【名前】鷲ノ巣 花浦(わしのす はなうら)
【性別】男
【所属】科学
【能力】『念動爆壁(バーストアーマー)』 Lv4
【能力説明】
全身に張り巡らされる念動力による装甲と、
そこに衝撃が加わることで炸裂する念動力の爆発に寄る、擬似爆発反応装甲。
念動力の爆発は全方向に及び、能力者自身ですらその爆発の影響を受け、
念動力による装甲で爆発自体のダメージは無いが大きく吹き飛ばされてしまう。
爆発は無意識下の演算を利用したものであり、能力を使用しているなら、極端な話小石一個をぶつけられただけでも反応する。
【概要】
『置き去り』出身の能力者。年齢的には高校生。
念動力系の能力の素質を見込まれ、能力開発を受けることになる。
『人間関係によって構築されるPRと能力の方向性の決定』と言う実験の
被験者で、
研究者によって『意図的に作られた人間関係』の中に放り込まれ、子供のグループのヒエラルキーの最下層として生きていた。
その仮定で目覚めたのが『念動爆壁』の前身ともいうべき『念動障壁』であり、これは全身をカバーする単純な装甲であった。
そして、幾つかの実験と処置、『同じグループの全員が殺しに来る』という経験により、能力は『念動爆壁』に発展する。
(予め特別な演算
パターンが彼に組み込まれていたこと、彼を殺しにかかった全員に薬が投与されていた事等を、彼は知らない)
尚、この実験を経て根付いた彼の能力に対する研究者の評価は、
『強度や出力は優れているものの、非常にシンプルな能力であり、対処も容易である。
念動力に期待される応用性にも大きく欠け、十分な成果を得られたとは考えにくい』
との事。
彼と同様の実験を受けた別の子供達のグループは他にもいるようだが、
彼自身は実験が行われていた事すら把握していない。
現在は『居場所』と引き換えに、研究所の手駒として働いている。
『置き去り』であった彼を保護して、能力開発や教育を施し、
また先の事件の後に、一人残った彼を保護してくれた事等に恩義を感じているからである。
主な任務は研究施設の護衛や、路地裏生活等をしている『置き去り』の子供達の保護等。
誰かに裏切られる事を何より恐れ、彼自身も誰かを裏切ったりする事はしないと心に決めている。
その来歴から、優しさという物を残しているのは、ある意味奇跡のようなことでは有るが、
何も知らず、疑問すら無く、保護の名目で、多くの子供を彼と同じ運命を辿らせている、哀れな存在。
【特徴】
身長は低めで、顔つき等、年齢からすればやや幼い。
どんな時でも、自信なさげな笑みを浮かべる癖がある。
【台詞】
「僕はここに感謝してるんです。色々と辛いこともあったけど……僕を育ててくれましたから」
「僕は君を保護しに来たんだ。大丈夫、もうこんな場所で過ごさなくても良いんだよ」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2014年03月13日 11:40