ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ内検索 / 「もう何も信じない第7話」で検索した結果

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  • もう何も信じない第7話
    484 :もう何も信じない 第7話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/26(金) 19 38 28 ID fILIDVGb ―――知りたくなかった。 かみさま、どうしてですか? どうして、僕から大事なものを奪ってくんですか? こんなのって・・・あんまりだよ。 ひどいよ。いっそ殺してよ。 なんで、歩なの?他の人じゃだめなの? 僕が両親を殺したから?歩を騙したから? ねえ・・・なんとか言ってよ・・・ どうして、僕たちが―――― 「・・・・っ! 光!大丈夫か!」 「・・・あ、あゆむ・・?どうしたの・・」 「お前、すごくうなされてたぞ。大丈夫か?ほら、水だ。」 夢・・?あれは全部夢だったの?・・いや違う。 僕は、何かを知ったんだ。そして――― ・・あれ?僕は、何を知ったんだ?思い出せない。なにか、ものすごく大事なことだったのに。 い...
  • もう何も信じない第1話
    351 :もう何も信じない :2008/09/22(月) 01 55 00 ID HdjnMexj  もうなにも信じない―――そう思ったのはいつだったろうか。  母親は俺たちを産んだときに死んだ。  父親は6歳まで俺たちを育ててくれたが、妹が死ぬと突然女を作って俺を捨てた。  どうやら母の面影を求めていたらしい。妹にまで。  やむなく預けられた親戚一家は、ある力をもつ俺を気味悪がり、虐げた。傷が服  にかくれるように。  唯一頼れた小学校の先生は俺がいじめに耐えかねて手を出したとき、いじめっ子  らを弁護した。  あとになって知ったが、いじめっ子の親には教育委員に知り合いがいるとかで教  師は逆らえないそうなのだ。  後日、伯父はその親に対し菓子折りを持って謝罪しに行った。その日の夜、俺は  伯父に酷く殴られた。  ああ、思えばこの時からかも知れない。何もかも...
  • もう何も信じない第3話
    373 :もう何も信じない 第3話 [sage] :2008/09/22(月) 15 23 30 ID HdjnMexj 「待っててね、歩♪もうすぐできるからね?」 そう言って、フライパンを振る美少女。 「あー、はいはい。」 ため息混じりで空返事をする俺。 結局俺はこいつにつきまとわれたまま家に帰る羽目になってしまった。 今光は昼飯を作ってくれている。 俺は断ったんだが、こいつが 「ちゃんと食べてないからそんなに痩せてるんだよ!?でも大丈夫。 これからは僕が作ってあげるよ。」 と言うもんだから、仕方なく折れた。反対しても退かなそうだしな。 そんなに痩せてはないと思うがな…むしろ若干無駄な肉が気になりつつあるくらいだ。 ちゃんと筋トレはしているが。 歩は痩せすぎだよ…どうせ一人だからって適当なものしか食べなかったに違いないね。 せっかくカッコいいん...
  • もう何も信じない第9話
    549 :もう何も信じない 第9話 [sage] :2008/09/28(日) 20 30 45 ID JyzWe4pG それは、青天の霹靂だった――――― ピンポ―――ン 「ふぁぁ…ん?誰だよ。」 「ぁゆむぅ?だれぇ?」 ――っかわいい………この舌足らずな感じが…じゃなくて… ピンポ―――――ン 「はいはい、今行きますよっと。」 俺はシャツを羽織り、ズボンを履き、玄関に行く。その…昨夜いたしてしまったわけで… まあ、なんだ。気にするな。 「誰に喋ってるんだい?」 「―っ な、なんでもない。」 がちゃり ばたん ドンドンドンドンドンドン 「あゆ君!開けなさい!」 「ったく…なんてタイミングで…おい光!急いで服着ろ!」 「誰なんだい?」 「俺の…伯母さんだ!」 「……って、ええ!?待ってよ!」 がちゃん 「うわあぁぁ!?...
  • もう何も信じない第8話
    515 :もう何も信じない 第8話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/27(土) 22 18 05 ID YnfkDxZ1 「相談があるんだ。」 そう、右京に言われた。 思えば、これが全ての元凶だったんだ。 「なんだ?」 「ここじゃちょっと…放課後、図書室に来てくれ。あそこならその時間人はいな い。」 「構わないが…光も一緒でいいか?」 そう、光を独りにするわけにはいかない。あんなことがあったんだし。 「それは…まずい。お前にだけ話したいそうな…いや、なんでもない。」 「?気になるだろうが。」 「気にしないでくれ。」 まあ…仕方ないか。右京は以前俺の悩み相談にも乗ってくれたんだし……… 光は…どうしようか? 「てわけで光。終わるまでどっかで待っててくれないか?」 「……なに、僕がいちゃまずいの?」 頼むからそんな風に笑わな...
  • もう何も信じない第13話A
    769 :もう何も信じない 第13話A ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/07(火) 17 20 36 ID EAh51zIu ザクッ―――― 「うそ…だろ…?おいっ、光!しっかりしろ!光っ!!」 「あ…あゆむ…ごめん……ね…?」 「光っ!待ってろ、今救急車を呼ぶから!」 「ごめん、ね……お兄ちゃん。」 「……晶?あきらっ!やめろ!光を…殺さないでくれ……!!」 ―――救急車が通ります。道を開けてください。救急車が―――― 「患者の血液型は!?」 血液型……光が晶なら、俺と同じはずだ。 「RHマイナスのA型です!俺と同じはずです!」 「よし…採血だ!すぐに確認を!」 血液型は、一致した。RHマイナスなんてそうそうある血液型じゃない。 これでほぼ証明されたわけだ。 光は、晶だった。 でもそんなことは今はいい。とにかく……...
