涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki内検索 / 「赤色エピローグ epilogue」で検索した結果

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  • 長編・涼宮ハルヒ2
    ...of thanks 赤色エピローグ 夏の日より 朝比奈さんの妊娠 疑惑のファーストキス 機関の推測(微エロ注意) 涼宮ハルヒの切望―side H― 憂鬱な金曜日 それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ
  • Love Memory エピローグ
      エピローグ   ▼▼▼▼▼   記憶が戻った俺は、それからハルヒと付き合うようになった。もちろん他の奴らには内緒さ。 …まぁバレてるかもしれないが、どっちでもいいだろ?そんなことはさ。   記憶が戻ってから初めて部室に行った日。朝比奈さんが大号泣で俺にしがみついてき(てくれ)た。   「ふわぁぁぁん、キョンくぅぅんー!よかった、よかったですぅ~…うううぅ…」 「そんなに泣かないでください、朝比奈さん。」   俺の制服の一部が既にビショ濡れですよ。   「えぐっ…えっえぐっ…」 「まぁ無理もないでしょう。僕も…すごく嬉しいですよ。あなたと二人の状況だったのなら、僕も朝比奈さんのようにしていたかもしれません。」   それは危なかった。こいつが抱きついてくることなど、想像しただけで血の気が引いてくる。   「ひどいです…僕だってその気になればっ…うっ…うっ…」 「お、おい古泉、本気にするなよ...
  • 朝倉涼子の再誕
    プロローグ 第1話~a Re-Birth in the Best Dream~ 第2話~Selfish Desire~ 第3話~False Happiness~ 第4話~a Farewell in the Worst Nightmare~ 第5話~then...Happy End?~ エピローグ     ※朝倉×キョン(←ハルヒ)のSSです。  一部『~分裂』のネタバレありなので注意。  本編とプロローグ、エピローグあわせて全7話構成になる予定。  甘さひかえめ、かといってビターなわけでもなし。  ヤンデレ・ツンデレ分は皆無です。  萌えはありませんが、時々燃え(バトル)描写ありかも。
  • 涼宮ハルヒのビックリ
    「涼宮ハルヒのビックリ」(ネタバレ注意?)  「涼宮ハルヒ。」の続編を予想して書いてみました。処女作品なのに長編SSで、しかも稚拙な文章のためあらかじめご了承願いたいです。 第四章 涼宮ハルヒのビックリ」第四章α‐7 β‐7 「涼宮ハルヒのビックリ」第四章α‐8 β‐8 第五章 「涼宮ハルヒのビックリ」第五章α‐9 β‐9 「涼宮ハルヒのビックリ」第五章α‐10 β‐10 「涼宮ハルヒのビックリ」第五章α‐11 β‐11 第六章 「涼宮ハルヒのビックリ」第六章 エピローグ 「涼宮ハルヒのビックリ」エピローグ あとがき また下記のサイトにて個人的見解も述べています。よろしかったらどうぞ。 ttp //www31.atwiki.jp/kyogaku/
  • Black Lily
    Black Lily プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 エピローグ
  • Love Memory
        Love Memory 前中後編のまとめです。    Love Memory 全    Love Memory  前編    Love Memory  中編    Love Memory  後編    Love Memory  エピローグ   
  • Black Lily・エピローグ
     結論から言えば、その通りだった。 翌日、長門有希の机は空席のままで、教師から海外に転校したとの通達があった。 俺の耳はその情報を素通りさせた。 「キョン、どういうことよ」 ハルヒが珍しく神妙な調子で背中から声をかける。聞いたまんまだろ、長門は遠くに引っ越したんだ。……宇宙規模の遠いところにな。 「あんた、それでいいの? どうして、どうして有希を引き止めなかったのよ」 傷口に塩を塗ることを言うハルヒである。 「すまんハルヒ。今日だけはほっといてくれないか」 クラスの中央にほど近い長門有希の机は、春が来てあいつと同じクラスになってから、初めて空席になっていた。俺が始業ぎりぎりに来ると、いつだってそこには小柄なショートカット娘の姿があったのだ。今日だけいないのはどうしてだよ。 長門由梨も来ていなかった。あいつの話ではあと少し観測が続くとか言ってた気がするが。俺は午前中何も考えない代わり...
  • 番外章「誰も知らない2日間」
    目次 やぁ。 自己満と言う名の作品補足用SSへようこそ。 とりあえずこのSSを読もうという気があるなら上の目次から戻って本編を先に見ることを強くオススメする。 まぁこのアップルジュースはハルヒが俺に買わせたものなので気にせずに飲んで落ち着いてほしい。 「…ちょっとキョン」 「冗談だ」 とりあえず病人は大人しく寝てろ。 「わかったわよ…」 と、渋々ベッドに横たわるハルヒ。 …まぁここまでの文章では何が何だかわからないだろうからこうなったまでの経緯でも話そうか。 時は遡って8月28日の解散直後。 …まぁついさっきのことなんだが。 詳しい流れは本編の第四章を読んでもらえるとありがたい。 「…なぁハルヒ?」 「ん?どーしたの?」 いや…そんなに笑顔で訪ねられても困るんだが… 「いつまでついてくるつもりなんだ?お前の家は反対側だろう?」 「いや...
