ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ内検索 / 「星屑ディペンデンス 第三話」で検索した結果

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  • 星屑ディペンデンス 第三話
    288 :星屑ディペンデンス 第三話 ◆TvNZI.MfJE:2012/04/15(日) 21 05 38 ID Gs/Z9.w6 「……まだ、帰ってきていない?」 「え、ええ。夕食を取りに来なかったので、作った分を家に届けに行ったら、まだ帰ってきていない様子でしたよ」 咲が王宮に出かけた次の日。無事に報告を済ませ、予定通りに帰ってきた彼女は、家に龍が居ない事を不審に思い、自分が留守の間、彼の世話を頼んでおいたアルフォンシーナの元へと来ていた。 「いくら出かけるのが遅かったとしても、私が出発した日には家を出ていた筈だ。祠までは片道30分程だし、今日のこの時間まで戻ってきていないという事はない筈……」 「あ、そういえば」 不意にアルフォンシーナが手を叩く。 「セイムさんが、森で男に襲われたー、手も足も出なかったー、ぶちころしてやるー、と言っておられましたよ」 のんびりとした彼女の言動からは想...
  • 星屑ディペンデンス
    星屑ディペンデンス 第一話 星屑ディペンデンス 第二話 星屑ディペンデンス 第三話
  • ヤンデレ素直クール第三話
    152 :ヤンデレ素直クール:2010/02/20(土) 22 43 39 ID 56PLRE7Q 第三話 3レス消費 明が目を覚ましたのはそれから二時間後のことだった。 窓の外は既に真っ暗だ。 場所は全く知らないどこかの和室。律の家だろうか。 明は布団をごそごそと抜け出した。暖房が効いていて暖かい。 「すいません。」 声を上げてみる。襖の向こうに誰かいる気配は無い。 とは言え、他人の家だ。勝手はできない。 「律さん、いる?」 再び声をかけると、向こうから「すぐ行く」と返事が。 階上から、階段を下りる音が聞こえる。 襖を開けたのはやはり律だった。 「起きたか。喫茶店で突然倒れるなんて驚いたぞ。」 不安そうな顔で腰を下ろす律を見ると、明はなぜか頭痛を感じた。 『そうだ。俺は喫茶店で律と話してて・・・、なんだっけ、何かあった気が。』 「うっっ・・・。ごめん、律さ...
  • ヤンデル妹 第三話
    658 :ヤンデル妹:2011/06/06(月) 00 36 03 ID ySaUzkQA 今日は月曜日。 妹の信じたくない秘密をしってしまってからもう1日たってしまった。 昨日の夕方、妹の様子が急におかしくなった。 いや、たぶん・・確実に俺のせいなんだけど・・。 あれから、いつも母親が作ってくれていた弁当を、妹が作りたいといってきた。 急に料理に対する情熱が燃えたんだとか、なんとか・・。 まあ、それ自体は別にいいんだけど・・・。 弁当をもってきた妹の手が絆創膏まみれなのは驚いた。 そんなわけで、今昼休み。 恐る恐る、弁当を開けてみると結構ちゃんとできていた。 うん、味もなかなか・・いける! 将来いい奥さんになりそうだな。 にやにやしながら弁当を食べてる俺は他の奴らから見たら気持ち悪いだろう。 まあ、そんな心配する必要はないんだどな。 いつも一人で、屋上で。 すずめと一緒に食べているから...
  • ヤンデル妹
    ヤンデル妹 第一話 ヤンデル妹 第二話 ヤンデル妹 第三話 ヤンデル妹 第四話
  • ヤンデレ世紀
    ヤンデレ世紀第一話 ヤンデレ世紀第二話 ヤンデレ世紀第三話 ヤンデレ世紀第四話 ヤンデレ世紀第五話
  • ヤンデレ素直クール
    ヤンデレ素直クール第一話 ヤンデレ素直クール第二話 ヤンデレ素直クール第三話 ヤンデレ素直クール第四話
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄
    埋めネタ~ヤンデレ家族~ ヤンデレ家族と傍観者の兄第一話(勘違い編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第二話(勘違い編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第三話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第四話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄パラレル編 ヤンデレ家族と傍観者の兄第五話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第六話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第七話(文化祭編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第八話(クリスマス編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第九話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十一話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十二話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十三話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十四話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十五話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十六話(死闘編) ヤンデレ家族と傍観者の兄第十七話(...
  • たった三人のディストピア
    たった三人のディストピア 第一話 たった三人のディストピア 第二話 たった三人のディストピア 第三話
  • ヤンデレ世紀第三話
    58 :ヤンデレ世紀 [sage] :2010/07/12(月) 02 51 16 ID U4mIxQhT あれから結局4人での登校。 相変わらず土田さんは僕にべったりだった。 胸を押し付けているつもりなのだろうか、僕のアームに自分の胸を当てている。しかし何だろうこの残念な気持ち。無い乳押し付けられても 「嬉しくない。」 「何が?」 おっとあぶない。危うく心の本音が全て出るところだった。あぶないあぶない。 校門をくぐると僕らの教室がある校舎が今日も微妙な雰囲気を漂せながら立っていた。色が抹茶色ってどゆこと? 時間帯的には、一番生徒が登校しているはずなのだが、時代が時代。『ヤンデレ世紀』と呼ばれるこのご時世。 不登校が6分の1を占め、大体の女子(ヤンデレだろうな)は 朝早く登校して愛しのあの人のげた箱、机にロッカーにラブレターや何かを忍び込ませたり、逆にそれらを...
