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愛する二人のささやかな休日? - (2006/09/07 (木) 07:02:27) のソース

*この作品は未完です。

「啓太さま~」 
後ろから啓太に抱きつくふわふわな黄色の髪の女の子、フラノ。 
「ははは。フラノは甘えんぼだな」 
「だってぇ」 
そう。今日はようこはなでしこと健康ランドに。ともはねは薫と所用に。いぐさは同人誌作成。せんだんは仕事。 
ごきょうやはてんそうと研究。いまりとさよかはたゆねの付き合いでスポーツクラブ。 
密かに付き合ってる二人にとって貴重な一日。 
今日はデートだ。フラノはいつもの巫女服じゃなくてちょっぴりおしゃれ。 

「じゃあどこに行く?」 
「はい。啓太様とならどこでも」 
「そうだな。公園でも行くか」 
「はい」 

手を握って公園に。 
二人だけののんびりした時間。 
そしてベンチに座る。 
二人の距離はほとんどゼロ。ベタベタのバカップル状態。 
二人っきりになると積極的なフラノ。 
いきなり啓太の唇にキス。 

「えへへ。しちゃいました」 
「じゃあ次は俺から」 

次は啓太からフラノにキス。 
まだお昼なので舌を絡めたりはしない。 
青春の恋物語を現すようなキス。
「啓太様~。大好き」 
「俺も好きだよ」 

啓太はそっとフラノの肩を抱く。二人の間の空気はとても甘い。 
二人の半径十メートルは糖度50度を越えている。うっかり入ると甘い物が嫌いな人は気を失うだろう。 

「あの。啓太様。今日はフラノお弁当作ってきたんです。食べてくださいますか」 
「ああ。もちろんだよ」 
フラノはお弁当を取り出す。時間はちょうどお昼ご飯の時間だ。 

「はい。啓太様お口空けて」 
「あーん」 

もう誰も入り込めない甘すぎる空気だ。まさにバカップルすぎるだろう。 
でもそれも長くは続かなかった。 

「はっ。待てフラノ」 
「えっ?」 
「ようことなでしこだ。あっちにいる」 
「えっ!?。どうして」 
「きっと健康ランドが今日は休業だったんだろ。やばい」 
「私向こうで隠れてますね」 
「ああ。頼む」 

フラノは手早く片付けると場を離れる。啓太も落ち着いて甘々空気を消し飛ばす。 
するとすぐにようこが啓太に気づく。 

「あっ。啓太ー」 
「おう。ようこか」 

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作者:金髪好き