  • 森園生の電子手紙 エピローグ
    森園生の電子手紙 エピローグ1 side国木田 森園生の誕生日   「ねえ…新川さんは何が良いと思いますか?」   ザッと事務所の清掃を終えた僕は、残って書類整理をする新川さんに尋ねてみる。 「そうですなぁ…森はあの様に見えて可愛い物が好きなようですからな。」   何故僕が事務所の掃除をしていたかと言うと、最近ここでアルバイトを始めたからだ。 森さんや新川さん、古泉君が使う、この「機関北口支部」という所の事務所の清掃が僕の仕事となっている。 因みに紹介は森さん。別の仕事が終わってから、ここの掃除をするのは疲れるらしい。 「可愛い物ですか?」 「そうですな…可愛いものに限らずとも、貴方からの贈り物なら森は何でも喜ぶでしょうな。」 「それじゃあ身も蓋も無いですよ…。」 「まぁ今日含め、後3日あります。ゆくっり悩むのもよろしいでしょう。」   収穫なし。新川さんに聞いてもしょうがないか…仕方ない...
  • Close Ties(クロース・タイズ) プロローグ
    Close Ties(クロース・タイズ) プロローグ      暗くなった部室に私は涼宮ハルヒと二人きりでいた。なんとも珍しい状況だ。  部活時間は過ぎ、下校を促す放送も流れた。 「アタシは、その…そんなつもりで質問したわけじゃないのに…」 「私は確かに古泉一樹の気遣いには感謝している。でも、彼に対して特別な考えを抱く事はない。それは誰に対しても変わらない。だからあなたも安心して欲しい」  昨日、私は一人図書館で、本という装丁からして芸術的で美しい記憶媒体が多数保存されている空間からの帰り道で古泉一樹と出会い、歩いていただけだ。私の居住地を教えておいた方が良いと判断したためである。  しかしその姿はクラスメイトに目撃され、私は同級生から何故一緒にマンションへ入ったのかと質問攻めにされるという非常に面倒な状況に陥ってしまった。感謝の印としてお茶を振る舞うのはおかしい行為なのかと質問し返した...
  • My little Yandere Sister Another Epilogue「もしものエンディング~How to Tell You Farewell~」
      ・ご注意  この最終章アナザーはある作品を心の底から本気でリスペクトして書かれてます。 そこそこ暗い作品ですので、暗いのが苦手な人は控えてください。  なお、個人的に正史はあくまでも本編のエピローグで、こちらは 「ミヨキチの独り勝ちみたいじゃないか」 という意見を元に書いたifのエピローグでございます。  あくまでもこんな可能性もあるかな、っていう。   ===============    ここは学校。放課後の学校。今日も妹ちゃんが笑っている。平穏がここにはある。  ちょっと前までの物騒な時代は過ぎて、それはまるで凪のように。 「おはよう、ミヨちゃん。もう帰りの会終わったよ」 「あ、ごめんね。いつの間にか寝てたみたい」  私は妹ちゃんの手を取って今日も遊ぶ。誰も居ない教室で響く、楽しそうな笑い声。  私達は、一杯いろんな人を殺したけど、でも大丈夫。何だかんだで上手くいった...
  • Close Ties(クロース・タイズ)
    Close Ties(クロース・タイズ)     プロローグ   第一話   第二話   第三話   第四話   第五話   第六話   最終話
  • LOST プロローグ
    プロローグ 率直にそして端的に今の状況を言おう。 俺は長門とキスをしている。しかも、腰に手までまわしてしっかりと抱き合っている。 だけど、これは俺が望んだことではない。だからといってハルヒが望むようなことでもないはずだ。 俺の意思とは関係なく、傍から見れば「下校時間が過ぎた夕暮れの教室でアイを確かめ合う二人」 見たいな非常に青春なシュチュエーションなんだが・・・・ 話は結構前、にさかのぼる。たいして面白くも無いような話なんだが良かったら聴いてってくれ ・・・ ・・ ・   1話
  • 題名付き・あま~い短編
    ちょっといじわる 結婚記念日 長門とアイス キーワードは恋愛 甘える キョンの告白 長門さん、へい! 涼宮ハルヒの願望  涼宮ハルヒの奇跡 涼宮ハルヒの理想 甘いプリンの秘密 涼宮ハルヒの決意 夏の夜の・・・ 不治の病 未来 お揃い 『居眠り』 涼宮ハルヒの発熱 おとめごころ 長門と古泉 Strawberry Of Shortcake それって迷信じゃないのか? カンケリ 進路 年明けバカポー 凡人に泣いた日 ニチジョウ 従順なハルヒ 寒中暖あり ONE DAY ON THE SNOW ツンデレマフラー ピロートーク Pretty Devil Remedy of love 桜風 俺の右隣には アル雨ノ日ノコト 日常じゃない日常 4月1日の長門 結婚後の橘キョン アフター ザ ナイトメア ミッドナイト・コーリング アニマル涼宮(旧題動物シリーズ) バカップル保守 胸焼けプリン 朝倉涼子のグ...
  • 3人娘とキョン
    あたしは、今、SOS団室にいる。 周りを見ると、みくるちゃんはお茶入れ 有希は、本読み そして… キョンは、あたしの許可も無く寝てる 古泉君は、用事あるため、いない… ………暇だ、取りあえず…みくるちゃんと有希に言ってみる 「ねぇ、みくるちゃん、有希…何が話題無い?」 みくる「話題ですか?えーと…」 長門「……キョンの事」 …はい? 長門「…どう思ってるの?」 え!?ちょ…なんで、この話に!? みくる「気になりますね…どう思ってますか?」 ……くっ… 「み、みくるちゃんと有希はどう思ってるのよ!?」 みくる「えっ!?わ、私ですか!?」 長門「……」 こうなったら… 「はい!みくるちゃん、言ってみなさい!」 みくる「ふ、ふえぇ~…」   みくるサイド   わ、私ですか~?え?「早く言え」っても~… 分かりました!言います… 私は、初めてあった時は、優しい男だなと思いました… キョン君は…っと...