  • ドラゴン・ファンタジーのなく頃に 第三話
    127 :ドラゴン・ファンタジーのなく頃に 第三話 ◆AW8HpW0FVA :2009/07/30(木) 18 37 34 ID cCf/8k/n 第三話『シグナム・ファーヴニルの失敗』 扉の前で宿代の催促をしている亭主を押し退け、シグナムは町の外に出た。 早速二体のスライムが襲い掛かってきた。 青い水滴の様な体に、悪意の見えないつぶらな瞳、そして半笑いの赤い口。 どう見たって人畜無害のそれに見えるが、 少しでも近付こうものなら、吐き出される溶解液によって、 骨まで溶かされてお陀仏にさせられる凶悪モンスターである。 「出やがったな!前回は油断したが、今回はそうはいかねぇぞ!」 シグナムはすぐさま右手に灰が渦巻くのをイメージした。 二体のスライムは、ヘラヘラ笑いながら、シグナムに近付いてきた。 「くらえ、ザコモンスター!灰に抱かれて切り刻まれろ!」 シグナムは向かって...
  • ラ・フェ・アンサングランテ 第三話
    79 :ラ・フェ・アンサングランテ 【第三話】   ◆AJg91T1vXs :2010/11/15(月) 00 06 58 ID L6F9TM5r  ジャンが合同墓所に着いた時、既に太陽は南の方角に昇りかけていた。  街の正門をくぐり、レンガで舗装もされていない道を歩くこと小一時間。  赤錆びの目立つ鉄製の策に囲まれた、寂しげな場所にそこはあった。  街の教会に墓を持たない人間は、この合同墓所に埋葬されることになる。  そのほとんどが、どこの誰とも知らない曰くつきの者ばかりだ。  旅の途中で行き倒れ、身元も分からないまま埋葬せざるを得なくなった行商人。  怪しげな呪いを使うとされ、神父に看取られることもなく亡くなった老婆。  不運にも、旅の途中で山賊に襲われ、そのまま命を落としてしまったジプシーの一団。  この合同墓所は、そういった街の墓...
  • 愛と憎しみ 第三話
    488 名前:愛と憎しみ 第三話 ◆O9I01f5myU[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 21 57 24 ID jhtXEcPc [2/6] 3  夜。幸人はベッドの中でぐっすりと眠りについている。それを視線の端で確認した香山はこっそりと抜け出し、寝室を後にする。その足先は玄関を向いていた。  物音を立てない様に外へ出て、県道伝いに駆けていく。漆黒の帳が下りた住宅地の中、街灯を頼りに町の中心へ行く。遠い距離でもないのでそれ程時間も掛からない。  変質者に悩まされている市町村もあるだろうが、この町ではそういった悪い噂は聞かない。過信こそ禁物ではあるが、夜でも比較的安心できる。時折男とすれ違うものの、こちらに関心も示そうとしない。  夜でも営業している店は数多い。中心地ともなるとそれは顕著で、真夜中であるというのに目が眩む。点々とした街灯のみの明かりでは足元が少しお...
  • あなたのために 第三話
    57 :あなたのために 第三話 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/05/23(土) 01 20 49 ID ZvS9Dk39 その日、いつものように私は、マサトくんのお部屋までお迎えにあがりました。 昨日の夜、帰宅されたマサトくんは、私達と一緒に晩御飯を食されることなく、お休みになりました。 もしかしたら、マサキ先輩と何処かで食事をされて来たのかも知れません。 もし、これからもそういう事が増えるなら、マサトくんの分の晩御飯は、自重しなければいけない日も増えるかも知れませんね。 私の手料理を食べて頂けないのは非常に残念ですが、これもマサトくんの幸せの為です。 きっと、私よりマサキ先輩とご一緒に食事をとられた方が、お幸せでしょうから。 ・・・これから、どのくらい私はマサトくんのお世話の部分を、マサキ先輩に引き継げば良いのでしょうか? 毎日の起床は?毎日の朝ごはん...
  • サイエンティストの危険な研究 第三話
    987 :サイエンティストの危険な研究 第三話:2011/10/08(土) 21 19 47 ID oYmOj9..  友里は俺が肯定的になれば何でもいいらしい。まぁ少なからず研究に協力してくれた功績は認めるから、明日一緒に弁当を食べるくらいならいいだろう。  友里は可愛い系の超天然で人気も高いんだが、俺なんかにベッタリしてるから周りからは変人扱いされている。何が面白くて俺に付きまとってるかはわからんが、まぁ研究に便利な働き者と言っておこう。  とりあえず、パソコンに入力する前にデータをまとめておこう。幸いにも月曜日の五時間目は理科だ。板書しなくても100点なんか余裕だから、先生の話なんか頭に入れなくてもいい。  今日の昼に取ったデータをまずノートに写し、さらに今までのデータをまとめてノートに書いて計算する。まだデータが少ないから、ささっと分析してみる。 「・・・。」  さほど時間はかか...
