正式名称「Galvanic Expanding Ability Replicator」「ガルバニ式展開型異能力再現装置」。大気中の異能粒子から異能を再現する精密機械、製造には高度な技術と設備が要求される。純粋な科学技術に由来し、エネミーの要素を極限まで排したため法律上異産としては扱われない。
革新的な技術には相違ないが、異能の出力は低く定期的なメンテナンスも欠かせない。また現状の技術では「複数所持は7つまで」「同時発動は3つまで」という上限が存在する。
製法
エネミーの死骸から異能因子のみを抽出し、有機的な特殊素材のコアに定着させることで製造される。これはあくまで異能の定着による異産化の原理に基づくもので、
とある異産
の機能とは大きく異なる。
原理
コアに電気信号を与えることで大気中の異能粒子を制御下に置き、組み込まれた異能因子を反映させることで異能が発現する。異産として扱われないのもこの「その場で異能を作り出す」システムのため。
ただし制御できる異能粒子の総量が絶対的に足りないため、出力不足や同時発動の制限などが生じている。
