさせながらぶら下がっているハルヒだった 「なっ……ちょっと!降ろしなさいシャミ!」 顔を真っ赤にして手足をジタバタさせているハルヒは、どこか微笑ましかった 「キョン!あんたも笑ってないで助けなさい!」 より一層暴れだしたハルヒ出したのが原因なのか、シャミが急に体を振り始めた きゃあ、とか やああ、 とか今後二度と聞かないだろうハルヒの声を聞きながらも あれで壁とかに飛んでいったりしたら……ケガどころじゃ済まねぇだろ! と危機感を感じ、シャミを取り押さえようと手を伸ばした瞬間 ぱっ 俺の目が捉えたものは─── 「ハルヒッ!!」 ───ハルヒがやや低く弧を描きながら宙を舞った姿だった ───や、ばい! 間に合え! 必死の覚悟で落下地点に両手を伸ばそうとして…… 手を止めた ぼすっ ……よ...
  • シュール短編63
    ...あわせ。」 キョン「子猫は自分でおしっこ出来ないんだっけ?」 妹「や、やだ有希にゃんたら秘密だって言ったのにぃ~///」 長門「うかつ…」 キョン「ちょwww子猫ってそういう意味かwwうpうpwwwwww」         ●<聞いて長門リーナ。ちょっと言いにくいんだけど 長門「何?」 ●<聞いて長門リーナ。キョンタンのアナルを頂きたいの。 長門「そう。」 ●<聞いてくれてありがと長門リーナ。 長門「( A`)」 ト”ト”ト”ト”ト”ト”ト”ト”ト” ●<? 長門「てめーは俺を怒らせた。」ビッ!! ●<ぎゃあ 長門「きたねえ花b……やれやれだぜ。」         長門「梅羊羹『おもいで』」 キョン「……?」 長門「『笹羊かん』『栗饅頭』信州銘菓『季の詩』『栗しぐれ』『桃山』『みかんの詩』『力士餅最中』」 キョン「???」 長門「……食べたいなぁ」 キョン「ちょっと出かけて...
  • 涼宮ハルヒのラブストーリ
    ...っと頭を動かし怯えた子猫の様にこちらを見る。 「とりあえずスカートを捲れ。」 ハルヒは俺の言う通りスカートを捲り上げる。驚いたね、いつもならこのエロキョーンと叫びながら殴り付けるのに もしやこれは今までの仕打ちを返すチャンスかもしれんな。それともどっきりカメラかも… だがハルヒはスカートを捲り上げたままこちらを凝視している。多分次の命令を待っているのか? 「次はブラウスとスカートを脱げ。机の上でM字開脚するんだ」 これは思った以上にとんでもない。既にハルヒは下着姿でそれもM字で股を開いている。パンツに少し染みがあるがもしかして興奮しているのか? あの唯我独尊の団長様が…見ているのも体の毒だ、触ってみたいのが健全な高校生なんだよハルヒくん 「ハルヒ、俺が今からお前の体触るからな。その時は声を出すなよ?出したら止めるからな」 「うん…分かったよキョン…我慢するね」 俺は、人差し指をハルヒ...
  • Am I father ? 第五章前半
    ...らば・・・そうだな。子猫同士のじゃれあいを見ているような気分? よく分からんが、とにかく和む。 じー。 ん、なんだ?長門。 じー。 ・・・・・。何だその目は。 「わたしは?」 ん? 「わたしはどう?」 と首を傾げてきた。そうか。そういう意味の視線だったのか。 長門はと言うと全体的に白がベースの服装で、膝くらいまでの白いスカートに、レースの付いたピンクのキャミソールを着ている。そしてキャミソールの上に白い薄めの上着を羽織っていて、頭には涼子とおそろいのリボンの付いた麦わら帽子、といった感じだ。 うん。個人的にはかなりいいと思う。清楚な感じがたまらん。 「お前もいいんじゃないか?似合ってるぞ」 じー。 おいおい、なんだよ。ちゃんと似合ってるっていったじゃないか。それじゃ不満なのか? 「涼子のときは可愛いと言っていた。でも私のときは言っていない」 ・・・・・。もしかして拗ねているのか? 「...
