ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ内検索 / 「◆iIgdqhjO26s氏」で検索した結果

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  • ◆iIgdqhjO26s氏
    恋の病はカチカチ山をも焦がす
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    ...9CaywhJ6氏 ◆iIgdqhjO26s氏 ◆ZUUeTAYj76氏 ◆wzYAo8XQT.氏 ◆busttRe346氏 ◆AO.z.DwhC.氏 ◆OxLd.ko4ak氏 ◆AZUNJTAzwE氏 ◆iIldyn3TfQ氏 ◆UDPETPayJA氏 Hurricane Run ◆RFJtYxNEj6氏 ◆mkGolZQN7Y氏 ◆.DrVLAlxBI氏 ◆m6alMbiakc氏 ◆Tfj.6osZJM氏 たくあん議長 ◆seRwt2jbbc氏 ◆AW8HpW0FVA氏 兎里 ◆j1vYueMMw6氏 ◆YOLz5qIxQc氏 ◆C7LP2J9VzI氏 ◆uC4PiS7dQ6氏 ◆CuqFVtYUo.氏 ◆PLalu2rSa.氏 茂中 ◆0lI03N/8RU氏 ◆kpb1UHuGog氏 ◆6AvI.Mne7c氏 ◆gEED5ynBW2氏 ◆mGG62PYCNk氏 ◆3TsGyVN...
  • 恋の病はカチカチ山をも焦がす第二話
    465 :恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] :2008/02/13(水) 00 30 00 ID E7a9J8wT  ***  兎は最初、狸を馬鹿にしていた。  馬鹿にして悪戯を仕掛けていたのは間違いない。  兎が最初に狸を見たのは、川岸であった。  狸は、そこでのんびりと釣りをしていた。  兎は、少しからかってやろうと思い、川へと石を投げた。  石に反応した魚は散るようにして逃げていった。  狸は何やら肩を落として、その様子を眺めていたように思う。  狸は後ろを振り返らず、またゆっくりと釣り針にうねうねと身をもじるみみずをちぎり、  丁寧に針へつけ、ひゅんと川へ投げ込んだ。  先ほどの喧騒を忘れたかのように魚が帰ってくると、兎は面白そうに、また石をぽちゃんとやった。  逃げていく魚。  また...
  • 恋の病はカチカチ山をも焦がす第三話
    511 :恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] :2008/02/14(木) 10 31 08 ID Eysd06wo  ***  狸は布団で横になり、唸っていた。  まだ背中のやけどが痛むのだろうか、狸は寝返りをうつたびに少し叫んで飛び起き、  いつものように自分の不運を嘆いていた。  すると、扉が軽く鳴る。狸は重い腰を上げ、のそのそと扉に近づく。  開けると、にこにこと笑っている兎の姿がいる。  狸は肩を落とし、物憂げな表情をしてゆっくりと口を開く。 「兎さん、今日は一体なんの用事だよお……」  兎は懐に抱えている壷を見せる。  中には粘り気のある液体が入っている。 「いえいえ、狸さん、こないだはとても不幸な目に会いましたね。  まだ傷も癒えていないかと思ったので、知り合い...
  • 恋の病はカチカチ山をも焦がす第四話
    599 :恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] :2008/02/18(月) 07 09 18 ID 10oW+0H1  ***  その時からか、兎は態度を一変させた。  あれほど執拗に悪戯や邪魔を仕掛けていた兎は段々と大人しくなっていき、  いつしか狸の傍らで腕を抱くようになっていた。  驚いたのは動物達だった。  動物達はあの愚鈍な狸が如何なる妖術を使ったのだろう、と噂した。  当然、その事で狸の待遇が特段変わるわけではなかった。  変わったことといえば、今まで以上に狸に対して距離感を置くようになっていることだけだった。  狸としては、まあ、こんなものだろうという調子だった。  狸が気に病んでいたのは、周囲の目では無かった。  どちらかといえば兎の、その態度が変わり過ぎたことのほうが...
  • 恋の病はカチカチ山をも焦がす第五話
    30 :恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] :2008/03/02(日) 06 12 09 ID REqIrwkK ***  何処からともなく、焦げくさい臭いが狸の鼻をくすぐる。  狸は火事かと思って飛び起きると、兎が台所から呆れた顔を覗かせた。 「本当に、狸さんは落ち着きがないですね」  兎は包丁を握ったままこちらを向いたものだから、狸は少しびくりとした。 「ひぇ、殺される」  兎は何も言わずに台所へと戻る。  落ち着いて狸は気が付いた。そうか、兎は料理をしているんだなと。  狸は地べたにあぐらをかき、暫くの間、狸は兎が料理しているのをじっと見ていた。  その姿を見て、いっそのこと火事だったら良かったな、と溜息をついた。  兎はこじんまりとしたちゃぶ台に、半分墨になった焼き魚を並べると、  二匹は向かい合って手を合わせる...