  • たった三人のディストピア 第三話
    380 名前:たった三人のディストピア ◆JX6XvolL/Y[sage] 投稿日:2013/02/23(土) 00 12 37 ID B9xUgdKQ [2/7]  俺はうすぼんやりと漂う何かだった。集中しようとしても、思考が霧が晴れるように散逸していってしまう。  だから考えるにも必死だった。俺はどこにいる? 俺はどうしている? 俺はいったい何者なんだ?  まとまらない思考。何時間経っただろうか。時間など意味をなさないこの世界で、光明が差すように闇の中から小さな光がこぼれてきた。  俺はそれに吸い寄せられるように走っていく。いや、走るという感覚すらも分からなくなっていた。  ただ無心に、誘蛾灯に魅了される夜光虫のようにして、俺は進む。  その内に俺は段々と光に包まれていった。  その光は遠くから見たときは小さく見えたが、自分が中に入ってしまうと予想以上に大きいものだと気づいた。  俺...
  • 名物桜で待ち合わせ 第三話
    726 :名物桜で待ち合わせ 第三話:2011/08/30(火) 23 09 27 ID naDhzcps  結局、一樹は愛に連れられてラブホテルの一室にやって来た。  しかし・・・。 「・・・!」 「大丈夫だ!今日は私のおごりだ!」  やって来た部屋の広さと充実さに、一樹は思わず口を開けた。大きな冷蔵庫や収納スペース、隣の部屋にはSM専用の部屋と道具一式がある。風呂を覗いてみると、簡易露天風呂に加え様々な道具が揃っている。 「君の童貞卒業だ。豪華な場所でしたいだろ?」  一樹はまだキョロキョロしている。愛は一樹の背中を撫でた。 「さぁ!風呂に入ろう!」  先に入った一樹は、頭を洗いながら色々考える。  完璧な女性と言われてる愛さんが俺の童貞をもらってくれる!?冗談にしてはやりすぎだ!  しかし、ここまでしてもらっていると...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三話
    172 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2007/11/09(金) 00 34 46 ID sFzVob2v  近頃の俺は欲求不満の状態にある。  他人が欲求不満と言っていた場合、大抵の人間はいかがわしい方向の欲求であると考えるだろう。  もしくは食欲が満たされないだとか睡眠時間が足りていないという意味で受け取るかもしれない。  だが俺の場合の欲求不満はそれとは種類が違う。  創作意欲。これが満たされないのである。  友人たちの中でも知る人ぞ知る俺の趣味は、プラモデル作りである。  俺はどうやら完璧主義者のケがあるらしく、少しでも色合いがおかしかったり小さな部品が欠けている だけでも落ち着かず、結果的にプラモデルを一つ作り上げるだけでも一ヶ月は余裕でかかってしまう。  毎日毎週欠かさずにプラモデルを作っているにも関わらず、である。  そんなペースだ...
  • 赤と緑と黒の話 第三話
    182 :赤と緑と黒の話 第三話 ◆BaopYMYofQ :2010/07/03(土) 00 13 18 ID J2m6B0rY 「私、お父さんに犯されたことがあるの」 その一言の意味を、理解するのに数秒を要した。 四年前へと話は遡る。 湊は幼い頃から容姿端麗で、発育も早く、ある意味歳不相応に成長していた。 中学に上がってすぐに多くの男子生徒たちの視線が湊に集まり、女子生徒の友人も多くはないがそれなりにいた。 だが至って普通の、一人の子供にすぎなかったのだ。仮にもしこのまま平穏に過ごせていれば、湊は間違いなく幸せだっただろう。 湊の母が仕事で出張し、一晩家にいなかった日の夜。湊はすでに就寝しており、自室の扉が開かれ、誰かが忍び寄って来るのに気付くはずもなかった。 掛け布団をそっと剥ぎ取られ、寝間着のボタンを上から一つずつ外されている最中、湊はようやく目を醒ました。 最...
  • ウェハース 第三話
    36 :ウェハース第三話 ◆Nwuh.X9sWk :2010/09/12(日) 17 00 58 ID 4iKpRBc0 「寝ちゃったね、穂波ちゃん」 「いつもよりはしゃいでたから、藤松さんのおかげ。今日は本当にありがとう」 皿洗いを終え、台所から出ると穂波はソファーで寝息を立てていた。 「かわいい。本当に天使みたい」 「穂波って名前、いい名前だと思う?」 うん、と穂波の頬を優しく撫でながら藤松さんは頷く。 「父さん意外と凝り性でさ、穂波の名前を決めるのに一ヶ月掛けたんだ」 「すごーい!何か意味でもあるの?」 「穂っていうのは昔の人にとって幸せとか、大地から受けた恵みを意味していたんだって。そんな幸せとか、恵みが波のように押し寄せてくるように付けられたのが”穂波”だって」 「幸せが波のように…...
