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ごきょうや、らぶっ!~そして私も立派な変態であるっ! - (2006/09/07 (木) 07:27:49) の1つ前との変更点

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「…完成した」 夜…川平啓太の従兄弟である川平薫の屋敷の一室。 そこは薫の犬神ごきょうやの部屋、最近夜な夜な何かをしているご様子。 「ふふ…モノノケ医療をこういうものに使いたくはなかったが仕方ないだろう」 普段は冷静さを崩さない彼女であったが、今日ばかりはやっと完成したある新薬に興奮を抑えられずにいた。 「ベタではあるが…ふふふ」 その日、ごきょうやの部屋から不気味な笑い声が途絶える事は無かったという。 そしてもう一部屋からも妖しげな会話が聞こえてくる。 「最近のごきょうやちゃん、毎日啓太さまの所に行ってるじゃないですか~」 「うん…」 ごきょうやと同じく薫の犬神、フラノとてんそうであった。 「一体何してるのか気になりませんか?」 「少しだけ…」 「だから、今日、啓太さまのテントに忍んで~カメラを付けたのです!」 「それ…犯罪…」 「大丈夫です~、河童さんに許可を得ましたから~」 それは許可とは言わないんではないかとてんそうは心の中でツッコむ。 「パソコンはいぐさちゃんから借りましたし~、明日が楽しみですね~、そうだぁ!たゆねちゃんも呼んでみよう?」 「何で…?」 「だって、たゆねちゃん、啓太さまのことデブデブだからヤキモチ焼くよ~」 「わざと間違ってるでしょう…でも…面白そう…」 二人はがっちりと握手をして暗い笑みを浮かべると、口元を歪ませて同志の絆を確かめ合った。 「珍しいなぁ、ごきょうやが一人でこっちに来るなんて」 河川敷の橋の下。死神のお陰でアパートが無くなった川平啓太がテントを張り現に住まう所。 そこに珍しくもごきょうやが啓太に会いに来ていた。 「ご迷惑ではなかったでしょうか」 「いーや、迷惑なんて全然!」 啓太はニコニコしながらイス代わりのビールケースをごきょうやの元に置くと、自分も対面するように反対側に座る。 「んで?今日はどうしたんだ?」 「…あのその前に…ようこは?」 「ああ、あいつはアレだ」 「アレ…それでは今日一日…」 「帰ってこないなぁ、河童もどっか泳ぎに行ってるし…まぁ俺としては天国だけどな…うっうぅ…」 何かとあると「しゅくち」で飛ばされ「じゃえん」で真っ黒にされる啓太は涙ぐみながら、うんうん、と頷く。 彼が普段いかにようこに虐められているのかごきょうやは想像する。 「それで話は戻るけど何?」 「あ、はい…実はこの前のお礼をしたいと思いまして」 パッと普通の顔に戻ると、この前と言われて少々考え込む啓太。ふと思い当たる節が一つだけあった、だがあれはフラノとてんそうが言い始めた事で自分はただ付き添っただけである。 「この前?ああ、あれか、でもあれは俺じゃなくてさ」 「はい、分かっております」 「じゃあさ、別に気にする必要ないぜ、俺だって楽しめたしな」 啓太は二へっと顔を歪ませて鼻の下を伸ばしている、多分あの鼻血大放出の時の目に焼きついたものを思い出しているのだろう。 相も変わらず何を想像しているのだろうか…とごきょうやは溜息をつくと同時に何故かムッとした気持ちになった。 「えへ、えへへっ…と悪い、悪い。まぁ何にせよ、ごきょうやのその気持ちだけで充分だぜ」 「啓太様…」 啓太は涎を腕で拭うとキリッとした表情に戻り、ごきょうやの頭をそっと撫でてやる。 「やはり啓太様は…宗太郎様の息子なのですね…」 「何か言ったか?」 「い、いえ!何でも…ありません」 ごきょうやは慌てていたが、決して啓太の手を振り払おうとせず、その頭を撫でられる心地良さに酔いしれていた。 このまま啓太の犬神になってしまおうか…そう一瞬考えたがやはりそのような事は駄目だと、ごきょうやは自分に言い聞かせる。 「そういや、俺の所で油なんか売ってていいのか?」 「その点については心配ありません、今日は薫様に休暇を頂いているので」 「うーん、そうか…でも俺といてもつまらないだろ」 「そ、そんなことありません!寧ろその反対で…」 「反対?」 「あ…そのですね…」 ごきょうやはつい口が滑ってしまい顔を真っ赤にして、俯いてもごもごと何かを言っている。 「(わ、私は一体何をしているんだ!た、確かに啓太様は宗太郎様にそっくりで優しくて…)」 「ごきょうや」 「あ!は、はい!」 頭の中で独り言を言っている最中、突然啓太から声を掛けられて吃驚するごきょうや。 「暇ならばさ、少しの間だけでいいから俺の話し相手になってくれよ」 「え?わ、私がですか?」 「やっぱりつまらないか?」 「そ、そんなことありません!私でよければ…」 その言葉に啓太はごきょうやの眼を見て優しく微笑んだ。 ごきょうやは啓太の美しい碧眼に吸い込まれるような感覚に襲われる。 「(あの人と同じ眼…啓太様…あぁ…また私は…何を)」 何かと恥ずかしい気分になったごきょうやは、無意識のうちに白衣のポケットに手を突っ込む。 すると右のポケットにゴツッと指が当たった。 「ん?…あっ!」 「どうした?」 「(そうだ…これを忘れていた)」 その物体の存在が啓太との会話に夢中になっていたごきょうやの忘れていた今日の目的を思い出させる。 「け、啓太様…喉…乾いてませんか?」 「そうだな…喋ってばっかりだったからな…じゃあジュースでも飲むか?」 と啓太はビールケースから腰を上げようとしたが、ごきょうやがそれを静止する。 「あ、私がしますので啓太様はゆっくりしていてください」 「客人なのにそんなことしなくても」 「いいんです、それに少しばかりお礼を返させてください」 「あー、うん、悪いな。多分食べ物と一緒に置いてあると思うからさ」 啓太は少々悪いなと思いながらもごきょうやの言葉に甘える事にした。 そしてごきょうやはそそくさと立ち上がると、崩壊しそうなテント内へと入っていった。 「はぁ…ようこもあんなに気が利く奴だったらなぁ~」 啓太は叶わぬ事を言って空を見上げると、大きく溜息をついて遠方を見ていた。 「さて…」 テント内でごきょうやは2人分のジュースをコップに汲むと、ポケットの中から妖しげに赤く光る液体の入った瓶を取り出す。 …惚れ薬…宗太郎の影を残す啓太を忘れられないごきょうやが狂気の果てに作ってしまった物…だが比較的安価で効果もそれほど持続はしない…いわば一瞬の夢であろう。 「1本丸ごとは流石にマズイか…分量は…これくらいか」 ごきょうやは手を掛けてゆっくりと蓋を開けると、啓太のコップだけに瓶の中に入っている少量の薬品を混入させる。 その怪しい薬品は赤い液体だが、ジュースに注ぐと色の変化も無く馴染んでいった。 「申し訳ありません、啓太様」 罪の意識に苛まれながらも欲望がそれを押さえ込んでしまっている。 ごきょうやはもはや自分を抑える事が出来ずに、薬を混入したジュースを掴んで啓太の元に持っていこうとしたが。 「んー、しかし味は変わってないだろうか…」 それが気になり足がテントの入り口で止まる。 