ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ内検索 / 「触雷!第九話」で検索した結果

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  • 触雷!第九話
    324 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ [sage] :2010/07/05(月) 06 44 52 ID DMr/6fCk 「…………」 僕は便座に座ったまま、先輩からの手紙を見つめていた。 先輩はどうやら、僕が紅麗亜に監禁されていると思ったようだ。(確かにその通りではある。) それで偽りの婚約を報道して、紅麗亜を油断させ、僕が外に出られるように計らってくれたのだろう。 ――ありがたい。 手紙を拝むようにする僕。そしてすぐに、細かく千切って便器に捨てた。 先輩直筆の手紙だ。勿体ないことこの上ないが、これを紅麗亜に見られたら全てが台無しになる。致し方なかった。 さて。 手紙の文面から察するに、封筒の中身は婚約披露会の招待状と言ったところだろう。 その招待状の指定する場所に行けば、おそらく先輩に会える。 そこで僕がうまくやれば、紅麗亜がこの家で働くことを、先輩に認めて...
  • 触雷!第三話
    394 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/06/19(土) 09 56 48 ID 7pEeoypI 「ん……?」 気が付くと、僕は立ったまま、紅麗亜の柔らかい胸に顔を埋めていた。 キスの気持ちよさのせいで、一瞬気をやってしまったらしい。 「紅麗亜」 顔を上げて紅麗亜と視線を合わせると、彼女は気まずそうに表情を曇らせた。 「申し訳ありません。ご主人様」 「え……何が?」 「接吻など生まれて初めてのことですから、つい、加減を忘れてしまいました」 そう言って、顔を赤らめる。意外に思った。 大人びた印象からして、その手のことには相当慣れているのだろうと思ったが、そうではないらしい。 「お嫌いですか? こんなはしたないメイドは」 「いや、そんなことは……」 儚げな様子で尋ねてきた紅麗亜に、僕は反射的に答えてしまう。 すると彼女は表情を輝かせ、両手で僕の顔を挟ん...
  • 触雷!第六話
    603 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/06/26(土) 13 28 49 ID XcphsdL/ 携帯電話を没収された僕は、家の固定電話で学校に連絡し、欠席を伝えた。 理由は急病にする。いわゆる仮病だが、まさか『メイドさんに外出禁止にされました』とは言えない。 ちなみに、電話をかけている間中、紅麗亜は受話器に耳を寄せて会話を聞いていた。 通話が終わると、僕はあることをするために2階に上がる。紅麗亜もついてきた。 「あの、紅麗亜」 僕は振り返って言った。 「はい。ご主人様」 「僕、しばらく自分の部屋で自習してるよ。学校の勉強に遅れちゃうといけないから」 「それでしたら、私もお手伝いいたします。高校の勉強でしたら……」 「あ、いやいや」 一緒に居られては大変なので、僕は慌てて手を振った。 「とりあえず、1人で大丈夫。分からないところ...
  • 触雷!第一話
    260 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/06/13(日) 21 32 15 ID uxqRNGO8 学校から帰ると、家の前に人がうつぶせになって倒れていた。 「あっ……」 遠目にその人を見つけた僕は、すぐに走り寄った。鞄を投げ出し、肩を揺さぶってみる。 「もしもし。大丈夫ですか?」 「んっ……」 声が聞こえた。よかった。生きている。呼吸が止まったりもしていないようだ。抱き起して仰向けにする。 「…………」 その人(若い女性だった)はうっすらと目を開け、僕の顔を覗き込んだ。口が動き、言葉が発せられる。 「ああ。助けてください……」 「もちろん助けますよ。どうされたんですか?」 「お腹が……」 「痛むんですね?」 腹膜炎か。虫垂炎か。救急車を呼ぶべく、僕の手はポケットの携帯に伸びかけた。しかし女性は、弱々しく首を横に振る。 「空いてるんです。とても……」...
  • 触雷!第二十九話
    397 名前:触雷! ◆0jC/tVr8LQ[sage] 投稿日:2014/03/11(火) 01 36 28 ID XHZLX9u6 [2/6] 今日も、紬屋詩宝君は学校に姿を現さない。 誰も座っていない詩宝君の座席を見ながら、私はため息をついた。 今日で六日目か。その日数には土日の休日を含んでいるとは言え、いささか長すぎる。体調不良だということだが、本当にただの風邪なのだろうか。どうもそうではなさそうだ。 と言うのは、昨日、不穏な噂を聞いたからだ。大金持ちのお嬢様で、学校の支配者でもある中一条舞華の家に詩宝君がいて、何かやっていたらしい。学校での交友関係がほとんどない私の耳にも入るくらいだから、相当広まっている噂なのだろう。 「手遅れになる前に、なんとかしないと……」 誰にも聞こえないような、小さな声で私はつぶやく。詩宝君を助けてあげられるのは、私しかいない。 ―――――――――――...
