(39)909 タイトルなし(自分の道を行くミティ様)

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  • (39)909 タイトルなし(自分の道を行くミティ様)
    もう駄目かと、少女が目を閉じた瞬間だった。体の横を誰かがすり抜ける感覚とほぼ同時に、聞こえる苦悶の声。 それがつい先程まで少女に執拗に迫ってきた男のものだと理解した時には、もう全てが終わっていた。 「早く消えな、ここはガキの来るような場所じゃない」 目を開いた少女が捉えたのは、黒いドレスに身を包んだ女性だった。 端正な顔立ちだが、鋭い眼光が一匹の獣を少女に想起させた。 その場から動こうとしない少女に舌打ちを一つ打ち、女性は胸の高さ程まで手を掲げる。 刹那、リィ、という音と共に女性の手の上に白い“氷”が生み出された。 「ここから先はあたしみたいなのばかりが住む街だ。 一体何を求めてやってきたのか知らないけど、“能力”一つ使えない奴は生きて帰れない。 さ、とっとと消えた消えた」 「…帰るわけにはいかないんです、ここに…私のお...
  • スレ別INDEX
    ...r White』 (39)909 タイトルなし(自分の道を行くミティ様) (39)915 『パスワード』 第40話 2009/12/31(木) 23 47 34.16 0 ~ 2010/02/02(火) 23 18 50.38 0 (40)033 モーニング戦隊リゾナンターR 第??話 「幽霊の世界」 (40)038 モーニング戦隊リゾナンターR 第??話 「蒼の共鳴の世界」 (40)046 『変わらないモノ』 (40)078 『ことよろリゾナント』 (40)088 『亀の初夢』 (40)098 モーニング戦隊リゾナンターR 第11話「小春の夢」 (40)118 『ヴァリアントハンター外伝(11)』 (40)146 『トレインジャック』 (40)150 『20センチの決心』 (40)175 『ヴァリアントハンター外伝(12)』 (40)196 『東雲に...
  • (39)776  タイトルなし(かなしみ戦隊M 「Yes!POCKY GIRLS」 リゾナント作)
    776 名無し募集中。。。 sage 2009/12/27(日) 12 31 58.46 0 かなしみ戦隊M [M-A5-09](36)956 「Yes!POCKY GIRLS」 にリゾナント 私のせいで愛佳が怪我をした。 弱まる力、揺らぐ自信。 私の心はもう折れそうだ、まるでポッキーのように。 ポキッ 「リンリン」 「HAHAHA!久住サン元気出して下サイ。 久住サンは一人じゃナイ。 私たちがいるジャナイですか。  ほら見てください、このポッキー。 1本では折れますけどこうして3本合わせると」 ポキッ 「HAHAHA! 折れましタネ。 久住サン、私の言いタイこと判りマスぅ」 リo´ゥ`リ<「リンリンが私を元気付けようとして、しくじった事だけは分るよ」 ポキナント 783 名無し募集中...
  • (36)904 タイトルなし(m411)
    m411は、れいなの渾身の攻撃を受けて崩れ落ちる。 「はは、ダークネスの最終兵器とやらも大したことなかったと」 誰がどう見てもボロボロな体で強がるれいな。 仲間たちはそんなれいなの姿を見て呆れ、同時に安堵の気持ちが湧いてくるのを感じた。 よかった、これで全部終わったんだ。 明日からはまた、みんなで笑って平和に過ごせる日々が帰ってくる。 もう戦わなくていい、誰も傷つかなくていいんだ。 そう思った、矢先。 「油断してはいけない、リゾナントブルー!」 闘いに敗れし科学者の悲痛な叫びが辺りを貫く。 気づいたときにはもう遅い。 細く小さなれいなの体は、すでに中空に舞っていた。 「フフフ、ならば教えてあげますよ!組織のすべてを背負った、この私の真の力をね!」 科学者の口から語られるm411の秘められた...
  • (39)324 タイトルなし(小春死すあらすじ)
    いよいよ始まった小春の最終決戦・・・ 皆が寝静まってる間にたった1人でダークネスの砦に向かう小春 ミティや後藤らの攻撃を耐え切り瀕死の重傷を負いながらついにダークネスと対面 ダ「たった一人で乗り込んでくるとはいい度胸だ」 小春「はぁはぁ・・こ・・今夜で決着をつけにきたわ・・」 ミ「ふっ、そんなボロボロの体で何ができるw」 小春「邪魔しないで。今のあなたでは私には勝てないわ」 ミ「なんだとお!!ふざけやがって!死ねええええ!」 後「やめなっ!!」 ミ「ええい!何故止める!手を離せええ」 後「・・・今の彼女は凄まじいパワーを秘めてるわ。私ですら危ないかも」 ダ「2人とも下がっておれ」 ミ「くっ!!」 ダ「久住よ。何故1人で来た。何故そんなに死に急ぐ」 小春「さあね」 ダ「勝ち目はないぞ」 小春「やってみなくちゃ分からな...