もちろん危険な薬品なので味見などする筈もなく、味が変化しているのかも分からない。 分かるのは少々速攻性の強い薬品として作った事、それ故にもし味の変化に気づき途中で飲むのをやめてしまっては効能も薄くて欲の実現は難しいだろう。 「す、少し味を確かめるくらいなら大丈夫だろう…」 危ない賭けではあったが全ては自分の願望…それに少量なら多分問題無いと自覚しているので、ごきょうやはそんなに気にもせず啓太のコップに入っているジュースを少し飲んだ。 「…味は変わってないな」 これはイケる!と確証したごきょうやは間違わないように、左手で自分用を、右手で啓太のコップを持つとテント内から出て行った。 テントから出ると待っていたのか、ぐったりと上を向いている啓太がこちらに気づき目を向ける。 「お、来た来た、もしかして別の場所に置いてあったか?」 「あ、いえ…コップが汚れていたので拭いてました」 「そうか、本当に悪いな、そこまでしてくれて」 啓太の傍まで行くとまたあの柔らかい笑顔を見せ付けられた。ごきょうやは自分がしている事に少し胸を抉られた感じがした。 本当にこのまま飲ませてしまっていいのだろうか…一度は決心したのに啓太の顔を見るとそれが揺らいでしまう。 「(ああ…どうする…)」 「それじゃあ頂くぞ~」 ボーっとしているごきょうやを知ってか知らずか、啓太は勝手に彼女の左手にある薬品の入っていないコップを取ると、相当喉が渇いていたのかそれを一気に飲み干した。 「(でも…1日だけだからな…1日なら)」 「はぁ~、生き返った~…ん?ごきょうやは飲まないのか?」 「えっ!あ、はい!頂きます!」 上の空になっていたごきょうやはビールケースに座ると、自分が今持っているコップが薬品入りだとは思ってもおらず、啓太と同じくそれを一気に飲み干しコップを下に置いた。 「うんうん、いい飲みっぷりだ、じゃあ話の続きを…」 「…ど、どうしたんだ…頭が」 話が再開される直前、ふと、ごきょうやは頭の中がボケーッとする。 一体どうしたのだろう…何が起きてるのか分からない。 思考が止まる、視界が真っ白…ただその真っ白な視界の中には何故か啓太の姿だけが映っていた。 「ふぅ…はぁ…はぁ…け、けいた…さまぁ…」 「お、おい、どうしたんだ?」 「(ま、まさか…私は啓太様の方を飲んでしまったのか…駄目だ…もう何も考えられ…ない)」 様子がおかしい。フラフラとしているごきょうやに啓太は声を掛けるが、彼女は息を荒くしてこちらを見ているだけである。 心配になった啓太はビールケースから腰を上げると、今にもぶっ倒れそうなごきょうやの前に立って手を振る。 「ごきょうや?ごきょうやちゃ~ん?もしもーし」 「…はぁ…んぁ…(あ…啓太様の顔がこんなに近くに…)」 「(うっ…色っぽい…このままダイーブしてスキンシップを~っていやいや待て俺!)」 頬が紅くなっているごきょうやを見て不覚にも萌えてしまった啓太。 だがここは彼女の体調の方が大事だと、今一瞬の理性を保ちながら彼女のおでこに手を触れさせて熱を測ろうとするが…。 「うーん…熱は無…んっ?んんっ?んんんっ!」 「んくっ…ぷはぁ…啓太さまぁ…」 「あは、あははは…い、今のじょ、冗談だよな?」 不意に自分の唇に重なる柔らかく微熱を保った彼女の唇…。いくら女好きの啓太とはいえ、いつもクールを保っているごきょうやのこの不意打ちには動揺が隠せずにいた。 「な、なぁ?ごきょうや…悪ふざけは…んぐっ!」 「はぁ…んちゅ…ちゅる…」 「ん!くぁ…」 悪ふざけではない…単にそうしたいだけとごきょうやは夢中で啓太の唇を貪り始める。 「ま、待て!あ…!おかしいぞ!お前!んぉ…!」 「啓太さま…啓太さま…ちゅ…」 振り払おうとするものの犬神の彼女の力は凄まじく、首に腕を巻かれて逃げようにも逃げられない。 ごきょうやは啓太の口の中を何度も詰り舌を絡め取る。そして口内を舌先で綺麗に舐めるのも忘れない徹底ぶり。 そのまま彼女は一方的に啓太の口内を味わうと、ぷはっ…と唇を離して彼の唇をペロッと舐める。 「ご、ごきょう…やぁ…い、いくら俺でも…このスキンシップは…」 甘い匂い…ようことはまた違った彼女の匂いが理性を奪う。それに普段と違って可愛らしいごきょうやが小さな身体で力強くしがみ付きながら、キスの嵐をお見舞いされると嫌でも欲望が表に出る。 「ぐぅぅ…我慢できねぇ…でもこのままやったら、ようこに殺される…」 だいじゃえん程度ではすまないだろう…もしかしたら肉体、いや魂までもこの世から消滅されかねいだろう。 だがこの状況を耐えられるほど我慢できない…この前もようこにエロ本を焼かれ全く抜いていない。 「したい!けど殺される!」 そんな苦悩の中、ごきょうやの指先が啓太の顎をスーッとなぞる。 「啓太様…今だけはようこの事を忘れてください…私だけを見てください」 するとごきょうやは白衣の中にある残りの惚れ薬を取り出す。 そしてそれの蓋を開けると、啓太の口の中へと注いでいった。 「さぁ、啓太様…貴方もこれを…」 「うぐぐぅ!」 ごきょうやからキスを受けて、唾液まみれになっている啓太の口にドンドン流れ込んでいく薬。 放心状態に近い啓太には吐き出すことなど出来なかった。 「はぁ…くはっ…」 啓太は何を飲まされたのか理解出来なかった。 だが、身体中が熱くなり眼前にいるごきょうやを抱きしめたいとだけ無性に感じる。 その意思の通り、啓太は彼女の背中に手を回すと自分により密着させるように抱きしめる。 「よ、ようこ…悪い…俺もう我慢できねぇ…」 さっき飲まされた物のせいかも知れない…だがそんなことはどうでも良い。 ごきょうやを抱きたい…つーかぜってぇ抱く!啓太のドロドロになった思考は今自分に好意を向けているごきょうやを抱くことだけを優先とした。 「よーし!ごきょうや!テント行くぞ!テント!」 「え?きゃっ、け、啓太様!?」 啓太はごきょうやの小さな身体をお姫様抱っこで抱えると、一目散にテントの中に走っていった。 場所は変わってテント内…いつもはようこと河童がいてオナヌーすら出来ない環境…しかし今は違った。 啓太がいつも寝ている布団にはごきょうやが押し倒されており、二人とも下を隠す物以外は一糸纏わぬ姿で弄りあっていた。 「け、啓太様…あっ…」 仰向けになって寝ている彼女の上に、啓太は覆い被さるようにして首筋にキスを繰り返し、犬神である彼女の尻尾を優しく撫でる。 感じているのか、ごきょうやは啓太の背中に手を回して甘美の声を上げる。 「しかし、本当にいいのか?俺犯っちゃうよ?」 「は、はい…ひっ…これは…私が望んだ事ですから…あっ…」 啓太は一応確認の為に言ったが、駄目といっても自分をもう止められはしなかった。 「じゃあ遠慮なく~」 そういうと啓太は174cmの身長で、150cmの小さなごきょうやに本格的に襲い始めた。 まずは首筋を執拗に攻めていた舌を這うようにして鎖骨、乳房へと移動させる。 そしてそのまま舌先を彼女の左の乳房の先にある桃色の突起物に這わせると、ごきょうやは身体を震わせながら色っぽい女の声を啓太に吐く。 「ひゃぁっ!…い、いけません…そんなぁ…あっ」 「もう硬くなってるな…もしかしてキスしたときからこうなってたか?」 啓太は乳首を舐めながら質問するが、ごきょうやは顔を背けて首を小さく振るだけである。 