ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ内検索 / 「ラーメン屋とサラリーマン」で検索した結果

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  • ラーメン屋とサラリーマン
    473 :ラーメン屋とサラリーマン [sage] :2007/05/22(火) 06 29 05 ID t0NRggZl ************  啓太は、今年の3月末から企業に勤めるサラリーマンになった。  大学に入学してすぐの頃には資格取得に励んで就職を有利にしようと もくろんでいたが、気がつけばアルバイトに明け暮れる生活を送っていた。  大学4年時には就職活動に必死になって取り組んだ。  面接の本を買い漁り、履歴書を大量に書き、革靴の底をすり減らして取り組んだ。  ようやく内定をもぎとったころには、サークルの後輩に何時間も苦労話を できるほど多くの企業の面接を受けていた。  大学を卒業し、入社式を無事に終えて、会社では総務部に籍を置いた。  啓太に与えられる仕事は難しいものではなかった。  新入社員に難度の高い仕事を任せる上司はいないだろうが、そのこと...
  • 短編SS
    ...rSo氏 置き逃げ ラーメン屋とサラリーマン 尽くす女 実験作 狂人は愛を嘯く.Case1 ◆msUmpMmFSs氏 ヴァギナ・デンタータ リッサ ◆v0Z8Q0837k氏 マリオネッテの憂鬱 リッサ ◆v0Z8Q0837k氏 素敵な顔が見たいから ◆Z.OmhTbrSo氏 化け物屋敷と僕 リッサ ◆v0Z8Q0837k氏 狂人は愛を嘯く.Case2 ◆msUmpMmFSs氏 かすみ 私の彼は変身ヒーロー リッサ ◆v0Z8Q0837k氏 「夏の終わりに見上げた空は」 リッサ ◆v0Z8Q0837k氏 彼女の異常な愛情 少女の一生 天上の帝国 藁を叩く少女 『10年前の約束』 きゃの十三 ◆DT08VUwMk2氏 最果てへ向かって ヤンデレマシン 天秤 【兄貴のお嫁さん】 きゃの十三 ◆DT08VUwMk2氏 近藤さんちのやんでれ事情 ACTER ◆irhNK99GCI氏 保守 姉弟...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part6-Page3
    ...です 473 名前:ラーメン屋とサラリーマン[sage] 投稿日:2007/05/22(火) 06 29 05 ID t0NRggZl 471 28歳の女子高生……あと、学年が一つ下で「先輩」とか言われたらもう、たまらんです。 よづり可愛いよよづり。 では、続けて投下。 ************ 啓太は、今年の3月末から企業に勤めるサラリーマンになった。 大学に入学してすぐの頃には資格取得に励んで就職を有利にしようと もくろんでいたが、気がつけばアルバイトに明け暮れる生活を送っていた。 大学4年時には就職活動に必死になって取り組んだ。 面接の本を買い漁り、履歴書を大量に書き、革靴の底をすり減らして取り組んだ。 ようやく内定をもぎとったころには、サークルの後輩に何時間も苦労話を できるほど多くの企業の面接を受けていた。 大学を卒業し、入社式を無事に終えて、会社では総務部に籍を置いた...
  • 夫が隣りに住んでいます 第5章
    191 :夫が隣に住んでいます ◆WBRXcNtpf. [sage] :2007/03/31(土) 00 35 54 ID nMJNDJ0F 第5章 Side健一 あらかた荷物を片付け終えたあと真紀は俺に 「さてと、そろそろご近所にあいさつ回り行かなくちゃね。」 と促す。 正直まだ真紀と一緒にいたかった俺は 「えぇ・・・後でよくない?それより今は俺たちの愛を語r」 と抵抗を試みるが 「何言ってんのこういう住宅地じゃご近所付き合いは大切なの!早く支度して!」 「うぃまだむ・・・」 と撤退するしかなかったのである。 真紀にせかされノロノロ動き出すと まずはお向かい次に左隣最後に右隣・・・ 『まぁ学生だしこんなもんで良いだろ・・・』 と挨拶する家とその順番を決め向かいの家へと向かった。 そこは老夫婦が二人だけで住んでいた。何事も無く普通に挨拶を済ませ 次の家へ...
  • 部屋とナイフと暗殺者
    54 :部屋とナイフと暗殺者 [sage] :2008/06/07(土) 21 20 36 ID NZ2KX8FX 俺の後ろにはアイツがいる。 俺は女性にモテない。何故なら、イージスシステム真っ青の防空…対女性能力を持った幼馴染みが居るからだ。 歩く武器庫、妄想保管庫、女性キラー等の二つ名を持つアイツは今日も誰かを始末する。 今日、廊下で告白してきた女の子、かわいそうに。 たぶん今頃、"鉄道自殺" させられているだろう。 …オマエは何で俺の部屋でナイフを磨いている。 そして、何本隠し持ってる。 わざわざおもむろに太股のホルダーから警棒引き抜かなくて良いから。 「アンタの事、ずっと守ってやるからな…」       アイツは俺の目の前でセーラー服を脱ぎ、防刃ベストとサラシ、パンティを脱ぐと、風呂場に入っていく。 …まるで熟練の暗殺...
  • キモオタと彼女 5話
    571 名前:キモオタと彼女 5話[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 14 52 05 ID 14NcqlcI [3/5] 拙者は、昔見たドラマを思い出していたでござる。 オタクが電車内で酔っ払いに絡まれている美女を助け美女と付き合う物語。 正直あんなシチュエーション有り得ないでござるし、所詮はフィクション。 オゥフ そう思っていた時期が拙者にもあったでござる。 コポオ 今、拙者の前に広がるこの光景は…紛れもなく現実でござる。 「ああああああにょでしゅねェ、おおおおオトゥコの人々がジョジョ女性をカカカ囲ミュのは、いいいいいイケナイことですよぉ! ヌフ」 ひぁぁぁぁぁ!!! やはり、怖いもんは怖いでござるぅぅぅぅぅぅ!! ドラマは酔っ払いサラリーマン一人に対し、拙者の今の状況は見た目が厳つい若者が何人もいるでござるぅぅぅぅぅぅ!! …でも、ここで拙者が逃げてしまったら朝...
