(29)364 タイトルなし(『裏切ったのは誰』リゾナント作)

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    ...裏切ったのは誰』 (29)364 タイトルなし(『裏切ったのは誰』リゾナント作) (29)468 『少年の瞳』 (29)523 『絶対解ける問題 X=Y+T(1)』 (29)564 タイトルなし(過去作品リゾナント作1) (29)573 タイトルなし(過去作品リゾナント作2) (29)583 『少年の瞳(2)』 (29)607 『夏到来ですね』 (29)656 『ツキシマ キラリ』 (29)689 『06.相合傘』 (29)856 『リゾナントは本日休業』 (29)932 『7th, July』 (29)948 『星の夜に願う』 第30話 2009/07/09(木) 09 25 44.92 0 ~ 2009/08/02(日) 17 49 40.51 0 (30)028 『07.恵みの雫』 (30)059 『Wavered two “MIND”』 (...
  • (29)364 タイトルなし(『裏切ったのは誰』リゾナント作)
    「命と引き換えにして、やるべき事があなたにあるの?」 彼女はそっと眉をひそめて言った。 俺のやるべき事… 「それを知りたいんだ」 俺がそう言った時、彼女の唇が細かく震えているのが見えた。 「きっと後悔する事になるわ」 「後悔?一体何に?何も分からないまま、何も思い出せないまま生きていけって言うのかい?俺にだって守れるものがある筈だ!」 「あなたを危険にさらしたくないの」 「俺はどうなっちまうかなんて、そんな事どうだっていい!」 俺が声を荒げた瞬間、彼女の目の奥にぎらり、と何かが揺らめいた。 「今、何て言った?」 言葉に刃の鋭さがあった。…彼女の目にあるものは…怒り? 「“なっちなんてどうだっていい”って言ったわね…?あの人を馬鹿にするのは絶対に許さない」 いや、俺はそんな事… ...
  • (29)350 『裏切ったのは誰』
    ぬぅん!!  男の身体は電流が走ったように痙攣すると、ゆっくりと崩れ落ちた。 「鋼線で首を刎ねてしまった方が手っ取り早いんじゃないのか。」 「このエリアは稀に一般の人間も迷い込んでくる場所です。 万が一見つかっては。 それに遺体の処分も面倒ですから」 「ふん、幹部の俺様に逆らうつもりか」 「とんでもない。 この男は目覚めたら組織に関する記憶を失っています。 そして一人富士の樹海の奥深くに行き、首をロープで吊って自殺します。 その遺体は腐乱し、朽ち落ちて、首と胴体が離れる。 幹部であるあなたの命令どおりの結末が訪れる事に違いありません。」 「マインドコントロール。 相変わらず薄汚いチカラだな」 幹部の男は自分より遥か年下の少女に気圧されたことを隠すように毒づく。 少女は黙って一礼をする。 「まあいい。 もしもしくじったらわ...
  • (39)776  タイトルなし(かなしみ戦隊M 「Yes!POCKY GIRLS」 リゾナント作)
    776 名無し募集中。。。 sage 2009/12/27(日) 12 31 58.46 0 かなしみ戦隊M [M-A5-09](36)956 「Yes!POCKY GIRLS」 にリゾナント 私のせいで愛佳が怪我をした。 弱まる力、揺らぐ自信。 私の心はもう折れそうだ、まるでポッキーのように。 ポキッ 「リンリン」 「HAHAHA!久住サン元気出して下サイ。 久住サンは一人じゃナイ。 私たちがいるジャナイですか。  ほら見てください、このポッキー。 1本では折れますけどこうして3本合わせると」 ポキッ 「HAHAHA! 折れましタネ。 久住サン、私の言いタイこと判りマスぅ」 リo´ゥ`リ<「リンリンが私を元気付けようとして、しくじった事だけは分るよ」 ポキナント 783 名無し募集中...
  • (25)254 タイトルなし(『水守』リゾナント作)
    私は日本で一番大きい湖のある土地で育った 水は命の源 湖は水を湛え 命を未来に伝える 水を守ることは命を守ること 川は命を繋ぎ汚れを押し流す 時に荒々しく 時に優しく 瞳は心の窓 瞳を通してあなたを見つめ 瞳の面に自分を映す 瞳の輝きは心の光 涙は瞳を守り 悲しみを流し去る 私は力を欲する 力は闇を打ち払う 力は仲間を守る 私は力を恐れる 力は闇を呼ぶ 力は私を孤独にする 私が欲しいのはささやかな力 私が望むことは水を守ること 私は人の涙を守る そして人の心を守る 涙は人が生み出した一番小さな湖だから
  • シリーズ作品INDEX
    絶対解ける問題(未完) 「俺」(未完) 四字熟語 BLUE PROMISES 蒼の共鳴 復讐と帰還(RとR) 黒い羊 少年の瞳 コードネーム「pepper」-ガイノイドは父の夢を見るか? Air on G 闇の桎梏・光の抗争(「海上の孤島」シリーズ) 雨 “未来”への反逆者たち 闘え!リゾナンター ヴァリアントハンター外伝 Have a good day! 「声」 「motor」 モーニング戦隊リゾナンターR(未完) SINNERS かなしみ戦隊リゾナンターミラクルズ (※各作品解説は用語wiki「シリーズ作品解説」の項より転載) 絶対解ける問題(未完)  起動中僅かに許された思考の中で“A”は考える。  私は誰なのか? 何のために生まれたのか?  ミッション遂行の最中に錯綜する記憶。  その引きの強さと緊迫した展開でスレ住人を魅了し続ける長編シリーズ。 ++...
