涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「永遠を誓うまで(エピローグ)」で検索した結果

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  • 永遠を誓うまで
    ...を誓うまで(本編) 永遠を誓うまで(エピローグ)
  • 永遠を誓うまで(エピローグ)
    その後のことをほんの少しだけ話しておくわ。 あの後、あたしはキョンに「東京の大学に進学したのではなかったのか」とか「いま、ここでいったい何をしているのか」といった疑問をぶつけた。もちろんふたりっきりになった時にだ。 最初、キョンは曖昧に誤魔化そうとしていたが、あたしが詳しく話すように問い詰めると、観念したように、いまの自分の状況を話し始めた。 聞くと、キョンは東京に行った後も、あたしのことが気がかりになり、佐々木さんの知り合いの橘京子という娘に協力してもらって、大学を休学してこちらに戻ってきたということだった。 にもかかわらず、心の踏ん切りが付かずに、あたしの周りをうろうろとしていたというわけだ。 キョンの話を聞いて、あたしは呆れかえってしまった。 何を考えているのかこの男は。折角、帰ってきているのに、目的も果たさず、あたしの周りをうろうろしていたなんて…… だいたい一歩間違えれば犯罪...
  • 永遠を誓うまで(本編)
    ...に思えた。   永遠を誓うまで(エピローグ)
  • 長編・涼宮ハルヒ2
    少女達の放課後 A Jewel Snow (ハルヒVer) ダーク・サイド 繋ぎとめる想い 涼宮ハルヒの演技 涼宮ハルヒと生徒会 HOME…SWEET HOME 神様とサンタクロース Ibelieve... ゆずれない 『大ッキライ』の真意 あたしのものよっ!(微鬱・BadEnd注意) ハルヒが消失 キョウノムラ(微グロ・BadEnd注意) シスターパニック! 酔いどれクリスマス 【涼宮ハルヒの選択】 内なるハルヒの応援 赤い絲 束の間の休息(×ローゼンメイデン) ブレイクスルー倦怠期 涼宮ハルヒの相談 お悩みハルヒ 絡まった糸、繋がっている想い 恋は盲目(捉え方によっては微鬱End注意) 涼宮ハルヒの回想 小春日和 春の宴、幸せな日々 春の息吹 おうちへかえろう あなたのメイドさん Day of February ハルヒと長門の呼称 Drunk Angel ふたり バランス感覚 S...
  • 橘京子の憂鬱
    ※橘京子の動揺の続編です   橘京子の憂鬱(プロローグ) 橘京子の憂鬱(前編) 橘京子の憂鬱(後編) 橘京子の憂鬱(エピローグ)
  • 橘京子の消失
    ※ 橘京子の驚愕の続編です   橘京子の消失(プロローグ) 橘京子の消失(前編) 橘京子の消失(中編) 橘京子の消失(後編) 橘京子の消失(エピローグ)
  • 長門有希無題5 エピローグ古泉編
    あの怪我以来、俺はなぜか女と接する事が怖くなった   そりゃ俺だって男だから彼女も作りたいし、デートもしたい だけど、何かはわからないが女と関わろうとすると誰かの事が脳裏をかすめていた   ~~1年後~~   俺と古泉はお互いのモノを舐め合っていた 「うぉ!古泉、それはっ!」 「ふふふ、ボクにはキョンたんの弱い所はお見通しです!」   そう俺は女を愛せなくなった だから男に走った。というか消沈してる俺に男の良さを古泉が教えてくれた   今日も熱く激しい夜になりそうだ   エピローグ(古泉編)終わり
  • 橘京子の消失(エピローグ)
    … …… ……… 「ホント、あの時は大変だったな、色々と……」  未だ晴れ間の見えない、灰色単一色の空を三度見上げて言葉を漏らした。  橘が消えてしまったかと思って異次元に飛んでみれば、また別の橘が現れて実は元に戻しましたなどと言う。  佐々木は滞在時間が長かったあの世界が大層気に入って、戻りたくないなんて言い出す始末。  結果論ではあるが、次元断層に飛び込んでいった橘をそのまま放っておけば、異次元の番人さんが『忘れ物ですよー』と言って届けてくれたのだろうし、佐々木と朝倉の誘惑合戦も開始される事無く幕を閉じたんじゃないかと思う。  はっきり言って、あの次元断層のワープは俺が経験した中でも三本の指に入るくらい無意味なイベントだったと思う。  でも、それは俺にとって、だ。  佐々木はあちらの橘と深い信頼関係を得られたし、こちらの橘に関してもやや寛大になってきたんだと思う。  九曜は人間的...