  • 人生最悪の三日間 最終章 ~デズデモーナ~
      もっと早く、気づくべきだった。 朝比奈さんは三年以上前に遡れないと言ったし、古泉はもしかしたら昨日世界ができたのかもしれないとも言った。 朝比奈さんの言ったことはわからないし、古泉が言ったこともありえないと思って、別に気にしなかった。 でも、そのときに気づくべきだった。 単独で考えれば、どちらもありえない話だが、併せて考えれば答えは出るのだ。 神が憎い。 こんな奴が神だなんて信じられない。 俺は神に反乱を起こすぞ。     午後六時二十分。部室にて。   銃声は二回だった。 ひとり一発ずつ。 だが、それで十分だった。 笑う女は笑うのを止め、床に崩れ落ちた。 部屋の隅にいた未来人も同じように倒れた。 銃口から出た煙は天井に向かって昇る。 死体が二つ、床に転がっている。頭からは血を流して、床に血溜りを作っている。 「……よく撃てたな」 「団員のピンチよ。撃てないわけ無いでしょ」 「……...
  • Black Lily・プロローグ
     あまりに突然の出来事だった。 「えー、本日づけでうちのクラスに転入してきた、長門由梨くんだ」  第二学年、年末。  その出来事は俺たちSOS団に静かな非日常をもたらし、短い間で記憶に残ることとなる。  ――Black Lily――  師走だった。それはもう師匠も弟子も魔法使いも戦士もバタバタに立て込んだ師走だった。  夏を境にして、非日常と呼べる出来事は徐々に小康状態となり、代わりにハルヒがこれまでのどの学期より精力的にイベントや学外活動をおっぱじめたので、これまでよりずっと忙しかったと言っても間違いじゃないし、正直に言えば俺はそれらを楽しんでいた。  『敵』の連中は夏の一件で懲りたのか何なのか、三ヶ月近くほとんど音沙汰がなく、古泉も長門も朝比奈さんも、俺の見る限り今までで一番普通の高校生生活を送っているようだった。 「みくるちゃん! はいポーズ! もっと笑って!」  ...
  • LOST
    LOST プロローグ LOST 1話 LOST 2話 LOST 3話 LOST 4話 LOST 5話 LOST 6話 LOST 7話 LOST 8話 LOST 最終話
  • Love Memory 後編
      ▼▼▼▼▼   涼宮にキレられ、蹴っ飛ばされて文芸部室から放り出された俺は、行く所もなく、家に帰ることにした。 突如、肩に何か軽いものが当たった感触を感じ取る。   「…待って。」   えーと…なんてったっけ。あのSOS団の内の一人の美少女が俺の肩を掴んでいた。   「長門さん…か?」 「有希でもいい。」 「有希?なんか馴れ馴れしくないか?」 「…あなたの好きに呼んで。」 「…じゃあ有希だな。それで、俺に何か用か?」 「さっきの涼宮ハルヒの言動、あれは彼女が本心でやったわけではない。」 「…涼宮のことか。それ、本当なのかよ。」 「彼女の心は正常ではなかった。気を悪くしないで。」 「有希、なんでお前そんなことが分かるんだ?」 「…今は信じて。」   根拠もなく信じてと言われてもなぁ…   「わたしが伝えに来たのはこれだけ。」 「ま、待てよ有希!」 「…何?」 「あれだ、朝とかさ、たまに…...
  • 題名付き・普通短編2
    ある晴れた休日(キョン&古泉) 「LOVE」 お客様は宇宙人 ドライブ セリフ九割で展開してみた~こいずみくんはガチじゃない~ エンドレス・エラー 蝉しぐれ Kへの挽歌 カミングアウト・パニック スマイル 台風の溜息 涼宮ハルヒの創世秘話 一万年と二千年前から キョンの評価 普通?の高校生の会話 長門さんはロッテに興味を持ったようです。 コーヒーシリーズ 機関の事情 酒乱女 前兆 キョンの子育て奮闘記 彼は団の緩衝材 『ビール×月見酒×オールスター球技大会ポロリもあるよ』(喜緑さん×生徒会長) 生徒会長の不良3人の倒し方 古泉一樹の苦笑 燃えろ!球技大会! やや黒古泉 切ない同窓会 白雪姫の真相 彼岸花……その花言葉は…… ちょっとみくる救済保守 ある曇った日のこと 無限輪舞 マッガーレで保守 古泉一樹のピロートーク もしくは、長門有希と古泉一樹の作戦会議 早すぎるリハーサル。 恋ってな...
  • HAPPY TREE FRIENDS
    部室にて―― ハルヒ「ねぇねぇキョン、こっち来て」 キョン「?なんだ?」 ――ハルヒ、パソコンのディスプレイを指す ハルヒ「これ見て」 キョン「――『HAPPY TREE FRIENDS』?外国のアニメか?」 ハルヒ「まぁ見てごらんなさいって」 ――ハルヒ、マウスを再生ボタンに移動させダブルクリック http //happytreefriends.atomfilms.com/ ↑ある意味強烈なので心臓が弱い人は見るのを止めようね☆ ――終了 キョン「……で、なんなんだ?この道徳的に悪い病んでるアニメは?」 ハルヒ「……何その反応……」 キョン「いや、なんでおまえそんな不満気な顔なんだ?」 ハルヒ「なんでそんなに反応薄いのよ!?」 キョン「質問に質問で返すな」 ハルヒ「こんな可愛らしい絵なのにこのグロさ!!     あんた神経一本とんでるんじゃないの!?」 キョン(お前に言われたくないわ...