  • シリーズ作品INDEX
    絶対解ける問題(未完) 「俺」(未完) 四字熟語 BLUE PROMISES 蒼の共鳴 復讐と帰還(RとR) 黒い羊 少年の瞳 コードネーム「pepper」-ガイノイドは父の夢を見るか? Air on G 闇の桎梏・光の抗争(「海上の孤島」シリーズ) 雨 “未来”への反逆者たち 闘え!リゾナンター ヴァリアントハンター外伝 Have a good day! 「声」 「motor」 モーニング戦隊リゾナンターR(未完) SINNERS かなしみ戦隊リゾナンターミラクルズ (※各作品解説は用語wiki「シリーズ作品解説」の項より転載) 絶対解ける問題(未完)  起動中僅かに許された思考の中で“A”は考える。  私は誰なのか? 何のために生まれたのか?  ミッション遂行の最中に錯綜する記憶。  その引きの強さと緊迫した展開でスレ住人を魅了し続ける長編シリーズ。 ++...
  • (26)939 タイトルなし(光と闇)
    「能力者は、一般人にとっては異質な者でしかない」     ――――怯える瞳が捉えるものは 「それでも私たちは闘う、光の正義を掲げて」     闇よりも更に深い心の奥―――― 「火事だ!!」「あいつがやったんだ!!」 「見つけたぞ!あそこにいるっ!」「捕まえろ!!」     ――――無垢な能力者が感じた憎悪 「あたしは、何もやってないっ……!!!」     死への恐怖から逃れようとした瞬間が              彼女を新世界へと導いた―――― 「堕落した忌まわしい世界を終わらせて、新しい世界を作ろう」   漆黒の闇に堕ちた神と共鳴を手にした光が生み出した戦争 最後の一振りが、世界の行く末を決める――――
  • (30)962タイトルなし(闇さゆみ)
    全部消えてしまえばいいのに。 そう思う、多分、世界中のどんな人間よりもそれを…世界の破滅を願ってる。 触れるだけで外傷を治すことが出来る、この力。 でも、向きを変えてしまえば―――触れるだけで、そこから全てを消し去る力。 大切なものがあるの。 でも、その大切なものはいつまでもそこにあるとは限らない。 今がピークだと言うのならば。 後から形を変えて、崩れ落ちて、大切だと思った時の姿から変わってしまうというのならば。 「―――全てを消し去っても、いいでしょう?」 紡ぐ言葉に返ってくるのは、理解不能と言わんばかりの困惑した視線。 そうね、分かるはずもない。 私だって、いつからこんな感情が生まれたのか分からないんだもの。 皆、皆大好きよ。 大好きだから―――これ以上は望めないのなら、今を終わりにしたっ...
  • (39)611 タイトルなし( 『小さな風使い』リゾナント作)
    …絵里の「彼氏」だった男の子、翔君が旅立ったのは、暑い夏の日だった。 突然すぎて… 誰もが信じられない様子だった。 「風使い」の能力を手に入れて、「スカートめくり」をする為に、二人で特訓を始めて… すこしづつ病気と闘う元気も取り戻してきていた頃だった。 その頃、絵里はずっと翔君の練習のためにスカートをはいてた。 ねえ、翔君…。あの日、翔君がそろそろスカートめくりに成功しそうだから、 絵里、いっちばんかわいいパンツ穿いてったんだよ…。 なんで逝っちゃうのよ…!? ちゃんと、絵里のパンツ見てよ…!!
  • (39)487 タイトルなし(クウガ・アギトリゾナント作)
     初めはただの夢だと思っていた。 「どこやの、ここ……。」  一面に広がる、草木の死に絶えた荒野。  鼻をつく火薬と、錆びた鉄のような――血の臭い。  累々と、異国の軍人の屍が折り重なる悪夢としか呼べない光景。  死に絶えた灰色と橙色の残り火、そして凝結した赤黒い染み。  そんな光景の只中に、愛は場違いなパジャマ姿で立ちすくしている。 「――また、あの夢……?」  夢の場所はいつも異なっていた。  ただ同じなのは、そのどれもが生々しい死の痕を宿した場所だということ。  頻度は日に日に増え、気がつくと、愛のパジャマには覚えのない煤や埃が付着していた。 『――確認生命体は、かつて現れた種とは別の体組織をしていることが明らかになり――』  TVが伝えるのは、以前殺戮の限りを尽くした怪物の再来。  ただ今回の被害者の自宅からは、まるで超能力の痕跡...
  • (36)222 タイトルなし(縦読み)
    あの日から胸に穴が開いてしまったみたい おわりのない悲しみを背負ってしまったの きょうもまた一人で夜を過ごすことになる せめてきみと一緒にいたころを思い出すか いいんだよね思いだすのは自由なんだから ぎもんを持たれたら私はつぶれてしまいそう にがく感じたあの時に言われた汚いことば きみを思い出すから大好きに変わったのに よしよしともう一度だけ甘えさせてほしい うかんで来るのはきみと一緒だった日々さ めぐらせた記憶の中で浮かんだきみのくせ いえなかった言葉をあの人にそっと届けて せいいっぱいの強がりを聞いてほしいのよ よるの闇が深くなっても私は負けないわ!                     ―Resonant Blue
  • (36)869 タイトルなし(愛れな)
    ――――――「れいな……!」 愛ちゃんは、強い。 れなとは比べ物にならんような過酷な人生送ってきたと思うけど、絶対他人に弱み見せんかったよね。 少なくともれなには。 ……だって愛ちゃんが泣いてるとこなんて、今初めて見たし。 年上やけんこれまで遠慮してたと?でも一緒に住んでるし、いつも愛ちゃんの一番近くに居ったんはれなやったよね。 今までどこで泣いてたと? ……れなね、あの時の愛ちゃんの温もり、忘れたことないっちゃん。いつかのれなの誕生日の日やったかな。 今みたいに何も言わんとただ抱きしめてくれたあの時の愛ちゃんはめちゃくちゃあったかくて、 なんていうかお母さんのお腹の中に居るみたいで、凄い安心できた…。 この人なら信頼できるって、その時に初めて心からそう思ったと。 一人で生きてきたれなに他人を信頼するってことを教えて...
