ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ内検索 / 「ヤンデレの娘さん 観点の巻(女子)」で検索した結果
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ヤンデレの娘さん 観点の巻(女子)
667 :ヤンデレの娘さん 観点の巻(女子) ◆yepl2GEIow:2011/08/26(金) 21 02 43 ID rcML5ZKE 「うなー」 だらりと自宅のダイニングテーブルの上にジャージ姿の上半身を横たえ、明石朱里はうなった。 「宿題難しー、だるーい、やりたくなーい」 寝癖がついたままの姿(ノーメイク)で、だらしなく朱里はうなる。 彼女の横には数学の問題集とノート。 その様子を、正面に座る緋月三日が苦笑交じりに見ていた。 彼女の服装は、地味目のジーンズにシャツ。 いかにも、家にあったものを適当に組み合わせてきましたと言った風。 長い髪は後ろで無造作に括っている程度。 最近、三日は御神千里の父親であるプロのメイクさんのアドバイスを受けて、髪・肌のお手入れやメイクの腕が上達していた。(ただし、校則違反にならない程度) 平たく言って、かわいさ急上昇中だったのだが、今日はほとんどノー...
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ヤンデレの娘さん
ヤンデレの娘さん 告白の巻 ヤンデレの娘さん 交際の巻 ヤンデレの娘さん 恋敵の巻 ヤンデレの娘さん 義姉の巻 ヤンデレの娘さん 脅迫の巻 ヤンデレの娘さん 見舞の巻 ヤンデレの娘さん 転外 やんでれどうめい ヤンデレの娘さん 夏祭の巻 前編 ヤンデレの娘さん 転外 ぺぇじぇんと ヤンデレの娘さん 夏祭の巻 後編 上 ヤンデレの娘さん 夏祭の巻 後編 下 ヤンデレの娘さん 休暇の巻(表) ヤンデレの娘さん 休暇の巻(裏) ヤンデレの娘さん 転外 とすと ヤンデレの娘さん 暴露の巻 ヤンデレの娘さん 転外 3×3=9 part1/3 ヤンデレの娘さん 荒事の巻 ヤンデレの娘さん 転外 3×3=9 part2/3 ヤンデレの娘さん 観点の巻(男子) ヤンデレの娘さん 観点の巻(女子) ヤンデレの娘さん 転外 3×3=9 part3/3 ヤンデレの娘さん 朱里の巻part1 ヤンデレの娘さん 朱...
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ヤンデレの娘さん 観点の巻(男子)
636 :ヤンデレの娘さん 観点の巻(男子) ◆yepl2GEIow:2011/08/25(木) 20 01 15 ID uGE1Sjto 『人は皆、それぞれの…カンテン…に従って生きている』 「寒天ですか?」 『観点だ』 俺からのお約束のボケにツッコミを入れてくれる月日さん。 俺こと御神千里と、緋月月日さんとの、ある日の通話でのことである。 『例えば、君のような一般市民代表は、今の日常が概ね変わることなく続いて行くと思う、という…カンテン…に従っている』 「まー、非一般人にはそうそう持ちようが無い観点ですよね」 『しかし、ソレは本当に1人残らず誰しも等しく同じく…キョウユウ…されるものなのかな?』 「と、言いますと?」 『一般市民と言っても、それぞれがそれぞれで別人別固体だ。個性と言えば聞こえは良いが、考え方、物の見方…カンテン…は絶望的に異なる』 「ああ、雑煮の中...
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ヤンデレの娘さん 告白の巻
434 :ヤンデレの娘さん 告白の巻:2010/09/03(金) 03 16 42 ID E//dvSBC 拝啓 御神千里様ゴールデンウィークを終え、学園自慢の大桜も花もひとつ残らず散ってしまいましたね。 花の命もはかないものと言いますが、こうして散っていく様を見ますと少し寂しくも感じますね。 毎日お昼休みになると大桜の下で一時の休息をされる御神くんも同じ思いだと存じております。 毎日拝見させていただく御神くんの安らかな寝顔は、呆気なく散っていく大桜の花などよりも麗しく、私の卑しい心が癒されております。 ただ、大桜の木を物憂げに見つめる貴方を見る度、視線を向けられる大桜に悔しさを覚えることもあります。 ああ、大桜!大桜!大桜!大桜!大桜!樹木の分際で御神くんに見られ観られ魅られる栄誉を得ている大桜を、何度燃やしてしまおうかと思ったことでしょう。 あるいは、私以外のものに向く...
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ヤンデレの娘さん 交際の巻
680 名前:ヤンデレの娘さん 交際の巻[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 22 49 38 ID eE7Ry3FM [2/15] ガキの頃の俺は、割と聞きわけの良い子供だったと思う。 ただし、「聞きわけの良い」というのは「全くわがままを言わない」という意味である筈も無く。 後から考えてみると驚くほどのわがままを言うこともあった。 そんな時の夢を、時々見る。 今日の夢は、3歳くらいの時のこと。 保育園へ俺を預けようとする親に、俺が駄々をこねている。 ―――いっちゃやだ!――― 幼い俺が涙と鼻水をたらしながら言うのである。 それに対して、親は何と言っているのかは分からない。 なだめているのかもしれないし、わがままを言うなと叱っているのかもしれない。 現在の俺自身はその光景を他人事のように見ている。 ―――おとうさんはぼくのことなんてきらいなんだ!――― ...
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ヤンデレの娘さん 見舞の巻
39 名前:ヤンデレの娘さん 見舞の巻 ◆DSlAqf.vqc [sage] 投稿日:2010/12/06(月) 01 16 35 ID TyGkuzAn [2/20] 「ひづきんが風邪をひきました」 期末テストも近いある日の朝休みこと、俺は目の前の友人たちに向ってそう言った。 「ナルホド、あの黒くてちっこいのが見当たンねぇと思ったらそういうことか」 そう返すのは友人の一人、久々登場の葉山正樹(ハヤママサキ)。 白い半袖ワイシャツ(袖と胸ポケットに星座と月を象った、ウチの校章が入っているのがポイント)のボタンを上二つまで開け、すっかり夏モードだ。 「でも意外ね。みっきーのことだから風邪をひこうが足の骨が折れようが鮮血の結末しようが彼氏クンのところに来るものだと思ってたのに」 そういうのはもう一人の友人、というよりみっきーこと緋月三日の親友、明石朱里(アカシアカリ)。 こち...