だが決して嫌がっているわけではないと啓太には理解できた。 その証拠に彼女の腕は啓太を抱きしめて、もっと弄って欲しいと懇願しているようにしか見えないからだ。 「くぅ…うっ…」 啓太が優しく舌で彼女の乳首をこねくると小さく鳴いて蕩けた表情を見せる。 しかしこれだけで満足してもらっては困ると、啓太は左手でもう一方の彼女の乳房を揉み始める。 そして指先を先端の乳首に近づけると、歯と指で同時に両方の乳首を摘んだ。 「…ひっ!せ、先端は!いやっ!」 これには小さく鳴いていたごきょうやも、大きく身を震わせて快楽の絶頂の声を啓太に聞かせて見せた。 その声に啓太は彼女の下半身に目をやる。 予想通りに彼女は、秘所から溢れんばかりの愛液を垂らして下着をぐっしょりと濡らしていた。 「あらぁ…もしかしてイッちゃったか?」 「はぁ…はぁ…も、申し訳…ありません…私一人…満足してしまって…」 「しかし、胸だけでイッちゃうなんて、ごきょうやは厭らしい娘だな~」 「け、啓太様…!」 にひひ、と笑っている啓太に、少々怒り気味のごきょうやが恥ずかしそうに彼の名を呼ぶが、その声はまた甘い艶かしい声を上げる。 「あぁ!」 「んー、じゃあ今度はこっちを味わっちゃおうかな~」 啓太の指はいつの間にか彼女の乳房を離れ、秘所がある下半身へと伸びており、彼女の下着の上から、じわっとスジをなぞっている。 イッたばかりのごきょうやにはそれが堪らなく快感であり、またしてもはしたない声で身を捩っていた。 「おー、おー、どんどん出てくるなぁ」 擦るたびに染み出すごきょうやの愛液に感嘆としている啓太は、秘所が見えるように片足のふくらはぎで引っ掛けるように下着を脱がす。 すると、綺麗なピンク色をした女性器が目に映り、啓太は思わず息を呑んでしまった。 「すごい綺麗だな…すっげぇ興奮するよ」 「あ、あの…そんなに顔を…」 「…なるほど~、ここがこうなってるのか」 初めて見る生の女性器に興味がありすぎる啓太は、彼女の股の間に顔を埋めるようにして見ている。 自分の犬神ようこにも見せてもらった事のない未知の領域。 ねっとりとした愛液は未だ止まることなく流れ、啓太の布団に大きな染みを作っている。 「うーん、この洪水を止めてやらないとな」 「ど、どういう意味ですか…?ちょ、ちょっと!あっ…そんな所!」 啓太はごきょうやのお尻を掴むと、彼女の秘所に口をパクッと埋めて、舌先で膣口付近を舐め始めた。 まずは手始めに花弁をじゅるりと舐めて快感を与える。 初めてで上手く出来るかは分からなかったが、ビクン、ビクンと震え上がる彼女を見てどうやらお気に召したようだと感じた。 「はぁぁ…」 「ごきょうやちゃん、最初とは比べ物にならないくらい、可愛い女の子の声になったね~」 「そ、それは…啓太さ…まがぁ…焦らすから」 まだ膣口しか舐めていないのに、ぬるぬると愛液が溢れる秘所…尻尾を撫でると更に激しく溢れ出す。 ごきょうやは自らの秘所に栓をするかの様に、舌と唇で愛撫する啓太の頭を押し付けグイグイと腰を動かし始めた。 「(やばっ…いい匂いでクラクラして…気絶しちまいそうだぜ)」 啓太は悩殺されそうな思考を保ちながら、彼女の膣口を這いずり陰核を執拗に責める。 彼の責めにごきょうやは、ビンビンになっている陰核を舐められる度に痙攣し、それに耐えようと指をくわえて啓太の顔を見つめていた。 「止まらないなぁ~、もっと奥から掻き出さないと駄目みたいだな」 「お、奥って…だ、駄目です!舌挿れたら!あぁぁ…ひぐっ…!」 啓太はごきょうやの膣内に狙いを定め、ずにゅっと舌を躊躇なく奥まで挿れて膣壁を撫でた。 そして、舐めていた陰核を代わりに指で摘んでやり、クニクニと刺激してごきょうやを虐める。 「ふぁぁ…啓太さまの舌と指が…いいです…止まらなくなります!」 時には唇で全体を覆ってパクパクと動かし、また時には舌を出し入れしてあげる。 続けざまに行われる執拗な責めに、段々と大人の女性を崩し、あどけない少女に戻っていくごきょうや。 どーてーの技術とは思えないほど、啓太の舌の動きは細かく繊細。 啓太のその絶技は彼女の2度目の絶頂の手助けをした。 「あひっ!あぁ!け、啓太さま!…も、もう出ちゃいます!ああーー!」 「ん!うま…」 ごきょうやの絶叫と共に、啓太の口内にごきょうやの黄金水が注がれた。 じょろじょろと良い音が響く…口から溢れ出す量を受け止める啓太を恍惚した顔でごきょうやが見る。 「啓太さまが…私のを飲んでる…」 「ぶっは~、いや~、しょっぱくて健康的なおしっこだ~」。 余韻に慕っていたごきょうやは、自分の股の間で口の回りを拭いている啓太の言葉で、かぁー!っと真っ赤に顔を染めた。 「もう!」 「はは、悪ぃ…それでさ、ごきょうや…今度は俺のを可愛がってくれないか?」 「えっ!?け、啓太様のって…」 「ああ…これだよ」 啓太は彼女の上に跨ると無理矢理手を引っ張り、トランクスの上から自らの太く硬くなった分身を触れさせる。 「こ、これが…雄の…啓太様の…」 「ほら、エッチなごきょうやがいけないから、こんなになっちまってるぜ」 「あぁ…凄い…凄いです…」 材質越しに伝わる啓太の脈動…ごきょうやは秘所がまた熱くなる感覚に見舞われた。 興奮…私、今凄く発情してる…抑え切れない程の情欲が彼女を支配していく。 啓太の雄の象徴に鼓動が加速する彼女の白い手は、彼のトランクスに伸びていき巨根の出現を待ちわびていた。 して、ごきょうやは彼のトランクスを下にゆっくりと降ろし一点を凝視する。 すると、はち切れんばかりの啓太のペニスが、ごきょうやの目の前にブンッ!と勇ましく勃ち上がり、雄の臭いを彼女に浴びせ掛けていた。 「はぁ…はぁぁ…」 「ご、ごきょうや?」 「大きい…素敵です…んっ…ちゅ…」 堪らなく発情したごきょうやは、雄の臭いに負けて目元を緩めながら頬擦りをする。 そして、啓太の準備を待たずに愛おしそうにペニスを舐め始めると、彼の腰を掴んで逃がさないようにする。 ソーセージを与えられた彼女はねっとりとした唾液を付着した舌で味しらべをし、根元からの竿の途中までを唇で噛みながら舐めて、コーティングを施すように口淫を開始する。 「うぉぉ…」 ごきょうやの舌の感触に、啓太は情けない唸り声を上げる。 その間にも彼女の舌は竿の全身を舐め回すと、亀頭の括れにキスを繰り返して愛撫する。 「ご、ごきょうや…先端も頼むよ」 「はい…」 従順に啓太に従うごきょうや。 まるで本当の主人と従者のような関係で、彼の言う事を嫌にもせず聞き入れ、ガウパー汁が溢れている亀頭の先端の鈴口を舐める。 「す、すげぇ…」 ごきょうやは啓太の亀頭を舌の上で抱擁するようにして丹念に奉仕する。 そして、唇で亀頭を噛むとそのまま喉の奥まで、ゆっくりとペニス全体を飲み込んでいく。 根元まで飲み込んでは亀頭の括れまで口を引き、ちゅぱ、ちゅぱ、と吸ってガウパーの味を愉しむ。 そのごきょうやの淫行に、啓太は無意識のうちに彼女の頭を掴んで腰を動していた。 「んぐっ…ふぅ…んっ…ちゅる…んふ…」 「おぉぉ…ごきょうや…」 絡められて包まれるペニスに伝わる、根元から吸い尽くされそうになる感覚。 時々恋しがるように見上げてくるごきょうやの目に、その感覚は鋭利に研ぎ澄まされ興奮と背徳感を味わう事が出来る。 