  • 白髪女とちっさい女 第三話
    312 :白髪女とちっさい女 第三話  ◆gnQKrmKMl.:2011/11/02(水) 18 42 54 ID 6nz3fsKk 僕が目を覚ましたのは朝の4時だった。 時間としては学生の休日に起きる時間じゃないが、9時間位寝ていたので頭はかなりボーっとしている。 欠伸をしながらもそもそと布団から抜け出し、ベットに腰掛けた。 制服が寝汗でグショグショだったのでシャワーを浴びようと思いベットの下のケースから下着とジャージを取り出して部屋を風呂に向うことにする。 シャワーを浴びたあとに腹の虫がグーっとなったので何かないかキッチンの方に食べ物を探しに行くと、昨日の晩ご飯のハンバーグが机に上に置いてあった。 それを電子レンジで温めて、炊飯ジャーからご飯をよそぎ、テレビを点けてニュースを見ながらご飯を食べる。 ニュースの内容は、今年もひかりケ丘学園の学園祭が近づいてきたと言う内容だった。 ここで改...
  • 『痴漢とヤンデレ:エクスタシー』
    322 :痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/11/30(日) 13 19 07 ID hZWgCSrL 『痴漢とヤンデレ:エクスタシー』 平凡なサラリーマンとは、おそらく俺のことを言う。そう、この俺、『麻生忠雄(あそう ただお)』。 この現代日本の男の平均値を搾り出してみよう。ほら、君も俺の顔を思い浮かべることができるはずだ。 平平凡凡な顔、身体、運動能力。なにも秀でたところなんてありゃしない。社会の歯車でしかない二十六歳。 それなりの人生を生きて、それなりに死んでいく。そんな未来しか見えてない。 スリリングな生き方に憧れた若き日もあったように思うが、今ではもうそんなこと、忘れてしまった。 ……それにしても、俺は今いつも通りの満員電車に乗って通勤している。が、何かが変だ。 いつも通りではない。 揺れる電車の中、俺は一人の女...
  • クラスメイト 秋山理遠の場合
    124 :クラスメイト 秋山理遠の場合 ◆BaopYMYofQ :2010/02/19(金) 17 09 24 ID VLaTQqMs 月曜日は右側のサイドポニー。 火曜日はツインテール。 水曜日は三つ編みおさげ。 木曜日はベーシックなポニーテール。 金曜日はふわふわカール。 土曜日は左側のサイドポニー。 それが私の知る水城 歌音だ。 初めて出会ったのは入学式の日…当たり前か。 入学式のあとのホームルームが終わり、教室を去っていくクラスメイト。だけど一人、ポニーテールの女の子が私のもとへやってきた。 「あ、理遠ちゃんだよね! かわいい~!」 それを聞いて私は驚きを隠せなかった。 なぜなら私の名前は"秋津 理緒"だからだ。理緒と理遠、似ているが違う。間違えたのかな? …突然、胸を鷲づかみにされた。 「う~ん…91! 理遠ちゃん、控えめな...
  • 題名の無い短編その十九
    157 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/03/09(日) 00 06 18 ID eJyQK2pi 「横島くん、例の書類まだなの?」 眉を吊り上げて鋭い目で睨んでくるのは俺の上司の三上レイさんだ。 「あ、はい。あと三十分だけ待ってください」 そして答えたのが俺、横島忠綱。去年、大学を卒業して、ここの会社に就いたばかりのサラリーマンだ。 「その台詞は一時間前にも聞いたわよ!ろくに仕事も出来ないなら辞めてしまいなさい!この亀男!」 部屋中に聞こえるほど大きな声で罵られる。 俺は確かに仕事は出来ていない、でもこの書類をほんの数時間でやれって言う方がおかしいだろ… そんな不満を腹の中にしまいこみながら黙って仕事を続ける。 周りの人間は憐れみ半分無視半分だ。 そりゃそうだ。 三上さんは仕事ができるが性格がキツイで有名な女傑で、わずか28と...
  • レッド・グリーン・ブラッド
    470 :レッド・グリーン・ブラッド ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/02/09(金) 01 47 21 ID 7XURx3PG ~レッド・グリーン・ブラッド~  ある夜の、都心部に在るマンションの一室。  一人の男がパソコンと向かい合っている。   『真也くん! 私もあなたが好き!』 「よっしゃあああああ! レッツ! エロシーン!」  パソコンのモニターに映っている女の子の頬が紅く染まる。  そして画面が切り替わり―――― 『駄目ぇ・・・・・・そんなに強く揉んだら、感じちゃうよぉ・・・・・・』 「よーしよし。揉みしだけ揉みしだけ!」  女の子は前髪で顔を隠した男に胸を揉まれていた。  ここまで言えばわかるだろう。  この男――真也――はエロゲーをしている。  しかしこの男、やけに興奮している。 『やああ・・・・・・乳首が、たっち...
  • 奏でる旋律は哀しみの音
    31 :奏でる旋律は哀しみの音 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/10/12(日) 23 13 25 ID 5QB8COJA 僕が音楽を始めたきっかけは、中学時代にとあるバンドとの衝撃的な出会いを果たしたことだった。 そのバンドは90年代でもっとも輝いたとされる有名なグループだった。友人から、余分にとったというチケットをもらい、彼らのライブに赴いた。 そこで初めて聞いた生の音に、力強いヴォーカルに僕は一瞬で魅了された。 それからは、必死に音楽を学んだ。が、当時金がなかった僕はギターなど買うことができず、軽音楽部ではヴォーカルに割り当てられたのもある意味必然だった。 結局、中学時代の僕のバンド活動は高校受験の前に日の目を見ることはなかった。しかし高校入学を果たしてからはひたすらバイトと部活に明け暮れた。 たびたび先輩にカラオケに連れていってもらったこともあった。そ...
