涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「橘京子の憂鬱(プロローグ)」で検索した結果

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  • 橘京子の憂鬱
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  • 橘京子の憂鬱(プロローグ)
     高校生活初日。不安に苛まれつつも新しい生活に期待を込め、しかしながら早朝ハイキングを毎日こなさなければと暗澹な気分に陥った入学式。  その入学式を終え、始めてのホームルームで後ろの席のトンでもない発言に辟易しながらソイツと出会った俺は、どうやら今後の人生を左右しかねないフラグを立ててしまったらしい。  事実、それからの生活は山アリ谷アリ等という浮薄且つ陳腐な言い回しでは到底及ぶべくも無い、SFファンタジー創作話に匹敵する体験を深々と体の刻み込んできた……もとい、ソイツによって刻み込まれたと言う方が正解なのかもしれない。  しかし、慣れというものは恐ろしいものである。いや、慣れようなんて微塵も思っていなかったのだが、全方位、オールレンジに渡ってあんなことやそんなことが起きれば自ずと耐性がつくようになってくるものである。  そんな耐性のせいなのか、はたまたそんな生活を楽しんでいたのかは...
  • 橘京子の消失
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  • 橘京子の陰謀   
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  • 橘京子の退屈
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  • 橘京子の分裂
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  • 橘京子の憂鬱(エピローグ)
     全員が全員、何かをやり遂げたかのようにスッキリ爽やかな気分になった四月初旬の午後。  これから始まるであろうキャンパスライフに期待を膨らませているのか、或いはSOS団の新天地に希望を託しているのか。  個々のフィーリングはこれ以上ないくらいハッピーで、閉鎖空間の頻発で病んでた心も落ち着きを取り戻し。  宇宙人未来人為世界人超能力者、そしてただの人間も全員巻き込んで大円団を迎え――ようとした、その時。  事件の元凶は、もの凄く意外な方面から走ってやってきた。 「おや、皆さんおそろいで。どうしたんですか?」  突然聞こえてきた声に、俺たちは一斉に振り向いた。 「誰? あんた」  ぶっきらぼうなハルヒの声に、 「ぱ、パパっ!」  橘の声が入り混じった。 「ああ、これは申し遅れました。私は橘京子の父親です。娘がいつもお世話になっております」  ああ、どうもと頭を垂れる一同。彼とは初めて顔を合...
  • 橘京子の溜息
    橘京子の溜息(前編) 橘京子の溜息(後編) ○<シリーズ一覧なのです!(時系列順) 橘京子の溜息 橘京子の―― 橘京子の憤慨 橘京子の陰謀 橘京子の消失 橘京子の退屈 橘京子の分裂 周防九曜の溜息 橘京子の暴走 橘京子の驚愕 橘京子の動揺 藤原くんの溜息 橘京子の憂鬱
  • 橘京子の――
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  • 橘京子の陰謀(プロローグ)
     明けましておめでとうございますというのは年を重ねて朽ちていくだけの人間にとって何がおめでたいのやらさっぱり理解不能であるし、高校生である俺にとっては受験という嘆きの壁が刻一刻と迫ってくる一里塚のようなもんだ。  高校生活もはや半分以上が過ぎたある冬の出来事である。俺は毎週恒例の団活である、市内不思議探索パトロールにいつも通り参加していた。  勿論俺だけじゃない。団長こと涼宮ハルヒ以下、団員全員の参加である。  さて、ここで少し疑問に思う人がいるかもしれない。俺は団員全員が参加していると言った。高校二年生である俺達はともかく、高校三年生……言い換えれば、受験生でもある朝比奈さんが、何故今日このタイミングで参加できるのだろうか?  この疑問はもっともである。ハルヒが時節に関係なく招集をかけたからといってしまえばそれまでだが、実際にそうは言っても、入試試験前に部活に参加する高校生など皆無...
  • 橘京子の憂鬱(後編)
     ”――橘京子とは?”  それは、涼宮ハルヒに備わった力――自分が願ったことを実現・具現させる力――を、本来の持ち主である佐々木に還元し、そして彼女に帰結しようと企む『組織』の一員にして、一介の少女。  愛嬌のある、かつ幼げの残る顔立ちとは裏腹に、『組織』内での地位はかなりのもの。  事実、朝比奈さんをかっさらったあの一件では自分よりも年上の男共に指令を下していたし、『機関』の一員である古泉――言い換えれば敵対勢力――に近しい俺に対し、しれっと協力要請をしたのも、それなりの力を見込んでのことだと思う。  そう言った意味では、下働きばかりが目立つ『機関』の若手構成員、古泉一樹よりかは格が上なのかもしれない。  ”――彼女の目的は?”  先にも言った通り、ハルヒに宿っている力を佐々木に移すこと。彼女ら『組織』は、その方が安全だと主張する。  彼女の主張はこう。 『ややもすれば世界をへんて...