  • (39)611 タイトルなし( 『小さな風使い』リゾナント作)
    …絵里の「彼氏」だった男の子、翔君が旅立ったのは、暑い夏の日だった。 突然すぎて… 誰もが信じられない様子だった。 「風使い」の能力を手に入れて、「スカートめくり」をする為に、二人で特訓を始めて… すこしづつ病気と闘う元気も取り戻してきていた頃だった。 その頃、絵里はずっと翔君の練習のためにスカートをはいてた。 ねえ、翔君…。あの日、翔君がそろそろスカートめくりに成功しそうだから、 絵里、いっちばんかわいいパンツ穿いてったんだよ…。 なんで逝っちゃうのよ…!? ちゃんと、絵里のパンツ見てよ…!!
  • (29)564 タイトルなし(過去作品リゾナント作1)
      なら、それならばいっそうの事、眠りの中で。   終わりの無い”今日”の中で、明日を待とう。   空虚と後悔と嫌悪と自虐と忘却に馳せながら――――      「亀井絵里」は『永遠』を求める気は無かった   死にたくも無い、だがそれ以上に、独りにもなりたくない。      「田中れいな」は『自分』の存在を否定したくなかった   あなたはいつもあたしを守ってくれていた。   あたしは、あなたを守ってあげられる?      「新垣里沙」は『仲間』を大事にしたかった   そこは、光と闇の出会う場所。   もっとも闇が深い時間、もっとも光が輝く時間。   それが逢魔ヶ時。   だから、混沌とし全てが輝く。   故に美しく、儚く、完全な。      「高橋愛」は『世界』を光と闇...
  • (29)573 タイトルなし(過去作品リゾナント作2)
      一瞬だけ空洞が満たされ、また奈落の底に引きずり込まれるような、   言いようのない寂しさが襲ってくるのに気付かないふりをして歩き出す。   光の中では決して気付かなかった、闇に接するまで己が光に包まれていたことを。      「久住小春」は『一人』にはなりたくなかった   ―― だから私は黒白の猛獣に化するのだ   ―― 「陰」と「陽」―「闇」と「光」を内包させあう、その獣に・・・・・・      「李純」は『諦める』ことだけはしなかった   受け止めることは確かに難しい。   だが自分は生きている。これまでも、これからも。   傷は癒えないが、それを見せ合うこともまた大事なのだろう。   自分だけが"視得る"モノではなく、仲間が見てくれるそのココロを。      「光井...
  • (29)286 タイトルなし(矢口ブログリゾナント)
    (~^◇^)ノシ<はいはーい一時休戦~♪ (’ー’ ;川<だ、ダークネス・・・何の用だ・・・!? (~^◇^)<やだなあ今日はバトル抜きだって~!!        オイラはみんなに会いに来ただけ~ (・e・;)<い・・・いまさら何なのだ・・・ (~´◇`)<やだなあ・・・お豆ちゃんまで・・・昨日何の日か忘れたの? (・e・;)<あっ・・・姐さんの・・・!! (~^◇^)<そっ!だから記念に歴代リゾナンターみんなの写真撮ろうと思って!        昨日から元リゾナントのダークネスの所も回ってんだーホラ、ポーズポーズ!! リ`ゥ´oリ<あたし達を捨てたくせに・・・愛佳、塩撒きな!! (´┴`=川<おもろそう・・・ リ´ゥ` ;リ<ちょ・・・愛佳!? (´┴`=川<めっちゃ面白そうですや...
  • (36)178 「かなしみ戦隊リゾナンターミラクルズ」~(36)777 「YAH!愛したい!」
    (36)178 「かなしみ戦隊リゾナンターミラクルズ」 (36)295 「TOP!」 2009/11/09(月) 19 15 47.19 0 (36)324 「HEY!未来」 2009/11/10(火) 21 29 42.76 0 (36)354 「春の歌」 2009/11/11(水) 22 25 38.41 O (36)386 「青空がいつまでも続くような未来であれ!」 2009/11/12(木) 21 32 04.61 O (36)434 「声」 2009/11/13(金) 21 35 23.60 O (36)508 「レモン色とミルクティ」 2009/11/16(月) 06 18 03.06 O (36)543 「強気で行こうぜ!」 2009/11/17(火) 07 36 12.54 0 (36)576 「SHIP! TO THE FUTURE」 2009/11/18(水) 06 ...
  • (39)487 タイトルなし(クウガ・アギトリゾナント作)
     初めはただの夢だと思っていた。 「どこやの、ここ……。」  一面に広がる、草木の死に絶えた荒野。  鼻をつく火薬と、錆びた鉄のような――血の臭い。  累々と、異国の軍人の屍が折り重なる悪夢としか呼べない光景。  死に絶えた灰色と橙色の残り火、そして凝結した赤黒い染み。  そんな光景の只中に、愛は場違いなパジャマ姿で立ちすくしている。 「――また、あの夢……?」  夢の場所はいつも異なっていた。  ただ同じなのは、そのどれもが生々しい死の痕を宿した場所だということ。  頻度は日に日に増え、気がつくと、愛のパジャマには覚えのない煤や埃が付着していた。 『――確認生命体は、かつて現れた種とは別の体組織をしていることが明らかになり――』  TVが伝えるのは、以前殺戮の限りを尽くした怪物の再来。  ただ今回の被害者の自宅からは、まるで超能力の痕跡...
  • (25)425 タイトルなし(「SONGS」リゾナント作)
    生きるのが下手 笑うのが下手 恋愛も下手 付き合いも下手 一体何なんだろう、俺って …ハァ、疲れたなぁ カウンター席に肘をつきながら、俺はすっかり暗くなった窓の外をぼんやり見つめていた―― ――お客様?お客様?」 声を掛けられ、ハッとする。いつの間にか突っ伏して眠っていたようだ。注文を取ってから、品物が来るまでの僅かな時間だというのに 「お待たせ致しました、カプチーノとレアチーズケーキでございます」 目の前に置かれたカプチーノの表面には、スマイルマークのラテアート。こんな些細な心配りにも癒される これを、この可愛いマスターが淹れてくれているのだから、尚のこと癒される 「なんだか元気ないですよ~、どうかなさったんですか?」 若干訛ったアクセントのその問いに、俺は堰を切ったように話し出す ...
