<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?><rdf:RDF 
  xmlns="http://purl.org/rss/1.0/"
  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
  xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
  xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
  xml:lang="ja">
  <channel rdf:about="http://w.atwiki.jp/heikoie/">
    <title>heikoie @ ウィキ</title>
    <link>http://w.atwiki.jp/heikoie/</link>
    <atom:link href="https://w.atwiki.jp/heikoie/rss10.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
    <atom:link rel="hub" href="https://pubsubhubbub.appspot.com" />
    <description>heikoie @ ウィキ</description>

    <dc:language>ja</dc:language>
    <dc:date>2023-06-29T23:51:33+09:00</dc:date>
    <utime>1688050293</utime>

    <items>
      <rdf:Seq>
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/43.html" />
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/18.html" />
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/1.html" />
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/26.html" />
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/23.html" />
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/19.html" />
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/42.html" />
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/37.html" />
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/41.html" />
                <rdf:li rdf:resource="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/10.html" />
              </rdf:Seq>
    </items>
	
		
    
  </channel>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/43.html">
    <title>オラクルキリング　神殺しと戯言遣いの邂逅</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/43.html</link>
    <description>
      「……おや？」
目を覚ました。特に前置きもなく、面白みもなく。どうやらぼくは背後にある巨大な石造りの壁に背を預けて眠りこけていたようで、背中のあちこちが固くなっている。ボロボロの体でどうにか立ち上がり、周囲に目を向けるが、周りは暗くてよく見えない。しかし遠くからはまばゆい光が明滅を繰り返しているのが見えるので、それによってぼくの周囲はその輝きによって見づらくなっているらしい。上を見上げると、まっくろな雲と群青色の空がマーブル模様を形成していた。おそらく時間帯としては真夜中なのだろう。
「どう見ても天井ってわけではなさそうだし……うん、屋外だよな、ここ」
光が射す方向からは人々のざわめきが聞こえてくる。

さて、情報を整理しよう。まず、ぼくは大学から帰ってきて骨董アパートの一室にいたはずだ。布団に潜り、目を閉じてじっとしていた(つまり眠ろうとしていた)のだが、なにか仰々しい声が頭の中に響いていたような気がする。多分寝ぼけて幻聴が聞こえていたのだろう。そして目を覚ますと、ここにいた。
「つまり、これは現実世界のぼくが見ている夢の世界ってことか」
うん、早く起きて大学に行かないとな。夢から目を覚ますにはどうしたらいいのだろう。とりあえず壁に背を預けて体育座りし、目を閉じてみる。「それじゃあおやすみ……なんてね」
ぼくはそう呟いて、眠りにつくことにした。



「いや、寝てんじゃねえよ気づけって！？」
「え？」
暗闇から謎の声が聞こえたので顔を起こす。逆光で顔がよく見えないが、目の前にはいつのまにか少年が立っていた。
「やあ、おはよう。きみ、いつからいたの？」
顔面をグーで殴られた。
「ぐふっ」
「死体みたいな顔したやつが眠りこけてたからさあ、何度も声かけたり揺さぶったりして、ようやく目を覚ましたかと思ったら……こっちを無視してなんか独り言を呟いたり……あんた一体なんなんだ？悪魔か？それなら叩っ切るぞ」
「気づかなかったのはすまない、ぼくは鈍いんだ。だがぼく自身は悪魔でもなんでもない、どこにでもいるような弱い人間なので叩き切るのはやめてほしい」
「わかってるっつうの。あんた別に戦うタイプってわけでもなさそうだしな。立てるか？」
少年はこちらに手を差し伸べる。
「いや、大丈夫」
ぼくは手を取らず、自力で立ち上がった。目の前の少年をじっと見てみる。アシンメトリーな髪型に、「NO WAR」と白い文字が書かれている緑色のスーツ。耳にピアスを開けているのと、ぼんやり緑色に光る頬と手の模様が印象的だ。なんとなく、あどけない表情と噛み合わないアナーキーな装いをしている上に、刀のようなものを背負って銃をベルトに付けている。
少年はこちらを一瞥して、口を開いた。
「んで、あんた名前は？」
もちろんぼくの返事は決まっている。
「人に名乗らせるなら、まず自分から名乗るのが普通じゃないか？」
「……あー、うん。そうだな。僕はナナシ。なんか違う名前も名乗ってた気がするが忘れた。……で、お前は？」
「ナナシくんか、うん。よろしく」
「いや、あんたの名前はって聞いてんだけど」
「期待してくれているところですまないが、ぼくは人生で1回しか名前を名乗ったことがないのを誇りに思っていてね。それでもぼくの名前を知っている人間は、皆、もうまともに生きていないのさ。……結局これも、戯言なんだろうけど」
「なんか親近感を感じる話だな……でもそれだったらあんたのこと、なんて呼べばいいんだよ」
「スプーキーe」
「ウソつけ」
またグーで殴られた。
「戯言なんだけどな……」
「んだよ、戯言戯言って喧しいな。じゃあ、あんたのこと戯言クンって呼ぶから」
「おや、なかなかいいセンスをしているね。人はぼくのことを戯言遣いと呼ぶ」
「だったら最初からそう名乗れよっ！？……あー、まあ、とりあえずよろしくな。戯言遣い」
「ああ、よろしく。ナナシくん」
ぼく達は、互いの友情を想って固く握手をする。ことは別になかった。



