企業間フューチャーセンター
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企業間フューチャーセンター
ja
2012-12-01T11:21:34+09:00
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メニュー
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/14.html
**メニュー
-[[トップページ]]
+[[企業とダイアログ]]
+[[企業の課題]]
+[[企業の長所]]
+[[ダイアログの良さ]]
+[[ダイアログの価値を企業に届ける]]
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**リンク
-[[Facebook 企業間フューチャーセンター >>http://www.facebook.com/icfc.jpn]]
-[[Facebook フューチャー・イノベーション・カフェ >>http://www.facebook.com/fic.jpn]]
-[[Wikiページ フューチャー・イノベーション・カフェ >>http://www45.atwiki.jp/ficjpn/]]
-[[@wiki>>http://atwiki.jp]]
-[[@wikiご利用ガイド>>http://atwiki.jp/guide/]]
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//**更新履歴
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2012-12-01T11:21:34+09:00
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トップページ
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*企業間フューチャーセンター
*ICFC (Inter Company Future Centre)
**理念
既存の枠を越え、世の中に対して新たな価値創造をしていく。特定の個人や企業だけが繁栄するのではなく、それぞれが連携し豊かな世界観を生み出していく。ものごとの本質を見極め、現実を直視し、躍動する未来を創造していく。
**背景
企業人であり組織人である人々にとって、毎日が有意義でイノベーティブな会社生活を送ることは、本人にとっても社会全体にとっても重要である。現在の日本社会においては長引く「不況」の下、チャレンジ精神が失われつつある。20 世紀においては、社会全体が右肩上がりであり、社会に身を委ねることによって各人も成長することができたが、失われた10 年、20 年といわれる現代においては、自らが押し進む力を持つことが求められている。
一方で、企業に目を向けると、日本企業は中国をはじめとするアジア各国、シリコンバレーを中心とした北米企業に押されてしまい、成長を続ける会社は少なくなってきている。これまでの牽引役であったICT 企業は携帯事業を中心に「ガラパゴス化」と揶揄され、海外企業と比べグローバル戦略に遅れを取り、成長が止まった状態が続いている。さらに社会問題ともされる、少子高齢化や自然環境問題、人々の関係性の疎遠化が進む中、日本企業が再成長するには厳しい環境となっている。
しかしながら、こういった不安要素の多い中、社会コミュニティ形成や企業内組織改革等、自発的に厳しい状況を打破する活動が増えつつある。多様性が進む社会において、一人のカリスマが方向性を指し示し、それに付いていくのではなく、各々が主体となって動き、ムーブメントを引き起こす活動が増え始めている。まだ、経済活動につながるものは少ないが、エネルギーを持ち寄った場創りによって、新たな可能性が見出されている。
**活動目的
本活動は、対話をベースにした企業間連携を目指すものであるが、組織の壁を壊すことや人の繋がり自体を目的とするのではない。人のつながりによって新たな価値を生み出し、異なる企業で働く人が連携しあってビジネスを創り出すことが最終の目的である。そして、参加者全員が夢を描き、自発的に歩み続けることを目指す。
**メンバー(個)の理念
***Learning:
新しいことを始める上で、大切なことは人の話を聞き、新しいことを学ぶことである。傾聴力を養い、まっさらで素直な気持ちで相手の意見を聞き入れる心構えを持つ。お互いの脳をつなぎ合わせ新たなアイデア創出に努める。
***Thinking:
新しいことを学んだ後は、自分の言葉に変換し、過去の経験や考えと照らし合わせて自分の考えを広げていく。また、表面的な事柄だけではなく、人々の発する言葉や行動について背景を理解し、事象の追求を怠らない。
***Practice:
知識を蓄え、考えるだけでは自己満足である。また評論家である。我々の目指すところは、それを実践することである。各人はアントレプレナーシップを持ち、自らリスクを負い、新しい道を切り開くことを目的とする。もちろん皆で助け合う。そして、マズローの言う最高位の欲求「自己実現」を目指す。こういった活動をビジネスに活かしていき、現在の経済社会でも価値のあるものであることを証明し、安定的な生活基盤を創りだす。
**アクションプラン
理念を分かち合う者を積極的に受け入れ、活動の輪を広げていく。当面は『対話の場の創出』を第一目標するが、更に対話から生み出されるビジネスに積極的に関与し、人と人の繋がりによる新しいビジネス創出スタイルを目指す。