  • キモオタと彼女 4、75話
    94 名前:キモオタと彼女 4、75話 投稿日:2010/10/03(日) 05 05 48 ID LPRU/MHX ウチがあの人に出会ったのは、2年ちょっと前の話です。 ウチは、まだ大学入りたてで満員電車に慣れていなかった頃、痴漢に遭ったです。 それはもう、驚きましたですよ。 田舎じゃ、そんな事はなかったですし、男の人には免疫がなくて、誰の手かもしれない人に体を触られているのは、恐怖しかなかったです。 怖かったです。 怖くても、声もあげられなかったです。 周りには、男性の乗客しかいなくて、ジェスチャーで訴えればもしかして助けてくれるかもしれない。 そして、たまたま目が合った真面目そうなサラリーマン風な男の人に、後ろの痴漢に気付かれないように、手で「痴漢されている。」というニュアンスを含んだジェスチャーを送ったです。 それが、伝わってないのか。 何故か、相手はニヤニヤし...
  • 題名のない長編その七第十四話
    第十四話  あの日から俺達の中で何かが変わるということは別段なかった。  相変わらず俺は修練ばかりで、椎名は俺をずっと後ろから眺め続けている。  ただ俺は、微かに違和感を覚えていたのは確かな話だった。  感覚を研ぎ澄ましてみると、いつでも誰かに見られている感覚を覚える。  その視線の先はあやふやだけれども、ほぼいつでも存在した。  敵意も殺意も存在しない、ただ俺を見つめているだけの気分が悪くなる視線。  バイトの時も、修練の時も、授業の合間の休憩のときも。  それが俺の神経を蝕むことはない。ただ、不愉快さは募るばかりだった。  なぜ俺を監視するのか、なんの目的があるのか。何も分からない視線。 「視線?」  つい、昼飯時に愚痴ともとれる言葉をいつもの面々に零してしまった。  椎名は首を傾げ、先輩は相変わらずニコニコと。百乃に至っては耳を小指で穿っている。 「何?自意識過剰なんじゃな...
  • 最高!キネシス事務所☆第四話
    880 :最高!キネシス事務所☆ ◆mGG62PYCNk :2009/07/22(水) 19 06 42 ID U4ivAY+h 「ご注文は何になされますか。」 「にゃんこストロベリーパフェを2つ。」 「かしこまりました。」 「………。」 俺たちは今喫茶店にいる。 シックな色の木を基調とした床や柱があり、高い天井にはよくあるプロペラみたいなやつ(名前わかんね)がゆっくりくるくると回っている。 壁にはアンティークな時計や小さなにゃんこの絵がいくつか飾られている。 全体の雰囲気としてはモダンアンティークといったところか。 人気の店だから客も結構入っている。女子高生や会社の制服を着た女性、サラリーマンが書類を広げていたりする。 小さな談笑と店内で流れているジャズが心地いい。 雰囲気に浸っていると、さっきの男性店員がパフェを運んできてくれた。 「にゃんこストロベリーパフ...
  • 実験的作品第三話
    416 :実験的作品 [sage] :2007/06/16(土) 09 08 48 ID usoBQbIB かち…かち…かち… ただひたすらマウスをクリックする。 流れていく文字と画面のイラスト。 耳からはBGMや女の声が延々と聞こえ続ける。 かち…かち…かち… 内容を吟味する。 殺し合い、魔法、幻想、呪い、三角関係、精神異常、 壊れた人間、嫉妬、怨嗟、裸、血、セックス、暴力、 傷害、殺人、抗争、犯罪、理不尽、後悔、死亡、妊娠、涙、自殺。 平和な日常とは程遠い異常な世界。 これが…彼が好きな世界? かち…かち…かち… 彼も同じようにこの画面を見ながらどんなことを思ったのだろうか。 この世界をどう思うのだろうか。 こういう世界に憧れを感じるのだろうか? こんな異常な世界だからこそ惹かれるのだろうか? ふと、指を休め以前、彼が見せてくれたDVDの内容を...
  • ことのはぐるま 第九話~姫~
    55 :ことのはぐるま ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/04/23(月) 01 50 22 ID jt1jcRSu 第九話~姫~ ・ ・ ・  俺の足元には、なにやら高そうな絨毯が敷かれている。  かなりの人数が同じ空間に集中しているというのに、コツコツ、カツカツといった靴の音さえしない。  部屋の壁には、ところどころに絵画や美術品のようなものがあった。  どれもこれも美術のセンスも感性も持ち合わせていない俺には理解できないものばかり。  ど派手に飾られた花の群れを収めるのは、これまた高そうな花瓶だった。  そして俺の周囲に居る人間達は、いずれもタキシードやら着物やらドレスやらを着込んでいる。  仕事着にも使えそうなスーツを着ている人間など俺しかいないのではなかろうか。  そう思うと、周囲の視線が自分に集まったような気がした。  もちろんそれが...
  • 最高!キネシス事務所☆第三話
    815 :最高!キネシス事務所☆ ◆mGG62PYCNk [sage] :2009/07/19(日) 00 28 42 ID MAkDUla2 バスに乗った俺たちは前にある整理券を取り、後ろの方へ乗った。田舎では後払いが基本だ。バス停の距離によって料金が変わる。 バスの中には結構人がいた。汗まみれの部活帰りの学生、友達同士仲のいい女子高生、スーツを着たサラリーマン、おばちゃん。 皆いろんな理由があってバスに乗っているんだろうが、その中でも俺らのような目的で乗っているのはいないだろう。 前に表示されている電光の掲示板で料金を確認している時、隣に座ったエリーから話しかけてきた。珍しい。 「申し訳ありません。」 「どうしたの?」 「私はお金を持っていません。」 なんだそんな事か。大して気にも止めずに反射的に答えた。 「俺が払ってやるから。」 「ありがとうございます。」 ...
  • 病的な彼女ら 2話
    288 :病的な彼女ら  ◆C7LP2J9VzI [sage] :2009/02/25(水) 22 29 15 ID HQappZCy ピピピピピピピ・・・・・・・ 目が覚める・・・・・寒い・・・・ 普段からストーブは消して寝ている、つけたままだと喉が痛くなるからだ お茶を飲みに冷蔵庫の前に行く 「おはよー」 夜久さんに声を掛けられる 「・・・・・・おはようございます」 お茶を飲み、煙草に火を付ける・・・・ 「ふぅ」 考える・・・・・・ 玄関のほうを見る、チェーンはドアの横にぶら下がっていた おかしい、掛け忘れたか? 本人に問い詰める時間も無いので手早く身支度をする 「今、ちょうど出来たよ!食べよっ」 朝食を作ってくれたらしい、既に用意されてしまったら残すのも勿体無い 「・・・・・頂きます」 焼き魚、味噌汁、漬物、ご飯、煮物の純和食 それらを綺麗に...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part14-Page3
    401 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/21(金) 16 39 25 ID EOKPgj40 399 世界が自己完結してるヤンデレがそれじゃないかね 自己完結してるヤンデレとしてないヤンデレってなんだよってことになるが ちなみに俺は両方好きです 402 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/21(金) 17 17 14 ID NagY7J3v ヤンデレは自分さえ幸せならいいって思考のことだと思うんだ 想う相手はあくまで自分が幸せになるための手段なんだよ。 403 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/21(金) 17 21 22 ID LpcOAw1A 402 それはヤンデレってよりメンヘラじゃね? ヤンデレはあくまで相手本位だと思うぜ? 404 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:20...
