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*農業プラント L:農業プラント = {  t:名称 = 農業プラント(施設)  t:要点 = 植物、カプセル、水耕農場  t:周辺環境=宇宙  t:評価 = なし  t:特殊 =    *農業プラントの施設カテゴリ = 国家施設として扱う。   *農業プラントの位置づけ = 生産施設として扱う。   *農業プラントの特殊 = 毎ターン生産フェイズに食料が+20万tされる。  }  t:→次のアイドレス = 森の消滅(強制イベント),玄霧への攻撃(強制イベント),繁茂(技術),植物兵器の開発(イベント) } **設定文 「いやはや、壮観だね。藩国技術もここまできたか」 「いつまで見惚れてるの、さっさと作業するわよ」  今回ゴロネコ藩国は、新たに農業プラントを宇宙に建設した。森国民の永遠の課題とも言える食糧増産、その問題を解決するために最新技術を結集して造られたのがこのプラントである。  外見は円筒状のドックを基本とした接続式の構造で、両翼にはソーラーシステムを接続、内部電力をまかなっている。衛星軌道を周回しており、ソーラーパネルは自動的に太陽を追うように設定されているため、いつでもエネルギー供給を得ることができるのだ。 「これ、どこにもっていけばいいー?」  機材を持ってふよふよ漂うクルー達。栽培用カプセルやろ過機を抱えて、配置をチーフに確認している。 「えっと、それは栽培ドック。そっちのは循環。……あ、それはここに置いといて」  それぞれの登録番号をチェックし、的確かつ迅速に指示を与えていく。その間にもどんどんと機材が運び込まれ、ドックに配置されていく。  内部は栽培ドック・滞在ドック・システム管理ドック・循環ドックなどに分かれ、それぞれの機能に適応した設計がされている。  例えばプラント管理の要となるシステム管理ドックでは、各ドックの環境制御・生命維持システムにより、気圧・温度・湿度・大気組成の管理・維持をリアルタイム計測。それらのデータは一日ごとにセキュリティ保護をかけられたあと保存され、定期的に藩国のデータベースにバックアップされる。バックアップデータは必要に応じて公開され、各研究の発展に活用されるのだ。  またこの宇宙プラントの主目的とも言える栽培ドックでは、土も水もない宇宙での培地や養分の供給を主な対策とした。まず、土壌の代わりにスポンジやセラミックを使用して植物を固定、ポンプで養液を循環させることで培地と養分を確保するという水耕栽培型を採用。さらに日光の代替として赤色光を使うことで、省スペース・省エネルギーを実現することに成功した。カプセルの空気はCO2濃度が高く設定され、植物の光合成効率を上昇するよう調整されている。ちなみに、カプセル内の環境調整も管理ドックで行われている。 「はっこぶよ、はっこぶよソラの上~」 「何さその歌」 「作詞作曲俺。題名は『宇宙の片隅で荷物を運ぶ』だ」 「うわ、だっさい名前……」 「なにおう?!」 「はいそこ、無駄口たたく暇があったらさっさと運ぶ。まだまだ残ってるんだから」  作業は順調に進み、機材が次々と搬入・固定されていく。この調子だと、予定よりも早く終わるかもしれない。そう思いながら機材を固定していると、ボルトが足りないことに気づいた。  ――落としたのか。背中に冷や汗が浮かぶ。  万が一宇宙空間に出てデブリにでもなれば、重大な事故を招く要因になる。そ の原因を排除するために、必要最低限の量でどんな小さなものにも番号登録して管理を徹底しているのだ。  ――まずい、このままでは非常にまずい。このままでは、始末書+地獄のお説教がっ!  あわてて作業着をまさぐり、ポケットの中を確認。ない。床は? 隙間に挟まっていないか?  気付かれてはいけない。気づかれた瞬間にあの鬼チーフが飛んでくる……! 慌てるな、遠くへはいっていないはずだ。探せ、一刻も早く見つけな―― 「あれ? こんなとこにボルトが浮いてるよ? だーれのーかな~? ウフフ、あれだけきつく言ったのにねぇ~?」  ――チーフの声だ。終わった。教訓、小さなものでも見落としてはいけません。 「ふいー、疲れた。とりあえずこんなもんでしょう。休憩しますか~」 「「はーい」」  その後すべての機材が固定され、これといった問題もなく設置が完了した。このプラントが稼働すれば、藩国内の生産量は大きく伸びることになるだろう。不定期に襲ってくる食糧危機への対策にもなるため、国民を安心させられるかもしれない。 文 ウル **背景設定 ***民間企業との協調 建造にはゴロネコ藩国に宇宙開発のノウハウがなかったため、民間の宇宙開発業者等と協調してその点を補う形で行なわれた。 これにより民間の景気向上や天領からの避難民への雇用問題の解決の一助とする事も計画には含まれている。 民間企業の介入によるセキュリティ面での問題はテストパイロット+整備士等の機械に対応可能なアイドレス装備者に 宇宙開発関係の技術を学ばせ監査を行ない、複数企業による平行監査も実施する。 **建造の目的 建造の目的は別箇所で触れているものもあるがここで改めて列挙する。 ***藩国の自然環境保護のため 藩国の規模は人口に応じて拡大するとはいえ、森国としてはそれでも出来る限り広く森を残しておく事が望まれている。 藩国規模の食料生産には広大な敷地が必要となるがそれを宇宙に分散する事で出来る限り多くの自然環境を残す事を目的としている。 ***科学関連人材の宇宙開発への振り分け また科学技術関連の雇用、開発を国内から宇宙に向ける事で 森林等自然環境の保護を行ないつつ科学関連の職業需要を満たす事も目的となっている。 ***食料の生産、貯蓄の分散によるリスク回避。 かつて核攻撃により食糧生産が危機に追い込まれかけた事があるが 生物化学兵器や魔術的な呪い等も含め、今後も国土が汚染される危険は十分考えられる事態である。 その際に地上と宇宙の両面に食料生産、保管を共に分散しておく事で食料生産の全滅と言う最悪の事態を回避する事を目的としている。 ***景気向上と雇用問題対策 共和国市場への復帰に伴い市場閉鎖期に苦労を強いた燃料、資源関連産業の景気回復や オリオン共和国からの避難民への雇用創出も目的としている。 また宇宙空間における恒常的な食料配給ラインを確保する事により宇宙開発関連産業の活性化も目的としている。 **防衛関連 ***テロ対策について 敵対勢力に奪われテラへ質量爆弾として使われる危険を考慮し サイズ、形状、素材、強度等は出来る限り大気圏突入に耐えられないように設計されている。 また内部には治安維持のために警備員も派遣されている。 ***自衛能力について 小型のスペースデブリを迎撃可能な自衛兵器が装備されている。 ***ハッキング対策 国内に情報戦能力がない事から、本格的なハッキング対策は行なわず システム面では可能な限りシンプルなスタンドアローン構造と事で対応する これはあくまでシステム面での対応であり 人と人の通信関係については孤立しないように十分な通信体制を持つ。 文 YOT **SS ゴロネコ藩国晴天のある日… エスト「藩王さま~」 榊聖「ん?」 王宮の廊下を走ってくるエスト。 エスト。「すいません、突然なんですが…農業プラントの場所ってどこですか?」 榊聖は資料を抱えながら少し眠そうに空を指差した。 榊聖「…あそこ」 農業プラント昨日… …農業プラント、ゴロネコ藩国が誇る宇宙プラントである。片道少々時間がかかるので皆早起きをしてきた。…そして、プラント内宇宙港から中を案内されている。 榊聖「色々略いてイキナリコロニーの中!!(キラーン)」 YOT「色々不味いので、そのパロディやめてください。」 わたどり「外からの眺め綺麗でしたね…」 アム「そうでござるな。」 武田「でかいな…」 前にいる作業員が一つ一つ丁寧に説明をはじめるここには米が作られたり、トマトが作られたり、素直に聞き入る面々(ちなみに藩王&摂政以外は自腹夜勤あけで来てる)資料ように写真も撮ってる。 わたどり「(自腹で来たかいがあった(涙))」 アム「(水も綺麗とれる作物も実がぷりぷりでおいしそうでござる)」 武田「(あれは…米か……腹へったな…)」 疲れ顔三人の様子を見た作業員がにっこり笑って。 作業員「よかったら、とれた作物を使った料理があります。居住区の店で食べませんか?」 榊聖「Σうわ!三人アホ顔!だから無理するなって言ったのに~」 YOT「す、すいません。」 作業員「いやいやー、疲れ顔を見たら親近感が(笑)」 居住区食堂 榊聖「おお……」 ウェイトレス「精進料理というやつです。おいしいですよ(にっこり)」 凄い勢いで食べる三人、周りで食べてる人は笑顔だ。三人は良い食べっぷりで周りは賑わっている。 榊聖「精進料理をドカ食いしてる……」 YOT「煩くてすいません…」 ウェイトレス「いえ、昼間ですしワルノリする人いませんから(笑顔)」 YOT「あー、(米からお酒作れるからな…)……飲んじゃダメですよ?」 榊聖「Σ」 武田「ΣΣ」 わたどり「この世の終わりのような顔しないでくださいよ(笑)」 ウェイトレス「空気、水も綺麗ですので美味しいのがつくれるんですよ。」 YOT「……あとで買いますので」 ウェイトレス「毎度ありがとうございます(笑顔)」 アム「(よいので?)」 YOT「(仕事終わりにみんなでね)」 居住区食堂を出た一行は帰路についた。 YOT「ふむ…時間の関係で行けないところありましたね」 アム「YOTどの資料ばかり見てると危ないでござる」 わたどり「ウェイトレスさんちょっと可愛かったなぁ…看板娘って感じ」 武田「精進料理って、ヘルスィーでダイエットとかにも良いんだと…」 榊聖「…マジ?」 整備士「おや?もうお帰りなんですか?」 榊聖「ええ、明日は別件の政務が…」 武田「しばらくお肌との戦い…」 榊聖「アムさんふんじばっといて」 アム「御意」 整備士「ははは、あ、すいません。重力装置点検のためこの船乗り場無重力になります。何かに捕まってください。」 と、言うと右手を上げた。するとフワッとあがる感覚が… 榊聖「わわっ」 アム「おっと」 武田「宇宙遊泳と言う名のクロールしてきていい?」 わたどり「泳ぐな!」 それぞれ?何かにつかまった。が YOT「わっ!ちょっ!」 YOTがバタバタしている。 どうやら資料ばかり見ていて。注意に気が付かなかった模様。 わたどり「YOTさん?!」 武田「よっしゃあ!棒でつつ…」 (ごん) 榊聖「やめなさいってば。ありゃあ…」 整備士「大丈夫かい~」 YOT「あわわ…」 普段見せないあわてた様子のYOT…少し可愛らしい。 アム「助けるでござる?」 榊聖「……もいちょっと見てから(笑)」 このごめでたく救出。藩国に無事に帰ることになる。 ゴロネコ藩国王宮 エスト「はぁ、そんな事が…」 榊聖「農業プラントは順調に機能しているわ。」 そして、持っていた資料写真の中の一枚の写真を取り出す… エスト「?」 榊聖「武田が撮ってたみたい(笑)」 あわてて少し顔の紅いた様子のYOTの写真… 文 武田”大納言”義久

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