  • 炸裂超人アルティメットマン第三話~第四話
    257 :リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] :2007/12/19(水) 02 17 50 ID lUt+bHho 炸裂超人アルティメットマン 第三話 始まった!吊下壊滅作戦  登場巨獣 爆泳巨獣マッカタン 空速巨獣ジオンゴ 電波怪獣ミルワー ごろごろごろごろ…そんな感じの轟音が吊下市全体に響いていた、音の主は勿論巨獣だ カジキマグロを太らせたようなその体躯を生かしてか、はたまた誰かに操られているのか…ごろごろと転がる 巨獣は、まるで粉砕ローラーのように建物を踏み潰して行く。 だって許せないじゃないか?コイツがあのやさしい彼を苦しめられるのが…そして、眼前に広がる街の住人が 彼を苦しめいているのが。 そう、彼を守るのは私ひとりでいい、そして…彼を愛するのも私ひとりでいいに決まってるんだから。 「どうもおかしいんだよな…そう...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十話
    557 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2010/05/30(日) 00 01 35 ID 2fnoiIIV ***  目の前が真っ黒になってから、どれぐらい経ったっけ。  いつから?  お父さんが死んじゃって――ううん、私に殺されちゃってから?  それとも、弟と妹が家を飛び出して行ってから?  いいえ、きっと、その前。  弟と妹が二人きりでセックスしてるのを、私が目撃してからだわ。  見なければ良かった。  あの二人に対して過保護に接していたから、あんな光景を見てしまった。  それから狂ってしまったんだわ。  お父さんはお墓に。お母さんは机の上で顔を覆って。弟と妹は居なくなって。  私は、どこか、地面からとっても遠くにあるところに来てしまった。  私が悪いのよ。  隠していた二人の秘密を知ってしまった。  家族に秘密にしていることな...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十八話
    373 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2010/08/15(日) 11 03 00 ID 4PrH9vJV 「ジミー君、今から君の家に行ってもいいかな?」  そんな用件の電話が藍川からかかってきたのは、部屋に置きっぱなしにしていた携帯電話の電源を入れてすぐのことだった。  妹の手伝いをする前に、携帯電話も持っていこうと思い部屋に入ったのだ。  弟や葉月さんから電話がかかってくるかもしれないし。  昨日、葉月さんに破壊された携帯電話はスクラップ置き場へ直行している。  あれを直せるような技量は俺にはない。購入した店に頼むにしても、新品を買った方が安いと言われてしまうことだろう。  今手元にあるのは、ちょっと前まで使用していた携帯電話である。  SIMカードを入れ替えるだけで電話番号・メールアドレスを入れ替えられるというのは素晴らしい。  なんとなく...
  • 題名のない長編その七第三話
    第三話 「そんなこんなで放課後なんだな!」 「誰に言ってるんだ、友人1よ。」  急に隣の席で呟いた太めの友人1につっこみを入れつつ鞄を背負い教室を出る。  グラウンドでは汗臭い野球部員達がさっそく集まり始めて騒いでいるのが見えた。  青春とは部活だなぁ、なんて思ってしまうが悲しいことに俺には時間がない。  修練を重ねるためにはバイトだけでも時間調節が難しいのだ。  よく椎名は「なら私の家でごはん食べるの!経済的なの!」などと言うが甘えてもいられない。  大家さん一家には迷惑をかけっぱなしである。これ以上甘えることなどできはしない。 「楊ぅぅぅ!」  遠くからてけてけと音がしそうな走り方で廊下を走る椎名。むしろあれは競歩か。  そして音もなく椎名の後ろを滑る百乃。怖っ。なに?ホバー移動でもしてるんですか、君は。 「帰るのか?」 「うん!一緒に帰るの!」 「死ね近衛。」  ...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part18-Page4
    801 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/10(金) 00 53 41 ID 3rbgvnB7 自分の過去を誇りに思えるようになったら、さ。 802 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/10(金) 03 00 30 ID j4aiOlCh 790 GJ! お幸せに!おしあわせにぃぃぃ!! すばらしい作品をありがとう! 803 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/10(金) 10 21 41 ID fzJ0BhlG 790 楽しかったぜ、ありがとう。 804 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/10(金) 13 14 09 ID uV+Syx63 326 奇妙な世界に目覚めるといいよ 805 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/10(金) ...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十三話
    203 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2010/07/04(日) 01 02 33 ID i1zitTcv ***** 「何が食べたい? 今日はお前の卒業祝いだから、なんでも奢ってやるぞ」  住んでいる町にあっても普段はまず立ち寄ることのない、ファミレス。  中学校を出て、家から中学校を結ぶ距離よりも長く歩き、私とお兄さんはそこにやって来た。  お兄さんの言葉に甘えて、メニューに書かれてある値段を気にせず、やって来たウェイトレスの人に今食べたいものを注文した。  ドリンクバーに、スパゲティカルボナーラに、サラダ。  たったそれだけでいいのか、とお兄さんは言っていたけど、私にはこれぐらいの量で充分。  お兄さんは、私の分まで食べるつもりでいるのか、あれもこれもと注文していた。  これじゃ、まるでお祝いされてるのがお兄さんみたいじゃない。  かと言...
  • 五月の冬 第三部 上編
    502 :五月の冬 第三部上編 ◆gSU21FeV4Y:2011/08/04(木) 21 57 16 ID mB4S4kMk 昼休み。四、五人でグループを作って昼食を共に食べる他の連中が多い。 そんな中、私と五月くんは二人きりで向かい合い、教室の隅で弁当を食べている。 「ごめん、何もお返しできることなくて……」 五月くんが申し訳なさそうに私を見つめた。 「そんな、いいんだよ。私、……その、好きでやってるから」 『あなた』が好きでやってる。 辛うじて飲み込んだ言葉は思い返すまでもなく恥ずかしいもので、 口に出さなくてよかったとホッとする反面、何時堂々と口に出せるかという思いが浮かんだ。 「冬子、本当にありがとう。今日のも美味しかった」 五月くんは手にある空の弁当箱を私に差し出して言った。 それを受け取り、鞄の中にしまう。 「ふふ。どういたしまして」 五月くんにありがとう、って言われるだ...