  • (25)055 タイトルなし(「Take off is now!」リゾナント作)
    「え゛ぇ゛っ?ガキさんが?」 少々間の抜けた驚きの声を上げる愛。 今日は久し振りに二人それぞれの時間を過ごそうと、喫茶リゾナントを昼のみの営業にし、2時半頃には既にCLOSEDのプレートが掛けられていた こんな風の強い日は家に居るに限るやよ、と愛は宝塚のDVDを片っ端から見まくり ちょうどマラソンが終わってみんな帰りよる頃やから上りの電車は空いとう、とれいなは都心へショッピング しかし案の定強風の煽りを受けて、電車の遅れに巻き込まれる。ようやく目的の街に着き地下街を歩いていると 「ガキさん!?」 乗り換えの人の波の中に里沙がいたのだという。思わず後を追ったが、そのまま別の路線の改札へ入って行ってしまったそうだ 「人違いやないの?」 「絶対ガキさんやったっちゃん、よく着よる服やったし間違いなかと」 「でも、○○線ってガキさ...
  • (39)387 タイトルなし(ヴァリアントハンター外伝リゾナント作1)
    眠る女性から漏れる吐息の音が聞こえそうな程、部屋の中は静かだった。 白やクリーム色を基調とした部屋。 その部屋で眠るのは、全身に包帯を巻き付けられた女性が二人。 中野区にある警察病院、その中の一室。 病室の外では、看護婦や医師達がせわしなく動き回っていた。 もぞりと、ベッドの布団が微かに動く気配。 ベッドの脇に提示された名札には、亀井絵里と書かれている。 ちなみに、もう一つのベッドには高橋愛という名札が掲示されていた。 「ん…」 目を開いた絵里の視界に広がるのは、真っ白な天井。 ここは一体どこなのかと、絵里は反射的に起き上がろうとし。 刹那、全身に広がる苦痛に声を失う羽目になる。 全身に走る痛みが、絵里の記憶を呼び覚ましていく。 ―――それは、思い出すことを拒否したくなる程、恐ろしい記憶だった。 ...
  • (38)071 「ナインスマイル」~(39)851 「しょうがない 夢追い人」
    (38)071 「ナインスマイル」 2009/12/11(金) 09 27 48.97 0 (39)125 「レインボーピンク」 2009/12/14(月) 21 50 14.02 0 (39)170 「すき焼き」 2009/12/15(火) 21 54 55.10 0 (39)233 「Intro」 2009/12/16(水) 22 46 00.38 0 (39)316 「INDIGO BLUE LOVE」 2009/12/17(木) 21 42 15.50 0 (39)370 「HELP!」 2009/12/18(金) 22 01 36.66 0 (39)506 「「すっごい仲間」」 2009/12/21(月) 11 46 18.89 0 (39)557 「すべては愛の力」 2009/12/22(火) 10 33 37.75 0 (39)602 「HOW DO YOU LIKE JAP...
  • (25)834 タイトルなし(m411のリゾナントリレー作)
    「降服は拒否ですか・・・」 「めんどくせえ、殺っちまおうぜ」 「既にあちらに殺る気満々の方がいらっしゃるようですが」 「ごっちん!?」 「んあぁぁ!グラヴィトン・・・プレッシャー!」 空中に浮遊した「G」こと後藤真希から重力子弾がm411に向かって放たれる 超重力に押し潰される白いピアノ・・・しかし既にそこにはm411の姿は無い 「ごっちん後ろー!」 「何っ!?ぐはっ!」 突如Gの背後に現れ光弾を放つm411 背中に光弾を受けて地面に叩きつけられるG 「アイツ、速かよ!」 「あかん、動きを全く予知でけへん・・・」 「私の預言は当たるわ・・・回避不能の攻撃が来る!」 「ちょ、カヲリ!洒落にならない預言しないでよ!」 「変だよ!何でピアノ壊れたのに曲は聴こえてるの!?」 「アハハハハハハハハハハハ...
  • (29)274 タイトルなし(ホゼナンター吠える)
    いつも思ってたよ。 いつも思ってたんだ。 俺達の仲間は、お前らみたいな連中が登場してくるアニメや特撮映画の中じゃ、いっつもやられてきた。 こっちが何かしたってお前らにはちっとも敵いやしねえ。 俺達の仲間が何十人がかりでぶつかってったって、お前らたった一人の指先で簡単に捻られちまう。 そして情けない格好を全国に披露しているところに正義のヒーローがご到着。 お前らと一戦交えるってわけさ。 まあアレだ。 俺達は正義のヒーローの引き立て役、いわばかませ犬って奴さ。 いやよ、それはそれで構わないんだ。 まあTVや映画にありがちの演出ってやつだからさ。 そこんとこは俺だってわきまえてるさ。 絵空事の上のことだって。 でもな、いい加減頭に来るぜ。 俺だって自分の仕事にプライドを持って、やってるんだからな。 だからよ、一度言ってみたかった...
  • (36)800 「友達(♀)が気に入っている男からの伝言」~(38)022 「無色透明なままで」
    (36)800 「友達(♀)が気に入っている男からの伝言」 2009/11/25(水) 08 45 01.62 0 (36)835 「パープルウインド」 2009/11/26(木) 07 27 55.71 0 (36)861 「女子かしまし物語3」 2009/11/27(金) 07 48 30.63 0 (36)956 「Yes!POCKY GIRLS」 2009/11/30(月) 20 26 13.27 0 (37)015 「卒業旅行~モーニング娘。旅立つ人に贈る唄~」 2009/12/01(火) 22 05 53.43 0 (37)048 「直感~時として恋は~」 2009/12/02(水) 21 53 36.07 0 (37)083 「「すごく好きなのに…ね」」 2009/12/03(木) 21 36 30.55 0 (37)117 「がんばっちゃえ!」 2009/12/04(金) ...