  • セカンド・キス エピローグ
    エピローグ 一ヶ月たった。 その後のことをお話しよう。 閉鎖空間の発生は収まり、ハルヒによって世界が創り変えられる可能性は消えた。 といのは古泉と長門の話だ。 「あなたのプロポーズがよっぽど嬉しかったんでしょうねえ。」 と、一ヶ月たった今でも古泉は俺のことをからかう。 長門に報告すると、まるで始めから全てを知っていたかのように 「そう。」 と一言呟いただけだった。 朝比奈さんに関しては、まだ本当のことを話してはいない。いつか話そうと思う。  冬休みはなんてこともないいつも通りの冬休みだった。 去年と同じくSOS団で遊びほうけてたのみである。  鶴屋さん家のスキー場に足を運んだり、今年は初詣にも行ったな。おみくじも引いた。 俺は中吉と無難なところだったのだが、あろうことが他の4名がそろいもそろって大吉であり、 俺はビリということでハルヒから奢りを命じられた。新年早々ついてい...
  • 長門有希無題5 エピローグ長門編
    怪我も治り俺はいつものように学校に通いだした ただ一つ違うのは俺がSOS団の部室に行かなくなった事だ   俺は何か満たされない気持ちで毎日を過ごしていた   ある日机を整理していると見慣れない本が出てきた ハードカバーの小説みたいだが、俺には見覚えはなかった ただその本を見た時、胸がチクリと痛んだ   何か気になった俺はその本を読みだしたしばらく読み進めるとしおりが挟まっていた そこに書いてある文を読んで俺は家を飛び出した 「くそっ!なんて俺は物忘れが酷いんだ!」 もうずいぶん前の、それも果たした約束の場所へ俺は急いだ   「はぁはぁはぁ……き、今日ではぁはぁ…良かったのか」   少女はコクリと頷く 「もしかして……ずっと待ってたのか 」   少女はまたコクリと頷いた   「お前の家行こうか。説明しなきゃならない事……あるんだろ?」   彼女の手を強く握...
  • 涼宮ハルヒの分身 エピローグ
      エピローグ   朝起きれば何故だかハルヒの声がして、その理由が掴めぬまま独りもだえた後に学校へ行く支度をした。あー、眠いねえ。 いつも通りえっちらおっちら坂道を登っていき、朝っぱらから元気な谷口と合流。とるに足らない会話をした。しょうもない内容でも話していれば坂道の苦も幾分か忘れることが出来、気づけば教室前に着いていた。無意識ってのも凄いもんだな。 「キョン、客だぞ」 「ん? 俺にか?」 ドアに手をかけた所で谷口からそう言われた。俺に用なんて、誰だよ。古泉ぐらいしか思い浮かばん。 だがそれは以外にも長門だった。 「どうした、長門」 「‥‥‥昼休み」 それだけ言って立ち去っていく。なんだなんだ。なんかまたハルヒが起こそうとしてるのか? 「おいキョン」 「なんだよ」 「昼休みに、あの長門有希と何する気だよ」 「さあな‥‥‥」 わき腹を小突かれ、顔見ればニヤニヤし...
  • Love Memory エピローグ
      エピローグ   ▼▼▼▼▼   記憶が戻った俺は、それからハルヒと付き合うようになった。もちろん他の奴らには内緒さ。 …まぁバレてるかもしれないが、どっちでもいいだろ?そんなことはさ。   記憶が戻ってから初めて部室に行った日。朝比奈さんが大号泣で俺にしがみついてき(てくれ)た。   「ふわぁぁぁん、キョンくぅぅんー!よかった、よかったですぅ~…うううぅ…」 「そんなに泣かないでください、朝比奈さん。」   俺の制服の一部が既にビショ濡れですよ。   「えぐっ…えっえぐっ…」 「まぁ無理もないでしょう。僕も…すごく嬉しいですよ。あなたと二人の状況だったのなら、僕も朝比奈さんのようにしていたかもしれません。」   それは危なかった。こいつが抱きついてくることなど、想像しただけで血の気が引いてくる。   「ひどいです…僕だってその気になればっ…うっ…うっ…」 「お、おい古泉、本気にするなよ...
  • 『Short Summer Vacation』・エピローグ
    ――短い夏が終わり、そして――   Short Summer Vacation~涼宮ハルヒのエピローグ~   キョンへ   あたしの旦那であるあなたが死んでから、もう5年が過ぎたわ。どう?少しは退屈しているかしら? あたしは今22歳。あれからのことを、少しだけ報告しておきたいと思うの。この手紙を天国のあなたへどうやって届ければいいのか、それは分からないけれど、それは後で考えることにするわ。もうすぐお盆だし、最悪、そのときにでも帰ってきて勝手に読んでちょうだい。   まずあたしは今、一人ではないわ。でも、未婚よ。分かる?この意味。 そう、キョンと過ごしたあの2週間のうちに、あたしはあなたとの子供を授かったの。実はね、キョンと初めてひとつになった日、あの日、本当は危険日だったのよ。まあそうでなくてもキョンと同棲中はほとんど避妊しないでいたから、たとえあの日が安全日だったとしてもたぶん妊娠してい...