  • もう何も信じない第2話
    363 :もう何も信じない 第2話 [sage] :2008/09/22(月) 13 30 20 ID HdjnMexj ―――ああ、変わってないな。光、お前はいつも俺のことなんかお構いなしに喋 る。 こんな風に、俺が周りの奴らから刺すように白く、また、生暖かい目で見られて いても、だ。 「言ったはずだ。俺は何も信じられない。だからお前の言葉も信じない、と。」 「変わってないね…君は。ううん、昔よりも口数は多くなった。これは喜ぶべき かな?」 「そういうお前はどうなんだ? 昔から口の締まりが悪いやつだとは思ってた、が3 年経ってなおこれか!」 「うれしいよ…昔から僕のことを思ってくれてたのかい。」 そう言ってこいつは顔をさらに紅潮させ、もじもじした。なんなんだ一体……。 「ああ。3年前は筋金入りの馬鹿だと思っていた。もしくは物好き。中学になって からは存在を...
  • もう何も信じない第10話
    586 :もう何も信じない 第10話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/30(火) 14 55 21 ID UNxrftNU 佐橋 晶。 そう、それが君の妹さんの名前なんだね。 ――――あれ?おかしいな。なんで僕、こんなに震えてるの? わからない。わからないけど…… こわい。 どうして?僕は何に怯えてるの? ……怖いよ。 早朝――― 僕は、結局一晩中眠れなかった。隣には歩がいるけど、きっと寝たふりだ。 僕を心配してくれたんだね?……ありがとう。 「おはよう、歩。」 「……ああ。飯にしようか。」 「うん。」 僕は、歩に僕の不安が気取られないよう、努めていつもどおりの態度をとる。 ―――歩が頭を撫でてきた。 「……どうしたの?」 「………おまじない、かな。」 だめだ。きっとばれてる。……歩に隠し事はできないん...
  • もう何も信じない第2.5話
    366 :もう何も信じない 第2.5話 [sage] :2008/09/22(月) 13 35 16 ID HdjnMexj 君は相変わらずだね。その冷めた口調も、人を信じないところも。 いつから君を好きになったんだろう。 小学生のとき、いじめっ子から僕をかばってくれたとき? 次の日君は痣だらけだ ったね。 それとも、別れ際に「すまない」と僕に申し訳なさそうに謝ったときかな? 普段 無感動な君があんな風に謝るなんて意外だったけど、反面ほっとしたんだよ? ま だ君にはココロがある、って。 だから思ったんだ。僕が、君を守ると。たとえ世界中の人間が敵になっても僕だ けは、君の支えでありたいと。 中学では離ればなれになってしまったけど、君を想わない日は1日もなかったよ? 君がどんなにレベルの高い高校を受けても後を追えるように必死に勉強した。で も君は首席だったね。...
  • もう何も信じない第4話
    400 :もう何も信じない 第4話 [sage] :2008/09/23(火) 15 22 14 ID tQKLbVg3 その日俺は放課後の図書室にいた。光には前もって自宅に帰ってるよう言っておいた。 …誤解があるようだが、同棲してる訳じゃない。ただ晩飯を作ってもらい、 食ったら帰す。それだけの仲だ。それでも以前の俺ならまったく考えられない話だが。 「佐橋くん、次はこの棚にお願いね。」 「はいはい、わかりましたよ。」 俺は今、図書委員会の仕事をこなしている。やりたくてやった訳じゃない。担任が 「全員、必ず何かしらの仕事をしろ」 といったもんで、仕方なく一番楽そうな図書委員に入ったんだ。 …なぜか光には反対されたが。 で、今日は月一度の集まり。 が、来ているのは二人だけ。俺と、2年の女子だ。他は多分サボりだな。ったく… どんなやつらだよ。 「真面目に来てくれた...
  • もう何も信じない第9.5話
    576 :もう何も信じない 第9.5話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/29(月) 22 15 14 ID yK5+LjJN 珍しく、あいつから電話があった。 なんでも、調べてほしいことがあるそうだ。 あいつは…佐橋は何か思い詰めたような声色をしていた。 でも、なんでだ? 佐橋は、自分の父親と、妹のことを知りたいだけだろう?何をそんなに恐れる? 俺は、環 右京。 実家は資産家で、しかし俺たちはそれを隠して暮らしている。 "俺たち"というのは、俺と、姉さんのことだ。 佐橋は、俺の初めての友人だった。中学でも、実家のことを隠していたが、 あることがきっかけでそれを知られて以降、まわりのやつらの俺を見る目が変わった。 そのせいで、俺は誰にも気を許せなかった。ただ唯一、姉さんだけが俺をかばってくれた。 実家を出て、必要...