それぞれの家に帰る方法とか、ここは一体どういう場所なのか、とか。色々話し合った(と言っても半分以上はナナシくんの話に頷いているだけだったが)結果として、ナナシくんとぼくは宛もなく深夜の繁華街を歩き回っていた。
「なあ、戯言遣い」
「なんだい？」
「あんたさ、いかにも弱そうな顔してっけど、ああいうの気にならないタイプなのか？」
「ああいうの？」
ああいうの、とは一体。彼が何を疑問に思っているのかいまいち掴めなかった。
「いや、だから僕らが目を覚まして、それからあんたが寝ようとしたあの場所だよ」
「え？」
とすると、さっきの路地裏だろうか。あの空間には特に問題も疑問も、何もなかったはずだ。
「あの時、あんたの側に人型の悪魔が居たんでちょっと手持ちの武器で切り捨ててやったんだが」
ああ、確かに。あの場所には人間の死体みたいなものが地面に転がっていて、僕はその血溜まりの側で眠っていたのだった。ナナシくんに言われてようやく思い出したが、目の前に広がるものが夢の中の景色だとすっかり思い込んでいたので気にならなかったのだ。まあ、それでも。うん。
「……そうだね、猟奇的な殺人事件と死体には見慣れている。これでも色んな修羅場を颯爽と潜り抜けてきたんだよ」
「本当？」
「ああ、この首に賭けたっていい。ぼくが嘘を吐いていたら死神のデスサイズがぼくの首を切り落としにくるだろう。……とまではさすがに言わないけどね」
「ふーん」
「それにしてもナナシくん、きみはよく喋るよね」
「あんたが喋らなさすぎるから困ってんだよ。普段はもっと黙ってるけどさ、非常時において情報の整理や共有は大事だろ？」
「なるほどね……」
さっきから疑問に思っていたのだが、ナナシくんの言う『悪魔』という言葉はいったい何なのだろう。何らかの固有名詞を指しているような気はするものの、彼はぼくがそれを知っているのを当たり前のように話すので質問するタイミングを見失っていた。しかしこのまま疑問を放置していたらロクな事にはならないと、今まで遭遇した事件によって、ぼくにしてはとても珍しく学習していたので聞いてみることにした。
「ナナシくん。きみの言う、その————」
その刹那、ランタンやネオンの輝きとは比較にならないほどまばゆい光がすぐ近くの空に見えた。あまりにも強い光だったからか、ナナシくんもぼくの話よりそちらを優先したようで、一緒に空を見上げる。
光は繁華街の中心にある塔から、街に降り注いでいる。その光はまるで、天使の背から伸びる後光のようだった。と言えば詩的なのだろうけど、実際のところぼくは眩しいなあ、としか思わなかった。

自慢でもなんでもない戯言だが、ぼくはある策士に「なるようにならない最悪」と呼ばれたことがある。今にして思えば、“それ”はその言葉がぴったりと当てはまるような出来事だった。

【D-2/ナナシ（真・女神転生IV Final）/一日目・午前0:25】
【D-2/戯言遣い（戯言シリーズ）/一日目・午前0:25】

|&amp;color(#3B4EF0){GAME START}|戯言遣い||
|&amp;color(#3B4EF0){GAME START}|ナナシ||    </description>
    <dc:date>2023-06-29T23:51:33+09:00</dc:date>
    <utime>1688050293</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/18.html">
    <title>本編</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/18.html</link>
    <description>
      ***prelude

|話数：000|[[ようこそ、新しいXXXへ]]|作者名：[[ガノンドロフ]]|登場人物：嗤う魔人、人形|時刻：0:00|場所：”観測都市”|
|話数：000|[[Suicide Prototype ―Remix―]]|作者名：[[ガノンドロフ]]|登場人物：創世の歌姫、嗤う魔人|時刻：0:00|場所：”観測都市”|

***【1話~10話】

|話数：001|[[廃墟群の夜に]]|作者名：[[ガノンドロフ]]|登場人物：ドンキホーテ・ドフラミンゴ、ロデム|時刻：0:00|場所：Dー３|
|話数：002|[[錨を降ろせ]]|作者名：[[AMIDANT]]|登場人物：アビィ・ダイブ、ザ・ヒーロー|時刻：0:00|場所：G-3『アビダイン』→D-2『繁華外』|
|話数：003|[[&quot;脚本家&quot;は漂流す]]|作者名：[[yotaka]]|登場人物：シャーロット・タフィー|時刻：0:25(ロデムとドフラミンゴの邂逅後)|場所：D-3|
|話数：004|[[Ｗな怪盗/戦士達には仮面を]]|作者名：[[AMIDANT]]| 登場人物：海東大樹、雨宮 蓮、シャーロット・タフィー、ドンキホーテ・ドフラミンゴ、ロデム|時刻：午前0:25(ロデムとドフラミンゴの邂逅後)|場所：D-3、G-3『アビダイン』|
|話数：005|[[ベイビー・スターダスト]]|作者名：[[ガノンドロフ]]|登場人物：フー・ファイターズ|時刻：0:00|場所：Hー4『絶海の孤島』| 
|話数：006|[[丑三つ時の探索]]|作者名：[[あさいろ]]|登場人物：エルア|時刻：2:00|場所：Gー2| 
|話数：007|[[リビングデッド・ユース]]|作者名：[[ガノンドロフ]]|登場人物：マッシモ・ヴォルペ|時刻：0:30|場所：Fー2『図書館』| 
|話数：008|[[夕暮れの島、僕の戦争]]|作者名：[[ガノンドロフ]]|登場人物：エレン・イェーガー、佐田国一輝|時刻：0:30|場所：Cー2『スラム街』|
|話数：009|[[燐葉石は星を見るか]]|作者名：[[yotaka]]|登場人物：フー・ファイターズ、フォスフォフィライト|時刻：0:15|場所：G-3『大海原』|
|話数：010|[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]|作者名：[[AMIDANT]]|登場人物：リサ、東郷王我、丸喜拓人、月の悪魔、タルラ、アミ、ハンター、ガスコイン神父、モルガナ|時刻：1:15|場所：C─２・スラム街、C─1・廃村|


***【11話~20話】
|話数：011|[[異端者と人間と観測都市]]|作者名：[[渡蝶幻夜]]|登場人物：アース、大空太陽 月影夢美、星乃雪、AI|時刻：2:30|場所：F─２・図書館|
|話数：012|[[探索とは、未知への探求なり]]|作者名：[[渡蝶幻夜]]|登場人物：アース、大空太陽 月影夢美、星乃雪、AI|時刻：2:59|場所：F─２・図書館|
|話数：013|[[「コーヒーでも飲まないかい？」]]|作者名：[[AMIDANT]]|登場人物：アビィ・ダイブ、ザ・ヒーロー、ブレイン大師|時刻：0:25|場所：D-2『繁華外』|
|話数：014|[[オラクルキリング　神殺しと戯言遣いの邂逅]]|作者名：[[猫足銀河]]|登場人物：戯言遣い、ナナシ|時刻：0:25|場所：D-2『繁華外』|    </description>
    <dc:date>2023-06-29T23:50:53+09:00</dc:date>
    <utime>1688050253</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/1.html">
    <title>トップページ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/1.html</link>
    <description>
      *──────いざ並べ。死後裁判は開かれた。