  • キャラ紹介
    431 :ワイヤード 第十三話 ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/28(火) 16 28 17 ID gifGW32h 注:このSSのヒロインは「全員ヤンデレ」です。今は違えど将来的には絶対に変質します。 レギュラーヒロインズ 西又 囲炉裏(にしまた イロリ) :千歳にはじめて出来た友達であり、幼稚園時代の大親友。ある時、イロリの家の都合(詳細不明)でイロリが京都へ行ってしまったため、離れ離れになるが、イロリは千歳を思い続け、ついに帰ってきてしまったところからワイヤード本編が始まる。 一応はメインヒロインであるが、未だヤンデレの片鱗を見せてはいない。しかし初登場時の口調や性格、行動などを見たナギが「吐き気がする邪悪だ」と認識した事実があり、その根本には何か怪物が潜んでいるのではないかという疑いもある。 どうにしろ今のところは千歳への強い愛を原動力に動く純...
  • ウェハース第十三話
    532 :ウェハース第十三話 ◆Nwuh.X9sWk:2011/05/21(土) 17 41 56 ID IAfhlHSE 「えっ?」 僕の膝を枕にしていた小町がいきなりボリュームの大きい声を出した。 そんなに驚くことだろうか? 「痩せるって、なんで?」 「そんなに驚くことでもないだろ」 小町は状態を起こし、首を横に振った。 「私体型とか気にしないから大丈夫だよ」 少し声が焦っているように聞こえる。 何でだ。 「いや、小町と付き合ってからさ僕と小町の体型のギャップに驚いてるんだよね」 小町は物凄く華奢だ。それに対して僕はなんと言うか骨太って感じ。 二人して街を歩いているときにガラスを見ると、おおよそこの二人が付き合っているとは思えないほどに容姿に差があるのを実感する。 その時には、いつも下を向いてしまう。 隣で嬉しそ...
  • 第十三話『ネクストステージ・始動』
    416 :ワイヤード 第十三話 ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/28(火) 15 39 49 ID gifGW32h 第十三話『ネクストステージ・始動』 道場の中心で向かい合う千歳と理科子。二人の周囲には誰にも踏み込ませないほどの強力な闘気の壁がある。 見物に回ったイロリと、隣に座るここあももはや言葉を発することができず、ただ見ているのみ。 もはや、この勝負は向かい合った時点から始まっていた。 「(すごい……これがちーちゃんの『清水拳』)」 理科子の微妙な視線の変化と、脚の筋肉の収縮。次の動きへの予備動作。千歳はその全てを見切り、微細な牽制を繰り返していた。 おそらく、かなり修業をつんだものか、感覚の鋭いものにしか見えないであろう、その牽制。 この場では、イロリと、この道場でもトップクラスの実力を持つ数人の門下生達――ここあを含む――にしか気づけな...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第十三話
    352 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] :2008/05/16(金) 06 00 10 ID zqXtABnM ***** : : :  目を開ける。  すぐに閉じる。  寝起きの眼球に今目にした光景は刺激的すぎた。とても目を開けていられない。  別に、風呂上がりで艶めかしさを三割増やした葉月さんがバスタオルで隠した胸をさらけ出しそうとか、 妹が俺の胸元に入り込んでシャツを弱い力で掴みながら幸せそうな顔をしているとか、 そういった俺の下半身に都合のいい刺激ではない。  白かった。  視界の中が白に染まっているせいで、爛々と輝く蛍光灯を直視してしまったみたいに目が痛い。  眉を強くしかめてから、もう一度挑戦してみる。  今度は高速で目を閉じたりはしなかったが、心の中が疑問符で一杯になってしまった。  なんだコリャ、俺が寝起きで...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第四十三話
    「大丈夫? しみて痛かったら、言ってね?」 「ああ、まだ平気だよ。そのまま続けて」  高校の保健室。ただいまの俺は、そこで葉月さんの治療を受けている。  保健室の鍵は、都合良くかけられておらず、俺と葉月さんはあっさり中に入ることができた。  主に顔の具合が酷い。普段は誰にも顔の造りについて言及されないが、今の顔を見たら一転、誰が見ても酷いと言うだろう。  それぐらい、弟に殴られた。擬音で表わすなら、ボコボコと。  幸いなことに、ところどころ変色しているものの、腫れは酷くない。口の中はずたずたに切れているけれど。  兄に対してここまでやるとは、弟のキレっぷりは半端じゃない。  あそこで葉月さんが、マウントポジションを取った弟を蹴り飛ばさなければ、この程度の怪我じゃ済まなかった。  溜まりに溜まった鬱憤は爆発するととんでもない威力になるという、わかりやすい実例である。  ガーゼを両の頬に貼...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第二十三話
    675 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] :2008/08/18(月) 00 49 44 ID Kgb2rgNQ ***  風邪をこじらせてから、朝と夜はお兄ちゃんの世話になっている。  と言っても、寝汗を拭いてもらうだけ。  まだ体温が高いからお風呂には入れないので、汗だけでも拭いてもらっているのだ。  でも、そんなのは建前。  目的はお兄ちゃんの理性を崩すこと。  無防備な姿を見せて、お兄ちゃんの方から襲いかかってもらう。  実行前は、こんな作戦は上手くいくはずがないと思っていた。  だけど、塵も積もれば山となる。  だんだん、私を見るお兄ちゃんの眼が変わってきている。  タチの悪い風邪だったらしく、今晩でもう三日目。  その間ずっと、妹とはいえ女の体を見続けてきたのだから、お兄ちゃんの反応は男として正解だ。  仲の悪い兄妹な...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part12-Page2
    201 名前:ヤンデレ臣下とヤ○チャ王[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 21 49 12 ID /z4YnT6a 「陛下、ご聖断を」 侍従長の東雲がさっきから僕を催促する。 会議に出席している連中の中で、紅一点しかも唯一20代の彼女だが 出席中のメンバーの中で一番、僕に対する視線がキツイ。 その怜悧な美貌もあいまってなおさらキツク感じる。 対する僕はそれに視線を合わせれない。 いい加減にしてくれと思う。 好き好んで皇家に生まれたわけでもないのに皆が僕に責任を押し付ける。 本当にうんざりだ。いい加減全てを放り出してコメリカにでも亡命しようか。 流石に戦争相手の国に亡命したら東雲も追いかけてはこれないだろう。 王紀3075年 70年前に始まった戦争は今では所々で戦闘を思い出したかのように始め そしてまたいつの間にか終わることを繰り返しながら未だに終わりを迎えない。 御爺様が始め...