  • 長編・キョン2
    涼宮ハルヒのロックバンド キョンとキョン Happiness! 『思い出の結晶』 『キョンの悪夢』 志 ハルヒの好きな人 『lakeside love story』 真夏の日の夢 3人娘の本音 BR 未完? キョンの突撃 To非日常 from日常 初恋 in the middle of nowhere カントリーロード ガール・ミーツ・ガール 涼宮ハルヒの微笑 とりあえず無題(仮) 宇宙戦争 SOS団お掃除大作戦 全力疾走!ロミオ&ジュリエット ただ一人のための物語 ある日のイベント 緋色の媚薬 命の価値 キョンの日常 ) 幸せの定義 尾行大作戦? あるカップルの優劣 And everyone passed away リセット(微鬱描写有) 虫歯と歯医者 恋愛お試しお手伝い! 涼宮ハルヒの中秋 ハルヒになっちゃった 月で挙式を 三者面談 とびだせ大作戦はサイケデリック 親愛の情 デッサン ...
  • 444回目のくちづけ
    プロローグ  いまから話すのは、俺が高校二年の秋のできごとになる。  ま、時期にはたいした意味はない。ようするに、これまで語られてきたことのあとに起こった事件だとでも思ってもらえればそれでいい。  春に発生した世界の分裂と、それにともなう驚愕のできごとをへて、俺たちの現状はとりあえずの平穏を保っていた。  あいもかわらず団長は無茶をいっては団員を振りまわし、古泉はボードゲームで連敗街道をまっしぐら、朝比奈さんはお茶をいれ、長門は窓辺で本を読んでいるといったぐあいだった。  そうだな、この話にはほとんど関係しないが、佐々木たちの現状も、ほんのさわりだけ触れておこう。  佐々木は、世界の分裂のあと、いろいろあって異世界人の属性を手にいれた。最近はSOS団の準団員として、毎回ではないが不思議探索に参加したりしている。ハルヒとの関係は、同性の親友ってところか。  橘は、その組織とともに古泉の...
  • 長門有希の憂鬱IV 七章
      七 章   lustration どこここ     「お二人様、そろそろ披露宴会場に到着します」 俺と長門は寝ぼけ眼をして、よだれが垂れた口元を拭きつつ起き上がった。シートがふかふかであんまり気持ちがいいので二人とも眠っていたらしい。新川さんが気を利かせて景色のいいところを通ってくれてたようなのだがあいにくと夢すら見ていない。窓の外はそろそろ暮れはじめ夕日が差していた。 「ここどこですか」 「海岸沿いのリゾートホテルです」 リムジンは超高層ホテルのロータリーに止まっていた。ドアを開けて降りると潮のにおいがする。地理的には中央図書館から十五分くらいのところにあるらしい。    俺は花嫁衣裳のままの長門の手を取って車から降ろした。制服を着たドアボーイが胸に手を当てて深々とお辞儀をして俺たちを案内してくれた。長門は裾を引きずらないようにスカートをちまっとつかみ、いそいそと...
  • 長編・古泉一樹
    古泉一樹無題1 ウィザード オブ サムデイ ウィザード オブ レニーデイ 古泉一樹 EP.0 古泉一樹 EP.0.5 墓地にて 晴れのち快晴 ある日の出来事 古泉一樹の結婚 頼れる副団長 絶望の世界 古泉一樹の独白 古泉崩壊 本音 GUN SURVIVAR 古泉一樹の青春 会心の一手 落し物、拾い物 変わらない チェンジ・マイ・ヒーロー 自分の居場所 古泉くんと鶴屋さん さよなら 内緒の最初 涼宮暗殺指令 雪の日 古泉一樹の出会い 不眠症候群 花嫁修行危機一髪 閉鎖空間記 キミがキミで居られるように 世界の反対側 選択肢の無い世界で スノウマーチ 月光 一樹ちゃん☆スマイル 女古泉 ちゃん の憂鬱 四月の雪 キャッチボールwith古泉球 一樹くんに女神の祝福を! 温泉と札幌 前髪に揺れる四ツ葉ふたつ 雪解けの想い もりのこいずみくん 戦士達の休日 【K.B.F.】 秘密の音色 若葉の...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 最終話
    Close Ties(クロース・タイズ) 最終話     「お待たせしました長門さん」 「ま、ま、待って…ない」  いつもの公園のベンチは、いくら寒い日であっても、私のお気に入りの場所だ。街には雪が積り、いつもとはまるで違う趣を見せていた。気温は三度しかないのに、私の体は沸騰するのではないかと思うくらい上気していた。  どこかで皆が私達二人を観察しているのは分かっているのだが、視界には入って来ない。  私はもう大丈夫だ、とははっきり請け合えないからなのだろうか。  古泉君(朝比奈さんには申し訳無いが、この呼称が今の私には限界だ)の大きな手が、私の黒い手袋をつけた手を包み込んで、一緒にゆっくりと歩き出す。  もうこうして出かけるのは何回目かも覚えていない。  だから、今日こそ皆に見せつける。私はもうみんなに心配されるような人間ではないんだと。  古泉君が嫌だと言わないのなら、私は彼の、ええ...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第三話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第三話      ケーキを食べ終わり、もうこの楽しい時間も終わりかと、少し残念な気分になっていた時、ハルヒは唐突に大声を出した。 「さあてプレゼントコーナーよ!」  ハルヒは私に包みを見せてから、バリバリとそれを破いた。 「お、おいハルヒ、お前が開封してどうすんだよ!」 「いいから見てなさい!」  包みの中から出てきたのは、オフホワイトに赤いブランド名入りの細いマークが一本ついたニットキャップだった。 「いいでしょこれ!」  部室の飾り付けに使ったらしいはさみで値札を取り去り、私の頭にそれをかぶせ、前髪を直された。 「すごい!ぴったりです」  皆賞賛の言葉を上げるが、鏡が無いので分からない。いや、あったとしてもあまり理解はできないが。しかし、耳がこれでカバーされるので、寒さ対策にはなるだろう。 「ふふっ、あったりまえでしょ!」  ハルヒはいつもの...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第四話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第四話      朝。