ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ内検索 / 「サトリビト・パラレル」で検索した結果

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  • サトリビト・パラレル
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  • サトリビト・パラレル第五話
    370 :サトリビト・パラレル ◆sGQmFtcYh2 :2010/07/05(月) 22 23 28 ID EReNh1BU 「只今よりベスト・ドレスアップ・コンテスト女性の部本戦を行います」 「「「「「「「「「「「「うおっっっーーーーーーーー!!!」」」」」」」」」」」」」 ワールドカップの決勝でも始まるかのような歓声が会場全体に響き渡った。 異様な熱気。轟く地鳴り。しびれた僕の体。 「僕はいつまでしばられているんだろう・・・っと余計なことは考えちゃだめだったな」 僕の飲まされたもの・・・それは思った事が口に出るという、僕史上最恐の化学兵器だった。 「では本戦開始前に、ここでルールを説明します。まず本戦の仕組みですが、それぞれ3つのお題を課せられ、その中で合計得点の高かった 人が優勝となります」 「ふ~ん、でかい大会の癖に普通なんだな・・・」 「・・・え~、ゴホン・・...
  • サトリビト・パラレル第六話
    442 :サトリビト・パラレル ◆7mmBvdBzwo [sage] :2010/09/26(日) 00 50 39 ID PNJndRgl 「久しぶりだな、慶太」 ……あれ?もしかして父さん? 「大きくなったわね」 母さんまで! 目が覚めると目の前に父さんと母さんがいた。 「どうしてここに……いや、そんなことはどうでもいっか」 久しぶりの家族水入らずの時間なのだ。余計なことを考えて台無しにしたくない。 「慶太もやって来たことだし、何か食べにでも行こうか。慶太は何食べたい?」 「お寿司!」 「慶太ったら、相変わらずお寿司が好きなのね」 「だっておいしいんだもん!」 えへへ♪お父さんもお母さんもだ~好き! そんなとき、ぼくにいへんがおきた。 「あれ!?なんだかからだがとうめいになっていくよ!?」 「っ!?くそっ!悪魔どもの仕業か!」 「こわいよ!おとうさん、お...
  • サトリビト・パラレル第八話
    446 名前:サトリビト・パラレル ◆3AJ5MgwwGQ :2011/01/23(日) 10 13 03 ID /5lVnlr+ は~……酷い目にあった…… そう独りごちながら首をさする。 そこにはもう僕を苦しめていた棘付き首輪はない。 その経緯を、会話のみで思い返す。 「陽菜ちゃん、落ちついて。そんな人を殺しそうな目をしちゃダメよ」 「でも私の慶太が他の女にキスしたんだよ。落ちついてなんかいられないよ」 「それは服従の首輪のせいね。あれのせいでイルカとかいう豚の言いなりになっているだけよ」 「本当にアイツはむかつきますよね。私だけのお兄ちゃんなのに。それで、どうやって外せばいいんですか?」 「一番簡単な方法は、まず慶太の首を切断して首輪を外す。その後で恭子ちゃんの部保摩で首をくっつける事かしら」 「なら今すぐやっちゃおう。一刻も早く昆虫顔女から私の婚約者を奪い...
  • サトリビト・パラレル第一話
    302 :サトリビト・パラレル:2010/05/19(水) 23 46 53 ID ncgnUSHx ・・・え~っと・・・あれ? 目が覚めるとそこは不思議の国・・・ではなく誰かの家だった。 そう、僕は今まで誰かの家の誰かのベッドで眠っていたらしい。そんなバカな。 「あ、お兄ちゃん起きたの!」 「ん?恭子ちゃん?」 そっか、ここは恭子ちゃんの家だったのか。でもなんで恭子ちゃんの家に泊ったんだろう? 「もうすぐ朝ごはんができるから!」 恭子ちゃんは意気揚々と朝ごはんの支度をしている。 「いつもありがとうね」 「ど、どういたしまして///」 僕の言葉が余程嬉しかったのか、顔を朱に染める恭子ちゃん。 やっぱりかわいいな~・・・ん?『いつも』? 「あれ?恭子ちゃんはいつも僕に朝ごはんを作ってくれてたっけ?」 「何言ってるのお兄ちゃん?いつも私のごはんをおいし~って言って食べ...
  • サトリビト・パラレル第四話
    543 :サトリビト・パラレル ◆sGQmFtcYh2 :2010/06/23(水) 20 41 01 ID itWtxVFq 「ベスト・ドレスアップ・コンテスト?」 毒の(それだけではなかったが)脅威から逃れることができた僕たちは、その後行きついた町でそう書かれたチラシを見つけた。 「え~と、なになに・・・あなたの美しさを競うコンテストです。一位になると賞金が・・・10万Gだって!?」 あまりの額に驚いた。 一泊一人頭15Gで泊れる世界で10万Gといったら家でも買えるんじゃね? 「でもこれだけの額となると、優勝はおろか、参加すらできそうにもありませんね」 そうつぶやく姉ちゃんの横顔を見てあることを確信した。 「大丈夫だよ!姉ちゃ―――祥子さんが出れば優勝に間違いないよ!僕が保証する!」 だってこんなに素敵な人を今までに見たことがない。つい先日までは全く、これっぽっちも思わ...
  • サトリビト・パラレル第二話
    652 :サトリビト・パラレル ◆8jnT/g1A3Q :2010/06/01(火) 20 54 50 ID Q4AmEywj 僕たち一行は目的地に到着した。 道中様々な敵と出会い、数多の死闘を繰り広げて(主に僕と太郎君が)ようやくここまでやってこれたのだ。 「どうする?とりあえず先に宿でも取ってくるか?」 太郎君がまるでリーダー気取りに提案してきた。なんとなくムカつく。なんとなく反抗したい。 「まずはごはんだろ?レストランを探そうぜ!」 だが真のリーダーはどちらの意見も突っぱねた。 「まずは教会に行くのが先決でしょ?何かあったらどうするのよ」 あれ?陽菜ってキリスト教徒だっけ? でも僕なんかの疑問は所詮、ハエのようなものなのだ。叩き潰されるのが運命。 なので口にはしなかった。 教会に行くと神父さんから驚きの態度を取られた。 「あ、あの~・・・」 「今日は迷える子...
