[[←>Hello, world! ~第二幕~]] ◆◇ さあ目を開けて 君は強い人 その目が見たから 全ては生まれた ◇◆ 「それ、さっきも聞いたじゃないですか」 「……聞いたのは、なみちゃんが私たちの想像と違ってた、ってことだけです。答えはまだ、聞いてません」 「それを聞いて、何になるんですかね……!」 何になる、かと言われれば――確かに、私は何をしているのだろう。 聖杯戦争がどうとか、[[プロデューサー]]をどうするとか、そんな本筋からはまるきり離れたことを聞いている。 だけどあいにく、今から言おうとしているこればっかりは、そんなことを考えずに。 ただ、彼女に言いたいことを言うだけだ。 自分に言いたいことを言うというただそれだけの、ひとりごとのような時間くらいは、許されてもいいじゃないか。 「私は」 ――息を吸う。 たぶんこれから私は、めっちゃめちゃ恥ずかしいことを言う。 あの[[プロデューサー]]のことを笑えないくらい、こっぱずかしい内容だ。 後から聞き返すようなことがあれば黒歴史確定なので、ほんっとうに心の底からやりたくはないんだけど。 でも、言わなきゃやってられないことでもあった。 「あなたのあの踊りから、目が離せなかった」 ――は? それを言い切った時の彼女の顔は、自分でもこんなバカみたいな顔をするのか、と呆れかえる程に酷い顔だった。 そんな自分はといえば、多分今は憮然とした表情で耳を赤くしているんだろうなってことが分かる。 ああ、まったく。本当にクサい。こういうのを真っ向から言葉にするの、本当に恥ずかしいし、ないと思う。他人に言うってだけでもバカみたいな台詞なのに、言う相手が自分自身であるのだからなおさらだ。 ……それでも。 「だから、許せなかったんですよ」 それでも許せないことがあった。 だから、言わなきゃいけないと思って、こうして言葉にして伝えている。 「……あなたに許してもらう必要、なくないですかね」 ああ、そうだ。その通りだ。 こっちはあくまで観客だ。自分から敗者になり下がったものだ。努力して戦ってきた彼女に、身勝手に言うことを許されないというのは当然の理屈だ。 逆襲(ヴェンデッタ)は許されない。負け犬はあくまで負け犬で、それを受け入れた逸れ物の、ステージを降りた観客で。 ただの聴衆が、演者に野次を飛ばす権利があるのかなんて、考えるまでもない自明のことだ。 「――だって、絶対に、勝ったと思った」 でも。 それでも、譲れないことが、あったのだ。 「は――はぁ!?どこが、だって、私はあそこじゃ絶対負け……」 「違う」 断言する。 こればっかりは譲れない。 これは、七草にちかから七草にちかへの客観的評価だ。食らいつくように見て、勝利と敗北を同時に祈って。 そんな複雑な思いの中で、それでも私は、あの舞台に――釘付けに、されたのだ。 自分自身のステージだから。確かにそれはあるだろう。だけど、そうじゃない。 それだけじゃ、ないのだ。 「誰かのふりをしなきゃ、絶対勝ってた。あの歌は、あの踊りは、八雲なみのステップじゃなければ、勝ってた」 だって、ほら。 &bold(){・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・} アレさえなければ七草にちかは確実に勝っていたと断言できる程の、最悪のノイズだったんだもの。 だから、しょうがないじゃないか。 そう思ってしまうくらいには。 私は、あなたのパフォーマンスに見惚れたのだから。 「私の、何百倍も努力して。――こんな、諦めた私なんかより、めっちゃめちゃ努力して、相方の人にも食らいつくぐらい頑張ってたんだから、絶対勝ってたはずなんですよ」 諦めたこと自体に後悔はない。私はそういう人間だ。 けれど同時に、こんな私のようではない「諦めなかった誰か」は、きっと輝かしいものなのだと思う。 ならば、目の前の七草にちかは――こんな私なんかよりも、何百倍も頑張った、立派な七草にちかである筈なのだから。 私は、それができなかった人間である。