  • 長編SS
    ...チカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26s氏 同族元素:長夜の闇 ◆6PgigpU576氏 壁に耳あり障子に目あり ぽけもん 黒(完結) ◆wzYAo8XQT.氏 つながり 幽霊だったらいけないの? お姉ちゃんは妹を愛してる きゃの十三 ◆DT08VUwMk2氏 再見 ◆ZUUeTAYj76氏 君の涙が乾くまで~(完結) リッサ ◆v0Z8Q0837k氏 ヒマ潰しネタ ヒマ潰しネタ2―儀式観察― 変身少女 或る木こりの話 ◆busttRe346氏 妖しの呪縛 ◆AO.z.DwhC.氏 無人機はダンスを踊れるか? 野獣とアングレカム ◆OxLd.ko4ak氏 マガジンデイズ ◆AZUNJTAzwE氏 もう何も信じない(完結) ◆UDPETPayJA氏  Rouge? ◆mkGolZQN7Y氏 ワイヤード ◆.DrVLAlxBI氏 天使のような悪魔たち(一部ルート完結) ◆UDPETP...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part14-Page1
    1 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/02/29(金) 14 09 30 ID kAnF2FVb ここは、ヤンデレの小説を書いて投稿するためのスレッドです。 ○小説以外にも、ヤンデレ系のネタなら大歓迎。(プロット投下、ニュースネタなど) ○ぶつ切りでの作品投下もアリ。 ■ヤンデレとは? ・主人公が好きだが(デレ)、愛するあまりに心を病んでしまった(ヤン)状態、またその状態のヒロインの事をさします。 →(別名:黒化、黒姫化など) ・転じて、病ん(ヤン)だ愛情表現(デレ)、またそれを行うヒロイン全般も含みます。 ■関連サイト ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫(本保管庫) http //yandere.web.fc2.com/ ヤンデレ臨時保管庫 @ ウィキ(臨時保管庫) http //www42.atwiki.jp/i_am_a_yandere/ ■前スレ ヤンデレの小説を書...
  • 短編SS
    十月五日午前三時の君達へ ヤンデレラ 僕と彼女の恋事情 ◆msUmpMmFSs氏 九之郎のおねいさん ver.1 終わるその時に 題名の無い短編集 彼が望むなら死んでもいい 埋めネタ 完全世界 姉弟(おやこ)の絆 ◆Z.OmhTbrSo氏 ヴァレンタイン ◆5PfWpKIZI氏 ヴァレンタインB ◆5PfWpKIZI氏 姉弟 レッド・グリーン・ブラッド ◆Z.OmhTbrSo氏 同族元素:同病相憐れむ ◆6PgigpU576氏 姉弟:バレンタイン 甘い世界 ◆2.775XTAfE氏 ヤンデレエスパー 「お薬の時間」 いない『かぁる』に、いる『みいな』 ◆dkVeUrgrhA氏 倫敦に雨は降る ◆msUmpMmFSs氏 ~お菓子と、男と、女ふたり~ 否命 ◆HrLD.UhKwA氏 ~事故と、男と、妹と、女四人~ 帰り道 無形 ◆UHh3YBA8aM氏 彩 味香(仮) ヤンデレ喫茶は実在するの...
  • ヤンデレウイルスβ2
    90 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 11 15 ID OWRYLE9i TIPS 金城康二 保菌形態β 主人公 金城さとる 保菌形態α ヤンデレ好きのキ▲ガイ科学者。 金城篝 αの感染者。 佐藤亜麻 βの感染者。 蒲公英 該当情報、皆無。 外見的にちょっと背が伸びて精神年齢↑なとらドラの大河・・・ロングヘアーが好きなだけですサーセン。 誰だってハレムの夢を抱くことが、ある/あった/あるかもしれない。 だが、このウイルスの保菌者は墓穴を掘ることになりかねない。 俺だって好きで何股してる訳じゃないんだ。 人は問うだろう。「ならば何故なんだ」と。 単純明快。ハーレムを築きたいから。 感染者を一人でも放置プレイすることは、悲惨な結末を招くからだ。...
  • ヤンデレウイルスβ
    282 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 09 56 ID RpGp5jFF TIPS 金城康二 保菌形態β 主人公 金城さとる 保菌形態α ヤンデレ好きのキ▲ガイ科学者。 金城篝 αの感染者。 佐藤亜麻 βの感染者。 ――――ヤンデレが傍にいて欲しいとは思ったのは何時だったろう? ヤンデレとは災厄だと理解したのは何時だったろうか?――――― 283 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 10 53 ID RpGp5jFF 「私、出張で少し都内空けちゃうでしょう?  ねぇ、康二君。お願い、お願いだから__ちょうだい?」 ちょ、スプラッタかよ。と思った。 けれども nicegayで、koolga...
  • ◆iIldyn3TfQ氏
    ヤンデレウイルスβ ヤンデレウイルスβ2
  • ~魔法使い人妻サリーさん~
    316 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/12/14(月) 03 49 55 ID dXDqhqKh 日曜愛憎劇場 ~魔法使い人妻サリーさん~ 魔法使いサリーさん(新婚若奥様22歳)は魔法のコンパクトを使っていろいろとできたりするのだ! (用途・主に変身したり変身させたり撲殺したり刺し殺したり) 結婚した旦那さんと逃げるように引っ越してきた町には危険な敵がいっぱいです。 刺激に飢えた隣の若奥様、三軒隣の美人未亡人、男に飢えた女子大生、旦那の上司の娘、追っ手、警察などなど。 安息の日々を手に入れるため、今日もサリーさんは大忙しです。 「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、醜い雌豚にな~れ!」 キラキラキラーン! 「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、薄汚い泥棒猫にな~れ!」 キラキラキラーン! 「テクマクマヤコンテクマクマヤコン……フンッ、フンッ、オラ...