  • 触雷!第十九話
    61 名前:触雷! ◆0jC/tVr8LQ [sage] 投稿日:2010/10/30(土) 22 18 12 ID 5GZedPN3 目が合った瞬間、男は倒れ、他界しました。 何ということをしてしまったのでしょう。 不可抗力とは言え、メイドがご主人様以外の男と目を合わせてしまうなんて。 後でご主人様に、きついお仕置きをしていただかなくてはなりません。 裸に剥かれ、荒縄で縛り上げられ、吊るされて、鞭で打たれながら気絶するまで犯されるのです。 しかしそのためには、まず雌蟲を駆除し、ご主人様を救出する必要があります。 その方法を考えながら、私は銀行を出て歩き出しました。 ところが、いくらも歩かないうちに、警官と名乗る男達が現れ、私を警察に連れて行こうとしました。 「恐れ入りますが、事情聴取にご協力を」 何を馬鹿な。 ご主人様が雌蟲に攫われたのです。想像したくありませんが、...
  • 触雷!第五話
    491 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/06/22(火) 01 01 12 ID HjCBVw0f 明け方、僕は自室のベッドで目を覚ました。 カーテン越しに差し込む陽光。耳に届く小鳥のさえずり。 そして、下腹に覚える生暖かい快感。 「何……やってるの?」 僕は全裸だった。 そして、僕の下半身に、同じく全裸(正確にはカチューシャだけ)の紅麗亜がのしかかり、巨大な胸の谷間で僕の股間のものを挟んでいた。 彼女は両手をせわしなく動かし、一心不乱に乳房で僕のものをしごいている。 僕に質問されると、おもむろに顔を上げ、こう答えた。 「パイズリでございます。ご存知ありませんか?」 「いや、そういうことを聞いてるんじゃなくて……なんでそんなことしてるのか聞きたいんだけど……」 「私はメイドです。ご主人様にご奉仕するのが当然です」 「そ、そうかな……?」 「そうです」 ...
  • 触雷!第七話
    122 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/06/29(火) 22 23 24 ID 5OwW6byE 何かの物音で、私は目を覚ました。 自室で机に突っ伏したまま、寝入ってしまったらしい。 窓の外は明るい。どうやら朝のようだ。 立ち上がり、部屋の外に出る。 「あっ、お嬢様」 「お早うございます」 秘書のエメリアとソフィが控えていた。 「お早う。朝から苦労をかけるわね」 「お嬢様。お顔の色が優れませんが、昨日はよくお休みになりましたか?」 エメリアが心配そうな顔で聞いてくる。 「……詩宝さんがどんな目に遭っているか分からないときに、おちおち寝てなんかいられないわ」 若干の気だるさを覚えながら、私は答えた。 3人で別室に移動する。 使用人に淹れさせた珈琲を飲みながら、私はソフィの報告を聞いた。 「……という訳で、詩宝様は昨夜も外出されませんでした。これで、...
  • 触雷!第二話
    21   名前:  触雷! ◆ 0jC/tVr8LQ   2010/06/15(火) 00 21 03   ID CmAoTRFg0 「ど、どうして……?」 「今の女性は、お知り合いですか?」 突然、僕から携帯を取り上げて通話を切った紅麗亜。 その行動の理由を聞こうとしたら、逆に質問されてしまった。 冷ややかな声に気圧され、僕は素直に答えるしかない。 「学校の……先輩だよ」 「お食事に誘われていらっしゃいましたが?」 「うん。たまに……」 中一条先輩は、僕をよく食事に誘ってくれる。 最初のうちは気が進まず、理由を付けて辞退することも多かったが、あまり親切に誘ってくれるので、断るのも悪い気がだんだんして、応じるようになった。 最近は先輩のお屋敷の豪華さにも少しずつ慣れてきて、余程のことがない限りお呼ばれしてい...