「ぷぁ…啓太さま…気持ち良いですか…?」 そっと口を離して尋ねるごきょうやに、啓太は息を荒げて無言で頷いて見せる。 それを見たごきょうやは安堵した顔で再度、自分の唾液と彼のガウパーで最高潮になっているペニスを咥える。 ごきょうやの舌と唇の感触がまた啓太のペニスを襲う。 ピキピキになっていたペニスは、もうそれに耐えられるだけの制御力は無く、既に精を放つ準備は整っている。 「うっ…ヤバ…ごきょうや…射精そうだ…」 「ん…はぁ…いいですよ…このまま飲ませてください…んぷ…」 早く飲みたいとばかりにごきょうやは、キューッと唇を窄めてストロークをする。 段々と竿に快感が満ちてきて、もはや射精まで秒読みまで迫ってきた。 啓太は射精まで最後の力を振り絞り、ごきょうやと動きを合わせる。 そしてごきょうやは啓太の腰に手を回して根元まで咥えると、仕上げとばかりにペニスを口膣で締めた。 「うっ!射精る!ごきょうや!」 「は、はい!あっ!」 ドピュ!ビュル!っとこの日を待っていたかの様に、溜まりに溜まった精液がごきょうやの口膣内へと注がれる。 ごきょうやは勢いある初発に目を大きくして吃驚していたが、直ぐに蕩けた表情になり美味しそうに、ゴクゴクと啓太の欲の塊を飲み込んでいった。 「はぁ…くぁ…」 「んくっ…んんっ…」 止まらない射精…撃ち込まれるほど惚悦した表情を作るごきょうや。 啓太はまだ飲み続けているごきょうやを見て、彼女の頭を撫でながら吸い終えるのを待っていた。 「…あぁ…」 「美味いか?」 「はい…とても美味しいです…」 啓太のペニスを堪能してごきょうやは口を離す。 啓太は自分で「美味いか?」と質問していたにも関わらず、ごきょうやの心の底から悦んでいる表情を見て恥ずかしくなり目線を逸らした。 「んっ…こんなに…口の中に射精して…嬉しいです…」 「お、おい…無理するなよ」 「無理なんて…していません…」 彼女はまだ口の中に残っている大量の精液を、指と舌で絡めて白い糸を巻き取っている。 何とも厭らしい光景に一度射精して軟くなっていたペニスは再び、天を灼く剣の如くビンビンに反り返っていた。 「あっ…また…大きく…」 「あ、あはは…なっちまったみたいだな…」 「それなら…今度はこちらで…」 ごきょうやは四つん這いになって啓太にお尻を見せると、尻尾を振りながらぐっしょりと愛液で濡れている秘所を人差し指で広げてみせる。 啓太は淫猥なごきょうやの行動に、ゴクリ…と唾を飲む。 「啓太さま…ここに…お願いします…私の初めてを…貴方が奪って下さい…」 「お、おう…って初めて?」 マジかよ…と啓太は驚いて硬直してしまった。 「ど、どうかしましたか…?」 「い、いや…ごきょうやが初めてだとは思わなかったからさ…」 「啓太様は…処女では…駄目なのですか…?それとも…気が引きましたか?」 「違うよ…俺がごきょうやの初めてで嬉しいのさ…それに俺もどーてーだしな!」 「け、啓太様が!?」 と今度は、ごきょうやが固まってしまった。 「何だ…どーてーは嫌か?」 「い、いえ!だって!あまりにも啓太様が…その…上手でしたから…ようことその…」 「ああ…あいつか…それは無い!断じて無い!思えば…ごにょごにょ…」 「(なら私が…啓太様の初めての…)」 啓太は熱弁しながらようことの関係を否定している中、ごきょうやはそれを聞きながら、自分が啓太の初めての女である事に喜びを感じていた。 「…啓太様…よく分かりましたから…早く…挿れて下さい…」 「ん?あ、ああ…悪ぃ…つーか、膜は無いよな…犬だし…」 「え!?…あ、あの…犬といっても、犬神ですし…一応…膜はあります…」 恥ずかしそうにモゴモゴと口を動かすごきょうやに、啓太は自分のデリカシーの無さを知ってと反省する。 「そ、そうか…出来る限り優しくするからな」 啓太は右手を彼女のお尻に置くと優しく撫で回し、左手で自分の分身を掴むと、彼女の未知の領域である秘所にあてがう。 「あ…あぅ…」 「先だけ挿入ったぞ…このまま挿れるからな」 「はい…くぅ…はぁぁ…」 四つん這いで待っているごきょうやに、ずにゅ~っとゆっくり挿入されていくペニスは、膣口を抜けると膣壁を掻き分けながら奥へと進んでいく。 そして、遂にごきょうやの初めての証である処女膜を貫き、奥の子宮口まで届いていった。 「あっ!…お、奥までぇ…」 「痛いか…?」 「だ、大丈夫です…はぁ、はぁ…心配には及びません…」 ごきょうやは痛みに耐えながらも啓太を心配させまいと気遣う。 だが、秘所からは鮮やかな赤い破瓜の血が流れ出して、啓太の布団にポタポタと滴り落ちていく。 「ごきょうや…痛みが無くなった言えよ…待っててやるからな」 「でも…それでは啓太様に…」 「二人とも気持ち良くならないと意味が無いだろ?」 「啓太様…」 啓太のここ一番でくる優しさに、ごきょうやは「やっぱりこの人はズルイ人だ…」と思う。 ごきょうやは薫の犬神だと言う事を忘れている。 今の彼女の心は完全に啓太の虜になってしまい、女として生まれてきた喜びに浸っていた。 「啓太様…もういいですよ…動いて下さい…」 「ああ…」 啓太様と一緒に…啓太様と感じ合いたい…その感情が溢れてしまい、ごきょうやは痛みがまだ引いていないにも関わらず、啓太と性を交じわす事を懇願した。 痛みが残っている事ぐらい啓太にも分かっていた、ただ、彼女がここまで気を使ってくれているのに、断るのは悪いと思った彼は、なるべく痛みを出さないように静かに動く。 「いっ…ひっ…」 「ごきょうや…どうだ?」 「は、はぃ…ひっく…熱いです…啓太様を…ああん!、と、とても感じます!」 まだそんなに動いていないのに喘ぎまくる彼女は、痛みよりも快楽で一杯になっている身体を抑え切れないでいる。 「はぁん!いい…いいです!啓太さまのぉ!」 本当にごきょうやなのかと、疑ってしまうほどの乱れっぷりを彼女は見せつけてくれる。 可愛い…もっと感じさせてやりたいと、啓太は見よう見まねのエロ本テクで、ペニスを亀頭の括れまで抜いて、くちゅ、くちゅ、と膣壁を擦り合わせる。 そして、頃合を見ながら物欲しそうな顔で見つめるごきょうやに話し掛ける。 「い、嫌です…抜かないで下さ…ふぁぁ…」 「やっぱり犬だから、後ろから犯されるのが好き?」 「ち、違います!」 ごきょうやは否定するも、腰を動かして亀頭を自らの膣内で擦り付ける。 「ふーん…じゃあ抜いちゃおっかな~」 「あっ…そんな…」 「じゃあ、どうして欲しいか言ってごらん…」 「…け、啓太さま…ここに…初めてなのに厭らしい…私のここを…啓太さまので虐めてください…」 「ごきょうや…分かったよ…沢山してやるからな」 自らのはしたない言葉で堰が切れたように、目からぽろぽろと涙を流し始めるごきょうや。 啓太は24cmも違う身体で彼女の女体に覆い被さると、ごきょうやの目元に指を近づけて涙を拭ってやる。 「泣いてるごきょうやも可愛いな…」 そして、そのままごきょうやの顔を指でなぞりながら、こちらを向かせると口付けを交じわして、またゆっくりと腰を動かし始める。 「お…大きい…奥まで…きてる…あっ、あん!」 パチン、パチン!と啓太の腰とごきょうやのお尻がぶつかり合う音がテント内を錯綜する。 