  • (36)728 タイトルなし(愛れな)
    初めて愛と手が触れたとき、人ってこんなにも温かいのだということを知った。 殴り傷つけ自分を守るためだけにあると思っていた手のひら 握った拳をそっと包まれて気付く。 「れいなの手、ちっちゃいんやの。かぁわいい」 「…可愛い?」 「かわいいよ。あーしなんて、ほれ、見てみ?  手のひらはデカいわ、指の骨はごつごつしとるわ、で可愛さのカケラもないで」 目の前で広げられる手のひら。 れいなは吸い寄せられるように、自分の手のひらを重ねた。 関節ヒトツ分くらい大きさが違う。 「愛ちゃんの手、温かいっちゃん」 「そうけ?」 「なんか、安心するとよ」 愛の手のひらを指先で撫でた。 この手に救われた。この手に守られてきた。 初めて出会った日も戦いに傷ついた日も、突然寂しさが襲ってきた日も。 愛はいつでも優...
  • (30)516 『おにんぎょさん』
    「ヒィ-ッ、誰か!!助けてくれぇ!!」 私のかわいいお人形さん。 もう、そんなに逃げ回らないでよ。 「おにんぎょさん♪ おっにんぎょっさん♪  わ・た・し・の・か・わ・い・い・お・に・ん・ぎょ・さ・ん・は・ど・こ・か・し・ら♪」 もういじわるなんだから。 ここは広くて探すのが大変なんだよね。 かくれんぼみたいで楽しいんだけどさ。 「ここかな~?」 ある部屋の扉を開けたが…いない。 「いないなあ。 どこだろう?」 部屋の外に出たら、何かが視界の隅っこを横切った。 追っかけて回廊に出たら、柱の影にうずくまるお人形がいた。 「おにんぎょさん、見っけ~!!」 「ぎゃあぁぁっ!!」 おにんぎょさんったら私を見たとたん、走って逃げ出しちゃった。 失礼しちゃう。何か傷つくなあ。まるで私...
  • (32)039 タイトルなし(釣り画像ネタ)
    小春「最近ダークネスも攻撃してこないから暇だなぁ」 新垣「そんなこと言わないの。平和ってことはいい事なんだから」 亀井「気分転換にみんなを釣りに誘ってくれた愛ちゃんに感謝しないと」 JJ「お腹すいたよ。バナナ釣れないかな」 田中「ねーもう暑いし帰ろうよ」 LL「ほんと暑いですねー」 道重「リンリン池に飛び込んだら冷たくて気持ちいいよ」 光井「それにしても釣れませんね」 高橋「・・・。(どうしよ。これがCM撮影のバイトだなんて今更言えない・・)」 亀井「暑いよー」 JJ「全然釣レナイゾ」 LL「釣りハ気長にデス、みなサン」 道重「ねーガキさんなんで急に釣りに行こうなんて…うわ、めっちゃ真剣」 光井「…。(あの3人だけえらいやる気やなあ…?)」 新垣「…。(ここで釣った魚を…!)」 田中「…。(食べたら…!!)...
  • (36)498 タイトルなし(何故 どうして)
    何故 殺し合わねばならない 目の前の弱者を一人助ける為に 私は十の人を殺した 何故 殺し合わねばならない 私は三十をも傷付けたのに 助けた人が死んでしまった どうして どうして どうして 矛盾するこの世の中が 私は嫌いになれない だって 大切な人たちが この世界の中で生きているから だって 大切な人たちは この世界の中で幸せそうなんだ どうして どうして どうして 矛盾するこの世の中を 私は嫌いになれない
  • (33)223 タイトルなし(雨の中の獣)
    雨が、降っていた。 いつごろから降り出したのか、女は覚えていなかった。 覚えているのは、肉を裂き、骨を断つ感触。 一瞬遅れて吹き出す鮮血。断末魔の叫び。 一糸纏わぬ全身が、両の手が、血に染まっていた。 爪の間に肉片がこびりついている。 口の中に血肉の味が残っていた。 自我を取り戻したとき、かつてはよく嘔吐していた。 いまでは罪の意識と、悲しみにも似た諦念が込み上げてくるだけだ。 同じなのだ、と女は思った。 獣の姿をしていようと、人の姿をしていようと、 自分が化け物であることに変わりはない。 絶え間なく落ちてくる雨粒を顔に受けながら、女は真っ黒な空を見上げた。 自分が泣いているのかどうか、女にはわからなかった。 ただ、念じた。 降りしきる雨に、祈るように念じつづけた。 洗い流せ。 血も、涙...