  • 涼宮ハルヒの感染 エピローグ
    エピローグ  終業式の日は、雨だった。去年は快晴だったな。 俺は今更ながら、1年前にも大きな選択をしたんだということを思い出した。  あのときは世界そのものの選択。  今回は、誰に世界を託すかの選択。  結局、どちらにしても俺は自分の苦労する選択をしちまったわけだ。 ハルヒが暴走して、俺が振り回される。 この図式はこれからも既定事項なんだろう。  でも、それもいいだろう?  雨でも早朝サイクリングを続けている俺は、今日もハルヒとともに登校だ。 俺の後ろで傘を差しているハルヒも結構濡れるはずなのに、送迎を免除してくれはしない。 ──まあ、俺も休む気はないのだが。  こんな雨では自転車で会話もままならないので、無言のまま駅に着いた。 「さ~て、今日は午前中で学校も終わりよ! 放課後は楽しみにしてなさい!」 1週間ほど前まで意識不明だったとは思えない元気さで、ハルヒは言った。 そう...
  • 橘京子の憂鬱(エピローグ)
     全員が全員、何かをやり遂げたかのようにスッキリ爽やかな気分になった四月初旬の午後。  これから始まるであろうキャンパスライフに期待を膨らませているのか、或いはSOS団の新天地に希望を託しているのか。  個々のフィーリングはこれ以上ないくらいハッピーで、閉鎖空間の頻発で病んでた心も落ち着きを取り戻し。  宇宙人未来人為世界人超能力者、そしてただの人間も全員巻き込んで大円団を迎え――ようとした、その時。  事件の元凶は、もの凄く意外な方面から走ってやってきた。 「おや、皆さんおそろいで。どうしたんですか?」  突然聞こえてきた声に、俺たちは一斉に振り向いた。 「誰? あんた」  ぶっきらぼうなハルヒの声に、 「ぱ、パパっ!」  橘の声が入り混じった。 「ああ、これは申し遅れました。私は橘京子の父親です。娘がいつもお世話になっております」  ああ、どうもと頭を垂れる一同。彼とは初めて顔を合...
  • 涼宮ハルヒの交流 エピローグおまけ
     ―同日、同時刻―    どうも、みなさん。古泉一樹です。  僕は今、自分の家でくつろいでいるところです。  日曜日の朝、天気もいいですし、今日は楽しい一日になりそうだ。  これからの時間を思うと胸が高鳴ってきます。  ピンポーン!  おや、少し早いようですが、どうやら来たようですね。       『涼宮ハルヒの交流』 ―エピローグおまけ 古泉一樹の場合―       「ちょっと早かったね。おはよう、みーちゃん(※朝比奈みくるのこと)」 「あなたに早く会いたかったの。おはよう、いっちゃん(※古泉一樹のこと)」 「嬉しいよ。とりあえず上がって」 「はぁい、お邪魔しまぁす」  とりあえず家に入ったみーちゃんと、テレビの前のソファーに腰掛ける。 「今日いい天気で良かったね。家にずっといるのはもったいないかも」 「そうだね。じゃあ朝はのんびりして、昼くらいから出かけよっか?」 「うん。私もそれでい...
  • 涼宮ハルヒの交流 エピローグ
    「キョンくーん、ハルにゃんが来てるよー」  日曜日の朝っぱらから妹に叩き起こされる。いい天気みたいだな。  いてっ、痛い痛い、わかった。起きるから。いてっ、起きるって。    慌てて準備をして下に降りると、ハルヒはリビングでくつろいでいた。 「あんた、何で寝てんのよ」 「用事がなかったら日曜日なんだから、そりゃ普通寝てるだろ」 「普通は起きてるわ。こんないい天気なのに。あんたが変なのよ」  たとえ俺が変だったとしても、こいつだけには絶対変とか言われたくねぇ。 「で、今日はどうしたんだ。お前が来るなんて聞いてないぞ」 「んー、今日はなんかキョンが用事あるらしくって、暇だから遊びに来たのよ」  今のを聞いて何をわけのわからないことを、と思った人間は間違いなく正常だ。なら俺は何だ?変人か?  そうだな、わかりやすく説明すると、この涼宮ハルヒは異世界からやってきた涼宮ハルヒなのだ。        ...
  • 森園生の電子手紙 エピローグ
    森園生の電子手紙 エピローグ1 side国木田 森園生の誕生日   「ねえ…新川さんは何が良いと思いますか?」   ザッと事務所の清掃を終えた僕は、残って書類整理をする新川さんに尋ねてみる。 「そうですなぁ…森はあの様に見えて可愛い物が好きなようですからな。」   何故僕が事務所の掃除をしていたかと言うと、最近ここでアルバイトを始めたからだ。 森さんや新川さん、古泉君が使う、この「機関北口支部」という所の事務所の清掃が僕の仕事となっている。 因みに紹介は森さん。別の仕事が終わってから、ここの掃除をするのは疲れるらしい。 「可愛い物ですか?」 「そうですな…可愛いものに限らずとも、貴方からの贈り物なら森は何でも喜ぶでしょうな。」 「それじゃあ身も蓋も無いですよ…。」 「まぁ今日含め、後3日あります。ゆくっり悩むのもよろしいでしょう。」   収穫なし。新川さんに聞いてもしょうがないか…仕方ない...