「くっ…ごきょうや…凄くきつくて…いい感じだ」 「け、啓太さまも!ああん!中で掻き回して!素敵です!んんっ!」 ごきょうやの膣壁が啓太のペニスをむっちりと包み込んでペニス全体を愛撫する。 堪らない…オナヌーとは全くもって違う感覚。 啓太もそのお返しと言わんばかりに夢中になって腰を動かして、彼女の膣内を突破し子宮口をヅンヅン!と突付いている。 「ああ!奥が!奥がぁぁ!凄すぎます!啓太さまー!」 「うっ…ごきょうや…!すげぇ可愛い…今のお前…最高だよ」 本当に愛くるしくて仕方ないごきょうやの鳴き声に、啓太はごきょうやの身体を引っ張って体位を変える。 向き合う形で抱き合うその体位は、自分とごきょうやの接合部分から、彼女のちょっと小さめな胸と少女の様に喘いでいる顔までも見降ろせる。 「ごきょうや…口開けて」 「んっ…ふぁ…」 啓太は上から喰らいつく様にして、小さなごきょうやの口膣内に舌を入れて吸い付き蹂躙する。 そして可愛らしい胸も両手で愛撫して、乳首をクリクリと指先で刺激してやると、またもやいい声で鳴いてくれる。 下では相も変わらず、ずっちゅっ!ずっちゅ!と粘膜同士が擦れあう卑猥な音が立っていた。 「はぁ…んっ…啓太さま…私、幸せです…啓太さまとこんな風に愛し合えて…んぅ」 「ああ、俺もだ…ごきょうや…」 突き上げる度に締まりが良くなるごきょうやの女性器。 キュッ!キュッ!とペニスの根元を締め付け、竿をニュルニュルと揉みあげる感触に、もはや我慢も限界へと近づいていった。 「ごきょうや…俺また…だから外に…」 「駄目です!それだけは!…膣内に射精してぇ!」 「えっ!っておい!」 ごきょうやに寄り添われてゴテーン!と、啓太は布団の上に叩きつけられる。 格好で言えば騎乗位の状態であろうか。 「痛っ…お、おい、ごきょうや…!いくら妊娠しないとは言っても!膣内は流石に…」 「啓太様…私…もう産めるんですよ…」 「は?な、何を…」 「啓太様の…」 蕩けた表情でニコッと笑うごきょうやに、啓太は背筋がスーッと寒くなり動きが止まる。 だが、ごきょうやは腰を降ろして自らの秘所に啓太のペニスを打ちつけていた。 「冗談…くっ!」 「冗談なんて…そんな…私は本気です…んくっ…ああん」 もはや止められない…啓太も彼女の包み込む膣内の気持ちよさに、半ば心奪われている状態で、抵抗する意思を見せる事は無かった。 それに抵抗したところで、あと5回くらい彼女の膣肉で扱かれたらイキそうだったからだ。 「はぁん、あぁ…いいん…です…ね?」 「うっ…良くないけど…射精る…うぁっ!」 ドピュ!ビュー!と勢い良く啓太のペニスから噴射する精液。 「ふぁぁぁー!あ、熱い!お腹が熱いです!啓太様のが!啓太様のが流れてきます!」 「あっ…くぁ…やってしまった…」 そして、ペニスの先端から噴出す白い汚濁液は、彼女の子宮口からその奥へと何回も流れていき、子宮内をねっとりと駆け巡り支配していく。 二発目でも相も変わらず大量の精液を放った啓太は、そのままぐったりとなり力尽きていた。 そして…精を受けたごきょうやはというと、啓太の顔にキスをしながら、溢れ出てくる精液の熱さを感じていた。 「はは…もう終わりだ…これで俺はようこに真っ黒に燃やされて死ぬ…」 ようこによる凄惨な場面を想像しながら、啓太はただ、ごきょうやからされるキスの嵐を受け取っていた…。 「啓太様…もう一度…」 「!…また!?」 「はい!」 「はは…もう好きにしろ…責任は取ってやるから…」 「啓太様…」 ごきょうやのおねだりする甘く切ない声が木霊する。 啓太は掛け布団を手に取ると、ごきょうやとくるまる様にして被り、またねっとりとした音を響かせる。 その日、啓太は夕刻まで何度も性交を行った…。 夕刻…テント内でまわりに大量のティッシュが散りばめられている小さな布団の中に理性を取り戻した二人。 そこで、川平啓太と犬神のごきょうやがまだ裸のままで抱き合って話している。 「じゃあ…何だ…その、試作段階の惚れ薬の分量を失敗して…こうなったのか」 「も、申し訳ありません!ほんの少しの出来心だったとはいえ、啓太様にはご迷惑を掛けてしまい!」 啓太に引っ付いたままごきょうやは今日の失態を謝る。 だが、啓太は少しも迷惑とは思ってもおらず、彼女の後頭部に手を添えると流すように撫でてやる。 そのまま、ごきょうやをギュッと抱きしめるとポンポンと頭を叩く。 「啓太様…」 「ごきょうや…確かに薬を飲まされてこうなっちまったかもしれないけど、俺は別に後悔とか迷惑とか考えてないぜ」 「え…」 「不謹慎だけどさ、ごきょうやエッチで可愛かったし…意外な素顔が見れたのがまた何とも…」 それを聞いたごきょうやが蹲って顔を両手で抑えている姿に、この仕草堪らん…と見ている啓太は思っていた。 「…もう、啓太様ったら…」 「あははは、っとそう言えば一番重要なこと忘れてた…」 「…?」 啓太は顔を背けて少々照れくさそうにしており、チラチラとごきょうやの方を見ながら重い口を開いた 「あのさ…膣内に射精しちまったけど…本当に出来るのか?」 「あ、あ…あれは…その…ただ夢中になっていたので…本当は…」 ごきょうやは暗い表情で事実を明かすと、啓太は苦笑して「そうか…ちょっと残念だな」と言った。 その顔を見た彼女は心にズキッと痛みを感じた。 「そろそろ服着るか?」 「そ、そうですね、このまま裸で居るわけにも行きませんし…」 「俺は一向に構わないぜ?」 「えっ…えっ?…で、でも…啓太様が望むのであれば…」 ごきょうやはもじもじと啓太を上目遣いで見る。 「じょ、冗談だよ!冗談!」 その行動に啓太は慌て出して布団から出ると、横に置いてある服を着込んで外に出て行ってしまった。 「ふふ…啓太様…」 その後姿を見て、クスクスと笑うごきょうやも、丁寧に裁たんである服を着込むと、ポケットの中にある写真を取り出してニッコリと笑う。 「さようなら…宗太郎様…そしてこれからも宜しくお願いします…啓太様」 その写真は啓太の父、宗太郎のものではなく、同じ笑みを浮かべている息子、啓太の姿であった。 「………はっ!思わず見惚れてしまいました!」 「あっ…止めるの…忘れていた」 「BLじゃないのもいいかも…」 またもや場所は変わり、フラノの部屋…部屋の主を含めた、てんそう、たゆね、いぐさ、4人の犬神がパソコンの前で唖然としていた。 特にたゆねは相当のショックを受けたらしく、真っ白になり「啓太さまと…ごきょうやと…」を延々に繰り返している。 「啓太さまの責め方が男らしかったですね~」 「うん…ちょっとドキドキする」 「…はぁ、ちょっと心が揺れちゃいました」 「啓太さまが…ごきょうやと…」 たゆね以外の犬神は頬を紅潮させて感想を述べているが、誰もがあまりにも凄かった映像に口篭ってしまっていた。 「でもこれは偶々とはいえ、とてもたいへんですよ、スクープです!」 「うん…」 「もし、薫様やせんだん達に知られたら…ごきょうやはもう…」 「啓太さまが…ごきょうやの後ろから…」 「と、とにかくです!これは4人の秘密です!もちろん、ごきょうやちゃんにも言っては…」 フラノが他の犬神と女同士の契りを交えようとしたその時であった。 