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26話 - (2008/06/01 (日) 06:52:35) の最新版との変更点

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 「な・・・・・・なんだ!?」
 「さっきの音・・・・・・もしかして銃声!?」
 俺とアルルは甲板から急いで船内に向かった。船内への扉を開けた。するとカチャリという音がしたかと思うと、俺達は後頭部に魔銃をつきつけられていた。
 「おっと、動かないでもらおうか。この船はたった今、俺達『疾風の刃』が占拠した。おとなしくついてきてもらおうか」
 「くっ・・・・・・しまった・・・・・・。」
 俺とアルルは縄で縛られ、俺は普通の船室につれてこられた。
 「ここでせいぜいおとなしくしておくんだな!下手な真似をすればお前の首が飛ぶぜ」
 「くそ・・・・・・っ!!こんな縄なんてなければ・・・・・・!!」
 「ルーク・・・・・・?ルークか!?」
 「!!その声は・・・・・・アリウス!!」
 俺が閉じ込められた船室には他の乗客も多数入れられており、その中にアリウスの姿がはっきりと目に写った。
 「アリウス!!なんでお前までここに!」
 「すまん・・・・・・。隙をつかれちまった。どうやらこの船、乗っ取られたようだけど・・・・・・」
 「おい、貴様ら!!何をごちゃごちゃ抜かしてやがる!!そんなに早く死にてえか!?」
 船室の見張りが銃を向けて俺達を脅す。俺は静かにアリウスの隣まで移動し、声のボリュームを下げて話した。
 (で・・・・・・。何なんだルーク、こいつらは?)
 (『疾風の刃』。タチの悪い盗賊団だ。人数はそこまで多くはないんだけど、手際のよさと逃げ足の速さでまだ誰も捕まってない奴らなんだ。)
 (なるほど・・・。そういえばルーク、アルルはどうなったかわからないか?確か船を見て回るって言ってたよな)
 (すまない。さっき、一緒に捕まった・・・・・・。あいつら、女は別の部屋に捕まえてあるみたいで・・・・・・)
 (なっ・・・・・・!?こいつら・・・・・・アルルに何かしやがったら絶対に許さねえ!!)
 アリウスが困惑の表情を明らかに表に出し、本気で怒っている。すると
 「貴様ら・・・・・・。本気で死にたいようだな。犠牲者は出したくなかったが、黙らせるにはこうするしかないみたいだな」
 見張りの役がゆっくりとこちらに歩いてきて、魔銃の銃口をアリウスの額に当てる。
                              ドクン・・・・・・・・ドクン・・・・・・
 (何だ・・・・・・この音・・・・・・?)
 「達者でな・・・・・・。若造」
 見張りの役が引き金を引こうとしたその時、アリウスが動いた。風の力で鎌鼬を起こし、縄を切ったアリウスは、銃を弾き飛ばし、見ることもできないくらいの速さで見張り役を連続攻撃し、部屋の隅に吹き飛ばした。そしてアリウスがゆっくりと立ち上がり、俺の縄を切った。
 「行くぞ・・・・・・ルーク・・・・・・。アルルを・・・・・・助けに・・・・・・!!」
 そう言ったアリウスの表情は、殺気に満ちていた。俺は恐怖を感じ、何も言うことができなかった・・・・・・。
 
 
 
 
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