元姫中央駅 (もとひめちゅうおうえき) とは、元姫県元姫市にある、姫宮急行電鉄の駅である。
概要
元姫県および元姫市の代表駅であり、岩志島の地方区分が「元姫地方」を名乗っているのと同じように、岩志島の鉄道輸送の主軸を担う駅および姫宮急行電鉄の「元姫鉄道事業本部」における拠点である。元姫本線・元姫港線・夕暮都市線の3路線が当駅としての乗り入れ路線ではあるが、七橋駅を介す形で姫金本線 (七橋駅~三田口駅)・金山本線 (三田口駅~霧乃駅) ・宝橋線 (七橋駅~七ヶ宿駅)・石和本線 (七ヶ宿駅~板垣駅) の列車も元姫本線へ直通運転を行う形で当駅まで乗り入れている。また元姫本線から接続する形でYR空横線 (今里駅~空横駅、空横駅からは元姫本線に直通運転)の列車も乗り入れるため、実質的には8路線が乗り入れる巨大なターミナル駅である。
駅番号は正式な乗り入れ路線のみに付番されており、元姫本線がMM 37・MM 37、元姫港線がMK 01、夕暮都市線がMY 01である。
歴史
- 1962年 (昭和37年) 7月 元姫本線の当駅~七橋駅間の開通と同時に、その起点駅として開業。
- 1965年 (昭和40年) 5月 夕暮都市線の当駅~元姫中川駅間が開通。
- 1968年 (昭和43年) 7月 元姫港線の当駅~砂尻駅間が開通。
- 2010年 (平成22年) 4月 ICカード「Himeca」の利用を開始。
駅構造
島式ホーム9面18線を有する高架駅。のりば番号は北側 (元姫港線側) から付番されており、大まかに1・2番線が元姫港線、3~14番線が元姫本線、15・16番線が夕暮都市線となっている。元姫本線の本線は5・14番線である。
各路線からの直通列車が当駅を起点駅・終着駅とする頻度が高いということから、元姫本線のホームでものりばは各路線・直通先ごとに分けられている (以下の表を参照。) 。そのため元姫本線の列車だからといってすべての列車が5・6番線、もしくは13・14番線を使用するとは限らない場合が多く、1本乗り遅れたら違うホームに移動する必要が生じる場合がある (発車標に「○○駅まで先の到着となる、△△ (種別) □□ (駅名) 行きは×番線から発車します」と表記される。) ほか、元姫本線の専用ホームに列車が到着したとしても、その列車が先に発車するとは限らない場合がある。
電車の留置に使用される引き上げ線が西側に5線、東側に4線の計9線が配置されており、主に折り返し列車の留置や夜間停泊等に使用される。また構内東側の元姫本線の本線からは元姫車両区へと向かう通路線が分岐しており、車両の入出庫に使用される。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
1・2 | MK 元姫港線 | - | 砂尻・室住方面 | |
3・4 | MH 姫金本線・KM 金山本線 | - | 七橋・元姫舞花方面 | |
5・6 | MM 元姫本線 | 下り | 蟹門・埴原方面 | 元姫本線内のみを運行する列車が使用 |
7・8 | MT 宝橋線・石和本線 | - | 宝橋・新四田方面 | |
9~12 | IS YR空横線 | - | 空横・羽柴台方面 | 一部の列車は17番線も使用 |
13・14 | MM 元姫本線 | 下り | 永井・桂方面 | |
15・16 | MY 夕暮都市線 | - | 元姫中川・空田辺方面 |
隣の駅
MM・MM 元姫本線
■ 特急「いわし」
桂駅 (MM 25) - 元姫中央駅 (MM 37) - 蟹門駅 (MM 42)
■ 特別快速・■ 新快速
永井駅 (MM 28) - 元姫中央駅 (MM 37) - 蟹門駅 (MM 42)
■ 快速・■ 区間快速
エデュスクエア前駅 (MM 35) - 元姫中央駅 (MM 37) - 蟹門駅 (MM 42)
■ 普通
西元姫駅 (MM 36) - 元姫中央駅 (MM 37) - 東元姫駅 (MM 38)
■ 特急「いわし」
桂駅 (MM 25) - 元姫中央駅 (MM 37) - 蟹門駅 (MM 42)
■ 特別快速・■ 新快速
永井駅 (MM 28) - 元姫中央駅 (MM 37) - 蟹門駅 (MM 42)
■ 快速・■ 区間快速
エデュスクエア前駅 (MM 35) - 元姫中央駅 (MM 37) - 蟹門駅 (MM 42)
■ 普通
西元姫駅 (MM 36) - 元姫中央駅 (MM 37) - 東元姫駅 (MM 38)