  • When she is 78
    ...きたのは、熱いお茶が子猫の舌にも優しい温度になるくらいたってからだった。 朝比奈さんとは俺たちの結婚式を最後に音信不通だったからな。なにも知らないハルヒにはつらかったろう。 すまんな、ハルヒ。だがそれも今日までだ。 「キョンくん、お久しぶりです。古泉君も」 「お久しぶりです、朝比…あ…」 「昔のままで呼んでください。そのほうが私も懐かしいですから」 見る者を萌やしつくすマイエンジェルの微笑みがいまだ健在であることに大いに感動しつつ言い直す。 「お久しぶりです、朝比奈さん。相変わらずお美しい」 古泉の挨拶が続く 「お久しぶりです。ほんとうにお変わりなく」 「みくるちゃん今までどうしてたの!悪い男に引っかかったりしなかった?心配したんだから!」 「いいじゃないか、ハルヒ。それより、再会とお前の誕生日を祝して乾杯しよう」 「でも…まだ…」 「長門も来る。そしたらまたすればいい。何度し...
  • 普通短編49
    ...!」 おそらく母猫が子猫をくわえて移動するような光景であることは明らかである。 つまり俺は首根っこを掴まれ引き摺られている所なんだ。 目を開ければ厳しい世界が待っているんだ、このまま眠っていよう。 「…なんて思っていないでしょうね! 甘いわよ!」 !! 強烈な刺激に目をこじ開けられる。 ああ、スーっとする! スーッと!! 何しやがる!? 「タイガー○ームよ! 観念しておきn…!!」 あっ! こすったら目に入った!! 痛い! 痛い! 「ちょ、 キョン、大丈夫!? ごめんね!ごめんね!」 「あと四人面子を集める必要があるわね。」 そう言った団長席のやつと、その向かいに座る俺の目は土偶のように腫れあがっていた。 …まてよ? これなら授業中に寝ていてもばれないのではないだろうか? 寝ていたらいつのまにかメンバー集めを任されていた。 だるくなったので中略する。 俺たちは野球場に来た。 ...
  • 普通短編39
    ...段ボールに入っている子猫がいた。 キ「へぇ~、お前にもかわいいとこあるんだなww」 ハ「そんなんじゃないわよ……」 からかったつもりだが様子がおかしい。 ずっと猫を見ているハルヒ、絵になっているがな。 気になり近付いてみると……猫は全身傷だらけだった。 キ「ひでぇ……お前が来る前からか?」 ハ「うん、呼吸もおかしいし……もうダメかな」 ハルヒの顔は沈んでいた。 俺の好きないつものハルヒは面影をなくしていた。 ハ「キョン、今日の活動はお墓作りで決まりね……」 と、無理した笑いでハルヒは言った。 違う。 違うだろお前の笑いかたはそうじゃないだろ。 キ「何言ってやがる!お前は学校に行ってろ、俺は遅刻するから!」 猫を持って駆け出した俺をハルヒはポカンとした感じで見ていた。 俺は動物病院に走って行った。 意味のない結果になるかもしれないが可能性は0ではない。 ハルヒのいつもの笑顔の8...
  • キョンに扇子を貰った日
    ...しの使ってる下敷きは子猫の写真をプリントしてある可愛い物だけどさ。でも、キョンなら別に変じゃないと思うんだけどなぁ。 あたしは考えてみた。 例えば―― もし、古泉君が猫下敷きを使ってたら、何となくキャラに合わなくて笑っちゃうだろうし。 もし、谷口が猫下敷きを使ってたら、寒気がするほど気持ち悪い。 でも もし、キョンが【あたしの】猫下敷きを使っていたら……。ほら、やっぱり変じゃない。別に、「何それ? 似合わないわよ、アハハ」なんて言おうとは思わない。 キョンが【あたしの】猫下敷きを使ってるところを想像すると、むしろ楽しくなる。 それなのにキョンは、あたしの素晴しい計画をむざむざ却下する。 まったくキョンは本当にバカね。バカキョンよ。 それとも、あいつもやっぱり自分の下敷き気に入ってるのかしら? 何となく調子がいいのよね、アレ。 だからあたしはこの前の休日に、キョンと同じような下敷きを探...