だから、それを当然のように、眩しく、憧れる、羨ましいものだと思うのだ。 努力は必ず報われるとか、そんなことを言うつもりはないけれど。 その努力が報われてほしいと切に願いたくなるくらいには、彼女は必死に努力して、その成果を見せつけていて。 同時に、そこまでして努力をして報われないのであれば、もう言い逃れの余地もないくらいに彼女は向いていなかったことになる。 「それなのに負けたのは、真似をしてたから――だから私は安心したし、でも、許せなかったんです」 もし自分が、アイドルをまだ目指していたなら。 それに気付いていても、彼女と同じように、気付かないふりをしていただろう。 だって、それをしてしまえば、今度こそ自分の才能の無さを、自虐で守ることすらもできなくなってしまうから。 「『ああ、もし七草にちかがアイドルになってたら、こうして勘違いしたまま突っ込んで負けたんだろうな』、って。それなら、まだいいから、って。『私が出し切った結果じゃない』って、誤魔化せるからって」 [[プロデューサー]]が言っていた、自分をまだ見つけられていないというのも、つまりはそれくらい単純なこと。 自分を信じられていないのだということは、あの映像を見た最初から気付いていた。 だって、自分がそうだったから。 自分がアイドルを目指していた頃は、怖くて怖くて仕方なかった。 いつか突き付けられてしまうのであろう、自分の才能の低さに怯えていた。 だから、それを受け入れた時、私は楽になったし――同時に、「それでも諦めきれなければ、自分はどうしていただろう」と考えずにはいられなかった。証明することから逃げた本当の自分の力量のことが、それを思い知らされる日の恐怖が夢が燻り続ける限り脳裏にこびりつき続けていた。 だから、みっともなくそこから逃げ出して、全てを八雲なみに押し付けているあの映像を見た時、私は安堵したのだ。 結局、自分の才能の底を見ることをせずに済んだのだと。 自分に才能があったのかどうかも知らないままなら、夢を諦めたことにも踏ん切りがつくから、と。 そんな虚しい答えを追ってしまう自分に、嫌気が差しながらも、そう思わずにはいられなかった。 「……そんな言い訳を、なみちゃんにさせないで。負けた理由を、なみちゃんに押し付けないで。楽しいか、楽しくなかったかまで――なみちゃんのせいに、しないで」 けれど、それは押し付けているだけだ。 八雲なみを信じて、八雲なみになりたいと思うのなら、それでもいい。 けれど、八雲なみを逃げる為の理由として使うのなら、そんなのは負けるに決まっている。 「……もし、あなたの言う通り、なみちゃんが歌ってたのが、私たちが思ったようなことじゃなかったとしても」 たとえ、背中を押してくれていたことを、疑うようになってしまっても。 彼女が間違っていると知りながら、それでも固執することで、間違いをそちらの責任にするべきではなかった。 ……そうでなければ。 八雲なみは間違っていたのだと認めた上で、それでも好きだったのだと。 彼女に魅了されてアイドルになったことは、きっと間違ってなんていないことなのだと。 それを認めて飛翔できていたなら、彼女のステップを纏おうがどうしようが、勝てていた筈だと、今でもそう思っているから。 「なみちゃんを、汚さないで――なみちゃんがそうだよって背中を押してくれていたことまで、裏切らないでよ」 これは、祈りだ。 身勝手で、どうしようもない祈りだ。 全て終わった負け犬で、それでも、だからこそ、ステージではなく観客席からあなたのことを誰より応援している、たった一人の。 「……その上で、『私』を、信じてください」 『七草にちか』の、祈りだ。 「どれだけ心細くても、それでも、あなたにはあなたしかいない」 あなたには、あなたしかいない。 ああ、舞台上ではそうだっただろう。 だけど、今ならそれだけは違うと分かる。違うと言える。言ってやる。 だって、あなたは見られているから。 私と違って、石ころになることを選んだ私と違って、誰かに拾われるまで必死に足掻いたあなただから。 