  • (39)387 タイトルなし(ヴァリアントハンター外伝リゾナント作1)
    眠る女性から漏れる吐息の音が聞こえそうな程、部屋の中は静かだった。 白やクリーム色を基調とした部屋。 その部屋で眠るのは、全身に包帯を巻き付けられた女性が二人。 中野区にある警察病院、その中の一室。 病室の外では、看護婦や医師達がせわしなく動き回っていた。 もぞりと、ベッドの布団が微かに動く気配。 ベッドの脇に提示された名札には、亀井絵里と書かれている。 ちなみに、もう一つのベッドには高橋愛という名札が掲示されていた。 「ん…」 目を開いた絵里の視界に広がるのは、真っ白な天井。 ここは一体どこなのかと、絵里は反射的に起き上がろうとし。 刹那、全身に広がる苦痛に声を失う羽目になる。 全身に走る痛みが、絵里の記憶を呼び覚ましていく。 ―――それは、思い出すことを拒否したくなる程、恐ろしい記憶だった。 ...
  • (26)950 タイトルなし(紺野あさ美生誕)
    川o・~・)]モグモグ 留守番電話サービスに接続します。ピ ¶ ジャガ芋ケーキ作ったがし♪ ¶ ゴメンこんこん送ったちゃったのだ 川o・‐・)] 、、、 ¶ 一緒に食べたかったやのに何で送んのガキさん! ¶ 愛ちゃん一緒になんか食べれないでしょーが! ¶ 来年は一緒に食べれる事を夢見て ¶ 今年は電話にするよ ¶ こんこんお誕生日おめでとう♪♪ピ 川oT‐T)] ありがと
  • (33)235 タイトルなし(未来に降る雨)
    “未来”がよく“視”えない―― いや、“視”えているのかもしれない。 これが“未来”なのかもしれない。 視界がひどく霞んでいる。 何もかもが輪郭を失うくらいに。 これは私の目に滲む涙のせいだろうか。 それとも――― 雨―― まるで体を叩くその一粒一粒が私の生命を削っていくかのような、この雨のせいかもしれない。 ――いや、この雨が削っているのは私の生命だけではない。 この星の生命そのものだ――― ようやく分かった。 一体何が起きたのか。 何が起きようとしているのか――― これが“未来”なのだとしたら。 訪れうる明日なのだとしたら。 私の選ぶべき道は―――         ―interlogue for preservation―
  • (30)667 タイトルなし(闇の住人の独白)
    私は孤独を憎めない 寂しいときはいつも傍にいてくれるから 私は友を愛せない 私の心を弱くするから 私は闇を愛してる 弱い私を包んでくれるから 私は光を憎んでいる 私の醜さを暴くから
  • (29)274 タイトルなし(ホゼナンター吠える)
    いつも思ってたよ。 いつも思ってたんだ。 俺達の仲間は、お前らみたいな連中が登場してくるアニメや特撮映画の中じゃ、いっつもやられてきた。 こっちが何かしたってお前らにはちっとも敵いやしねえ。 俺達の仲間が何十人がかりでぶつかってったって、お前らたった一人の指先で簡単に捻られちまう。 そして情けない格好を全国に披露しているところに正義のヒーローがご到着。 お前らと一戦交えるってわけさ。 まあアレだ。 俺達は正義のヒーローの引き立て役、いわばかませ犬って奴さ。 いやよ、それはそれで構わないんだ。 まあTVや映画にありがちの演出ってやつだからさ。 そこんとこは俺だってわきまえてるさ。 絵空事の上のことだって。 でもな、いい加減頭に来るぜ。 俺だって自分の仕事にプライドを持って、やってるんだからな。 だからよ、一度言ってみたかった...
  • (29)286 タイトルなし(矢口ブログリゾナント)
    (~^◇^)ノシ<はいはーい一時休戦~♪ (’ー’ ;川<だ、ダークネス・・・何の用だ・・・!? (~^◇^)<やだなあ今日はバトル抜きだって~!!        オイラはみんなに会いに来ただけ~ (・e・;)<い・・・いまさら何なのだ・・・ (~´◇`)<やだなあ・・・お豆ちゃんまで・・・昨日何の日か忘れたの? (・e・;)<あっ・・・姐さんの・・・!! (~^◇^)<そっ!だから記念に歴代リゾナンターみんなの写真撮ろうと思って!        昨日から元リゾナントのダークネスの所も回ってんだーホラ、ポーズポーズ!! リ`ゥ´oリ<あたし達を捨てたくせに・・・愛佳、塩撒きな!! (´┴`=川<おもろそう・・・ リ´ゥ` ;リ<ちょ・・・愛佳!? (´┴`=川<めっちゃ面白そうですや...
  • (29)564 タイトルなし(過去作品リゾナント作1)
      なら、それならばいっそうの事、眠りの中で。   終わりの無い”今日”の中で、明日を待とう。   空虚と後悔と嫌悪と自虐と忘却に馳せながら――――      「亀井絵里」は『永遠』を求める気は無かった   死にたくも無い、だがそれ以上に、独りにもなりたくない。      「田中れいな」は『自分』の存在を否定したくなかった   あなたはいつもあたしを守ってくれていた。   あたしは、あなたを守ってあげられる?      「新垣里沙」は『仲間』を大事にしたかった   そこは、光と闇の出会う場所。   もっとも闇が深い時間、もっとも光が輝く時間。   それが逢魔ヶ時。   だから、混沌とし全てが輝く。   故に美しく、儚く、完全な。      「高橋愛」は『世界』を光と闇...