**並行世界観測都市/グレイ・ロード＠wiki
-ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。
-このページは自由に編集することができます。
-メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更（サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等）することができます

***基本ルール

-二次創作、及びオリジナルキャラを用いたリレー小説です。文字数、クオリティは特に求めません。好きなキャラクターを自由に参戦させちゃいましょう。
-リレー小説ではありますが、必ずしも前後の展開から地続きにする必要はありません。各々独立した話をやっても続けられそうなら続けてみて、そこから他の作品と繋げたり、他の方にリレーしてもらうといった形でも問題ありません。
-作中の時間経過に関しては、企画の進行度合いによって企画主が決めさせていただきます。
(作中時間午前0:00～午前3:00の時間内で今はお願いします)
-感想等、企画用のハッシュタグは「＃並行世界観測都市グレイ・ロード」でお願いいたします。
-何か問題、疑問点等ございましたら以下のTwitterアカウントまでご連絡ください。
@iwfFgFDNMqsTYq9


&amp;color(#F54738){オリジナルキャラクターを参戦させる際には、企画主のDMまで副読本、設定集を送って頂きます。ご了承ください。}

&amp;color(#F54738){現在、剪定状況は「前奏段階（プレリュード）」です。}
&amp;color(#F54738){観測都市に装填された可能性保持者の剪定のため、午前三時に≪黙示録の四騎士≫が解放されます。}



***作品の読み方について
-以下のメニューか、PCの方なら画面左側から「本編」を選んで頂ければ作品群を読むことが出来ます。
[[メニュー]]

-特定のキャラクターが登場する話を追いたい、という方は、メニュー→本編(キャラクター別)のリンクを参照ください。

***作品を投稿するには(方法１，２、どちらを選んで頂いても構いません)


-方法１
&amp;color(#F54738){まず最初にWIKI左上の【登録/ログイン】をクリックし、メンバー登録申請を行って下さい。}
その後、承認され次第、下記の手順でお願いします。

作品仮投下用ページ→投稿用１～７のどれか一つにアクセス→誰でも歓迎！の緑文字の横にある編集にアクセス→作品を書く


確認が済み次第の本編の方に掲載させていただきます。
以下の作品仮投下用ページに作品を投稿してください。

[[作品仮投下用ページ]]



-方法２
企画主のTwitterアカウントのDMにて作品を投下してください。内容を確認次第、更新させていただきます。
https://twitter.com/iwfFgFDNMqsTYq9

***作品を投稿する際の注意点
下記の例に従って、作品の最後にキャラクターの名前、出典作品、地図上の現在地、時刻を入力してください。

【現在地/キャラクター名（出典作品）/現在(作中)の時間】


























































『これより先は、あなたたちの時間』

『他の誰でもない、あなたたちだけの時間』



「……そして、世界は目を覚ます」    </description>
    <dc:date>2022-11-11T22:34:39+09:00</dc:date>
    <utime>1668173679</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/26.html">
    <title>錨を降ろせ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/26.html</link>
    <description>
      「錨を降ろせ。」
その一言を実行するまで、数時間は掛かっただろうか。
今だ鳴り響くエラー音の事を思考の隅に追いやりながら、そう考える。

「全く、何時も忙しいのが僕の悪い所だ。なぁ『J.A.S.T.I.S.』?」
『ご主人はいつも自ら大事に関わっていらっしゃると記憶しています。』
「うーん可愛げが無いな、誰に似たやら…お、安定してきたか。」

トレンドマークの青い帽子、もとい自立思考型AI『J.A.S.T.I.S.』の鍔を摘まみながら、その成長ぶりに溜息をつく。
そうこうしている内に、錨がかき鳴らしていた鎖の音が聞こえなくなった。
どうやら無事に『航空戦艦アビダイン』は孤島として安定したらしい。

事の次第はこうだ。
僕等はとある事情から並行世界やマルチバースを『アビダイン』…世界間航行可能な航空戦艦で行き来をしていた。
勿論世界相手に喧嘩を売るだのするつもりでは無く、言ってしまえばただの人探しとしての手段として「一歩間違えれば世界を破壊させかねない戦艦」を使っていただけだ。
のだが、突如としてこの観測都市とやらに引きずり込まれたらしい。
脱出の手段を尽くしたが健闘虚しくこの世界へと落ちる事になったアビダインは、無理やり引き込まれた影響か中破。
双胴艦特有の二つの船首を無惨な姿にされ、被害は船全体に波及しており、そんな状態で海に不時着する羽目になった。
浸水、漏電、火災、崩落…様々な障害に悩まされたよ。
まぁそこで終わる僕では無いけどね、何とか修理、復旧作業に取り掛かった訳だ。

『ようこそ、“観測都市”へ…』
『熱っ！あっつつつ！！あいたっ！？』

ご丁寧にも、僕の頭に直接情報を届けてくれたルイ・サイファーとやらのお陰でこの世界について知ることは出来た。
マルチタスクの一部を省略できた喜びが「そもそもこうなった元凶だろう」という怒りに変わるのにそう時間は掛からなかったが、代わりに錨を降ろしてアビダインを洋上に固定させ冒頭に至る、というわけだ。
ほら、笑いどころだぞ？

「さて、これ以上の修理には流石に材料が足りない、か。」
『研究、開発、自衛は可能です。しかし移動は不可能となっております。』

J.A.S.T.I.S.の告げる復旧状態を鑑みながら、これからの計画を立てていく。
まずこの世界の大まかな情報は知れた、だが事細かな勢力図等は一切分からない。
迂闊に動けないことには変わりないと、手元のアビダイン設計図を片目に見る。