  • 橘京子の消失(プロローグ)
     年始。  受験生にとってはこれほど厄介なものは無く、刻一刻と近づいてくる試験の恐怖に怯えながら、その不安を解消するかのごとく勉強に明け暮れる毎日であり、光陰矢の如く過ぎ去って欲しい時間の5指に上げられるといっても過言ではない。  何の能力もない一般人たる俺にとって、この持論は寸分どころかマイクロメートルの精度をもってしても違わず、恐怖に怯えながら様々な色のついたノートに目を釘付けにしている。  例え滑り止めの試験でも緊張するのは仕方の無いことであろうし、本命ならばなおのこと血管がはちきれそうになるほど心臓が高速運転をするんじゃないかと思うね。  ……おいおい、試験までまだ何日かあるんだ。今からそんなに緊張してどうするんだ。少し頭を冷やしたほうがいいな。水でもかぶってくるか……って、風邪を引いたらそれこそどうしようもない。  こう言うときは気晴らしに何か考えたほうがいい。これから送...
  • 橘京子の分裂(プロローグ)
     その身を淡い桃色に染めていた木々は、今は打って変わって鮮やかなディープグリーンで辺りを支配している。枯れた木が寒々しく連なっていた山々も、見違えるほど隆々活々としてこの町に鎮座していた。 「ふう……」 自然界では様々な移り変わりがある一方、しかし俺はいつもと変わらず早朝ハイキングに精を出していた。そう、今年で3年目となる通学路でのワンシーンである。 しかし、慣れとは怖いものである。入学当初はこの坂を見て、後3年近くもこの坂を上ったり降りたりしなければいけないのかとただひたすら鬱な気分で俺のハートは溢れかえっていたのだが、いつの間にやらそれが苦にはならなくなっているのだから。 それどころかこの坂を上らないと半分寝ている脳が活性化しないらしく、最近では休日にどこかへ遊びに行ったところで、どこか間の抜けた一日を過ごすことになってしまうのである。 おかげでハルヒに何度叱られたことか……これ...
  • 長編・その他3
    SOS団お天気シリーズ 国木田の・・・ 涼宮ハルヒのストリートファイター 梅雨空に舞う雪 本名不詳な彼ら in 甘味処 沈黙の日 国木田の憂鬱 原付免許 クロトス星域会戦記(銀河英雄伝説クロスオーバー) 分裂、或いはSのモノドラマ(佐々木×キョン) セーラー服とメイドさん ユ・ビ・レ・ス Missing you関連 涼宮ハルヒの奇妙な冒険 ドラえもんとハルヒの鏡面世界(仮) (ハルヒ×ドラえもん) Macross Cross (MacrossF x 涼宮ハルヒ) 宇宙人は情報羊の夢を見るか? プロローグ ピノキオ 月の微笑シリーズ(佐々木×キョン) ランキング by.キョン(佐々木視点、オール物) お隣さんはすごいヒト 空と君とのあいだには 消失異聞 切り札と悪魔 谷口のTOT団 涼宮ハルヒの誰時 朝倉ルート 雷の夜のこと Live A Cat~シャミセンさんシリーズ~ 台風一過のハレの日...
  • 橘京子の憤慨
       ※ 橘京子の溜息の続編です     予告 橘京子の憤慨 その1 橘京子の憤慨 その2 橘京子の憤慨 その3
  • 橘京子の動揺
    ※橘京子の消失の続編です   橘京子の動揺(事件編) 橘京子の動揺(捜査編) 橘京子の動揺(解決編)
  • 橘京子の驚愕
    ※ 橘京子の暴走の続編です   橘京子の驚愕(前編) 橘京子の驚愕(中編) 橘京子の驚愕(後編)
  • 橘京子の退屈(プロローグ)
     真新しく不釣り合いに大きいランドセルを抱えて登校する小学一年生、初めての制服にぎこちない仕草をみせる中学一年生、そして義務教育を終え、自分の道を歩き始めた高校一年生……エトセトラエトセトラ。  様々なフレッシュなスチューデントを見据え、俺もこんな殊勝な時期があったのかなとつい感慨にふけっていた。  恐ろしく暑い夏が終わったかと思いきや、嘘みたいに寒気団がこの地域にやって来た今年の冬。しかもかなり住み心地よかったらしく、四月になる直前まで名残惜しそうに滞在していたが、それもようやく別れを告げる事が出来た。  草木の芽は明るい大地を見つめ、虫達の数も多くなって来た昨今、俺は公園のベンチに座って春の暖かさを満身に受け止め、そしてこう呟いた。 「ねみぃ…………」  ……しょうがないだろ? 春眠暁を覚えず――英語で言えばIn spring one sleeps a sleep that k...