  • 春先の風物詩
    ...て、くしゅんとやった子猫のような感じだ。そんな姿を見ているだけで、妙な感覚が湧き上がってくる。くしゃみっ娘属性など聞いたこともないぞ。 「ちょっとちょっと!表情がエロいぞ、キョン!」 痛ってー、ハルヒ、ティッシュの箱の角で殴るのは反則だ。 「ほら、有希、これで鼻かんだら?」 ハルヒはそう言いながら、長門の丸テーブルの上にティッシュの箱をポンと置くと、丸テーブルの足元にはゴミ箱を置いた。 「……ありがと、と、とっ、くしゅん」       翌日。 今日も超教師ハルヒ先生の学年末試験対策講習会だ。今日は数学だそうだ。すでに文系に進むしかないと考えている俺には、かなりつらい時間になるのは明らかなのだが、ハルヒ先生が許してくれるはずも無い。そのハルヒは掃除当番なので、 「先に部室行って予習しておきなさい」 ということだ。うちの親に言わせりゃ無料の家庭教師なんてありがたい話だ、ということになるの...
  • 納涼サプライズ
    ...ソーを口にくわえて。子猫をくわえる母親猫みたい。なにが彼女をそこまで駆り立てるのかしら。 ああ、食った食った。たらふく食った。 俺はシャミセンを追いかける妹の横をとおり、2階へ続く階段をのぼっていった。さあて、漫画でも読むかな。 自分の部屋に入って電気をつけた俺は、少し違和感を感じた。それはほとんど無意識的な感覚にすぎないのだが、いつもと同じ俺の部屋が、なんだかいつもとは違うように感じられる。 表現が難しいな。なんて言うんだろう。誰もいないはずの俺の部屋に、何人もの人がひしめき合ってるような圧力が感じられるとでも言おうか。すまん。分かりにくいな。俺もわかってないんだ。 疲れてるのかな。今日は特に力仕事をした覚えはないのだが。 まあいい。気のせいだろう。さあて、ベッドに寝転がって刃牙でも読むか。 本棚から範馬刃牙の7巻を取り出し、ベッドに向かった俺は大きな違和感にぶちあたっ...
  • Project512_Part1
    ...  「なんかの作家が子猫を投げ殺すコラムを新聞に書いて問題になったでしょ。」   「あれか、俺も猫飼ってるからな、ニュースで見て気になってたな。」 しかしそれがどうして、このシュールな曲に関係してくるんだ?   「あの作家タヒチ在住なのよ、向こうの法律だと犯罪になるんだって」   「なるほど、それで『捕まるよータッヒッチー』って訳か」   「そう言う事よ、それでちょっといろいろ考えちゃった。 いろいろ意見あったけど、子猫を奪われた猫の気持ち考えちゃってね。」    ハルヒが動物愛護問題を真剣に考えているのは意外だな、小動物を愛でるのも 精神病の一種とか言い出すんじゃないかと少し心配したぞ。  ああ見えてハルヒは母性本能が強い性格なのかも知れん、ハカセくんや俺の妹に 対しても面倒見よかったしな。   「何よ、意外だっていうの?」   「いや、お前は将来いい母親になるんじゃないかと思って...
  • 有希カレー
    ...ールと共に捨てられた子猫のような瞳で見つめられると・・・っく 分かったよ。 その方が材料も少なくて済むしな 買い物終わらせて解散したらうちで晩飯食ってくか? 「コクリ・・・ありがとう。」 カレー如きでそこまで感謝されても・・・いや、長門の目の前でカレー如き何て言ったらマズイな、きっと。 何て考えながら母親にメールを返信しといた 【友人がカレー食べたいそうだ。 かなり食うからお米は大量に炊いといてくれ】・・・と。   そんなこんなで夕飯の材料も買い揃え、駅前でハルヒ達と合流したのだが 「ちょっとキョン!何よその袋は!」 全く・・・ホントこいつほど分かりやすい奴もそうは居ないだろ? 谷口辺りが思いっきり否定しそうだが 「涼宮ほど謎な女は居ないって!マジで!」って感じでな まぁとりあえず、かくかくしかじかで・・・ 「・・・そう、それならしょうがないわねぇ。今回は特別に許してあげるわ」 午...
  • 台風一過のハレの日に:第二章
    ...いきなり奪い取られた子猫のような哀しそうな苦笑いをしていた。 「ここで、特別賞。ハンデがなくてもみくるよりいい成績だった今日のスペシャルゲスト、こゆきちゃんだ!」 えっ、っという感じで少し驚いたこゆきは、長門に促されて照れながら前へ進み出た。 「賞品は写真立てなんだ」 鶴屋さんが差し出した、ガラス製のシンプルだけど高級そうなフォトフレームには、すでに一枚の写真が入っていた。 「あ、この写真……」 「そう、この前にメイド姿でみんなで写したやつだよ。こゆきちゃん、急に帰っちゃったから持ってなかっただろ」 「あ、ありがとうございます!」 こゆきが手にしているフォトフレームの中には、こゆきを中心とした五人のメイド美少女と、やや不釣合いな燕尾服に身を包んだ俺と古泉が写っていた。その写真をじっと見つめるこゆきは、写真の中と同じくらいに、いやそれ以上にとってもいい笑顔だった。 さすがだな、鶴屋さん...