  • 『首吊りラプソディア』Take2
    139 :『首吊りラプソディア』Take2 [sage] :2007/01/30(火) 00 26 48 ID vVDVVog3  結局何の誤解も解けないまま、俺達は食事に向かうことになった。勘違いされたままで 向かうのは不本意だが、久し振りにカオリと食事をするというのは胸が踊る。可能ならば フミヲとサキが居ない方が良いのだが、フミヲは何が楽しいのだろうか、いつもの下品な 笑みを浮かべていて帰ろうとする様子は欠片もない。サキはサキで俺から離れようとせず、 既にお馴染みとなった無表情のまま黙って着いてくる。こいつの場合は仕事の相棒だし、 常に隣に居るのが不自然だと思われないよう、監視しなければいけないという理由で俺と 共に行動している。真面目なのは良いことだが、それのせいで人を完全に性犯罪者として 扱ってくるのは流石に疲れる。今とて近寄るだけで妊娠してしまいそうだと理不尽な理...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十九話
    167 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2010/08/29(日) 20 03 22 ID smCxXBM3  結論から書くという手法は、作文や説明文を作る時によく使われるやり方の一つだ。  かく言う俺も結論を先に書くタイプである。  次に、なぜその結論に至ったかを長々とした文章で綴っていく。  最後に結論を再度述べて締める、という書き方をする。  そうすると、読む側の人間に、言いたいことが最初に伝わる。  ああこいつはつまりこう言いたいんだな、と考えさせ、文章への理解を誘えるのだ。  結論があると、自分で書く時も混乱しない。ぶれることが少ない。  かつての、作文の書き方が分からなかった俺は、このやり方を知ってから、作文の課題で困らなくなった。  まあ、なんで文章の書き方なんてものについて考えているかというと、だ。  さっきまで我が家で繰り広げら...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十二話
    434 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2010/06/20(日) 11 25 33 ID R8ss/t/W *****  これからの私は、どうしたらいいのか。  過去の私は、どうしていたらよかったのか。  これまで生きてきて、ここまで悩んだことは一度もなかった。  お兄ちゃんへの想いを諦めたい、でもどうしても諦められない、なんて二択に取り憑かれたことがあった。  だけど、今抱えている問題は、それ以上に深刻。  家に長く居たくない。家族と話したくない。どんな食事も味気ない。布団の中でも眠りにつけない。  体力と気力が同時にすり減っていく。やつれているのを実感する。  もっといい加減な人だったら、私はここまで悩まない。  だけど、あの人はいい加減どころか、理想のままで、何一つ裏切らない。  良い期待も、悪い期待も。日常のあらゆるところで、そのこと...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十四話
    619 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] :2010/07/11(日) 12 14 54 ID Rvq4YAnq *****  今日、あえて休日の時間を潰してまで友人に付き合おうと思ったのは、興味が湧いたからだ。  家族愛に似た感情である、兄妹愛について。   僕には兄妹愛という感情が無い。  家族愛というものが、家族を思いやるもの、ということは漠然と理解できている。  しかし、兄妹愛、または姉弟愛というものとなるとさっぱりだ。  その言葉を聞いても、何の感想も意見もない。  理解不能なものを知るために、妹の入学祝いを買いたいから手伝ってくれ、という友人の頼みを引き受けた。  僕が知る限り、僕の周囲で兄妹愛に一番目覚めている人間は、彼だ。  本来なら彼の家族構成上、弟妹愛とでもいうのがベストだが、言いにくいので兄妹愛に統一する。  ...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十六話
    14 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2010/08/01(日) 10 14 33 ID 3MRI2eKK 「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」 「俺はホットコーヒーで。二人はどうする?」  喫茶店に入ってわざわざコーヒーを注文する。  こんな経験をしたことは、十七年間蓄えてきたの記憶の中には、ひとつもない。  俺がコーヒーを飲む機会と言えば、大きく分けて三つある。  気分転換に、インスタントなり、コーヒーメーカーなりを使って、自分でコーヒーを淹れて飲む。  自分で買った、もしくは友人知人が奢ってくれた缶コーヒーを飲む。  たまに弟が淹れてくれる濃いめのコーヒーを、温くなるまで待ってから飲む。  いずれの場合も、ちびちびと口をつけて飲むので、一杯あたりを飲み干すのに時間が掛かる。  そのため、俺が喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、店の回...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十一話