  • 橘京子の暴走
    ※ 橘京子の分裂の続編です     橘京子の暴走(前編) 橘京子の暴走(後編)
  • 橘京子の憂鬱(前編)
    『助けて…… 助けて……』 『おい、一体どうしたんだ?』 『ああ、よかった。変な人に追われてて……』 『変な人?』 『ええ。そうなの。鎌をもった、全身血だらけの人があたしを……』 『ははは、そんなのいるもんか。第一真っ暗で何もみえやしなしな』 『そんなことはないわ! 現に今、あの血の滴るような音が聞こえてくるじゃない』  ポチャン。 『ほら、今もあなたの方から……え??』  チャプン。 『……ね、ねえ……この音……どうして……あなたの方から聞こえてくるの……?』 『ふふふ…………』 『ねえ、どうしてよ。答えてよっ! あなたは一体何者なの!?』 『キミが見たって言う、変な人……それはもしかして……こんなものを振り回していなかったかい?』  ザンッ! 『い…………』 「いやああああぁぁあぁぁあああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁああああっ!!!!!!!!」 「うるせーぞ!! さっきから何...
  • 長門有希の憂鬱Ⅰプロローグ
    長門有希の憂鬱Ⅰ プロローグ 窓の外は曇っていた。 今年ももうすぐクリスマスだねー、などとクラスの女子がのたまっているのを、 俺はぼんやりと眺めながら次の授業がはじまるのを待っていた。 高校に入って二度目の文化祭を終え、やっと落ち着いたとため息をついたばかりだ。 そういやハルヒのやつ、今年もやるんだろうなクリパ。また俺にトナカイやらせるつもりじゃあるまいな。 長門が暴走したりSOS団が消えちまったり、朝倉に二度も襲われたり、去年はいろいろあった。 俺も長門には気を配るようになった。あいつは感情が希薄なわけじゃなくて、 実は表に出ないだけなんだと知ってからは。おかげさまで落ち着いてるようだが。 振り向いて後ろの席にいるやつに、今年のクリパはやっぱ部室でやるのか、と尋ねようとしたらいきなり首根っこを掴まれた。 「キョン、あんた進学するの?」 いきな...
  • 長門有希の憂鬱II
      長門有希の憂鬱II 目次    長門有希の憂鬱II プロローグ 長門有希の憂鬱II 一章 長門有希の憂鬱II 二章 長門有希の憂鬱II 三章 長門有希の憂鬱II 四章 長門有希の憂鬱II 五章 長門有希の憂鬱II 六章 長門有希の憂鬱II エピローグ 長門有希の憂鬱II 外伝 長門有希の憂鬱II おまけ 未公開シーン(外部リンク)   関連作品(時系列順) 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱Ⅱ 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算    共著: ◆kisekig7LI ◆nomad3yzec   青空文庫版(携帯電子ブック,PDAブンコビューワルビ対応) 元テキスト(Nami2000データ形式)   Special thanks to どこここ プロローグへ  
  • 長門有希の憂鬱Ⅰ
    目次長門有希の憂鬱Ⅰプロローグ 長門有希の憂鬱Ⅰ一章 長門有希の憂鬱Ⅰ二章 長門有希の憂鬱Ⅰ三章 長門有希の憂鬱Ⅰ四章 長門有希の憂鬱Ⅰおまけ 関連作品(時系列順)長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの常駐(◆eHA9wZFEww氏による外伝) 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算 元テキスト(AAData形式) 青空文庫版
  • 長編・その他2
    再会と再開、そして開始 テレビ出演 パラレルワールズ プレゼント ツイスト・オブ・フェイト-キョン殺害命令 SONGOF KUNIKIDA -MELTY CADENZA OF SECRET- ノンフィクション・ストーリー ひぐらしの憂鬱 鶴の舞 朝倉と 一日おにいちゃん 一日おにいちゃん 後日談 涼宮ハルヒの怪談 fixed mind 狙われた憂鬱 One Day.... ハルヒ親父シリーズ ずるい二人 ササッキーシリーズ ●えもん 朝倉涼子の再誕 幸福な鶴屋さん そしてイブはリンゴを齧る えれべーたー☆あくしょん 生徒会長の悪辣 いつも曜日は九曜日 佐々木さんの憂鬱 眠たくないけど……シリーズ crane love 橘の香り 月間佐々木さん 佐々木の囁き Lolita s Love Complex ネクストジェネレーションの憂鬱 谷口探偵の事件簿 SOS団が家族に? えれべーたー☆あく...