  • 触雷!第四話
    426 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/06/20(日) 02 20 54 ID 6gRkOBwO ピシッ、ピシッ…… 人外じみた先輩の膂力によって、特殊強化加工の窓ガラスが、みるみる割られていく。 にも関わらず、紅麗亜は僕とのセックス(の真似)を全く止めようとしなかった。 先輩の恐ろしさを知らないのか。それとも分かっていてやっているのか。 どちらにしろ最悪の状況だった。どうにか好転させようと、必死の呼びかけを続ける。 「紅麗亜! 紅麗亜!」 「ご主人様! ご主人様! ああっ! 私も気持ちいいです!」 駄目だった。 むしろ、気持ちよくて相手の名前を呼びましたみたいな感じになってしまった。 どうしたらいいんだ…… 途方に暮れていると、先輩が少し窓から離れた。 今日は引き上げてくれるのか。 などと、少しでも期待した僕は、きっと世界一の大馬鹿者なのだろう。 ...
  • 触雷!第八話
    131 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/06/30(水) 02 08 44 ID 7J9UodzR 父の話とは、新しく立てる系列企業の社屋を、ミリタリーグレーに塗るかオーシャングレーに塗るかという、世にも稀などうでもいい事柄だった。 「もう、お父様ったら」 真面目に対応するのが馬鹿馬鹿しいので、軽いローキックで突っ込みを入れる。 「うぐっ!?」 倒れて動かなくなった父を放置し、私は父の部屋を出た。 元の部屋に戻ると、エメリアとソフィが待っていた。 「お嬢様、会長のご用件は……?」 「もう済んだわよ。貴重な時間を浪費したわ。続けましょう」 椅子に腰を下ろす。会議再開だ。 「エメリア。さっき言っていた、ゴキブリを油断させる作戦だけど、何か案はあるの?」 先程の話題に戻り、エメリアの意見を求める。 「はい。お嬢様がご婚約をなさってはいかがかと」 「婚約ね……...
  • 触雷!第十話
    525 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ [sage] :2010/07/09(金) 03 24 46 ID 03GoZoab 玄関からホールに入ると、すでにかなりの人が集まって談笑していた。 門のところで見たように、大人から僕の高校の生徒までいる。 今まで気が付かなかったけど、僕の高校の生徒は女子ばかりだった。 ――ここでしばらく待つのかな? そう思ったけれど、エメリアさんとソフィさんはホールでは止まらなかった。 どんどん屋敷の奥に入っていき、ついに地下への階段を降り始める。 このお屋敷には何度かお邪魔しているけど、地下に行ったことはなかった。 ――どこに行くんだろう? なぜだか、少々不安を感じた、聞いてみようと口を開きかける。 「あの……」 しかしエメリアさんに、「シッ!」と制されてしまう。 僕は黙ったまま、ついていくしかなかった。 地下は何階かまであるようだ...
  • 触雷!第十八話
    496 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/10/18(月) 01 06 05 ID nzeKkCQd ジュルッ、ジュルル……ブジュ…… 晃は僕の唾液を強く啜ると、逆に彼女自身のを僕の口に流し込んできた。 強引な体液交換だ。僕は黙って飲み込むしかなかった。 「んん……」 「ぷはあっ」 やがて満足したのか、晃は口を離した。 「吸って」 今度は、巨大な胸の先端、ピンク色の突起を僕の口元に突き出してくる。 「あの……」 「グダグダ言わない。黙って吸う」 「…………」 僕は逆らえずに、晃の乳首に口を付けた。 「あんっ……分かってたんだからね。あたしの胸マッサージしてるとき、いつもチンチン固くしてたでしょ?」 「それは……」 口ごもる僕。図星だった。僕だって生物学的には牡なのだ。 年頃の女の子の裸を見て触れて、反応しないで耐え続...
  • 触雷!第十六話
    303 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/09/20(月) 10 22 25 ID PS+EYuy/ どのくらい眠っただろうか。僕は先輩に起こされた。 おっぱいで顔を塞がれ、窒息させられては起きるしかない。 「げほっ、ごほっ……」 「起きましたか? また更生のカリキュラムやりますよ」 「1日に、そんなにやらなくてもいいんじゃ……」 疲労の抜けていない僕が、眠い目をこすりながら(そして若干むせながら)言うと、先輩はわっと泣き出してしまった。 「詩宝さん……私をレイプしたこと、償ってくれないんですか……?」 そう言われては、やらない訳に行かない。 「やります。やりますから泣かないでください」 僕は起き上がった。 先輩は一転してうきうきした表情になり、僕の手を引いてどこかに導いていく。 通された部屋は、なんと旅客機の内装のようなセットにな...