  • サトリビト・パラレル第三話
    ...・ 379 :サトリビト・パラレル ◆sGQmFtcYh2 :2010/06/18(金) 00 30 23 ID 47NtYt7u 僕は元来どこの宗派にも属していない。 だがこの時だけは神様に祈っていた。 どこの神様でもかまいませんが、どうか僕にご加護を。 ・・・ザッ・・・ザッ・・・ 神様が助けてほしければ超えてみよ!と言わんばかりによこした最初の試練。 敵はどいつだ!? 「・・・慶太ぁ・・・って寝てるか・・・」 どうやら最初の試練が始まったようだ。     僕 vs 岡田 「・・・スゥ・・・スゥ・・・」 「フフ、熟睡してるな~・・・寝ている顔もかわいいな~///」 成程、そうやって僕をおだてる作戦か。お生憎様、その程度で僕は倒せないよ。 「・・・キスしちゃおっかな~///」 「うわぁー!!」 開始数秒、すでに僕の負けが濃厚になった。 「あれ?...
  • ◆7mmBvdBzwo氏
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  • サトリビト・パラレル第七話
    581 : ◆FvYcw6pX6k :2011/01/03(月) 19 32 07 ID bV8eizUT 「今日はクリスマスイブか~」 目をキラキラと輝かせながら陽菜がそう呟いた。 ……なぜか僕の横で。 「え、え~っと……陽菜は何か欲しいものとかあるの……?」 こう訊き返さないといけない気がした。 「えぇ!?まさか慶太、私にプレゼント買ってくれるの!?」 やっぱりそう言う事だったのね…… しかも陽菜が大声で叫んだおかげで、またいつもの展開になってしまう。 「私にもお兄ちゃんからのプレゼントあるんだよね!?」 「えっ!?……も、もちろんさ!」 「慶太さんは優しい方ですね。まさかこんな姉にも用意して下さるなんて」 「……ははは」 「それで私とのクリスマスディナーはどこに予約したの?」 「ごめん結衣、さすがにそれは……」 陽菜を含めた4人とも無茶な事を言ってきた。 ...
  • サトリビト第九話
    7 :サトリビト:2010/05/08(土) 08 05 42 ID mXfirx1d 「今夜は雷を伴った強い雨が・・・」 ザザッーーー 今日は朝から雨が降っていた。それはもうザーザーと。 学校から帰っても雨がやむ気配はなく、ニュースでは今夜は雷まで鳴るとか言っている。 こんなとき考えるのは陽菜と恭子ちゃんのことだ。 恭子ちゃんは今日は両親がいると言っていたから心配事は何もないが、問題は陽菜だ。 陽菜は現在隣の家に一人で住んでいる。17歳だからたかが雨や雷くらいでどうって事はないと思うが、それでも心配してしまう。 でもそれくらいでメールや電話をするのは・・・なんとなく気が引けるんだよな。 う~ん、でもどうしようか? 「・・・なにさっきからう~う~うなってんだよ」 やっぱ一応メールくらい送ろうかな? 「シカトすんなや、コラァ!!」 「うおぉ!?」 目の前に閻魔だ・・...
  • サトリビト第七話
    554 :サトリビト:2010/05/01(土) 19 20 03 ID DUthe+ZN 「占い?」 「そ!良く当たるって有名なんだよ!だから一緒にいこうよ~!」 休み時間に岡田と談笑をしていたら、そんな話をされた。 僕は占いなんて信じるたちではないが、やはり岡田も女の子、そういうのが好きらしい。 「でもそれなら友達と行った方がよくないか?」 やっぱり占いなんか信じていない僕と行っても岡田は楽しめないだろう。 そう思って聞いたのに、岡田は怒り始めた。 「・・・私とは行きたくないっていうわけ・・・ふ~ん・・・彼女にそう言う事言うんだ・・・ふ~ん」 (このバカ慶太!!慶太と行きたいからこうして話したんじゃない!!) 岡田の言うとおり。一緒に行きたくもない奴にこんな話は普通持ちかけない。 あとできれば彼女ってあんまり強調しないで頂けます?陽菜さんに聞かれると色々と面倒なので...
  • サトリビト第十話
    135 :サトリビト:2010/05/13(木) 19 08 04 ID WfUne3eB 午前0時。今僕はリビングのソファで身を丸めている。なぜかワンピースを着て。 今日の陽菜はどこかおかしかった。いつもならこんな仕打ちは絶対しないのに。 プリクラ云々の辺りから突然雰囲気が変わったんだっけ?いや、よく思い起こせば僕の大好き発言から空気がおかしくなっていった気がしたな。 それの何が陽菜の機嫌を損ねたのかは分からないが、怒っているのは一目瞭然だ。それもかなり。 どうすればいいか考えていたところで、あることに気がついた。 もしかして照れてしまったんじゃ? 自分から誘ってしまったことに対して羞恥心が沸き起こり、いざその場面を迎えると恥ずかしさから拒否をしてしまった。怒っているのではなく、照れからそう見えてしまっ たのでは? そうだ!そうに決まっている!・・・フフ・・・ツンデレ陽菜...