  • 長門有希の憂鬱IV もくじ
    長門有希の憂鬱IV 「お前のために世界を失うことがあっても、世界のためにお前を失いたくない」                               ジョージ バイロン もくじ プロローグ 一 章 二 章 三 章 四 章 五 章 六 章 七 章 エピローグ おまけ(外部リンク) 関連作品(時系列順) 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの経営I 古泉一樹の誤算 長門有希の憂鬱IV そのほか 共著:kisekig7LI nomad3yzec イラスト:どこここ 連載期間:2008年9月28日~10月4日 データ類 青空文庫版 プロット(Nami2000データ形式)  Special thanks to どこここ このSSはTFEIキャラスレで連載されたものです
  • 橘京子の分裂(前編)
    「どうしたのよ、キョン。窮鼠猫を噛むをリアルタイムで見たような顔しちゃって」  どちらかというと豚もおだてりゃ木に登るを見た、って言う方が今の俺の心境に適っているな。  ……などと心の中のどこか冷静な部分が眼下に広がるそいつに対してツッコミ返そうとしていた。人間、非常識にも度が過ぎると呆れかえって何も言い返せなくなると言うが、恐らくその類であろう。 「ったく、あんたも相当おかしいわね。一回精神科医に頭の中を見てもらった方が良いわ」  Sure, That s good idea, I think so, too……  うん、大っ嫌いな英語で返答できる。むしろ頭の中は正常だ。だから言ってやる。 「橘。お前こんなところで何をやっている?」 「はあ?」 「お前はこの学校の生徒じゃないだろ?」 「キョン、からかってるの?」  口を曲げて橘は言った。本物のハルヒがそうするかのように。 「からかって...
  • LOST プロローグ
    プロローグ 率直にそして端的に今の状況を言おう。 俺は長門とキスをしている。しかも、腰に手までまわしてしっかりと抱き合っている。 だけど、これは俺が望んだことではない。だからといってハルヒが望むようなことでもないはずだ。 俺の意思とは関係なく、傍から見れば「下校時間が過ぎた夕暮れの教室でアイを確かめ合う二人」 見たいな非常に青春なシュチュエーションなんだが・・・・ 話は結構前、にさかのぼる。たいして面白くも無いような話なんだが良かったら聴いてってくれ ・・・ ・・ ・   1話
  • 長門有希の憂鬱II プロローグ
    プロローグ  グラウンドに到着したとき、すでに火は消えつつあった。辺りに立ち込める、灯油と火薬の燃えた臭いが鼻を突いた。俺が描いた地上絵の形に、赤い光がゆらゆらとゆらめいていた。ときおり吹き抜ける冷たい風に、火は立ち消えようとしていた。暗くてよく分からなかったが、野球のバックネットのそばに人影らしきものが見えた。どうやらまだ帰ってないようだ。 「谷川さん!谷川さん!俺です」俺は大声で叫んだ。 その人影はこちらを振り向き、驚いて目を見張った。 「谷川さん!また戻ってきました」 「そんなバカな」 谷川氏は口をあんぐりと開け、俺の顔を確認すると後ろにぶっ倒れた。    階段のほうから四人が歩いてくるのが見えた。俺はこっちだと手を振って示した。 「それ、誰?」ハルヒが尋ねた。 「この人は谷川さんと言ってな、俺たちがいつもお世話になってる人だ」 白目むいて気絶してるけど。 「ふーん。……なかなか...
  • 女古泉'ちゃん'の憂鬱
    女古泉 ちゃん の憂鬱   プロローグ 第一話「梅しば」 第二話「テドドンの孤独も、存在も、お前が与えるであろう全ての影響をアナルは受け入れよう」 第三話「僕と彼と時々機関」 第四話「涙の宅配CoCo」 第四話「Missing 神隠しの弾語り(改訂版)」 第5話「私の狼さん。 THE OTHER SIDE OF TDDN (第二版)」 第6話「The simple 2000前編 ~トーゼンメイワク~」   番外編「St.バレンタインデー」 第二話の番外「生徒会長のなく頃に」
  • 恋は盲目 プロローグ
    プロローグ たとえどのような平凡な人生を送っている人であろうとも、長い人生の中で、必ず一度や二度は人生を 左右するほどの決断を迫られる時が来る。 そして、あたしたちは自らが下した決断に責任を負い、それがどのような結果をもたらそうとも、その すべてを受け入れていかなければならない。 こういった人生の分岐点は、予期し得るものばかりではなく、時には唐突訪れ、あたしたちに決断を迫 ることがある。 ある日、それは何の前触れも無くあたしのもとに訪れ、平凡ではあるが退屈しないSOS団での日常が ずっと続いていくと信じていたあたしに残酷な決断を迫った。今から思い返せば、あのSOS団での何 気ない日常こそが、あたしにとって人生で最も幸せなときであったことを、失ってはじめて気づくこと ができた。 聞いて欲しい。その日あたしが下した決断を。 事件が訪れたのは、あたしがいつものように食堂で学食を食べている時だ...
  • 橘京子の消失(中編)
     波乱に満ちた高校生活を送っている人は数少なくないと思われるのだが、それでも一年生の春を3回も経験した人は留年あるいは再度高校に入学し直した人を除いては滅多にいないだろう。  しかも同じ高校の入学式を3回を経験したとなると、それこそ作り話ですら疑わしい。  だが。  厳密に同じ世界とは言えないとは言え、それをやってのけた人物がいた。  実と言うとそれは俺だ。  どうしてタイムローテーションのような真似事をする羽目になってしまったかと言うと、非常に複雑且つ怪奇な理由と成り行きがあったりするのだが、そこんところの部分は思いっきり省略して簡単に説明しよう。  時空の狭間に迷い込んだ橘京子を救出するためだ。  時は四月の末。  3回目の入学式やホームルームを無事に終了させた俺達はその後特に目立った行動をするでもなく連々と時を重ね、一ヶ月近くが過ぎようとしていた。今週学校に通った後は、長期連休...
