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広島の原爆との対比 :高田 純 札幌医科大学教授

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広島の原爆との対比 「福島はチェルノブイリにも広島にもならなかった」

高田 純 札幌医科大学教授(放射線防護学) 
http://www.gepr.org/ja/contents/20120220-01/ 「福島はチェルノブイリにも広島にもならなかった」より

筆者は30年前の大学院生時代に、黒い雨の研究を行った広島を原点に、チェルノブイリ原子炉事故、米ソ中の核爆発災害、東海村臨界事故などの現地調査を経験する放射線防護学者である。おそらく、世界で最も多くの核災害地を調査した科学者である。(拙著「世界の放射線被曝地調査」講談社、「Nuclear Hazards in the World」Springer and Kodansha)

その間に、内外被曝の線量をその場で評価する方法を開発し、結果を現地の人たちへ伝えてきた。今回も、同一手法で、現地の放射線衛生を調査している。結果、低線量の事実が浮かび上がった。(拙著「福島 嘘と真実」医療科学社)福島県民の震災初年の年間線量は、10ミリシーベルト以下、大半の県民は5ミリシーベルト以下と評価している。

昭和20年8月6日、広島北西部に広範囲に降った黒い雨は強烈な放射能を含み、池の魚の大量死、牛の下痢、子どもの頭髪の脱毛など、急性放射線障害があった。福島20km圏内で、そうした被害は出ていない。放置された牛たちも、放射線障害は無い。
広島の原爆による急性被曝と、福島の低線量(しかもかなり低い)は、線量のレベルが違うということ。さらに人間と同じ哺乳類である牛にも放射線障害は見つかっていません。

広島・長崎は、爆心地を中心に、衝撃波と熱線により、破壊し炎上した。これらのエネルギーは核爆発の85%であり、放射線は残りの15%に過ぎない。核爆発時に発生する放射線は、半減期が、秒や分の核種からのものが支配的である。それは、放射能の大きさが、半減期に反比例するからである。

広島長崎での爆心地付近では、放射線被曝の被害より、原爆の熱線による被害のほうが大きかったことを言っています。


半減期が30年のセシウムからの放射線は無視できるほど少なく、これで死んだものはいない。原子炉核反応が停止してから、丸一日が過ぎてから、放射性物質の漏えいがあったのが福島なので、広島のような災害には、当然ならなかったのだ。もちろん核爆発で生じる衝撃波と閃光は、福島に無かった。

セシウムは30年なのでほんの少しずつしか放射線を出さない=影響は少ない。という意味です。逆に言えば放射性ヨウ素は半減期が8日と短いので、放射線を出す頻度は高い。ということで、しかし8日で半減するので二ヶ月後にはほとんど崩壊して安定元素になり放射線を出さなくなる。ということ。

※半減期が長いから「半永久的に放射線を出すので危険・恐怖」というのは間違いです。





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