  • (26)865 タイトルなし(「雨の降らない星では愛せないだろう?」リゾナント作)
    あっちでポチポチ、こっちでポチポチ 3人とも、いつもマメやねぇ あっ、何の話かて? いやあ、ガキさんもさゆもれいなも毎回書いてて偉いな~、て思ったやよ ん?あ~、ほやったわ、最初から説明せんとねw あーしらは普段はそれぞれの生活をして、リゾナントに時々集まって。で、闘いは一人やったりみんなやったりするんやけど 何処におってもあーしらは“共鳴”で繋がっとる。 この都会での暮らしで、それぞれの抱えとった孤独が共鳴を願い、信頼しあえる共鳴を築いた ほやけど、あーしらが共鳴しとっても、それだけで闇の意思の広がりを抑えるのは正直ムリなんよ 人は誰もが多かれ少なかれ悲しみを抱えとって、それで孤独が生まれて、そこに生じた隙を闇に魅入られてしまう。 やけど、人は悲しみがなければやさしくなれんがし。 誰彼も憎む必要はない。 仲良く生きていこ...
  • (39)324 タイトルなし(小春死すあらすじ)
    いよいよ始まった小春の最終決戦・・・ 皆が寝静まってる間にたった1人でダークネスの砦に向かう小春 ミティや後藤らの攻撃を耐え切り瀕死の重傷を負いながらついにダークネスと対面 ダ「たった一人で乗り込んでくるとはいい度胸だ」 小春「はぁはぁ・・こ・・今夜で決着をつけにきたわ・・」 ミ「ふっ、そんなボロボロの体で何ができるw」 小春「邪魔しないで。今のあなたでは私には勝てないわ」 ミ「なんだとお!!ふざけやがって!死ねええええ!」 後「やめなっ!!」 ミ「ええい!何故止める!手を離せええ」 後「・・・今の彼女は凄まじいパワーを秘めてるわ。私ですら危ないかも」 ダ「2人とも下がっておれ」 ミ「くっ!!」 ダ「久住よ。何故1人で来た。何故そんなに死に急ぐ」 小春「さあね」 ダ「勝ち目はないぞ」 小春「やってみなくちゃ分からな...
  • (25)733 『Peace & Acting』
    【問題編】 「道重さん、治癒しても無駄です。新垣さんは・・・もう死んでる」 いつもと変わらぬ喫茶リゾナントの昼下がり。 そこに顔を揃えているのもいつもの9人。 きれいに清掃された落ち着きのある店内。 窓から差し込む午後の柔らかな陽の光。 店主の高橋愛が花瓶に活けた笹の葉。 テーブルの上に食べ散らかされたバナナの皮・・・ そこにあるのはいつもとほとんど変わらない光景。 そう、たった一つを除いては。 それは、朱に染まり喫茶リゾナントの床に倒れ臥す新垣里沙。 そして・・・ 「新垣さんを殺した犯人は・・・この中にいる」     *   *   * 「この中に犯人が!?」「嘘デス!」「何でそんなことが言えると?」 騒然とする皆の視線は、自然とその衝撃的な台詞を口にした久住...
  • (36)222 タイトルなし(縦読み)
    あの日から胸に穴が開いてしまったみたい おわりのない悲しみを背負ってしまったの きょうもまた一人で夜を過ごすことになる せめてきみと一緒にいたころを思い出すか いいんだよね思いだすのは自由なんだから ぎもんを持たれたら私はつぶれてしまいそう にがく感じたあの時に言われた汚いことば きみを思い出すから大好きに変わったのに よしよしともう一度だけ甘えさせてほしい うかんで来るのはきみと一緒だった日々さ めぐらせた記憶の中で浮かんだきみのくせ いえなかった言葉をあの人にそっと届けて せいいっぱいの強がりを聞いてほしいのよ よるの闇が深くなっても私は負けないわ!                     ―Resonant Blue
  • (26)939 タイトルなし(光と闇)
    「能力者は、一般人にとっては異質な者でしかない」     ――――怯える瞳が捉えるものは 「それでも私たちは闘う、光の正義を掲げて」     闇よりも更に深い心の奥―――― 「火事だ!!」「あいつがやったんだ!!」 「見つけたぞ!あそこにいるっ!」「捕まえろ!!」     ――――無垢な能力者が感じた憎悪 「あたしは、何もやってないっ……!!!」     死への恐怖から逃れようとした瞬間が              彼女を新世界へと導いた―――― 「堕落した忌まわしい世界を終わらせて、新しい世界を作ろう」   漆黒の闇に堕ちた神と共鳴を手にした光が生み出した戦争 最後の一振りが、世界の行く末を決める――――
  • (36)869 タイトルなし(愛れな)
    ――――――「れいな……!」 愛ちゃんは、強い。 れなとは比べ物にならんような過酷な人生送ってきたと思うけど、絶対他人に弱み見せんかったよね。 少なくともれなには。 ……だって愛ちゃんが泣いてるとこなんて、今初めて見たし。 年上やけんこれまで遠慮してたと?でも一緒に住んでるし、いつも愛ちゃんの一番近くに居ったんはれなやったよね。 今までどこで泣いてたと? ……れなね、あの時の愛ちゃんの温もり、忘れたことないっちゃん。いつかのれなの誕生日の日やったかな。 今みたいに何も言わんとただ抱きしめてくれたあの時の愛ちゃんはめちゃくちゃあったかくて、 なんていうかお母さんのお腹の中に居るみたいで、凄い安心できた…。 この人なら信頼できるって、その時に初めて心からそう思ったと。 一人で生きてきたれなに他人を信頼するってことを教えて...