体が異常に重たい。  そして眠い。なんとか立ち上がってはみたものの、睡眠が足りないと私の脳と四肢が訴えている。一体この状況はどういう事か。  横になりたいという気持ちに負けて布団を敷いてそこに潜り込み、そして昨日の出来事をずっと反芻していたのは覚えている。  私が有機生命になったという事をすぐ実感した。  生物特有の体臭が私から立ちこめていた上に、髪の毛はあらゆる方向へと自由に波打ってしまっていた。  シャワーを浴びるという行為が必要だと判断し、実行する。人間とはなんと煩わしい行為を、それこそ沢山毎日繰り返さねばならないのだろう。  足がふらつく上に、体は摂食を極端に拒む。思考速度が極めて低い。これが人間なのだろうか。  鏡に映った己の顔が濃い桃色をしている上に歪んで見える。人間になると私はこんな姿になるとは思いも寄らなかった...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第五話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第五話     「どう?取れそう?」  これはハルヒの声。少々沈んだ声で話しているのは何故だろう。 「うーん…ここの生地だけお店に持っていって交換してもらえば大丈夫だと思いますよ。ブランド品はちゃんと修理してくれますから」  朝比奈さんの声。 「そう!良かったわね有希。もう愛しの彼にもらったバッグをゲロまみれにしちゃダメよ!」  頬を突つかれる感触。ぱたぱたと離れていく足音。 「涼宮さん!もう少しオブラートに包んだ物の言い方覚えてくれればいいのに」  額から何か湿り気のある物が取り除かれる。そして、同じ物と思われるが、少々冷えたそれが再び乗せられる。  その心地良い冷気が、私の鈍っていた感覚をクリアにしていく。 「…私は、死んだの?」  目を開けることなく、私はそこにいるだろう朝比奈さんに質問した。  声の代わりに硬い紙をくしゃくしゃに丸めるような...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第一話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第一話      時刻は午前6時。  通常の有機生命体-人間である朝比奈みくるにとってはまだ睡眠中、または起床時間だろうか。  私が彼女だけを家に呼び出したのは理由があった。  朝比奈みくるはすでに制服へと着替えていたので話はある程度長くできるが、覚醒しきっていない表情は見ていて申し訳がない。急いで伝えることを伝えて登校前に仮眠をとってもらうのが良いだろう。  私はテーブルの前に座った朝比奈みくるにお茶を出してから、テーブルの上に二つ折りのやや無骨なデザインの黒い携帯電話を置いた。 「…えと、携帯電話買ったんですね、長門さん」  残念ながら携帯電話を自慢するために呼び出したわけではない。 「これは統合思念体からもたらされた通信機」 「通信機を必要とするんですか?」  朝比奈みくるは訝(いぶか)しげに携帯電話を眺めた。彼女の疑問はもっともだ。統合思...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第二話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第二話      午前の授業時間はあっと言う間に過ぎた。  私の中にはエラーが蓄積していた。明日のこの時間には、私は人間になってしまっているのだ。有機生命体であれば、このエラーを不安と表現するだろう。有機生命…いや、人間になればエラーに悩まされる事も無いのだろうか。  無くなるとすれば、それは素晴らしい事だ。  置換プロセスが開始されてから、私の表現の中に形容詞や抽象的な言葉が増えてきた。確かに、私は変化している。 「ゆーきーちゃんっ!」  昼休みを告げるチャイムとほぼ同時に教室へと入ってきたのは、朝比奈さんと鶴屋氏だった。  どうやら朝比奈さん自身も私の呼称を再設定したらしい。  昼休みはいつも部室で本を読むのだが、朝比奈さんと鶴屋さん(朝比奈さんに合わせて自主的に再設定した)は私を屋上へと連行し、本にありつく事が出来なかった。  真冬にも関...
  • Close Ties(クロース・タイズ) 第六話
    Close Ties(クロース・タイズ) 第六話     「よ、よう長門。気分はどうだ?」  朝比奈さんが出て行ってから、数分程眠っていたのだろうか。私の額に濡れタオルを置き直してくれている彼の挨拶はいつも『よう』だ。 「…よう、キョン」 「え?あ、おう…」  なんだか彼は辟易しているようだ。いきなり彼の挨拶を真似るのは難易度が高かったようだ。  普段から制服を着崩している彼だが、今の彼は上着もネクタイも着用せず、腕も足もまくり上げるという随分寒そうな格好をして私の傍にあぐらをかいている。 「玄関マット洗うのにベランダ使わせてもらったぞ。ああ、寝たままで構わんから。お前には一生感謝してもしきれない程世話になってるんだからな。玄関マット如き何百枚でも洗ってやるさ。だから起き上がらんでいいぞ」  寝転がったままで言うのは気が引けるが、仕方ない。 「ありがとう」  玄関マットは何百枚も所有して...
  • 長編・キョン4
    キョンの完全犯罪 涼宮ハルヒの記憶 涼宮ハルヒの軌跡  絶対に… 卒業式の約束 キョン100%(2) 涼宮ハルヒの逆転(キョンの消失) すれ違う想い 家出少女 Love Letter from …? 好感日記 好感日記Ⅱ アルバム巡り 「涼宮ハルヒの憂鬱」改 (欝エンド) Park Golf in Summer !! 北高生の告白ラッシュ 二人、夕立、遊具にて やりすぎた嘘 儚い想い出  where Justice... 裏切り者 涼宮ハルヒの再会 神が手にした力のリスク まとめ 涼宮ハルヒの時駆 雛見沢・SOS (クロスオーバー) ツインズパニック! キョンは別れを惜しむようです キョンがアンケートから情緒不安定になりました 扇子 涼宮ハルヒの盗賊 キョンのその後 (MGS4とのクロス) トナカイからのプレゼント Am I father? ロマンティックが止められない(※ホモ・百合ネタ注...