  • 触雷!第十七話
    138 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/10/04(月) 00 31 38 ID BR/Y4UC5 僕は晃に抱きかかえられたまま、彼女の家の奥深くまで引き摺られていった。 そして、プロレス用の練習場までたどり着いたところで、床に押し倒される。 「あの……」 「まずは、あのメイド豚のことから話してもらおうかなあ」 「そ、総日のみんなのところに行かなくていいの?」 「相変わらず、詩宝は鈍いね」 晃は完全に僕にのしかかり、馬乗りになって顔を近寄せてくる。 息がかかりそうな距離で見つめられ、僕は蛇に睨まれた蛙のようになった。 「ひ……」 「あんなの口実に決まってるじゃん。詩宝を成金豚から助け出すためのさ」 そのために長木さんを巻き込んだのか。僕は身震いした。 「さあ、早く白状して!」 「わ、分かったよ……」 僕は怖さのあまり、紅麗...
  • 触雷!第十五話
    103 : 触雷! ◆ 0jC/tVr8LQ 2010/08/22(日) 23 25 37 ID TF5JALGM0 「とくあのくたらさんみゃくさんぼだい こちはんにゃはらみった……」 恐怖のあまり、布団にくるまって般若心経を唱えていると、ソフィさんが呼びに来た。 「詩宝様。お食事の用意ができました」 「は、はひ……」 何かの発作のように手をガクガクさせながら、僕はベッドを這い出る。 ソフィさんはワイシャツとズボンを持ってきていて、僕はそれを着せられた。 そのままソフィさんに連れられてダイニングに着くと、僕は後ろ手に手錠をかけられ、椅子に座らされる。 「あの、これは一体……」 「黙ってください。詩宝様に人権はないんですから」 「…………」 そう言われると、僕は一言も言えない。 やがて、先輩とエメリアさんがワゴンを押して入って来て、テーブルに食事を並...
  • 触雷!第十四話
    245 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ [sage] :2010/08/09(月) 02 26 51 ID qEkFWaaR 神添紅麗亜でございます。 憤懣やる方ない思いで、私は雌蟲その1の巣を後にしました。 なぜ、メイドがご主人様から離れるなどという、言語道断な事態が起きなければならないのでしょう? なぜ? ご主人様も、「紅麗亜が一緒じゃないなら帰る」と言ってくださればよかったのですが。 結局ご主人様は、雌蟲その1の婚約披露会をキャンセルすることなく、巣に入ってしまわれました。 律儀なご主人様です。 しかし、その律儀さはメイドだけに向けるべきなのです。 ご主人様がお帰りになったら、しっかりとそのことをお教えしなければならないでしょう。 もっとも、今は他にやることがあります。 角を曲がり、雌蟲その1の巣が見えなくなったところで、私はポケットからイヤホンを出し、耳に差し...
  • 触雷!第二十話
    196 名前: 触雷! ◆ 0jC/tVr8LQ 2010/11/21(日) 00 40 03 ID IDuC1ZxQ0 「……という訳よ」 屋敷に戻った私は、一室に母とエメリア、ソフィを集め、詩宝さんからの電話について話した。 「お嬢様。長木に詩宝様を連れ出させたのは、堂上の差し金と見て、間違いありませんね」 「他に考えようがないわ」 エメリアの意見に、私は賛成した。 「あの3流プロレスラーが……詩宝様の友人面をして全く余計な真似を!」 額に青筋を立て、ソフィが憤る。その通りだ。 詩宝さんと私が結ばれるのは、誰にも変えようのない運命であって、これを邪魔立てするなど神に戦争を仕掛けるに等しい大罪である。 「あの男、どうやって地獄に叩き落としてやろうかしら……」 書斎にある、『世界一凄惨な拷問の教科書』の内容を思い出しながら考えていると、母が声をかけ...