また、Twitter やSNS (Facebook) 等のオンラインツールを最大限活用し、対話によって出されたアイデアや価値を積極的に世の中に発信していく。最終的には、アントレプレナー(企業に属するものも含む)が安心して活躍できるシリコンバレーの様な場を創りだしていく。
**サイト内リンク
-[[企業とダイアログ]]
**外部リンク
-[[Facebook 企業間フューチャーセンター >>http://www.facebook.com/icfc.jpn]]
-[[Facebook フューチャー・イノベーション・カフェ >>http://www.facebook.com/fic.jpn]]
-[[Wikiページ フューチャー・イノベーション・カフェ >>http://www45.atwiki.jp/ficjpn/]]
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2012-08-09T10:35:02+09:00
1344476102
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ダイアログの価値を企業に届ける
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/18.html
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**変換
ダイアログは右脳的発想の場であり、外へ生み出していくものである。一方で企業は事前に設計をし定量的な評価をすることが多い。このためダイアログの良さを一般企業には伝わり難いことが多い。
一つにはそれぞれの価値観が違うためであり、企業が求める価値に変換して伝える必要がある。企業にとってのメリットを明示化し、対話の良さをロジックに落とし込むことが望ましい。企業運営と対話的要素の両者特徴を把握している人が変換することにより、相乗効果を生み出す仕組みづくりが必要である。
生活者という共通的な視点を持つことも一つのやり方である。また、雑談からアイデアが生まれることも多くあり、遊び部分の必要性を学術的な根拠を添えて伝えることも効果的である。
**手法
企業が理解するために、手法を考える必要がある。既存企業のたとえに落とし込んだり、ビジネス全体の中での役割定義などを示すことが有効である。タバコ部屋での対話が重要であったことを引き合いに出すなど、具体的な事例に落とし込む必要がある。
対話はプロセス手法であり、それ自体で何かを生み出すものではない。元々持っていたアイデアや考えを引き出すツールである。ファシリテーション手法として認知度を高めることも良い。
**定量化
企業にとっての一番の物差しは定量評価である。ダイアログによるメリットを様々な指標にて効果提示することは有効である。また、企業では多くの課題を抱えており、それらの課題解決の手法として提示することも価値がある。多くの事例、具体的な実例を列挙し、成果として示すことが重要である。
一番効果的なことはビジネス、すなわち利益をもたらすことであるが、それ以外でも知り合い数の増加度合いや教育プログラムの回数を削減できるなど、既存の企業活動に組み入れることによる効果を定量的に提示することが大切である。
**普遍性
対話の様な活動は新たに何かを生み出したりイノベーションを起こすことを得意とする。しかしながら、企業活動においては全て変わることが望ましいわけではなく、普遍的なものも残していく必要がある。
変化を生み出す際に、変化が必要なところと普遍的にあり続ける部分があるという認識が必要である。どの程度の変化を生み出すことが必要なのか、変化/普遍比率を考えて、行動する必要がある。
**多様性
グローバル化が進む中、企業は多様性を求めている。ダイアログはまさに多様性を感じ取るための有効な手段でり、その特長をストレートに届けることも必要である。とかく、企業社会においては「やらされ感」が多いから意見を出さない。積極的に個の意見を出し合うことは、企業が求めている姿でもある。自主性を重んじ、草の根的な活動を示し続ける。今の社会、ゴールには果てが無く、その歩みとしてのダイアログの必要性を唱える。
**新規発想
成熟社会においては、ビジネスにおいて新たな価値創造が必要である。人の感覚を重んじ直感的に良いものを示しだすことは企業も求めている。フリーのビジネスモデルといった新しい価値観の創出もダイアログでは起こり得る。また、継続するには人々が好奇心を持ち続ける必要があり、スタート時点では何が起きるか分からないダイアログが、その役割を担う可能性が高い。
**ダイレクトに
時にはダイレクトに伝えることも大切である。素直に話をし、ダイアログにおける自分の感じた価値を語ることも重要である。ズレを提供することにより、新しい視座を与えることができ、それが企業側が考えるきっかけとなる可能性がある。
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2011-10-14T10:48:24+09:00
1318556904
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ダイアログの良さ
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/17.html
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**思考
対話(ダイアログ)では他人と話し言葉を中心に、各人の意識や保有している情報を交換し合う。他人の意見を尊重し、傾聴力を養い、自らの常識を問いてゼロクリア思考を呼び起こす。多様な意見を聞くことにより、絶対観で物事を考えるようになる。