  • (29)573 タイトルなし(過去作品リゾナント作2)
      一瞬だけ空洞が満たされ、また奈落の底に引きずり込まれるような、   言いようのない寂しさが襲ってくるのに気付かないふりをして歩き出す。   光の中では決して気付かなかった、闇に接するまで己が光に包まれていたことを。      「久住小春」は『一人』にはなりたくなかった   ―― だから私は黒白の猛獣に化するのだ   ―― 「陰」と「陽」―「闇」と「光」を内包させあう、その獣に・・・・・・      「李純」は『諦める』ことだけはしなかった   受け止めることは確かに難しい。   だが自分は生きている。これまでも、これからも。   傷は癒えないが、それを見せ合うこともまた大事なのだろう。   自分だけが"視得る"モノではなく、仲間が見てくれるそのココロを。      「光井...
  • (38)071 「ナインスマイル」~(39)851 「しょうがない 夢追い人」
    (38)071 「ナインスマイル」 2009/12/11(金) 09 27 48.97 0 (39)125 「レインボーピンク」 2009/12/14(月) 21 50 14.02 0 (39)170 「すき焼き」 2009/12/15(火) 21 54 55.10 0 (39)233 「Intro」 2009/12/16(水) 22 46 00.38 0 (39)316 「INDIGO BLUE LOVE」 2009/12/17(木) 21 42 15.50 0 (39)370 「HELP!」 2009/12/18(金) 22 01 36.66 0 (39)506 「「すっごい仲間」」 2009/12/21(月) 11 46 18.89 0 (39)557 「すべては愛の力」 2009/12/22(火) 10 33 37.75 0 (39)602 「HOW DO YOU LIKE JAP...
  • (32)651 タイトルなし(市井沙耶香復帰リゾナント作)
    誰が決めたでもなくさ、ポジティブなイメージでしか使われないような言葉ってあるじゃん “自由”って言葉なんかその典型だよ 選択の自由 行動の自由 思想の自由 自由、自由、自由! あらゆる抑圧や束縛から解放されることが何より尊いことのように訴えてくる! でもさ、“自由”がすべて正しいとは限らないんじゃないかな 誰だって、自分で何もかも決めなきゃいけないよりは他人の指示に従って生きるほうが楽だろ? あたしは自由が恐い 人は、自由という海のど真ん中に放り出されたらもう何もできない 己の無力さを嘆くか、あがいてもがいて溺れ死ぬくらいはできるだろうけど 自由をこの手にした瞬間、あたしはなんだってできる気がした そうしようと望めばいつだって、どこへだって行けると思った だけど、結局あたしは何もできなかった 自由と言う海は...
  • (29)364 タイトルなし(『裏切ったのは誰』リゾナント作)
    「命と引き換えにして、やるべき事があなたにあるの?」 彼女はそっと眉をひそめて言った。 俺のやるべき事… 「それを知りたいんだ」 俺がそう言った時、彼女の唇が細かく震えているのが見えた。 「きっと後悔する事になるわ」 「後悔?一体何に?何も分からないまま、何も思い出せないまま生きていけって言うのかい?俺にだって守れるものがある筈だ!」 「あなたを危険にさらしたくないの」 「俺はどうなっちまうかなんて、そんな事どうだっていい!」 俺が声を荒げた瞬間、彼女の目の奥にぎらり、と何かが揺らめいた。 「今、何て言った?」 言葉に刃の鋭さがあった。…彼女の目にあるものは…怒り? 「“なっちなんてどうだっていい”って言ったわね…?あの人を馬鹿にするのは絶対に許さない」 いや、俺はそんな事… ...
  • (38)063 タイトルなし(縦読み久住小春卒業リゾナント作)
    くるのがホントに怖かったわかれぎわ すました顔で私はあなたをおくりだす みらいに伝説の始まりだと伝えてくれ こんな言葉じゃ思いは届かないのかな はじまりなんだよね、終わりではない ルールなんてあなたには似合わないよ          -久住さん、愛佳も応援してますよ…負けませんよ・・・
  • (30)363 タイトルなし(道重さゆみ・久住小春生誕記念作)
    ―――道重さゆみは、悩んでいた。 主に自分に関することだが、解消するどころか思い溜息ばかりが吐き出される。 何かと想像をするのがさゆみの息抜きの一つなのだが、それすらも 出来ない状態に苛立ちだけが募っていく。  正直な話、さゆみは今後喫茶「リゾナント」に行くのを辞めようかと思っていたのだ。 喫茶店の常連客との会話は楽しいし、何よりも9人で集まった時は至福を感じている。 16歳の子から23歳までという年の離れた9人で結成された超能力者組織「リゾナンター」 としての自分も誇らしく思っていた。 全員が女の子という事もあり、何度も衝突したり、喧嘩をしたりもしたが それさえも自身に対する成長として受け止めていた。  それが今現在、さゆみに与えられたとんでもなく大きい影響である。 道重さゆみという人間の歴史には、人並みの幸福が全くと言...