  • 触雷!第十一話
    147 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/07/14(水) 23 57 43 ID zDgY/sIv 「ああ……」 入ってきたエメリアさんとソフィさんを、僕は茫然と見上げた。 いつしか、先輩の体はぐったりとして、僕を捕まえていた力も抜けている。 見ると、先輩は白目を剥いて、気を失っていた。 それから、下腹部の方で聞こえる水音。先輩が失禁しているのだと分かる。 清楚でおしとやかな先輩をこんな風にしてしまうなんて、僕は何という鬼畜なのだろうか。 「ご、ごめんなさ……」 謝ろうとしたとき、エメリアさんとソフィさんが近づいて来て、僕の両腕を掴んだ。 そのまま、先輩から引き剥がされる。 結合が外れた瞬間、先輩の体がビクンと痙攣した。 「ごめんで済めば、ポリスはいらないのですよ。詩宝様」 ソフィさんが言う。全くその通りだ。 「お嬢様の信頼を裏切り、初めてを奪って傷付...
  • 触雷!第十三話
    31   名前:  触雷! ◆ 0jC/tVr8LQ   2010/07/29(木) 02 01 12   ID 1TGytqQU0 あたしの名前は、堂上晃。 「いたい! いたい! いたい! ギブアップ! ギブアップ!」 「ねえ、あたしのことすき?」 いつからあたしは、詩宝を男性として意識していただろう。今ではもう分からない。 「すき! すきだからおねがい、はなして!」 「じゃあ、おおきくなったらけっこんしてくれる?」 分からないが、かなり幼い時分からであるのは間違いない。 「け、けっこん? それは……うわあああああ!!」 「どうなの?」 「いたい! いたい! する! するから!」 少なくとも、あの日、公園でプロレスごっこをしながら将来を誓い合ったときには、あたしは詩宝に完全にイカれていた。 「じゃあ、ぷろ...
  • 触雷!第二十四話
    698 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/08/29(月) 18 49 07 ID KnP0Q1mg 僕を乗せ、緒美崎先生が運転する乗用車は、高速道路を走っていた。 どうやら、大分遠くまで行くらしい。出発直後に僕は、 「どこまで行くんですか?」 と聞いてみたものの、緒美崎先生は、 「着けば分かりますわ」 と言って、答えてくれない。 ――今日中に帰れるかな? と思った。泊りになっても僕はそう困らないけど、緒美崎先生が、明日の授業までできなくなってしまったら申し訳ない。 「あの、緒美崎先生」 先生は、前を向いたまま答えた。 「姉羅々とお呼びくださいませ」 「え? でも先生を下の名前で呼ぶなんて……」 さすがに躊躇われた。しかし、緒美崎先生は重ねて言う。 「姉羅々と呼んでくださらなければ、わたくし、返事をしませんわよ?」 どうして呼び方にそこまでこだわるの...
  • 触雷!第二十八話
    443 名前:触雷! ◆0jC/tVr8LQ[sage] 投稿日:2013/04/15(月) 01 25 11 ID 3MdClp9o [2/6] ※マジキチ注意 「はあ……ご主人様。魔女なんているはずありませんでしょう?」 「!!!」 姉羅々(しらら)の言葉を聞いて、僕の頭の中に、衝撃プラスいろんなものが舞い込んだ。 まずは、『やっぱり常識的に考えてみたら、そりゃそうだよね』という思い。 あるいは、『魔女の呪いだと信じてここまでついてきたのに、騙すなんて酷いじゃないか』という思い。 どう感じるのが正解なのか、頭が混乱したが、とにかく聞いてみた。 「じゃ、じゃあ……なんで、なんで魔女の呪いなんて嘘ついたの……?」 「嘘ではありませんわ。御主人様にこの場所まで来ていただくための、方便ですわよ」 「ど、どこが嘘と違うんだよ……そもそもこの建物って一体……?」 「私の所有している館ですが? 前...
  • 触雷!第二十一話
    509 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2011/02/10(木) 04 34 07 ID 65q6vaKc ミニパトが、夜の街を滑るように疾走していく。 僕は改めて、車内を見回してみた。どう見ても本物にしか見えない。 警察から本物を借りて来たか、はたまた普段から偽物を用意しているのか、どちらにしろ、中一条家は恐ろしいと心から思った。 そしてとうとう、中一条家のお屋敷に到着してしまう。 正面の門が開き、敷地内に入る。庭の暗がりに目をやると、道善さんと水下さんが、木の枝に逆さ吊りにされているのが見えた。 ただ吊るされているだけでなく、使用人と思しき女性達が、竹刀でバシバシ叩いている。 ここは、何という魔窟だろうか。 僕は、生きてここから出られるのか? 道善さんは? 水下さんは? 心は千々に乱れたが、どうにもうまい打開策は見つからなかった。 そうこうし...