  • 朝倉涼子の再誕 エピローグ
    エピローグ  後で聞いた話になる。・・・前にも使ったな、このフレーズ。 「あの時、涼子は確かに周防九曜とともに情報連結を凍結された」  いつもならばこの手の役割は古泉が喜んで請け負うのだが、今回の解説役は長門だ。  餅は餅屋、というやつである。 「しかし、わたしはあなたと別れた後教室に戻り、涼子を周防九曜とともに情報統合思念体のもとへ転送した」  そういえば、あの時長門は氷像と化した朝倉をどうにもしなかったな。  最低限どこかに運ばなければ翌朝にでも大変な騒ぎになるというのに、あの時はそんなことにも気付かなかった。 「その後、統合思念体は凍結状態のまま涼子たちを引き剥がし、周防九曜のみを情報連結解除した」  そんなこともできるなんて、長門の親玉は相変わらず凄すぎるな。  しかし、どうせナントカ解除をするんだったら、どうしてあの場でそれをしなかったんだ? 「涼子が巻き添えを食らって消滅...
  • 涼宮ハルヒの経営I エピローグ
      エピローグ       あれから二ヶ月が過ぎた。ハカセくんは無事大学に合格し、実験を再開している。進捗状況はあまり目を見張るほどのものではなさそうだが、一歩ずつ時間平面について勉強しているようだ。あれこれ苦労しているハカセくんを長門と朝比奈さんが温かく見守っている。ハルヒの目が温かすぎてプレッシャーにならないようにいろいろと配慮はしているのだが。 「そういえばキョン、メモリカードどこにやったの?」 「あのメモリカード壊れてるぞ。今のパソコンだとちゃんと読めない規格だったらしい」 「むー」 ハルヒは口を尖らせて、どうしてもあの続きを見たい風だった。 「続きはそのうち分かるだろ、少なくともお前自身なんだから」 「そうね。未来のあたしが満足してるなら、それでいいわ」 なんとかあきらめてくれたようだ。ワームホールも無事閉鎖したし、しばらくはおとなしくしてくれると助かる。すくなくとも次の「ひ...
  • 長門有希の憂鬱IV エピローグ
      エピローグ    最後に新川さんが丁寧に謝辞を述べ、古泉が閉会の挨拶と二次会の案内をして披露宴はお開きとなった。新郎新婦は拍手の中を退場、とふつうはプログラムにあるはずなのだが、突然ハルヒが叫んだ。 「ちょっとみんな、外見て!」 「どうしたんだ?」 「すっごいじゃないの、目の前で花火をやってるわ」 「まさか、もう九月だぞ」 ハルヒの指令ですべてのカーテンが開けられた。窓の外はもう暗くなっていて、眼下に広がる俺たちの町の夜景と夜の海、そのはるか上空で、光の大輪の華が大きく広がっては消えていく。ドドンと腹の底に響くような大きな音と共に赤黄色オレンジと青に緑の輪が咲いていた。今日のセレモニーの最後を飾るイベントだと思ったらしく招待客からやたら歓声が上がっている。   「あれは誰がやってるんだ?古泉、お前の機関の仕込みか」 「とんでもない。あんな予算のかかる見世物をやるなんて聞いていませ...
  • 台風一過のハレの日に:エピローグ
    『台風一過のハレの日に』     ○ エピローグ   「なによ、また台風? バカにするんじゃないわよ!」 団長席でハルヒが怒っている。この分だと、閉鎖空間が発生するかもしれないな。そう言うわけでなんとかフォローしようとする古泉は必死のようだった。 「まぁまぁ、涼宮さん、そうおっしゃらずに……」 「だって、ついこの間もきたところじゃない、台風!」 あの時は、お前喜んでたじゃないかよ、と言いたくなるのを俺はぐっとこらえた。 今度の台風は、明日の土曜日の午前中に最接近するらしい。その明日は久々の不思議探索を予定いていただけに、ハルヒも納得できないようだ。 「あーあ、つまんないなぁ。やっぱ、こういう時は宇宙人よね」 ハルヒの言葉を聞いた長門は、いつもの丸テーブルのところから顔を上げることなく、少しだけ上目遣いで俺の方を見ていた。 「一度でいいから、雨と一緒に降ってこないかなぁ、宇宙人……」 そう言...
  • 古泉一樹の誤算 エピローグ
      エピローグ      例によって、その後の話になる。   「よかったよかった」俺は笑顔で言った。 「よくありませんよ。どう考えても強引な歴史改変じゃないですか」 やっぱりそう思うか。俺もだ。 「そうですよ。だいたいジョンスミスって、本当はあなたのことでしょう」 「以前のハルヒにとってはな。今は違う、お前のことだ」 「こんな方法で本当によかったんですか」 「いいか悪いかは分からん。ただ、ハルヒがこれ以上ジョンスミスを待ちつづけるのは見ちゃおれん」 「偽者のジョンスミスでも?」 「ハルヒにとっちゃ、どっちでも同じことだろう」 「それはそうですが……。僕はなんだか腑に落ちません」 俺にも後ろめたい気持ちが、まったくなかったわけではないが。  そんなやりとりを聞いていた長門が、こんなことを言った。 「……事実が歴史なのではない。人の記憶にあるもの、それが歴史」 俺と古泉は目を見合わせた。そう...