  • (33)174 タイトルなし(『第17次リゾナンダー改造計画』リレー1)
    ダークネスの攻撃により瀕死の重傷を負う愛佳 さゆみの治癒能力をもってしても助けられない… 大切な仲間 「うちがもっと強かったら、みんなの悲しい顔 最後に見んくて済んだのに… ほんとごめんなさ・・い 」 「なんいいようと!生きよう思わんと、助けようにも助けられんち言いよろうが…」 泣きじゃくりながらもさゆみをフォローし続けるれいな そんなとき思い出すあの計画 『第17次リゾナンダー改造計画』 もうこの方法しかない! 「もういいよ、さゆ」そういいながらさゆみの手を外し愛佳の身体を抱き抱えると 「ちょっとの間、みっつぃー預かっとくね。  ガキさん後よろしく。」 そう言うと 愛は7人の前から姿を消した。 リゾナン基地に向かおうとする愛ちゃんの前に立ちはだかる亀井 亀井「ダメだよ愛ちゃん。奴らの言いなりになっちゃダメ」 高橋「・・・」 ...
  • 短歌集
    (20)110 名無し募集中。。。 2008/12/08(月) 10 10 04.88 0 呪われし 運命(さだめ)を抱きし 人間を  癒しと光が 導く未来(さき)は ――モデル絵里短歌 (20)464 名無し募集中。。。 2008/12/15(月) 23 25 09.37 0   紅き月 蒼い共鳴 碧色     彼女の行方は 暗闇の先 (25)098 名無し募集中。。。 2009/03/26(木) 11 29 04.71 O 幸せを 欲した魔女の その指に  静かに煌めく 永遠の光 (28)308 名無し募集中。。。 2009/05/31(日) 09 06 23.80 O 恐れない 一人の夜の その闇を  夜の先には 朝があるから 恐れない 一人の夜の その...
  • (30)174 タイトル なし(『小さな巨人』リゾナント作)
    ―ここまで深く攻め込まれては、組織ももう終わりかもしれない 「やるじゃん、リゾナンター。それに、人間ども」 そう呟いた途端、眼前のドアが蹴り破られる。 闖入者は、ネコ科の動物に似た目を持った少女。 「田中れいなだね。凄いキック力だなあ、オイラびっくりしちゃったよ」 その言葉と裏腹に、小柄な女の口元には薄い笑みが張り付いていた。 「あんたの事は知っとる。他人の能力ば阻害するっちゃろ」 「よく知ってるねえ」 「アタシの能力は阻害されようが関係なかけんね」 「それはどうかな」 口元の薄い笑みが、ついっと吊り上がる。 少女は、血が泡立つような感覚を覚えた。 「今日でダークネスは一巻の終わりやけんね。あんたも覚悟せんね」 「ここまで入り込まれちゃあ、組織の負けだね。でも」 「生き残った奴が勝ちなん...
  • (36)178 「かなしみ戦隊リゾナンターミラクルズ」~(36)777 「YAH!愛したい!」
    (36)178 「かなしみ戦隊リゾナンターミラクルズ」 (36)295 「TOP!」 2009/11/09(月) 19 15 47.19 0 (36)324 「HEY!未来」 2009/11/10(火) 21 29 42.76 0 (36)354 「春の歌」 2009/11/11(水) 22 25 38.41 O (36)386 「青空がいつまでも続くような未来であれ!」 2009/11/12(木) 21 32 04.61 O (36)434 「声」 2009/11/13(金) 21 35 23.60 O (36)508 「レモン色とミルクティ」 2009/11/16(月) 06 18 03.06 O (36)543 「強気で行こうぜ!」 2009/11/17(火) 07 36 12.54 0 (36)576 「SHIP! TO THE FUTURE」 2009/11/18(水) 06 ...
  • (36)800 「友達(♀)が気に入っている男からの伝言」~(38)022 「無色透明なままで」
    (36)800 「友達(♀)が気に入っている男からの伝言」 2009/11/25(水) 08 45 01.62 0 (36)835 「パープルウインド」 2009/11/26(木) 07 27 55.71 0 (36)861 「女子かしまし物語3」 2009/11/27(金) 07 48 30.63 0 (36)956 「Yes!POCKY GIRLS」 2009/11/30(月) 20 26 13.27 0 (37)015 「卒業旅行~モーニング娘。旅立つ人に贈る唄~」 2009/12/01(火) 22 05 53.43 0 (37)048 「直感~時として恋は~」 2009/12/02(水) 21 53 36.07 0 (37)083 「「すごく好きなのに…ね」」 2009/12/03(木) 21 36 30.55 0 (37)117 「がんばっちゃえ!」 2009/12/04(金) ...
  • (17)447 『コードネーム「pepper」-ガイノイドは父の夢を見るか?-2 』
    第6話 : One for all all for one ここは、入り口のドアに「本日休業」の札が掛けられた喫茶店「リゾナント」の中。 リーダーの愛が、珍しく里沙を除き全員集合したリゾナンター達を前にしていた。 「どうしても全員なんですかぁ~? 小春、これから仕事なんだけど~」 小春が不機嫌そうに言う。 「今回の任務はリゾナンターの総力、全員でいきます。」愛が答える。 「日本の誇るロボット工学の権威、阿久悠博士が、警察庁、科学技術局の手により拘束されています。」「その所在を突き止め、我々の手で奪還します!」 「えええええ~!!」 メンバー全員が一斉にどよめく。 「ほえ~?それって、警察庁の総本山を敵にまわすって事ですか~?」 「でも、そもそもそれって誘拐だと思うの…。」 「ミッションインポッシボーてやっちゃね!まともに考えたら無理ったい!」 「無理...
