正しい放射能情報を【見つけるため】のサイト
最終更新:
info_fukushima
筆者は30年前の大学院生時代に、黒い雨の研究を行った広島を原点に、チェルノブイリ原子炉事故、米ソ中の核爆発災害、東海村臨界事故などの現地調査を経験する放射線防護学者である。おそらく、世界で最も多くの核災害地を調査した科学者である。(拙著「世界の放射線被曝地調査」講談社、「Nuclear Hazards in the World」Springer and Kodansha)
その間に、内外被曝の線量をその場で評価する方法を開発し、結果を現地の人たちへ伝えてきた。今回も、同一手法で、現地の放射線衛生を調査している。結果、低線量の事実が浮かび上がった。(拙著「福島 嘘と真実」医療科学社)福島県民の震災初年の年間線量は、10ミリシーベルト以下、大半の県民は5ミリシーベルト以下と評価している。
昭和20年8月6日、広島北西部に広範囲に降った黒い雨は強烈な放射能を含み、池の魚の大量死、牛の下痢、子どもの頭髪の脱毛など、急性放射線障害があった。福島20km圏内で、そうした被害は出ていない。放置された牛たちも、放射線障害は無い。
広島・長崎は、爆心地を中心に、衝撃波と熱線により、破壊し炎上した。これらのエネルギーは核爆発の85%であり、放射線は残りの15%に過ぎない。核爆発時に発生する放射線は、半減期が、秒や分の核種からのものが支配的である。それは、放射能の大きさが、半減期に反比例するからである。
半減期が30年のセシウムからの放射線は無視できるほど少なく、これで死んだものはいない。原子炉核反応が停止してから、丸一日が過ぎてから、放射性物質の漏えいがあったのが福島なので、広島のような災害には、当然ならなかったのだ。もちろん核爆発で生じる衝撃波と閃光は、福島に無かった。
1667日前
EUの放射性物質の食品規制値1667日前
トップページ1668日前
食べる:食品規制:暫定基準値について ver.2 (2012年以降1668日前
食べる:本当に福島の野菜は危ないのか?1668日前
Kingo999氏のデマ「世界もおどろく日本の基準値2000ベクレル」1668日前
日本の原発事故以前のEUのセシウム食品基準は1250Bq/kgだった2592日前
Kingo999氏のデマサイト「放射能について正しく学ぼう」:「世界が拒否する日本の食品」なんて嘘2646日前
放射性ストロンチウムとプルトニウムの沈着量(環境中の量)2846日前
小野俊一氏 (2) :デマ「低線量被曝でも癌になるという調査結果」2910日前
放射性物質ゼロの幻想:カリウムとセシウムatwikiでよく見られているWikiのランキングです。新しい情報を発見してみよう!