  • 夏の日より エピローグ
     エピローグ  ……暑い。  俺の意識が最初に感知したのは不快感であった。前髪が汗でべったりと額にくっついている。うだるような暑さ。俺は否応なしに目を覚まし――そう、確かに俺は目を覚ましたのだ。眼は見慣れた、自分の部屋の天井を映している。何度見上げたか解らない自室の天井。俺はその不思議さよりもまず汗が気持ち悪くて、手の甲で額を拭った。拭った手を目の前にかざすと、寝汗でキラキラと光っている。  俺が横たわっていたのは、もう何年使っているか解らない俺のベッドであるようだった。水色のシーツ。もちろん他に目覚めるべき場所のあてなどなかったわけだが、この時の俺には、その当たり前のことがひどく新鮮なことのように感じられた。ごろりと寝返りを打つと、勉強机の上にほったらかしになった夏課題が見えて、床にはシャミセンがべったりと伸びており、ここが正真正銘、自分の部屋であることを示していた。外の様子はカ...
  • 遠距離恋愛 第二十七章 エピローグ
    第二十七章 エピローグ   一般的な日本の常識で花見と言えば、3月中旬から4月中旬にかけてのイベントであることに何の疑問の持たなかった数年前の俺を誰が責められよう。確かに今は4月ではあるのだが、既に日本全国の誰もが待ちわびていた大型連休に突入しており、今日はその2日目だ。桜の花びらが舞い散る中、俺は「新入生歓迎!」とでかでかと書かれた横断幕の花見の席の中にいた。 既に宴が始まって3時間。宴の一部はもう大変な事になっている。 大声で談笑しながら新一年生達のコップに酒を注ぎまくる2年3年の男子学生達。女性が少ない学部だからか女子新入生の周りを、学年を問わず男子学生が取り巻いていた。逆に、その数少ない2年3年の女子学生達は品定めをするように男子新入生を遠巻きに眺めながら、そっちはそっちで盛り上がっていた。   俺はそんな光景を眺めながら喧噪からちょっと離れた場所に座り、ウーロン茶を飲んでいた...
  • はるかぜふくまえに・エピローグ
    ○エピローグ   それから十日ほど後の話になる。俺はいつものように部室の扉を開けた。 「遅いわよキョン! さっさと準備しなさい!」 例によってハルヒの声。はて、準備とは一体何だろうね。 「しらばっくれるつもり? 無駄よ無駄。さ、みんなも準備はいい? 早速行くわよ! 新入生勧誘!」 ……そう。今日は新学年始まって三日目。つまり新一年生が今日から平常授業ってわけだ。 俺たちSOS団は全員がめでたく進級し、朝比奈さんは最上級生、他の四人、ハルヒ俺古泉長門は二年生になったってわけだ。 いや、実にあっという間だったなこの一年間は。だからといって何もなかったわけではなく、むしろ俺が今まで生きてきたどの一年よりも濃い、それこそジュースで言えば果汁100%でもまだ効かないような濃密な時間を過ごしてきた。 今だから言える。すべて楽しかった。あぁ、すべてさ。毎日、365日だ。 「す、涼宮さぁ~ん、またこの格...
  • 私の選んだ人 エピローグ
    私の選んだ人 エピローグ 「偽りの言葉」 「これであたしの勝ちっ!キョン、罰ゲーム、分かってるわね!?」 「ああ、帰りに人数分のアイスだろ?わかったよ」 涼宮さんの「ハサミ」の形からそのままVサインに意味的な変化を遂げた手の形を諦めの目で眺めつつ、手の平を返し肩を竦めながら嫌そうにそう仰る彼をちょっと透視してみても、「やれやれ」としか書かれておりません。ですが彼は自分自身も騙し遂せますからね。1度フィルターの解除方法を森さんに教わった方が良いのかもしれません。 まぁ彼の場合は、瞳孔の伸縮が視認できる至近距離で透視すればフィルターを無視して本音を読み取れるのですが、彼に嫌がられるのであまり多用はできません。 それにしても、涼宮さんも「罰ゲーム」などと仰らず、直接…………あ。 罰ゲーム!? そ、そういえば、あの日の森さんの罰ゲームがまだ2つも残っていた……。しまった。要らない事を思...
  • (消失)長門有希のもしも願いが叶うなら エピローグ
    エピローグ その後の話 その後のことを少しだけ語ることにする。世界改変事件以来、特に変わったこともなく、初詣に行ったり、豆まきをしたり、宝探しをしたりと、古泉一樹の言葉を借りれば『健全な高校生らしい日常』を送っている。 変わったといえば、あれ以来、彼のわたしに対する態度に少し変化があったと思う。ちなみに、雪山の事件以来、涼宮ハルヒも時折わたしを心配そうな目で見ることがある。なぜだろう。あのとき倒れたことで病弱だと思われたからだろうか。 一方、変わらないのは喜緑江美里で、世界改変前に生徒会長とお付き合いをしていると語っていたが、そのような事実はなかった。それどころか、いわゆる趣味というものがないらしく、わたしが本を読むように、情報統合思念体からの指令以外で人間的な行動をすることはせず、淡々と任務を遂行している。ただ、彼女の心の内がブラックボックスであることは間違いなく、情報統合思念体...