#image(https://img.atwiki.jp/heikoie/attach/11/1/%E3%82%A2%E3%83%93%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3.jpg,width=1080,height=861,title=アビダイン,https://img.atwiki.jp/heikoie/attach/11/1/%E3%82%A2%E3%83%93%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3.jpg,center)


洋上に浮かぶのが精一杯なボロ船が、ついさっきまでこの図にある純白の戦艦だったと思える者はそう多くないだろう。

「…動くしかない、か。今は仲間にも連絡が付かなそうだ。」
『危険ですが、事は急を要します。それが賢明かと。』

今だ反応を示さない世界間通信端末を懐に仕舞い、薄暗い艦橋から出る。
無傷だった僅かなライトに照らされ、鏡の様に磨かれた廊下の壁に写る120cmの少年の体。
この幼い容姿を見て、この船の主だとは思わないだろう？

#image(https://img.atwiki.jp/heikoie/attach/11/2/%E3%82%A2%E3%83%93%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%96.png,width=866,height=1017,title=アビィ・ダイブ,https://img.atwiki.jp/heikoie/attach/11/2/%E3%82%A2%E3%83%93%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%96.png,blank,center)

自己紹介が遅れたね、僕の名はアビィ・ダイブ。
人間ではない、トゥービーシリーズと呼ばれる内の一体、その異常体のなれの果てだ。
まぁ、君達が僕等を知る術は恐らく無いだろう。
…誰にするでもない自己紹介を脳内で終えた後、外に繋がるバルブ扉を潜って、夜空を見上げる。
丁度0時だろうか、星々の輝きが絶え間なくまき散らされていた。

「さて、買い出しと行こうか。J.A.S.T.I.S.、必要な分子をピックアップしてくれ。」
『解析中…現状の設備では完全復旧は不可能と判断、設備の改修を提案します。』
「そりゃまた大仕事だ。じゃ、行こうか。」

さてここで問題だ。
先程も言ったがここは洋上、僕は一体どうやって『買い出し』に行くと思う？
ヒントは甲板で帽子を脱いだことだ。

#image(https://img.atwiki.jp/heikoie/attach/11/3/%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%93%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC.png,width=600,height=450,title=マシンアビダイバー,https://img.atwiki.jp/heikoie/attach/11/3/%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%93%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC.png,center)


ほら、もう分かってきただろう？なんて自問自答しながら、ついさっきまで帽子だったモノに跨り、エンジンを始動させる。
マイクロブラックホールの静かな唸りを聞き、クラッチを繋げる。
同時にウィリーしだしたじゃじゃ馬を前へ前へ抑え込みながら、海へと飛び出す。
さぁ答え合わせだ。
ボタン一つで展開されるバリアを纏い、水飛沫を上げて海に落ちる。
そして「海水に触れる事無く」海底に着陸した僕達は、周囲の海水を押し退けるバリアと共に、近くにある川の先を目指した。

----

【G-3『アビダイン』→D-2『繁華外』/アビィ・ダイブ(トビィアカフジシリーズ)/一日目・午前0:00】

----

コッソリと川を上り、バイクを仕舞い、街へと出た僕等を待っていたのは、意外にも平和な日常だった。
日本で見慣れた衣服を着こむ人々、深夜にも関わらず活気のある街並み、目を焼きそうな程のネオンの数々。
拍子抜けと言った感情を顔に出しながら、大通りを通っていく。
買い出し最初の障害は警察の補導かな？等と思い始めた頃だっただろうか。
視界の隅に「彼」を見つけたのは。

「なぁ、あれはコスプレの類いかな？」
『解析中…一部既存の素材と一致しない素材が使用されていますが、全て実用品です。未知のエネルギーも検出されました。』
「わぁお…”こっち”側、かな？」

白を基調としたスーツに鎧、そして腕に如何にもなコンピュータを付けた、サイバーチックな戦士。
そんな明らかに周りから浮いた姿の彼の眼に、何処か「死んでいる」様な、親近感を感じた。
…この世界に巻き込まれた者、だろうか。
そんな希望と、何処か放って置けない気持ちを胸に、僕は話しかけた。
「やぁ、少年。」

----

#image(https://img.atwiki.jp/heikoie/attach/11/6/%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%93%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E8%AA%AC%E6%98%8E.png,width=704,height=371,title=マシンアビダイバー説明,https://img.atwiki.jp/heikoie/attach/11/6/%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%93%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E8%AA%AC%E6%98%8E.png,center)



----

|&amp;color(#3B4EF0){GAME START}|アビィ・ダイブ|[[「コーヒーでも飲まないかい？」]]|
|[[ようこそ、新しいXXXへ]]|ザ・ヒーロー|[[「コーヒーでも飲まないかい？」]]|    </description>
    <dc:date>2022-10-25T14:59:19+09:00</dc:date>
    <utime>1666677559</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/23.html">
    <title>本編(キャラクター別)</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/23.html</link>
    <description>
      **真・女神転生