  • 橘京子の憤慨 その2
    「あの……んぐ、ほじんほくほ……はぐはぐ……はまわり……」 「…………」 「ぱくっ、はいへんありは……もぐもぐ……たい……んんっ、おいしー!」 「…………」 「……のですが、できれば他の方からの、あーん……あろはいすが……むぐむぐ……良ひと思いますぅ……こっくん、あ゛ぁっ、染みるぅ~」 「……食うか喋るかどっちかにしろ」 「はひっ!はかりはひんぐっ!!ゴホゴホッ!!ゲヘッ!!」 「………………」  人に助けを請い、また苦労をさせながら、全くそれを自覚をしていないイカれ白玉女は、抹茶チョコのエクレアとカスタードプティングとラ・フランス果汁たっぷりのグラニテを交互に頬張りながら、申し訳程度の謝罪の言葉を発し、そして喉を詰まらせた。  朝比奈さんと(ケンカ)別れした後の事である。俺は橘お勧めのお菓子屋さんに来て、マカロン・ダミアンとザッハ・トルテを自棄食いしていた。  先ほど叩かれた痕...
  • 橘京子の憤慨(予告)
     こんにちはみなさん。お久し振りです。あたしは元気です。みなさんはどうですか?  ……え?お前は誰だですって!?んん……!もうっ!  あたしですよ。あ・た・し。橘京子です。  そう、佐々木さんのためならたとえ火の中水の中。閉鎖空間の醜い神人を退治てみよう。きょこたろう……いえ、なんでもありません。  あたしは前回の騒動で佐々木さんの閉鎖空間に発生し始めた神人達をやっつける事ができる能力を身に着けました。その能力が買われて、あたしは『神人迎撃部隊本部長』という、組織の中でもとっても偉い役に昇進したんです。エッヘン。  それに佐々木さんの『鍵』となる存在――キョン君と呼ばれる彼とも親しくなり、組織の人間はあたしの言動においそれと反抗できなくなっちゃいました。ヘヘーン。  ん?佐々木さんに神人が発生したのはお前のせいじゃないかって?そ、それは気のせいです!あれは涼宮さんの影響ですから!それ...
  • 橘京子の――(後編)
     なお、橘の記憶についてだが、なんのかんのあって元の記憶を取り戻すことができた。  といっても、彼女自身が全てを思い出したわけじゃない。それどころか彼女自身どうしてよいか分からない状態だった。もちろん俺の力ではどうする事も出来ず、お手上げ。  こうなっては誰かの手を借りて修復するしかない。誰の手を借りるかといえば――お分かりの通り、超絶万能スキル文芸部長、長門有希の力によるものである。  しかし、その長門も当初「許可が下りない」との理由で橘の脳内情報操作を施すことが出来なかった。曰く『涼宮ハルヒに関わる全ての人間に対しては原則観察のみ行う。それ以上の行動は禁止されている』とのことである。  だが、何とかして情報を蘇らせたかった俺は長門に懇願し、三秒ほど俺の顔を眺めつづけた結果、首を縦に振ってくれたのだ。  とは言え、ヒトの記憶を操作することが出来ない以上、別の方法で記憶を蘇らせるしかな...
  • Am I father ? プロローグ
        0.プロローグ   「………」 この三点リーダは長門のものではない。俺のだ。人間驚くと言葉が出てこないって本当だったんだな。 「…それは本当なのか?」 「今言ったことに嘘はない。全ては貴方に委ねる。貴方がこの申し入れを受け入れるか、拒絶するか。それに関して私は何も反論しない。ただ貴方の答えに従うだけ」 じゃあもしだぞ。もし俺がお前の申し入れを受け入れなかったら、拒絶したらそのときはどうなるんだ? 「その場合、彼女は再度情報連結解除される。それが条件でわたしは情報統合思念体の申し出を受け入れた」 どうしてお前はそんな条件付けをしたんだ? 「現にあなたは彼女に襲われている。いくらこの状況でもエラーでのその危険性が無いとは言い切れない。もしそうなった場合、前回のように必ずしも防衛が成功するとは限らない」 俺の心配をしてそう言ってくれるのも分かるが、こいつの身にもなってやれ。 一方的にもう...