  • 触雷!第二十二話
    822 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/06/25(土) 21 39 22 ID cTZsJos6 詩宝が2人組の女警官に連れ去られた後、あたしは男装したまま、すぐに最寄りの警察署に怒鳴り込んだ。 「詩宝は無実なんだ! すぐに釈放しろ!」 その場にいた警官を片っ端から罵倒し、責任者を出せと追及すると、数人の警官が出てきてあたしを別室に通そうとした。 まあ、他の一般市民もいる場所で騒がれては迷惑だろうから、仕方がない。 あたしは彼らに通された部屋で、改めて詩宝の無罪放免を要求した。 ところが、どうも話が噛み合わない。警官達は、詩宝のことを何も知らない様子であった。 どうなっているのか。よく調べさせると、詩宝は逮捕されていないことが判明した。それどころか、成金豚は被害届を出してさえいなかった。 それでは、あたしの家に押し入ってきた女警官どもは、一体何者なのか。 ―...
  • 触雷!第十二話
    546 : ◆0jC/tVr8LQ [sage] :2010/07/26(月) 09 18 09 ID N8aXTVcj 「は、はい。ええと……」 僕は口ごもった。 今になって、先輩が紅麗亜のことを持ち出すのはどうしてだろうと思う。 確かに僕は、先輩を襲う前、紅麗亜のことを延々と話していた。 でも、そのとき先輩はほとんど無視していたはずだ。 嫌な予感がした。 「すぐに解雇してください」 「!!」 案の定、想定した中で最悪の台詞が、先輩の口から出た。 もちろん先輩の気持ちは分かる。 何しろスタンガンで攻撃されたのだから、先輩に紅麗亜をよく思えと言う方が無理だ。 しかし、僕が今日ここに来たのは、紅麗亜が僕の家にいられるよう、話を付けるため。 ここで唯々諾々と紅麗亜を馘首したのでは、何のために来たのか分からなかった。 「ま、待ってください」 僕は先輩を宥めにかかった...
  • 触雷!第二十七話
    309 名前:触雷! ◆0jC/tVr8LQ[sage] 投稿日:2013/01/01(火) 03 18 48 ID ke7hU5rI [2/5] ※マジキチ注意 紅麗亜に投げ倒され、服を剥ぎ取られ、不甲斐なくも性交を強いられた僕。 暴力的と言える程激しく、執拗な紅麗亜の腰の動きに、咥え込まれた僕のものは全く耐えられず、あっという間に蛇口決壊の危機が迫った。 「紅麗亜! ど、どいて! 出る! 出るから!」 僕は必死に頼んだが、紅麗亜はまるで耳が聞こえないかのように、僕に跨ったまま腰を振り続けた。胸から突き出した2つの肉の重砲弾は千切れんばかりに揺れ、先端から僕の方へと、濁った液体を飛び散らせる。 「ああっ! あああっ!! ご主人様のオチンチン、最高でございますっ!」 「うっ……あああ……!」 いくらも経たないうちに、僕の先端は彼女の奥深くに入り込んだまま、限界に達した。出てはいけないもの...
  • 触雷!第二十三話
    325 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/07/19(火) 01 12 01 ID 6mBTzO86 ※警告!! このSSは、おっぱいマニアのおっぱいマニアによる、おっぱいマニアのためのSSです。閲覧の際はご注意ください。 ―――――――――――― 「こらあっ!!」 晃に怒鳴られ、僕は竦み上がった。 彼女が怒ったのは何回か見たことがあるが、ここまで完全にキレているのは初めてだ。 一体何が起きるか、想像が付かない。 「ひっ! ひいっ!」 不甲斐ないことに、僕は一瞬で腰を抜かしてしまう。地面にへたり込まずに済んだのは、僕を抱きかかえていた先輩が支えてくれたからだった。 「あうう……あ、晃。こ、ここ、これは……」 弁解しようとするが、舌が回らない。そもそも、何をどう言い訳すればいいか分からなかった。 口を半開きにしたまま、無様にアワアワやっていると、...
