【名前】 宮藤 正治郎(くどう しょうじろう) 【性別】 男 【学年・職業】 高等部一年 16歳 【容姿】 色白の肌にもさもさとした黒い癖っ毛と黒縁の伊達眼鏡が特徴。 身長は160cm強。細身でナヨっとした身体の所謂モヤシ。 憑依時は髪の一房が白く染まり、表情は『デスペラード』由来の凶悪なものとなる。 制服はキッチリ着てはいないが極端に着崩してるわけでもない、楽なスタイル。 【性格】 気弱で押しに弱く、流されやすい性質。正義感はあるので、悪事は止めようとする。 オタク。 【能力】 『デスペラード』 黒いモヤ。普段は煙の様に周囲を漂うだけで物理的に何かに干渉する事も出来ず、強い風が吹けば流されるようなか細い存在。 寄り集まって密度を増し、ボールペン程度の太さをした2m程度の一本の触手めいた形態になる事が可能。この状態でなら物に触れる事も出来るようになる。 普段は白蛇の中に収まっているが自由に出たり入ったり出来るらしく、宮藤の中に『潜り込む』事で彼の身体を乗っ取る事も。 『レッド・リアリティ』 無意識に発動している能力。彼は能力由来の事象などの影響を受けやすく、また人ならざるものの依り代になりやすい。 分かりやすく言えば、とりあえず霊などにとても憑かれやすい。心霊スポットに行くのはかなり危険。 本人に自覚はなく、宮藤自身は自分の事をただの無能力者と思っている。 【概要】 普通に平穏に暮らしたいと思い、日々を慎ましやかに生きようとしている少年。 普通の学校に入学した早々起きたとある事故をきっかけに能力に覚醒(したという事にして)、学園都市に編入してきた。 ゲームも漫画もアニメも映画も好きな広く浅いタイプのインドア派オタク。運動神経も貧弱なもの。 それでも出来れば他人とは悪い関係を築きたくなく、話には合わせようとするし催しなんかも結構参加してる方。 オタク趣味全開の話だけは『デスペラード』とも話がそこそこ合うらしい。 #region 【名前】 デスペラード 【性別】 男 【学年・職業】 不明 【容姿】 不定形の黒いモヤ。たまにサーチライトめいた丸く赤い二つの光を覗かせる。 現在は主に二十cmほどの白蛇の身体に取り憑き、宮藤の首元に巻きついたり服の中に忍んだりしている。 【性格】 喜怒哀楽がコロコロ入れ替わる皮肉屋。悪辣で傲岸不遜、享楽主義者で刹那主義者、死と暴力と楽しい事を好むまごう事なき狂人。 人格は破綻しているが基本的に自分のルールに従う事を是としており、仲間意識の芽生えた相手には友人として殺しは抜きで接する。 【能力】 上記参照。 戦闘に関しては素人ではない。 戦う際には宮藤の身体を乗っ取り、脳のリミット外れた身体能力と痛みを認識出来ない状態で暴れ回る 様々な体術を取り入れた残虐な喧嘩殺法で戦う他にも、刃物や銃、鈍器など一般的な得物からビール瓶、鉛筆などその場にあるものまで大概は武器として使える。 ただし、憑依先たる宮藤の身体が元々の彼の肉体に比べてあまりにも貧弱なため、本来の戦闘力を発揮出来ていない。精々喧嘩のそこそこ強い一般人程度。 【概要】 とある事故を経て宮藤正治郎の精神に寄生してしまった何者か。 多元宇宙論だとか第四の壁とかを真面目に主張する、自称世界線彷徨えるキュートな傭兵。ここは自分のいるべき場所ではないと思っている。 分裂気味のその人格はすっかり磨耗しきっている。主張される正義を嘲り、皮肉と悪趣味なジョークに塗れた世界を嗤い、忌まわしく悍ましい己を呪い憎む狂人。 現在のままならない状況や根っからの傭兵気質に合わさり、戦いに悦びを見出すのではなく殺す事に愉しみを感じるタイプなので、利益の無い無用な戦いは避けたがる。 割とナード気質なところがあり、夜毎宮藤の身体を使って趣味のテレビ鑑賞やゲーム、SNSなどに勤しんでいる。 趣味と知識はかなり偏っており、纏まらない話し方と合わさり遠い昔に出会った一人の少年の人格に多大な影響を与えた。 #endregion