アヴィル・モスカス・フェンデ 【阿武シシン産】

髪:灰白色/瞳:赤/身長:190cm/体重:87kg/一人称:俺(おれ)
フェンデ父の父親で、元はケテルブルク出身の貴族。
性格はワガママで傲慢。根は優しいかもしれない。
いくつものアクセサリーを身につけているが、すべて何か由来のあるものらしい。


ラフェイロージャ・セト・フェンデ 【浮産】

髪:白/瞳:翠緑/身長:173cm/一人称:私/二つ名:栄光のソランジュ
ディモルフォセカの父親で先代のフェンデ当主だが、20代の若さで当主の座を退く。小柄で細面。女性に見紛うほどの美しい容姿の持ち主で、雰囲気やその存在そのものが人間離れしている。見た目の通りあまり強くなく、右の騎士としての働きもよいものではなかった。第七音素の資質は持っていたが、努力はしなかったので実力は無かった。他に類を見ない歌唱力の持ち主。歌う姿とその見目から"栄光のソランジュ"と呼ばれる。歌うことについては全く恥ずかしがらず、寧ろ人前で歌うことは好き。性格は常に無気力だが、実のところずぼらで面倒くさがり。M気質。


ゲデヒトニス・エペ・フェンデ 【遠藤ふみお産】

Gedehtnis=Epee 略称:デヒト(本宅では2号(非人間2号の「2号」
髪:黒檀/瞳:紫紺/身長:193cm/体重:102kg/一人称:俺/二つ名:黒獣、首猟犬
アルベールの父親。息子と同じ顔だが中身は正反対。極悪非道。右腕が無い。
多少快楽殺人者の気がある。あらゆる意味で危険人物。サディスト。自分が興味を持ったものにはとことん執着するが、それ以外のものには指一本動かそうとしない。
暇さえあれば議会中だろうが椅子に座ったままだろうがどこででも寝る。さらには酷い低血圧で、(妻以外で)自ら彼を起こそうとするものはいないほど、寝起きは最悪。
ゼルプストとは無意識下で歪んだ依存関係にある。彼以外の人間がゼルプストに手を出そうものなら嬲り殺しの目にあう。
類稀な剣の資質と第七音素の素養に恵まれており、そのほかにも第一音素、多少の第六音素譜術も扱うことができる。
歴代で最もユリアに近いといわれており、第七以外の譜歌を発動させることも出来る。だが戦場以外では頑なに歌おうとはしない。
これだけの力を持つが、実はフェンデの正統な血をひいてはおらず、父であるフェンデ当主と裏街の娼婦の間に生まれた子供である。
殺すために敵を漁る姿から≪黒獣≫≪首猟犬(ヘルハウンド)≫の二つ名を持つ。


【鈴杜蓮産】



アルバート・ヨハネス・フェンデ【聖河リョウ産】

髪:鶯茶/瞳:右・翡翠 左・蒼/身長:192cm/一人称:私/二つ名:栄光の番犬
ディオスクロイの父親。先代フェンデ家当主。俗名:ヨハネス・アディル・フェンデ。
第七音譜術士で譜歌も歌えるが、なぜかピコハンしか使わない。
主と家族を何よりも大事にしている。性格は真面目。
ノウェンシレスとは主従関係を築いている。騎士というより下僕。ノウェンシレスを心から尊敬し、愛し、服従している。その姿が犬のように見えることから、「番犬」と呼ばれるようになった。
手先は不器用だが、料理はうまい。楽器ではチェロが得意。動物好きで、「サザンクロス」と「グランドクロス」という双子の猫を飼っている。
ノウェンシレスと家族の前では、若干性格が変わる。口癖は「私のノウェン様(以下略)」
フェンデの風習に則り、腰まで髪を伸ばしていたが、ある事件でノウェンシレスにばっさり切られる。

【チキンひのと産】



【ツジヌエ産】



シザンサス・フィラ・フェンデ【レル産】

髪:茶金/瞳:青/身長:174cm/一人称:俺/二つ名:白蛇の牙
ヴェニヒエレガの父。第七音素術士の素養もそれなりに持ち合わせるアルバート流の使い手。剣術を流用し矛を武器とする。有能で決断力もあり、一見人付き合いの得意な明快な性格に映るが、一旦泥沼に落ち込むと這い上がれない真性のネガティブ気質。
グローリアスの正統筋で、対立していたヒデンからマトリカリアを妻にする(愛するが故に窮地を救いたいと願った)が、想いは成就せず擦れ違いばかりが続く。
最終更新:2007年07月07日 00:53