  • サトリビト第八話
    684 :サトリビト:2010/05/05(水) 12 25 50 ID HLEr4wWp 「カラオケ?」 「そ、カラオケ!ほら陽菜ちゃんが転校して来た日に行こうとしたけど・・・お前がキレておじゃんになっただろ?」 あ~そんなこともありましたね。すっかり忘れてました。 今は飯の時間。もちろん、僕は購買で買った(買わされた)パンを食べている。 「だから今週の土曜にカラオケ行こーぜ!!」 (あ~祥子さんとのカラオケデート!!) 「・・・姉ちゃんは連れて行かんぞ?」 「なんでだよっ!!大勢の方が楽しいだろ!!」 なんでじゃない。これ以上寿命を縮めたくないんだ。 「嫌だ。姉ちゃんだけは誘わない」 できれば岡田さんも遠慮願いたい。 「・・・とおっしゃっていますが?」 は?大和は誰に話しかけてんだ? 「ほぅ・・・ウチだけをのけ者にしようってのか?」 あ、あれれ?そのドヤンキ...
  • サトリビト第三話
    269 :サトリビト:2010/04/20(火) 18 06 46 ID 0HSRQJj6 私の名前は佐藤陽菜。 私にはみんなには言えない秘密がある。 人の思考が分かるのだ。 科学者たちの間ではこの能力の事やそれを持っている人を総称してサトリと呼んでいるらしい。 このサトリと呼ばれる能力には先天性と後天性の二種類が存在し、後者の方は主にこの能力が未発達で強い感情にのみ力を発揮するようだ。 サトリの多くはこの後天性の方を指している。 だが稀に生まれたときからこの能力を発揮できるものがいる。先天性だ。 先天性には後天性と違う3つの特徴がある。 集中さえすれば頭に響いてくる声の音量を調節できること、感情の起伏に関係なく、頭をよぎった程度の思考さえも聴きとれること、そしてサトリでさえも心を悟ることができないことだ。 これだけを聞くと先天性として生まれた人たちは幸せと思うだろう。実...
  • サトリビト第二話
    118 :サトリビト:2010/04/14(水) 21 46 51 ID KnfIAlzI 人の思考が分かる。 聞いたところとても便利な能力に見えるが実際はそうではない。 僕の場合は強い感情にしか反応しないし、人間にとって強い感情というのはほとんどが負の感情である。 憤慨、慟哭、焦慮・・・ そんな感情がいちいち頭の中に入ってくるのである。 この能力に目覚めたとき僕は一時期引きこもりになった。 来る日も来る日も人間の嫌な部分ばかりが見えて、人と接することが怖くなったのだ。 そのときは本当に追いやられていて、小学校の時だったが自殺まで考えた。 そんな僕を救ってくれたのが陽菜だった。 陽菜は僕が休んだ日からずっと家に来てくれた。 今日の算数の宿題は~、今日りさちゃんがね~、今日掃除中にね~・・・ 毎日毎日家に来ては今日の出来事などを嬉しそうに話してくれた。 そしてきまって...
  • サトリビト第四話
    342 :サトリビト:2010/04/22(木) 19 23 44 ID 946/fIYE 今僕は自分の家のリビングにいる。 僕の家のリビングにはL字型の4人掛けソファがあるのだが、僕は地べたに正座していた。別に正座が好きなわけではない。 ただ4人の女性が占領しているからだ。 今日は土曜日。秋祭り当日。 祭りは夜からだがみんなで一緒に行こう、という事でこうして僕の家に集まっていた。 集まって行くのには問題ないのだが・・・人選を間違えたのだろうか、空気が重たく感じる。 ふと隣を見る。大和だ。 大和は気合いを入れているのか髪の毛を立てている。服も昨日僕と街に行ったときに買ったものをさっそく着てきた。2万円のTシャツだ。 (やべー!!写メで見るより実物の方が超きれいだ~!) ちなみに大和の熱い視線は真っ正面に座っている姉ちゃんに向けられていた。 大和、悪いことはいわないからそ...
  • サトリビト第六話
    474 :サトリビト:2010/04/27(火) 20 06 01 ID RXffyHSx 「どうだった?メリーちゃんの電話を真似たんだけど怖かった?」 ・・・大変恐ろしゅうございました、ハイ。 今恭子ちゃん家の玄関で修羅場が繰り広げられていた。 目の前には微笑んでる陽菜、睨みつけてくる岡田と姉ちゃん、抜け殻の大和。僕は玄関先で得意の正座をしていた。 「ちょっと早川!急に帰ったかと思ったらなんでここにいるの!?しかも一人で!!こんな時間に!!」 (あのガキ、人の彼氏に手だしやがって!!ふざけんなっ!!) やっべ・・・岡田さんが半端ないっす・・・っていうか僕は仮の彼氏でしたよね? 「・・・おい慶太・・・ちょっと恭子だせや・・・」 (・・・コロス) 一つ質問してもよろしいですか?お母様からはなんと説明を受けたのですか? 「ふ、二人とも落ち着いて!!何か勘違いしてると思うけど...
  • サトリビト第一話
    88 :サトリビト:2010/04/11(日) 13 23 01 ID BGfcc4EP 僕の名前は早川慶太。高校2年生。 容姿は普通、勉強は数学が平均より少し上、運動は少し下といった所謂一般層にあたる人間だ。 「いってきま~す」 今日も学校だ。 僕の学校は家から遠いので、いつも電車を使って通学している。 ……本当はあんまり人の多いところは行きたくないんだけどな。 電車に乗ってしばらくすると今日もアイツに声をかけられた。 「おはよ!」 同じクラスの岡田結衣。ちなみに中学からの同級生だ。 「おはよ」 「ねぇねぇ、昨日の数学の宿題やった?」 「まぁ一応は・・・」 「お願いっ!学校行ったら写させて!」 両手を合わせてお願いのポーズをしている。 岡田は数学の宿題をしてきたことがほとんどなく、いつも僕に見せてとお願いをしてくる。 今こうして岡田と気軽に話している僕が言うの...