  • ポニーテールの秘密・エピローグ
    エピローグ  ついこの間までゴチャゴチャになっていた俺の記憶と谷口の証言との齟齬は、完成されたパズルの絵の様に組み上がっていた。無論、俺とハルヒの間柄もな。  ちなみに今は4月の2日で、9時に駅前に集合して俺の奢りの喫茶店にてくじ引きをした後の不思議探索午前の部だ。悲しいかな、俺の隣にいるのはお得意の営業スマイルを顔に貼り付けた古泉であり、たった今、昨日のタイム・リープ紀行の顛末を話し終えたところだ。所々端折りはしたが。  「いやぁ、助かりましたよ。それまでのあなたと涼宮さんの目に見えぬ争いと言いますか、緊迫した様子は決して見ていて気持ちの良いものではありませんでしたからね」  目に見えないんじゃなかったのか。  「僕は例外ですよ」  古泉は含んだような微笑みをして間を置いた。  「彼女の精神状態に異常をきたした場合、閉鎖空間内の神人の活動によってそれを知ることが出来ますから」  そ...
  • 涼宮ハルヒの出会い プロローグ
    涼宮ハルヒの出会い 『アイツノソンザイ』プロローグ   私はただの人間だった………… そう自覚してから何年がたったのかしら? もう3年もたったのね… 明日は入学式か~   『…つまんない』   平凡な入学式、ホントつっまんない そしてこのクラスもホント見るからに平凡、なんでなの? なんで私だけ… そんなこと考えてるうちに自己紹介とかいう平凡な行為の時間になったらしい たんたんと終わっていく、前の奴の自己紹介なんて頭に入ってなかった 別に目立ちたいとかじゃない、けど気がついたら私はこういっていた   『東中学出身、涼宮ハルヒ』 『ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者 がいたら、あたしのところに来なさい、以上』   涼宮ハルヒの出会い 『アイツノソンザイ』エピローグ02   別にどう思われてもいい、でももしかしたら、って思うと… だからって別に後悔なんか...
  • 「涼宮ハルヒのビックリ」エピローグ あとがき
    エピローグ  週末土曜日。一週間ぶりの市内探索ツアーである。  五分前に集合場所に着くと、既に四人が待っていた。今日も俺が罰金なのか・・・そんなに俺におごらせるのが嬉しいのかと言わんばかりに、ハルヒは笑顔であった。いや、それ以上の笑顔ともとれる。昨日お前の食卓にワライタケでも出てきたっていうのか。  「早く喫茶店に行くわよ」  はいはい、分かってますよ。ハルヒに促されるように喫茶店に入り、指定席になってしまっている席へむかうところだった。誰かそこに一人座っている。今日は違うテーブルになるのかなどと思っていると、ハルヒはすでに一人座っているテーブルへ向かった。  今回の騒動にて、一番の驚きがそこに待っていた。世界がハルヒの仕業で分裂したことなどどうでもよくなる出来事だった。現に俺だけじゃない。古泉はいつもの笑顔を忘れて口をあんぐり開けている。その顔写メにとっておきたかっ...
  • My little Yandere Sister エピローグ
     ・エピローグ   <キョンSIDE>  あるお墓の前に、俺とミヨキチは揃って立っていた。  墓標に刻まれているのは、俺の妹の名前。  そう、そこは俺の妹のお墓だった。  と言っても、そこには左手薬指の骨しかない。何故なら妹は殆ど見つからなかったからだ。  ただ、見つかったのは左手の薬指一本だけ。死んだという決定的な証明になるものはない。  現状から言って死亡していることには間違いないだろうと判断された。それだけだった。 「………」  ミヨキチが俺の手をぎゅっと握る。 「………」  俺もぎゅっと握り返す。  あの後、俺は事務室に行ってミヨキチを助け出した、らしい。  らしいというのは覚えてないからだ。あの後の記憶は交錯してろくなものがない。  気付いたときには病院のベッドの上だった。  右足骨折を初めとする様々な怪我のおかげで3ヶ月程の入院を余儀なくされた。  あの状態で痛みを感じずに動き...
  • 幻惑小説 エピローグ
      ◆◆◆◆◆    長門がこの空間の消去を承諾してくれ、俺たちは光に包まれながら元の世界へ戻った。 「……! キョンくん!」 「長門さんも……!」 「皆さん……待っていてくれたんですか。」 「もちろんです。」 「キョンくん、長門さん……戻ってきてくれてありがとう。」 「長門さん……無事で、本当に良かった……」 「……喜緑江美里……」  喜緑さんが無言で長門を抱きしめる。涙腺の崩壊を誘いそうなツーショットだ。 「やはりあなたなら、大丈夫だと思っていましたよ。」 「なんとか……だったがな。」 「我々は一度ならず二度までもあなたにこの世界を助けてもらいました。本当に感謝しています。」  俺はこのまま閉鎖空間が増え続けると世界は全て閉鎖空間に侵されてしまうことを説明された。またそんな大層なことをやってのけちまったのか。 「……さあ、涼宮さんがお目覚めになる前にわたしたちは帰りましょう、新川。」 ...