  • 会長の一言で喜緑さんはスイッチが入ってしまったようです
    ...ど念入りに、執拗に。子猫が皿のミルクを飲み干すような音が、俺の耳の穴にこだまする。  そうして、ようやく江美里は顔を上げた。俺の頬も熱いが、江美里の顔もまた上気して熱い。少々コタツに当たり過ぎた…という訳ではないな、お互いに。そのまましばらく、江美里と俺は上と下から視線を交わしていたが、やがて我慢がならなくなったように、江美里は一息に俺の唇を塞いだ。 (ふうむ? 今日のこいつは、やけに積極的だな)  一瞬、「あんまり恥ずかしい思いをさせたせいでどこかバグっちまったんじゃないだろうな?」などと考えてしまうが、いや、案外これが地なのかもしれん。  普段は俺の方からコトを仕掛けるのがほとんどなのだが、むしろそれは当然の展開と言える。なにせ江美里が俺の唇を奪うのは無理があるからな、主に身長差の関係で。だからか。こうして横になっていればそんなの関係ない!とばかりに攻め立てているのか。 ...
  • 10月8日、曇りのち雨 後編7
    ...…そう言うとハルヒは子猫が甘えるように、俺の胸に顔を擦り付けた。 …くすっぐたいっす。 …つか、あの。…お前誰だよ。 …ハルヒか。…ハルヒだな。…まごう事なきハルヒだ。 何やら可愛すぎる気もしたが。どーやらハルヒらしい。 「…なんか…こーしてるとキョンに抱っこされてるみたいね」 みたいじゃねぇよ。 実際そーなんだよ。 「まぁ…いいけどな…」 出来るだけ優しく、ハルヒの髪を撫でる。 「…それ、好き」 「…ん? 何がだ?」 「…髪、撫でてくれるの。…もっと、して?」 …あの、涼宮さん。 もっと、して? とか甘えた声で言わないで頂きたい。 ただでさえ、お前がモゾモゾ動くもんだから、その下半身の柔らかさがダイレクトに伝わるってのに。 …いや、ふとももとかって意味だぞ? …他に変な意味なんて無いんだからな? …って俺は誰に言い訳してんだ。 ………つか、ヤバイ。俺のジョニーが覚...
  • 涼宮ハルヒの経営I おまけ
    ...ての。 量子猫 吾輩は猫である。名前は呼ぶな。どこで生まれたのかとんと検討がつかぬ。 ただ、なんでも、暗いじめじめした箱の中でみゃーみゃー泣いていたことだけは記憶している。 目を開けると光の中にいた。そこがどこなのか吾輩には分からなかった。 誰かに呼ばれたような気がして、そちらに歩いていった。はて、吾輩の名前は誰も知らないはずなのだ。 吾輩は匂いをかいだ。人にしては匂いが違う。指をなめてみた。味も違う。 人の形をしたそれは吾輩に向かって「ミミ」と呼んだ。 それが吾輩の名前になった。 10年後 「なるほど。MOREってこんな雑誌だったんですか……スタイルごとにすべてキャッチがあって、洗練されていますね。まったく新世界です」 「よっ古泉じゃねえか。立ち読みか?」 「うわあ、こっこれはなんでもありません」 なんだアイツ...
  • 橘京子の陰謀(プロローグ)
    ...ないが、俺の学力では子猫が襲い掛かってきたパンサーにムーンサルトキックをかまして一発K.O.する並に不可能な話だ。  しかしながら俺がいくら無理といったところで、涼宮ハルヒがその野望を止めることはない。おかげさまで『来週からは不思議探索に加えて勉強会をやるから!いいわね!!』とますます俺の休息時間が無くなってしまうのだった。  やれやれ。困ったもんだ。これ以上俺に負担がかかるようなことはしないで欲しいものだ。  そしていつもの喫茶店。ここで本日午前中の不思議探索のグループ分けをするのは規定事項だし、それに飲食代が俺のおごりとなるのも悲しいかな規定事項である。せめて一度だけでも『規定事項』が『既定事項』とならないようにしたいものである。  ん、そういや一回は俺が早く来た日があったっけ?……思い出した。あの時の代金まだ俺が立て替えたままだった。くそ、いつかハルヒに請求してやる。...