    108 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2010/06/06(日) 04 50 14 ID 4B4bPZJ5 *****  目が覚めた時、私の手は温もりに包まれていた。  いえ、その温もりがあったから私は目を覚ましたのかしら。  よく、わからない。 「ね、姉さん」  頭がぼんやりしたままで、誰かに声をかけられたことに気付くのに時間が掛かった。 「よかった、目を覚ましたんだ、姉さん……」  私の手を握っていたのは、私の弟だった。  妹と一緒に行方不明になっていたはずの。  言いたいことはたくさんあった。  けれど、何を言いたかったのか、今は思い出せない。  七……いえ、八ぐらいかしら。弟に言いたかったこと。  数は数えていたけど、内容までは思い出せないわ。  ところで、私は生きているのね。  てっきり死ぬのかと思っていたわ。――死ぬつも...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十五話
    506 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] :2010/07/25(日) 10 08 25 ID 6XlpIfwN *****  何回、あの二人の間に割り込んでやろうと思ったのか、自分でもわからないわ。  どういうことなのよ。  あの人と、あの人の妹が二人きりでデートに出かけるだなんて。  彼の行方は弟君に教えて貰った。  弟君は、妹と買い物に出掛けただけ、なんて言っていたけど、それは間違いだわ。  弟君の台詞が嘘なんじゃない。買い物に出掛けた、っていうのが間違った認識なのよ。  あの人と妹さんが、二人で買い物に行く。  相手が誰だろうと、女と一緒にどこかへ行く時点で、それはデートよ。  それに、妹さんが彼と二人きりで歩くっていうのがおかしいわ。  妹さんは、弟君のことが好きだったはず。  この間、彼の家の中で妹さんが弟君を押し倒し...
  • ヤンデレ家族と傍観者の兄第三十七話
    193 :ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms :2010/08/08(日) 10 02 35 ID JFImW/Mk *****  俺は、今まさに食べられそうになっている。  抽象的にではなく、具体的に。  具体的すぎて、捕食対象となっている俺に戦慄が走っている。  背後から、よく分からない何かが、床にへばりついて移動してくる。俺の後ろをついてくる。  走りながら肩越しに目をやると、そいつは俺の影と同化しているようで、真っ黒だった。  しかし、そいつの大きさはとてもじゃないが俺の影とは比べものにならない。  でかすぎる。  床から剥がして、ヘリコプターに結びつけて上に引っ張れば、高校の体育館ぐらいは覆い隠すんじゃないだろうか。  その巨体のあらゆる所に目がくっついている。  その全てが俺と目を合わせようとしてくるんだから、たまったものではない。  もっ...
  • ことのはぐるま 第三話~現大園華との再会~
    363 :ことのはぐるま ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/02/06(火) 22 26 28 ID UWU+IsLa 第三話~現大園華との再会~ 『おにいさん。どうして会社をやめちゃったんですか?』  この声は誰だ?  なんだかやけにエコーがかかっているな。  『おにいさん』?俺に妹はいないぞ。  たしかに欲しかったが母親に頼んだらスルーされたからな。 『高校卒業してすぐ正社員になれたっていうのに  やめるなんて私は悲しいです』  ・・・・・・いろいろあったんだよ。  逃げた。と言われたらそれまでだが。  しかし誰だか知らない女にそんなことを言われる筋合いは無い。 『おにいさんみたいなアウトローが日本のニート・フリーターになって  ひいては少子化を招くんですよ』  知ったことか。俺一人がフリーターになったところで日本人に占める フリーター人...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part16-Page2
    251 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 19 47 41 ID /tkC1+Kk GJ! やべー、澄子可愛いすぎw ある程度交友関係も持っていながら彼一筋ってのがいいね。 252 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 19 58 20 ID 1bmPTzHI 兄貴は羊の皮を被った狼だと予想 兄貴に期待、GJ! 253 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 20 29 11 ID +p0CPZG1 ホトトギスが来てる‥‥ありがたやありがたや 254 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 20 41 09 ID 2QVi7B0J 弟、絶対兄貴に関して負い目あるよ。 ただの家族愛なら妹のこと一回も呼ばないのはおかしい。 うーん、死闘はまだ続...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part19-Page3
    401 名前:天使のような悪魔たち 第5話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/10/27(月) 13 20 52 ID m4u6lA7+ 翌朝、俺は拘束しっぱなしだった結意を迎えに行っていた。 明日香はまだ部屋から出てこない。俺に拒絶されたことでかなりのダメージを負っていたようだ。 …正直、とても心配だ。できるならそばについていてやりたい。だけど俺がそばにいたって傷は癒えないだろう。むしろ抉るようなものだ。 「ねぇ飛鳥くん、ごほうびは?」 「…今やるよ。」 こういうときでも結意は結意のままだ。逆に救われるよ。…事情を知らないから当然だけどな。 とりあえず、結意に ごほうび をあげた。といってもただのキスだけど。 「ん…飛鳥くん、もっとぉ…」 「悪いが今日はここまでだ。」 「えぇっ…そんなぁ…」 「俺の身にもなってくれよ。これ以上シたら使い物にならなくなる。」 昨日から...