  • 初めから 第六話
    354 :初めから ◆efIDHOaDhc:2011/11/06(日) 01 23 31 ID 4F8bce8k 「重秀、そこの机をリビングに持って行ってくれ」 はいよーと返事をしつつ軒先に置かれた机を持ち上げる。 東京での新しい我が家は、以前に比べて少し小さくなっていた。 まぁ家族三人暮らして行くには十分といったところか。 「重秀ちょっと買い物行ってきてくれない」 机を運び一息ついたところで母から買い物を頼まれた。 引越しで忙しいため、昼食の用意が出来ないそうだ。 それで、コンビニ弁当というのもどうかと思うが… 「結構変わったな」 どうせだからと小遣いも貰い、山手線に乗り正午になるまでの間 東京を回ってみることにした。 以前に比べて――もう十年も前だが――東京は変わっていた。 金のない時期に世話になったラーメン屋。同僚とバカやった居酒屋 彼女と別れ、日がな一日黄昏ていたベン...
  • 嘘と真実 2話
    428 :嘘と真実 2話 ◆Uw02HM2doE:2012/05/03(木) 21 42 27 ID W9rqsCrk ~誰かのエピローグ・2~ 「……行くよ」 冷たい声が聞こえてくる。そうだ、もう行かなくちゃ。本来ならば一刻も早くここから立ち去らなければならないはずだ。なのに俺はいつまでも終わったことを―― 「分かってる」 俺はゆっくりと歩き出す。冷たい雨で歩きにくいが、それでも俺は歩き出さなければならない。きっとこの罪は消えないから。だから俺は逃げるしかないんだ、ただひたすら遠くへ。 2話 夕焼けに染まる校舎裏。そこに佇む男女が一組。女子の方はポニーテールがよく似合う、可愛いらしい感じの女の子だった。 顔は夕焼け以上に赤くなっており、今まで自分自身がたどたどしくも話していた内容にかなりの羞恥心を覚えているようだ。 「そ、そ、それでっ!わ、私……あのっ...
  • 題名の無い長編その二十一 【プロローグ】
    752 名前:雌豚のにおい@774人目[sage] 投稿日:2012/07/30(月) 09 31 30 ID 2rwAFZNA [2/5] 【プロローグ】  喫茶店《テラローシャ》の一番奥の席で、黒山散(くろやま・ちる)は新聞を読みながら待っていた。冴えないサラリーマンみたいな姿だ。全く似合っていない。  私が慌てて駆け込むと、席には既にコーヒーが用意されていた。 「ごめん。ちょっと仕事が遅れた」  黒山は「たいして待ってない」と無感情に言った。「ただ"眼球"か"骨格"だったら、確実に怒ってただろうな。これからは気をつけろよ、ナーシャ」  ナーシャは私の愛称だ。本名はナターリア・マクシモーブナ・シューキナ。 「うん、ごめんごめん。あ、ちょっと重めのものを頼んでもいい?」 「別にいいけど、先に髪を直せよ。変な感じになってるぞ」黒山は新聞を横に...
  • 題名のない長編その七第三話
    第三話 「そんなこんなで放課後なんだな!」 「誰に言ってるんだ、友人1よ。」  急に隣の席で呟いた太めの友人1につっこみを入れつつ鞄を背負い教室を出る。  グラウンドでは汗臭い野球部員達がさっそく集まり始めて騒いでいるのが見えた。  青春とは部活だなぁ、なんて思ってしまうが悲しいことに俺には時間がない。  修練を重ねるためにはバイトだけでも時間調節が難しいのだ。  よく椎名は「なら私の家でごはん食べるの!経済的なの!」などと言うが甘えてもいられない。  大家さん一家には迷惑をかけっぱなしである。これ以上甘えることなどできはしない。 「楊ぅぅぅ!」  遠くからてけてけと音がしそうな走り方で廊下を走る椎名。むしろあれは競歩か。  そして音もなく椎名の後ろを滑る百乃。怖っ。なに?ホバー移動でもしてるんですか、君は。 「帰るのか?」 「うん!一緒に帰るの!」 「死ね近衛。」  ...
  • 初めから 第二話
    227 :初めから:2011/10/30(日) 01 49 25 ID dUGq45KU 「重秀ー、凜子ちゃんが迎えに来てるわよー」 「ちょっと待ってー!すぐ行く」 鈴木 重秀7歳――それが今の俺だ。あの事故からおよそ7年が過ぎていた。 気が付けば俺は、赤ん坊から人生をやり直すことになった。 最初、俺のことを重秀と呼ぶ「両親」に対して何か言おうとすれば、 口から出るのは言葉にもなっていない声ばかり。 一体全体どうしたのかと、戸惑ってばかりだった。 「重秀、あまり凜子ちゃんを待たせちゃダメでしょう。」 「分かってるから急かさないで」 部屋に起こしに来る「母」に文句を言いつつ、着替えを急ぐ。 始めは、こんな状況になってどうしたものかと思ったが、「俺」が生まれた病院が 幸いにも、妻の入院している病院だった。 ほとんど記憶に残っていない位おぼろげだが、「母」の隣で笑う妻の姿を 見て...