  • 女性のヤンデレ台詞集
    946 名前:女性のヤンデレ台詞集[sage] 投稿日:2011/05/09(月) 23 48 00.12 ID IGDVnRI6 「大丈夫、アイツは絶対、私が殺すから」 「どうして、そんなに怯えているの?」 「どうして?ねぇ?どうして?どうしてなの?なんで?なんでなの?」 「嫌だ!聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない!」 「ねぇ、ここ、開けてよ、ねぇ、開けて」 「この歳にもなって鬼ごっこ?いいよ、絶対に捕まえてあげるから」 「うふふ、かくれんぼ?昔良く遊んだね…。ここかな?それとも?…ここかな~?」 「どこに行くの?どこにも逃げ場なんてないよ?」 「頭のてっぺんから、つま先まで、ぜーんぶ、私のモノだよ」 「邪魔者も片付いて、やっと二人っきりになれたね」 「そっか、全部アイツが悪いんだね」 「アイツに騙されてるんだよ!」 「なんで、あんなヤツの事なんてかばうの?」 「待ってても...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part21-Page1
    1 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/08(木) 23 42 07 ID XYiRIWTj ここは、ヤンデレの小説を書いて投稿するためのスレッドです。 ○小説以外にも、ヤンデレ系のネタなら大歓迎。(プロット投下、ニュースネタなど) ○ぶつ切りでの作品投下もアリ。 ■ヤンデレとは? ・主人公が好きだが(デレ)、愛するあまりに心を病んでしまった(ヤン)状態、またその状態のヒロインの事をさします。 →(別名:黒化、黒姫化など) ・転じて、病ん(ヤン)だ愛情表現(デレ)、またそれを行うヒロイン全般も含みます。 ■関連サイト ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ http //www42.atwiki.jp/i_am_a_yandere/ ■前スレ ヤンデレの小説を書こう!Part20 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part18-Page2
    251 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 09 43 09 ID k0KNp6va てか始まってからもうすぐ一年経つんだな 凄いな 252 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 09 52 19 ID gQasdW9q 兄の行動に無理がありすぎ 兄が一番病んでる存在だなw 253 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 10 15 46 ID SxTjEsq0 兄が徐々にヤンデレ臭を醸し出してる・・・ デレる相手が葉月さんである事を願って止まない今日この頃 254 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 10 26 00 ID IJLaUK7a 1 男のヤンデレ談義はめんどくさくなるのでスレチ 255 名前:名無しさん@ピンキー[sag...
  • 近藤さんちのやんでれ事情
    225 :近藤さんちのやんでれ事情1/2 ◆irhNK99GCI [sage] :2007/11/10(土) 22 15 53 ID JCzgfpY5  勉強を終えてスタンドの灯りを消し、ベッドにもぐりこむ。 冷えたシーツが心地よく熱を奪う、その感触を味わっていた頃。 「お兄ちゃん、愛してる。だから……私の為に死んで♪」 部屋に入ってきた妹は笑顔でそういった。 「…はは、冗談だろ?」 「私はいつだって真剣だよっ」 けして崩すことの無いこの笑顔、それに抗えない自分に嫌気が差す。 そのおかげで僕は何度も派手に包帯を巻いて学校に通うことになった事か。 「勘弁してくれ、命は一つしかないんだ、ほら腕でも脚でも……な?  今まではそれでよかったじゃないか」 どうにか説得できないかと話しかける。 「もう、後には引けないの」 そういって僕に抱きついき、胸...
  • □ボ ◆JypZpjo0ig氏
    『首吊りラプソディア』 『ドラゴン一人乗り。』
  • 同族元素:回帰日蝕 第六話
    266 :同族元素:回帰日蝕 ◆6PgigpU576 [sage] :2007/03/09(金) 20 38 54 ID hzjoTyJX 「夏月ぃ、みぃつけたぁぁぁ♪」 あまりの事に、声が出ない。 どうして好乃が居るの? 東尉君は? 「ダ~メじゃなぁぁいぃ♪ こんな所にぃ、隠れてちゃあぁぁあ♪」 メールは、確かに東尉君の携帯からだった。登録してるんだから、間違いない。 「あははぁぁあっ♪ 不思議そーな顔ぉ♪ 教えてあげよっかぁ~」 好乃は後ろ手にしていた左だけ、わたしに差出す。その左手には見慣れた携帯… 東尉君の携帯電話!? 「これからメール出したんだぁ~」 何で… 何で、好乃が東尉君の携帯を持ってるの!? 「何でかぁってぇ~? あの男ぉ、邪魔ばっかりするのよねぇ!  アンタを庇うしぃ、陽太さんに近付くなぁとかぁ、フザケた事抜かすからぁぁ…」 ...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part15-Page5
    801 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2008/06/02(月) 01 02 00 ID LzUN6Ghd 「私、知っているのよ。一昨日のこと」 一昨日というと、えっと、昨日が十五日だから十四日。バレンタインデイだ。 「あなた、チョコレートを貰っていたでしょう?」 「……なんで知ってんの?」 「すり替えたから。私のオレンジのと、入ってたワイン色の箱」 「なぜ?」 「なぜって、そんなの…………許せないからに決まってるでしょ!」 超至近距離からの音波が聴覚をかき乱す。 いかれたのは左耳。しかし耳に手を当てようにも左手はすでに葉月さんに掴まれている。 左手を引かれ、振り回される。落ち着いた場所はベッドの上。 葉月さんは、右手で俺の左手を、左手で俺の肩を押さえ込み、上から被さっている。 要約すると、俺は押し倒されていた。 「いつのまに受け取ったの? ...