  • 橘京子の分裂(中編)
    「どうしたんですかキョンくん。キツネにつままれたタヌキみたいにぽかんとしちゃって」  だから豚もおだてりゃ木に登るを目の当たりにしたって言うほうが今の心境にドンピシャだって言ったろうが。  似たような会話をここ最近した気がする。と言うか昨日だ。あの時はあの時で驚いたが、今回も負けちゃいない。大統領候補選出のために躍起になる候補者同士のナンセンスな闘争にも匹敵する。 「ほんと、昨日から変ですよ。やっぱり精神科の病院にいった方がいいのです」  昨日はここで英語で答えた気がする。今日は何語がいいんだ? フランス語? ドイツ語? 奇を衒ってサンスクリット語やエスペラント語なんかで話した日にゃ驚くだろう。目の色変えて俺のネクタイをゆする橘(ハルヒ)の顔が目に浮かぶ。  だが生憎の勉強不足のためそのどの言語も未修得で話すことができないんだ。期待にこたえられなくて申し訳ない。  ――んなことはどうで...
  • 長門有希の憂鬱IV プロローグ
    プロローグ  Illustration どこここ    ハルヒと古泉、そして俺の三人は北口駅の南側にあるバスターミナルでじっと並んで待っていた。ハルヒはガラにもなくフリルのついた白い日傘なんぞ差しおって、後姿だけ見たらなんとなくいいところのお嬢さんみたいじゃないか。着てる服までがお嬢様のそれっぽくなったのは、古泉と付き合いだしてからなのは気のせいではあるまい。    傘の柄を肩に当ててチラリと後ろを振り返ってシナを作ってみせるのは誰かに見せ付けてんのか。ホワイトフォーカスでもかかってるようなお嬢様はニコっと笑うどころか歯をむき出しにして俺に言った。 「なによジロジロ見て。なんか文句あんの?」 「いや別になにも。その日傘、高かったろう」 値段なんか知ったこっちゃないんだが、ハルヒが少し淑女らしくなったなぁなんてセリフを口にした日にゃ炎天下で頭がどうかしちまったんじゃないかと疑われ...
  • 橘京子の――(前編)
     橘京子。  それは、ありとあらゆる定義法則因律を笑顔で無視し、イッツマイペース・ゴーマイウェイで覇道を突き進む、唯一無二の存在。  彼女の前に秩序はなく、彼女の後にも秩序はない。あるのは、「混沌」の二文字のみ。  全てを無に帰す彼女の言動は、一般的庶民はおろか神とすら崇められる存在からも畏怖の念を以って恐れられていた。  即ち、『空気が読めない子』と。  ……ここで本人がいたら『そんなことありませんっ!』と必死になって否定するのだろうが、逆にあまりにも必死に言い訳するから余計キャラが目立ち、ただの『痛い子』として業界からも認識されるようになるのである。 (俺的注:どこの業界だそれは、ってツッコミはなしだぜ。世の中知らないことが良いことも多分にあるからな)  自業自得とは言え、若干可哀想な気がしないでもない……のだが、俺自身もこれまでに散々苦い汁やら辛い酸やらを舐めさせられっぱなしだった...
  • 橘京子の暴走(後編)
    「いったーい!! 何するんですかぁ!!」  聞きたいのはこっちだ! 何やってるんだお前わぁここでぇ!! 「見て分からないですか? 高校の進路相談会のパーソナリティですよ」  そうじゃなくて何でお前が……いや、やめた。理由を聞いたところで俺のメリットになるモンは何もないし。大人しく流そう。そうだ、それがいい。 「えー。そんな事言わずに聞いて下さいよ。減るもんじゃないんだし。実はですね、組織が壊滅の危機に立たされてお給金すら配給の目処が立たなくなって、だからこうしてアウトソーシング的な仕事もこなさないとあたしのバイト代が……」  嫌だぁぁぁ! 聞きたくないぃぃー!! 「そんな我が儘許しません! これもそれもみんなキョンくんのせいですからね! いわゆる一つの『責任、取って下さい』ってやつですからよろしく!」  よろしくされる筋合いはねぇ! 全部お前が悪いんだろうが!! 「えー、だって……」 「...
  • 恋文 プロローグ
            プロローグ 『突然このようなお手紙を差し上げること、心からお詫び申し上げます。この手紙が貴方にとって甚だ迷惑なことは重々承知しておりますが、私はどうしてもこの気持ちを伝えたいと思い、したためる決意をしました。 私は、貴方のことが好きです。 貴方は私のことを覚えておられないかもしれません。それも仕方のないことだと思います。けれど私は、貴方とともに歩いたあの日のことを忘れられず、ただ私が勝手に恋慕の情を抱いているにすぎません。自分でも恥ずかしく、貴方にとっては気味の悪い思いを抱かれていることでしょう。 それでももう一度、一度だけでいいのです。貴方の横を歩き、一言声を交わすことを許していただきたいと思います。 もし私の願いを叶えてくださるのなら、次の土曜日に駅前の公園に来ていただけないでしょうか。私は白い帽子をかぶって、貴方が来ていただけるそのときまで、ただただお待ち申し...