普段考えないことや知らないことを知り、自己成長へと繋がっていく。他人の意見によって無意識に考えていたことが意識化され、それが多くの気づきとなっていく。その様に自己が拡張していく感覚を得られ、対話以外の場においても頭を使い考えることが多くなる。
言いたいことが言える安全な環境によって、自らも正直な気持ちを積極的に発言し、意識が内から外へと向かっていく。話を続けることで頭が整理できる。短い言葉で表現できるようになる。人の話を聞いて即座に発言し、共感したり気づきを得ることにより、脳の活性化や他者の考えを理解する力が増す。
**仲間
対話の場に集まる人々は、他人を攻撃することなく仲間として受け入れあう。相互にパワーを感じ受け渡し、共創者として認め合っていく。方向性が一致しない場合も、異なる意見を持つものとして、自分の弱点を補い合うパートナーとして認知する。
対話の場ではテーマが決められていることが多く、それにより思いの共有ができ、色々な視座を与えてくれるメンバーに対して友好的な関係を導き出す。普段自分が持っていた疑問を解消したり、逆に自分の言葉が相手に対して効果的で感謝されることにより、お互いの存在価値を認め合っていく。
**和の意識
お互いを認め合う、分かり合うといった日本人が古くから持つ価値観「和」を体感することが出来る。対話においては評価者とはならず、他人の意見に対しても自分ごとのように共感していく。お互いを尊重しあうことで、否定的なことは出にくくなり、話がしやすい環境を作り出す。自分と他人の良いところを引き出すことを無意識に行っている。
対話では一つの意見に集約することが目的ではなく、多くの意見を出し合い一度発散させるため、和の広がりが生み出される。特定の人が決めたものに従うのではなく、自然的に全体調和が取れていく状態を作り出す。
**個の尊重
全ての人が同等な立場で参加し、肩書きや役職を外した個として参加できる場である。損得勘定や利害関係がないため、根回しといったことは不要であり、ダイレクトに意見を伝え合うことができる。想いを素直に発し、本音ベースでの話を可能とする。
社会生活において、マイノリティ意見は弾かれることが多いが、対話の場では貴重な意見として取り扱われ、それにより個性が出しやすい環境を作り出す。人との違いがマイナスではなく大切なことであると感じられ、個が尊重されていく。
**人中心
対話の主役は人である。人と人とが面と向かって話をし、お互いに素の自分を出し合う。子供のように直感的な思いつきを題材と、心からの笑いが生まれる。人間本来の姿を見ることができる。立場が対等であることから、強者や弱者といった区分けは無く、参加者全員が思いのままに話し合うことができる。
とかく社会に生きる上では、組織のルールにしたがって言動や思想をコントロールすることが多いが、対話の場では自分自身が思っていることを素直に話すことができ、何かに操られている感覚がなくなる。
**偶発性
対話では事前に決められた答えはなく、話をする中で新たなものを生み出していく。設計図の無いレゴブロック作りのようなものである。そこには偶発性によって新たな発想やアイデアが出る。
多様な人材を招き入れることにより化学反応が起こり、個や同質的な人の集まりでは起こりえないような発言が生まれる。さらにそこにアイデアが乗せられ、独創的な考えが発生する。
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2011-10-14T10:47:03+09:00
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企業の長所
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/16.html
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**企業体
企業は個人と比較して大規模であるため、ダムの様な効果がある。「人、もの、金」を一時的にストックする力があり、それによってフローを制御することができる。大きな規模の事業ができることも企業の特徴であり、社会に対して大きな影響力を持つ。
経営に際しては個人レベルではなく組織としての判断が可能であり、チェック機能を用いることで大きな間違いを起こし難い体質である。
企業内のみならず、多くのステークホルダーがいることから、物事をロジカルに表現して体系化することが得意である。個人レベルではない集合知を生み出しやすい環境を作り出し、統制の取られたチーム力を発揮できる集まりである。
**事業性
時代や人が変わっても事業を継続することが可能であり、それによって伝統や経験といったものが引き継がれている。組織としての責任力が強く、ルールや納期、品質等を厳守する仕組みや文化が出来上がっている。そのため顧客は安心してサービスや商品を購入することができる。
近年ではCSR(corporate social responsibility)活動が注目されており、営利目的の活動以外でも、社会貢献を目指すことが多い。社会の一員として、個人レベルではなし得ない取り組みを行う企業も多くある。
**方向性
企業には大きな目標となるべく旗や看板がある。従業員のみならず、関係者(ステークホルダー)全てがこの方向性に対して集まり、企業運営をサポートしていく。そして培われたブランドによって、共通のイメージを持つことが出来る。一つのアイデンティティとして扱われることが多い。
サービスや商品といったように、企業活動のアウトプットを明確にしており、組織としての役割を明確にし、明確なゴールを描きやすい活動となっている。実績や結果を数値化し、事業の状況を簡単に把握できる状態を作り出している。