***ザ・ヒーロー
-[[ようこそ、新しいXXXへ]]
-[[錨を降ろせ]]
-[[「コーヒーでも飲まないかい？」]]

***ルイ・サイファー
-[[ようこそ、新しいXXXへ]]
-[[Suicide Prototype ―Remix―]]

**Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-

***μ
-[[Suicide Prototype ―Remix―]]

**ONE PIECE

***ドンキホーテ・ドフラミンゴ
-[[廃墟群の夜に]]
-[[Ｗな怪盗/戦士達には仮面を]]

***シャーロット・タフィー
-[[&quot;脚本家&quot;は漂流す]]
-[[Ｗな怪盗/戦士達には仮面を]]


**噓喰い

***ロデム
-[[廃墟群の夜に]]
-[[Ｗな怪盗/戦士達には仮面を]]

***佐田国一輝
-[[夕暮れの島、僕の戦争]]



**トビィアカフジシリーズ

***アビィ・ダイブ
-[[錨を降ろせ]]
-[[「コーヒーでも飲まないかい？」]]

**Persona5 the Royal

***雨宮蓮
-[[Ｗな怪盗/戦士達には仮面を]]

***モルガナ
-[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]

***丸喜拓人
-[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]


**ジョジョの奇妙な冒険

***フー・ファイターズ
-[[ベイビー・スターダスト]]
-[[燐葉石は星を見るか]]

***マッシモ・ヴォルペ
-[[リビングデッド・ユース]]

**進撃の巨人

***エレン・イェーガー
-[[夕暮れの島、僕の戦争]]

**宝石の国

***フォスフォフィライト
-[[燐葉石は星を見るか]]

**Bloodborne

***月の悪魔
-[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]

***ハンター
-[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]

***ガスコイン神父
-[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]

**アークナイツ

****タルラ
-[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]

**四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜

***アース
-[[異端者と人間と観測都市]]
-[[探索とは、未知への探求なり]]

***大空太陽
-[[異端者と人間と観測都市]]
-[[探索とは、未知への探求なり]]

***月影夢美
-[[異端者と人間と観測都市]]
-[[探索とは、未知への探求なり]]

***星乃雪 
-[[異端者と人間と観測都市]]
-[[探索とは、未知への探求なり]]

***AI
-[[異端者と人間と観測都市]]
-[[探索とは、未知への探求なり]]

**オリジナル

***リサ
-[[夕暮れの島、僕の戦争]]
-[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]

***アミ
-[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]

***東郷王我
-[[Ｗな怪盗/意志ある者には力を]]

***ブレイン大師
-[[「コーヒーでも飲まないかい？」]]


**仮面ライダーディケイド＋オリジナル

***海東大樹
-[[Ｗな怪盗/戦士達には仮面を]]

**ドラゴンクエスト10＋オリジナル

***エルア
-[[丑三つ時の探索]]    </description>
    <dc:date>2022-10-25T14:59:00+09:00</dc:date>
    <utime>1666677540</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/19.html">
    <title>マップ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/19.html</link>
    <description>
      https://twitter.com/iwfFgFDNMqsTYq9/status/1550926978123206656


*主な施設、及び地区の特徴

”観測都市”、正式名称を『並行世界観測都市グレイ・ロード』。
壁に覆われた都市部は非常に栄えているが、その外側はスラム街や何かが原因で放棄された廃墟や農村が壁を囲うように存在する。何故か貨幣や文化等が日本のそれで統一されている。

何故壁が存在しているのか、そもそも、この都市がどのようにして生まれたのか、”観測都市”で暮らす人々は誰一人として知らない。


**未確認地帯
未だ”観測都市”で誰一人として立ち入ったことがない土地である。その全貌は未だ不明。

地図上のA-1～A-4、B-1～B-4、C-4、H-1、H-2が該当する。

※このエリアを舞台にする際には、何があるのかを書き手様に一任します。森を作ってもいいし建物や村にしても、荒野や砂漠にしても大丈夫です。場所を自由に決められるエリアと思って頂ければ問題ありません。

**廃村
何らかの理由で放棄された農村。田畑が未だに残っており、再利用可能となっている。

地図上のC-1、D-1、E-1の一部、F-1、G-1、G-2が該当する。

#image(https://pbs.twimg.com/media/FcTvLmHaUAEOt4t?format=jpg&amp;name=900x900,width=900,height=900,title=廃村,https://pbs.twimg.com/media/FcTvLmHaUAEOt4t?format=jpg&amp;name=900x900,center)


**スラム街
治安が悪く、犯罪がそこかしこで昼夜問わずに発生している。住民の生活基準も低く、衛生的もよろしくない。

地図上のC-2が該当する。

#image(https://pbs.twimg.com/media/FcTzI-pacAMPxQ-?format=jpg&amp;name=900x900,width=900,height=900,title=スラム街,https://pbs.twimg.com/media/FcTzI-pacAMPxQ-?format=jpg&amp;name=900x900,center)


**繫華街
娯楽関連の施設がメインになっていて、賑わいが絶えない。一部には住宅街がある。どういう訳か、日本に存在するそれと酷似している。仕事等も存在するので、こちらで働き収益を得ることも可能。

地図上のD-1、D-2、E-1の一部が該当する。

#image(https://pbs.twimg.com/media/FcT3fQpaQAAHUdd?format=jpg&amp;name=900x900,width=900,height=900,title=繫華街,https://pbs.twimg.com/media/FcT3fQpaQAAHUdd?format=jpg&amp;name=900x900,center)


**廃墟群
繫華街として栄えていたとされる、廃墟群。こちらも廃村と同じく何らかの理由により放棄されている。ビル等の風化が激しく、時折倒壊することも。理由は不明だが、廃墟群に足を踏み入れた人々が行方不明となり、調査に向かったヘリコプターが何故か墜落している。そのため、廃墟群は魔境として恐れられている。地下の何処かに■■■■■■■■■■■■■■■■■■(検閲済み)が保管されている。

地図上のD-3の一部、D-4、F-2の一部が該当する。

#image(https://pbs.twimg.com/media/FcTqVMXaMAExLBQ?format=jpg&amp;name=900x900,width=900,height=900,title=廃墟群,https://pbs.twimg.com/media/FcTqVMXaMAExLBQ?format=jpg&amp;name=900x900,center)

**ランドマークタワー
”観測都市”を象徴するタワー。一般開放もされていて、六時～二十一時の間であれば誰でも無料で入ることができる。

地図上のE-2が該当する。

#image(https://pbs.twimg.com/media/FcTpoPEaUAEmF6J?format=jpg&amp;name=900x900,width=900,height=900,title=ランドマークタワー,https://pbs.twimg.com/media/FcTpoPEaUAEmF6J?format=jpg&amp;name=900x900,center)

**港
隣接する海へ船を送り出す為の施設。代金を支払えば船を借りることも可能(一回5,000円)

地図上のD-3の一部、E-3が該当する。

#image(https://pbs.twimg.com/media/FcTyvnJaMAEC7gJ?format=jpg&amp;name=900x900,width=900,height=900,title=港,https://pbs.twimg.com/media/FcTyvnJaMAEC7gJ?format=jpg&amp;name=900x900,center)