  • (36)728 タイトルなし(愛れな)
    初めて愛と手が触れたとき、人ってこんなにも温かいのだということを知った。 殴り傷つけ自分を守るためだけにあると思っていた手のひら 握った拳をそっと包まれて気付く。 「れいなの手、ちっちゃいんやの。かぁわいい」 「…可愛い?」 「かわいいよ。あーしなんて、ほれ、見てみ?  手のひらはデカいわ、指の骨はごつごつしとるわ、で可愛さのカケラもないで」 目の前で広げられる手のひら。 れいなは吸い寄せられるように、自分の手のひらを重ねた。 関節ヒトツ分くらい大きさが違う。 「愛ちゃんの手、温かいっちゃん」 「そうけ?」 「なんか、安心するとよ」 愛の手のひらを指先で撫でた。 この手に救われた。この手に守られてきた。 初めて出会った日も戦いに傷ついた日も、突然寂しさが襲ってきた日も。 愛はいつでも優...
  • (29)856 『リゾナントは本日休業』
    光の屈折率nは誘電率εと透磁率μから成る関数によって決定される。   つまり n=√ε* √μ。 透磁率を人為的に変動させることによって、屈折率を変化させれば理論的に物質の透明化は可能。 ナノテクノロジーによって透磁率を調整したメタマテリアルにより構成されるクローキングデバイス。 世界中の軍事技術の開発者から見れば、垂涎の的となるであろう光学迷彩装置。 それがこの指輪ってわけ。 メタマテリアルの鋳造技術の限界から、制限時間こそあるものの、それ以外は完璧です。 この私の桃色の脳細胞の手に掛かれば、この程度の装置を作るなんて朝飯前。 で、その光学迷彩を作動させて護衛の目を逃れて、 ついでに組織の規範から解放された私は、心の赴くままに、行きたい場所に向かった。 そして今、私は喫茶リゾナントの前にいる。 いや別に組織を裏切ろうって...
  • (36)904 タイトルなし(m411)
    m411は、れいなの渾身の攻撃を受けて崩れ落ちる。 「はは、ダークネスの最終兵器とやらも大したことなかったと」 誰がどう見てもボロボロな体で強がるれいな。 仲間たちはそんなれいなの姿を見て呆れ、同時に安堵の気持ちが湧いてくるのを感じた。 よかった、これで全部終わったんだ。 明日からはまた、みんなで笑って平和に過ごせる日々が帰ってくる。 もう戦わなくていい、誰も傷つかなくていいんだ。 そう思った、矢先。 「油断してはいけない、リゾナントブルー!」 闘いに敗れし科学者の悲痛な叫びが辺りを貫く。 気づいたときにはもう遅い。 細く小さなれいなの体は、すでに中空に舞っていた。 「フフフ、ならば教えてあげますよ!組織のすべてを背負った、この私の真の力をね!」 科学者の口から語られるm411の秘められた...
  • (36)498 タイトルなし(何故 どうして)
    何故 殺し合わねばならない 目の前の弱者を一人助ける為に 私は十の人を殺した 何故 殺し合わねばならない 私は三十をも傷付けたのに 助けた人が死んでしまった どうして どうして どうして 矛盾するこの世の中が 私は嫌いになれない だって 大切な人たちが この世界の中で生きているから だって 大切な人たちは この世界の中で幸せそうなんだ どうして どうして どうして 矛盾するこの世の中を 私は嫌いになれない
  • (30)363 タイトルなし(道重さゆみ・久住小春生誕記念作)
    ―――道重さゆみは、悩んでいた。 主に自分に関することだが、解消するどころか思い溜息ばかりが吐き出される。 何かと想像をするのがさゆみの息抜きの一つなのだが、それすらも 出来ない状態に苛立ちだけが募っていく。  正直な話、さゆみは今後喫茶「リゾナント」に行くのを辞めようかと思っていたのだ。 喫茶店の常連客との会話は楽しいし、何よりも9人で集まった時は至福を感じている。 16歳の子から23歳までという年の離れた9人で結成された超能力者組織「リゾナンター」 としての自分も誇らしく思っていた。 全員が女の子という事もあり、何度も衝突したり、喧嘩をしたりもしたが それさえも自身に対する成長として受け止めていた。  それが今現在、さゆみに与えられたとんでもなく大きい影響である。 道重さゆみという人間の歴史には、人並みの幸福が全くと言...
  • (25)113 タイトルなし(桜と小さな春)
    「うー、寒い」 久住小春の声は夜の大気に溶けていく。 暦の上ではもう春だと言うのに、どういうわけかここ数日冬に逆戻りしたかのように寒い。 電車のモニターで見た天気予報。お天気のお姉さんはこう言っていた。 寒さが堪えるのは、体がもう春モードに入っているからだとか、何とか。 だから、そこまでの寒さでなくても必要以上に寒いらしい。 もっと早く知っていれば、もう少し温かい服装で出かけたのに。 そう思ったところで、この寒さが和らぐわけでもない。 小春は溜息を付きながら家路を急ぐ。 見間違いかと、そう思った。 だが、その後ろ姿を小春は知っている。 声をかけようか躊躇いながら、付かず離れずの距離のまま歩く。 一体、何処に行こうというのだろうか。 彼女の家はこの辺りではないはずだ、それは付き合いが浅い小春でも知っていることだ...
