ペルー

各国概略史その3・ペルー

南米大陸でも、ABC三国に次ぐ有力国。
かつて日本人移民を大量に受け入れた歴史をもち、そのため南米ではパナマ・ブラジルと並んで
日本が一定の影響力を発揮できる数少ない地域である。
(南米では他にアルゼンチン・ウルグアイが欧州連合の影響下にあり、
 その他諸国は明確に東西両陣営のどちらかに属しているとはいえない)
パナマの隣に潜在的敵国・コロンビア(パナマはコロンビアのもの、という気風が強い)を抱える日本にとっては
貴重な味方といえる。
先年は日系人大統領・フジモリが登場し、脚光を浴びた。

ちなみに南米諸国では先の五国以外は東西どちらにも属さないと記したが、
実際には東西両陣営が自方に取り込もうと冷戦時代激しい干渉を繰り広げた。
このため南米は中東と並ぶ不安定地域と化し、
これら諸国の民衆は東西双方に対して極めて強い、憎悪に近い反発を持つに至っている。
日独双方にとって手痛い外交政策の汚点となってしまったといえよう。

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最終更新:2011年06月09日 20:18
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