  • 恋の病はカチカチ山をも焦がす第一話
    418 :恋の病はカチカチ山をも焦がす [sage] :2008/02/08(金) 07 16 58 ID hsHjATE+  その山に住んでいる狸は決して不細工ではなかった。  ただ、欠点があるとするならば何処と無く人に不安感と不快感を覚えさせることは確かだった。  例えば、何時もおびえたようにビクビクしてた。  また、上擦った声で、追われているのか脅されていているのか解らない様子で捲し立て、相手が欠伸一つして呆れた目で見つめられたならばそのまま押し黙ってしまう。  あるいは、歩いている姿など不安定で苛々させては蹴り飛ばされる。  それは散々であった。  そんなわけだから、狸は穴倉から出ずに本を読み、レコードを眺めながら音楽にうっとりしては自分の孤独に嘆くことを喜びとしていた。  相変わらず穴倉で狸が音楽を聴きながら、数少ない喜びの時間に浸っていると...
  • きみとわたる第八話
    243 :きみとわたる ◆Uw02HM2doE :2010/07/04(日) 17 24 15 ID fZqhz4IH 車だと僅か20分程度でライムのマンションまで着いた。 運転手に礼を言って彼女の部屋へ急ぐ。 「待ってろよ」 部屋の前までたどり着き左手でインターホンを鳴らす。右腕はしばらく使えない。 「………?」 応答がない。もしかしたら何かあったのだろうか。嫌な汗が頬を伝う。 「まさか…」 嫌でも思い出してしまう。事務所の関係者が殺された。 犯人は近辺にいる可能性があって…。もう一度インターホンを押すが反応はない。 「…ライム!」 痺れを切らして扉を叩こうとした瞬間 「…わ、亙?」 扉が開き中からバスタオル姿のライムが出て来た。 「ライム!…良かった。…つーか何でそんな格好なんだ?」 「眠気覚ましにお風呂入ってたの。そしたら急に誰か来たから、亙だと思ってと...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part9-Page2
    201 名前:慎 ◆UPiD9oBh4o [sage] 投稿日:2007/08/18(土) 23 10 46 ID N9Pvw1hJ 序曲後の幕開けまでの幕間 「…とこんな感じなんでけど」 「で、結局ヤンデレってなんなんだよ。さっぱりわからない」 奈津子の話を聞き終えた後、俺は今一度たずねてみることにした。効いてみてもさっぱりわからない。 奈津子曰く、ヤンデレというジャンルに属する女性の話らしい。しかしヤンデレというのがいまいち俺にはわからなかった。 そう、この話を聞くきっかけになったのも、奈津子がヤンデレについて講義を突然始めて俺がわけわからんといったからだ。 だがこういった話をされてもやはりわからないものはわからない。むしろややこしくなった感もある。 「だから、相手のことを病むほど好きになることだって。簡単じゃん!何でわからないの?」 「抽象的過ぎる。具体化してくれ」 「じゃぁツンデレ...
  • ヤンデレ世紀第三話
    58 :ヤンデレ世紀 [sage] :2010/07/12(月) 02 51 16 ID U4mIxQhT あれから結局4人での登校。 相変わらず土田さんは僕にべったりだった。 胸を押し付けているつもりなのだろうか、僕のアームに自分の胸を当てている。しかし何だろうこの残念な気持ち。無い乳押し付けられても 「嬉しくない。」 「何が?」 おっとあぶない。危うく心の本音が全て出るところだった。あぶないあぶない。 校門をくぐると僕らの教室がある校舎が今日も微妙な雰囲気を漂せながら立っていた。色が抹茶色ってどゆこと? 時間帯的には、一番生徒が登校しているはずなのだが、時代が時代。『ヤンデレ世紀』と呼ばれるこのご時世。 不登校が6分の1を占め、大体の女子(ヤンデレだろうな)は 朝早く登校して愛しのあの人のげた箱、机にロッカーにラブレターや何かを忍び込ませたり、逆にそれらを...