  • もう何も信じない第12話
    751 :もう何も信じない 第11話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/06(月) 15 00 16 ID 4otcPJil 「光っ!!」 俺は光のもとに走る。が、返事はない。 今にも、ナイフで首を掻っ切ろうとしていた。 「やめろぉ!!」 間一髪、俺は光の手からナイフをはたき落とし、思いきり光を抱きしめる。 「このばかやろう!どうしてこんなことを!なんで…なんでだよ……お前まで俺を裏切るのかよ! 一生離れないんじゃなかったのかよ!俺は、もうお前なしじゃいられないんだよ……! 好きだ…お前が好きなんだ…!だから、いなくならないでくれよ………」 俺は、光への思いを隠さずぶちまけた。でも、光の反応は…… 「あ……お兄ちゃん…?」 ――――えっ? 「光、お前…何をいってるんだ?」 「ずっと、会いたかったんだよ…お兄ちゃん……」 「ま...
  • もう何も信じない第13話B
    786 :もう何も信じない 第13話B ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/09(木) 07 56 30 ID c48KZVjY 歩、僕は君に愛される資格なんかないんだよ……。 でもね、君とひとときでもつながりあえて、幸せだった。 ……できれば、知りたくなかったよ。でももう遅い。僕は三神 光じゃない。 晶なんだ。君の妹なんだよ。 だけど、約束して? 今度生まれ変わったら…ううん、何度生まれ変わっても、僕をみつけてくれるって。 何度生まれ変わっても僕を愛してくれるって。 約束だよ……? ザクッ――――――― 「………どうして?」 「光……」 刃は、僕ではなく歩に突き刺さっていた。 「どうして!?僕は君とは愛し合えないんだよ!?だったら…もう生きてい たくないんだよ…!?」 「…ばかやろう。そんなの、俺だって同じだ。……お前がいなきゃ、だ...
  • もう何も信じない第11話
    747 :もう何も信じない 第11話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/06(月) 14 56 34 ID 4otcPJil あの日、私は父さんを殺した。だって、お兄ちゃんを傷つけようとしたんだもの。当然の報いよ。 そして、お兄ちゃんを奪おうとした雌猫……三神 光も。 見られちゃったのもあったけど、もともと始末するつもりだったし、手間が省けたわ。 でも、お兄ちゃんに見られたのは失敗だったかな?ううん、かえって好都合だったかもしれない。 だって、実の妹じゃ愛してくれないでしょう? 私はずっと、もしかしたら一緒に生まれたときから好きになってたのに、お兄ちゃんにとって私は、ただの妹に過ぎなかった。 だったら、私が光に……他人になれば愛してくれる。だから、私は"三神 光"になった。 お兄ちゃんには「晶は死んだ」とふきこんだ。 親戚も、ず...
  • もう何も信じない第6.5話
    470 :もう何も信じない 第6.5話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/25(木) 23 43 30 ID VJewfE0Q 「いやぁぁぁぁぁぁ!」 「光!?どうした!」 ――――ホラ、アナタノダイジナヒトガシンパイシテルワヨ?―――― 「やめて!いや!いやぁ!!!」 助けて! こわい!こわいよ!僕の中になにか怖いものがいる! ――――モシアノヒトガ、アナタガリョウシンヲコロシタコトヲシッタラ、ドウ ナルノカシラ?―――― 「ひっ……あ、あっ…やだ……歩…たすけて………」 「光っ!?」 僕は、歩にすがるように抱きつく。 「あは……歩…僕…ぼく…」 歩…君にこうして抱かれてるだけで…僕は… ――――アナタニソンナシカクアルノカシラ?―――― ……え? ――――リョウシンヲコロシ、ワタシノ××××ヲダマシテイルアナタニ―...
  • もう何も信じない第5話
    434 :もう何も信じない 第5話 [sage] :2008/09/24(水) 07 56 29 ID g93LsK1U ―――歩。君はなんて思うかな? 僕を軽蔑する?怒る?それとも以前みたいに、僕を無視するのかな――― 僕は今自宅にいる。深夜2時。両親は寝静まっている。 僕はこれから罪を犯す。でも、これは僕らの未来のためなんだよ? ――――だって、父さんがこう言うんだ。 「もう歩に会うな」って。 母さんだって、 「歩くんだけはだめ」って言うんだ。 二人とも何言ってるの? 僕たちは愛し合ってるんだよ。 何で会っちゃいけないなんて言うのかなあ!? そんなの僕、耐えられないよ。母さんたちは僕が嫌いなんだね? …もういいよ。僕の、僕たちの未来を邪魔するやつなんて、いらない。 歩の伯母さま。見ていてくれてますか? 今度は僕の番です。 歩を傷つけるやつなんか………… ...
  • もう何も信じない第6話
    462 :もう何も信じない 第6話 [sage] :2008/09/25(木) 07 51 22 ID VJewfE0Q あの痛ましい事件から2ヶ月が経った。 光は、人が変わったかのように何かに怯えるようになった。 以前の光を知ってるやつなら、誰でも変に思うだろう。 ただそれは、どうやら両親の死が原因じゃないようなんだ。 学校でクラスメートにその事でいたわりの言葉をかけられても、また俺がその話をしても、 「大丈夫。もう平気だから。」 とだけ言うんだ。 じゃあ、お前は一体何をそんなに恐れてるんだ? 俺はそのことを、こいつに相談したんだ。 「で・・・どう思う?」 「…そうだな。両親が死に、次は自分だ、と思ってるとか?ちなみに真面目な意見だ。」 こいつは、環 右京。左京先輩の弟だ。 俺にとって数少ない、腹を割って話ができる相手だ。 以前は、右京とは必要最低限...