  • すりこみ第五話
    211 :すりこみ [sage] :2007/06/06(水) 10 23 22 ID CEzbNnHt 「ねぇ、春樹君。君の家に遊びにいってもいいかい?」 「…それはなんの冗談だ?」 「冗談?僕が君に冗談を言ったことがあるかい?」 「…いや…覚えがないな。」 気がつけば小泉八雲…いや、小泉八雲の姿をした香住が俺の家の前に立っていた。 「だろ?まぁ、この姿で居るのには訳があるんだけど…君にならわかるだろ?」 「…ああ」 「それじゃぁお邪魔するよ。あはは…なんだかドキドキするなぁ」 まるで本物の八雲がそこに居るように思えるほど、香住の立ち居振る舞いは八雲のそれとまったく同じだった。 「夏海ちゃんは今頃、駅前のスーパーで買い物だね。帰宅はおそらく5時半頃かな…」 香住は壁掛けの時計を見ながら独り言のように呟いた。時刻は4時8分を指していた。 「君の部屋に行くのがいいのか...
  • 十六夜奇談 第二話
    298 名前:十六夜奇談 ◆grz6u5Kb1M[sage] 投稿日:2013/12/24(火) 01 25 59 ID YJ9dbSCA [2/6] 2. 「雨音。雨音。もう朝だぞ、起きなさい」 その声を聴いて、雨音の意識は急速に覚醒した。 間違いない、晴臣の声だ。 晴臣が自分を起こそうとしている。 少し口調がおかしい気もするけれど、そんなことは些細なことだ。 晴臣が自分を起こしてくれている以上、一発で目を覚まさなければ、晴臣の妹であり、飼い犬でもある自分の名が廃るというものである。 雨音が目を開けると、晴臣が慈愛に満ちた表情で自分を見つめていた。 雨音の小さな胸が、ドキリと高鳴る。 同時に、晴臣の様子に奇妙な違和感を覚えた。 「おはよう雨音。今日はとっても良い天気だよ」 まるで後光でも差し込みそうなほど爽やかな笑顔で言う晴臣。 やはりおかしい。 口調も雰囲気も、いつもの晴臣とは明...
  • 黒い陽だまり第一話
    353 :黒い陽だまり ◆riLyp5qrlZvj :2010/07/20(火) 01 49 38 ID vYO+AfJ3 今でも折にふれて、僕はあの時のことを思い出す。 あの時の僕の選択は、間違っていたのだろうか。 僕に依存しきっていた彼女をそのままに受け入れ、空虚な瞳をした彼女の細い体を抱きしめてあげれば、彼女は死なずに済んだのだろうか。 何度考えても答えは出ない。 でも、僕がもう一度あの時をやり直せたとしても、僕は彼女を受け入れないし、 あのレストランに彼女を置いて外で雨に打たれることを選ぶだろうということだけは、わかっていた。 「先輩って」と彼は言った。「どういう人なんですか?」 新入社員歓迎会が終わった後の帰りのタクシー、という状況を除いたとしても、それはかなり唐突な質問と言えた。 「自分がどういう人間かを正確に把握してるやつなんて、そうそういないんじゃ...
  • 『寝取られ姉妹』その1
    304 :『ハンゾウッ、タイマンだZE!!』その1 ◆uC4PiS7dQ6 [sage] :2009/04/21(火) 21 22 49 ID byGE+nEo 1 太陽は高く雲無く輝く。正午前、四時間目の授業。クラスの一番廊下側、一番後ろの席で、オレは全員の視線を一身に集める。  奇声を発して机を叩き、席を立って後ろ戸をスライド。 「腹痛いんで、トイレに行って来ます……」  止める奴なんて居ない。  静まり返った空気の中で、声を掛けれる鈍感な奴なんて居ないんだ。 「もっ、早過ぎるだろっ!? 昨日の今日だぞ?」  廊下を走り、駆け抜け、長い階段を上へ、上へ。  五階まで来て、使われてない準備室の隣に在るトイレまで来て、何の躊躇も無く、女子トイレの中へ、奥へ。  すると聞こえるのは、 「んっ、んにゅ……んんっ、ふぁあぁっ」  小さな、小さな、喘ぎ声。  奥の個室...
  • 悪意と好意と敵意番外編「幸せになろう!」
    81 :悪意と好意と敵意番外編「幸せになろう!」 ◆f7vqmWFAqQ :2010/05/11(火) 00 12 07 ID IM8wuOZh 僕の名前は相田洋介。双葉宮(ふたばのみや)商事に勤める26歳のサラリーマン。周囲からは出世株として期待されている…らしい。 そんな僕は今日人生最高の瞬間を迎えようとしていた。最愛の人「井上彩子」と結婚する。 控室で見たウェディングドレス姿の彩子はいつもに増して可愛かった。そんな彼女と結婚できるなんて僕はなんて幸せ者なんだろうか。 思い返せば彼女と出会ってからは本当にいろんな事があった。 初めて出会ったのは大学2回生で20歳の時に初めて行った合コン。記憶が正しいなら同じ学部の時田に誘われたはずだ。 「お前流石に20年女居ないのはマズイって」とか「頼む!数合わせでいいんだ!」とか言われたんだっけかな。 受ける理由がないから適当な返事で...
  • ヴァレンタイン
    192 :1/4 [sage] :2007/02/01(木) 23 59 22 ID 1U+KQnna 今、俺の目の前にはチョコレートがある。 そして俺はいったいこれからどうすればいいのか考えていた。  数ヶ月前、28才彼女無し趣味は2chの俺は何をどうやって奇跡を起こしたのか姫野亜弓に 告白された。駅で見て一目惚れしたと。彼女は少し痩せ気味ではあったが青白いほどの 肌をした割と美人な女性だった。告白されたのだが、二次元にしか興味が無くロリ属性を 兼ね備えた俺は丁寧にお断りした。もう少し正確に理由を言えば手首に刻まれた何本もの 傷跡が俺を思いとどまらせた。  そして、姫野はストーカーになった。  まず、無言電話から始まった。電話をとらなければ一晩で50回以上かけてきた。 履歴が50までしか残らないので本当は軽く3桁をこす回数なのだろう。着信拒否をかけると 公衆電話...