  • 夫が隣りに住んでいます 第2章
    169 :題名未定 ◆IwjmeSx3m6 [sage] :2007/03/30(金) 20 46 06 ID VkcjW4hz 第2章 「まだかな・・・」 台所で夕食を作りつつ一人呟いていると突然玄関のチャイムが来訪者を告げた。 エプロンで手をぬぐいつつ玄関に駆け寄り誰何の声をだすと <すいませーん。隣に越してきたものなんですがご挨拶に伺いましたー> と帰ってきた。声を聞き真奈美は息を呑んだ。 その声はこの2年間待ち続けた声に間違いなかったからだ。 慌てて玄関を開けようとするが何かおかしいことに気づく。 『ぇ・・・?隣に越してきた・・・?』 自分たちは新婚でもちろん夫婦仲も円満別居なんて考えたことも無い それなのに何故隣に超す必要があるのか? そもそも何故こんなに他人行儀なのか?もしかして別人? そんな疑問が数瞬頭をめぐったが 『とにかくドアを開けてみよう...
  • ヤンデレは誰だ第二話
    60 :ヤンデレは誰だ/毒蛇 ◆i8W/K/qE6s [sage] :2007/09/18(火) 03 33 31 ID vd74AtWu  その日、事件が起きた。  俺のちっぽけな人生の中で、未だかつて経験したことのない大事件だった。  その日の朝。俺はいつものように朝寝坊をして由香里に叩き起こされ、夢うつつのまま学校へと向かった。  そしていつものように教室へ向かい、いつものように席に座り、いつものように授業を受けた。  しかしその日の昼休みだけは、いつものようではなかった。  さて、今日の昼も健やかに惰眠を貪ろう。  そう思って机に突っ伏そうと思った矢先、俺を呼ぶ声がした。  声の方を振り向くと、教室の入り口に見かけぬ女子生徒がいる。 「笹田先輩! ちょっといいですかー?」  元気よく俺を呼ぶ女子生徒。「先輩」ということは、この子は一年生か。  俺は戸惑いなが...
  • ぽけもん 黒  26話
    653 名前: ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 55 17 ID OxvbpP8c [3/7]  どうするか。  やっぱり警察に相談したほうがいいんじゃないか?  まっさきにそんな思考が浮かぶ。  如何に警察内部に内通者がいようとも、たまたま僕の話を聞いてくれる警察官がそうとは限らない。  しかしすぐにそれを否定する思考が頭を巡った。  これだけの大計画だ、かなり偉い立場の人間にロケット団の協力者がいないわけが無い。いくら下の方に僕の話を聞いてくれる警官がいても、上に行くところで揉み消されたら終わりだ。  それに、そんなことになったら、報告だけじゃなく、僕達も消そうとしてくるだろう。つまり警察に相談するのは悪戯に僕達を危険にさらすだけだ。  でも、こんな大事を僕達だけで解決することなんて出来るのか?  僕は事態の大きさに相当怖気づいていた。  ...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part3-Page4
    501 名前:「お薬の時間」2/5[sage] 投稿日:2007/02/23(金) 05 47 37 ID IPI2eMa3 「ねえ、これはヤバイって。いくらなんでも、これはない」 「テッチ、あの女と付き合ってから、ミキに全然構ってくれなくなったね。ミキ、寂しか ったな……」 「ミキ! 頼むから、これなんの冗談だよ! 注射って、意味がわかんない。危険すぎる。 シャレんならないって」  ミキはためらわなかった。 「はうっ……!」  あ。  あ……ああ。 「う、うう……うううぅぅぅッ」  声を上げたのは、哲生ではなかった。  痛みと恐怖で哲生は少しも声も出せず、ただただ針の先が埋められていく自分の腕を見 つめていた。  恍惚の声を漏らしたのは針を刺したミキの方で、興奮のあまり口元から涎をたれ流して いる。ううう、と小さく喘ぎながら、そのまま哲生の耳たぶを齧った。 「あ、ああっ……!」  哲生が...
  • 初めから 第三話
    257 :初めから:2011/10/31(月) 01 27 37 ID ccRIKDDQ 『ヒャッハー!!汚物は消毒だっー!』 「そうだ!やっちまえモヒカン!」 「モヒカンもいいが、やっぱジャギ様だな」 「…ふ、二人ともなんでケンシロウを応援しないの?」 秀君と翔太君はとても仲が良い。 今日も秀君の家で、秀君おススメのアニメを見ている。殺伐とした世界に 救世主が現れるお話なのに、二人して悪役の方を応援している。 私は、ケンシロウの方がカッコいいと思うんだけど… 「よしっ!次はこれだ」 「おいおい勝手に取るなよ。今日は凜子の為に来たんだろう?」 え? 「凜子!良く聞け!明日から凜子は友達を増やしていく!」 「ど、どういうことなの?」 秀君が言うには、私はもっと積極的になった方が良いらしい。 確かに私は、秀君や翔太君以外とはあまり話さない。 だけど、それは必要がないからだ...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part14-Page3
    401 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/21(金) 16 39 25 ID EOKPgj40 399 世界が自己完結してるヤンデレがそれじゃないかね 自己完結してるヤンデレとしてないヤンデレってなんだよってことになるが ちなみに俺は両方好きです 402 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/21(金) 17 17 14 ID NagY7J3v ヤンデレは自分さえ幸せならいいって思考のことだと思うんだ 想う相手はあくまで自分が幸せになるための手段なんだよ。 403 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/21(金) 17 21 22 ID LpcOAw1A 402 それはヤンデレってよりメンヘラじゃね? ヤンデレはあくまで相手本位だと思うぜ? 404 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:20...