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ヤンデレの娘さん 夏祭の巻 前編
9 :ヤンデレの娘さん 夏祭の巻 前編 ◆DSlAqf.vqc :2011/01/03(月) 19 14 48 ID AFjyYqDO 『私はね、類まれなる・・・フコウモエ・・・なんだよ』 「何ですって?」 自室。 飾り気のない、黒の携帯電話の向こうで発話された月日さんのアホな台詞に、俺は思わず聞き返した。 緋月月日さん。 緋月三日のお父さん。 和装仮面。 ゴツい首輪に長い鎖。 電話の向こうで今身につけているのは作務衣か着流しか。 この人とは夏休み前に初めて会って以来、ちょくちょくこうして電話やメールをしてくるのである。 夏休みに入った今となっては、ちょっとしたメル友である。 ・・・・・・あんまし歓迎したくないけど。 ちなみに、三日とは電話はしてもメールはしない。 そもそも、携帯電話を持っていないのである。 『不幸に萌えと書いて『不...
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ヤンデレの娘さん 義姉の巻
161 名前:ヤンデレの娘さん 義姉の巻[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 22 57 00 ID 3YlMb2N3 今日も今日とてゆるゆる過ごし、やがて気付けば下校時間。 日と月がバトンタッチをする時間、夕日が二つの影を伸ばしている。 「そう言えば、緋月の兄貴ってウチの生徒会長やってたんだって?三年くらい前に」 中でも長い方の影の持ち主、って要は俺、御神千里はいつものようにみんなとゆるゆるとダベる。 「…はい、お兄ちゃんが生徒会長で、お姉様が副会長だったと聞いています」 そう応じるのは小さく細い影の持ち主、緋月三日。 相変わらず華奢で細身なので、無駄にデカい俺と並ぶと兄妹のようにも見えるが、実際はそろそろ名前呼びイベントとか欲しい時期の恋人同士である。 「俺も今の生徒会長から聞いただけだけど、ハンパ無いイケメンで破天荒つーかアグレッシブな人...
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ヤンデレの娘さん 夏祭の巻 後編 上
784 :ヤンデレの娘さん 夏祭の巻 後編 ◆3hOWRho8lI:2011/06/19(日) 20 20 09 ID jWW4PdQE 突然だけど、前回の三つの出来事! 一つ!夏だ祭りだダブルデートだ! 二つ!三日ちゃんが射的の景品を1つ正確な射撃で撃ち落した!(どんどんぱふぱふー) 三つ!御神千里・・・おにーさんと零咲えくりがで出会ったのだ・・・なんだよ」 「って零咲ちゃん零咲ちゃん、零咲えくりちゃん」 俺はパロネタ(パクリ?)全開中の、前を行くロリっ娘に声をかけた。 お待たせしました、御神千里っす。 「どうしたの・・・かな、千里おにーさん」 「いや、いきなりそんなネタかまして何人が分かるのさ」 「ふえ、アニメや特撮番組でオープニングナレーションはお約束…なんだよ?」 「アニメじゃないよ・・・・・・ってそれよりも」 つい今しがたまで、うる...
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ヤンデレの娘さん 荒事の巻
542 :ヤンデレの娘さん 荒事の巻 ◆yepl2GEIow:2011/08/16(火) 15 07 25 ID vAX2GWOI Side Aika 荒縄で縛られた痛みが、彼女を覚醒させる。 ここはどこ、自分は誰、いや、そっちは分かる。 夜照学園生徒会庶務、一原愛華だ。 しかし、自分は一体どうしたのか。 そうだ、確か昨日1人で下校している時に、頭に衝撃が走って……。 「ウ……ン」 目を開き、辺りを見回す。 品の良い調度品に囲まれた、女性の、それもかなり富裕層の女性の部屋だった。 扉1つ分位の大きさの油絵が随分印象的だった。 「目が覚めましたかしら、ですわ?」 その部屋の、天蓋つきのベッドに1人の少女が座っていた。 耳元の隠れる、ウェーブのかかった長髪。 良く手入れされた色白の肌。 育ちのよさそうな、優雅な物腰の美少女。 愛華は彼女に見覚えがあった。 確か...
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ヤンデレの娘さん 恋敵の巻
180 :ヤンデレの娘さん 恋敵の巻 [sage] :2010/09/16(木) 23 38 18 ID gqlJWWuV 少女には、片思いの相手が居た。 その相手は料理部にしばしば助っ人に来てくれる二年生の先輩。 御神千里(みかみせんり) 一見すると眠そうな目元の持ち主で、実際居眠りの常習犯らしい。 けれど背は高く、容貌は悪くない。 「分からないコトとかあったら言ってねー、協力するからさー」 いかにも気楽そうに、間延びした口調でそう言って―――料理のことにはズブの素人だった少女に、一生懸命親身になって教えてくれた。 その時の嬉しさが、恋愛感情に変わるのにさほど時間はかからなかった。 学年が離れている上、掴みどころのない人なので、アプローチは難しかった。 何やら最近彼女が出来たとかいう話があるが、そんなことは関係ない。 あんな地味っ子よりも自分の...
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ヤンデレの娘さん 脅迫の巻
114 :ヤンデレの娘さん 脅迫の巻 ◆DSlAqf.vqc :2010/11/01(月) 01 04 52 ID wJ+H+9ca 「…千里くんの弱みって何ですか?」 ある日の下校中、俺こと御神千里(ミカミセンリ)は恋人であるところの緋月三日(ヒヅキミカ)に脈絡無くそんなことを聞かれた。 「や、割と弱みというか欠点は多いほうだと思うけど、何でいきなりンなことを?」 「…例えばですよ、ある日、まかり間違って千里くんがどこかの女狐に誘惑されて篭絡されるかもしれないじゃないですか」 「いきなりヘヴィな例え話だね」 「…それで、私に向かって『別れよう』とか言い出すかもしれないですよね?」 「……それで?」 「…だけどそれはある種の気の迷いで間違いで正さなきゃいけないことなんですよ!」 くわ、と身を乗り出して三日は言った。 「それと俺の弱...