フラノの部屋の入り口のドアが、ギィィィ、と嫌な音を発てながら開き、その先には啓太との情事を終えて満足そうに笑みを浮かべる反面、物凄く馬鹿でかい霊気を纏っているごきょうやの姿がある。 その手にはフラノが設置した筈のカメラがあり、グチャグチャになって握りつぶされている状態になっていた。 「誰に言っては駄目なんだ?」 「ご!ごきょうやちゃん!…え、えーと、てんそうちゃんに聞いてください」 「あ…それは…うーん…いぐさ…お願い…」 「え、何で私が!え、えーと…たゆね」 「ごきょうやの膣に…啓太さまの種子が…えぐっ…ひぐっ!」 責任の転嫁をする3人であったが、精神崩壊を起こし始めて泣き崩れたたゆねで途切れてしまった。 「覚悟はいいな?」 啓太との甘い一時を覗き見されて怒り心頭のごきょうやは、ボッ!と指からじゃえんを出すと「ふふふふ…」と笑いながらフラノ達に近づいていった。 「ご、ごきょうやちゃん、わ、私達はトモダチじゃないですか~?」 「そうそう…友達…友達…落ち着いて…」 「友達だから、お仕置きするんだ!…たゆね…外に出なさい…それ以外、そこに直れ!」 「うえーん!うわーん!変態啓太ー!」 「な、何でたゆねちゃんだけーー!」 「死ぬ…」 「わ、私は脅されて…」 「問答無用!」 ボゴーン!と爆発する薫の屋敷の一角…驚いた一同が駆け寄ってみると、パソコンが破裂しており、フラノ、てんそう、いぐさが真っ黒焦げで倒れていて、何となく事情が分かった薫が適当にガス爆発として処理したらしく、その際に彼はこう言った。 「さて…啓太さんのせいで、たゆねに休暇をあげないといけなくなっちゃったね」 どういう意味なのかは分からないが、薫はニコニコとしながら彼のおかげで賑やかになった犬神達を見ていた。
「…完成した」 夜…川平啓太の従兄弟である川平薫の屋敷の一室。 そこは薫の犬神ごきょうやの部屋、最近夜な夜な何かをしているご様子。 「ふふ…モノノケ医療をこういうものに使いたくはなかったが仕方ないだろう」 普段は冷静さを崩さない彼女であったが、今日ばかりはやっと完成したある新薬に興奮を抑えられずにいた。 「ベタではあるが…ふふふ」 その日、ごきょうやの部屋から不気味な笑い声が途絶える事は無かったという。 そしてもう一部屋からも妖しげな会話が聞こえてくる。 「最近のごきょうやちゃん、毎日啓太さまの所に行ってるじゃないですか~」 「うん…」 ごきょうやと同じく薫の犬神、フラノとてんそうであった。 「一体何してるのか気になりませんか?」 「少しだけ…」 「だから、今日、啓太さまのテントに忍んで~カメラを付けたのです!」 「それ…犯罪…」 「大丈夫です~、河童さんに許可を得ましたから~」 それは許可とは言わないんではないかとてんそうは心の中でツッコむ。 「パソコンはいぐさちゃんから借りましたし~、明日が楽しみですね~、そうだぁ!たゆねちゃんも呼んでみよう?」 「何で…?」 「だって、たゆねちゃん、啓太さまのことデブデブだからヤキモチ焼くよ~」 「わざと間違ってるでしょう…でも…面白そう…」 二人はがっちりと握手をして暗い笑みを浮かべると、口元を歪ませて同志の絆を確かめ合った。 「珍しいなぁ、ごきょうやが一人でこっちに来るなんて」 河川敷の橋の下。死神のお陰でアパートが無くなった川平啓太がテントを張り現に住まう所。 そこに珍しくもごきょうやが啓太に会いに来ていた。 「ご迷惑ではなかったでしょうか」 「いーや、迷惑なんて全然!」 啓太はニコニコしながらイス代わりのビールケースをごきょうやの元に置くと、自分も対面するように反対側に座る。 「んで?今日はどうしたんだ?」 「…あのその前に…ようこは?」 「ああ、あいつはアレだ」 「アレ…それでは今日一日…」 「帰ってこないなぁ、河童もどっか泳ぎに行ってるし…まぁ俺としては天国だけどな…うっうぅ…」 何かとあると「しゅくち」で飛ばされ「じゃえん」で真っ黒にされる啓太は涙ぐみながら、うんうん、と頷く。 彼が普段いかにようこに虐められているのかごきょうやは想像する。 「それで話は戻るけど何?」 「あ、はい…実はこの前のお礼をしたいと思いまして」 パッと普通の顔に戻ると、この前と言われて少々考え込む啓太。ふと思い当たる節が一つだけあった、だがあれはフラノとてんそうが言い始めた事で自分はただ付き添っただけである。 「この前?ああ、あれか、でもあれは俺じゃなくてさ」 「はい、分かっております」 「じゃあさ、別に気にする必要ないぜ、俺だって楽しめたしな」 啓太は二へっと顔を歪ませて鼻の下を伸ばしている、多分あの鼻血大放出の時の目に焼きついたものを思い出しているのだろう。 相も変わらず何を想像しているのだろうか…とごきょうやは溜息をつくと同時に何故かムッとした気持ちになった。 「えへ、えへへっ…と悪い、悪い。まぁ何にせよ、ごきょうやのその気持ちだけで充分だぜ」 「啓太様…」 啓太は涎を腕で拭うとキリッとした表情に戻り、ごきょうやの頭をそっと撫でてやる。 「やはり啓太様は…宗太郎様の息子なのですね…」 「何か言ったか?」 「い、いえ!何でも…ありません」 ごきょうやは慌てていたが、決して啓太の手を振り払おうとせず、その頭を撫でられる心地良さに酔いしれていた。 このまま啓太の犬神になってしまおうか…そう一瞬考えたがやはりそのような事は駄目だと、ごきょうやは自分に言い聞かせる。 「そういや、俺の所で油なんか売ってていいのか?」 「その点については心配ありません、今日は薫様に休暇を頂いているので」 「うーん、そうか…でも俺といてもつまらないだろ」 「そ、そんなことありません!寧ろその反対で…」 「反対?」 「あ…そのですね…」 ごきょうやはつい口が滑ってしまい顔を真っ赤にして、俯いてもごもごと何かを言っている。 「(わ、私は一体何をしているんだ!た、確かに啓太様は宗太郎様にそっくりで優しくて…)」 「ごきょうや」 「あ!は、はい!」 頭の中で独り言を言っている最中、突然啓太から声を掛けられて吃驚するごきょうや。 「暇ならばさ、少しの間だけでいいから俺の話し相手になってくれよ」 「え?わ、私がですか?」 「やっぱりつまらないか?」 「そ、そんなことありません!私でよければ…」 その言葉に啓太はごきょうやの眼を見て優しく微笑んだ。 ごきょうやは啓太の美しい碧眼に吸い込まれるような感覚に襲われる。 「(あの人と同じ眼…啓太様…あぁ…また私は…何を)」 何かと恥ずかしい気分になったごきょうやは、無意識のうちに白衣のポケットに手を突っ込む。 すると右のポケットにゴツッと指が当たった。 「ん?…あっ!」 「どうした?」 「(そうだ…これを忘れていた)」 その物体の存在が啓太との会話に夢中になっていたごきょうやの忘れていた今日の目的を思い出させる。 「け、啓太様…喉…乾いてませんか?」 「そうだな…喋ってばっかりだったからな…じゃあジュースでも飲むか?」 と啓太はビールケースから腰を上げようとしたが、ごきょうやがそれを静止する。 「あ、私がしますので啓太様はゆっくりしていてください」 「客人なのにそんなことしなくても」 「いいんです、それに少しばかりお礼を返させてください」 「あー、うん、悪いな。多分食べ物と一緒に置いてあると思うからさ」 啓太は少々悪いなと思いながらもごきょうやの言葉に甘える事にした。 