  • サトリビト第十四話
    362 :サトリビト ◆sGQmFtcYh2 :2010/07/05(月) 22 16 36 ID EReNh1BU あれからどれくらいの時間が過ぎたのだろうか? 家を出たときはまだ人が歩いていたこの道も、今では僕一人しかいない。 「・・・姉ちゃん・・・」 自分のしたことは分かっている。もちろん、後悔もしていない。 だってこれは姉ちゃんのためなんだから。 しかし頭では理解できたが、体の方は理解できていなかった。 目の前には見慣れた我が家。 結局のところ、僕の居場所はここだけのようだ。 玄関のノブに手を掛ける。 今は午前3時を過ぎていた。きっと姉ちゃんも寝ているころだろう。 できるだけ音を立てずにドアを開ける。 その先、家の中の明かりはすべて消えていた。音も聞こえない。心の声さえも。 「・・・やっぱり寝てるか」 姉ちゃんがいないことを確認した後、目的の物を探すことに...
  • サトリビト第五話
    404 :サトリビト:2010/04/25(日) 09 38 47 ID TnpzQatt 最近僕の学校ではある噂が広まっている。 僕と山田と陽菜と購買の美女が4角関係を繰り広げている、大和はシスコン、そして岡田と太郎君が付き合っているの3点だ。 前者は何となく(そういえば陽菜が最近忙しそうだな)、中者は自然に消えていった。 ところが後者は太郎君のノリノリな発言(そういえば陽菜が休み時間の度にいなくなる)から信憑性が増していった。 そんなある日・・・ 「あ~、もう我慢できない!!」 突然岡田が切れた。 「なんで私があんなむさくるしい男性ホルモンの塊みたいなやつと付き合うと思うわけ!?」 (誰だそんな噂をはじめに流した奴は!!ぶっ殺すぞ!!) この前のローキックといい、なんか最近姉ちゃんに似てきたな・・・ 「ねぇ早川、まさかあんたも私がアイツと付き合っているって思ってない...
  • サトリビト第十五話
    338 :サトリビト ◆sGQmFtcYh2 :2010/07/19(月) 21 00 37 ID 2g3K5WbL 家を出た僕は手当たり次第に走った。 公園、学校、駅・・・ けれど姉ちゃんの姿を見つけることは出来なかった。 携帯だって何度かけてもつながらない。 「どこ行ったんだよ・・・!」 何な手紙を残すくらいだ。もうこの近くにはいないかもしれない。 それだったらまだマシだ。 『そして今度生まれ変わったときは、お前に優しくするよ』 家を出てからずっと、この一行が気になっていた。 あの手紙は咄嗟に書いた様には見えない。時間をかけて、それこそ今日の朝からずっと考え込んで書いたような、そんな印象を受ける。 ならばこの文の意味はなんだ? 今度生まれ変わるってどういう意味だ? 背中の汗が止まらない。単に走っているからだけではない。 最後の心辺りの場所に着いた時、すでに...
  • サトリビト第十二話
    485 :サトリビト ◆8jnT/g1A3Q :2010/05/26(水) 21 00 28 ID uBfwq/qX 「・・・え?」 「こんなことをしておいて言うセリフではないけど・・・もう恭子ちゃんとはキスできない。いや、したくない」 あの占い師が言っていた4回の選択のうちの一つが今だったのかもしれない。 そうだとしても・・・自分の選択に後悔はしていない。 「ごめん、陽菜・・・俺に何か用があったんだろうけど、それは明日でもいいかな?これから恭子ちゃんと話し合いたいから」 少しの間を経た後、陽菜が返答を返した。 「・・・慶太が言ったこと全部本当なの?それに嘘偽りは絶対ないの?」 「あぁ。キスしたことも、恭子ちゃんに恋愛感情がないことも」 「・・・他に好きな人がいることも?」 陽菜が好きなことも、 「本当だ」 「・・・分かった。私、慶太を信じるから」 その言葉を最後に...
  • サトリビト第十一話
    211 :サトリビト:2010/05/16(日) 22 59 46 ID tL81nTxM 僕は電話を受けた後、一目散に恭子ちゃんの家に向かった。 どうしてあの時すぐにでも電話を掛けなかったんだ!?どうして今の今までそのことを忘れていたんだ!? 悔やんでも仕方がないことは分かっていたが、それでも自分の軽率な行動に対して怒りを感じる。 やっとの思いで恭子ちゃんの家に着いた僕は、すぐにチャイムを押した。 「どちら様でしょうか?」 「僕です!早川慶太です!」 訪問者が僕だと分かると、恭子ちゃんのお父さんが慌てて出てきた。 「すまないね、呼びだした形になってしまって」 「いえ、お構いなく。それより恭子ちゃんの容態は?」 「・・・まぁ、上がって話そうか」 廊下を経てリビングに行くと、そこには深刻そうな顔をして座っている恭子ちゃんのお母さんがいた。 「どうぞ楽にしてくれ」 その...
  • サトリビト第十三話
    291 : ◆sGQmFtcYh2 :2010/06/14(月) 20 31 24 ID egWacMad もうすぐ学際がやってくる11月。僕はただ無気力な日々を過ごしていた。 恭子ちゃんがいなくなってからというもの、毎日がこんな調子なのだ。 「ちょっと早川!もうちょっとシャキッとしなさいよ!」 (恭子ちゃんがいなくなってさみしいのは分かるけど、もうちょっと私のことも気にかけてよ!) 岡田は相変わらず元気だ。その元気を少し分けてもらいたい。 「そう言えば・・・最近陽菜ちゃんも元気ないのよね・・・」 言われて陽菜の方に目をやると、何やら鞄の中をごそごそとやっていた。 そう、僕だけでなく陽菜の様子もこのところ変なのだ。学校に来たら机の中をひたすら覗いたり、時折あちこちをきょろきょろと、まるで 誰かを探しているかのように目を配らせている。 でもその事について訊ねると、 「なん...