  • 失って気づく幸せ(前編)
    ...、飼い主に捨てられた子猫のような、とても悲しい目をしていた。おそらく長門は俺がどう答えるか知っているのだろう。 だが、そう軽々に答えられるものではなかった。確かに俺の心の中に昨夜のことを後悔しているという感情があるのは事実だ。 だからといって、ここでハルヒを選ぶのは長門に対して申し訳ないような気がする。 もちろん、このまま自分の心を偽って長門とつきあうのは、さらに長門に対して失礼な事はわかってる。 しかしだ。ハルヒはもうこの世界にはいない。俺と長門がつきあうことを前提にこの世界から消失してしまったからだ。 ここで長門を拒否すれば、ハルヒのしたことが無駄になる、それはハルヒに対する裏切りにもなるのではないか。 俺が長門への答えを出せないでいると、長門は、俺の心を読み取ったように、的確に俺の疑問に答えた。 「昨夜のことは気にしなくて良い。わたしはあなたの本心からの答えが聞きたい。わたしは...
  • 普通短編44
    ...ルカラーの小物の上で子猫や可愛げな動物が笑い、 簡素でおしゃれなチェストの上に…額縁に入った俺の写真が。 …いったいいつ撮ったのだろうか。 「長門、なぜ俺はこの部屋に? …詳しく説明してもらえないか?」 「…わかった。 起きなくていい、まだ体力は落ちているから。」 そう言うと長門は俺の眠っているベッドに腰かけた。 「あなたはあの日、強力なレーザーを浴び体の一部を失った。 でも、わたしが再生したから問題はない。」 「ああ、それは感謝している。 いつもお前には助けられてばかりだしな。」 長門はてれ臭そうに笑うと少し視線を左下に逸らした。 「…お前もそんな表情をするようになったんだな。 …その、なんだ。 可愛いぞ。」 「…うれしい」 以前の長門から見ると激しい変化だ。 ポケモンで言うとコイキングからギャラドスになったようなものか? 「ここからが問題だ、ハルヒはどうなった? 閉鎖空間は...
  • 長門の日々 第14話『ど根性右手』
    ...俺の腕の中で眠そうな子猫のような仕草をしている長門。 ……正直、たまりません。   さて。 こんな真っ暗な公園でいつまでもこうしているわけにもいかないので、 とりあえず家に帰ることを提案する。   「わたしの家にきて」   そんな返答をよこす。 あの世界での出来事を思い出す。まぁ、いいだろう。 俺は肯定の意を長門に伝える。   移動している間中ずっと長門は俺に抱きついている。 あぁ懐かしきこの感触……控えめな……って、駄目だ、考えるな俺。 そんな気分に浸りながらも、やはりマンションに着いてしまうのが惜しい。 見慣れた動作で長門が鍵を開け俺たちはエレベータに乗り込み、あっという間に708号室に着く。 長門がドアを開ける。 一足先に靴を脱ぎ、こちらを振り向く。   「邪魔するぜ、有希」 「……いい」   俺も靴を脱ぎ部屋に入る。 部屋の真ん中にはこたつだ。もう寒い季節なのでミカンが置いて...
  • 朝比奈みくるの思惑
    ...にゃーにゃー鳴いてる子猫み たいな上目遣いで見られてしまえば、拒否する言葉が出てくるわけもございません。   「よかったぁ、断られたらどうしようかと思っちゃった。それじゃ明日……ええっと、朝 から行ってみたいけど、大丈夫?」   「もう明日はまるまる1日空けておきますから、何時でもおっけーですよ」 「それじゃ9時に駅前で。お弁当作っていくから、楽しみにしててね」   よし、明日は朝から何も食わずに家を出よう。笑顔で手を振って去っていく麗しの上級 生の姿を見れば、自然と目尻も下がるってもんさ。   「マヌケ面」 「いやいや、誰だってそうな……って、なんでおまえがここにいる!?」 「そりゃ学校だもの。下駄箱前にあたしがいちゃ悪いっての?」   眉をきりりとつり上げ、口元は笑っているという器用な表情で仁王立ちするハルヒに、 オレはイヤな予感を覚えた。よもやこいつ、さっきの話を聞いてたんじゃ...