  • (36)036 『ミティの受難』
    世界征服を目指し、日夜悪行三昧に精を出している悪の組織ダークネス。 7ヶ国に23の支部と60の出張所、78の連絡事務所を有し 創立11年の中堅勢力ながらも悪の組織業界第3位のシェアを誇る。 ただ第3位ということは、1位になれない問題点を抱えているということでもある。 幹部級の能力者の実力には定評があり、戦闘魔獣の改造技術においても注目されている。 戦闘員の戦闘能力にも大きな問題はない。 情報部門の弱さがもたらした市場のニーズと組織トップの認識の乖離こそが、業界のトップに手が届かない原因とされていた。 その状況を打破する為に、新たな能力者の獲得による戦闘部隊の再編、調査部門に精力を注入している途上にある。 とはいえ、本来の業務である悪事を怠るわけにもいかない。 今日も幹部ミティの率いる実行部隊、コードネーム“マッドドッグ”は、 悪の組織にとって永...
  • (36)452 モーニング戦隊リゾナンターR 第8話 「嘆きの救世主」
    第8話 「嘆きの救世主」 襲撃者「A」の攻撃を避けれず異世界に飛ばされた愛。 そこは―夕闇が迫り人気も疎らな遊園地。 古ぼけたメリーゴーランドの側に倒れていた愛は見知らぬ二人の女性に介抱されていた。 友人同士らしい二人は、メリーゴーランドの照明が当たりはっきりと映った愛の顔を見ると、足早に去っていく。 置き去りにされた愛は浮かない顔。園内の洗面所で鏡に自分の顔を映し、「そんなに怖い顔なんかなあ」と呟く。 「すいません」と消え入りそうな声が…鏡には黒い髪の女性、先刻の二人組の内の一人だった。 道重さゆみという名のその年上の女性は「傷の手当てをさせて欲しい」と申し出る。 「大した怪我ではないから」と断った愛だが、道重の真剣な様子に押されて申し出を受けた。 愛の手を握ったまま、祈るような眼差しで見つめるばかりの道重に戸惑う愛。 「ごめんなさい」...
  • (34)091 『motor neuron』
    ある日マルシェはいつものように研究室に向かおうとしていた所を吉澤に呼び止められた。 「ちょっとマルシェいいか?」 「どうかしましたか?吉澤さん?何か新しい武器でも考えたんですか?」 吉澤はマルシェの肩に手をのせてじっとマルシェの目をみた 「あ、あの・・・吉澤さん?なんですか?」 「・・・マルシェ・・・お前、最近運動してないだろ?」 「・・・はい?」 気の抜けた返事をするマルシェと真剣な吉澤の間には明らかな温度差があった。 「だ・か・ら、お前最近ずっと研究室にこもりっぱなしだろ。それじゃ体に悪いぞ。昔は長距離得意だったの覚えているんだから。『スポーツの秋』だぞ。動かなきゃ」 「いえ、私は『食欲の秋』です。おいもがおいしんですよね~吉澤さん、今度一緒にさつま芋ケーキ食べに行きましょうよ~」 「おう、いいね!甘いもの大好きだからね~ってち...
  • (36)092 『6等星』
    「都会でもこんなに星が綺麗に見えるんや~やっぱここに来てよかったね~リンリン!」 「ハイ、そうですね。光井さん。すっごく空が透き通ってマス!」 某日、流星群が見られるという情報を得た光井はみんなに一緒に行こうと声をかけた。 しかしほとんどのメンバーの都合が合わずリンリンと2人で見ることになった。 そんなわけで二人は数本の電車を乗り継いで少し遠くの田舎に来ていた。 しっかりものの光井が近くの宿場を予約して、今は外に出て二人で野原に寝転がって空を見上げていた。 「ちょっと都心から離れただけやのに、鈴虫の声とか聞こえるこんな田舎に来れるなんて知らへんかった」 「リンリンも知りませんでした。こんなに澄んだ空気久々に吸いました。スースー」 「ちょっと、リンリン、吸いすぎやって。空気じゃお腹膨らまないよ」 光井はリンリンにカバンから飴を数個手渡した。 ...
  • (28)640 (光と闇の散文詩)
    (28)640 名無し募集中。。。 2009/06/11(木) 10 59 08.21 0 光あれ。 という言葉でこの世界は誕生した 闇あれ。 とは一言も言われなかった しかしこの世界の其処此処に闇は存在する 闇無き世界は光無き世界 神の作りだした矛盾に満ちた世界で今日も彼女たちは戦い続けている 彼女たちの名は”共鳴する者” (28)641 名無し募集中。。。 2009/06/11(木) 11 55 42.34 O 光ある限り闇もまたある 彼女はそのことを誰よりも知っていた 光は誰にも降り注ぐ しかしそれは必ずしも万人への救いと同義ではない だから彼女は闇を選んだ それが正しいと思う故ではなく ただ必要であるが故に 彼女は「闇」を名乗った それが彼女の始まりだったのか終わりだったのかは…...