  • 『首吊りラプソディア』Side首吊り 
    424 :『首吊りラプソディア』Side首吊り [sage] :2007/03/15(木) 22 18 02 ID z75dQFET  今日も一日疲れたけれど、でも楽しかった。最近はとても調子が良い、いつでもあの人 の側に居ることが出来るから。それだけで活力が沸いてくる。沸きすぎて少しばかり悪戯 をしてしまうのは悪いとは思っているけれど、あの人は色んな雌豚に優しくして自分の心 を掻き乱してしまうからお互い様かもしれない。まぁ、一番悪いのは彼に色目を使い誘惑 しようとする雌豚共だけれど。今日も新しい雌豚がやって来た、それも馴れ馴れしい態度 であの人に接していた。思い出すだけでも、腸が煮えくり返ってくる。  でも、もうすぐあの人に会える。今の時間に約束はしていなかったけれど、あの人なら 快く迎えてくれるだろう。少し苛々としたような表情を見せながらも、結局は笑って自分 を迎えて...
  • そして転職へ 4
    197 :そして転職へ:2009/08/02(日) 21 55 34 ID sQhePDYG 「極楽だぁ~。」 さっきまで地獄にいた自分としては、この言葉のありがたさが 実に身にしみる。 ここは王国でもっとも由緒ある宿屋の一室。極上羽根布団のベッドに 筋肉痛寸前の体を投げ出した僕は、天井を見上げた。 奇跡的なことに、死者はいなかった。重傷者は数名いたが、発見後の 処置のおかげでリハビリすれば元通りになるそうだ。 僕を蹴っ飛ばしたあのお姉さんは、駆けつけてきた兵士達と 何やら話し込んでいたみたいだが、その後兵士たちとともに どこかに行ってしまったみたいだ。お礼を言いたかったのに。 それにしても…僕は振り返る。 あの時使われた呪文は、確かに雷の呪文だった。 ディン系と総称される雷の呪文は勇者など限られたものしか使えない。 …ならば、あの人は女勇者? 違うだろ...
  • K,A  ◆ZHJ3ved3EQ氏
    第一夜IFエンド
  • 「K」
    803 :ヤンデレウィルスに感染してみた [sage] :2008/08/20(水) 23 20 23 ID DVyEHqHf 「K」 暗い部屋に篭って『彼』を眺める、それが私の日課。 あの雨の日、校庭で『彼』を拾ってから。 雨に濡れて冷たく光る『彼』に魅了されてから。 『彼』を拾った次の日から、何日も学校を休み部屋にこもり、一日中眺めている。 朝日を反射し輝く『彼』も素敵。 月光で冷たく煌く『彼』も素敵。 『彼』に舌を這わせる。ひんやりと冷たい感触が気持ちいい。 このままずっとこの部屋で二人で……そんな生活も終わりを迎えることになる。 親に無理やり学校へ連れてこられたのだ。 車に乗せられて登校。『彼』は上着の内ポケットに忍ばせた。 上着にかかる『彼』の重みが妙に心地よかった。 昼休みまでが我慢の限界だった。 5時限目始業のチャイムが鳴ったとき、私はまだ廊下...
  • 『彼女にNOと言わせる方法』 番外編『元旦の憂鬱、或いは新たな恋心』(後編 1/2)
    390 名前:『彼女にNOと言わせる方法』[sage] 投稿日:2018/01/31(水) 21 59 23 ID 9dqWhcr. [2/17]  注目を集めている。決して僕の気のせいではない。すれ違う人たちが皆、僕のことを必ず一瞥するのだ。  しかも、僕がいるのは元旦のヘビセン。なので、注目の集め方も生半可なものではない。たとえ目を閉じたとしても、向けられる視線の数々には気づくだろう。それくらいには目立っていた。  思わず、ほくそ笑む。  来たか。いやぁ、来てしまったか。ついに来てしまったのか、僕の時代! 世間の人々もようやく僕の魅力に気づいたらしい。この衆目の集め方が何よりの証明だ。  思い返せば、今までは散々な扱いを受けてきた……。  クラスメイトたちには「まあ、並みだわな。それもギリの並みだわな」と誤った評価を下され、母さんには「容姿云々以前の問題ね。何より性根の悪さが顔に出てい...
  • いない君といる誰か 第二十四話ルートA-2
    273 :いない君といる誰か ◆msUmpMmFSs [sage] :2007/08/23(木) 08 03 42 ID HJTKs6Y5 「なぁ……もういいだろ。そろそろ離せよ」  隣に座ってくっついてくる如月更紗にそういうと、彼女はまーだだよー、とふざけたように 言って上目遣いに見てきた。どういう態度をとればいいかわからずに、僕はまた沈黙してしま う。それを確認して、如月更紗はうれしそうに笑ったまま、頭を僕の肩に乗せるようにしてく っついてくる。  そんなことが、かれこれ十数分も続いていた。  もっとも、正確な時間はわからない――今隣り合って座っている位置からだと校舎の時計は 見えないし、空を見上げても月と星ばかりで、時間の経過はわかりやしない。気のせい程度に 月が動いているだけだった。  夏の暑さに、夜風が心地いい。  如月更紗と触れ...
