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ポエムとかSSとかにどうぞ ---- いやらしい いやらしい いやらしい と 言われ続けた。 疑問には思わない。 それが私だから。 いやらしい もっと。 いやらしい もっと。もっと。 いやらしい ああ――! なんて素晴らしい――! いやらしい ---- 今日も幽々子ちゃんといっぱいお話したよ。 可愛いなあ幽々子ちゃんは。 髪の毛はふわふわで。笑顔は素敵で。お淑やかで。少し変なところもあるけど、それも魅力の一つさ。 そんな一日の終わり。学校の帰り道。 もう十一月ということもあって、辺りは既に薄暗い。 時間にして十七時。幽々子ちゃんと遊びすぎたかなあ。 「うん?」 道の向こうに人が立っていた。 背が高い。髪が少し長い。女の人かなあ? 周りには誰もいないから、やたらと目立っている。 ――何だか、ひどく嫌な予感がした。 相手にしないようにしよう。 どうにか回り道をして…… 「ねぇ」 「!?」 もう、目の前に居た。 女の人だ。マスクをしている。 でも、そのマスクが。異様に大きい。 背も高い。服は派手だった。 「私、いやらしい……?」 「え……」 こわかった。 こわい。 体が震えて動かない。 「う、うん。い、いやらしい……です」 「そう」 終わってくれればどうでも良かった。 はやく、開放して欲しい。 「これでもぉ?」 マスクをとった。 そこには。 奇怪な姿が。 「あ、あ、ああ……あ」 くちばしの様な物。 何て、 いやらしい、 「う、う、あああああああああああああああああ」 そして、暗くなった。 ----
ポエムとかSSとかにどうぞ ---- いやらしい いやらしい いやらしい と 言われ続けた。 疑問には思わない。 それが私だから。 いやらしい もっと。 いやらしい もっと。もっと。 いやらしい ああ――! なんて素晴らしい――! いやらしい ---- 今日も幽々子ちゃんといっぱいお話したよ。 可愛いなあ幽々子ちゃんは。 髪の毛はふわふわで。笑顔は素敵で。お淑やかで。少し変なところもあるけど、それも魅力の一つさ。 そんな一日の終わり。学校の帰り道。 もう十一月ということもあって、辺りは既に薄暗い。 時間にして十七時。幽々子ちゃんと遊びすぎたかなあ。 「うん?」 道の向こうに人が立っていた。 背が高い。髪が少し長い。女の人かなあ? 周りには誰もいないから、やたらと目立っている。 ――何だか、ひどく嫌な予感がした。 相手にしないようにしよう。 どうにか回り道をして…… 「ねぇ」 「!?」 もう、目の前に居た。 女の人だ。マスクをしている。 でも、そのマスクが。異様に大きい。 背も高い。服は派手だった。 「私、いやらしい……?」 「え……」 こわかった。 こわい。 体が震えて動かない。 「う、うん。い、いやらしい……です」 「そう」 終わってくれればどうでも良かった。 はやく、開放して欲しい。 「これでもぉ?」 マスクをとった。 そこには。 奇怪な姿が。 「あ、あ、ああ……あ」 くちばしの様な物。 何て、 いやらしい、 「う、う、あああああああああああああああああ」 そして、暗くなった。 ---- とある農家の家。 その家は一匹の家畜を飼っていた。 コリブリという名である。 雌の生物だ。 そのいくぶり。家の息子に大層可愛がられており、息子は四六時中コリブリと一緒にいたそうな。 ところで、この息子。 大変な事に、コリブリに恋慕を抱いてしまったのだ。 息子はもう既に、現代で言えば二十歳を越えた年。 嫁を貰ってもおかしくないのである。 だが、この息子。 自分はコリブリを嫁にすると言って聞かぬ。 父母と大層揉めに揉め、とうとう父方の堪忍袋の尾が切れたのだ。 木にコリブリを吊るし、殺してしまったのである 息子は泣いた。 吊るされたコリブリの死骸にしがみつき、声を荒げて、泣き続けた。 ただ、彼のこの行為は父方の神経を逆撫でする結果になってしまった。 父方は更に怒り狂い、斧で以ってコリブリの首を切り飛ばしたのだ! だが、息子も負けてはいない。 丁度、宙を舞っている所のコリブリの首に飛び乗って、そのまま空へと昇っていったのだ。 コリブリと息子は昇天したのである。 そして、イクブリサマとなったそうな。 ----

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