  • 七夕シンドローム 目次
    プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ
  • 長門有希無題5
    長門有希無題3 1話 長門有希無題3 エピローグ長門編 長門有希無題3 エピローグ古泉編
  • 涼宮ハルヒの交流
    第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 最終章 最終章後編 エピローグ エピローグおまけ
  • アンリミテッドブレイドワークス
    Fateのアーチャーのアレです   無限の剣製 無限の剣製2 無限の相談 無限の結論 無限の休息 無限の輪舞(ロンド)Ⅰ 無限の輪舞(ロンド)Ⅱ 無限の分岐 エピローグ~肯定~ エピローグ~否定~
  • 森園生の電子手紙
    森園生の電子手紙 1 森園生の電子手紙 2 森園生の電子手紙 3 森園生の電子手紙 [蛇足]   国木田君と森さんと野良猫さん   森園生の電子手紙 エピローグ 森園生の電子手紙 エピローグ2   /番外編 涼宮ハルヒの誘拐 (キョンハル)
  • 朝倉涼子の再誕
    プロローグ 第1話~a Re-Birth in the Best Dream~ 第2話~Selfish Desire~ 第3話~False Happiness~ 第4話~a Farewell in the Worst Nightmare~ 第5話~then...Happy End?~ エピローグ     ※朝倉×キョン(←ハルヒ)のSSです。  一部『~分裂』のネタバレありなので注意。  本編とプロローグ、エピローグあわせて全7話構成になる予定。  甘さひかえめ、かといってビターなわけでもなし。  ヤンデレ・ツンデレ分は皆無です。  萌えはありませんが、時々燃え(バトル)描写ありかも。
  • My little Yandere Sister
    ※以下に注意してお読み下さい。 1、ヤンデレな妹。 2、その他諸々 3、ちょっと過激な描写 ・・・その他諸々 プロローグ 第一話「太陽を葬る日」 第二話「桜花咲きそめにけり」 第三話「Night-ship”D”」 第四話「黒い花園」 最終章「Die letzte Nacht meiner Schwester ~My little yandere sister~」 エピローグ / アナザーエピローグ(暗い空気注意) My little Yandere Sister外伝   グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」    
  • 七夕シンドローム エピローグ
     白くつつまれた視界が、一気に暗転する。実際にそうなったかは分からない。閉じた瞼の向こう側でそうなったように感じただけだ。  ゆっくり目を開けると、そこはどこまでも暗闇が広がる空間だった。真っ暗という訳じゃない。俺の手も、足も見える。どこが地面の境目かさえも分からないのに、俺はその場に立っていた。なんだこれは? とりあえず現実にある空間ではないことだけは分かるが。 「………失敗か?」  頭に浮かんだ最悪のシナリオ。元の世界に戻れるわけでもなく、改変世界にとどまったわけでもない。どこでも無い空間に、俺は放りだされたのか。  あの改変世界はどうなった? 俺のせいで全て崩壊しちまったのだろうか。ならあいつらに悪いことをしたな。俺はどうなるんだろう。このまま暗闇を永遠に漂い続けるのか。あいつらへの仕打ちを考えれば、この結果も当然かもしれない。  再び目を閉じようとすると、ほとんど暗闇と同化した...
  • エピローグ~肯定~
      (これは、無限の分岐の続きであり、アンリミテッドブレイドワークスの終章です)     ―――会いたい。ハルヒに会いたい。抱きしめたい。キスしたい。一緒にいたい―――。 「…ハルヒに…ハルヒに、会いたい…!」 「…そう」 その声は、何処か満足そうだった。 後ろの女は抱きつくのをやめ、俺の前に歩いて来た。…俺には後姿しか見えないが。 …女って言うより少女だな。背はあまり高くなく、少し灰色の髪にはシャギーが入っている。…何故か、セーラー服を着ている。 その少女が何かを呟いた瞬間、足元から消え始めた。 「…!お、おい!」 「…大丈夫」 消えていくのに反比例するように、俺の記憶がよみがえってきた。 俺の妹の名前も、 俺の高校の名前も、 俺の年齢も、 俺の所属する団の名前も、 その仲間たちの名前も…? …あれ、何でだ?一人だけ、思い出せない…?。 思い出せないそいつは目の前にいる―――!   もう...