**図書館
エリア一帯が図書館として機能している。様々な文献が存在するが、その全てが”観測都市”とは関係のない絵物語で占められている。ここでは参戦作品の本編で起こった事が本として記されており、何時でも閲覧可能。
現在閲覧可能な文書：真・女神転生シリーズ／Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-／ONE PIECE／噓喰い／仮面ライダーディケイド／Persona5 the Royal ／ジョジョの奇妙な冒険／ドラゴンクエスト10／進撃の巨人／宝石の国

地図上のF-2の一部が該当する。
#image(https://pbs.twimg.com/media/FcTt_6NagAcpGJm?format=jpg&amp;name=900x900,width=900,height=900,title=図書館,https://pbs.twimg.com/media/FcTt_6NagAcpGJm?format=jpg&amp;name=900x900,center)

**海
こちらも未確認地帯に分類されており、何があるか不明とされている。孤島があるかもしれないし、海底に神殿なんかもあるかもしれない。

地図上のF-3、F-4、G-3、G-4、H-3、H-4に該当する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

*キャラの現在地
***A─1
-ブレイン大師（オリジナル）

***C─1
-アミ(オリジナル）
-ハンター(Bloodborne）
-ガスコイン神父(Bloodborne)
-モルガナ(Persona5 the Royal）

***C─２
-エレン・イェーガー(進撃の巨人)
-佐田国一輝(噓喰い)
-リサ(オリジナル）
-東郷王我(オリジナル）
-丸喜拓人(Persona5 the Royal）
-月の悪魔(Bloodborne)
-タルラ(アークナイツ）

***D─２
-ザ・ヒーロー（真・女神転生）
-アビィ・ダイブ(トビィアカフジシリーズ)

***D─３
-ドンキホーテ・ドフラミンゴ(ONE PIECE)
-シャーロット・タフィー(ONEPIECE)
-ロデム(噓喰い)
-海東大樹(仮面ライダーディケイド)(半オリ)

***Ｅ─２
-ルイ・サイファー(真・女神転生）
-μ(Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-）

***F─2
-マッシモ・ヴォルペ(ジョジョの奇妙な冒険)
-アース（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）
-大空太陽（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）
-月影夢美（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）
-星乃雪（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）
-AI（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）



***G─2
-エルア（ドラゴンクエスト10/オリジナル）

***G─３
-アビダイン(トビィアカフジシリーズ)
-雨宮 蓮(Persona5 the Royal)
-フー・ファイターズ（ジョジョの奇妙な冒険）
-フォスフォフィライト(宝石の国/原作4巻時点)    </description>
    <dc:date>2022-10-25T14:55:38+09:00</dc:date>
    <utime>1666677338</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/42.html">
    <title>「コーヒーでも飲まないかい？」</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/42.html</link>
    <description>
      ＿ゴリッ、ゴリ、ゴッ。
目の前でコーヒーを作るこの少年は、一体何者なのだろうか。
『ヒーロー』はそんな内心を欠片も出さずに、それでも困惑せざるを得なかった。
突如として現れた、蒼と銀のパーカーを着た10代前半当たりの子どもだろうか。
もっとも、声はまるで似つかわしくない30代物の声帯だったが。
人々が自らの格好を避けていく中、そんな子が俺を近くの店へと案内してくれた。
曰く、店主には金を渡して貸し切りにしてもらったそうだ。
…金（かね）、では無く金（きん）と言っていたのが気になったが。

「よっ、と…やっぱりルブランの様には行かないか、いやぁ彼には頭が上がらないな。」

そうして何処からともなく取り出したコーヒーミル相手に苦戦しながら、二杯分のコーヒーを作っていく。
無論、後ろでジュラルミンケースを抱えて喜んでいる店主の分では無いだろう。
少しして、目の前にコーヒーと角砂糖、ミルクがそれぞれ入ったカップが差し出される。

「さて、出来上がったよ。甘さはお好みでどうぞ。」

そう言う彼は無糖のままコーヒーを煽るように飲み…少しして、砂糖とミルクを追加していた。
その顔には、苦悶とも言うべき表情が浮かんでいる。
…どうして最初から入れなかったのか、不思議でならなかった。

「おっと、そんな目で見ないでくれよ？初対面なんだ格好の一つでも…あぁ、これ以上は野暮か。」

何か言い訳するような言動を見せかけた後、諦めたように肩を竦めた。
そんな動作を子どもが行っているのに、声も合わさってまるで様になっているものだから可笑しくてたまらない。
堪える側にもなって欲しいという内心は、喉元まで出掛かっていた。

「ま、僕も男を口説く趣味は無いんだ。単刀直入に聞こうか？」

そうして話は本題に移る。

「君、この世界の住民じゃないだろう？」

…やはり、というべきか。
この世界、なんて言葉が出てくる以上、間違いない。
彼もまた、外の世界からの来訪者であった。
こんな子どもでさえ、アイツが呼び寄せたのだろうか。
そう思うだけでらしくもない義憤が湧いてきて、しかしこの子なら大丈夫だろうという謎の確信が湧き上がる感情の全てを鎮火させていた。

「やっぱり、なら僕と同じだ。話が速くて助かるよ、あ―…自己紹介がまだだったね？」

そう言って残ったコーヒーを飲み干す少年。
何処かマイペースな雰囲気を感じる男。

「僕の名はアビィ・ダイブ。アビィと呼んでくれたまえ。君は？」

アビィからそう問われて、漸く自分の名前を思い出せない事を打ち明けられた。

「参ったな、名無しの権兵衛だとは…ジョン・ドゥとでも名乗るかい？」

それでは名無しと同じだろうと、クスリと笑いがこみ上げる。
そんな様子を見たからか、アビィが微笑する。

「まったく、漸く良い顔をするようになったじゃないか。さ、コーヒーも飲むと良いよ。」

勧められる様にコーヒーを今一度差し出される。
程よい暖かさにまで冷めていた黒いコーヒーには、さっきまでとは違うような自分が写っていて。


次の瞬間には、迸る逆光が写し出されていた。

「！！？」

瞬間、椅子を押し退ける勢いで立ち上がり、臨戦態勢を取る。
吹き飛ばされた椅子が壁に当たるまでには、既に構えは出来ていた
これは罠か、と思ったが、この光はコーヒーからのものでは無いと気付く。
アビィを見れば、店の外…ランドマークタワーの屋上を向いていた。
逆光は、光の源はそこから…そこに立つ者から迸っていた。
あぁ、見間違いようも無い。
あの力は、あの姿は、あの偉業は。