  • (25)695 『絶対解ける問題 X=『G』』
    20090305 22 40 S区ラボ~拷問室 「グオオオオォォォォォン!」 電撃に晒され、苦しむ一匹のパンダ 「そろそろ白状して下さいよぉ、刃千吏の総本山の場所。パンダさん死んじゃいますよ?」 笑顔を浮かべながら電撃のコントローラーを握る白衣の女・・・Dr.マルシェ 「・・・断ワル」 モニターに映るマルシェを睨みつける鎖に繋がれた少女・・・銭淋 「殺さない、とか思ってるんじゃないですか?でもざ~んねん。  パンダさんの遺伝子取得と解析は済んだから用済みなんです」 更に電撃のボリュームを上げるマルシェ 「クッ、クワァァァァァァァァァァン!!!」 悲鳴に似た声を上げ、崩れ落ちるパンダ。徐々に人間の女の身体に戻っていく 「あぁ、もう限界みたいですねぇ・・・李純さん」 パンダから人間に戻った少女、李純の身体がビクンビクンと痙攣...
  • (25)200 『絶対解ける問題 X=A+Se(2)』
    ・・・ ・・・ まだ、私は消えていない 何だ? >目標、停止 道重さえみが右手を掲げたまま固まっている 「やめてお姉ちゃん!なんで先生にこんな酷いことするの!?」 道重・・・さゆみ? 「さゆみ、彼女は貴方を傷付けた魔女の仲間ですよ?」 「あの人は絵里を助ける力を・・・信じる力を教えてくれたの!」 「大方生け捕りにして実験材料にでもするつもりでしょう。騙されてはいけませんよ」 「そうなのかも知れない・・・でも、あの人からは人を・・・  誰かを助けたいっていう気持ちを感じたの!『共鳴』したさゆみにはわかるの!」 >目標、道重さゆみに人格転換 >目標、道重さえみに人格転換 >目標、道重さゆみに人格転換 >目標・・・ 目まぐるしく、さゆみ-さえみと切り替わっている これは何だ・・...
  • (29)523 『絶対解ける問題 X=Y+T(1)』
    20090304 18 38 S区地下、『組織』のラボ  >警報発令、警報発令、ウィルス実験棟より被験体が一体逃走  >警備部隊はただちに配置につき捕獲、もしくは処分されたし 「隊長、警報です!出動願います」 「ちっ、んだよ!うっせーなぁ」 S区地下ラボ警備隊詰所の中にあるトレーニングルーム 『隊長』と呼ばれた金髪の女性はもろに不快な顔をしてトレーニングマシンから腰を上げ、 雪のように白い肌に不似合いな鍛え上げられた身体に滴る汗を隊員から渡されたタオルで拭う 「やっほー、よっちゃん。今の聞いたでしょ?捕まえてくれる?」 トレーニングルームの壁にあるモニターが点灯し、白衣の女・・・Dr.マルシェが 気の抜けたような声で『隊長』と呼ばれた女にモニターの中から語りかける 「捕まえてくれる?じゃねーよ!一体何やってん...
  • (25)552 タイトルなし(m411-真野恵里菜 )
    「もう・・・戦いは終わりや」 リゾナンターとダークネスの永きに渡る戦いに、ようやく終止符が打たれた。 戦いの終結宣言として、二人のリーダーが歩み寄り、その手を差し出す。 その時だった。 「なんやねん?ピアノの音・・・?」 ポロン、ポロンと鳴り響くピアノの音色。 二人が振り返った先に見たものは、白いピアノを弾く儚げな少女の姿だった。 「命の削り合いをした相手と握手だなんて。これだからお年寄りはダメなんですよ」 微笑みながら言って立ち上がり、少女は指をパチンと鳴らした。 それを合図に、リゾナンター・ダークネスの幹部、計20名を上回る数の少女たちが現れる。 少女たちは皆、ダークネスの若手訓練兵だった。 「“B”!」 「ハイ!下克上の準備は万端デス!」 「“C”!」 「ガーっといっちゃうよ!」 「“卵”...
  • (33)274 『Have a good day!5~逃げろ、にげろ、ニゲロ!!!~』
    ――――AM 8 09 アニマルステージ 動物園は思いのほか静かだった。 臨時休園ってくらいだから、何かトラブルでもあったんじゃないかと思ってたんだけど。 今のところ、飼育員一人見かけない。 こういう場所って、休みの日は誰も来ないもんなの? なんだか軽い胸騒ぎを覚える。 「いや~ラッキーですねー誰とも会わなくて。やっぱあれですよ。  動物園の人だってたまには家族サービスしなきゃって思って」 「サボっちゃったデスカ!お仕事ブン投げて!」 どうも、この状況をおかしいと感じてるのは私だけみたいだ。 小春は相変わらずヘラヘラして、リンリンは小春の発言をまともに受け取ってる。 それともあれか?疑問を感じてる私のほうがおかしいのか!? いやいや、そんなわけねーだろ。 とにかくメンバーがこれなんだから、私だけでもしっかりせね...
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