「のーたいとる1」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

のーたいとる1 - (2006/10/21 (土) 01:54:32) のソース

<dl>
<dd>
そろそろ啓太が学校から帰ってくる時間だ。私は散歩を切り上げて、アパートに戻った。<br>

啓太の学生鞄が、無造作に床に投げ捨てられている。もう戻ってきているらしい。<br>

いたいた。ベッドの上で大の字になっていびきをかいてる。<br>

私は啓太を起こそうとして、やっぱり止める。昨日仕事で遅かったからね。<br>

起こさないように、小声でささやく。<br>
「啓太、お帰り」<br>
「ぐー」<br>
いびきで返事をされた。くすくす。<br>
人差し指で、啓太の頬をつつく。つんつん。<br>
「うーん」<br>
寝てる啓太は可愛い。<br>
起きてるときは小言が多くて、怒ったりあきれたり落胆している。<br>

そういう啓太も好きだ。というかそんな顔が見たくて、怒らせてあきれさせて落胆させているのだが。<br>

啓太の寝顔は、まだまだ少年のそれで、純粋に可愛い。<br>
彼の額にかかっている髪をかき上げて、おでこにキスする。<br>

「うーん」<br>
啓太は起きない。この子はいったん寝てしまうと、何をされてもまず起きない。<br>

おねーさんの思いのままだ。<br>
唇を重ねてみる。ほら起きない。やっぱりね。<br>
<br>
啓太が起きてるときは、あんまりキスはしてあげない。エッチなこともさせてあげない。<br>

だって、啓太をじらすのは楽しいから。<br>
もちろん、啓太が私を抱きかかえ、<br>
「愛してる、ようこ。もうおまえしか見えない」<br>
とか、暮れゆく夕陽を眺めながら、<br>
「ようこ、好きだ。いつまでも一緒にいよう」<br>
とか言ってくれたら、いつだって彼の愛を受け入れる準備はできているのだが。<br>

<br>
いかんせん、この鈍感君はわかってない。まだ他の女の子が視界に入るよう。<br>

彼の首元を見る。犬の首輪。もう君は私のもので、逃げられやしないのに。<br>

ねぇ啓太?啓太は自分では気づいてないようだけど、君はもう私にぞっこんなのよ?<br>

そうじゃなければ、ぶつくさ言いながらもご飯作ってくれたり、<br>

優しい目で、私のことを見てくれたりしないよね。<br>
<br>
「ぐー」<br>
彼の寝顔を見る。私の首から提げられている蛙の首飾りを、そっと手で包む。<br>

うーん。啓太が啓太である限り、私は君のもので、私は君を追いかけるのだ。<br>

<br>
<a name="5"></a></dd>
<dd>「しゅくち」<br>
首輪と首飾りを残して、彼と私の身につけているものを全て脱がせる。<br>

見慣れた啓太の裸。下半身の方に視線を向ける。<br>
あらあら。啓太の小さなものが、とても小さくなっている。<br>

いけないわ。下着まで脱がせちゃったから、冷えて小さくなってしまったのね。<br>

これは大変。暖めてあげないと。<br>
<br>
裸の私は、裸の啓太にそっと寄り添い、体温を分け合う。<br>

彼の小さなおちんちんを、優しく包み、ぬくもりを与えていく。<br>

うんうん。少しずつ大きくなってきた。<br>
もみもみ。こしこし。<br>
ゆすって、こすって、あらご立派。<br>
すっかり大きくなった啓太のおちんちん。ぴくぴくしてるね。<br>

<br>
啓太のおちんちんに顔を近づけ、直立したそれにキスをする。<br>

舐めて、吸って、口に含んで、唾液で濡らして。<br>
優しく、激しく、楽しく、いやらしく、啓太のものを弄ぶ。<br>

ひときわ大きな音を立てて吸い上げると、おちんちんから白いものがあふれ出した。<br>

そのまま飲み干す。うーん、味はおいしくはないよね。<br>
でも、ごちそうさまでした。<br>
<br>
ふぁ。私も眠くなってきた。ぱたんと啓太の横に寝そべる。<br>

布団を引き上げ、私と啓太の上にかける。<br>
おやすみ、啓太。ちゅ。<br>
<br>
犬神とご主人様は夢の中。二人見る夢は幾万通りの出会いと別れ。<br>

今日のこの日が夢かもしれず、ひととけものは夢の中。<br>
<br>
<a name="6"></a></dd>
</dl>
<hr size="2" width="100%">
<blockquote>
<dl>
<dt>[06/04/22-4-無印-4、5]<br></dt>
</dl>
</blockquote>