  • ヤンデレの娘さん 転外 とすと
    217 : ヤンデレの娘さん 転外 とすと ◆3hOWRho8lI:2011/07/12(火) 23 37 40 ID tot03qBY  バーに入った時、私は必ず最初の一杯は必ず二人分のお酒を頼むようにしている。  それは、私が単に大酒のみだからとかそういう理由だけでなく。  ただ、この場にはいない、いや、もうこの世にはいない人に捧げたいからだ。  いや、捧げたいというと仰々しいだろう。  この世にはいないあの人と、一緒に飲みたい。  そんな、センチメンタルな感情に基づく行為だ。  お酒の楽しみなんて知らないままに亡くなった娘だしね。  とにかく、1人息子のセンがようやく『野犬』に襲われた傷が癒えて退院する前日、私は行きつけのバーでいつものように2つのグラスを頼んだ。  で、私は頼んだ2つのグラスをチン、と鳴らす。  「乾杯、千幸(チィ)ちゃん」  この世には無い、嫁の名を呟く。  独り...
  • ヤンオレの娘さん 第三回戦 まい・ふぇあ・れでぃ
    312 :ヤンオレの娘さん 第三回戦 まい・ふぇあ・れでぃ   ◆3hOWRho8lI:2011/07/18(月) 22 02 36 ID CImphNxY  「入って」  そう言って、キロトと呼ばれる少年は三九夜を促した。  少年の自宅は、マンションの一室だった。  小奇麗に掃除されたそのリビングに三九夜は通された。  あの後。  悔しさと悲しさと怒りで泣き叫ぶ三九夜をなだめた少年は、自分の自宅へと彼女を案内した。  「へぇん、良いトコに住んでんじゃねーの」  男子制服のままソファに座り、かははは、とシニカルに笑う三九夜。  先ほど泣いていたことなど露ほども感じさせない。  実際は、照れ臭くて隠しているだけだが。  「ンで、さっき言ってた『協力』ってのはどーゆーこった?」  「協力?」  「さっき言ってただろが」  「……そう言えば、どうするか全然話して無かった」  納得したように言う少...
  • 後編
    296 :後編 ◆BAPV5D72zs :2010/03/08(月) 00 40 13 ID rXM8PRWd  一瞬で全身に鳥肌が立った。血の気が一気に引いていき、背筋が凍りつく。  国東の手には鈍く光るフォールディングナイフ。やたら凝ったデザインだがアマ○ンで買ったのかそれ? つーか銃刀法違反でしょっぴかれるぞ。  なんで国東がこんなもん持ってんだよと一瞬考えたが、謎はすぐに解ける。国東は“変なもの収集家”なのだ。だから不思議じゃない。  なんとこのバカは南米の部族御用達の仮面とかチリの珍しい呪い人形とかどこぞの国のブーメランとかを通販で買うのが趣味なのだ。  河童のミイラの手で喜ぶようなアホの子だから良い友達付き合いができていたのに、しかしここでナイフは反則だろ。そりゃオレだってビビるわ!  表情を強ばらせるオレと優花。ここで平然とできる人間なんているわけがない。いたら今す...
  • ヤンデレの小説を書こう!Part9-Page5
    801 名前:藁を叩く少女[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 12 28 35 ID xDCdn1cN 入学祝いに作ってもらった一人部屋の寝台に丸まって、美佳はすすり泣いていた。 自分は直樹に裏切られたのだ。約束を破られたのだ。二人だけの秘密だったあの場所を、他人に暴かれたのだ。 美佳の脳裏には、あの三人が発した楽しげな笑い声がこびりついて離れなかった。 耳穴に指を突っ込んでも、忌々しい音は聞こえてきた。布団に頭を埋めても、音は余計に大きくなって美佳の心を痛めつけた。 何も見ずとも、聴かずとも、触らずとも、どうやっても三人の嘲笑を消すことは出来なかった。 せいぜい自らの呻き声でそれを少しなりとも誤魔化すだけだった。 『ともだち』に秘密をばらした直樹が恨めしかった。かといって美佳には直樹を怨むことなど到底不可能だった。 美佳にとって直樹とは自分の半身であり最愛の伴侶であって、彼...
  • 依存型ヤンデレの恐怖5
    183 名前:依存型ヤンデレの恐怖 ◆a5x/bmmruE[sage] 投稿日:2011/10/27(木) 00 08 28 ID /Z6GsdR2 [2/5] 良くも悪くも家の食卓は賑わうようになった。 そう思う…。 未夢とキサラギの放つ殺伐とした空気の中、食事は淡々と進んだ。 「はい!」 不意にキサラギが挙手する。嫌な予感しかしないが無視する訳にもいかんだろう。 「何だ、言ってみろ」 「はい!ウチ、これからはリューヤ先輩のペットですから、好きな時に先輩の服着たり、匂い嗅いだりしてもいいんですよね?」 「変態」 「あうっ」 涙目のキサラギ。ショックを受けるうちは更生の余地はあるのかもしれない。 一方の未夢は燃えるような目でキサラギを睨み付けている。 こいつらの修羅場は既に確定事項だ。何らかの手を早急に打たねばならない。 「未夢…」 未夢の頭を撫でる。 「あっ…」 驚...
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