中華人民共和国

各国概略史その10・中華人民共和国

中国の北方・黄河流域地帯を領有する、世界唯一の共産主義大国。
その実汪兆銘の北伐に圧迫され、極めて東西に細長い奇妙な国土形態となっている。
黄河流域を制しているため、農業生産力は高く、毛沢東の農民懐柔が成功していたからこそ
かろうじて北伐をこらえきったとも言える。
国家の上層部には、亡命してきた旧ソ連系の共産主義者が一定の勢力を保持しており、
中国系指導者との間で緊張を伴った連立政権となっている。
彼らがいたからこそ毛沢東は終生独裁体勢は確立できず、「文化大革命」構想を実行できなかったのは
一般民衆にとっては幸いなことであったろう。

中国国家社会主義者達の「長征(実態は国内の日和見主義者たちが北伐に恐れをなした逃亡劇)」
のどさくさにウィグル族居住地域を征服し、世界の大顰蹙を買った。

南北を日本の勢力圏に挟まれた中、東西対立の冷戦構造を利用して生き残ってきた。
一説にはパキスタンとも繋がっているとされ、何かとキナ臭い風聞の絶えない国である。

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最終更新:2011年06月09日 20:21
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