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【名前】
桜花 兼次（おうか かねつぐ）

【性別】
男性

【学年・職業】
対異能存在殲滅機動部隊「鬼灯」隊員、天下五剣「数珠丸」、大学部三年生、21歳

【容姿】
色白の肌に整った顔立ち、髪は黒に近い藍色の、肩にかかる程度の短髪。光を湛えない灰色の両目は義眼である。
身長は176cm、どちらかといえば細身の体躯を、薄水色の和装で包む。

【性格】
温和で理性的、基本的には争いを好まない青年。
ただし根は強気で負けず嫌いであり、譲らない一線を決めれば絶対に譲らぬ頑固者でもある。

【能力】
『超聴覚』
異常に発達した聴覚。異能。
兼次は己の盲目をこの異能と、自分の声の反響と物音を利用し周囲の状態を把握して生活している。
ハッタリとして「心眼」等と呼称する事も。

『対異能存在征伐刀数珠丸恒次』
外観は「数珠丸恒次」に類似した日本刀だが、柄頭から藍色の数珠が垂れ下がっている。
切れ味や使い心地等はただのよく研がれた刀のそれだが、刃の軌道上に、数秒空中で静止する「見えない斬撃」を生み出す能力を持つ。
これは生まれてから3秒程で、大気と一体化し霧散する。

【概要】
天下五剣の一人、「数珠丸」、対異能存在殲滅機動部隊「鬼灯」隊員。
普段は異能学園大学部に通う大学生として生活している。
学園都市外で「桜花陰流」と呼ばれる剣術の流派を受け継ぐ一家に生まれ、兼次もまたその剣術を受け継いでいる。弱きを助ける活人剣を旨とする。
まだ幼い頃に、妹を悪党から守った際に両目を負傷し、以来義眼の剣客となった。
正統派の剣技とタイミングをわざと外した剣技を不規則に織り交ぜながら繰り出す変則剣術を扱う。