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    <title>Infinite-Sandglass@設定メモ</title>
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    <title>アルフェイム大陸</title>
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    <description>
      かつて地球上に存在していた小さな陸地。
アルフェイムとは当時の言葉で『精霊卿』を意味する語が変化したものである。

紀元前7～8万年ほどの時期に、『来訪者』と呼ばれた存在により隔離され、
量子的な重合状態にある閉じた時空連続体に封じられていた。
これは主に、トバ火山の噴火に伴う氷河期の到来に際して避難所とする役割と、
同時に惑星開拓の手足として利用しようとしていた当時の地球人類の進化を待つためという目的があった。

『来訪者』たちが反動性細胞変質症によってほとんど全滅し、すべてが忘れ去られて長い時が過ぎた後、
次第に薄くなりつつあった時空間の境界を偶発的な虚数振動によって超えてしまう、自然転移現象が頻発するようになり、
地球上の物理学者たちが原因を究明。転移現象を人為的に再現し、調査隊を送り込む。
最終的にアルフェイム大陸は地球上に再融合し、この事態は後に[[大陸災害]]と呼ばれた。

元々は北アメリカプレートの一部であり、東太平洋海嶺の働きによってサンアンドレアス断層西部にあった陸地が分断され、
ユーラシア大陸東部アジア側に存在しているスーパーコールドプルームの強力な下降流にプレートが吸い寄せられることで、
南部太平洋プレートと北部太平洋プレートの間に挟まれる形で北西に移動していったものである。

北のベネギア、西のエメリス、東のエーデルクラムという三つの国がそれぞれ領土を持っており、
これらはアルフェイム三国と総称される。    </description>
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    <title>大陸災害</title>
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    <description>
      西暦2056年、[[アルフェイム大陸]]の地球上再出現に伴う大規模な地殻変動と、地震や津波など自然災害による被害の総称。

環太平洋地域の北部を中心とした大部分が大きな被害を受け、一部の小島は完全に海中に没した。
また、大陸規模の大質量体の激突による衝撃は、地球の天体運動そのものや、プレート運動、気流などに影響を与え、
しばらく各地で地震や大嵐、火山の噴火などの天変地異が頻発した。
巻き上げられて成層圏まで到達した粉塵は分厚い雲となり、人がそれを除去し終えるまで大地は寒冷化し続けた。

ただし、元々アルフェイム第一次調査隊の一員であった物理学者[[シオン]]を始めとする研究チームの尽力によって、
大陸の出現位置の割り出しや、被害規模のシミュレートが入念に行われており、
防波堤の建設や避難経路の指示、事前の区画封鎖などが功を奏して、被害は最小限に抑えられた。


しかしその後、一気に不安定になった世界情勢を薪として、かつて『[[円環]]』が撒いていった火種が次々に火勢を増し、
沈静化していたはずの小競り合いが蒸し返され、中国政府による台湾の海上封鎖を皮切りに、
実に百数十年ぶりになる大国同士の戦争に発展することになる。
ただしこれは『すわ第三次大戦か』と大々的に喧伝された反面、
戦場の効率化によって多くの者が想定したよりも人的被害は少なく、迅速に決着した。    </description>
    <dc:date>2018-03-16T08:06:11+09:00</dc:date>
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    <title>鏡面世界</title>
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    <description>
      &gt;うつせみの世を、
&gt;うつつに住めば、
&gt;住みうからまし、
&gt;むかしも今も。
&gt;うつくしき恋、
&gt;うつす鏡に、
&gt;色やうつろう、
&gt;朝な夕なに。
&gt;　――――夏目漱石『薤露行』より　シャロットの女の歌


鏡面宇宙とも。
鏡合わせのように存在している、よく似通った二つの時空連続体を指す。

広大な宇宙の中で、全く同じ空間座標上に、全く同じ形状をした地球が、
全く同じ動きをしているというだけではなく、
発生した生物種や人類の辿った歴史など、仔細に至るまで極めて精緻に類似している。