  • 橘京子の憤慨 その2
    ...でプルプル震えている子猫のそれと同じだからな。  それに対してお前は、餌がガラス製のドアによって遮られているのに何も考えず突っ込むハイエナだ。頭をぶつけても何度も突進するちょっとオツムが足りない小動物だ。  因みにハルヒは突進するのは同じだが、ガラスごと破るバッファロー、佐々木はドアが開いた隙にこそこそ通り抜けるカラスだ。うん、我ながら良い喩えだ。  まあそんなことはどうでもいいか。俺は橘の電波論に耳を傾ける。 「だからこそっ!あたしはおっぱいを大きくして、その存在感を知らしめんとしているのです!わかりましたか!!」  ――橘。 「はいそこっ!質問ですか!?手短に願います。あたしは今忙しいのです!」  わかったから落ち着け。人様の家の炬燵の上で演説するな。 「あ……ごめんなさい。熱くなっちゃって」  そそくさと炬燵を下りる橘。しかし、こいつの考えはやっぱり良く分からん。長門がこん...
  • 涼宮ハルヒのロバ
    ...なんだか生まれたての子猫が必死で母猫の胸を 吸っているようだ。授乳をする母親というのはこんな気分なのだろうか……。ズズッと コーヒーを飲み干すと、ハルヒはようやく落ち着いたのか、切れ切れに話しだした。 「目がさめたら……変な世界で……誰もいなくて……」 「うん」 「学校に行けば、あんたがいるかも…… あんたに会えるかもと思って……」 「ああ」 「でも行き違いになるかもしれないし、怖くて… 急いで……」 「そうか」 「学校にきても、あんたいなくて、帰っちゃったのかもと思って…… 部室の前に ピンを置いてきたけど……教室で待ってても、いつまで待っても……」 「わかった。わかった。もういい。悪かったな。悪かった」 「遅い……遅いわよバカ! あんたなんか銃殺よ、バカ!」  やれやれ、結局こうなるのか。先ほどよりやや勢いを増したハルヒの打撃に上体を 揺らされながら、俺はもう一度ハルヒを抱きよせ...
  • 涼宮ハルヒの誰時 朝倉ルート
    ...華奢で、産まれたての子猫を不器用に両手で支えるような慎重さで俺は朝倉の体を包むのが精一杯だった。  あ、しまったな。  別に悪い事じゃないんだろうけど、俺はさっき朝倉に言った言葉が以前ハルヒ相手に言った言葉と同じだった事に気づいた。自分のボキャブラリーが少ない せいなんだが、なんとなく不誠実というか申し訳ない気分になる。でも、これって朝倉にわざわざ言う事じゃないよな。 「どうかしたの?」  俺の罪悪感でも感じ取ってしまったんだろうか、朝倉は俺の顔を横目で見ている。  なあ朝倉。秘密って無い方がいいと思うか? 「どうしたの急に」  いや、深い意味は無いんだ。 「そうね。……無いほうが良いとは思うんだけど、私はキョン君に言えない事もあるから、二人の間に秘密があってはいけないって言われると苦しいな」  そうなのか。 「こんな事言ったら余計に聞きたくなるよね。でも、言うと嫌われそうな事だから...
  • ハルヒの妊娠
    ...ところを失礼するよ、子猫ちゃん」 男は素早くハルヒの着衣を脱がした。 谷川「寝てる人間の服を脱がすのは結構難儀なモンだな・・・」 ハルヒは男に剥かれ、生まれたままの姿を晒した。 男は自らも服を脱ぎ捨て、ベッドに横たわる彼女を抱きしめた。 ハルヒ「うん・・・キョン・・・」 谷川(まただ。こいつの寝言はこれで何回目だ?キョン・・・ってなんだ?    まさか人の名前・・・じゃないよな。そんなヤツいるわけねえもんな・・・    まあいいか。コイツの寝言を聞くのもこれで最後だ) ハルヒの秘部に手を触れた男は大胆に動かし始める。 小刻みに動かすと彼女は小さく声を上げ、少し奥まで手をのばすと 短く声を上げた。 谷川「そろそろ頃合いだな・・・」 男は自分自身を彼女の秘部にあてがい、ゆっくりとすべり入れた。 谷川「くっ!!これは・・・きく・・・いい・・・」 薄いゴムを隔てた感触と...
  • @wiki全体から「子猫」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索