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ヤンデレの娘さん 再会の巻
873 :ヤンデレの娘さん 再会の巻 ◆yepl2GEIow:2012/01/24(火) 14 42 14 ID 6bJj/6Gg 「俺達は、ほんの少しだけ絆を深めたんだよ」 なんてクサい台詞をドヤ顔で言った、(ついでに「似合わねー!」「格好付け過ぎ」というブーイングをゼロコンマ1秒で受けた)その日の放課後。 「よぉ」 俺と三日は聞き慣れた相手に声をかけられた。 中性的、というより今となっては凛々しいと表現するべき面立ち。 中学時代と比べるまでもなく、女性として限りなく理想に近い、しなやかな猫を思わせるプロポーション。 その全てを台無しにするシニカルな笑み。 しかし、今この瞬間には、その釣り目に剣呑な表情を湛えた彼女―――天野三九夜(アマノサクヤ)。 「やー、天野。何か用?」 俺はいつも通り、片手を挙げて応じる。 「『何か用』、ね。フン」 俺の言葉を皮肉っぽく返す天...
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ヤンデレの娘さん 夏祭の巻 後編 下
794 :ヤンデレの娘さん 夏祭の巻 後編 ◆3hOWRho8lI:2011/06/19(日) 20 29 33 ID jWW4PdQE って、ちょっと待てよ? 何でこの娘が3人目なんだ? 俺の予想では三日の母、緋月零日さんが来ているはずなのだが。 お仕事でむっちゃ忙しい人だとは聞いてるけど。 代役? 「ヒーロー番組観てる子供たちのアイドルを、こんな試験の試験官やらせんでも良かろうに……」 「こんな試験って…どういう意味かな、かな?」 「キャラ、ブレてるぞ」 「かな、かな…なんだよ?」 「どっちにせよパクリ感は否めないけどな」 「素人さんに駄目だしされた!?」 そんなに驚かれても。 実際、その通りだし。 それはともかく。 「月日さんは一体何を考えてるのかって話。君だって、この一件のためにかなり無理したんでない?」 「月日お兄ち...
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ヤンデレの娘さん 動揺の巻
980 :ヤンデレの娘さん 動揺の巻 ◆yepl2GEIow:2012/03/12(月) 00 37 35 ID 1Tyg1Pd. 中等部三年生が終わるころである。 俺は、空港の広い廊下で、九重かなえと会っていた。 と、言うよりも別れていた。 「キミもまぁ、よく来たものだね。今日出発だ、なんて学校の連中に伝えてなかったのに」 これから、俺達と別れて海外へ転校する飛行機に乗る直前。 そんなタイミングでも、九重はいつも通りの笑顔だった。 「伝えて……欲しかったかも」 内心のざわめきを抑え、俺は言った。 ちなみに、この辺りの諸々は一原先輩調べだ。 あの人には今も昔もかなわない。 「立つ鳥跡を残さず、って言うでしょー?いや、この場合は断つ鳥、かなー?」 「……もう、遅い」 少なくとも、俺の心には彼女の存在がしっかりと刻みつけられていた。 跡が、残るほどに。 「かも、ね...
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ヤンデレの娘さん 暴露の巻
472 :ヤンデレの娘さん 暴露の巻 ◆3hOWRho8lI:2011/07/29(金) 21 03 58 ID 2AmFjdJU それは、3年と幾らか前のこと。 「へぇーん」 夜照学園中等部、第二校舎屋上に上がった俺(とてもそうは見えないが当然中学生)に、そう声がかけられた。 時刻は昼休み。 教室にもどこにも居場所が無かった俺は、とりあえずの身の置き場所を探してこの場所に辿りついた。 「わざわざ好き好んでこんな場所に来るのがいるとはねー。よっぽどの物好きー?」 そう言ったのは、スラリとした体つきの女生徒だった。 艶やかな、セミロングの黒髪。 中等部の冬服に黒タイツ。 糸のように細めて笑う姿は、まるで美しい狐のようだった。 「しかも立ち入り禁止のこの場所。ひょっとして、キミ不良さん?じゃぱにーずばんちょーってやつー?」 クルクル舞いながら、クスクス笑う少女。 「違...
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ヤンデレの娘さん 交錯の巻
267 名前:ヤンデレの娘さん 交錯の巻 ◆yepl2GEIow[sage] 投稿日:2012/04/14(土) 13 12 41 ID Br3PhM8M [2/9] 「う……ん」 いつものように、たった一人のベッドで目を覚ます。 静かな室内に、思わず周りを見回す。 いつかのように、と言うよりもいつものように、三日が俺を起こしに来ていたりはしない。 「当り前、か」 と、俺は1人ごちた。 ―――何も聞かないで――― そう、昨日俺は彼女に言ったのだから。 ―――何も聞かないで、言わないで。ただ、忘れてくれればそれで良い。忘れて、幸せになってくれれば――― 着替えて、ダイニングに移動。 親は、今日から出張。 その為、この家には俺一人。 「君がいなくなって、この部屋はずいぶん広くなっちゃったよ―――ってドラえもんじゃないんだから」 そんなボケをかま...
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ヤンデレの娘さん 休暇の巻(表)
38 名前:ヤンデレの娘さん 休暇の巻(表) ◆3hOWRho8lI[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 20 54 22 ID yOkhoPgY [2/16] 数年前のことである。 俺は―――御神千里は今とは全く違ったキャラクターの持ち主だった。 親とはすれ違いを続け、自分の周囲にはメンタル的な壁を作っていた。 誰にも心を開かず、誰も立ち入ることを許さない。 周囲の人間を自然と傷つけ、自分の心さえも凍てつかせる、言わば氷の城壁。 ある日、その城壁を溶かしてくれる奴らが現れた。 1人の親友と、1人の少女。 親友―――葉山は、俺の心の中にズカズカと入ってきてくれた。 少女は、俺の孤独を共有してくれた。 結局のところ、当時の俺は怖かったのだろう。 人と関り合うことが。関り合って傷つくことが。 だから、人と関わることを避けていた。 その恐れに立ち向かう勇気...