  • 涼宮ハルヒの出会い プロローグ
    涼宮ハルヒの出会い 『アイツノソンザイ』プロローグ   私はただの人間だった………… そう自覚してから何年がたったのかしら? もう3年もたったのね… 明日は入学式か~   『…つまんない』   平凡な入学式、ホントつっまんない そしてこのクラスもホント見るからに平凡、なんでなの? なんで私だけ… そんなこと考えてるうちに自己紹介とかいう平凡な行為の時間になったらしい たんたんと終わっていく、前の奴の自己紹介なんて頭に入ってなかった 別に目立ちたいとかじゃない、けど気がついたら私はこういっていた   『東中学出身、涼宮ハルヒ』 『ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者 がいたら、あたしのところに来なさい、以上』   涼宮ハルヒの出会い 『アイツノソンザイ』エピローグ02   別にどう思われてもいい、でももしかしたら、って思うと… だからって別に後悔なんか...
  • 橘京子の憤慨 その1
    地獄の猛火を思わせる、尋常ではなく暑かった夏もようやく落ち着き、虫の声も聞こえ始めてきた。  さて、つい最近、ある一人の人間のせいで、俺は今までとんでもないことに巻き込まれてきていた。  今まで起きた面倒ごとは、基本的にはハルヒが関わっているものであった。  しかし、ここ最近のゴタゴタは、まあハルヒも関わってはいたものの、それに輪を掛けて面倒ごとを起こすのが得意な奴が起こしたものだった。  佐々木の閉鎖空間に神人を生み出したり、その中でお菓子に因んだ必殺技を繰り広げたり、キャンプインをしたり、怪しい三種の神器を常備していたり……あまり関わりたくない奴ではある。  一時期必死に食事や買い物に誘われたりしたが、奴の組織の罠と言う可能性も否定できないから、殆どは断っていた。  その甲斐があってか、最近はあまりみかけなくなったし、ようやく俺も一息つけ…… 「こんにちは。お久し振りです」 ...
  • ふたり ~プロローグ 旅立ちの日~
    ~プロローグ 旅立ちの日~ 「じゃあ、行ってくる」  俺を見送る家族に声をかけて、荷物を持った。 「キョンくん、ほんとに行っちゃうの? 寂しいよぉ……」  まだまだかわいげのある妹の頭を撫でてやる。しばらく会えないとなると寂しいもんだ。 「ずっと会えないわけじゃないから大丈夫だ。帰ってきたら遊んでやるから」 「……約束だよ?」  あぁ、約束だ。再び荷物を持ち直すと、親といくつか声をかけあってその後歩き始めた。  そう、俺は自宅を離れて暮らすことになる。理由は県外の大学に行くためだ。  特急で片道一時間を電車に乗って行くわけだ。地元の奴等としばらく会えなくなるのは悲しいな。  あぁ、そういえばもう一週間か。ちゃんと準備をして、出発したかな? あいつは……。 「行ってくるわ。心配しないでいいからね、ママ」  親父は朝早くから仕事だから、見送りはママだけ。それでも車で駅まで送ってくれるか...
  • 夏の日より プロローグ
     プロローグ      このところ、どうも涼宮ハルヒが静かである。  などと書き出してみると、そういえばこんな感じの書き出しをけっこう前にやったことに気づいた。それがいつだったか調べる気など俺にはないが、暇な奴がいたら調べてくれ。自分で綴った活動記録を自分で紐解いてるような暇など一日のスケジュールのどこを探しても見あたらないし、そもそもSOS団で過ごす日々はまだまだ現在進行形であって思いでに浸るのはまだ早い。あと、そうだな、一年間ぐらいはこの非日常サークルにどっぷり浸かっていそうな予感がするね。  ……非日常サークル。非日常サークル、か。  ところが、というわけだ。  最近、ハルヒが大人しい。  それも、嵐の前の静けさとか台風の目とかそういう類の不気味な静けさではなくて、小春日和とか小鳥のさえずりとか、そんな感じのごくごく平穏な静けさなのである。何か企んでいるわけではない証拠に、あいつ...
  • 橘京子の暴走(前編)
     月日は百代の過客だとか行き交う年も旅人だとか、昔の偉人は大凡偉そうな物腰でネット世代で言うブログを自由気儘に書き綴ったり自由奔放な一人旅を満喫していたりするのだが、その心情は一介の高校生である俺にとってはナンセンスなものであろう。  月日や年のように毎回サプライズイベントを引き起こすこともなく、ただ連々と時間だけを費やすのであれば俺に取ってこれ以上心休まる時間はないと言っても言い過ぎではないと心の中の胸三寸に収まっている。  この二年半の間――言い換えればこの高校生活の間、俺が旅人として出会った人間は十中八九まともな人間ではないことが判明し、そしてそいつらのために俺の旅先は虚数軸方向の干渉がかかったかの如く無理矢理ひんまげられていった。  俺の人生を常時サプライズ人生へと変えてしまった原因。今となっては明朗になっている。  暴虐無人で唯我独尊、ゴ-マイウェイが信条の迷惑千万な女子高...