  • ことのはぐるま 第十四話~雄志の告白~
    234 :ことのはぐるま ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/06/07(木) 22 53 14 ID RsTTLffE 第十四話~雄志の告白~ 「1170円になります」  コンビニ店員の声を聞いて、千円札と100円玉を2枚レジに置く。  店員はそれを素早く手にとると、慣れた手つきでレジを打つ。 「30円のお返しになります。ありがとうございました」  レジ袋を手にとって、コンビニエンスストアの自動ドアを通り抜ける。  季節はまだ2月。昼間の格好で出歩くには少々寒い。  俺が1人でコンビニへやってきた理由。それは、今日の夕食と明日の朝食を買うためだ。  夕食と朝食だけで1170円も払うほど、俺はブルジョワジーではない。  ではなぜ1170円分の食料を買い込んだのか?もう1人の非ブルジョワジー人間のためだ。  天野香織の胃袋は、世間的によく囁かれるように...
  • 『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』第三章 後半
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 幼い頃から悠二の両親は仲が悪かった。 父は母のことを最低の女だと罵倒し、 悠二にあんな女とだけは結婚するんじゃないぞと 言い聞かせた。母も反対に父をけなした。 (ならどうしてお父さんとお母さんは結婚したの?   幸せになるために結婚したんじゃないの?) 悠二は思ったことを母に伝えた。 母は言葉を濁し、大人には色々事情があると教えてくれた。 意味が分からなかった。 夕飯のたびに飛び交う両親の怒鳴り声。 割れた皿やビンの音が鳴り響く。 なぜか離婚はしなかった。あれだけ憎しみあっていたのに。 中学に上がる頃には胃がキリキリ悲鳴をあげるようになった。 くだらない。あいつらは人間のクズだ。 あいつらのために自分が気を病むなんてくだらない。 男女の愛など偽りだ。 それは恋愛小説など創作作品の中にだけ存在するだけ。 一人の...
  • 『彼女にNOと言わせる方法』 第三話
    539 名前:彼女にNOを言わせる方法[] 投稿日:2018/08/13(月) 19 29 49 ID 6gtm5gpM [2/11]  目的もなく、炎天下の中を歩くのは阿呆のすることだ。  子どもは外で遊びましょう! と喧伝する社会が一時的にメガホンを下げる季節に、難破船のように漂っている僕は間違いなく阿呆だし、ましてやオールがあるのに手に取ろうとさえしないのは擁護のしようがない。  誰かが打ち水でもしたのだろう、コンクリートの道路は黒く濡れてテラテラと光っている。しかし、暑さ対策のための打ち水はかえって湿気が増す結果となり、涼しさより暑さに与する結果となった。  いつもバウバウ吠えてくる、山本さん家のジョン(ゴールデンレトリバー♂)も夏バテのせいか、舌をベロンと出し、出勤前の父さんのような濁った瞳で明後日の方向を見ていた。室外犬と室内犬の格差に想いを馳せながら、いつもおっかなびっくり通...
  • ことのはぐるま 第十三話~無計画な2人~
    178 :ことのはぐるま ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/06/05(火) 00 24 16 ID z5DhbTSq 第十三話~無計画な2人~  華に二度目の告白をされた。  それだけならいい。女性には何度告白をされても嬉しい。  俺が気になっているのは、華の告白に込められた想いの強さだ。  華に初めて告白されたとき、正直言って嬉しかった。だが、あまり真剣には受け止めていなかった。  男を美化するあまりに行われる、ごくありふれた告白と変わりないと思っていた。  しかし、昨日の華の様子を見ていると、その考えは吹き飛んだ。  俺のことを昔から思っていた、俺が他の女と付き合っていたとき悔しかった、 俺が就職して離れていったときには寂しかった。  どう考えても、幼馴染としての好意とは違うものだった。  執着心、嫉妬、怒り。  持てる感情の全てをぶつける...
  • 『コウヘイッ、タイマンじゃあ!!』後編
    500 :『コウヘイッ、タイマンじゃあ!!』後編 ◆uC4PiS7dQ6 [sage] :2009/03/15(日) 21 24 00 ID 09Az+jvq 1 「ふうぅっ。結局、セックスしたいだけか?」  サキちゃんは何故か気の抜けた声で、天井をぼんやりと眺めて溜め息を吐いた。  急速に熱が冷めて行き、 「どうしてっ? ボクの彼女さんは、エッチさせてくれないの?」 「なっ!? んだよ、ちっくしょう……いつの間にオレが、ゆーとの彼女になってんだよっ!?」  急速に熱は振り返す。  恥ずかしそうにボクを睨んで、湯気が見えそうなぐらい真っ赤っか。  さっきまで、もっと凄いセリフ言ってたのにね。 「じゃ、今はオナホさんで我慢するよ」  ボクだって身体が熱くて、挿れたくて、堪らないから。上着も、下着も、靴下だって脱ぎ捨てる。  そして今度は、引き出しからコンドームを取って...
  • Tomorrow Never Comes7話「学園急降下(スクールデイズダイブ)・上昇」
    475 :Tomorrow Never Comes ◆j1vYueMMw6 [sage] :2009/01/31(土) 11 51 49 ID HLSJkxAS 7話「学園急降下(スクールデイズダイブ)・上昇」 国会討論というのを、最近は特に目にするようになった。 国民の政治への興味低迷のためか、ニュースなどで頻繁に取り上げられるようになったからだろう。 いい年下した大人たちが互いの揚げ足をとっては野次を飛ばしあう光景は、子供の教育上よろしくない。 もっと生産性の高い討論もあるだろうに、ニュースというのは見苦しい言い訳をするシーンだけを切り取って見せてくる。 ただ、今目の前で行われている質疑応答の様子を見ると、全部あんな感じなのでは、と思えてしまう。 遊佐はくるみにパイを食べさせた後、すかさず話の軌道を元に戻し、ぐだぐだと誤魔化し続ける佐藤を問い詰めるのを、既に10分近く続...
  • 後編
    296 :後編 ◆BAPV5D72zs :2010/03/08(月) 00 40 13 ID rXM8PRWd  一瞬で全身に鳥肌が立った。血の気が一気に引いていき、背筋が凍りつく。  国東の手には鈍く光るフォールディングナイフ。やたら凝ったデザインだがアマ○ンで買ったのかそれ? つーか銃刀法違反でしょっぴかれるぞ。  なんで国東がこんなもん持ってんだよと一瞬考えたが、謎はすぐに解ける。国東は“変なもの収集家”なのだ。だから不思議じゃない。  なんとこのバカは南米の部族御用達の仮面とかチリの珍しい呪い人形とかどこぞの国のブーメランとかを通販で買うのが趣味なのだ。  河童のミイラの手で喜ぶようなアホの子だから良い友達付き合いができていたのに、しかしここでナイフは反則だろ。そりゃオレだってビビるわ!  表情を強ばらせるオレと優花。ここで平然とできる人間なんているわけがない。いたら今す...