  • 機械知性体シリーズ メニュー
    □機械知性体シリーズ   □『機械知性体たちの輪舞曲』      長門有希個別キャラスレッドまとめサイトさんにて掲載。    内容としては長門有希を中心として、朝倉涼子と喜緑江美理たちインターフェイスたちが、原作時系列順にその舞台裏を描写していく長編となっています。    長門有希による一人称。      長門誕生の三年前から、最終的には「消失」を独自解釈で記したもの。    「朝倉青鬼説」を元に、主に長門と朝倉の関係性に比重を置いています。    一部オリジナルキャラクターが登場するのでご注意ください。      綺麗にまとめていただいたサイトさんへのリンクです。    http //detourist.net/post/lond_of_tfeis     □『機械知性体たちの協奏曲』      上記の『輪舞曲』の外伝扱いのもの。    朝倉視点による長門と朝倉が幸せに暮らしていた三年...
  • Close Ties(クロース・タイズ) の少し後で
    Close Ties(クロース・タイズ) 番外編   Close Ties(クロース・タイズ)の少し後で        小学校の頃に黄色いバケツを使った記憶は無いだろうか。絵の具の筆を洗う中が仕切られてるヤツだ。授業が終わる頃にはどんな律義な奴のバケツの水も「混沌」というタイトルをつけたくなるようなオブジェの如くまがまがしい色に染まっていただろう。  その水と同じくらい山ほど複雑な事情が絡みに絡みまくってしまった結果、その、まあ、なんていうか、うむ、まあ、ハルヒの奴が俺の膝を枕にして寝ているのだ。  いや、決して長門と古泉という初々しいカップルが初めて一線を越えるシーンを目撃しただけでってのはなんというか、ハルヒのプライドが許さんだろうから、そうではないという事にしてなくちゃならん。  しかも目の周囲と鼻の頭を真っ赤に染めてな。俺の一張羅のジーパンはこいつの鼻水までついてかっぴかぴにな...
  • 長門有希の憂鬱IV プロローグ
    プロローグ  Illustration どこここ    ハルヒと古泉、そして俺の三人は北口駅の南側にあるバスターミナルでじっと並んで待っていた。ハルヒはガラにもなくフリルのついた白い日傘なんぞ差しおって、後姿だけ見たらなんとなくいいところのお嬢さんみたいじゃないか。着てる服までがお嬢様のそれっぽくなったのは、古泉と付き合いだしてからなのは気のせいではあるまい。    傘の柄を肩に当ててチラリと後ろを振り返ってシナを作ってみせるのは誰かに見せ付けてんのか。ホワイトフォーカスでもかかってるようなお嬢様はニコっと笑うどころか歯をむき出しにして俺に言った。 「なによジロジロ見て。なんか文句あんの?」 「いや別になにも。その日傘、高かったろう」 値段なんか知ったこっちゃないんだが、ハルヒが少し淑女らしくなったなぁなんてセリフを口にした日にゃ炎天下で頭がどうかしちまったんじゃないかと疑われ...
  • 涼宮ハルヒの出産
    今にして思えば、ハルヒのあの一言がきっかけだったと言えよう。 現在、俺は社会人二年目で、半年前からハルヒと同棲している。 ハルヒの一言によって今の関係が終わるとはこの時の俺には知る由も無かったのだ。 それはいつもの様に帰宅したある日の事だった。 「ハルヒ、ただいま」 「お帰りなさい、キョン。お疲れ様」 あぁ、ハルヒの笑顔があれば疲れなんて吹っ飛ぶね。 そのままベッドインしたくなるがそれでは雰囲気が無いのでここは我慢するとしよう。 俺は夕食の後、リビングでハルヒの淹れてくれたお茶を飲んでいた。 「あ、あのね、キョン、ちょっと・・・話があるんだけどいい?」 いつになく神妙な面持ちでハルヒが話しかけてきた。 「あぁ、構わんぞ。んで話って何だ?」 「うん。えっと、その・・・」 なんか、切り出しにくそうだな。 ハルヒは黙って俯いてしまっっている。 俺は頭の中で切り出しにくい話を検索していた。 検...
  • 涼宮ハルヒのX-FILES <終章>
    ストーリー参考:X-FILES シーズン1「三角フラスコ」 X-FILE課が設立された後、あの長門が俺たちを殺そうとしたり、 喜緑さんが俺たちを救ってくれたり、『機関』のスポンサーが アメリカ政府になったことを鶴屋さんに告げられたりと、 俺の周りではSOS団時代と違った新しい歯車が回っている事を 常に気にせずにはいられなかった。ただ、ハルヒとそのことに ついて話し合ったことはなかった。お互い、『何を信じればいいのか』 ということが胸につっかえていたのだろうと思う。 そしてついに回っていた歯車は急速にスピードを上げ、俺たちの 前に危機として襲い掛かってきたのだった・・・ 一台の車がパトカー2台とカーチェイスを繰り広げている。車は暴走したかの ごとくスピードを上げ倉庫が立ち並ぶ場所へと逃げ込んだ。 『応援を送ります。現在位置を報告してください。』 警察無線がけたたましく鳴る。 「現在エイ...