  • 橘京子の退屈(前編)
    それから数十分後…… 「…………」 「――――」 「…………」 「――――」 「……むにゃ……」 「――――」 「……た、助けて……」 「――――」 「……うわ……捕ま……」 「――いい加減――起きろ――」」 「へぶぅ!!!」  あたしは突然九曜さんに殴られました。しかもグーで。 「何をするんですか九曜さん!」 「暇だ――からといって――時間を――蔑ろに――すべきではない――」 「無駄になんかしてません! あたしは……その……」  徐々に昇りつつある太陽を眺め、ふんっと鼻を鳴らし、気合を一発注入しました。 「今まで別世界の旅人となってアナザーワールドをさまよっていたのです。そして異世界の悪魔に追いかけられていたのです!」  そう、そうなのです。あたしは異世界へと降り立ち、右も左も分からないこの世界を彷徨っていると、突然この世のものとは思えない何か――悪魔が、あたしに襲い掛かってきたので...
  • 橘京子の陰謀(合宿一日目)
    「はあ……」  ――バタンッ――  帰宅するや否や、抱擁するかのごとくベッドに吸い込まれた。理由は簡単だ。めっちゃ疲れたからである。 あの後、橘京子も何故か市内探索に参加する事になった。理由はハルヒ曰く、『変なものが寄せられつけるかもしれないしね。ほらよく言うじゃない、類は友を呼ぶって』って事らしい。なるほど納得。その意見に橘は『ちょっとひどいじゃないですか!あたしはゴキブリほいほいですか!』等と叫んでいたが、突っ込むところが間違っていると思うのは俺だけではないと思う。それとも自分が変なキャラだって言うのを自覚しているのだろうか?  まあ、不思議探索に橘を参加させるだけならまだいい。いや、結果的には良くなかったんだが、それ以上何事も無く慎ましく事を運んでくれたらそれでいいのだ。だが橘の存在そのものが大問題だったんだろうな、あれは……  スマン、つい愚痴ってしまった。本筋に話を戻そう。...
  • 橘京子の――(中編)
     あ、皆さんこんにちは。橘京子です。  ご機嫌いかがでしょうか? あたしはとっても元気です。  ……誰ですか、今「脳天気の間違いじゃないのか」何て言ったのは……んん、もう。  まあ、いいです。それより、今のこの現状、どこかおかしいと思いませんか?  そう、そうなのです。いつもならここでキョンくんが延々と回りくどく経緯を説明した後真相をお伝えするんですよね。  ですが、今回はなし。代わりにあたしが説明しようと思います。  え? 何故かって? だって、前回までの事件、あれが全てじゃないんですもの。  キョンくんったら『事の発端は俺にある』とか『思い出しちまったものはしょうがない』とか思わせぶりな発言をしながら、実際起きたことを全て話してないんですもの。卑怯ですよね。  だから今回、あの時に発生した、全ての経緯を説明したいと思います。  ……本当はあたしも言いたくないんですが、でもこのまま真実...
  • 古泉一樹の誤算 もくじ
        古泉一樹の誤算     この物語にはアレルギーを引き起こす恐れのある展開が含まれています。古ハルに拒絶反応が生じる方はご利用をお控えください。症状が見られた場合にはハルキョン甘々系を服用されることをお勧めします。      「……高度に発達した恋は、魔法と区別がつかない」   もくじ 古泉一樹の誤算 プロローグ 古泉一樹の誤算 一 章 古泉一樹の誤算 二 章 古泉一樹の誤算 三 章 古泉一樹の誤算 四 章  古泉一樹の誤算 五 章 古泉一樹の誤算 六 章 古泉一樹の誤算 七 章 古泉一樹の誤算 エピローグ おまけ(外部リンク) 関連作品(時系列順) 長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III  涼宮ハルヒの経営I  古泉一樹の誤算 長門有希の憂鬱IV データ類 青空文庫版 プロット(Nami2000データ形式) 共著:◆kisekig7LI ◆n...
  • 涼宮ハルヒの経営I 目次
    涼宮ハルヒの経営I 目次プロローグ 1 章 2 章 3 章 【仮説1】その1 【仮説1】その2 【仮説2】その1 【仮説2】その2 【仮説3】その1 【仮説3】その2 【仮説4】その1 【仮説4】その2 【仮説4】その3 【仮説4】その4 【仮説5】その1 【仮説5】その2 4 章 5 章 6 章 エピローグ おまけ 未公開シーン(外部リンク) 関連作品(時系列順)長門有希の憂鬱Ⅰ 長門有希の憂鬱II 長門有希の憂鬱III 涼宮ハルヒの経営I 涼宮ハルヒの常駐(◆eHA9wZFEww氏による外伝) 涼宮ハルヒの経営Ⅱ(外部サイトへ) 古泉一樹の誤算 長門有希の憂鬱IV 共著:◆kisekig7LI ◆nomad3yzec イラスト:どこここ Special thanks to どこここ データそのほか青空文庫版 元テキスト(Nami2000データ形式)
  • @wiki全体から「橘京子の憂鬱(プロローグ)」で調べる

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