  • もう何も信じない第4.5話
    403 :もう何も信じない 第4話 [sage] :2008/09/23(火) 15 25 56 ID tQKLbVg3 今日は、歩がいない。何でも、「委員会の仕事で遅くなる」そうだ。 だから僕は反対したのに。君と一緒に帰れないなんて、残念だな。 でも歩、君はまだ立ち直ったわけじゃないからね。こうして、僕が目を光らせてないと―――― 「・・・・・たのは君が初めてかもね。」 ―――え。 誰あの女。まさか歩、僕に黙って女と逢ってたの・・・? 「別に。仕事っすから。」 そうだよね。仕事だよね。歩はすごい人見知りやさんなんだから、そんなはずないよ。 でも・・・なんであの女、あんなに嬉しそうなの・・? まるで発情期の雌猫みたい。 「ええ、そうね。でもうれしいわ。正直一人じゃしんどいもの。」 ・・・なんなの。あんた一体何なの?僕から歩を奪おうっていうの!? どうし...
  • ◆UDPETPayJA氏
    もう何も信じない 奏でる旋律は哀しみの音 天使のような悪魔たち 題名の無い短編その三十二 血塗られしソードマスター
  • ヤンデレの小説を書こう!Part18-Page2
    251 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 09 43 09 ID k0KNp6va てか始まってからもうすぐ一年経つんだな 凄いな 252 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 09 52 19 ID gQasdW9q 兄の行動に無理がありすぎ 兄が一番病んでる存在だなw 253 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 10 15 46 ID SxTjEsq0 兄が徐々にヤンデレ臭を醸し出してる・・・ デレる相手が葉月さんである事を願って止まない今日この頃 254 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 10 26 00 ID IJLaUK7a 1 男のヤンデレ談義はめんどくさくなるのでスレチ 255 名前:名無しさん@ピンキー[sag...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part18-Page3
    501 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/27(土) 03 30 41 ID 4AVSTPuo 499GJ。ツンヤンデレ幼なじみイイヨイイヨー。 502 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/09/27(土) 05 06 10 ID 5gTHookF 499 GJだよ ツンデレ系のヤンデレもいいよーいいよー テンション上がったからヤンデレンジャーのSSを 書いてみた レッド「出たな怪人アンパン●ン」 アン「ぐははっ!顔が濡れて力が出ない!!」 イエロー「ブルー!レッドの隣変わりなさいよ!」 ブルー「嫌・・・」 ピンク(ふふっこの隙に私がレッド君の右隣に行っちゃうもんね~) ブラック「そこは私の定位置だ遠慮してくれないかピンク」 ピンク「たまにはいいじゃないですか~」 ブラック「駄目だ」 ピンク「むぅ~(こいつ近い内に始末してやる)」...
  • ふたり第7話
    259 :ふたり第7話 ◆Unk9Ig/2Aw:2012/11/29(木) 07 30 08 ID LN7/7c/6 第7話 ・・・いや、待て。よく考えてもみろ、本条さんや米沢にもデリカシーってもんが絶対あるはずだ。 いくら仲が悪いからって病人の前で喧嘩なんてするわけがない。そう信じよう。 ふたりは見つめあったまま微動だにしない。俺はハラハラした気持ちでそれを見守っていた。 しばしの沈黙。それを最初に破ったのは米沢だった。 「なんで・・・本条さんが、池上の家にいるの?ねえなんで池上?」 「え・・・なんでって・・・。」 看病しに来たから。と言おうと思ったけどあまりの米沢の迫力に口ごもってしまう。 ・・・怖い。いままで米沢の怒った顔は何度か見たことがあるが、今の米沢はそれとは比較にならんほど怖い顔をしている。 「察しが悪いのね、米沢さん。病気の人がいたら看病しに来るのは当然のことで...
  • 上書き第7話Bルート
    596 :上書き第7話 ◆kNPkZ2h.ro [sage] :2007/02/25(日) 01 35 26 ID MlyMp9a6 「誠人くんっ、早くしないと遅刻しちゃうよ?」 「いや、このままのペースで行けばいつもより20分は早く着いちまうぞ」 「え?誠人くんの時計壊れてるんじゃないの?」 「この腕に付いてる物が見えないのか?」  そう言って加奈に腕時計の付いた左腕を見せつける。  銀盤に曇り空から僅かに射す日光が反射し、いい具合に俺の目線を遮る。  長針と短針が微妙なバランスで共存し示してくる時間は、いつもの登校時間より遥かに早いものだ。  その腕時計を明らさまに興味なさげに流し見し、すぐにまた前を向く加奈。  しかし、こんな姿は”今朝は”何度も見ているので今更特別視しない。  特別視しないというのは”諦めた”という事ではなく、”認めるのが怖い”という事だ。  ...
  • 日常に潜む闇 第7話
    59 :日常に潜む闇 第7話 ◆4wrA6Z9mx6 :2010/11/14(日) 09 21 50 ID FsdnXcJz ~Side Seiji and Misae~ 「ちょ、ちょっと美佐枝さん」 「どうした誠二」  保健室からだいぶ離れた所で、誠二の呼び掛けに天城が応じた。 「待ってください……あ、いえ、待ってよ美佐枝さん」  敬語になりかけて、天城の無言の圧力で訂正する誠二。 「どうしてあんな無茶苦茶な説明をするんだ。他にもやりようはあったはずだよ」 「ならば誠二はどう説明したんだ?」 「えっと、先輩には心の支えになってもらったって……」 「その答えでは結局私が説明した時と同じような反応をするぞ、あの後輩は。あの状況で心の支えになってもらったなどと言ってみろ。つまりは付き合っているということを暗に意味していると思わないか」 「それは――」 ...