  • 長編SS
    ...vqmWFAqQ氏 サトリビト・パラレル ◆7mmBvdBzwo氏 囚われし者 ◆DOP9ogZIvw氏 触雷! ◆0jC/tVr8LQ氏 森山家の青少年 きみとわたる(完結) ◆Uw02HM2doE氏 軋んでいく歯車 ◆fyY8MjwzoU氏 藤川少年の事件簿 ◆Uw02HM2doE氏 ヤンプラ+ 非日常での日常 People WHO SAVES MEN(PSM) 自宅警備員の姉 『僕は妹に嫌われている』 僕は自分が大嫌いだ ◆3BXg7mvLg0RN氏 家族 黒い陽だまり ◆riLyp5qrlZvj氏 リバース(完結) ◆Uw02HM2doE氏 『これから』を君と 我が幼なじみ ◆ZWGwtCX30I氏  タイトル未定 死ねない人 少し大きな本屋さん 娘 闇に潜む紅眼 白い翼 ◆efJUPDJBbo氏 Hi! JACK!! ◆s6tsSccgEU氏 ヤンデレの娘さん ◆yepl2...
  • サトリビト第十六話
    907 名前:雌豚のにおい@774人目[sage] 投稿日:2013/09/01(日) 23 37 05 ID 5duPFkJ. [2/13] 「俺と付き合ってください!」 中学校2年生になった頃、私はある先輩に告白された。 その人は友達の間でもしばしば話題に上がっていた人だったので、顔くらいは知っていたけど、話したことはこれまで一度もなかった。 だから呼び出されたことだけでも驚いていたのに、ましてや付き合ってくれと言われるなんて考えもしなかった。 「え、えっと……」 返事に迷う。 私だって思春期の女だし、彼氏が欲しいって少しは思うことだってある。 でも初めて話をした人と付き合うのには抵抗があった。 そんな風に思案しているとしびれを切らしたのか、先輩は悲しそうな顔をして「ダメか?」と尋ねてきた。 「いきなりで悪かったと思ってる……でも、もういてもたてもいられなかったんだ!それだけ君のこと...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄パラレル編
    以下のNGワードがOKの方のみ、お読みください。 ・夢オチ ・女体化 580 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2007/12/01(土) 06 35 14 ID jRR78z+M *****  弟と共に自宅の玄関前にたどり着いた。特に何も考えず、玄関のノブをひねる。 「うむ?」  ノブを回した状態でドアを引いたのだが、固い手応えしか返ってこない。戸は開かなかった。  何度繰り返しても同じだ。引く度に鉄製のロックが不満を漏らすように硬質の音を立てるだけ。 「中に誰も居ないみたいだな」 「おかしいね。今日は平日だから母さんが居るはずなのに」 「買い物にでも行ってるのかもな」  いつものパターンで考えれば、母は六時を過ぎる頃には夕食を作っている。  そのはずなのに、今日は中にいない。珍しいこともあるものだ。昼寝しすぎたのであろうか。  し...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄
    埋めネタ~ヤンデレ家族~ ヤンデレ家族と傍観者の兄第一話(勘違い編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第二話(勘違い編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第三話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第四話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄パラレル編 ヤンデレ家族と傍観者の兄第五話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第六話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第七話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第八話(クリスマス編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第九話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十一話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十二話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十三話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十四話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十五話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十六話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十七話(...
  • 『除夜の鐘に俺は泣く』
    727 名前:『除夜の鐘に俺は泣く』[sage] 投稿日:2014/12/31(水) 19 14 54 ID Mfjax4wo [2/7] ゴーン♪ ???「お、鳴り始めた。」 俺の名は、平田 しがない高校三年生さ 今年は、受験もありかなり大変だったがなんとか幼なじみの音無と佐久間と、同じ大学に合格した いや~つらかったの何のって ゴーン♪ 平田「82~」 ゴーン♪ 平田「83~」 83を数えた時!眩しい光が俺の部屋いっぱいに包んだ 平田「おわぁ!」 ???「驚かせてすまん!!急をよおしたんだ!」 目の前に、頬は痩せこけ目の下に隈が出来た男がいた 平田「誰だあんた?!」 平田1「今から、10年後おまえだ!」 平田「は」 平田1「次にお前は、【んな、馬鹿なことはない】という」 平田「んな、馬鹿なことはない」ハッ 平田1「信じたかな?なんだったら、俺しか知...
  • あなたのために 第一話
    451 名前:あなたのために 第一話 ◆PLalu2rSa. [sage] 投稿日:2009/05/02(土) 12 49 52 ID Y7M3agut 「マサトくん、朝ですよ、起きて下さい」 私は出来るだけゆっくりと、マサトくんの身体をゆすってあげます。 マサトくんはすごく低血圧で朝が弱いので、間違っても叩き起こしたりしてはいけません。 「んー・・・?ミク・・・?」 マサトくんがゆっくりと瞳を開き、私の姿を認識してくれます。 寝ぼけ眼のマサトくんの顔はとっても眠そうで、それでも起こさなければならない事に、私は思わず罪悪感を抱いてしまいます。 「はい。おはようございます、マサトくん。そろそろ起きないと学校に遅刻してしまいますよ?」 「・・・眠い。もう少し寝ていちゃダメ・・・?」 温かい布団の中から、頭一つだけを出してマサトくんは私に懇願してきます。 マサトくんのお願いとあれば、私としてはそ...