  • 触雷!第二十六話
    909 名前:触雷! ◆0jC/tVr8LQ[sage] 投稿日:2012/09/18(火) 02 32 10 ID Sunf0Ego [2/4] ※マジキチ描写あり。ご注意ください。 「お逢いしとうございました。ご主人様……」 「く、紅麗亜……」 姉羅々に連れて来られた、謎の洋館。その玄関口で紅麗亜と対峙しながら、僕は戦慄していた。 もちろん、この場所に紅麗亜がいたことに驚いているからだけど、もう一つ、僕の前に立ちはだかる紅麗亜が、どう見ても尋常な様子ではないからでもあった。 まず、服をほとんど何も着ていない。ただ白いレースのガーターベルトと、メイドのカチューシャのみ着けていて、肝心な場所は全部剥き出しだった。 そしてその顔はと言えば、見開いた両眼が血走り、顔全体は紅潮し、口は半開きで荒い息と涎が漏れているという具合だ。 髪型はポニーテールのままだったが、どういう訳...
  • 触雷!第二十五話
    574 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/11/25(金) 03 54 38 ID .ucYAKUU     警告!!     今回の投下分には、レイプ描写が含まれています。レイプ描写が苦手な方は、決して閲覧しないでください。     ホントなのよ。信じてね。     ――――――――――――――――――――――     “霊的エネルギーの補給”が終わった後、僕達は再び、高速道路を移動していた。     「…………」     僕はすっかり気力を消耗し、助手席のシートを倒してぐったりとしていた。 &nb...
  • 触雷!-幕間-
    965 名前:触雷!-幕間- ◆0jC/tVr8LQ[sage] 投稿日:2015/08/04(火) 02 22 30 ID p8QsWp/M [2/9] 「……いいから、一刻も早く御主人様をここにお連れしろ。とは言っても、もちろん安全運転でだぞ。御主人様の身の安全はメイドにとって何よりも……」 『はいはい。一定の目処が付いたら、お連れしますわよ』 「何だ? 一定の目途とは?」 『一定の目処は一定の目処ですわ。切りますわよ』 「おい、ちょっと待……」 プチッ、ツーツーツー ………… 失礼いたしました。皆様、御機嫌よろしゅう。メイドの神添紅麗亜でございます。 今私がおりますのは、人里離れた山間部にある洋館です。 この洋館、法的な名義の上では私のものですが、本当の主は別にいらっしゃいます。 その主とはもちろん、紬屋詩宝様です。この紅麗亜が絶対の忠誠を捧げ、全てを賭して御奉仕する御主人様です...
  • 第九話『獣のアギト・解放』
    118 :ワイヤード 第九話  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/15(水) 18 54 46 ID IvAU8Buc 第九話『獣のアギト・解放』 果てしないデュースの攻防が続く。 ナギがポイントを取り、イロリが取り返す。イロリがポイントを取ったと思えば、ナギが追いつく。 アドバンテージからの追い上げが互いに強い。 「スーパースライスサーブ!」 イロリのサービスは威力重視型から、バリエーションを増やしている。 このスーパースライスサーブは非常にゆっくりとナギのコートに入った。 甘い球。 「ランバック!」 と――突如進行方向とは逆にバウンドした。 「――っ」 反応したナギが前にでる。 妙に浅い球だったが、イロリのねらいは逆バウンドによってイロリの側のコートに戻すこと。 ひとたびネットを越えてしまえば、ナギがいくら手を出そうがオーバーネットと...
  • ウェハース第九話
    381 :のどごし ◆Nwuh.X9sWk :2010/09/23(木) 19 22 21 ID aQqOV8y4 何かを得るためには、それを叶えようとすると行動すること。 それが何かを得るためのコツであり、必須条件でもある。 しかし、逆に何かを捨てるための……、捨てようとする人は滅多にいないが、その秘訣は忘れる事だと思う。または忘れられる事。 僕はあの日から小町の家に通っている。約束していない日でも形態に携帯でお呼びが掛かる。 『今日も家に誰もいないの……、今から家に来ない?』 メールを返信しなければ留守電に繋がるまで携帯に電話を十回入れ、それにも出なければ家に掛けてくる。 電話に出れば嬉しそうな声の調子で僕がなぜ出なかったのか聴いてくる。 僕はテキトーな嘘を用意するのだけれど、簡単に見破られ、彼女はこう言う。 『この前...