組織はゴールに向かっての最適な集まりを作り出し、役割を明確にして短期間でローコストでの実現に対し、日々努力している。その積み重ねが企業体力をつけることにつながり、より強い方向性を見出している。
**安定性
企業は社会に対して様々な安定をもたらす。人々が生活する上で必要な基盤提供、雇用を生み出し守ることにより、個々が経済的に困らない環境を作り出す。物質のみならず精神的な安定材としての役割も担っている。
社会インフラ事業を中心に、社会全体の営みを安定させている。ライフラインといわれる事業においては、サービス断を極力起こさないための努力がなされており、安心して生活できる基盤を提供し続けている。
働く人にとって、安定的に給料が支払われることはとても重要である。これにより、衣食住の確保に始まり、余暇や自己研鑽などに対してお金を使うことができ、人間性を高める手助けとなっている。学生が安定的な企業を求める傾向にあることに対して負の部分が取り立たされるが、一方で自由な活動をするための安定基盤づくりと捉えることもできる。
**居場所
社会に出る多くのものにとって、企業とは社会的な居場所となっている。家庭とは別の帰属先であり、働く人にとって安心感を与える。人としての土台を作り、創造的な活動ができる環境を生み出している。
社会における役割を与えており、働く人にとって自分の活動が可視化されることにより、充実感を満たすことができる。
**働く人の成長
企業では業務の役割によって部署やポジションが決められていることが多い。そして定期的に人事異動をすることによって、組織の活性化を目指しているが、働く人にとっても多くの経験ができる。身近にスペシャリティを持った人がいることから、テキストには書かれていないことも教わり、成長することが出来る。
企業での成長は実践に基づくため、体感した経験となって蓄積されていく。頭で考えるだけでなく、自らの体験がベースとなるため記憶から消えにくい。長い年月を経て成長をしていく。
学校生活とは違い、課題を自ら見つけることが必要であり、そういった力が養われる。答えも自分自身で創りだし、個人とチームの使い分けを覚えていく。また自らの経験を他者に教えることにより、相互に理解が深まっていく。
**関係性
企業には多くの人が集まることから、絆や繋がりができてくる。人が生きる上で自分ひとりではないということを日々実感することができ、社会からの疎外感を受けることなく生きていける。事業という方向性が定まった中での集団であり、統率力があり互いに信頼感を持って活動可能である。
サプライチェーンが強くなった現代においては、他社との協業も増えてきており、一社では成し得ない事業に対して、同業/異業種問わず協力し合い、事業を提供している。
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2011-10-14T10:46:04+09:00
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企業の課題
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/15.html
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**人材活用
企業における最も大きな課題の一つとして、働く人の力を発揮できていないという問題がある。法人が個人を潰すという現象が起きている。トップマネジメント層、ミドル層、ボトム層いずれにおいても組織からのプレッシャーを受け、それぞれの枠組みでの理想の働き方を求められてします。その結果として、企業活動と個人の目標が一致せず、十分なパフォーマンスが発揮できない事象が起きている。
組織運営において、ビジョンや役割定義をし、そこに必要な人材を投入している。あくまで組織としての最適化が主体であり、個々が持つ良さや特徴を活かしきれていない。そのため、人材を大切にしない、育てられないといった現象が起きている。さらに一部人材においては海外流出が始まっている。
**経営マネジメント
欧米から成果主義が輸入された後、短期指標や株主に目を向けた経営となり、目先の利益を追求する経営スタイルが多くなっている。中期計画は行事化してしまい、四半期ベースの予算に追われる日々が続いている。
さらに、個人評価も短期成果主義ベースであるため、リスクを取り新たな取り組みにチャレンジすることは少なく、リスクゼロ症候群が蔓延している。新サービスやビジネスを創造することは少なく、今ある資産を流用することに傾いてしまっている。
**トップ層の課題
長らく右肩上がりの成長が続いた日本において、トップ層は自社のリスク管理が大きな役割となってしまい、経営全体をマネジメントする力を持った組織の長が不在となっている。経営方針についても、一貫性を持たなかったり、言行不一致といったことが起きている。
トップ自身が長らく自社組織の中で育ってきたため、内向きにエネルギーを使うことが多い。社外に対するトップの意志が不明確であり、部下に対して明確なメッセージを出すことが出来ない。一部では威厳を保つために威張ることや話を聞かないといったことも起きている。
その様なトップ層に対して、理想のリーダー増を求め続ける実務者にも課題はある。変化の激しい世の中において、カリスマ的なリーダーを待ち望んでも実現は難しいが、全体課題をトップ層に押し付けてしまうことが多い。
**組織体制
成果主義の傍ら年功序列が交じり合っている組織となっている。特に世代間での置かれた状況の違いが鮮明となっている。40-50代では上位役職に就けたものが多い中、同じ職制が重なり合い、役割や責任が細分化される傾向にある。30-40代前半は上の世代と比較し、社内ポジションや給与ベースに差異が生まれており、不満を抱えた者が多い世代でもある。20代では入社自体が難しい状況であり、数少ない同世代の勝ち組として、組織に対して従順に業務を淡々とこなすことが多い。