「ルイ・サイファー…！」

【D-2・繁華街/ザ・ヒーロー（真・女神転生）/一日目・午前0:25】
【D-2・繁華街/アビィ・ダイブ(トビィアカフジシリーズ)/一日目・午前0:25】


「はぁん、やっぱりね。一筋縄じゃ行かなそうだな。」
「だからこそ楽しめるってもんだ。なぁ、禍草薙？」

男は嗤う、異質な剣を携えて。

【A-1/ブレイン大師（オリジナル）/一日目・午前0:25】




|[[錨を降ろせ]]|アビィ・ダイブ||
|[[錨を降ろせ]]|ザ・ヒーロー||
|&amp;color(#3B4EF0){GAME START}|ブレイン大師||    </description>
    <dc:date>2022-10-25T14:54:04+09:00</dc:date>
    <utime>1666677244</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/37.html">
    <title>異端者と人間と観測都市</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/37.html</link>
    <description>
      ここは一体何処なのだろうか？
周りをグルッと見てみるとそこは見渡す限りの 本 本 本 本だらけで外の様子が分からない。
疑問符を浮かべる、ここには窓はあるのだろうか…？


「あー！この本はテイルズオブエクシリア2の公式設定集〜！？」

「図書館っぽいから静かにしろ」

「こっちには銭天堂全種類あるし…な、なにぃ！？魔導物語の小説！？持って帰っていいー！？」

「持って帰ったら怒られるぞ」

「天国なのに！？」

「天国ではない」


と、そんな不安をかき消すほどの大きな声が図書館で響く
なんだかテンションが高いのかいつもよりうるさい・・・ん？


「今の声は…まさか」


いや待て待て、聞き覚えのある声だった。
少年は咄嗟に大声でこう呼んだ


「夢美さーーーーーーーーん！！！！」

















「はーーーーーーーーーーい？」


「今の声は…まさか」

「君の名前を呼ぶのは恐らく、アース君だな？」


声に反応したのか本に埋もれてた3人目も動き始める


「え？アース君がいるの？」

「みたいだな、この声はアイツみたいだし」

「向かってみよう」

「そうだね！」



よかった、声は届いた。どうやら近くにいるそうな気がする
そう思うだけでホッとする
見知らぬ場所で1人 というわけではなさそうだ
少年は、遠くを集中する
よく見てみると3人の影が此方へ向かってくる動きが見えた
1人、猛スピードで走ってくる


「って、はやっ！？」

「いえーい！一番乗り！」

「1番スピードがあるのは夢美だろ？」

「図書館で走るんじゃない」

「お〜。固いね〜」


図書館…とは程遠くなるほど急激な賑わいをみせる
どうやら今のここに秩序は無いらしい

………異端であるが故に


「合流したはいいけど…なあ、ここの情報なにか無いかな？」

「残念。情報ないね、後ここに関することなんにも無かったよ」

「その証拠に…AI、現在地」

『かしこまりました』

「大空さんところのAIならなにか…」

『申し訳ございません、マスター 現在地不明 及び 私達の世界でもないみたいです』

「ほらな」

「え！？俺達の住んでる世界じゃない？」


情報が無い。俺達の住んでいる(夢)世界でもない
では、ここは何処なのか？それすらも分からない
おまけに図書館の脱出手段も見つかっていない
素朴な疑問として 扉はあるのか？ 窓はあるのか？
まだ探索してないから八方塞がりとなってしまっている


「壁、壊そうか？」

「いや、そんな事しなくていいよ…出口を探そうぜ？」

「そうね。さっさと探しましょ」

「じゃ、探索開始」


探索開始、と赤い帽子を被った金髪少年がそう言うと3人はバラバラに散らばって歩いていった


【F-2/アース（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:30】

【F-2/大空太陽（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:30】

【F-2/月影夢美（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:30】

【F-2/星乃雪（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:30】

【F-2/AI（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:30】

|&amp;color(#3B4EF0){GAME  START}|アース|[[探索とは、未知への探求なり]]|
|&amp;color(#3B4EF0){GAME  START}|大空太陽|[[探索とは、未知への探求なり]]|
|&amp;color(#3B4EF0){GAME  START}|月影夢美|[[探索とは、未知への探求なり]]|
|&amp;color(#3B4EF0){GAME  START}|星乃雪|[[探索とは、未知への探求なり]]|
|&amp;color(#3B4EF0){GAME  START}|AI|[[探索とは、未知への探求なり]]|    </description>
    <dc:date>2022-10-25T14:51:22+09:00</dc:date>
    <utime>1666677082</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/41.html">
    <title>探索とは、未知への探求なり</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/41.html</link>
    <description>
      前回のあらすじ
観測都市へようこそ









私の名前は月影夢美
この謎の世界に飛ばされた1人である…
今から私は・・・

夢美「この本棚全部読み漁るぜ！気に入ったら持って帰ろ！」


なので、ここから先はみんなに任せた！
うーむ…これが マリオさんの冒険譚 素晴らしい…
これは是非、全世界 全人類 読むべき尊き本だわ！




大空太陽だ。今俺は…出口を探している
もちろん、迷わないように目印を付けながら歩いているが・・・


太陽「っ…一向に見えねぇ………」

AI「マスター・・・そろそろ私の名前を」

太陽「今忙しいから黙っててくれ」

AI「話聞いてくださいよーもう………」


そんなこんなで、俺はなんとか頑張っているが……ダメそうだな




僕の名前はえーと、確か・・・そう星乃雪だ

雪「なんもなし………」

以上です




みんな、バラバラに動いて行ったな・・・

「こういうのって真っ直ぐ行けばたどり着くはずだよな！」

真っ直ぐに走っていくのが鉄則だ！
なんていうか…こう、そんな気がするんだ
間違ってたらどうしようか…人に会えたらどんだけホッとするのか…
しかし、今は走り続けるしかない！


「うおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ………………」












夢美「全く、アース君って本当突っ走るね〜元気だな〜」

サボっていた少女は思った。
出口を見つけるのはいいけど、問題は後をどうするのか？である
見知らぬ土地に突っ立ってる木のような感覚に陥るのではないかという心配である

夢美「太陽もそうだけど…なんか、ココにいた方がいい気はする…」

どうも…嫌な予感しかしないんだよね〜
なんかこう、外が邪悪って言うかなんて言うか…
後、ブラッドムーン(赤い月)だったら私、終わってるよ
その月の光はかなりマズイ


「夢美、どうだった？」

「こちら進捗0」


夢美「太陽…雪さん…だよね〜」

太陽「んで、アイツは戻ってこないわけだ」

雪「迷子になってないといいけど」


探索から戻った2人が現れて再び異端者3人が揃う
こんなことが起こるのは…2回目であるがやはり異質である




見渡す限り本ばっかりであるが走り続けること20分…
最果てはまだ見ぬ未知の世界
やはり、走り続けるという事は難しい
少年は遂に息を切らしてしまう


「はぁ……はぁっ………先が……見えない………」


ゆっくりと地面へと背中を合わせる
夢美さんはまだ本を呼んでいるのかな？
太陽さんはまだ名前を決めてないのかな？
雪さんは寡黙だけどマイペースだし……
心配…するだけ無駄そうだけどついついしちゃうんだよな…


夢美「みーつけた！」

「うおわぁあ！？」

雪「はい、水」

「あ……あ、ありがとう……ございます！でも、どうやってここへ？」

太陽「呼ばれた気がするから」

夢美「もう、突っ走るなよ！私だって突っ走りたい！」

「ええ……」

雪「それで…私達一応呼ばれたけどやはりその力は……」

「ん？」

夢美「それよりもさ、外を出て何したいかだよね！」

太陽「そういえば今………深夜だな…俺もうダメ」

夢美「おっとと…」


なんとか体を支え床に寝かす


「太陽さん…寝てしまった…」

雪「これで動けるのは僕と夢美とアースだけ」

夢美「お布団用意しとこ」


どこからともなく現れたタンスの戸を開けて布団の準備を始め布団を被せる


「相変わらずこのタンス、本当便利ですよね！」

夢美「確かに〜！」

「え、どういう仕組みなのか知らないんですか！？」

夢美「知らないね！解体したら使えなくなりそうだからそのままね」

「はーい！」

夢美「とりあえず…今回はここまでっぽい感じはするよね」

「なんとかこの図書館を脱出したいですね！」

夢美「うん、別にいいけど問題は外に戻ってどうするかだよ」

雪「じゃあ、逆に聞くけど貴方はここに居たいと思う？」

夢美「それ言われたらなんも言えないんよ〜」

「このままずっと図書館にいるわけにはいかないですよ」

夢美「そう・・・じゃあ、ちょっと本気出す」

雪「なるほど…なら、こちらも助太刀しよう」

「太陽さんがさっき深夜と言ってましたね」

夢美「そう、大空太陽は夜になると沈む(寝る)んだよね。つまり夜は使い物にはならないわけ」

雪「まあ、今ここには星と月が居る。導きの太陽など深い夜に隠れて無いに等しいんだがな」

「え、あ、はい？」

夢美「月があれば夜を照らせるけど全ては照らせないがこの図書館を照らせると思うよ」


《カチッ》
フィールド変化〔図書館を照らす月光蝶〕
物理法則を無視した月が現れると図書館全体を照らしていき紫の蝶が無操作に現れ薄暗い光を補強をしていく


雪「それで私が星で援護するんだよね」

夢美「そしてそしてー！君の視力を強化すればあら不思議」

「・・・！」

雪「どうだ、見えそうか？」

「視える・・・！」

夢美「ナイス！どこら辺だった？」

「やっぱり奥でしたね・・・」

夢美「もうちょい具体的に」

「んー・・・ん？あ、この先真っ直ぐ！」

夢美「ヨシ来た！そーれ！」


月光蝶が真っ直ぐに並び道を照らしていく


雪「大空、持ったな？」

夢美「OKだよ！」

「よーし、GO！！！」






合流してから僅か9分で起こった出来事である





夢美「なんか、実質RTAやってるんですかね？」

雪「にしてはグダグダだよ」

「遭難RTA・・・」

夢美「出口だー！！！」

「いえーーーい！」



【F-2・図書館/アース（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:59】

【F-2・図書館/大空太陽（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:59】

【F-2・図書館/月影夢美（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:59】

【F-2・図書館/星乃雪（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:59】

【F-2・図書館/AI（四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜）/2:59】

|[[異端者と人間と観測都市]]|アース||
|[[異端者と人間と観測都市]]|大空太陽||
|[[異端者と人間と観測都市]]|月影夢美||
|[[異端者と人間と観測都市]]|星乃雪||
|[[異端者と人間と観測都市]]|AI||    </description>
    <dc:date>2022-10-25T14:50:44+09:00</dc:date>
    <utime>1666677044</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/10.html">
    <title>作品仮投下用ページ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/heikoie/pages/10.html</link>
    <description>
      *作品仮投下用ページ
[[投稿用１]](現在更新中)
[[投稿用２]](現在更新中)
[[投稿用３]](現在更新中)
[[投稿用４]](現在更新中)
[[投稿用５]](現在更新中)
[[投稿用６]](現在更新中)
[[投稿用７]](現在更新中)
[[投稿用８]](現在更新中)
[[投稿用９]](現在更新中)
[[投稿用１０]]    </description>
    <dc:date>2022-10-20T14:57:47+09:00</dc:date>
    <utime>1666245467</utime>
  </item>
  </rdf:RDF>