「……ううん、ちがう」 だから、私はこう言うの。 皆が見てるのに、あなただけが、あなたを見ていないのなら。 あなただけが、着飾ることをやめたありのままの自分を見られることに、怯えているのなら。 「私(あなた)には、私(わたし)がいるから」 ――他でもない『七草にちか』が。 ――どんな文句を言おうと、死ぬまでだって見続けてやる。 たとえどんなに不格好で、怖くて、他人から見られるのが怖くても。 それでも絶対に、私はあなたを見続けてやるのだと、叫ぶのだ。 世界の端、ステージから見えるかどうかも分からない席の一つから。 それでも、緑色のペンライトを翳して、ささやかな願いを贈る。 ただの観客の中の一群衆(モブ)でも、それくらいは、願わせていてほしい。 ◆◇ ……ああ。 彼女は、笑っていた。 私を詰りながら、泣き叫ぶように笑っていた。 私を称えながら、感動したように笑っていた。 その笑いを、私はどこか、知っているような気がした。 違う。知っているどころじゃない。私の記憶に焼き付いたそれに、どうしようもなく似てるそれ。 ――なんていうか…… そうだ。何度も見たことがある。 数インチの液晶の中。もう既に本物の電波は飛び去ってしまって、それでも電子の海の中でまだ漂っていた、私の憧れの。 ――似てるみたいだな、にちかに。 何度も何度も見た、彼女の笑みのようで。 「――――やめてよ」 『それ』からは、逃げられない。 逃げられないように、なってしまった。 否定してはいけないものだと、認めてしまったばっかりだ。 「……ないですよ、才能なんて」 「わかってますよ、そんなの」 ――今すぐ、納得できるわけじゃない。 才能の有無だって、どうでもよくなんてない。自分が今でも実は才能があって、実はダンスがとても素晴らしいものだったんだとか、そんな自惚れをしたい訳でもない。 「……あてつけですか。あんなステージ、楽しくもなんともなかったのに」 「才能が足りなくても、楽しんでなくても――それでも」 ――なみちゃんは、楽しかったのかな。 答えは分からない。知ることなんてできない。 ここに彼女がいない以上、それを問うのは難しい。 けれどそれでも、自分が背中を押し続けてもらったのが、事実なら。 もし本当に、なみちゃんが実は苦しくて、アイドルを辞めたかったんだとしても。 私は、「彼女に背中を押してもらっていた」という事実までは、どうしても否定できない。 「………………………好きなんですよ。哀しくても、才能がなくっても、馬鹿みたいに身勝手でも」 ……同じなのだ。 「七草にちか」が、「八雲なみ」のステージに背中を押され続けていたように。 「私も、もうなれないし、なるつもりもないですけど……もしもああなれていたなら、アイドルやってたのも良かったなあって……そう、思ったステージだったから」 「七草にちか(あなた)」が、「七草にちか(わたし)」に、背中を押してもらったとするのなら。 「私」にそれを否定する権利は、どこまで探したってないのだ。 憧れは嘘になんてならない。憧憬はどこまでも憧憬だ。与える側がどれ程それを否定したところで、それは変わらないのだから。 ――だって、ほら。 偶像(ひかり)は偶像(ひかり)で、こんなにも素晴らしい。 哀しくても、痛くても、そうなのとずっと問いかけていても。 そうであったからこそ好きで、そうであったからこそ背中を押されたと、七草にちかが思ったことが、棄却されはしないのだから。 八雲なみが、間違っていたのかもしれないと思った。 背中を押してもらっていた彼女が間違っていたと思い込んで、彼女に教えてもらった笑い方すらも忘れてしまった。 そう思いながら、形だけをなぞるように彼女を纏ってしまった。 自分が信じていないものを纏っても、負けるだけなのは道理なのに。 ――けれど、もう憧れは否定しない。 背中を押してくれていたことそのものは、もう嘘になどできやしない。 [[プロデューサー]]でも、[[アシュレイ・ホライゾン]]でも、七草にちかでさえも、その肯定に意味がないとしても。 「八雲なみ」に、背中を押してもらっていたことなら、肯定できる。 (……ああ、ズルいな) ……彼女のことを。凄いな、と、素直に思えた。 失墜してそれでも尚、その光をきちんと眩しいと言えることが。 腐ることなく、ただ真っすぐに、憧れとは何かを突き詰められることが。 そのお陰で、思い出せた。 W.I.N.G.の序盤。自分がただ無邪気になみちゃんに憧れていた頃のことを。 ――自分の、七草にちかの足跡を、駄目なものなのではなかったのだと、彼女が私に教えてくれた。 奈落を上がった先。 終わるまで出ずっぱりのそこに立たされたら、私は一人になるのだと。 誰にも見られず、誰にも思われず、ただ一人孤独に踊るのだと。 そう、思っていた。 「……そこまで、言ったんだったら」 だけど違った。 観客席に立って、彼女は私を見続けている。 時には叱咤を、時には野次を、時にはただ単に悪口を飛ばしてきそうな、だっさい令呪をメイクもせずにマスクで誤魔化している、全部諦めた、目の前の七草にちかは。 そのくせ、『アイドル七草にちか』から――七草にちかという人間から、ずっと目を離してくれない。 そして、突き付けてくる――あの日憧れた、『アイドル』の原点を。 「見ててくださいね、私のこと。撤回とか、なしですよ」 だったら、もう。 空っぽのふりなんて、できない。 『七草にちかが背中を押してもらった』アイドルを、裏切れない。 彼女に背中を押してもらったところから、わたしは始まったのだから。 「だから――私を、見てください。アイドルの、七草にちかを。あなたの背中を押した、ステージを」 舞台と客席を隔てて、私達は互いを見つめ合う その境界線は既に越えることは叶わないけれど、それでも光は越えていく。 スパンコールの光も、ペンライトの光も。境界を越えて、舞台と客席を照らし合う。 「そういうアイドルに――なみちゃんみたいなアイドルに、なってみせますから」 嘗ての憧れのように、貴女に光を見せてあげるから。 だからあなたは、数多の観客席のひとつから、私に光を届け続けて。 「ああ――そうだよ、にちか」 だから、それを見て。 [[アシュレイ・ホライゾン]]は、今こそ真に彼女を言祝ぐ。 いろんな人に祝福されてなお、ただ一人自分だけ顔を背けていたあなたが。 たった一人のあなた自身と、向き合うことを決めたのだから。 「狂い哭け、祝福しよう――きみの末路は『偶像(アイドル)』だ」 いつか冥狼から貰った言葉を、口ずさむ。 真に迷った上で尚、その道を選んだ君ならば。 自分の背中を押してくれた光を、認めて。 失墜した、ただの人間である自分に、認められて。 その上で、自分もまた、誰かの光でありたいと望めたなら。 それは確かに、何処までも飛翔できる、比翼足り得る。 彼女はたった今、自分(ふたり)を救う偶像と成る。 「……だったら、どうするか。決めてるんだろ?」 「…………はい。そりゃあ、まあ」 そして。 アイドルとして立つのなら、絶対に向き合わないといけない人間がいる。 「だってまだ、笑えた訳じゃないですから」 決意表明をしたところで、今すぐ何かが変わる訳じゃない。 意思一つで臆病な心すら覆せるような、決然的な勇気には、まだ足りない。 だから、心が軋んで悲鳴を上げる。期待に応えることを考えてしまえば、怖くて怖くてたまらない。 重い重圧に足は震え、まだ舞台には立てない有様。 「だから」 だから、まずは。 誰より『アイドル七草にちか』を見てくれていた人。 誰より『アイドル七草にちか』を、信じてくれていた人。 あの日以来、ずっと話していなかった人。 ――『アイドル七草にちか』の、本当に、一人目のファン。 そこから、もう一度すべてを始めよう。 殴り込んで、必要なら鍵だって閉めて、もう一度踊ってやろうじゃないか。 今度は、間違えない。憧れも失意も才能のなさも全部ひっくるめて、それでも踊るのだ。 誰よりも自分を見続けてくれた人に。 舞台に送り出してくれたあの人に。 