  • あなたのために 第四話
    245 :あなたのために 第四話 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/06/06(土) 00 13 45 ID uUb2CVRa 「やれやれ、とんだ茶番に付き合わされたものだね」 私は自分の足元に転がっている、氷室さんを見降ろして呟く。 右手に剃刀の柄を握り締めたまま、地面に横たわり、気絶している彼女を。 対する、私の姿はと言えば、右手に先程氷室さんの首筋に打ち込んだ手刀の形を作ったまま、氷室さんを見下ろしている。 「マサト・・・君が氷室さんの気持ちにさっさと気がついていれば、こんな事にはならなかったんだ。わかっているのかい?」 しかし、目の前のマサトは、青ざめた顔で、 地面に横たわっている氷室さんを抱きあげることにご執心だ。 私の言葉など聞いちゃいないようだった。 「安心し給え、気絶しているだけだよ」 氷室さんが呼吸をしている事を確認したマサトは、大きく...
  • あなたのために 第二話
    617 名前:あなたのために 第二話 ◆PLalu2rSa. [sage] 投稿日:2009/05/12(火) 00 41 20 ID 93m2XEnV マサトくんと、マサキ先輩は同じクラブで出会いました。 当然ながら私もマサトくんと同じクラブに入ったのですが、そこで私たちが一番初めに打ち解けたのがマサキ先輩でした。 きっかけは簡単です。 マサトとマサキ。たった一文字違いの名前という事で二人は部内で話題になりました。 秋津マサトと若槻マサキ。 女性でマサキ、というのはなんだか珍しいです。 でも、マサキ先輩はその名前に負けないくらい変わった人でした。 黒髪の長身に、整った顔立ちに能面のような無表情を張り付けた、絶世の美人。 それが、誰が見てもマサキ先輩の外見を評した時の言葉です。 ・・・でも、中身はまるで変なのです。 どれだけ変なのかは、先ほど見て頂いた通りなのですが・・・。 その日、私たち...
  • あなたのために 第三話
    57 :あなたのために 第三話 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/05/23(土) 01 20 49 ID ZvS9Dk39 その日、いつものように私は、マサトくんのお部屋までお迎えにあがりました。 昨日の夜、帰宅されたマサトくんは、私達と一緒に晩御飯を食されることなく、お休みになりました。 もしかしたら、マサキ先輩と何処かで食事をされて来たのかも知れません。 もし、これからもそういう事が増えるなら、マサトくんの分の晩御飯は、自重しなければいけない日も増えるかも知れませんね。 私の手料理を食べて頂けないのは非常に残念ですが、これもマサトくんの幸せの為です。 きっと、私よりマサキ先輩とご一緒に食事をとられた方が、お幸せでしょうから。 ・・・これから、どのくらい私はマサトくんのお世話の部分を、マサキ先輩に引き継げば良いのでしょうか? 毎日の起床は?毎日の朝ごはん...
  • 闇母第三話
    49 :闇母 [sage] :2008/01/12(土) 19 47 20 ID f5RU4BjJ 〈茉奈Side〉 スカッとするくらい気持ちいい音がリビングに響いた。ついに、お父さんが、荒だった。お母さん、いや、あの年増、ほんと無様。 泣いたところで無駄無駄。“今のお父さん”にはね。 私はいつからなんて分からないけれど、ずっとずっとずーーっとお父さんといたいって思ってた。お父さんの笑顔に、仕草に、言葉に、私のこの小さな胸はドキドキしてしまう。お父さんの全てが欲しい。ただそれだけ。 けれど、人の恋路を邪魔するヤツがいる。お父さんの幼馴染み?知らないよ、そんなこと。 不思議なのは、私はあの年増をなんとかしなくちゃいけないって分かること。何をすればいいのかも、身体が分かるの。 『嘘も方便』。過程なんて、関係ない。私が欲しいのは、結果だけ。悪いね、お...
  • 上書き第1話
    584 :上書き ◆kNPkZ2h.ro [sage] :2007/02/10(土) 19 41 39 ID EZ/bc10q 「ねぇ、何で夏なのに上着なんか着てるの?」 「別にいいだろ…」 帰り道、沢崎誠人は隣で寄り添っている城井加奈の顔色を伺いながら答えた。 目が合うと誠人は慌てて視線を逸らす。 「暑くないの?」 「あぁ、暑くない。これ着てるくらいが丁度いいんだよ」 嘘だった。真夏の炎天下に黒の学ランは最悪の組み合わせだ。 常に流れ落ちる汗をハンカチで拭いながらも、平生を装って加奈のロングの黒髪を撫でる。 くすぐったそうに笑う加奈を誠人は本当に愛しいと思った。 若干大きめの制服から覗くか細く弱々しい手足を美しいと思った。 少し動く度に漂う髪の匂いが心地良いと思った。 この笑顔がいつまでも続く事を心から望んだ。 ほどなくして、二人は自宅に到着する。 二人の家...
  • 真夜中のよづり3
    741 :真夜中のよづり3 ◆oEsZ2QR/bg [sage] :2007/02/12(月) 22 42 16 ID MD4+xJFQ 「私に優しくしないでね。かずくん」  よづりは俺をリビングに案内するなり、こう宣言した。俺は眉をひそめる。  あれか、これは今流行の不思議系とかお姫様系とかそういうのか。しかし、この姫はクリームいっぱいのいちごショートケーキのお姫様というよりかは、蝙蝠や墓場が立ち並ぶ暗黒世界の姫に近い。 俺の説明で、ゴシック系を浮かべたら俺は違うと言い張る。そんな上品なものじゃない。もっと毒々しい感じだ。毒の沼とかそんなの。  榛原よづり宅のリビングは床暖房が効いているのか、足からぬくぬくしていてとてもあったかかった。  しかし、榛原よづりはその上をまるで氷の上に立つかのように冷たそうに歩く。この人もしかしたら体温無いんじゃないのかと疑ってしまうほど、彼女は...