  • ◆0jC/tVr8LQ氏
    触雷! 現物支給 八尺様と僕
  • ラ・フェ・アンサングランテ 第九話
    133 :ラ・フェ・アンサングランテ 【第九話】   ◆AJg91T1vXs :2010/12/11(土) 01 23 44 ID C6YpgTjh  その日の街には、いつになく冷たい空気が降りていた。  曇天の空と、丘からの冷たい吹き下ろしは言うまでもなく、今日はおまけに霙まで降っている。  雨だけでも相当に煩わしいものだったが、霙ともなれば、街が更に冷え込むというのは言うまでもない。  宿場から外に出ると、雨とも雪ともつかないべたついた塊が、ジャンの頬と頭に降りかかった。  それらを難なく片手で払い、ジャンは迎えの馬車へと乗り込んだ。 「今日は寒いね。  あんまり遅くなると、風邪をひくかもしれないから気をつけてね」 「ああ、大丈夫だよ。  君こそ、あまり無茶して体を壊すようなことないようにね」  見送りに出てきたリディと簡単に言葉を交わし、ジャンはクロードに馬...
  • ドラゴン・ファンタジーのなく頃に 第九話
    373 :ドラゴン・ファンタジーのなく頃に 第九話 ◆AW8HpW0FVA :2010/03/13(土) 18 27 22 ID sgtDV1oh 第九話『旅立ちの日に』 その日、シグナムは自らが見張りに立ち、イリスを寝かせた。 寝る前に、シグナムは鎧戸を閉め、扉に鍵を掛けた。 これで大丈夫とは思えないが、要は気休めである。 粗方終えたシグナムは、椅子に座ると蝋燭に火を付けた。 ゆらゆらと揺れる火を見つめながら、シグナムは考え事に浸った。 睡眠に関してはこれでなんとかなるが、問題なのは食事である。 ブリュンヒルドと戦うには、万全の体制で臨む必要があり、 そのためには、食事は絶対重要である。 だが、この宿の料理を食べる訳にはいかない。 ブリュンヒルドが料理に毒を盛ってくる事もありえるからだ。 相手がどの様に毒を盛ってくるかは、こちらで把握する事は不可能である。 毒見...
  • 題名のない長編その七第九話
    第九話  自宅謹慎がとけた朝は、清々しい天気であった。  青空。雲ひとつない青空。それがまるで俺の復帰を祝福してくれるかのようだ。  大きく一つのびをして深呼吸。久方ぶりの制服を着て歩く感覚に浮足立ってしまう。  謹慎中の課題は思ったよりも面白かった。今まで苦手と思っていた数学も物理も、わかれば面白い物だ。  ただ一番難しかったのは反省文だった。そもそも反省と言っても何を反省するのかわからなかったからだ。  とりあえず椎名に聞いてみたところそれらしいことを書けばいいんじゃない?と言っていたのでそれらしいことを書いては見た。  僕は友達を怪我させてしまいました。それはとても悪いことです。反省しています。こんな感じだ。  どうみても小学生の作文だが特に反省もしていないので仕方ない。  いつものように後ろをじっとついてくる椎名。  いつものように角から俺に奇襲を仕掛けてくる百乃。  なんて平...
  • 触雷!第二十五話
    574 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/11/25(金) 03 54 38 ID .ucYAKUU     警告!!     今回の投下分には、レイプ描写が含まれています。レイプ描写が苦手な方は、決して閲覧しないでください。     ホントなのよ。信じてね。     ――――――――――――――――――――――     “霊的エネルギーの補給”が終わった後、僕達は再び、高速道路を移動していた。     「…………」     僕はすっかり気力を消耗し、助手席のシートを倒してぐったりとしていた。 &nb...
  • 恋人作り
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  • 恋人作り 第九話
    543 :恋人作り ◆5PfWpKIZI. :2007/11/29(木) 19 09 03 ID DLC4FQNb シャラン  湯の中で鎖を揺らすと耳に心地良い音が鳴った。聖佑人はだいぶのぼせた頭で鎖を 鳴らして遊んでいた。そろそろ姫野亜弓にでも助けを求めようか、と考えながら どうにも面倒で体が動かない。このままいたら立てなくなるな。頭の隅でそう呟く。  先ほど、姫野真弓は佑人に口づけた。  唇はすぐに離れて一瞬だけ2人の瞳が交錯する。 「あっいや……今のは……」  目を逸らして口ごもると次の瞬間に真弓は弾かれたように立ち上がり素早く 手錠を蛇口に付け替えると風呂場から逃げ出してしまった。 「ゆっ佑人が見つめるからいけないんだからね!!!!」 扉ごしにそう意味の分かるような分からないようなことを叫ばれて佑人...
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