これは決して二つのパラレルワールドが偶然同じような運命を辿ったのではなく、
片方の世界はもう片方の世界の『一つ前の時間軸』と呼ぶのが近い。
即ち、[[クロノブレイク]]によって崩壊する前に辿った歴史――より正確に言うならば、その残滓である。

元々は[[アスガルド内乱]]を戦って上位存在と化した『旧地球』人、[[ウォーグ・ディメルテンド&gt;ウォーグ]]が
『新地球』を織り直す時に設定した歴史修正システムの、仕様の穴を突いた不正利用のようなもの。
　大時空震クロノブレイクの真の目的は、歴史の改変などではなく
『一つの時間軸を不可侵のものとし、神々による干渉を停止させる』ことにあったのだが、
これによって『改変前の時間軸』と『改変後の時間軸』が次の歴史に進まないまま重合してしまった。

なお、改変前の時間軸は既に致命的なダメージを受けているため崩壊しており、
小さなセクションごとに分けられている。
たとえば国際[[亜存在]]危機に大きく関わる[[桜花聖&gt;聖]]の生きていた『世界』は、
実は西暦1955年～2062年までしか存在しない。
いわゆる『過去の記憶が植え付けられたものならば、
　この世界は3日前に生まれたものかもしれない』という理屈と同じである。
ここで以前の歴史からかけ離れたことを行っても、2062年まで進んだところで世界は終わり、
次のセクション（2062年以降）は前の歴史通りの状態から始まっていく。
聖や[[結]]などは、既に終わった歴史の追憶の中の人物に過ぎず、
彼女らの行った鏡面世界間転移とは、過去の亡霊が新しい歴史時間軸に跳躍してきたようなもの。
とは言え、そこに量子状態的な差異は存在しない。

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    <title>モーントリヒト</title>
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    <description>
      盈虧刃（えいきじん）モーントリヒト

[[アビスゲート]]と能力的に対を成す『空間』に干渉する[[鐫界器]]。
名は単純に『月光』を意味する。盈虧とは月の満ち欠けのこと。
[[ラスティ]]が使用した。

2mほどのロッドの先端に三日月型の刃がついた、刺突できないハルバードのような金色の武器で、
柄の部分には純白の宝玉があしらわれている。
アビスゲートよりも刃部分の切断力は多少高いが、鋼鉄の盾や鎧を切断できるほどではなく、
切れ味で言うならサバイバル用のナイフや大工道具の方が良いことには変わりはない。


鐫界能力は非常に強力ではあるが、あまり複雑な挙動はできず、融通が利かない。

最も多く使われるのが『空間の相互転移』であり、先端の刃部分で円を描くように指定した領域内の球状空間を、
任意の同じ大きさの空間と瞬時に入れ替えることができるというもの。
これを攻撃に利用すれば、相手を転移領域の境界線上に置くことで確実に切断することが可能である。
ただし、転移先の空間は領域指定開始時に決めていなければならない点と、
領域選択時に立ち止まらなければならない点から予備動作が長く、
技の性質を見切られていると回避されやすい。

また、これはその時点で転移したい方向と距離をかなり正確に思い描かなければならないため、
視認領域内なら比較的正確に行えるが、たとえば地平線よりも向こうだとか、
地球の反対側などに長距離転移しようとすると、距離のイメージ誤差の範囲で
地殻下のマグマか大気圏外にはみ出してしまう可能性が高い。

一応『予め転移先を指定しておく』ことは可能なのだが、それはただ『可能』というだけで、
そもそも地球の自転・公転どころか、太陽系自体が螺旋を描いて銀河系を猛スピードで移動しており、
銀河系も同様であるため、指定した空間座標は一秒後には茫漠な宇宙空間である。
相対的な猛スピードの移動などではなく、絶対的な空間そのものへの干渉であるため、
このポイント指定機能は可能ではあるが活かしようがない死にスキルとなっている。
ラスティは、どう頑張っても倒せない敵への最後の手段として、これを応用して
『敵に接近して同時に空間転移させ、自分もろとも宇宙に放逐する』という策を考えてはいたようだが、
結局その最終手段は使用せずに    </description>
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    <title>ルナ</title>
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    <description>
      &gt;而して『緋色の女』と称さるる彼の者の女に、諸々の力授けられたり。
&gt;彼らは我が子らを寄せ集め、一団とするだろう。彼らは人々の心に星々の栄光を齎すだろう。
&gt;彼はいつでも太陽であり、彼女は月なのだから。
&gt;のみならず、彼には翼ある秘密の炎があり、彼女には湾曲する星影がある。
&gt;　――――アレイスター・クロウリー『法の書』第1章15-16節より抜粋