  • 題名のない短編その八十八
    279 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/10(水) 00 31 05.56 ID OPSRWRVv [2/17] 最近幼馴染みが少しだけおかしい…。 いや、かなりおかしい。 俺の幼馴染みはイジメられてるんじゃないかと疑いたくなるほど、おとなしい部類の人間なのだが……最近周りの人間に対して威圧的な態度で凄んだり、睨み付けたり、過剰な態度をとるようになってしまった。 とくに女…つまり異性が俺に近づいてくる時は手が出る時もある。 理由は…よく分からない。 俺と二人の時は普段通りオドオドした人見知りの女の子のままなのだが…。 「ねぇ…そうくん…あの…」 俺の名前を小さく呟く小柄な女の子。 コイツがその幼馴染み。 「なんだよ?早く帰らないと風邪引くぞタエ」 空を見上げて返事を返した。 今俺達二人は、学校の帰り道を早歩きで帰っていた。 何故早歩きなのかというと、...
  • 『コウヘイッ、タイマンじゃあ!!』中編
    417 :『コウヘイッ、タイマンじゃあ!!』 ◆uC4PiS7dQ6 [sage] :2009/03/07(土) 23 01 14 ID LjFfxjT7 1  カラカラカラカラ、喉が渇く。こんな光景を見せられて、唾を飲むのが精一杯。  夕焼けの陽射しが窓から差し込み、この部屋は紅トーンで綺麗に染められた。  そんな神秘的な空間で、夕日よりも赤い長髪を羽ばたかせ、天然の赤い瞳を潤ませた幼馴染みが、ベッドの上でボクを誘ってる。  ウサギと同じ、淋しがり屋な赤い瞳で。ボスンと音を鳴らし、ベッドに沈んだムチムチの身体で。  サキちゃんは、自分がとっても魅力的な女の子だと理解した上で、ボクから襲われるお膳立てをしてる。レイプさせようとしてるんだ。  神秘的な空間で、尚も幻想的な赤いウサギは、エッチしたくなるような、チンチン挿れたくなるような、そんな状況にボクを追い込んでる。 「壊し...
  • 夫が隣りに住んでいます 第9章
    70 : ◆WBRXcNtpf. [sage] :2007/04/24(火) 01 00 07 ID rBKOmnMd 第9章 『誠一さんはなぜか逃げてしまった。』 『何故帰ってきてくれないの?なぜ私を抱きしめてくれないの? なぜ「ただいま」といってくれないの?・・・』 真奈美は考えても考えても解けない疑問に苛まれていた。 もうあの再会からかなりの時間が経っている、 太陽はもう沈みきり外は暗くなっている。 今、真奈美が居るリビングも電灯を灯さなければ真っ暗闇だ。 だが真奈美は電灯をつけることもなく一人暗い部屋でひざを抱えていた。 そんな時、ふと聞きなれた夫の声が聞こえた。 いつも自分と睦みあっていたときの声だ。 初めは幻聴かとも思ったが何故か妙にはっきりと聞こえる。 しかもその音源は何故か隣家から発せられたいた。 ・・・ 何がおこっているのか、...
  • Cinderella & Cendrillon 3
    708 名前:Cinderella Cendrillon 3[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 14 35 22 ID HdknHNrn ~依音side~ 「はぁ~……」 今日の寝起きは最悪だった、風邪は幸い問題ないレベルまで治っていたが、昨日のひめねぇの件で全く寝れなかった。 あれはなんだったんだろう……正直顔を合わせたくない、また同じ状態になったら乗り切る自信がないから。 「笑えない、全く笑えない。」 低血圧の俺が朝からこんなに頭が働くということは、昨日の睡眠時間がいかに少ないかを表している。 「学校いこ。」 ベッドから抜け出し、制服に身を包む。 今日の授業はなんだったっけな……地理があるとうれしいんだけど…… 身支度も終わり1階へと延びる階段を降りる……そのままリビングに繋がるドアを開ける。 「おはよう、ひめねぇ、さきねぇ。」 「おはよう、えねちゃん。」 「おはよ...
  • 題名の無い短編その二十三
    956 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/04/23(水) 01 21 14 ID nE7DAgvz 超短編 「安曇君……」 また、やってしまった。 グラウンドで部活をしている安曇君の姿を見ながら 誰もいない教室で自慰にふける。 我ながら、どこかおかしいことも自覚している。 でも、ヤメラレナイ。 安曇君……。 安曇君が私の思いに気づいてくれないのが悪いんだよ? こんなにこんなにこんなに思ってるのに。 教室でオナニーしちゃう変態さんなっちゃったのも安曇君のせいだよ? だから せきにんとってくれるよね?
  • Are you Youta? 第2話
    58 :Are you Youta?:2010/09/13(月) 00 29 21 ID rKGw24w1 皆さんは転生という言葉を聞いたことはあるだろうか。 転生とは生まれ変わること。つまり一度死の経験を味わい、またこの現世に舞い戻ること。 俺はあまり現国が得意な方ではないから転生についてはこんな感じにしか言えない。 何故いきなり転生について語ったかというと、俺は転生してしまった。本当に 結局葬式では俺がいきなり蘇り、かなりの混乱を起こしてしまったが、蘇って良かったオーラが出てきてなんとかその場は収束した。 そして時早く5年が経ち、俺こと陽太は 「陽ちゃん~。朝ご飯できたよー。」 「あいよ。」 風上陽太ではなく、雲下陽太として新たな人生を歩むことになった。 今更だがここで過去の俺の状況を確認。 ...