  • (26)950 タイトルなし(紺野あさ美生誕)
    川o・~・)]モグモグ 留守番電話サービスに接続します。ピ ¶ ジャガ芋ケーキ作ったがし♪ ¶ ゴメンこんこん送ったちゃったのだ 川o・‐・)] 、、、 ¶ 一緒に食べたかったやのに何で送んのガキさん! ¶ 愛ちゃん一緒になんか食べれないでしょーが! ¶ 来年は一緒に食べれる事を夢見て ¶ 今年は電話にするよ ¶ こんこんお誕生日おめでとう♪♪ピ 川oT‐T)] ありがと
  • (35)824 モーニング戦隊リゾナンターR 第4話 「水守の世界」
    愛が運ばれたのは小さな湖だった。 「高橋さん、帰ってこられたんですか」  湖水に落ちた愛に声をかけてきたた少女はどうやらリゾナンターの一人らしい。 「HAND MADE CITY」で新垣里沙に出会ったが、他のリゾナンターに関する情報が皆無に等しい愛は、この世界の愛に 成りすまし少女から情報を得ようとする。 「高橋サン、お帰りナサイ」 どこか覚束ない日本語で自分の名を呼ぶ声が。 二人の会話から愛佳とリンリンという名前を知った愛。、 愛佳は夢で啓示を受けた水守の力を発動出来る様になる為、この湖に修行に来ているらしい。 彼女達のリーダーである高橋愛は、数日前何処かへ旅立ったこともリンリンの口から聞かされた。 この世界の愛が、他の世界を破壊するために旅立ったのではないか、顔を曇らせる愛。 ずぶ濡れの愛に着替えを提供するというリンリンに附いて行く...
  • (25)552 タイトルなし(m411-真野恵里菜 )
    「もう・・・戦いは終わりや」 リゾナンターとダークネスの永きに渡る戦いに、ようやく終止符が打たれた。 戦いの終結宣言として、二人のリーダーが歩み寄り、その手を差し出す。 その時だった。 「なんやねん?ピアノの音・・・?」 ポロン、ポロンと鳴り響くピアノの音色。 二人が振り返った先に見たものは、白いピアノを弾く儚げな少女の姿だった。 「命の削り合いをした相手と握手だなんて。これだからお年寄りはダメなんですよ」 微笑みながら言って立ち上がり、少女は指をパチンと鳴らした。 それを合図に、リゾナンター・ダークネスの幹部、計20名を上回る数の少女たちが現れる。 少女たちは皆、ダークネスの若手訓練兵だった。 「“B”!」 「ハイ!下克上の準備は万端デス!」 「“C”!」 「ガーっといっちゃうよ!」 「“卵”...
  • (39)909 タイトルなし(自分の道を行くミティ様)
    もう駄目かと、少女が目を閉じた瞬間だった。体の横を誰かがすり抜ける感覚とほぼ同時に、聞こえる苦悶の声。 それがつい先程まで少女に執拗に迫ってきた男のものだと理解した時には、もう全てが終わっていた。 「早く消えな、ここはガキの来るような場所じゃない」 目を開いた少女が捉えたのは、黒いドレスに身を包んだ女性だった。 端正な顔立ちだが、鋭い眼光が一匹の獣を少女に想起させた。 その場から動こうとしない少女に舌打ちを一つ打ち、女性は胸の高さ程まで手を掲げる。 刹那、リィ、という音と共に女性の手の上に白い“氷”が生み出された。 「ここから先はあたしみたいなのばかりが住む街だ。 一体何を求めてやってきたのか知らないけど、“能力”一つ使えない奴は生きて帰れない。 さ、とっとと消えた消えた」 「…帰るわけにはいかないんです、ここに…私のお...
  • (28)659 タイトルなし(リンリンの炎と絵里の風と)
    今日はジュンジュンさんがバイトに間に合う時間に帰ってきました。 いつも疲れてるからゆっくりして、なんておかみさんにまで言われて… 広すぎる部屋で一人時間を持て余してます。 バナナに埋まってて探すのに苦労した、 ジュンジュンさんに関する報告書はもう出してしまったし リゾナントに行くにしても、手伝い始めるにはもう遅すぎます 今は黄金時間か…バラエティーでも見ようか、 そう思ってリモコンに手を伸ばしかけた私のほぺたを爽やかな風が撫でます。 この部屋独特のすきまー風、なんて切ないものであることは今関係ないんです。   風… 「ホントに行っても、良いのかな…」 悩みながらも、出かける用意。 まずは目的地近くの、商店街の果物屋さんへ。 ニコニコしながら、お連れさんのでしょ?とバナナを差し出されるけど、結構ですと言いま...
  • (39)758 (ヴァリアントハンター外伝リゾナント作2)
    辺り一帯の建物は最早、原型を留めてはいなかった。 崩れ落ちたビルの残骸、分断された道路。 生命の気配など一切感じられないその一帯に、たった一つだけ無傷の建物があった。 エヴォリューション。 全国に存在するヴァリアントハンターを統括するユニオンの本拠地であり、 所属人員は千人を超える地上地下合わせて53階にもなる高層ビルである。。 一人、また一人。 エヴォリューションを目指して歩く人間がいた。 その手には、鈍く輝く武器。 ただならぬ殺気をその身から迸らせた彼らこそ、異形を狩る者“ヴァリアント・ハンター”である。 エヴォリューション前にある広場には、既に多くのヴァリアントハンターが集結していた。 その数、およそ千人。 ハンター資格を得たばかりの新人から、ユニオン創立時よりハンターとして活動してきたベテラン、 ギル...
  • (26)637 『ある日の喫茶リゾナント』
    絶妙な力加減。 そして、絶妙な時間。 漆黒の液体が泡立ち、独特の薫りが辺りに立ち込める。 よし、なかなかいい出来じゃない? 「れーなーっ」 「はーい!」 「コーヒー出来たよ」 「オッケー!」 カップの乗ったトレイを、慣れた手つきでれいながテーブルに運ぶ。 その動作や仕草は、もうすっかりうちの看板娘を名乗れる程となった。 いつの間にか私は自分のコーヒーが作れるようになり、いつの間にか常連さんも増えていた。 おばあちゃんがいた頃からの人もいれば、新しく通ってくれるようになった人もいる。 「今日もおいしかったよ」 会社の昼休憩になれば、必ず来てくれるスーツのお兄さん。 「やっぱりここのココアが1番好きです」 そう言って笑う女の子は、一ヶ月ぐらい前に来て以来ちょくちょく来てくれるようになり、...