  • 不幸と云うこと 第1話
    430 名前:不幸と云うこと 第1話  ◆A3Gs60mczo[sage] 投稿日:2013/04/10(水) 02 16 36 ID a8LbLrKc [3/10] 神様って不平等が好きなかな? 私はよくそんなことを考えてしまいます。 もしも神様が平等ならこの世に幸福な人と不幸な人なんて出来ず、幸福な人だけで世界が回っていてもおかしくはありません。 そして私は後者です。 自分が貧困な国に生まれて、何も知らずに死んでいくほど不幸者とまでは思いませんがそれでも比較的に不幸だと感じます。 小さな頃は白馬の王子様が私の前に現れて、私をさらってくれると思っていた時期もありました。 けど現実は白馬の王子様は現れなくて、目の前に現れるのは不幸ばかりでした。 いつかは私を助けてくれる人が現れると今まで生きてきたけど、もう疲れました。 「死のう」 未練がましく生きることに執着していましたが、この世は辛...
  • 日常に潜む闇 第7話
    59 :日常に潜む闇 第7話 ◆4wrA6Z9mx6 :2010/11/14(日) 09 21 50 ID FsdnXcJz ~Side Seiji and Misae~ 「ちょ、ちょっと美佐枝さん」 「どうした誠二」  保健室からだいぶ離れた所で、誠二の呼び掛けに天城が応じた。 「待ってください……あ、いえ、待ってよ美佐枝さん」  敬語になりかけて、天城の無言の圧力で訂正する誠二。 「どうしてあんな無茶苦茶な説明をするんだ。他にもやりようはあったはずだよ」 「ならば誠二はどう説明したんだ?」 「えっと、先輩には心の支えになってもらったって……」 「その答えでは結局私が説明した時と同じような反応をするぞ、あの後輩は。あの状況で心の支えになってもらったなどと言ってみろ。つまりは付き合っているということを暗に意味していると思わないか」 「それは――」 ...
  • 刹那の想い 後編
    208 :刹那の想い 後編 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/04/14(火) 00 18 11 ID diqIsyRp 「うぐっ・・・ごめん。ごめんなさい・・・」 口からはただ謝罪の言葉が漏れるだけ。 取り返しのつかないことをしてしまった。 酷い事をしてしまった。 疎遠になっていた幼馴染を気遣って、関係を修復しようとやってきてくれた祐二に。 「私に・・・祐二を好きになる資格なんてないのに。祐二の幸せを奪う権利なんて無いのに!」 いくら、祐二の彼女になれなかったからって、想いを遂げられなかったからって・・・こんな事をしていい理由になる訳が無い。 さめざめと泣き続ける私の頬に祐二の手が近づく。 「ひっ・・・!」 ぶたれる・・・! そう思った私は思わず短い悲鳴をあげて、仰け反ってしまう。 「あ、すまん・・・」 けど、祐二の表情は憤怒でも軽蔑でも無く・・...
  • Tomorrow Never Comes一話「平平凡凡」
    154 :Tomorrow Nver Cmoes一話「平平凡凡」 ◆j1vYueMMw6 [sage] :2009/01/21(水) 15 47 21 ID BKFgU1gH 「はい、じゃあ各自念入りにダウンしといて。レギュラー外の一年は手伝うか片付け。最後の子は戸締りをして、一階のラウンジに集合」 今日も部活が終わった。相変わらずの不完全燃焼で、不満が募るばかりだ。 季節は冬、12月。ごく普通に中学を卒業した俺は、ごく普通の高校に、特に何の波乱も無く入学し、大きな変化も無いまま一年が終わろうとしていた。 現に、今年の授業は今日で収めとなり、明日からは冬休みが始まる。冬休みはカレンダーで見るよりもずっと早く、あっという間に年が明けるだろう。 「さて、と」 散らばったボールを籠に戻すと、俺は体育館を見渡した。梅ちゃんが舞台のほうへと向かったので、おそらくモップを持ってくるはずだ...
  • 題名の無い長編その十五第一話
    273 :名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 22 50 47 ID qXitiTpU 部屋の四隅に盛られた塩を見て、僕はため息をついた。 可愛らしい部屋に夥しい量の盛り塩とのアンバランス差にではない、僕はこの部屋に閉じ込められたのである。 盛り塩とは魔除けに使われるものであるが、本来の効果は結界を作るものである。 脆弱な幽霊は盛り塩の効果で出られなくなる。 僕もその状況に陥っていた。 そう、僕ことサニー・斎藤・アナスタシアは幽霊なのだ。 所謂外国人である僕は父が日本人、母がアメリカ人のハーフだ。そして二歳年上の姉がいる。 父は大学の教授、母は専業主婦、姉はOLの極フツーの家庭だった。 僕は大学の飲み会の帰り、歩道を歩いていたら誰かに押されて、たまたま通りかかった大型トラックに… 未練は勿論会った、僕は童貞である。ここ重要 僕のアレは馬並みなのが自慢...
  • girls council第四話
    248 :girls council ◆BbPDbxa6nE:2011/04/29(金) 21 49 40 ID ceW0ck.s 第四話 ――――これは、六月二十九日の出来事である。 ブルブルブルブル。―――携帯のバイブが鳴る。 先ほどからしきりに。止まらない。 本当に十秒間隔ぐらいで、俺のポケットの中で振動している。  「くそ、くそ、くそくそくそくそくそぉ!」 ふざけている。ありえない。信じられない。認めない。こんなの、認めない。認められるか。俺、鳴宮拓路は心の中で嘆く。本当にどうして、こうなってしまったのだろう。 どうして……どうして。降りしきる雨なのか、それとも瞳から流れる涙なのか、分からない。ただそれを服の袖で拭う。そしてひたすら夜の路地を走る。 人にぶつかっても、謝る事を忘れ、電柱に肩をぶつけても、倒れないように走る。 ただひたすら……〝...