ルナ・エーベルヴァイン

[[ライト]]の双子の妹……という体で同居し、人間社会に紛れて暮らしている自律駆動型[[鐫界器]]。

元々は旧西暦4299年に造られた、[[デュー]]や[[クロス]]のような自立駆動型の試作体であり、
危険制御のため単独で鐫界能力を使うことはできないが、道具として使役された場合の性能に一切の制限がない。
ただしその分、使用時の[[エーテルエネルギー]]消費量はほとんど調整の効かない凄まじいもので、
『使い手の生命を使い切りで消費して強力無比な破壊を齎す兵器』とでも表現するのが剴切な有様だった。
自律駆動型鐫界器を『デヴィル・ドール』と俗称するのは、九割方彼女に纏わる事象が原因である。

『ルナ』という名前は修復後につけられた名前であり、[[クロノブレイク]]以前は『シルフィード』と呼ばれていた。
本人の記憶の中にも、もはやその情報は存在しない。


西暦4302年のクロノブレイクに巻き込まれ、身体を転移時の潮汐力に引き裂かれながらも、
大部分を残した状態で、おそらく14世紀ごろの北極圏の氷塊に封じられる。
彼女らにとって実数物質としての形骸の欠損はさしたる意味を持たないが、
脳という演算装置が失われたことにより彼女の意識は失われており、
また独力での鐫界能力行使ができない彼女は、長らくその中で眠り続けることとなった。

地球温暖化が取り沙汰されるようになった頃、氷の中の彼女の残骸は発見され、
然るべき研究機関に回されようとしていたが、それに最初に手を触れた研究員が、
エーテルエネルギーを吸い尽くされて死亡するという事件が発生。対して、残骸の基幹組織の再生が観測される。
情報は秘密裏に処理されることになり、国連への要請が受諾され[[薔薇十字団]]に管理が移行。

薔薇十字団は厳重な監視下において、大量の動物を接触させて
エーテルエネ    </description>
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    <title>ルシフェル</title>
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    <description>
      ルシフェル（ルーアリクス・D・ハルドヴィルテ）

天空都市エル、歓楽街区パンデモニウム出身の[[亜人種]]。
ハルドヴィルテ家はその一帯の管理を受け持つ貴族の家系である。（爵位の概念は地球文明とは乖離している）
後に管理者権限の一つ『ルシフェル』の名を受領してからは、浮遊古城群の一つ、ジルバーン城を居城とする。

[[ラファエル]]は元はハルドヴィルテ家の使用人の娘であり、幼馴染の間柄だった。

性格は破天荒にして大胆不敵。粗野で面倒を嫌うため、短絡的な手段を好んで用いる。
また、力を振るうことと、そして破壊を好む傾向にある。
例えば目的地に向かう際、崖を迂回する道があったとしても、崖を削りとって直通の道を作るような解決法を取る。
ただし決して暴力的ではなく、不必要に他人や動物を傷つけるようなことは滅多にしない。（構造物はよく壊す）

貴族としての教育はしっかりと受けており、相応の礼節や立ち居振る舞いは心得ているのだが、
面倒事に縛られるのが嫌いなので、あまりそのような振る舞いを強いられる場に赴くことはない。
ただし、必要とあらば正しく対応する。

女性を（老若問わず）『美しく尊いもの』として見ており、
美しい精神や美しい容姿を持つために尽力する者への尊敬と賞賛を惜しまない。
曰く、優れた芸術品を傷つけてはならないと本能的に思うように、
同じ人間の中でも美女と美少女は最も優先して護るべきだと考えている。
別に男性嫌いではなく、しっかり美しくあろうと努力している男性は同様に評価する。
単に好みもあるが。