  • 私は人がわからない
    私は人がわからない第一話 私は人がわからない第二話 私は人がわからない第三話 私は人がわからない第四話 私は人がわからない第五話 私は人がわからない第六話 私は人がわからない第七話 私は人がわからない第八話 私は人がわからない第九話 私は人がわからない第十話
  • 長編SS
    終わらないお茶会(完結) ◆msUmpMmFSs氏 題名の無い長編集 カーニバルの夜に ◆msUmpMmFSs氏 ヤンバル ideal ◆zvQNG0FZvQ氏 いない君といる誰か(一部ルート完結) ◆msUmpMmFSs氏 あなたと握手を(完結) ◆Z.OmhTbrSo氏 ひどいよ!おおこうちさん(完結) ◆Z.OmhTbrSo氏 『首吊りラプソディア』(完結) □ボ ◆JypZpjo0ig氏 渋沢夏恋の話 ミツバ氏 ことのはぐるま ◆Z.OmhTbrSo氏 真夜中のよづり 赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg氏 恋人作り ◆5PfWpKIZI氏 慎太郎の受難(一部ルート完結) 慎 ◆tXhMrjO4ms氏 類友 シアン・マゼンダ・イエロー・ストーカー(完結) ◆Z.OmhTbrSo氏 上書き(一部ルート完結) ◆2.775XTAfE氏 終わったあとのお茶会 ◆msUmpMmFSs氏 越えら...
  • 私は人がわからない第五話
    61 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/06/28(月) 14 20 22 ID Gejk2pPM  放課後、私は斎藤ヨシヱの元を訪れることにした。  まだ人の減らない本校舎を抜けて、一階の隅にある長い渡り廊下を目指す。  本校舎と部活棟を繋ぐ通路は、この一本しかない。そのことが、部活棟の存在を更に希薄にしている気がした。  そもそも、この高校は部活動があまり盛んでない。  体育系文化系を問わず、どの部活も平等に弱小で、県大会出場はおろか地区大会一勝すらしたことがなかった。  その上、まがりなりにも進学校で通っているため、大半の生徒が部活ではなく勉学に走ってしまう。かくいう私も、その内の一人だった。  本当は、仲間達と共に汗をかき、切磋琢磨し合いながら部活動に打ち込んでいく、そんな学生らしいことに憧れていたりするのだが、自分じゃそういうことが出来ないのは...
  • 私は人がわからない第六話
    555 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/10/20(水) 12 14 05 ID KgIpHWOW  ――あなたみたいな人間が誰かに好かれるなんて、不可能よ。  何の変哲も無い、いつもの朝方の教室でのことだった。  ホームルーム前の教室は相変わらず賑やかで、あちらこちらと会話が生まれ、正に談論風発としている。  そんな中、私は彼等の輪の中に入ろうという気も起きず、深海魚のようにじっと座って、ぼんやりと何処か遠くを眺めていた。  そんな風にしていたのがいけなかったのかもしれない。  不意に昨日の言葉が頭を過り、私は顔をしかめたのだった。  ハァと、恋する乙女のような物憂げな溜め息をしてから、眉間の辺りを指で揉む。気分は一向に良くならない。  久しぶりの斎藤ヨシヱとの邂逅は、私にとってはもはや消し去りたい過去のひとつになっていた。  ...
  • 私は人がわからない第九話
    809 :私は人がわからない:2012/08/22(水) 10 54 16 ID /4kh.2c. [1/12]  遂に、ぽつぽつと雨が降ってきた。 徐々に雨量を増していく雨は、雨脚こそはまだ弱いが、これから激しくなっていくだろう予感を感じさせる、たしかな力強さを持っていた。降りしきる雨粒は遊歩道に黒い染みをつくり、通行人たちは慌てて傘を広げている。  私はコーヒーカップをソーサーに戻すと、ぼんやりと雨に見入った。 「何を見ているんだ?」  前田かん子が、角砂糖をコーヒーに入れながら問うた。 「いや、雨、降っちゃったなって」 「雨?」  怪訝そうに目を細めてから、彼女も外を見やった。雨粒は窓を軽くノックし、水滴を張り付かせては落ちていく。 「雨が降ると、なにか不都合なのか」 「不都合。そうですね、不都合といえば不都合です。実は今日、傘を持ってくるのを忘れちゃいまして。このままじゃ濡れて帰...
  • 私は人がわからない第四話
    70 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/06/05(土) 14 57 07 ID GnfQ6JQS  熱い夏の日だった。  空には入道雲が浮かび、その中で輝く白い太陽はジリジリ地面を照り付けている。コンクリートの道路はまるで鉄板のように焼き上がっていた。  遠くには陽炎も出来ていて、街路樹が並ぶ街道をゆらゆらと揺らしている。  アブラゼミがミンミンと騒ぎ、それは何かを急き立てるように感じた。  そんなありふれた七月の光景。  その上を、弾丸のように駆けて行く少年が一人。  彼は溢れ出てくる汗をシャツの袖で拭い、タッタッタッと小気味好く地面を蹴りつけて、ひたすらに走っている。  呼吸は不規則で、息もままならないといった風ではあるが、その顔は決して苦しそうなのものではない。  むしろ、愉快そうに口元を歪めていて、苦楽を共にしたような奇妙な笑みを浮かべてい...