  • 短歌集
    (20)110 名無し募集中。。。 2008/12/08(月) 10 10 04.88 0 呪われし 運命(さだめ)を抱きし 人間を  癒しと光が 導く未来(さき)は ――モデル絵里短歌 (20)464 名無し募集中。。。 2008/12/15(月) 23 25 09.37 0   紅き月 蒼い共鳴 碧色     彼女の行方は 暗闇の先 (25)098 名無し募集中。。。 2009/03/26(木) 11 29 04.71 O 幸せを 欲した魔女の その指に  静かに煌めく 永遠の光 (28)308 名無し募集中。。。 2009/05/31(日) 09 06 23.80 O 恐れない 一人の夜の その闇を  夜の先には 朝があるから 恐れない 一人の夜の その...
  • (28)233 『闘え!リゾナンター』
    「ここのところ、リゾナントシティの活動が何故か停滞している。よってその原因を探るのが今回の任務だ。頼んだぞリゾナンター諸君!」 「「「「「「「「「ラジャー!」」」」」」」」」 語尾は「やよ」やら「なの」やら「っちゃ」やら「デ~ス」やらバラバラであったが、ともかく9人は敬礼の後、揃って基地を飛び出した。 「リーダー、ここは分かれて探索した方が効率がいいんじゃない?」 街に着くや否や、サブリーダーの里沙が提案する。 「ほやのー。里沙ちゃんがそれがいい思うんやったらそうするわー」 リーダーの愛がのんびりと答える。 「じゃあれいなこっち行くけん。誰が一緒に行くと?」 れいなが意気揚々と一方を指差し、仲間を募る。 だが、その声に応えるものはおらず、れいなは淋しげにに手を下ろした。 「絵里はさゆと一緒がいい~えへへ」 「...
  • (32)378 『蒼の共鳴第二部-喫茶リゾナント、閉店-』
    『…本当にいいんだな』 「ええ、すいません、我が儘言って…」 『…記者会見には出ないのか?』 「休業ですから。 …あ、言われなくても分かってます…そう甘い世界じゃないことくらいは」 『…契約は未だ1年ある、休業がそれ以上に及ぶようなら…分かってるな?』 「はい。本当にお世話になりました」 携帯電話の終話ボタンを押す音が、静かな部屋に響く。 久住小春はしばし携帯電話のディスプレイを見つめた後、それを折り畳む。 港区某所に立つ高級賃貸マンション。 僅か16歳の少女が一人で住むには明らかに広すぎる3LDKの部屋は、既に大半の荷物が運び出された後だった。 小春は部屋を一瞥した後、ゆっくりとした足取りで玄関へと向かう。 静かな水面を思わせるかのようなその瞳からは、一切の感情を読み取ることは不可能だった。...
  • (28)640 (光と闇の散文詩)
    (28)640 名無し募集中。。。 2009/06/11(木) 10 59 08.21 0 光あれ。 という言葉でこの世界は誕生した 闇あれ。 とは一言も言われなかった しかしこの世界の其処此処に闇は存在する 闇無き世界は光無き世界 神の作りだした矛盾に満ちた世界で今日も彼女たちは戦い続けている 彼女たちの名は”共鳴する者” (28)641 名無し募集中。。。 2009/06/11(木) 11 55 42.34 O 光ある限り闇もまたある 彼女はそのことを誰よりも知っていた 光は誰にも降り注ぐ しかしそれは必ずしも万人への救いと同義ではない だから彼女は闇を選んだ それが正しいと思う故ではなく ただ必要であるが故に 彼女は「闇」を名乗った それが彼女の始まりだったのか終わりだったのかは…...
  • (39)131 『あわてんぼうのガキサンタinリゾナント』
    「今年こそはクリスマスは休業や!」 閉店後のカウンターでゆったりとカクテルを飲んでいると、 他でもないこの店のマスターが突然そんなことを叫びだした。 その顔はもう真っ赤。あちゃー、今日はお酒回るのが早いんだね… 「去年はバタバタしてできんかったし、  今年もなーんにもパーティーらしきもんやってないし、  だったらクリスマスくらいはリゾナントでみんなで何かやりたいんやよ!」 拳を握りしめて力説する愛ちゃん。 その気持ちは、あたしも十分に知ってる。けど、けどね… 「でも、喫茶店ってクリスマスが稼ぎ時でしょーが。  稼ぐ稼がない別にしても、ここでのクリスマスを楽しみにしてるお客さんは多いでしょ?」 「んま、そらそうなんやけど…」 あたしは何度もこの言葉で愛ちゃんをなだめてきた。 常連さん。ご新規さん。 い...
  • (36)243 モーニング戦隊リゾナンターR 第7話 「放つ光」
    モーニング戦隊リゾナンター R 第7話 「放つ光」 カラオケボックスの時間を延長し、特撮の主題歌に打ち興じる里沙。 里沙の特撮ヲタぶりに辟易した愛は逃げ出そうとするが、里沙はそれを許さない。 携帯が鳴ったが、ディスプレイを一瞥すると電源を切ってしまった。 暫くすると里沙は席を立った。 「ハックション! ブラのホックが飛んだから直してくるね」 真剣な表情でカラオケボックスを後にする里沙。 スレート屋根の廃工場にやってきた里沙は袖口にピアノ線を仕込むと工場の中を窺う。 愛はウーロン茶を飲みながら里沙の帰ってくるのを大人しく待っている。 工場の中に入った里沙が目にしたのは、倒れ伏しているリゾナンターの姿。全員の衣服が赤く染まって… 愛は楽曲リストを見ながら、曲目を入力している。 小柄な女はフラフラになりなが...