ラファエルのことは単なる幼馴染や&quot;美しい女性&quot;としての枠を超えて好意を抱いており、
臆面もなく「世界で最も愛している人」と明言するほど。ただし別に付き合っているわけではない。
実際の距離感はただの幼馴染よりも遥かに近いのだが、お互いに現状で充分な満足と安心が得られているため、
恋人や夫婦という称号を必要としていないというのが大きい。
夜は一緒に眠ることも多いし、性的な干渉なども多々あるのだが、あくまで昔のままの幼馴染。
制度上の問題などは残るので、どちらかが言い出せば籍を入れると思われる。あくまで言い出せばだが。

[[アゲート]]界の消滅に際してラファエルと共に現実世界に転移を試みるが、
当時発生して    </description>
    <dc:date>2016-09-10T21:14:48+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/infinite-sandglass/pages/142.html">
    <title>星団連邦</title>
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    <description>
      [[ディエス・イレ発生]]により地球政府が実権を失ってから、
連絡を取り合える位置にあった複数の惑星国家が結成した連邦制国家、またその連邦政府を指す。

長きにわたって様々に形を変えながら人類の歴史の音頭を取り続けていたが、
後に[[ペトラ・ティラン]]の出現により多数の主要惑星が壊滅し、連邦主星もまた消滅したことから、
その時から実質的に星団連邦は消滅し、主導権を失う。    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/infinite-sandglass/pages/141.html">
    <title>リミル</title>
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    <description>
      &gt;未来とは、あなたが予知しようとするものではなく、自分で可能にするものだ。
&gt;　――――アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ

リミル・ティセリウス（Limmil=Tiselius）

スウェーデン、ストックホルム市出身の[[亜人&gt;亜人種]]。エルーン種に分類される。
比較的裕福な家に産まれ、育ちも良く、お嬢様と呼んでも差し支えないはずである。
――『ある時点までは』だが。

肩口に切り揃えられ、外側に跳ねた金の髪と、漆のように黒い瞳を持ち、
横に長く伸びた耳は、髪と同じ金色の細かい獣毛に覆われている。
近眼であり、赤縁の眼鏡を愛用しているが、普段はあまりかけておらず、
本を読む時や遠くのものを見る時にだけ着用する。いわゆる勉強眼鏡。

胸は平坦だが、本人も冗談半分に言及する程度で、そこまでコンプレックスには思っていない。
どちらかと言うと、旅慣れたせいか平均より筋肉質で太めの脚を気にしている。

性格的には多少ひねくれてはいるが、マジメで自己の正義観に忠実な、比較的常識人。
とは言え、頭が固いわけではなく、必要ならば規則破りも躊躇わないタイプ。
上ばかり見ていたせいか自己評価が低い傾向にあるが、決して自己を冷静に見ていないわけではなく、
むしろ『尊敬すべき者たちは皆、己を識っていた』からこそ、過大にも過小にも見ないように務めている。
理知的で思慮深い人になりたいと思っているせいか、
自分の感情的な面を極度に恥ずかしがり、隠したがる傾向にある。
しかし妙なところで律儀なため、明確に追求されると利己的な嘘はつけない。
若干スレたタイプのツンデレと言えなくもない。


八歳の頃、移民問題に端を発する強盗殺人事件に偶然遭遇してしまい、義憤と恐怖の狭間で混乱した彼女は、
犯人たちに対して無謀な攻撃行動に出てしまい、返り討ちに遭って人質にされかけるが、
彼らが『事件を起こす』と読んでその場に留まっていた[[現]]の『命令』によって的確に反撃し、
彼自身の補助もあって、未熟な[[魔法]]だけで、見事に犯人グループを全員無力化することに成功する。
当時のリミルに可能な範囲で『どう動けば勝利できるか』を導き出し、その通りに動かしたのだ。