  • 私は人がわからない第三話
    105 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/05/12(水) 14 44 47 ID +7NZkhJf  カタンカタンと、電車は一定のリズムを刻んで進んで行く。  夕方時の静かな車内は、凍てついた外界とは対照的に暖かい。  ふくらはぎを撫でる温風が、私の冷えた足を温めようと躍起になっていた。  車内の席は全て埋まっていた。  帰宅途中の学生、うたた寝している老人、くたびれたスーツを着た中年サラリーマン。みんな、どこか疲れた顔をしていた。窓から差し込む夕日が、顔に影をつくっているからかもしれない。  私は、心地良く振動する座席に身を預けて、ぼんやりとそれらを眺めていた。  一瞬、自分が何をしているのかわからなくなる。  いきなり違う世界に放り込まれたような、そんな感覚。  けれど、まだ咥内に残る鉄の味と右側頭部の疼痛が、そんな私を叱咤した。忘れるな、と...
  • お隣の彩さん第7話『笑顔の法則』
    362 名前:お隣の彩さん ◆J7GMgIOEyA [sage] 投稿日:2009/06/14(日) 23 04 17 ID /npj33Lj 第7話『笑顔の法則』 あの女め……。 モニター上で監視している二人の姿を見つめながら、私は自分の指を噛んでいた。 前に会った時から嫌な予感はしていました。恋する乙女の直感です。 あの相沢瑞葵という泥棒猫が私の忍さんに何らかの好意を抱いていることはわかっていたけど。  こんな風に自分から行動を起こすとは思ってもいませんでしたよ。  アプローチがちょっと激しい女の子は男の人からちょっと引かれるなんて思ったからこそ、慎ましい態度で少し距離を保っていたというのに。  私は忍さんにとってただの隣人。  それ以上の関係にはどうしてもなれない。あの女のようにバイト先の後輩ならば、忍さんと親密な関係になれるのかな。  そのモニターの画面から相沢瑞葵が作った料理...
  • 私は人がわからない第七話
    116 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/11/16(火) 11 23 01 ID WBUL+36S  学校を出て駅から反対側に少し進んだ所に、寂れた停留所がひとつある。  昔はそれなりに利用されていたらしいが、地理的な利点を考えて新設された駅側のバス停のせいで、それはまもなく廃線にされた。  我が校の生徒も、大半がそちらを利用していて、わざわざこちら側に足を運ぶ物好きなど誰も居ない。今も私がひとりベンチに座っているだけで、制服を着た人間はおろか、通行人すら見えなかった。  私は、そこで彼女を待っていた。  時間は放課後を少し回ったぐらいで、季節柄日が落ちるのも早く、夕方ももう終盤を迎えていた。青かった空も、今では赤く焼けている。 「ごめんなさい。待たせちゃって」  と、言いながら駆け寄って来たのは、恋人である田中キリエだった。  いい...
  • 私は人がわからない第一話
    50 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/04/09(金) 16 37 27 ID TmKKkU8J  人の居なくなった放課後の教室で、私はひとり自分の席に座っていた。  開け放たれた窓からは、冬特有の冷気を帯びた暖かい風がカーテンを揺らしていて、とても心地が良い。  今日は休みなのか、いつも聞こえる運動部の喧騒も、グラウンドからは聞こえない。教室内にはカーテンがはためく音が聞こえるだけで、不気味なほどに静かだった。  この世界で自分しか居ないみたいだ、なんてありふれた言葉が頭に浮かぶ。こういう言葉は嫌いじゃない。  私はそこで思い出したように、ポケットに入っている便箋を取り出した。  いつもなら、授業が終わると真っ直ぐに帰宅してしまうようなこの私が、こんな誰も居ない教室にひとりで残っているのには理由がある。この一通の手紙が原因だ。  今朝、いつものように...
  • 私は人がわからない第十話
    135 名前:私は人がわからない[sage] 投稿日:2013/08/24(土) 14 43 29.34 ID lcwKyq+5 [2/8]  田中キリエの回想(一)  足を引っ掛けられて、私は転んでしまいました。  妙な浮遊感と共に迫ってくる地面に対して、咄嗟に手が出たのは僥倖だったと思います。前みたいに顔から倒れたりしたら、また眼鏡を割ってしまいますから。 「うぐっ」  しかし、枯れ枝のように細い私の腕では転倒の勢いを完全に殺せません。私はしたたかに身体を打ち付けてしまって、苦悶の声を漏らします。  そして、間髪入れずに次が来ました。  突如、背中にかかった強い圧力。唐突な負荷によって、肺にたまっていた空気が一気に抜け出しました。苦しい。どうやら誰かに足で踏まれているみたいです。 「あー、ごめんね。葛籠木さん」  頭上から降ってくる声には、言動とは裏腹に謝罪の念が全く感じられません。...