そして、見せるのだ。 『アイドル七草にちかが、こうして立ったのだ』ということを、最初のファンに、目を逸らさずに認めてもらえたら。 ――いいや。 「言わせてやりますよ――可愛いって。上手くいくって。だから――聖杯なんていらない。私はもう、私だけで立てるから、大丈夫だって」 彼が、私の光を、見ていてくれたなら。 七草にちかはきっと、舞台へと、胸を張って飛翔(か)け上がれるから。 「――私の笑顔を、見ていて、って」 【[[七草にちか(騎)]]@アイドルマスターシャイニーカラーズ】 [状態]:健康、精神的負担(中)、決意 [令呪]:残り三画 [装備]: [道具]: [所持金]:高校生程度 [思考・状況]基本方針:283プロに帰ってアイドルの夢の続きを追う。 0:アイドルに、なります。……だから、まずはあの人に会って、それを伝えて、止めます。 1:殺したり戦ったりは、したくないなぁ…… 2:ライダーの案は良いと思う。 3:梨花ちゃん達、無事……って思っていいのかな。 [備考]聖杯戦争におけるロールは七草はづきの妹であり、彼女とは同居している設定となります。 【ライダー([[アシュレイ・ホライゾン]])@シルヴァリオトリニティ】 [状態]:全身に軽度の火傷(ほぼ回復) [装備]:アダマンタイト製の刀@シルヴァリオトリニティ [道具]:七草にちかのスマートフォン([[プロデューサー]]の誘拐現場および自宅を撮影したデータを保存) [所持金]: [思考・状況]基本方針:にちかを元の居場所に戻す。 1:今度こそ、Pの元へ向かう。 2:界奏による界聖杯改変に必要な情報(場所及びそれを可能とする能力の情報)を得る。 3:情報収集のため他主従とは積極的に接触したい。が、危険と隣り合わせのため慎重に行動する。 4:武蔵達と合流したいが、こっちもこっちで忙しいのが悩み。なんとかこっちから連絡を取れればいいんだが。 [備考]宝具『天地宇宙の航海記、描かれるは灰と光の境界線(Calling Sphere Bringer)』は、にちかがマスターの場合令呪三画を使用することでようやく短時間の行使が可能と推測しています。 アルターエゴ([[蘆屋道満]])の式神と接触、その存在を知りました。 割れた子供達(グラス・チルドレン)の概要について聞きました。 【[[七草にちか(弓)]]@アイドルマスター シャイニーカラーズ】 [状態]:健康、いろいろな苛立ち(割とすっきり)、[[プロデューサー]]の殺意に対する恐怖と怒り(無意識) [令呪]:残り三画(顔の下半分) [装備]:不織布マスク [道具]:予備のマスク [所持金]:数万円(生活保護を受給) [思考・状況]基本方針:生き残る。界聖杯はいらない。 1:アイドル・七草にちかを見届ける。 2:あの野郎([[プロデューサー]])はいっぺん殴る。 3:お姉ちゃん……よかったあ~~~。 [備考]※[[七草にちか(騎)]]のWING準決勝敗退時のオーディションの録画放送を見ました。 【アーチャー(メロウリンク・アリティ)@機甲猟兵メロウリンク】 [状態]:健康 [装備]:対ATライフル(パイルバンカーカスタム)、照準スコープなど周辺装備 [道具]:圧力鍋爆弾(数個)、火炎瓶(数個)、ワイヤー、スモーク花火、工具 [所持金]:なし [思考・状況]基本方針:マスターの意志を尊重しつつ、生き残らせる。 1:にちかと摩美々の身辺を警護。 2:『自分の命も等しく駒にする』ってところは、あの軍の連中と違うな…… 3:武装が心もとない。手榴弾や対AT地雷が欲しい。 4:少しだけ、小隊長のことを思い出した。 [備考]※圧力鍋爆弾、火炎瓶などは現地のホームセンターなどで入手できる材料を使用したものですが、 アーチャーのスキル『機甲猟兵』により、サーヴァントにも普通の人間と同様に通用します。 また、アーチャーが持ち運ぶことができる分量に限り、霊体化で隠すことができます。 [[→>――そんでグッバイ ~緞帳を降ろし終幕後~]]