そしてごきょうやはそそくさと立ち上がると、崩壊しそうなテント内へと入っていった。 「はぁ…ようこもあんなに気が利く奴だったらなぁ~」 啓太は叶わぬ事を言って空を見上げると、大きく溜息をついて遠方を見ていた。 「さて…」 テント内でごきょうやは2人分のジュースをコップに汲むと、ポケットの中から妖しげに赤く光る液体の入った瓶を取り出す。 …惚れ薬…宗太郎の影を残す啓太を忘れられないごきょうやが狂気の果てに作ってしまった物…だが比較的安価で効果もそれほど持続はしない…いわば一瞬の夢であろう。 「1本丸ごとは流石にマズイか…分量は…これくらいか」 ごきょうやは手を掛けてゆっくりと蓋を開けると、啓太のコップだけに瓶の中に入っている少量の薬品を混入させる。 その怪しい薬品は赤い液体だが、ジュースに注ぐと色の変化も無く馴染んでいった。 「申し訳ありません、啓太様」 罪の意識に苛まれながらも欲望がそれを押さえ込んでしまっている。 ごきょうやはもはや自分を抑える事が出来ずに、薬を混入したジュースを掴んで啓太の元に持っていこうとしたが。 「んー、しかし味は変わってないだろうか…」 それが気になり足がテントの入り口で止まる。 もちろん危険な薬品なので味見などする筈もなく、味が変化しているのかも分からない。 分かるのは少々速攻性の強い薬品として作った事、それ故にもし味の変化に気づき途中で飲むのをやめてしまっては効能も薄くて欲の実現は難しいだろう。 「す、少し味を確かめるくらいなら大丈夫だろう…」 危ない賭けではあったが全ては自分の願望…それに少量なら多分問題無いと自覚しているので、ごきょうやはそんなに気にもせず啓太のコップに入っているジュースを少し飲んだ。 「…味は変わってないな」 これはイケる!と確証したごきょうやは間違わないように、左手で自分用を、右手で啓太のコップを持つとテント内から出て行った。 テントから出ると待っていたのか、ぐったりと上を向いている啓太がこちらに気づき目を向ける。 「お、来た来た、もしかして別の場所に置いてあったか?」 「あ、いえ…コップが汚れていたので拭いてました」 「そうか、本当に悪いな、そこまでしてくれて」 啓太の傍まで行くとまたあの柔らかい笑顔を見せ付けられた。ごきょうやは自分がしている事に少し胸を抉られた感じがした。 本当にこのまま飲ませてしまっていいのだろうか…一度は決心したのに啓太の顔を見るとそれが揺らいでしまう。 「(ああ…どうする…)」 「それじゃあ頂くぞ~」 ボーっとしているごきょうやを知ってか知らずか、啓太は勝手に彼女の左手にある薬品の入っていないコップを取ると、相当喉が渇いていたのかそれを一気に飲み干した。 「(でも…1日だけだからな…1日なら)」 「はぁ~、生き返った~…ん?ごきょうやは飲まないのか?」 「えっ!あ、はい!頂きます!」 上の空になっていたごきょうやはビールケースに座ると、自分が今持っているコップが薬品入りだとは思ってもおらず、啓太と同じくそれを一気に飲み干しコップを下に置いた。 「うんうん、いい飲みっぷりだ、じゃあ話の続きを…」 「…ど、どうしたんだ…頭が」 話が再開される直前、ふと、ごきょうやは頭の中がボケーッとする。 一体どうしたのだろう…何が起きてるのか分からない。 思考が止まる、視界が真っ白…ただその真っ白な視界の中には何故か啓太の姿だけが映っていた。 「ふぅ…はぁ…はぁ…け、けいた…さまぁ…」 「お、おい、どうしたんだ?」 「(ま、まさか…私は啓太様の方を飲んでしまったのか…駄目だ…もう何も考えられ…ない)」 様子がおかしい。フラフラとしているごきょうやに啓太は声を掛けるが、彼女は息を荒くしてこちらを見ているだけである。 心配になった啓太はビールケースから腰を上げると、今にもぶっ倒れそうなごきょうやの前に立って手を振る。 「ごきょうや?ごきょうやちゃ~ん?もしもーし」 「…はぁ…んぁ…(あ…啓太様の顔がこんなに近くに…)」 「(うっ…色っぽい…このままダイーブしてスキンシップを~っていやいや待て俺!)」 頬が紅くなっているごきょうやを見て不覚にも萌えてしまった啓太。 だがここは彼女の体調の方が大事だと、今一瞬の理性を保ちながら彼女のおでこに手を触れさせて熱を測ろうとするが…。 「うーん…熱は無…んっ?んんっ?んんんっ!」 「んくっ…ぷはぁ…啓太さまぁ…」 「あは、あははは…い、今のじょ、冗談だよな?」 不意に自分の唇に重なる柔らかく微熱を保った彼女の唇…。いくら女好きの啓太とはいえ、いつもクールを保っているごきょうやのこの不意打ちには動揺が隠せずにいた。 「な、なぁ?ごきょうや…悪ふざけは…んぐっ!」 「はぁ…んちゅ…ちゅる…」 「ん!くぁ…」 悪ふざけではない…単にそうしたいだけとごきょうやは夢中で啓太の唇を貪り始める。 「ま、待て!あ…!おかしいぞ!お前!んぉ…!」 「啓太さま…啓太さま…ちゅ…」 振り払おうとするものの犬神の彼女の力は凄まじく、首に腕を巻かれて逃げようにも逃げられない。 ごきょうやは啓太の口の中を何度も詰り舌を絡め取る。そして口内を舌先で綺麗に舐めるのも忘れない徹底ぶり。 そのまま彼女は一方的に啓太の口内を味わうと、ぷはっ…と唇を離して彼の唇をペロッと舐める。 「ご、ごきょう…やぁ…い、いくら俺でも…このスキンシップは…」 甘い匂い…ようことはまた違った彼女の匂いが理性を奪う。それに普段と違って可愛らしいごきょうやが小さな身体で力強くしがみ付きながら、キスの嵐をお見舞いされると嫌でも欲望が表に出る。 「ぐぅぅ…我慢できねぇ…でもこのままやったら、ようこに殺される…」 だいじゃえん程度ではすまないだろう…もしかしたら肉体、いや魂までもこの世から消滅されかねいだろう。 だがこの状況を耐えられるほど我慢できない…この前もようこにエロ本を焼かれ全く抜いていない。 「したい!けど殺される!」 そんな苦悩の中、ごきょうやの指先が啓太の顎をスーッとなぞる。 「啓太様…今だけはようこの事を忘れてください…私だけを見てください」 するとごきょうやは白衣の中にある残りの惚れ薬を取り出す。 そしてそれの蓋を開けると、啓太の口の中へと注いでいった。 「さぁ、啓太様…貴方もこれを…」 「うぐぐぅ!」 ごきょうやからキスを受けて、唾液まみれになっている啓太の口にドンドン流れ込んでいく薬。 放心状態に近い啓太には吐き出すことなど出来なかった。 「はぁ…くはっ…」 啓太は何を飲まされたのか理解出来なかった。 だが、身体中が熱くなり眼前にいるごきょうやを抱きしめたいとだけ無性に感じる。 その意思の通り、啓太は彼女の背中に手を回すと自分により密着させるように抱きしめる。 「よ、ようこ…悪い…俺もう我慢できねぇ…」 さっき飲まされた物のせいかも知れない…だがそんなことはどうでも良い。 ごきょうやを抱きたい…つーかぜってぇ抱く!啓太のドロドロになった思考は今自分に好意を向けているごきょうやを抱くことだけを優先とした。 「よーし!ごきょうや!テント行くぞ!テント!」 「え?きゃっ、け、啓太様!?」 啓太はごきょうやの小さな身体をお姫様抱っこで抱えると、一目散にテントの中に走っていった。 