  • 私は人がわからない第二話
    217 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/04/19(月) 07 40 10 ID kVeCnTh+  昼休みを告げるチャイムが鳴り、教室の空気は一気に弛緩した。  教卓に立っていた教師が去ると、クラスメイト達は弁当を片手にそれぞれのグループで集まり始める。それから、各々が楽しい昼食の時間を過ごす。いつも通りの昼の光景だった。  そんな中、弁当を持参していない私はひとり購買部へと赴く。  教室のドアを開けると、冷気を帯びた空気が室内へ流れ込んできた。一歩先は別世界のように冷え切っている。近くで弁当箱を広げていた女子が非難するように見てくるので、慌てて後ろ手でドアを閉めた。  廊下に出ると、教室の暖房に慣れていた身体が一瞬で粟立った。吐いた息も白い。  そこで私は今朝のニュース番組で、今日は今年一番の冷え込みになります、と女性アナウンサーが言っていたのを思い...
  • 天使のような悪魔たち 第27話
    457 名前: ◆UDPETPayJA[] 投稿日:2013/04/23(火) 19 13 27 ID Npcaivzg [2/8] ………あれから、どれくらいの時間が経っただろうか。 手足を拘束され、俺と″アイツ″しかいないこの空間で、俺は何度、身体をアイツに喰われたのだろうか。 …わからない。とにかく、もう嫌だ。 思い出せない。思い出したくもない。気持ち悪い。アイツの手が、声が、吐息が、肌が─── 何もかもが結意と違う、アイツの全てが、気持ち悪い。 振り解こうにも、俺の四肢は力を込められないでいる。 左腕に感じる、鈍い痛み。アイツはそこから、何かヘンなモノを打っていたような気がする。 部屋は薄暗く、カーテンも閉まっている。どこに何があるのか、首だけしか動かせられない状態でわかるはずもない。 コンコン、と何か音がしたと思うと、ドアが開かれたようで、僅かな光が差す。 …それもほんの一瞬の...
  • 私は人がわからない第八話
    771 :私は人がわからない:2012/08/07(火) 08 33 29 ID l.6o34l6 [1/11]  ヘビセンと呼ばれるショッピングモールがある。  設立されたのは今から一年前と比較的新しい、大規模な商業施設だ。郊外にある広大な土地を使った複合型のモールで、その規模は非常に大きく、他県から訪れる人も少なくないと聞いている。  元は市主導で自然公園をつくるはずの土地だったらしいが、重役の献金問題等で話がこじれ、結局は頓挫してしまったという背景を持つ。  しかしながら、ここら周辺にも大きな自然公園はあるので、市民としては公園よりもショッピングモールができたほうがありがたかったのかもしれない。  モールの外観は近代ヨーロッパをモチーフにしており、レンガ敷きの遊歩道、ガス灯をイメージした街灯など、精巧な小道具で場を盛り上げている。  そのためか、買い物をせずともぶらぶらと歩いているだ...
  • 嘘と真実 10話
    924 名前:嘘と真実 10話 ◆Uw02HM2doE[] 投稿日:2012/09/23(日) 16 49 41 ID 7wGHF1AA [2/9] ~ある加害者のモノローグ・2~ 人が死ぬのに、大層な理由なんていらないのかもしれない。 傍から見たらちっぽけに思えるその理由だって、本人からしたら大問題だからだ。 僕が死んだら、もしその理由を知ったら、多くの人が僕を否定するだろう。 でも、僕にとってはもうこの世は生きるには……厳しすぎる―― 「兄さん?ちょっと良い?」 ドアのノックと共に妹の声が聞こえる。 誰もが、両親でさえも信じてくれなかった僕を、たった一人信じていると言ってくれた妹。 その声に一瞬縄にかけた手が止まる。 「昨日も言ったけど、私は信じてるよ、兄さんのこと」 それでも僕は妹の言葉には耳を貸さず、もう一度縄に手をかける。 ――もう誰も信じられない。...
  • 終わらないお茶会 第十三話
    268 :終わらないお茶会 ◆msUmpMmFSs [sage] :2006/07/13(木) 18 34 00 ID GXffaKv/  夜の路地を歩きながら、グリムは楽しそうに口笛を吹く。  その曲は『雨に唄えば』の一節で、壊れたラジオのように、サビの部分だけをループしている。  それは、厳密には彼女の癖ではない。  彼女の『お兄ちゃん』の癖だ。 「、、、――、……、――♪」  お兄ちゃんの名前を、グリムは知らない。  五月生まれの三月ウサギ。その通り名しか知らない。  名前だけではない。それ以外のことについても、グリムは殆ど知らない。  どこに住んでいるのか、とか。  どんな人間なのか、とか。  そういった、普通真っ先に知るべきであろうことを、グリムは知らない。  知ろうともしなかった。  初めて会った瞬間、『あの...
  • 天使のような悪魔たち 第19話
    561 名前:天使のような悪魔たち 第19話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2011/02/27(日) 10 44 05.79 ID somyW2xH [2/8] 目が覚めた…と言うには語弊がある。なぜならここは、現実ではない空間からだ。 もう何度目になるだろうか。ここを訪れるのは。 確か俺は斎木によって、致命傷を受けたはず。それでもここにいるという事は、俺はまだかろうじて、生きているのだろう。 「灰谷…いるのか?」 「僕はここにいるよ。」 いつの間にか、俺の真正面に灰谷がいた。 「なあ…教えてくれ。どうしたらあいつを止められるんだ? 俺はまた何もできないのか? 結意を…守れないのか…?」 すがりつくように、俺は灰谷に尋ねた。 「1つ、方法があるよ。彼女は一度死んだ身。彼女の存在は因果率に反しているんだ。 隼の力を最大限まで発揮すれば、彼女の存在を"修正...