  • 溶けない雪第八話
    477 :溶けない雪 [sage] :2007/11/26(月) 19 25 36 ID MLwnsq7n 8 カーテンを開ける。 カーテンを開けた瞬間に差し込む健康的な光。 天気は、今日の幸先の良さを思わず感じさせる程の晴天だった。 ベッドから本格的に起き上がり、 始めに感じたのはとてつもない空腹感。 凄くオーバーなリアクションを取るとしたら、 ベタだが死にそうな位と言いたくなる程に、お腹が空いていた。 考えてみれば、昨日の夜から今日の昼まで何も食べていない。 お腹が空いているとなればやる事は一つしかない。 携帯をポケットにしまい、一階の冷蔵庫に向かう。 短い廊下を通って、階段を降りる。 階段を降り終わると、直ぐに目的地、リビングに着いた。 リビングと聞くと賑やかなイメージが自分の中ではあるのだが、 今自分の視界に入...
  • Chains of pain第五話
    228 :Chains of pain [sage] :2009/04/15(水) 03 15 36 ID JVkwr/Bz 「うん、それじゃあまた明日、七海……」 「また明日。ちゃんとカレー、食べてよね」 「もちろんだよ」 春斗の手にはカレーのタッパーがあった。 「……優花ちゃんによろしくね」 「わかってるって」 笑顔でそう返すと、春斗は歩き出した。 「…………また……明日……」 「ただいまーーーっ、ごめんね優花」 いつものように扉を開けて入る。 「お帰りなさいお兄ちゃん」 優花の足音が近づいてくる。 春斗は自分のタッパーではない別の匂いに気がついた。 「……お兄ちゃん、今日はカレーだよ」 優花は春斗の前で立ち止まると、さっそくタッパーに目が留まる。 「……あぁ、これ? 七海の家で教えて貰ったんだ」 「…………へぇ、教えて貰ったんだ……七海さんに……」...
  • ヤンデレの娘さん 脅迫の巻
    114 :ヤンデレの娘さん 脅迫の巻  ◆DSlAqf.vqc :2010/11/01(月) 01 04 52 ID wJ+H+9ca  「…千里くんの弱みって何ですか?」  ある日の下校中、俺こと御神千里(ミカミセンリ)は恋人であるところの緋月三日(ヒヅキミカ)に脈絡無くそんなことを聞かれた。  「や、割と弱みというか欠点は多いほうだと思うけど、何でいきなりンなことを?」  「…例えばですよ、ある日、まかり間違って千里くんがどこかの女狐に誘惑されて篭絡されるかもしれないじゃないですか」  「いきなりヘヴィな例え話だね」  「…それで、私に向かって『別れよう』とか言い出すかもしれないですよね?」  「……それで?」  「…だけどそれはある種の気の迷いで間違いで正さなきゃいけないことなんですよ!」  くわ、と身を乗り出して三日は言った。  「それと俺の弱...
  • 二月十五日
    368 名前:雌豚のにおい@774人目[sage] 投稿日:2014/02/16(日) 00 58 43 ID BuxU3gmE [2/7] 「ん、チョコ、あげる」 「お、おう」  朝目が覚めリビングに行くと、妹がそっぽを向きながら綺麗にラッピングされた箱を突き出してきた。  突然過ぎて言葉が詰まる。てか思考がマジで止まる。どゆことだってばよ?  思わず両手で受け取ったチョコの箱と妹の横顔を視線が往復し気付く。こいつ耳赤いけど、もしかして照れてるのか?  俺が受け取ったのを確認するとそのまま何も言わずに妹は俺の横を抜けリビングを出て行く。通り過ぎる瞬間良い香りが鼻腔をくすぐった気がした。それはチョコのように甘く優しい香りだった。  俺はあわてて振り向き妹の背中に「ありがとう」と言い、右手に持った箱を振る。中から固形物が動く音が聞こえた。  妹は足を止めコチラに振り返る。長い黒髪がふわ...
  • 真夜中のよづり9
    781 :赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg [sage] :2008/06/01(日) 21 20 49 ID 9IbQiTfu  さっすがにこの季節は日が落ちるのが早いこと早いこと。  ナイター施設のないグラウンドで練習していた織姫高校野球部(夏の県大会にて初戦敗退)は早々に解散したようで、校門からはブレザー下ジャージ姿の男子生徒がわいわい叫びながら排出されている。  遅くまで残っていた図書委員と図書室の住人のような、メガネの文学少女(一部腐文学)たちも黙って校門から抜けていく。  後は冬でも夜8時まで練習という俺には考えられないほどハードスケジュールを組まされている吹奏楽部と毎日残業ご苦労さんな先生らがだけが校舎内に残る。  チューバの音が音楽室から廊下まで響き渡る。そんな闇の帳がかかった教室で、俺は頭を抱えていた。 「さってと、どうするかなぁ……」 「えへ...
  • 嘘と真実 6話
    608 :嘘と真実 6話 ◆Uw02HM2doE:2012/06/17(日) 23 38 56 ID Q5b3WH.c ~ある犯人のプロローグ・2~ 計画は綿密に練らなければならない。 途中で頓挫してしまっては意味がないし、アイツを苦しませることが出来なくては成功とはいえない。 まずは孤立させよう。少しずつ侵食していき、恐怖を与える。 そう、まるでばれないよう食卓に毎日毒を盛るように。 6話 「ふわぁ……」 腕時計を見るとちょうど正午を指していた。約束の時間だ。 桜山市はどちらかといえば田舎で、待ち合わせ場所といえば駅前の時計塔の下くらいしかない。 休日ということもあり、時計塔の下は結構な人がいる。 「藤塚君っ!」 「あ……」 「ゴメン、待ったかしら?」 「……い、いや!待ってないよ」 女の子の私服は意外とドキドキしてしまうものだ。しかも相手...
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