場所は変わってテント内…いつもはようこと河童がいてオナヌーすら出来ない環境…しかし今は違った。 啓太がいつも寝ている布団にはごきょうやが押し倒されており、二人とも下を隠す物以外は一糸纏わぬ姿で弄りあっていた。 「け、啓太様…あっ…」 仰向けになって寝ている彼女の上に、啓太は覆い被さるようにして首筋にキスを繰り返し、犬神である彼女の尻尾を優しく撫でる。 感じているのか、ごきょうやは啓太の背中に手を回して甘美の声を上げる。 「しかし、本当にいいのか?俺犯っちゃうよ?」 「は、はい…ひっ…これは…私が望んだ事ですから…あっ…」 啓太は一応確認の為に言ったが、駄目といっても自分をもう止められはしなかった。 「じゃあ遠慮なく~」 そういうと啓太は174cmの身長で、150cmの小さなごきょうやに本格的に襲い始めた。 まずは首筋を執拗に攻めていた舌を這うようにして鎖骨、乳房へと移動させる。 そしてそのまま舌先を彼女の左の乳房の先にある桃色の突起物に這わせると、ごきょうやは身体を震わせながら色っぽい女の声を啓太に吐く。 「ひゃぁっ!…い、いけません…そんなぁ…あっ」 「もう硬くなってるな…もしかしてキスしたときからこうなってたか?」 啓太は乳首を舐めながら質問するが、ごきょうやは顔を背けて首を小さく振るだけである。 だが決して嫌がっているわけではないと啓太には理解できた。 その証拠に彼女の腕は啓太を抱きしめて、もっと弄って欲しいと懇願しているようにしか見えないからだ。 「くぅ…うっ…」 啓太が優しく舌で彼女の乳首をこねくると小さく鳴いて蕩けた表情を見せる。 しかしこれだけで満足してもらっては困ると、啓太は左手でもう一方の彼女の乳房を揉み始める。 そして指先を先端の乳首に近づけると、歯と指で同時に両方の乳首を摘んだ。 「…ひっ!せ、先端は!いやっ!」 これには小さく鳴いていたごきょうやも、大きく身を震わせて快楽の絶頂の声を啓太に聞かせて見せた。 その声に啓太は彼女の下半身に目をやる。 予想通りに彼女は、秘所から溢れんばかりの愛液を垂らして下着をぐっしょりと濡らしていた。 「あらぁ…もしかしてイッちゃったか?」 「はぁ…はぁ…も、申し訳…ありません…私一人…満足してしまって…」 「しかし、胸だけでイッちゃうなんて、ごきょうやは厭らしい娘だな~」 「け、啓太様…!」 にひひ、と笑っている啓太に、少々怒り気味のごきょうやが恥ずかしそうに彼の名を呼ぶが、その声はまた甘い艶かしい声を上げる。 「あぁ!」 「んー、じゃあ今度はこっちを味わっちゃおうかな~」 啓太の指はいつの間にか彼女の乳房を離れ、秘所がある下半身へと伸びており、彼女の下着の上から、じわっとスジをなぞっている。 イッたばかりのごきょうやにはそれが堪らなく快感であり、またしてもはしたない声で身を捩っていた。 「おー、おー、どんどん出てくるなぁ」 擦るたびに染み出すごきょうやの愛液に感嘆としている啓太は、秘所が見えるように片足のふくらはぎで引っ掛けるように下着を脱がす。 すると、綺麗なピンク色をした女性器が目に映り、啓太は思わず息を呑んでしまった。 「すごい綺麗だな…すっげぇ興奮するよ」 「あ、あの…そんなに顔を…」 「…なるほど~、ここがこうなってるのか」 初めて見る生の女性器に興味がありすぎる啓太は、彼女の股の間に顔を埋めるようにして見ている。 自分の犬神ようこにも見せてもらった事のない未知の領域。 ねっとりとした愛液は未だ止まることなく流れ、啓太の布団に大きな染みを作っている。 「うーん、この洪水を止めてやらないとな」 「ど、どういう意味ですか…?ちょ、ちょっと!あっ…そんな所!」 啓太はごきょうやのお尻を掴むと、彼女の秘所に口をパクッと埋めて、舌先で膣口付近を舐め始めた。 まずは手始めに花弁をじゅるりと舐めて快感を与える。 初めてで上手く出来るかは分からなかったが、ビクン、ビクンと震え上がる彼女を見てどうやらお気に召したようだと感じた。 「はぁぁ…」 「ごきょうやちゃん、最初とは比べ物にならないくらい、可愛い女の子の声になったね~」 「そ、それは…啓太さ…まがぁ…焦らすから」 まだ膣口しか舐めていないのに、ぬるぬると愛液が溢れる秘所…尻尾を撫でると更に激しく溢れ出す。 ごきょうやは自らの秘所に栓をするかの様に、舌と唇で愛撫する啓太の頭を押し付けグイグイと腰を動かし始めた。 「(やばっ…いい匂いでクラクラして…気絶しちまいそうだぜ)」 啓太は悩殺されそうな思考を保ちながら、彼女の膣口を這いずり陰核を執拗に責める。 彼の責めにごきょうやは、ビンビンになっている陰核を舐められる度に痙攣し、それに耐えようと指をくわえて啓太の顔を見つめていた。 「止まらないなぁ~、もっと奥から掻き出さないと駄目みたいだな」 「お、奥って…だ、駄目です!舌挿れたら!あぁぁ…ひぐっ…!」 啓太はごきょうやの膣内に狙いを定め、ずにゅっと舌を躊躇なく奥まで挿れて膣壁を撫でた。 そして、舐めていた陰核を代わりに指で摘んでやり、クニクニと刺激してごきょうやを虐める。 「ふぁぁ…啓太さまの舌と指が…いいです…止まらなくなります!」 時には唇で全体を覆ってパクパクと動かし、また時には舌を出し入れしてあげる。 続けざまに行われる執拗な責めに、段々と大人の女性を崩し、あどけない少女に戻っていくごきょうや。 どーてーの技術とは思えないほど、啓太の舌の動きは細かく繊細。 啓太のその絶技は彼女の2度目の絶頂の手助けをした。 「あひっ!あぁ!け、啓太さま!…も、もう出ちゃいます!ああーー!」 「ん!うま…」 ごきょうやの絶叫と共に、啓太の口内にごきょうやの黄金水が注がれた。 じょろじょろと良い音が響く…口から溢れ出す量を受け止める啓太を恍惚した顔でごきょうやが見る。 「啓太さまが…私のを飲んでる…」 「ぶっは~、いや~、しょっぱくて健康的なおしっこだ~」。 余韻に慕っていたごきょうやは、自分の股の間で口の回りを拭いている啓太の言葉で、かぁー!っと真っ赤に顔を染めた。 「もう!」 「はは、悪ぃ…それでさ、ごきょうや…今度は俺のを可愛がってくれないか?」 「えっ!?け、啓太様のって…」 「ああ…これだよ」 啓太は彼女の上に跨ると無理矢理手を引っ張り、トランクスの上から自らの太く硬くなった分身を触れさせる。 「こ、これが…雄の…啓太様の…」 「ほら、エッチなごきょうやがいけないから、こんなになっちまってるぜ」 「あぁ…凄い…凄いです…」 材質越しに伝わる啓太の脈動…ごきょうやは秘所がまた熱くなる感覚に見舞われた。 興奮…私、今凄く発情してる…抑え切れない程の情欲が彼女を支配していく。 啓太の雄の象徴に鼓動が加速する彼女の白い手は、彼のトランクスに伸びていき巨根の出現を待ちわびていた。 して、ごきょうやは彼のトランクスを下にゆっくりと降ろし一点を凝視する。 すると、はち切れんばかりの啓太のペニスが、ごきょうやの目の前にブンッ!と勇ましく勃ち上がり、雄の臭いを彼女に浴びせ掛けていた。 「はぁ…はぁぁ…」 「ご、ごきょうや?」 「大きい…素敵です…んっ…ちゅ…」 [[2ページ目へ続く>(レスNo.499~509)]]

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