各国概略史その38・南アフリカ共和国+ナミビア共和国
1910年、イギリスより独立。
世界大戦では英連邦の一員として大戦を戦ったが、大戦末期にドイツ軍によって占領される。
豊富な鉱物資源が目をつけられた結果であった。
戦後すぐ、ドイツの傀儡国家として再独立。
しかしアパルトヘイトの名で一般に知られる極端な人種隔離政策を採用したことが
東亜連盟に付け入る隙を与えることになった。
1951年、アメリカ動乱の隙を突く形で帝国海軍の誇る海兵隊が黒人解放を旗印に奇襲上陸・政権打倒を果たす。
旧政府軍は南ア北西部~ナミビアに追い払われ、南アフリカ共和国の大半は東側陣営のものとなった。
アメリカ動乱は陸空軍の戦いであって海軍は出番がなく、暇を囲っていた部隊に活躍の場を与えてみたら
予想以上の成功を収めてしまったのであるw
ちなみにこのとき、急派された欧州艦隊との間で海戦が勃発。
これが戦後初めて、いや大日本帝国とドイツ第三帝国が初めて行った海戦となった。
そしてこの海戦が史上最後の戦艦同士の砲撃戦となる。
空母部隊は艦載機の大半をアメリカ動乱に陸上機として派遣されたため
母艦兵力は(上陸支援用の部隊を除いて)ほとんどなかったためである。
その後は東側陣営の最前線を担う国として立っている。
さらに南ア北西部を加えて旧政府によって成立したナミビア共和国は
未だ白人至上主義によるアパルトヘイトを継続する不倶戴天の敵であり、幾度となく戦火を交える間柄である。
(ドイツ崩壊後、後ろ盾がなくなったことから穏健派が勢力を増しつつあるようではある)
ケープタウンには帝国第7艦隊が駐屯し、大西洋に向けて睨みをきかせている。
最終更新:2011年06月09日 20:33