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ヤンデレの娘さん 朱里の巻 part3
889 名前:ヤンデレの娘さん 朱里の巻 part3 ◆yepl2GEIow[sage] 投稿日:2011/10/05(水) 17 45 19 ID SkP7eOPU [2/20] 4年前 「キスシーンってあるじゃない?」 「ふぶっほ!?」 「って、どうしたのさ。いきなりむせて」 「なんでもない。続けて」 「そうそう。キス。この際セックスでも良いんだけど、アレって危なくないのかな?」 「・・・・・・妊娠の危険性という意味なら、キスで赤ちゃんはできない」 「やだなぁ、千里。赤ん坊はコウノトリが運んでくるんだろ?身体的接触なんかでできるわけないじゃない」 「・・・・・・」 「いや、冗談だって。本気で心配そうな顔をしないで。保健体育の授業は真面目に受けてるから」 「男子の前で『セックス』とか公言する女子を見れば誰だってそうなる、俺だってそうなる」 「...
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ヤンデレの娘さん 朱里の巻part1
813 :ヤンデレの娘さん 朱里の巻 part1 ◆yepl2GEIow:2011/09/12(月) 22 19 53 ID 3d.1vUmw 4年前 「『悪意』って何なんだと思う、九重?」 「わっはー。千里は相変わらず無駄で無為で無意味なことに頭使ってるね偏屈だね偏狂だね中二病だねー」 「……」 「ま、強いて言うなら『悪意とは善意の対義語である(キリ)』ってトコじゃない?まー、そもそも前提として善意ってヤツをボク達は知らないわけだけどー」 「つまり、説明になって無い」 「そ、説明になってないし、説明できない。辞書的には、誰かを憎んだりー傷つけようとするキモチらしいけど、その説明じゃぁ何かピンとこないよねー」 「だな。曖昧模糊としている」 「模糊もモコモコ、雲を掴もうとするような話だ」 「ま、『悪』ってやつをしようとする意識ってことでおっけーだとは思うんだけどねー」 ...
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ヤンデレの娘さん 朱里の巻part2
846 :ヤンデレの娘さん 朱里の巻 part2 ◆yepl2GEIow:2011/09/22(木) 23 53 53 ID ajF/t8qI 4年前 「人間関係ってコトバ、あるじゃんー?」 「ああ、ある」 「でも、人間『関係』って何だろー?」 「九重も、大概に中二病」 「って言うか、人間が関係なんてできるのかな?」 「と、言うと?」 「人『間』なんて言うけど、結局ボクらは個体でしか無いじゃない。ただそこに在るだけの、ただそこで動いてるだけのモノ」 「ヒト科ヒト属のホモサピエンス」 「そんな定義づけも無意味な気がするけどねー。ヒトだろうがヒロだろうが、そこにあるモノでしかないし。あるモノで、あるだけ」 「ある、だけ」 「そう。あるだけで、関係なんてできない」 「関係できない」 「そ、断絶してる」 「でも、世間には愛情とか友情とかあるだろ。ある、らしいだろう」 ...
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ヤンデレの娘さん 朱里の巻part4
14 :ヤンデレの娘さん 朱里の巻 part.4 ◆yepl2GEIow:2011/10/12(水) 22 43 03 ID vXnZtfxw 4年前 「ヒーローに、なりたかった」 「はぁ?」 「昔の話だ、九重。だから、そんな汚物を見るような目を向けること無いだろ」 「ああ、そう。でも、キミが今も年甲斐も無く子供向け特撮ヒーロー番組のオタクやってるのって……」 「うん。その想いがあったからだと思う」 「ボクは女子だから分かりかねるのだけれど、ヒーローってそんなに良い物なのかな?」 「ヒーローは、1人だけど、1人じゃないから」 「どーゆーこと?」 「ヒーローって、戦ってるのはヒーロー1人でも、彼らの守っているたくさんの人と、応援で、声援で、支援で、繋がってるから。絆があるから。だから、俺も少しでもそんな風になれたらって」 「そう。良く分からないけどね、ボクには」 「う...
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ヤンデレの娘さん 朱里の巻part5
44 :ヤンデレの娘さん 朱里の巻 part.5 ◆yepl2GEIow:2011/10/14(金) 20 30 53 ID IF2Ju81M 4年前 「ねぇ、絆って何なんだろう」 「前にも言っただろ、実在しない夢さ、ただの下らない夢」 「けれど、人は夢を見ずにはいられなくて」 「利巧とは思えないね。夢は破れるもの。太陽目指して飛ぶだなんて蛮勇で死んだイカロスの昔話、知ってるでしょ?」 「蝋の羽のギリシャ神話」 「そう」 「夢が破れるのは、怖いよね」 「ま、自ら進んで体験したい結果では無いけれどね」 「それでも、何で人は夢を、絆を求めるんだろう」 「それは、きっと……」 45 :ヤンデレの娘さん 朱里の巻 part.5 ◆yepl2GEIow:2011/10/14(金) 20 31 13 ID IF2Ju81M 現在 俺が考えているのは、きっと最良の手段では...