  • キョソの旅Ⅱ ――the Anal World――
     キョソの旅Ⅱ ――the Anal World――  あなたが抱く悲しみも、あなたが抱く喜びも、アナルは受け入れる――。  ―Anal knows everything.―  プロローグ 「言い伝えのある国・b」   ―Hope follows Anal・b―  東の門は、もう何十年も閉ざされたままだった。  ひさしぶりにそこを旅人が通るということで、さびついた錠前が国の男たちによって外された。 「なんでもモトラドに乗ってくるらしい」 「モトラド!? 僕、モトラドって始めて見るよ!」  父親に子どもがわくわくした様子で言った。この国は移動用の機械がほとんどなかった。 「わたしも七十年ぶりだ。楽しみだねえ」  祖母が両手を合わせ、神に祈りを捧げた。 「来たぞ! 旅人さまだ!」  村の誰かが叫び――、 「うっほうほっほいいおとこー、もっほもほっほいいおとこー♪」  一台のアナル...
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    ●本まとめページではトップページ画像を常時募集中です あなたの作品がまとめの顔になる。絵師の方々の鋭意力作をお待ちしています。 作品はまとめ専用うpロダに上げてください。 その際、雑談所に一報をくださると管理人が泣いて喜びます ここは2ちゃんねるニュース速報(VIP)で投稿された涼宮ハルヒのSSまとめ専用Wikiサイトです。みなさん気軽に閲覧・投稿・編集していってください! メニューへ 検索 and or 注意!作品を編集するにあたっての約束事 ページ作成はなるべくワープロモードのみでお願いします。 作品を編集する時は必ず左メニューから検索できるよう外部リンクをはりましょう。 【ページ編集容量制限】 Wikiモード編集:1200行、50000バイト(50KB),ワープロモード・テキストモード編集:10万行、200KB ワー...
  • 長門さんはロッテに興味持ったようです。
      9月28日その3 今日も中継があるので長門と朝比奈さんと一緒だ。 古泉は機関で見てるらしい。 ~1回表~ 長門「ハヤカーさんいい時に打った。」 キョン「あまりホームランは打たない選手だよな」 みくる「先制できるといい試合になりそうですよね」   ~6回裏~ 長門「サンデーナイスピッチング」 キョン「ちょっと捕まったな。」 みくる「相手投手も調子いいですね」   ~7回表~ キョン「行け!」 みくる「抜ける?」 長門「行って…」 ・ ・ ・ キョン「あ~取られちゃったな」 みくる「あと少しで抜けてましたねぇ」 長門「・・・・・」   ~10回表~ キョン「っしゃあ!」 みくる「勝ち越しですよ!長門さん!」 長門「ハヤカーさん大活躍…」 みくる「キョンくん熱いですね!」ニコニコ キョン「いやー興奮しちゃいましたよ」 長門「抑えが気になる」   ~試合終了~ みくる「長門さん、2位浮上ですよ...
  • Love Memory 全
      どうしてこんなことになっているのか、どうしてこんな状況になってしまったのか、あたしは全く分からなかった。 ねえ、どうしてなの?キョン。       ▼▼▼▼▼   いつもと変わらずに部室へと向かう俺。まぁ少し変わったことと言えば、最近妙に部室への足取りが軽くなったことくらいか。 俺は確かに今の高校生生活を楽しんでいる。近頃はハルヒがらみの妙なこともないし、古泉も神人狩り回数が格段と少なくなって 「このままでは体が鈍ってしまいますよ。今は出てきて欲しいくらいです。」と余裕のコメントさえする程だ。 それくらい、今のSOS団は平和と言い切れるね。   俺の気分がいいのはそれだけじゃあないんだが、話すと少し長くなる。 ひとつは一週間後に、一学期と二学期の間に挟む夏休みという素晴らしきロングホリデイがあるのだ。そのほとんどがハルヒの為に費やされるのは覚悟しているが、 学校に行かなくて良いというだ...
  • I am teacher
    1月のとある日、この日は朝から寒い日だった。 涼宮ハルヒが非合法で活動しているSOS団も何とか無事に年を越すことができた。 この日もいつもと同じように金曜日の1時限目は英語の授業行なわれるはずだったが……少しばかりおかしな事態になっていた。 ひとつは俺が座る、窓際後方2番目には俺ではなく国木田が座っているということ。 もうひとつは俺が学生服ではなく、濃いグレーのスーツに赤いネクタイの組み合わせで教壇に立っていることだ。 ホワイ? なぜ俺は教師になっているんだ。     英語の授業をしながら、今日の朝の記憶を辿ってみた。 まず朝起きて、顔を洗って鏡を覗いくと少し顔が老けていることに気づいた。 寝ぼけているのかと思いながら、部屋へ戻ってみると学生服の掛けてあるはずのハンガーにはスーツが掛かっており、学生服が見当たらなかった。 とりあえず、スーツに着替えるとスーツの胸ポケットに教員証が入っていた...
  • Project512_Part3
     Project512_Part3-もくじ- Part1はこちら Part2はこちら Part4はこちら Part5はこちら Part6はこちら Part7はこちら Part8はこちら Part9はこちら     ──阪中が主役のSSに挑戦なのね、の巻──     【プロローグ】    【阪中大地に立つ!】 【阪中の孤島症候群】 【阪中の古都珍騒動】  【阪中の退屈】 【阪中の憤慨(偏執者一直線!)】   -特別書き下ろし- 【阪中の紹介(1)】 【阪中の紹介(2)】     #あははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・            _. ‐   ̄ ヽ、          /           ヽ-、         /     _. -、        ヽ .        / ,.    /    ...
