【名前】三日月(???・みかづき) 【性別】女性 【学年】中学1年生 【容姿】148cm/39kg 短めで少し癖のある夜空のような黒髪に月を思わせる黄金の瞳。背は小さいが発育は年齢相応。 紺色の和服とパーカーを足して動きやすくアレンジしたような服の下に濃灰色と薄灰色のツートンカラーのボディスーツを着る。 【性格】 無垢な少女のようだが、その奥底に何かを秘めていると思わせる。多少執着心が強いらしい。一人称は「わたし」。 知識はあるが経験がないので「どうすればよいか」は理解しているがそれを実際に行うことが出来ず、それが原因でヘマをすることもある。 【能力】 気配を隠し、同時に気配を暴く能力を持つ。彼女がこれらの能力を持つという事実はその性質故にほぼ認知されていない模様。 いわゆる「二重能力者」に思われるが実際のところは1つの能力がそれぞれ部分的に発現しているものであり、本来の能力については謎が深い。 総じて隠密や暗殺に向いた能力で戦闘に関しては補助的な意味合いが強く、単純な戦闘力は彼女自身の技術に強く依存している。 余談だが能力がなくとも元々気配が薄いらしく、身体が小さいことも相まっていつの間にか後ろに立っていたり歩いているとぶつかられることが頻発するらしい。 《朔月夜行 - Moonless Night》 自身の身体を周囲に調和させ、世界に「溶けこむ」。すなわち「存在の感知―――特に五感によるそれを極めて困難にする」、気配遮断系の極致といえる能力。 この状態の彼女はいわゆる「路傍の石」で、対象―――この場合は周りのすべての者はその動きを目にしたり、耳にしたりしてもそれが「自然」であると思い込む。 逆に言えば対象に既に存在を認知されているときにこの能力を使用しても効果は薄く、常に視界に収め続けるなどといった手段で対処することが出来る。 なお、自身が対象に攻撃を仕掛けるなどの能動的な行動によってこの効果は薄れ、戦闘中は上記の対策さえ施せばまともな戦闘ができる程度には認知可能となる。 また、超人的な感覚や五感以外にそれを補完しうる感知能力を保持している者、そして彼女についてよく知る者に対しても十全な効果を発揮できない。 しかし、捕捉された状態であっても対象から見れば「存在があやふやになっている」状態で、その動きを見切ることが出来ても彼女の正体を知ることは難しい。 あえて分かることを言うならば「二刀を扱う能力者」であるということ程度だろうか。 《望月夜行 - Fullmoon Night》 鋭敏化した五感を最大限活用することで、見えない対象の存在を暴く。端的に言えば「透視可能かつ見えないものが見える瞳で周囲を俯瞰する」能力。 基本的に距離が近いほど精度は高く、近距離であれば例え暗闇の中でも問題なく戦闘を行うことが可能。この精度が保てる距離はおおよそ20m前後。 逆に対象がある程度離れていれば、精確な動作までを割り出すには動きを止めて集中する必要があるため多少の隙が発生する。 その他、感情や雰囲気など「見えない」ものを何となくではあるが感じ取れるらしい。もっとも、傍から見れば「感づきやすい子」の域を出ない程度だが。 《████》 「朔月夜行」及び「望月夜行」を内包する彼女の真の力。未だ発現していない。 【概要】 最近「異能学園」に入学してきた少女。刀の扱いに長けており、二振りの短刀を操る素早い白兵戦を行う。 肉体改造の賜物かあるいは天賦の才能か、身体能力は素で他の能力者と渡り合える程度には高いが、基本は奇襲による一撃必殺が得意。 経歴もどのような能力を持つかも(表向きには)不明であり、「誰かを追って入学してきた」という噂が立っているがあくまで噂の域を出ていない。 静寂を好み、「落ち着くから」という理由で学生寮の自室はあまり使わず学園都市郊外の古びた屋敷の地下に住みつくある意味変人。 件の屋敷は「幽霊が出る」などという噂が時々立つが、その正体こそ彼女であることは誰も―――本人すらも知る由もない。 #region ―――その正体はコードネーム「クレセント」こと組織幹部「ゴールドカラー」。裏切り、学園に付いたとある幹部を始末するべく送られし刺客。 元々隠密や暗殺に適性が高いことやその情報抹消能力、そして何よりも█████であることから彼女が適任であると選択されたとのこと。 幼い頃から組織内にて訓練を行われているため、暗殺に対しての抵抗は基本的にない。ただ他の幹部曰く、「彼女は無垢すぎる」らしい。 #endregion