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ヤンデレの娘さん 朱里の巻part1.5
839 :ヤンデレの娘さん 朱里の巻 part1.5 ◆yepl2GEIow:2011/09/18(日) 23 23 39 ID 2hGF9uFs 「そんなことが…あったんだ」 緋月三日の母親、緋月零日、そう名乗った女性の自宅で、朱里は今まで会った出来事を話していた。 深い理由があった訳ではない。 零日に向かって話した訳ではない。(壁の方を見ながら話をしていた気がする) 「だから……私は終わったの。好きな人に、一番拒絶されたくない人に拒絶されて」 虚ろな瞳で、朱里は言った。 「ふーん」 朱里の話しに何の感慨も無い様子で、零日は言った。 「でも分かんない…な」 「どれが?」 朱里に言わせれば、分からないことだらけだ。 なぜ失敗してしまったのか。 なぜ正樹に拒絶されてしまったのか。 なぜ自分はこんなにも絶望しているのか。 そして、なぜこの女性が自分を保護してくれた...
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ヤンデレの娘さん 休暇の巻(裏)
156 :やんでれの娘さん 日常の巻(裏) ◆3hOWRho8lI:2011/07/09(土) 21 58 45 ID UU0NqYJc 大切なモノは、全力で繋ぎとめなければならない。そうでなければ、遠くにいってしまうから。 それは、幼いころから母に何度も聞かされた、もう家訓とも言っても良い言葉。 けれども、私はそれを言葉としても理解しながら、感覚としては長らく実感していませんでした。 兄が目の前から消えるその日まで。 何も言わずに、何も残さずに切り捨てられたその日まで。 けれど――― 157 :やんでれの娘さん 日常の巻(裏) ◆3hOWRho8lI:2011/07/09(土) 22 00 01 ID UU0NqYJc 御神家のリビングで、私は彼の膝の上に体重を預けています。 御神千里くん。 私にとって唯一絶対、一番大切な人。 絶対に失いたく無い人。 あ、...
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ヤンデレの娘さん 転外 やんでれどうめい
169 :ヤンデレの娘さん 転外 やんでれどうめい ◆3hOWRho8lI :2010/12/14(火) 12 18 25 ID a4mnyjkP それは、緋月三日たちがまだ高等部一年生だった頃のこと――― 夕暮時の夜照学園高等部。 2人の少年が、後者から出てくる。 1人は日本人とは思えないほどの高身長。 一見して細身だが、良く見ると相応に筋肉が付いている。 ともすれば威圧的になりがちな印象は、目を細めた温厚そうな(おっとりとした)表情に中和されている。 そして、もう1人は明朗な雰囲気の少年。 まだ男の子、という表現がしっくりくる印象で、目が大きく、よく表情の変わる。 「それにしても、まーた一原先輩に呼び出されるとはねー」 「そう言や、何だったんだ、みかみん。先パイの用事ってのは」 「生徒会の助っ人。中等部の時と同じだ...
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ヤンデレの娘さん 転外 ぺぇじぇんと
736 :ヤンデレの娘さん 転外 ぺぇじぇんと◇9znZNYtb1U:2011/06/14(火) 23 02 22 ID 5bzKfcHY それは、別れと出会い、そのそれぞれのそれ以前。 それは、御神千里と緋月三日が夜照学園高等部に進級する以前。 開幕前の舞台で演じられる物語。 10人が10人振り向く美少女と言うものは実在する。 氷室雨氷に言わせれば、一原百合子がそれにあたる。 それは、2人が恋愛(同性愛)関係にあるが故の身びいき、というわけではない。 現に今、この夜照学園高等部校舎屋上の、雨氷のいるほんの数メートル先で、 「好きだ、一原!付き合ってくれ!」 「ゴメン、無理!」 というやり取りが行われている。 ちなみに、前者が2人のクラスメートの男子(名前は覚えていない、雨氷にとって百合子以外は些事である)、後者が手を合わせている百...
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ヤンデレの娘さん 転外
736 :ヤンデレの娘さん 転外 ぺぇじぇんと◇9znZNYtb1U:2011/06/14(火) 23 02 22 ID 5bzKfcHY それは、別れと出会い、そのそれぞれのそれ以前。 それは、御神千里と緋月三日が夜照学園高等部に進級する以前。 開幕前の舞台で演じられる物語。 10人が10人振り向く美少女と言うものは実在する。 氷室雨氷に言わせれば、一原百合子がそれにあたる。 それは、2人が恋愛(同性愛)関係にあるが故の身びいき、というわけではない。 現に今、この夜照学園高等部校舎屋上の、雨氷のいるほんの数メートル先で、 「好きだ、一原!付き合ってくれ!」 「ゴメン、無理!」 というやり取りが行われている。 ちなみに、前者が2人のクラスメートの男子(名前は覚えていない、雨氷にとって百合子以外は些事である)、後者が手を合わせている百...
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ヤンデレの薬
433 :ヤンデレの薬 [sage] :2007/11/25(日) 21 36 33 ID gK1hC/nj 「ついに完成だ!」 怪しげな研究者が怪しげな研究室で何か薬を開発していた。 「ヤンデレの薬が!」 この科学者の名前は薬丸、ヤンデレが大好物でヤンデレ系作品で彼がやったり読んだことが無い作品は無い程だ。そんな彼はどんな人でも(女限定)ヤンデレにできる薬の研究をしていたすべては自分の欲望を満たす為に 「宮本君!」 名前を呼ぶとくるぶしまでとどく長いツインテールで背丈は158くらい、割とスレンダーな女の子が出てきた。 「なんですか教授」 「この薬を全国に散布してくれ」 薬瓶を彼女に渡す。 「わかりました」 434 :ヤンデレの薬 [sage] :2007/11/25(日) 21 3...
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ヤンオレの娘さん 第三回戦 まい・ふぇあ・れでぃ
312 :ヤンオレの娘さん 第三回戦 まい・ふぇあ・れでぃ ◆3hOWRho8lI:2011/07/18(月) 22 02 36 ID CImphNxY 「入って」 そう言って、キロトと呼ばれる少年は三九夜を促した。 少年の自宅は、マンションの一室だった。 小奇麗に掃除されたそのリビングに三九夜は通された。 あの後。 悔しさと悲しさと怒りで泣き叫ぶ三九夜をなだめた少年は、自分の自宅へと彼女を案内した。 「へぇん、良いトコに住んでんじゃねーの」 男子制服のままソファに座り、かははは、とシニカルに笑う三九夜。 先ほど泣いていたことなど露ほども感じさせない。 実際は、照れ臭くて隠しているだけだが。 「ンで、さっき言ってた『協力』ってのはどーゆーこった?」 「協力?」 「さっき言ってただろが」 「……そう言えば、どうするか全然話して無かった」 納得したように言う少...