会社組織はピラミッド構造からキノコ型に変わり、リーダー的な役職が多い組織体系となっている。一度掴んだ地位を離したくない者も存在し、若手の台頭を食い止める力が働くことがある。
社内ヒエラルキーは依然として残り、それぞれが役割に囚われすぎてしまい、変化への対応が難しい組織体系である。また、個人結果主義が蔓延しており、組織全体での学習する体制が築かれていない。
**思考回路
組織の中で失敗を恐れるあまり、責任回避することが多く、責任の擦り付け合いをすることがある。自分自身、もしくは自組織が役割として認めた業務に対しては真剣に対応し結果を出すが、それ以外のことに対する使命感は薄く、責任感も不足している。そのため、境界線が明確でない分野において問題が発生しやすく、その場合犯人探しとなるケースもある。普段の会議などでは自己防衛のため否定から始まることが多く、建前論にて話し合いが進められる。
意識レベルにおいても、決められたことを短期間にそつ無くこなすことを主眼においており、余裕の無い言動が多い。さらに、世の中全体が停滞しているため、しがみつく傾向が強い。
個を殺して会社組織に忠誠心を持つことが美徳と考える者が多く、個の主張や枠外を嫌う傾向が強い。多様性よりも一意性を求め、破壊よりも継続維持を好む。
**硬直化
グローバル化が進んだ現代において、かつてよりも環境変化が激しく時代の歩みが速くなっているが、そのスピードについていけていない企業が多い。事業ドメインも固定化している。
守秘義務遂行が行き過ぎ、クローズ文化が蔓延している。隠すことや守ることに注力を置いており、変化を生み出したりそれについていくことが苦手な体質である。一般社会において流行っているソーシャルメディアに対して、一定の距離を置くのも日本企業の特徴である。
社会全体が右肩上がりで成長していた時代の成功体験を持ち込み、過去の話題を好む傾向にある。効率化やスピードを求めるあまり、ロボット的に考えや行動をすることが多い。そのため、変化が生まれ難く、組織が硬直化してしまっている。
&link(次のページ>>){企業の長所}
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2011-10-14T10:44:50+09:00
1318556690
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企業とダイアログ
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/13.html
現在企業では従来型の経営では立ち行かなくなっています。一方でダイアログ(対話)により繋がりや新しい価値創出を目指す活動においては、その「価値」を如何に企業に届け、評価を受けるかが課題となっています。
以下に現在の国内企業のあり方とダイアログの有効性について記述します。
+[[企業の課題]]
+[[企業の長所]]
+[[ダイアログの良さ]]
+[[ダイアログの価値を企業に届ける]]
2011-04-05T14:35:58+09:00
1301981758
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右メニュー
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/3.html
**更新履歴
#recent(20)
&link_editmenu2(text=ここを編集)
2011-04-05T09:39:05+09:00
1301963945
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プラグイン/編集履歴
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/6.html
* 更新履歴
@wikiのwikiモードでは
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詳しくはこちらをご覧ください。
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たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。
#recent(20)
2011-04-05T09:39:05+09:00
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プラグイン
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/9.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。
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#ls
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これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください
=>http://atwiki.jp/guide/
2011-04-05T09:39:05+09:00
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