  • 餃子の季節
      餃子の季節 【プロローグ】    西暦2008年X月X日。    この日、世界中を凶報が駆け巡った。   『北京オリンピックにて涼宮ハルヒ、涼宮哈爾濱に敗北す。』    これは中華人民共和国の野望を何者をも妨げ得ないと言う事を意味していた。    後の世に”炎の七日間”と呼ばれる、悪夢の一週間の始まりであった。   ───「我が神、我が神、何故に我を捨てたまいしや」(マルコ15章34節)   挿絵 http //society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1202756066/1 【第一章・中華人民共和国の興亡】   ──翌日、中国軍は世界侵略を開始した。   鈴宮ハルヒ「北米方面軍より報告、アメリカ・カナダの制圧完了しました。」 涼官ハルヒ「欧州方面軍より報告、NATO軍は壊滅しました。」 涼宮八儿匕「台湾方面軍より報告、台北市内でゲリラ部隊が...
  • chapter3
    しばらく互いに唖然としていたが、ふと思いついた。 「もしかして、異時間同位体か?」 しかし、もう一人の俺は未だに唖然とした様子で、 「…いじかんどういたい?なんだ…そりゃ。」 とだけ答えた。どうやら違うらしい。となると…、 だっだっだっだっだっだっだ まずい。ドア開けっ放しだった。妹が上の様子がおかしいから 見に来たんだ。ええい、止むをえん! 「すまん。」 「ちょ、なっ…。」 ガラガラガラ ガシャ 「キョン君。何か一人事言ってたみたいだったけど、どうしたの?」 「いや、大した事じゃない。明日の化学の小テストの暗記をしてたけだ。」 「ふ~ん。でもドアを開けっ放しでしないほうがいいと思うよ。」 「ああ、今度から気をつける。」 「勉強がんばってね。」 バタン だっだっだっだっだっだっだ 「ふー。もういいぞ。」 俺は窓の外に放り出したやつにそう言った。 「いったい、何なんだ?」 「正直なところ俺に...
  • 涼宮ハルヒの失踪
      文字サイズ小でうまく表示されると思います 何故安価なのかは 33     33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東京都):2008/09/14(日) 12 56 28.24 ID uEJYG+Qk0 いいわけ保守  なあハルヒ、このスレは本来SS投下をする為にあるんであって安価とかはまずいんじゃないのか? 投下が来た時の邪魔になるし、住人も良くは思ってないと思うぞ? 「そんな事はどうでもいいの! いい、キョン。この場合一番重要なのはプリンが生き残る事、それだけよ。 そりゃああたしだって、本当は投下を期待してF5押しながら支援カキコしてたいわよ。でも今は規制のせいで 住人が殆どいないじゃない!」  そりゃあ、まあそうだが。 「明日になればきっと誰かが戻ってくる、あたしはそう信じてるもの! だから私は意地でもここを存続させる から邪魔しないで!」  ……なあ、ハ...
  • 長編・未分類2
    ハロウィンパーティー 箱入り娘 HAPPY TREE FRIENDS 自殺 少年達の雑談 SOS団の惨劇 パートナー 閉鎖空間と糞団員 家族 電波作品1 電波作品2 雪合戦 クリスマス中止のお知らせ 巡る財布 カオス・ザ・ワールド あたたかなもの 12月18日・A  dearest beyond of SuzumiyaHaruhi 宇宙人現る! SOS団ラジオ支部~深夜版~ こたつでみかん 迷探偵キョナン 特攻野郎アフロチーム 涼宮ハルヒの舞台裏 ある雪空の日のこと ロックンロールスターダスト トライアングル・ラン チョコ、キッス、カオス♪ My namewas... 平行記憶 雨の日のぬくもり 遠い場所までむかえに来て GANTZ とある2月14日の断片 ハルヒがみくるでみくるが長門で長門がハルヒで… 俺が古泉で古泉が俺で…(上の続編です) かわいい一日お茶だし係 続・孤島症候群 「涼...
  • 涼宮ハルヒの遡及Ⅸ
    涼宮ハルヒの遡及Ⅸ     「どうやらこれで一段落ね、そう言えば、ラスボスってどこにいるの?」  一息ついたアクリルさんがハルヒににこやかに問いかけておられます。  まあ俺もそう思ってるし、長門、古泉、朝比奈さんも当然抱く疑問だろう。  この世界を消滅させ、俺たちが元の世界に戻るためには、世界の鍵となるラスボスを倒すしかない。なら、どこにいるのかくらいは知っておきたいところだ。最終目標があるのとないのとでは気分が随分違うもんな。たとえ、そこまでがどんなに長くても、だ。  ちなみに今の巨竜がこの世界のラスボスでも問題はないと思ったんだが残念ながらそうじゃないことはハルヒ自身が言っていた。  はてさて、次はどんな敵キャラと遭遇しなきゃならんのか。  などと呑気に憂鬱なことを考えていた俺だったのだがどうやら、やっぱり俺の、つうか、俺たちの考えは相当甘かったらしい。  ハルヒに関しては常に最悪を...
  • Project512_Part10
    Project512_Part10-もくじ- クイックメニュー     ●<何か保守したくなりましたよ!   キ<アッー!    ─本スレ掲載順収録─   【チャックお題・中河が●or○に襲われる!?】   【チャックお題・森園生”適当な接続詞”誘拐される?】   【朝比奈みくるの超展開】#オリキャラ?   【ヤンデレ友紀(仮名)ちゃん】   【ただ一つの願望が持てるなら】(7月7日記念)   【チャックお題・涼宮ハルヒにナイフで刺される!!】   【チャックお題・古泉一樹が誘拐される!?】   【チャックお題・朝比奈みくる(大)がプールで溺れる!?】   【チャックお題・周防九曜の手料理が食べられる】   【森DVD】   ─この辺から保守小ネタ多め特集─   【納豆(北大西洋条約機構)】(7月10日記念)   【納豆(北大西洋条約機構)Episode Re 】   【樋口さんに憧れる保...
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