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ヤンオレの娘さん 第四回戦 ばいおれんす・ばいおら
344 :ヤンオレの娘さん 第四回戦 ばいおれんす・ばいおら ◆3hOWRho8lI:2011/07/20(水) 19 42 58 ID DJbhkvVU どうしてこうなった これが、今の千堂善人の心境だった。 幼馴染のオレ女、色気なんて一かけらもないと思っていた天野三九夜が美少女としてイメチェンを果たした。 それはいい。 当初こそ衝撃度は高かったが、三九夜が女性らしい恰好をすることは悪いことではない。 正直、それから数日たった今でも、随分ドギマギさせられるところだが。 時折竹刀が飛んでくると、逆に「サクらしい」と安心するくらいだ。 そう、そうした時でないとサクらしさを感じない。 もっと言えば、幼馴染が随分と遠い存在になったように感じられるようになってしまったのだ。 勿論、普段のように一緒に軽口をたたき合いながら登下校もするし、部活でも一緒。 だが、それでも二人が気...
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ヤンオレの娘さん 第一回戦 しにかる・しざーりお
247 :ヤンオレの娘さん 第一回戦 しにかる・しざーりお ◆3hOWRho8lI:2011/07/14(木) 21 26 26 ID WeSv.w/k 「……ン、起きろよ、ゼン、千堂善人。もう朝だぜ」 千堂善人(センドウゼント)の朝は早い。 いや、本人としてはもう少し惰眠を貪りたいのだが、それができない理由は2つ。 彼の通う夜照学園中等部で所属している剣道部の朝連があるのが1つ。 そして、もう1つは、 「いー加減起きやがれ、このネボスケ!」 「うわぁああ!」 ドス、と毎朝乱暴におこしに来る幼馴染がいるからだ。 ちなみに、今現在進行形で善人の枕には竹刀が突き刺さっています。 「相変わらず危ないよ、サク!」 ギリギリのところで竹刀の直撃を避けた善人が見上げた先には、件の幼馴染。 夜照学園中等部の男子制服に身を包み、竹刀を構えている、猫のように釣り目で中性的な顔立ちの...
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題名の無い短編その三十八
411 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/04/27(月) 21 49 28 ID SXY6nz7A 世紀末ポイ捨てるが病んだ幽霊(死んでるのに病むとはこれいかに)に取り憑かれた退魔師が女子霊専門の除霊をするという電波が来たんだ。 いったい何処のどいつが流したんだ? 415 :411 [sage] :2009/04/28(火) 19 40 46 ID xCxgDRsN 夢に出たから祓う意味を込めて保守投下する なお、文書力は拙いので勘弁願う ーカタカター また背負った刀が震えている。 ひれん、歴代の使い手が鬼女と恐れられ、村一つを滅ぼしたり城を一人で落としたり川を断ち切ったりと無茶な逸話があるイワク付きの刀、いわゆる妖刀である。 無論使い手は最後に惚れた男と心中するという……まさにヤンデレブーストソード!!なのだ とある神社に封じられていたのだ...
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ヤンオレの娘さん 第二回戦 はーと・ぶれいかー
269 :ヤンオレの娘さん 第二回戦 はーと・ぶれいかー ◆3hOWRho8lI:2011/07/16(土) 20 37 01 ID MiGcIaww 「胴…!」 パァン、という高らかな打ち込みの音と主に、彼の体に防具を通り越して体を分断されるような衝撃が走る。 彼―――夜照学園中等部の剣道部副部長を務めるその少年は、左胴を押さえながら膝を付き、対戦相手を見上げた。 対戦相手―――副部長にとってかつての先輩であり、現在は夜照学園高等部の方の剣道部に所属する少女、緋月二日は横の審判役を見る。 「…一本」 「声が小さい…!」 「…一本!」 二日の鋭い声に、審判役の少女は一息遅れながらも、ほんの少しだけ声を大きくして言った。 もっとも、ここは緋月家の敷地内にあるスペース。 副部長と二日、それに審判役の少女がいるだけなのだから、実のところ形式にこだわる理由はあまりない。 そ...
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ヤンデレの生徒会長さん
335 :ヤンデレの生徒会長さん [sage] :2010/09/21(火) 20 34 19 ID wqwK8cNq ねぇ、君は可愛いものが好きかな? もっと言うと女の子が好きかな? あーんど、その女の子は少ないより多い方が良いよね? …オーケー。 そこまで分かってくれる君なら、私が可愛い女の子をたくさん集めてウッハウハになりたいって気持ちも分かるよね? わたしは一原百合子! この夜照学園高等部2010年度生徒会会長!! 夢はでっかく、世界一のハーレムを作ること! …なんだけどね 336 :ヤンデレの生徒会長さん [sage] :2010/09/21(火) 20 37 10 ID wqwK8cNq 「ふぅ…」 昼休みの生徒会室でわたしはため息をついた。 ポニーテールにした茶色がかった髪にハッキリとした...
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ヤンオレの娘さん 第五回戦 じゃいあんと・ですとろいやー
404 :ヤンオレの娘さん 第五回戦 ◆3hOWRho8lI:2011/07/24(日) 15 57 45 ID AvGCXdH2 ヤンオレの娘さん 第五回戦 じゃいあんと・ですとろいやー #DSlAqf.vqc その後の昼休みの時間、善人は二葉と共に校内の中庭にいた。 緑が多く、ベンチなどもあり、話をするのには悪くない場所だ。 ちょうど、今はほとんどの生徒が校庭にでも言っているのか、善人以外に人はいなかった。 「あー、そんなことが……」 いつも元気な二葉が、さすがに少し沈んだ声音で言った。 あの後、気が付けばことの一部始終を二葉に打ち明けていた。 嫉妬心から三九夜の弁当を踏みつけにしてしまったこと。 2人に辛辣な言葉をかけてしまったこと。 自分の想いも含めて、全て。 二葉は、それを何も言わずに話を聞いてくれた。 本当に友達想いの良い人だと、善人は思った。 「...