  • 悪意と好意と敵意第五話
    701 :悪意と好意と敵意 ◆f7vqmWFAqQ :2010/05/05(水) 16 52 51 ID 3zvpYvsf 教室に帰還すると、1時間目が終わって休み時間になっていた。顔の皮脂と性格がねちっこいハゲヤマ(本名忘れた)はもう居なかった。 隣席の片山にノートを借りようと声を掛けたが「あ?物理?嫌いだからノート取って無い。」とか言いやがった。俺はお前が嫌いになりそう。 こうなったら理系脳の寂に昼飯食う時にでも教えてもらうか。こういう時に活用するのが人脈(腐れ縁)なのである。 次は…小遊鳥(たかなし)先生の現代文か。楽だな。とか考えて机に教科書ノート文房具の3点セットを用意した。 待望の昼休みが到来した。ポケットに財布の存在を確認してから物理の3点セットを手に持ち購買に向かう。 焼きそばパンとクリームパンと濃厚きなこオーレDXを買って寂のいる1組に足を運ぶ。 1組の教...
  • 嫉妬束縛夫とヤンデレ妻康子
    528 名前:嫉妬束縛夫とヤンデレ妻康子[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 00 50 29.31 ID 1UFH3xZe [1/7] 「ねぇ‥あなた」 「駄目と言ったら駄目だ!」 「でも‥生活の事を考えたら‥‥」 「金の事は俺が考える」  妻と結婚して五年が過ぎる。  職場結婚だが、当時はブサ駄目男が美人の有能社長秘書をゲットしたということで、世紀のミスマッチと言われたものだ。  そしてバブル期が過ぎ平成不況‥会社の業績が悪化し給料やボーナスが激減して家計を圧迫している。  本来なら俺の数倍は仕事が出来る妻が職場復帰した方が生活は楽になるだろう。  何せ業績が悪化した未だに社長から妻康子の復帰を促されているくらいだからだ。   ただ俺が頑なに妻の職場復帰を拒んでいる。それどころか、妻康子の外出さえ制限をしたり、世間一般でいうと俺は束縛我が儘夫と言われてもしょうがないだろう...
  • Chains of pain第二話
    65 :Chains of pain [sage] :2009/04/04(土) 04 38 23 ID cCFA0o5R 「春斗君、今日はお弁当?」 昼休み、購買部へ行こうとしていた僕の元へ七海が弁当を 片手に歩いてきた。 「あぁ、七海……ううん、今日は違うよ」 「そうなんだ。……えっとさ、今日は春斗君の分も作ってきたんだ」 「え、本当? ありがとう。それじゃあ……」 「……屋上で食べようか」 二人で歩き出す。 階段を登り、屋上に出ると、雨はすっかり上がり、 雲を蹴散らすかのように日が差し込んでいた。 屋上のベンチに二人で座ると、お弁当をひざの上に広げる。 七海がお弁当を作ってくれるのは何も珍しいことじゃない。 高校に入ってからは基本的に優花が作ってくれるお弁当を食べている。 けれども元々、朝の手間を掛けさせない様に購買部で昼食を 済ませようとしていた僕は、...
  • 『はのん来訪者』中編
    456 :『はのん来訪者』中編:2009/08/14(金) 21 39 05 ID UOX7cciy 1  初秋の夕暮れ。蜩の声は小さく、その短い人生を終えようとしている。  クライマックスを飾るのは、僅かに発光する満月と、空に輝く星達のビスチェ。  肌を撫で行く風は優しく涼しく、火照った身体を無言でリカバーしてくれる。  湿度も少なく、今が正に快適温度と言えるだろう。誰しもが不快を覚えない、過ごしやすい気温と温度。  そんな日、そんな時間、具材を煮込む音が聞こえる家の中、二人の姉妹がリビングでテレビを見ていた。  南斗鳳凰拳の先代伝承者オウガイに拾われたサウザーは、オウガイに実の子のように育てられた!  サウザーはどんな厳しい修行にも耐えた、オウガイは厳しくも優しく、少年サウザーの心にぬくもりを植えつけた! ~~~~~~~麒麟~~~~~~  最後の試練として...
  • 和菓子と洋菓子 第三話
    239 :和菓子と洋菓子 [sage] :2007/05/05(土) 23 56 07 ID ZwzDwLr8 「・・・て、・・・きて、」 うん?なんだろうか? 「・・・起きて、・・・ねえ、起きて・・・」 全く誰だというのだろう、人の眠りを妨害するとはいい度胸だ、もう十五分ばかし寝てやろうか。 「・・・ちゃん、お兄ちゃん、起きてよ、」 お兄ちゃん?妹の理沙だろうか?いや第一、理沙は昨日の夜に自分の部屋に帰らせたのだから、 ここにいるわけがない。 「お兄ちゃん、遅刻しちゃうよ?もうすぐ八時半だよ?」 うん、八時半?ということは、急いで枕元の目覚まし時計を確認する。 こいつ、定時に鳴らなかったな!確かにセットしたはずなのだが・・・・、って、をいをい。 いきなり、OFFになっている上、セットしてある時刻が九時三十分とは、 いったいどんなことが起こったんですかね? そ...
  • 私は人がわからない第四話
    70 :私は人がわからない ◆lSx6T.AFVo :2010/06/05(土) 14 57 07 ID GnfQ6JQS  熱い夏の日だった。  空には入道雲が浮かび、その中で輝く白い太陽はジリジリ地面を照り付けている。コンクリートの道路はまるで鉄板のように焼き上がっていた。  遠くには陽炎も出来ていて、街路樹が並ぶ街道をゆらゆらと揺らしている。  アブラゼミがミンミンと騒ぎ、それは何かを急き立てるように感じた。  そんなありふれた七月の光景。  その上を、弾丸のように駆けて行く少年が一人。  彼は溢れ出てくる汗をシャツの袖で拭い、タッタッタッと小気味好く地面を蹴りつけて、ひたすらに走っている。  呼吸は不規則で、息もままならないといった風ではあるが、その顔は決して苦しそうなのものではない。  むしろ、愉快そうに口元を歪めていて、苦楽を共にしたような奇妙な笑みを浮かべてい...
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