念のため補足すると、現にとって彼女の生死や反撃の成否はどちらでもよく、
失敗    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/infinite-sandglass/pages/140.html">
    <title>ライト</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/infinite-sandglass/pages/140.html</link>
    <description>
      &gt;おまえの眼前に光がある。預言者よ、望まれていない、最も望ましい光が。
&gt;　――――アレイスター・クロウリー『法の書』第2章61節

ライト・エーベルヴァイン

ドイツ出身の[[亜人種]]。
[[ルナ]]の双子の兄――と周囲に説明してはいるが、実際には親兄弟はいない。

ろくに物心もつかないうちにハンブルク州の歓楽街レーパーバーン付近に棄てられていた孤児であり、
程なくして、当時、同州にあるドイツ電子シンクロトロンをよく訪れていた[[レイ]]の父親に引き取られた。
（※ドイツの児童養護施設は短期的なものという価値観があり、里親のもとで暮らすのが難しくなければ
　すぐに里親に引き取られるので、滞在期間が短い傾向にある）
ちなみに当時、ドイツにいた[[現]]もこの現場に立ち会っているが、
ライトは幼かったため、彼のことは覚えていない。

ただし、その意図は『家族になる』というよりは、死んでも問題の少ない人体実験の被験体を欲してのことであり、
戸籍上養子にするような手続きは行っていない。姓が違うのはそのためである。
[[ラファエル]]からの技術提供を受ける前の、技術的に不完全な[[虚数物理学]]は、
干渉・観測手段が限られるため、彼のような亜人を使った実験を余儀なくされていた。
特に[[薔薇十字団]]内においては、[[亜存在]]に対抗するため、多少人道に悖る手段が黙認されることも少なくなかった。
彼も同様に被験体として生かされ、様々な実験が行われている。

実験結果はさほど芳しいものではなく、ほとんどがただ副作用のみを与える彼にとって苦しい結果になったが、
特殊な遺伝子配列を持つ人工細胞の移植による「[[エーテルエネルギー]]の変換効率を上昇させる」という実験だけは
珍しく成功しており、実質ほぼ無尽蔵の魔力を持つ。
彼個人としては、被験体にされた事は特に気にしていない。結果として便利になったとすら思っている。
当時は不条理を理解するには幼く、元々「そういうものだ」と思っていたことも大きい。

そのうち自分に行われている実験そのものに興味を持ち始め、
レイやその両親に質問しては教えられるうちに、高度な理学知識を得ていったため『失うには惜しい』と、
本格的に学ぶ機会を与えられ、被験体でありながら研究助手として働くよう    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/infinite-sandglass/pages/139.html">
    <title>天凪波風</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/infinite-sandglass/pages/139.html</link>
    <description>
      天凪波風（あまなぎはふう）

[[鐫界器]]の一種。七色にきらめく半透明の布の形状を取る。
所有者の意識によって周辺の『気体』分子への干渉を行い、気圧（大気密度）を操る能力を持つ。
[[ルシフェル]]が主に使用した。


飛行[[魔法]]の補助に用いる大規模な気流を発生させたり、真空を発生させて物体を吸い上げたり、
超高密度気体の板を作って足場のように用いたりする（完全な固体のようにはできない）他にも、
空間に局所的な気圧差を生じさせることで入射光を屈折させ、物体の距離感を狂わせたり、光学迷彩の真似事が可能。
また、光学兵器や熱線魔法の類は、軌道の予測さえできれば、気圧差で光のベクトルを逸らすことで拡散・無害化できる。

同じ流体でも、液体への干渉能力は持っていないが、
水中で生じた気泡を集めて巨大な泡にしたり、呼吸のために水上の空気を持ち込んだりといった芸当は可能。
また、水を気体に状態変化させた『水蒸気』なら操作可能であるため、魔法で水を蒸発させて水蒸気の泡を作り、
その泡を維持して操って様々な応用に転じることはできる。


高気圧の気流はそのまま攻撃にも防御にも使えるため、
出力はそう高くないが、応用範囲が広く、比較的扱いやすい鐫界器と言える。    </description>
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