*名将vs女王様 #back(right,) 【[[女王>はるか♪]]の居城・謁見の間】 [[女王>はるか♪]] 「じゃあ、まずは足をお嘗め!」 [[ウエロク]] 「ははっ。」ペロン [[女王>はるか♪]] 「きゃー!ごめんなさい。今のは冗談です。真に受けないでください。」 [[ウエロク]] 「ははっ。」 [[女王>はるか♪]] 「では冗談はさておき、あなたには[[R団]]戦闘部隊の動向をさぐっていただきたいのです。」 [[ウエロク]] 「[[R団]]軍の動向。」 [[女王>はるか♪]] 「元[[R団]]幹部のあなたなら容易いことでしょう。」 [[ウエロク]] 「わかりました。」 [[女王>はるか♪]] 「神官の[[ウジヤマダ]]がクーデターを起こしたことはあなたもご存じですね。」 [[ウエロク]] 「はい。」 [[女王>はるか♪]] 「反乱軍は[[HSウメダ]]隊とヨド川を挟んで対峙していたのですが、両軍が合流してキキョウ方面に向かい出しました。」 [[ウエロク]] 「[[HSウメダ]]が寝返ったということですね。」 [[女王>はるか♪]] 「そうだと思います。」 [[ウエロク]] 「それは、[[女王>はるか♪]]様がし向けたことではないのですか?」 [[女王>はるか♪]] 「ふふふ。違います。」 [[KTナンバ]] (・・・・この女狐め!・・・・) [[女王>はるか♪]] 「この反乱軍を動きを掴んで、あたしに報告していただきたいのです。」 [[ウエロク]] 「わかりました。しかし、俺は[[ロンシャン]]様のポケモンでもある。[[女王>はるか♪]]様を罠にかけるかもしれませんよ。」 [[女王>はるか♪]] 「くすくす。あなたを信頼しています。でも、保険はかけておきましょう。[[ラスカル♪]]!」 [[ラスカル♪]] 「え!僕?はい!」 [[女王>はるか♪]] 「あなたは、この者たちに同行しなさい。」 [[ラスカル♪]] 「は、はい。」 [[女王>はるか♪]] 「それから[[あい♪]]もあなた方と一緒に行かせます。では、よろしくお願いします。」 [[ウエロク]] 「はは。」 【道中・反乱軍の動静を探りに向かう[[ウエロク]]たち】 [[KTナンバ]] 「わては、てっきり[[女王>はるか♪]]が[[ロンシャン]]様の首とってこいちゅう命令するんか思てましたわ。」 [[ウエロク]] 「ははは。[[女王>はるか♪]]は、そこまでバカじゃないさ。」 [[KTナンバ]] 「しかし、味方の見張りだけしとけばええなんて[[ウエロク]]様の力を見くびっとんちゃいますか。」 [[ウエロク]] 「いや。逆にこの程度の命令なら俺は従わざるを得ない。そうするとあくまで中立的立場は保持することとなる。[[女王>はるか♪]]は、俺が敵味方いずれにつくにせよ戦闘に入れたくなかったんだろうよ。」 [[KTナンバ]] 「ほう。」 [[ウエロク]] 「[[女王>はるか♪]]がどんな動きをするか探ってやろうと思ったんだが、体よくあしらわれたってとこだな。」 [[KTナンバ]] 「ちぇっ!おもろあらへん。」 [[ウエロク]] 「ところで[[ラスカル♪]]とか言ったな。あんたは、どこの手のものだい?」 [[ラスカル♪]] 「え!(オロオロ)僕は[[はるか♪]]さんのポケモンでどこかのスパイなんかじゃありません。」 [[ウエロク]] 「ははははっ!正直なやつだ。[[女王>はるか♪]]のポケモンが[[女王>はるか♪]]のことを[[はるか♪]]さんなんて呼ぶわけないだろ。」 [[ラスカル♪]] 「え!(オロオロ)いえ。あの。・・・・・実は、僕、ORIGINのエージェントなんです。」 [[ウエロク]] 「ORIGIN?何だそれ。まあいい。あんたも[[女王>はるか♪]]に体よく放り出されたってわけだ。まあ仲良くやろうぜ。」 [[ラスカル♪]] 「よろしくお願いします。」 [[KTナンバ]] 「で、[[あい♪]]さんよぉ。[[あんた>あい♪]]は、[[女王>はるか♪]]から、わてらの動きを逐一報告するよう指示を受けとんやろ?」 [[あい♪]] 「いいえ。私はあなた方の健康状態を毎日チェックして日報で報告するように言われてるだけです。」 [[ウエロク]] 「たとえ健康状態であっても毎日のデータを逐一報告すれば、大体のこっちの動きは掌握できるからな。」 [[あい♪]] 「でも、私は、そんな指示がなくても、あなた方の健康状態を毎日チェックするつもりですよ。」 [[ウエロク]] 「う゛ぇ?」 [[あい♪]] 「特に[[ウエロク]]様は、前のケガのお薬が出ているのに、全然飲んでませんね。」 [[ウエロク]] 「いえ、あの、その、もう治ったから・・・・・。」 [[あい♪]] 「ダメです。きちんと処方された分は飲んでください。あとお食事の管理やリハビリもちゃんとしますからね。わかりましたか?」 [[ウエロク]] 「はい。」 [[あい♪]] 「よろしい。お返事はきちんとできるようになりましたね。あなたたちも[[ウエロク]]様を見習いなさい。わかりましたか?」 [[KTナンバ]] 「はい。」 [[ラスカル♪]] 「はい。」 [[あい♪]] 「じゃあ、今から健康的で健全な旅に出発です。さあ行きましょう。」 [[ウエロク]] (・・・・・[[女王>はるか♪]]に俺の弱点を完全に見抜かれていた。。。。。orz) 【一方、こちらも道中・[[ウオッカ♪]]が逐電のためヨシノ方面に向かっています。】 [[ウオッカ♪]] 「さあ、早く護衛の本体と合流しなきゃ。ヨシノからワカバを抜けて、トウジョーの滝を越えて、カント地方まで逃げのびてやる。」 [[???>リン♪]] 「ふふふ。久しぶりだね。」 [[ウオッカ♪]] 「あ?あんたは[[リン♪]]!なんでこんなことにいるんだよ?」 [[リン♪]] 「[[女王>はるか♪]]様の命令だよ。」 [[ウオッカ♪]] 「[[女王>はるか♪]]様の命令?[[ロンシャン]]でも暗殺するってのかい?でも[[ロンシャン]]は居城だよ。」 [[リン♪]] 「違うね。ターゲットは[[あんた>ウオッカ♪]]だよ。」 [[ウオッカ♪]] 「う゛ぇ!なんだってぇぇぇぇ!!!」 [[リン♪]] 「[[あんた>ウオッカ♪]]、もういらないんだよ。」 [[ウオッカ♪]] 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」キリキリ [[リン♪]] 「おや?こうやって見ると怒りに満ちた[[あんた>ウオッカ♪]]の顔って結構美人なんだね。美人薄命ってか。覚悟しな!」 [[ウオッカ♪]] 「ちくしょう!ちくしょう!!!」 [[リン♪]] 「涅槃で待ってな!」がぶっ! [[ウオッカ♪]] 「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」 <<名将vs女王様1及び2・おしまい>> (2009.10.10) //