  • (40)354 モーニング戦隊リゾナンターR 第12話「QED学園の怪」
    【これまでのストーリー】 世界を守る為に増えすぎた並行世界を壊せ。 謎の声に導かれて幾つもの世界を巡ってきたモーニング戦隊のリーダー高橋愛。 旅してきた世界で巡り会った仲間、蘇る記憶、戻ってきたチカラ。 「ツキシマキラリ」の世界で出会った久住小春を救った愛が次に旅するのは… 第12話「QED学園の怪」 小春に別れを告げた愛が今度やって来たのは太陽が昇らない常闇の世界。 その異常さに戸惑う愛だったが、この世界の住人はそれを当然のごとく受け入れて暮らしている。 「先輩、早くしないと始業時間に遅れますよ」 この世界での愛の果たす役割は、どうやら女子高生らしい。 前の世界のナース服と同様、いつのまにか女子高の制服を身につけている。 清楚なブレザー姿と、自分の年齢を重ね合わせて面映ゆい愛だったが… 「どうせやったらセーラー服の方がよかったがの」...
  • (36)452 モーニング戦隊リゾナンターR 第8話 「嘆きの救世主」
    第8話 「嘆きの救世主」 襲撃者「A」の攻撃を避けれず異世界に飛ばされた愛。 そこは―夕闇が迫り人気も疎らな遊園地。 古ぼけたメリーゴーランドの側に倒れていた愛は見知らぬ二人の女性に介抱されていた。 友人同士らしい二人は、メリーゴーランドの照明が当たりはっきりと映った愛の顔を見ると、足早に去っていく。 置き去りにされた愛は浮かない顔。園内の洗面所で鏡に自分の顔を映し、「そんなに怖い顔なんかなあ」と呟く。 「すいません」と消え入りそうな声が…鏡には黒い髪の女性、先刻の二人組の内の一人だった。 道重さゆみという名のその年上の女性は「傷の手当てをさせて欲しい」と申し出る。 「大した怪我ではないから」と断った愛だが、道重の真剣な様子に押されて申し出を受けた。 愛の手を握ったまま、祈るような眼差しで見つめるばかりの道重に戸惑う愛。 「ごめんなさい」...
  • (36)666 モーニング戦隊リゾナンターR 第9話 「世界の破壊者」
    吉澤によってマインドコントロールされた人々に追われる絵里。  彼等の動きがどこか緩慢な為に捕まらずにいたが、100人以上の人間に追われる状況は、絵里の精神を追いつめていく。 園内の異様な気配を察知したさゆみは絵里の名を呼びながら… 愛も異常な事態に気付いてはいたが、さゆみの言葉が気になって足を踏み出せないでいた。 あの人―この世界の高橋愛―に会わなければ良かった。  この世界の自分と関ったことがあの二人を苦しめたのではないか。 愛の前に立つ白衣の女。 お久しぶりと言う女の顔に見覚えがない愛だったが、「i914と呼べば思い出してくれるかしら?」 愛は女を無視してその場を立ち去ろうとするが、「i914―実験区分のi分類の914番目の実験体だからi914」 安易なネーミングだとうそぶく女。 園内の中心部へと追い込まれていく絵里、浅手とはいえ傷も負ってい...
  • (36)148 モーニング戦隊リゾナンターR 第6話 「新垣里沙の憂鬱な日常」
    光と闇の狭間に出来た空間を走る回廊で正体不明の敵の襲撃を受けた愛は「スパイの憂鬱」の世界に迷い込んでしまった。。 そこは平和で活気のある下町風の商店街。 これまでに訪れた世界との落差に戸惑って立ち尽くしていると一人の女性と出会った。 彼女は「スパイの憂鬱」の世界の新垣里沙。 「HAND MADE CITY」の世界で出会った里沙のことを思い出した愛。 愛の顔を見た里沙は何故か慌てた様子で、カラオケボックスに誘った。 優待券を財布から取り出す際に、中身をぶちまけて取った大袈裟なリアクションや、 財布にびっしりと詰まった各種のカードや割引券を見て、改めてこの世界の里沙が旅の最初に出会った里沙と別人であることを実感する愛。 小物感漂う里沙に失望気味の愛だったが、個室に入ってから告げられた言葉で驚かされることになる。 「で、あんた何処の誰?」 ...
  • (36)705 『motor focus』
    ニコンのF6、キャノンのEOS-1、PENTAX 645N II ボディ… これらは一眼レフの名前。私の愛してやまないカメラたち… 写真ってステキと思うの。 少女のあどけない笑顔、動物たちの生きている躍動感、天空というキャンパスに描かれた無数の虹… 記憶には残るものかもしれないけど完全なカタチでは残らないモノたちを永遠に残せるから こうやってあなたが私の話を聞いていても時は流れ続ける。それこそ永遠に戻らない 一瞬で視界は変化し、あなたの体の細胞は脱落していく。今のあなたとさっきのあなたは別のモノ 時間ってどういうものなのか分かる?ん?過去・現在・未来と流れてゆくものだって? じゃあ、その流れていく時間は繋がっている? 過去・現在・未来と連続して永久に流れてゆくものであり、過去から未来へと限りなく流れていくって? じゃあ、連続の...
  • (39)640 『サプライズプレゼント』
    今日は絵里の誕生日だ。 なのに、絵里は病院のベッドの上にいる。 昨日は検査入院の日で、今日もまだ退院出来ずにいる。 もう検査は終わったのに、念のために今日も入院しなきゃいけないんだって。 「リゾナント行きたかったなぁ」 今日はリゾナントでもパーティーをするらしい。 絵里も行きたかったなぁ。 というか、主役がいないのにパーティーとかおかしくない? 主役はここにいますよー!! 誰かに届けばいいと思いながら、必死に心の中で叫んだ。 「せっかくの誕生日なのにぃ」 ぼやいてみても、返事をしてくれる人は誰もいない。 リゾナントの賑やかさに慣れてしまったせいか、ちょっとしたことで寂しく感じるようになってしまった。 「さゆ早くぅー」 ケーキ買って来てあげるからね、と言って昨日は帰って行った。 いつ来るんだろう。...
  • @wiki全体から「(29)364 タイトルなし(『裏切ったのは誰』リゾナント作)」で調べる

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