  • ヤンデレの小説を書こう!-Page3
    401 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/10/01(日) 19 43 06 ID aBOh/Doz 初めて嫉妬スレから来て見たら向こうに張ったAA( 394)が転載されてたw ガチムチの荒らしももういない見たいだし、短編を書いてみようかな…   402 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/10/02(月) 00 18 50 ID Kpr2z8P0 wkwktktk   403 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/10/02(月) 22 38 13 ID N4z94EwW 鏡の前で変態言葉浴びせ合いながら 「ホモ!ホモ!」連呼「男好き好き!男大好き!男!男!男!」連呼で、 サカリ狂って涎垂らしまくった変態馬鹿顔を見せ合い、獣みたいな変態顔さらけだし合いながら 鏡の前で、変態ポーズを競うように見せ付け合い、部屋中徘徊しながら気違い...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part4-Page4
    501 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/19(月) 02 22 19 ID x1fv1e7I 496 青天の霹靂って感じですな。儀介さっさと告白しとかねえか、ダメなやつめ! 498 全裸よりぱんつのほうが好きな俺 502 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/19(月) 11 43 15 ID 4J/lvCUb このペースだと今週末にはこのスレも埋まることになるな。 2・3スレ目よりはスローペースだったが、 一ヶ月ならエロパロ板ではかなり早いほうだな。 503 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00 04 25 ID te4Gve8c 投下しますよ 504 名前: ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00 05 18 ID XjUBHhrl 投...
  • 毒蛇 ◆i8W/K/qE6s氏
    ヤンデレは誰だ
  • 私は人がわからない第三話
    105 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 44 47 ID +7NZkhJf  カタンカタンと、電車は一定のリズムを刻んで進んで行く。  夕方時の静かな車内は、凍てついた外界とは対照的に暖かい。  ふくらはぎを撫でる温風が、私の冷えた足を温めようと躍起になっていた。  車内の席は全て埋まっていた。  帰宅途中の学生、うたた寝している老人、くたびれたスーツを着た中年サラリーマン。みんな、どこか疲れた顔をしていた。窓から差し込む夕日が、顔に影をつくっているからかもしれない。  私は、心地良く振動する座席に身を預けて、ぼんやりとそれらを眺めていた。  一瞬、自分が何をしているのかわからなくなる。  いきなり違う世界に放り込まれたような、そんな感覚。  けれど、まだ咥内に残る鉄の味と右側頭部の疼痛が、そんな私を叱咤した。忘れるな、と...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part14-Page4
    601 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 19 44 32 ID mHzd0mal なんつーかこれ俺の急所にあたってたまらないんだがwww GJ 602 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 20 26 27 ID UM8F8DbA 投下乙であります。 怖ええええええええええええ!! 先輩といい綾緒といいなんかもう病みが深くなりすぎて良い意味で怖くて怖くてたまらないんですが。 朝歌派としては果たして朝歌が傍観者で終えるのか、最後の最後に牙を剥くのかが楽しみです。 603 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 20 31 01 ID OWcQZZ6f ただただ私はいう。 素晴らしいと。 604 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 20 ...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part12-Page4
    501 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/02(水) 10 59 54 ID OR8TQB1d ヤンデレ大全の影響か、月姫の秋葉と琥珀がヤンデレだっていってる奴がいて驚愕した 502 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/02(水) 11 21 23 ID huVwzGsP 型月にヤンデレはないだろ 503 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/02(水) 11 37 41 ID +W669WOK というか、ヤンデレ大全がないだろ 504 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/02(水) 11 38 27 ID ZjK1imvW 型月(笑) 505 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/02(水) 12 59 49 ID xt9XoEn+ ん?琥珀√の秋葉も...
  • きみとわたる第九話
    276 :きみとわたる ◆Uw02HM2doE :2010/07/04(日) 23 05 50 ID fZqhz4IH 「…執事を続けたい?」 「今のところ右腕が使えないから、あまり役に立たないかもしれないけど…」 里奈の部屋。俺は執事を続けたいと里奈に言った。やはり仕事はしていたい。 「…別にアタシは構わないけど、亙はそれで良いの?」 「むしろ他に働き口がないんだ。出来ればここで働きたい」 里奈は少し考えているようだった。 まあそりゃあ片腕骨折している奴が雇ってくれなんて言っているのだ。拒否されるのが普通だと思う。 「…良いわよ。じゃあこれからも今までと同じ感じでお願いね」 「あ、ありがとう!本当に助かるよ」 「ううん、むしろありがとう。色々酷い事したのに、まだ普通に接してくれて…」 「…そんな酷い事された覚えはないけどな」 「本当に……変な人」 里奈は微笑んでい...