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ヤンデレの小説を書こう!Part14-Page1
1 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/02/29(金) 14 09 30 ID kAnF2FVb ここは、ヤンデレの小説を書いて投稿するためのスレッドです。 ○小説以外にも、ヤンデレ系のネタなら大歓迎。(プロット投下、ニュースネタなど) ○ぶつ切りでの作品投下もアリ。 ■ヤンデレとは? ・主人公が好きだが(デレ)、愛するあまりに心を病んでしまった(ヤン)状態、またその状態のヒロインの事をさします。 →(別名:黒化、黒姫化など) ・転じて、病ん(ヤン)だ愛情表現(デレ)、またそれを行うヒロイン全般も含みます。 ■関連サイト ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫(本保管庫) http //yandere.web.fc2.com/ ヤンデレ臨時保管庫 @ ウィキ(臨時保管庫) http //www42.atwiki.jp/i_am_a_yandere/ ■前スレ ヤンデレの小説を書...
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ヤンデレの小説を書こう!Part15-Page5
801 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2008/06/02(月) 01 02 00 ID LzUN6Ghd 「私、知っているのよ。一昨日のこと」 一昨日というと、えっと、昨日が十五日だから十四日。バレンタインデイだ。 「あなた、チョコレートを貰っていたでしょう?」 「……なんで知ってんの?」 「すり替えたから。私のオレンジのと、入ってたワイン色の箱」 「なぜ?」 「なぜって、そんなの…………許せないからに決まってるでしょ!」 超至近距離からの音波が聴覚をかき乱す。 いかれたのは左耳。しかし耳に手を当てようにも左手はすでに葉月さんに掴まれている。 左手を引かれ、振り回される。落ち着いた場所はベッドの上。 葉月さんは、右手で俺の左手を、左手で俺の肩を押さえ込み、上から被さっている。 要約すると、俺は押し倒されていた。 「いつのまに受け取ったの? ...
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彼女たちの異常な愛情 第二話
408 名前:彼女たちの異常な愛情 第二話[] 投稿日:2013/03/10(日) 23 38 51 ID JbFamRBk [2/6] 「へぇ、私に隠れてそんなことをしていたの?聡。」 とヤンデレぽく微笑んだりしてみるが、たいして怖くない。むしろかわいく見えてしまう。 こいつは本当に何がしたいのか。と考えてみる。 「おい、七海。」 「何?聡。私に謝る気でもできたかしら。」 「いやそういうことではなく、なんで俺なんだ。ほかにもたくさんいるだろ。いい男なんて。」 「なんでそんなこと言うの?私は聡しかいらないんだよ。」 「だってお前メンヘラってやつじゃないの?」 「あんなんのと、私のヤンデレを一緒にするなこのばかやろ。」 といきなり顔をまっかにして、七海はここの部屋が揺れるぐらいの大きな声でそう言った。 「だってあいつらなんて愛されたいとしか思っていないんだよ。わかる?最近はさ、聡。 ヤンデレ...
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ヤンデレの小説を書こう!Part14-Page4
601 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 19 44 32 ID mHzd0mal なんつーかこれ俺の急所にあたってたまらないんだがwww GJ 602 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 20 26 27 ID UM8F8DbA 投下乙であります。 怖ええええええええええええ!! 先輩といい綾緒といいなんかもう病みが深くなりすぎて良い意味で怖くて怖くてたまらないんですが。 朝歌派としては果たして朝歌が傍観者で終えるのか、最後の最後に牙を剥くのかが楽しみです。 603 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 20 31 01 ID OWcQZZ6f ただただ私はいう。 素晴らしいと。 604 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 20 ...
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ヤンデレの小説を書こう!Part15-Page2
201 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 01 37 21 ID GXthqWkR 195が男とは限らない 202 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/05/06(火) 02 40 49 ID jaLaL4jP 195「ヤンデレの友達が出来ますように( ´∀` )」 一年後 女「他の女見たら殺すからね・・・。」 195「なんでこんなことに(´・ω・)」 中途半端な覚悟でヤンデレに触れるのはやめましょう。 203 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 03 40 47 ID aY4psw1F ヤンデレって彼氏を教祖みたいに崇拝してるから 195を殺すのではなく、195と接触した女を殺すイメージがある 体中に血を浴びて刃物を持ちウフフと笑顔で195の前に現れるヤンデレ 204 名前:名無しさん@ピンキ...
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ヤンデレ世紀第三話
58 :ヤンデレ世紀 [sage] :2010/07/12(月) 02 51 16 ID U4mIxQhT あれから結局4人での登校。 相変わらず土田さんは僕にべったりだった。 胸を押し付けているつもりなのだろうか、僕のアームに自分の胸を当てている。しかし何だろうこの残念な気持ち。無い乳押し付けられても 「嬉しくない。」 「何が?」 おっとあぶない。危うく心の本音が全て出るところだった。あぶないあぶない。 校門をくぐると僕らの教室がある校舎が今日も微妙な雰囲気を漂せながら立っていた。色が抹茶色ってどゆこと? 時間帯的には、一番生徒が登校しているはずなのだが、時代が時代。『ヤンデレ世紀』と呼ばれるこのご時世。 不登校が6分の1を占め、大体の女子(ヤンデレだろうな)は 朝早く登校して愛しのあの人のげた箱、机にロッカーにラブレターや何かを忍び込ませたり、逆にそれらを...
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ヤンデレの小説を書こう!Part16-Page3
501 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 22 17 33 ID goOYDFGd ヤンデレ喫茶の十回通うと……とかの 設定がパクられてなきゃOKじゃないか? 前にクロスチャンネルのパクり携帯小説出した携帯サイトに まんまヤンデレ喫茶ってタイトルの携帯小説があったし……(内容は似て非なる物) 発想的には上にも言うように珍しくないと思うよ 502 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 22 35 19 ID de2fusL5 「ヤンデレ」って言葉も結構膾炙してるからなー 503 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 23 05 09 ID x005xiBX ヤンデレ喫茶なんて発想珍しくもない。 504 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/23(月)...