  • 題名の無い長編その十三第五話
    29 :名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 15 35 11 ID 7kkAG7Hr  命惜しさとは酷いものである。  あの時は生命的危険を感じ、承諾してしまったが  後悔せずにいれようか。  もはや俺の人間としての評価はどうでもいい。  生きていれば何とかなる・・と信じたい。  問題は二人との「約束」だ。  二人の現時点での俺の脳内評価から  二人が鉢合わせしようものなら(特に俺が)ただで済む筈がない。  具体的には刃傷沙汰ってことも起こり得る。  当然、現代日本(H22現在)では銃の取り締まり・刑罰は重いので銃ってことはない・・筈だ。  で、一番手ごろな凶器として、刃物だ。  ・・・さっきから刺し殺されるとこしか想像できない。  銃で撃たれるならともかく、刺し殺されては「死を受け入れた覇者のポーズ」がきまらない。  やはり俺には覇王の真似事は早す...
  • 上書きBルート
    上書き第6話後編Bルート 上書き第7話Bルート 上書き第8話Bルート 上書き第9話Bルート 上書き第10話Bルート 1ルート 2ルート 3ルート
  • 紳士
    313 :紳士 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/11/30(日) 02 11 01 ID dl4DyePw 「お兄ちゃん!? 一体何やってるの!」  俺は慌てて振り向く。そこには俺の部屋の戸を開けて唖然としている妹がいた。  や、やっちまった。どう言い訳したらいいんだ。  何せ俺の格好は全裸。しかも黒ニーソだけを穿いている。白と黒の狭間で揺れ動いたが、やはりニーソといったら黒だと思うんだ、俺は。  と、そんな俺のニーソ論はどうでもいい。今すべきことはどうやってこの状況を誤魔化すか、だ。  何で俺がこんな怪奇な格好をしてるかといえば、「春……よくその目に焼き付けておきなさい、これが紳士の正装だ」と死んだ父さんが夢枕に立って――全裸にネクタイという珍奇な姿で――言ったからだ父さんの傍らには、死んだ母さんが微笑んで立っていた。  二人とも、とても幸せそうだった。...
  • ふたり
    ふたり第1話 ふたり第2話 ふたり第3話 ふたり第4話 ふたり第5話 ふたり第6話 ふたり第7話 ふたり第8話
  • 日常に潜む闇
    日常に潜む闇 第1話 日常に潜む闇 第2話 日常に潜む闇 第3話 日常に潜む闇 第4話 日常に潜む闇 第5話 日常に潜む闇 第6話 日常に潜む闇 第7話 日常に潜む闇 第8話 日常に潜む闇 第9話 日常に潜む闇 第10話 日常に潜む闇 第11話 日常に潜む闇 第12話 日常に潜む闇 第13話 日常に潜む闇 第14話
  • 天使のような悪魔たち 第7話
    151 : ◆UDPETPayJA [sage] :2008/11/21(金) 19 13 36 ID yomVWorA 「ひ…ひぃぃっ!来るな、化け物!」 今わたしの眼前にいる男は、その屈強な体躯をまるで小動物のように震わせながらそう言った。失礼な物言いね?そっちからわたしを呼んだくせに。 わたしは一歩、また一歩と男に歩み寄る。 「やめろ!こっちにくるなぁ!」 男の顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃ。なんて醜いのかしら。ねぇ…知ってる? ――――――― 人間の頭のなかから、恐怖以外の感覚と記憶を奪い取ったらどうなるか。 ――――――― そう、この世の全てのもの…たとえば、今そこを通りかかった仔猫ですら世にも恐ろしいモンスターのように感じるの。 ――――――― あら…だらしないわね。失禁なんかしちゃって。そんなにがたがた震えちゃって…寒いのかしら。 でもあなたが...
  • お隣の彩さん
    お隣の彩さん第1話『偽善者』 お隣の彩さん第2話『依存対象』 お隣の彩さん第3話『絶対監視領域』 お隣の彩さん第4話『ゴミ漁り』 お隣の彩さん第5話『誤解と誤認』 お隣の彩さん第6話『真実の目』 お隣の彩さん第7話『笑顔の法則』 お隣の彩さん第8話『謀略』 お隣の彩さん第9話『闇』 お隣の彩さん第10話『絶対監禁』 お隣の彩さん第11話『ババア無双』 お隣の彩さん第12話『束縛される者』
  • ぽけもん 黒  覚醒と何も知らぬ僕
    623 :ぽけもん 黒  覚醒と何も知らぬ僕 ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/10/01(水) 23 42 28 ID QiulR6Y8 「え……?」  香草さんは僕の言ったことがよほど意外だったのだろう、信じられないという表情で、両手を胸の前で組み合わせたまま静止している。 「ゴールド、それってどういうことですか?」  ポポが後ろから、僕の言ったことの意味が分からない、というように尋ねてきた。 「そのままの意味さ。ここで解散ってことだよ。ポポは新しいパートナーを探すなり、野生に帰るなり、吉野町に住むなり好きにすればいいよ」  少し無責任な気もするが、僕が変にかかわっても、彼女にとってよくないだろう。結局、すべてを決めるのは彼女の意志なんだし。 「ゴールドはどうするですか?」 「僕? どうするって……考えてなかったなあ。受験までは時間があるし……まあどうだ...
  • @wiki全体から「もう何も信じない第7話」で調べる

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