  • <ヤンデレ外交>
    881 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 [sage] :2008/10/12(日) 11 45 15 ID y+UJCjSs <ヤンデレ外交> 「定例協議、ですか」 「そうだ。何事もない、一年に一度の会合だ。 ローレベルの技術協力と協調姿勢を淡々と発表する規定路線の会合。 具体的には、二国間の海上に不法投棄されているペットボトルの除去作業の打ち合わせ、だ。 それ以上のことは何もない。……何一つ、ない」 「とは言え、今の時期は正直……微妙ですね」 「その通りだ。あの国は、国際的な借金の返済に首が回らん。 だから──わが国からなんとしても援助を引き出したい。 たとえペットボトル除去作業の会合でも、なんらかの言質をとろうと必死だ」 「ムリですよ。あの国と、我が国では、通過対策のスタンスが真逆(まぎゃく)です。 あちらが援助を求めてくるにしても、何もできることはあ...
  • 第一夜IFエンド
    576 :K,A  ◆ZHJ3ved3EQ [sage] :2010/05/02(日) 01 45 04 ID 66x/lnTc この後すぐ、作品投下します。 夏目漱石の『夢十夜 第一夜』の二次創作です。 NGワードは第一夜IFエンド でお願いします。 577 :第一夜IFエンド  ◆ZHJ3ved3EQ :2010/05/02(日) 01 47 19 ID 66x/lnTc 第一夜IFエンド こんな夢を見た。 腕組みをして枕もとに座っていると、あお向きに寝た女が、静かな声でもう死にますという。 女は長い髪を枕に敷いて、輪郭の柔らかなうりざね顔をその中に横たえている。 真っ白な頬の底に温かい血の色がほどよく差して、唇の色は無論赤い。 とうてい死にそうには見えない。しかし女は静かな声で、もう死にますとはっきり言った。 自分もたしかにこれは死ぬなと思った。 そこで、そ...
  • ◆cgdFR4AMpg氏
    異喰物語
  • 狂宴高校の怪 第5話(葛藤編)
    857 名前:狂宴高校の怪 第5話(葛藤編)[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 00 08 22 ID 38xO2Pvk [2/11]  いつの間にか、ナオと妹は非常に仲が良くなっていた。 「ノマルちゃん、今日のお弁当はどんなの?」 「うん!今日の唐揚げは自作なんだ!昨日から仕込んで本格的な感じに作ってみたの!」  本当に仲が良い。まぁ、仲が良いことは良いことだ。  昼休みが終わった。しかし、この後の2時間は授業ではない。学校行事やその他諸活動について決める時間だ。寝るにはちょうどいい。 「コイル君、今日は学園祭について決める日ですよ?」  あぁそうだった。忘れてた。  そろそろ縁郷高校三大行事の一つ、学園祭の時期だったっけな。 ―――――――――― 「じゃあ何やるか決めるぞ!」  先生が黒板に、「発表」と「模擬店」と書いた。 「ナオさんはこの学校の学園祭は始めてでした...
  • 和菓子と洋菓子 第二話
    24 :和菓子と洋菓子 [sage] :2007/04/19(木) 00 48 16 ID FAD2zTGd 僕が北方さんの家を出たのは六時半だったが、思ったよりも遅くなってしまい、 家に着いたのは七時過ぎであった。 「ただいま、今帰ったよ。」 そういって、ドアを開けた。ドアの開閉音を聞いたのだろう、 誰かのこちらにかけてくる足音がした。 小柄でブロンドでやや短めに切りそろえられた髪。そして、ごくごく見慣れた顔だが 、いまだにあどけなさが残しながらも、整った容姿をしている。 「・・・お兄ちゃん・・・お帰りなさい。」 妹の理沙だ。よく見ると、小刻みに肩を震わせており、目にも赤みがさしている。 また、言葉もやっとのことで紡いでいるように感じられた。 それらは、ついさっきまで泣いていたことを容易に想像させる。 普通にしていても、やや虚弱体質のきらいがあるためか儚げな理...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part15-Page2
    201 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 01 37 21 ID GXthqWkR 195が男とは限らない 202 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/05/06(火) 02 40 49 ID jaLaL4jP 195「ヤンデレの友達が出来ますように( ´∀` )」 一年後 女「他の女見たら殺すからね・・・。」 195「なんでこんなことに(´・ω・)」 中途半端な覚悟でヤンデレに触れるのはやめましょう。 203 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 03 40 47 ID aY4psw1F ヤンデレって彼氏を教祖みたいに崇拝してるから 195を殺すのではなく、195と接触した女を殺すイメージがある 体中に血を浴びて刃物を持ちウフフと笑顔で195の前に現れるヤンデレ 204 名前:名無しさん@ピンキ...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part16-Page3
    501 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 22 17 33 ID goOYDFGd ヤンデレ喫茶の十回通うと……とかの 設定がパクられてなきゃOKじゃないか? 前にクロスチャンネルのパクり携帯小説出した携帯サイトに まんまヤンデレ喫茶ってタイトルの携帯小説があったし……(内容は似て非なる物) 発想的には上にも言うように珍しくないと思うよ 502 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 22 35 19 ID de2fusL5 「ヤンデレ」って言葉も結構膾炙してるからなー 503 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 23 05 09 ID x005xiBX ヤンデレ喫茶なんて発想珍しくもない。 504 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/23(月)...
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