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ヤンデレの小説を書こう!Part8埋めネタ②
634 :名無しさん@ピンキー [sage] :2007/08/08(水) 10 34 11 ID Q5nRBCch 埋めネタ。 ~おれらの本音~ 昨日、近所の吉野家行ったんです。吉野家。 そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、竜宮レナ、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、レナ如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、ボケが。 レナだよ、レナ。 なんか親子連れとかもいるし。一家4人でひぐらしか。おめでてーな。 よーしパパお持ち帰りしちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、鉈やるからその席空けろと。 ヤンデレ好きってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、 刺す...
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ヤンデレの小説を書こう!Part12-Page3
301 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2007/12/22(土) 19 56 31 ID Dpu7A0J3 あと、タイトルについてですが。 本当は文化祭編はタイトルを変えるつもりでした。 けどこっちの都合で変えるのもどうかと思ったので、「傍観者」のままにしておきました。 ……傍観者とは違うッスね、この兄貴は。 いろんな方に誤解を招いて、申し訳ありませんでした。 302 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/12/22(土) 20 11 18 ID K6QvQlqA GJ乙! しかしこの兄貴は理不尽な目に会いっぱなしでかわいそうです(´;ω;`) 長丁場の話になりそうだけど、完結までぜひ付き合わせて下さい 303 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/12/22(土) 20 16 23 ID x//54Y...
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ヤンデレ世紀第四話
217 :ヤンデレ世紀:2010/11/19(金) 00 52 39 ID uoAUKegH あれから結局数人登校して来て我がクラスの現段階最高出席率になった。………28人ですが… それから4時間、僕は睡魔と土田さんの過激なアッタクと攻防し、どちらにも勝つことができた。それよりも土田さん、授業中にチョッカイは本当に止めてほしい。睡魔に負けれなくなるじゃないか。 午前中の授業は一応全て終わり、昼休みに入った。 「瀧斗ー、飯食おう。」 中林が毎度の如く昼飯を誘いに来た。 「………佐藤くんっ!お昼にしましょ!!」 そしてこちらも毎度の如く僕と昼飯を食べに来た。本当に一途でいてくれるなあ…。 そして空気を読んだのか、ただ痛い目に遭いたくないのか中林は外の男子の所に行った………が、 「秋田、飯食お「秋田っ、わ…わたしと一緒に食べるわ...
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ヤンデレの小説を書こう!Part18-Page1
1 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/08/24(日) 11 52 33 ID T9Tk6IB4 ここは、ヤンデレの小説を書いて投稿するためのスレッドです。 ○小説以外にも、ヤンデレ系のネタなら大歓迎。(プロット投下、ニュースネタなど) ○ぶつ切りでの作品投下もアリ。 ■ヤンデレとは? ・主人公が好きだが(デレ)、愛するあまりに心を病んでしまった(ヤン)状態、またその状態のヒロインの事をさします。 →(別名:黒化、黒姫化など) ・転じて、病ん(ヤン)だ愛情表現(デレ)、またそれを行うヒロイン全般も含みます。 ■関連サイト ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ http //www42.atwiki.jp/i_am_a_yandere/ ■前スレ ヤンデレの小説を書こう!Part17 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ero...
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ヤンデレの小説を書こう!Part15-Page1
1 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/23(水) 23 32 38 ID sNl+0M+K ここは、ヤンデレの小説を書いて投稿するためのスレッドです。 ○小説以外にも、ヤンデレ系のネタなら大歓迎。(プロット投下、ニュースネタなど) ○ぶつ切りでの作品投下もアリ。 ■ヤンデレとは? ・主人公が好きだが(デレ)、愛するあまりに心を病んでしまった(ヤン)状態、またその状態のヒロインの事をさします。 →(別名:黒化、黒姫化など) ・転じて、病ん(ヤン)だ愛情表現(デレ)、またそれを行うヒロイン全般も含みます。 ■関連サイト ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫(本保管庫) http //yandere.web.fc2.com/ ヤンデレ臨時保管庫 @ ウィキ(臨時保管庫) http //www42.atwiki.jp/i_am_a_yandere/ ■前スレ ヤンデレの小説を書...
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ヤンデレの小説を書こう!Part14-Page3
401 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/21(金) 16 39 25 ID EOKPgj40 399 世界が自己完結してるヤンデレがそれじゃないかね 自己完結してるヤンデレとしてないヤンデレってなんだよってことになるが ちなみに俺は両方好きです 402 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/21(金) 17 17 14 ID NagY7J3v ヤンデレは自分さえ幸せならいいって思考のことだと思うんだ 想う相手はあくまで自分が幸せになるための手段なんだよ。 403 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/21(金) 17 21 22 ID LpcOAw1A 402 それはヤンデレってよりメンヘラじゃね? ヤンデレはあくまで相手本位だと思うぜ? 404 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:20...
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ヤンデレの小説を書こう!Part5-Page3
301 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/03(火) 17 06 58 ID Qogub4tq mixiのヤンデレコミュで『ヤンデレ喫茶の同人誌作ろうぜ!!』って企画があった……はず。 302 名前:ヤンデレ喫茶は実在するのか? ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/03(火) 20 56 37 ID bhK99rbs 297 こんな感じ? ↓ とある掲示板で、面白い書き込みを見つけた。 『 なぁ、みんな! ツンデレ喫茶があるんだからきっとこれからはヤンデレ喫茶もメジャーになり、テレビに進出………………………………無理か。 きっと警察沙汰になるもんな 』 僕がよく覗きにいくスレッドの名前は『ヤンデレスレ』。 ヤンデレとは、『男性を愛するあまり心を病んでしまった女性』のことを差して使う言葉だ。 そのスレッドはなかなかの盛況ぶりである...
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