  • 涼宮ハルヒのビックリ
    「涼宮ハルヒのビックリ」(ネタバレ注意?)  「涼宮ハルヒ。」の続編を予想して書いてみました。処女作品なのに長編SSで、しかも稚拙な文章のためあらかじめご了承願いたいです。 第四章 涼宮ハルヒのビックリ」第四章α‐7 β‐7 「涼宮ハルヒのビックリ」第四章α‐8 β‐8 第五章 「涼宮ハルヒのビックリ」第五章α‐9 β‐9 「涼宮ハルヒのビックリ」第五章α‐10 β‐10 「涼宮ハルヒのビックリ」第五章α‐11 β‐11 第六章 「涼宮ハルヒのビックリ」第六章 エピローグ 「涼宮ハルヒのビックリ」エピローグ あとがき また下記のサイトにて個人的見解も述べています。よろしかったらどうぞ。 ttp //www31.atwiki.jp/kyogaku/
  • 涼宮ハルヒの抹消 TOP
    はあ。 ようやく完結しました。 長いです。普通のライトノベルの書式にして300ページ弱あります。 それでも構わない方で、分裂まで読み終えてしまった方はぜひ読んで下さい。 あと感想くれた方、本当にありがとうございます。ずいぶん励みになりました。       プロローグ  プロローグ2 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章  第七章  第八章 第九章  エピローグ   
  • 涼宮ハルヒの戦場 エピローグ
     翌日の朝。自室のベッドの上で目を覚ました俺を襲ったのは、恐ろしいほどの肉体的疲労感と精神的脱力だ。 なんなんだこれは。立って起きあがることすらできねぇ。まるでフルマラソンか、トライアスロンに訓練なし、 準備体操なしで突撃敢行後のようだぞ。  近くでじりじりと鳴っている目覚ましを止めようと手を伸ばすが、それすら適わない。 「まずい……このままだと……」 「キョンくーんー、あさーさーさーさーあさー♪」  いつものようにノックなしで訳のわからん歌とともに俺の部屋に現れたのは我が妹だ。。 「起きない遅刻するよー。早く早くー」  とまあ、布団に潜りっぱなしの俺に乗っかってドカドカと騒ぐもんだからまるで拷問だ。 いつもなら寝ぼけてあまり気にならないが、今日は変に意識がはっきりとしている上に全身筋肉痛っぽいので、 痛くてたまらん。だが、それでも身動きもできないんだから、俺の身体は一体どうなっちまったん...
  • エピローグ~否定~
      (これは、無限の分岐の続きであり、アンリミテッドブレイドワークスの終章です)       ―――っ出来ない…! いくらハルヒがいたとしても、やっぱり俺は人の命と引き換えに生き返ることは出来ない。 「…やっぱり、生き返れない」 「…!」 俺の言葉に、後ろの女は驚いたようだった。 「…何故?涼宮ハルヒのことはいいの?」 焦るように、俺に尋ねる。 「…確かに、ハルヒのことは心残りだ。でもやっぱり…俺は人の変わりに生き返るなんてのはごめんだ」 「………」 「…ハルヒには悪いと思う。…でも、あいつは俺が惚れるくらい美人だ。きっと、俺より良い男と幸せになってくれるさ」 「…そう」 「ああ」 俺がそう言うと、後ろの女は抱きつくのをやめた。 「では…私は現実世界に戻る。…40年後、また逢えることを祈っている」 「ああ判ったよ。名も忘れちまった誰かさん」             キョンが入院してからもう...
  • 涼宮ハルヒの驚愕 エピローグ……
     天蓋領域との壮絶かつ困難なバトルの話は俺の中で整理がついた時にでもゆっくり 語ろうと思う…… 。  季節は三度目の桜がまるで流氷を漂うクリオネの姿で舞う光景を見ながら、 俺はシーシュポスの苦痛を3年間も続けたんだなという感慨にふけり、後ろを 振り返った。  北高に入り、ハルヒと対面したあの日が走馬灯のようによみがえってくる。 思えば「宇宙人、未来人、…… 」あの言葉を聞いた瞬間から俺は夢のような時を 過ごしてきたんだなとも思う。  まさに光陰矢のごとし、カマドウマにも五分の魂ってやつか…… 。  そんなこんなで今日は朝比奈さんの卒業式当日。 もちろん鶴屋さんもその満面に笑みを称え、卒業生の輪の中にいた。  「安定していますね、まさに一般人に戻ってしまった涼宮さんそのものですね。 あっ、それと僕の能力も消えてしまいました」  顔が近すぎるんだよ、古泉、あいも変わらずなぜそんなにくっ...
  • 星色パノラマ
    もくじ プロローグ 前編 中編 後編 エピローグ
  • 涼宮ハルヒの喪失 
    今回初投稿となりますが、どうぞ見てやってください。 最後のほうは、ある漫画からすこしネタを拝借するつもりです。 プロローグ 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 第6章 第7章 第8章 第9章 第10章 エピローグ 勢いで最後まで書いてしまいました。 また、なにか思いついたら書きたいと思います。
  • ピロートーク
      ピロートーク~ラブホ編 ピロートーク~破れパンツ編 ピロートーク~リクスー編 ピロートーク~爛れたバカップル編 ピロートーク ~お莫迦ダイエット編 ピロートーク~お莫迦若夫婦編 ピロートーク~コスプレ馬鹿夫婦編 ピロートーク~未希編
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