ドミニオンへの招待レポート

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ドミニオンへの招待レポート - (2010/07/19 (月) 06:44:30) の1つ前との変更点

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2010年7月17日、新宿ロフトプラスワンにて開催された「ドミニオンへの招待」へ参加してきました。 写真については撮影の可否が分からなかったので撮影しておりませんので、文章のみのレポートとなります。 ※記憶と簡単なメモから書き起こしているため、若干の誤りがあるかもしれませんが、その際はご容赦ください。 *会場へ 午前中に秋葉原で用を済ませ、総武線~中央線と乗り継いで新宿へ。 かなり久しぶりの新宿でしたので、東口から会場までの道のりを一度間違えてしまいました。 この日はとても暑く、ただ歩いているだけでも体力の消耗が著しかった(暑さにとことん弱いんです・・・)です。 12時30分が開場時間でしたが、私が会場に到着したのは13時ちょっと。 その時点で既に結構な人数が会場内にいまして、10卓程度でしょうか、ドミニオンがプレイされていました。 田舎でクローズドのゲーム会をやっている身にとっては、これだけの人数が一度にドミニオンをプレイしている光景はまさに壮観でした。 冷たいジャスミン茶を飲んで暑さにやられた体を休めつつ、イベントの開始を待ちました。 *オープニング 13時25分、まずは新宿ロフトプラスワンでのイベント紹介を中心とした宣伝ムービーが流され、同35分頃いよいよイベント開始。 司会はタナカマさんとDJ急行さんのお二人です。 お酒の飲める場所でのイベントらしく?まずは「ノミニオン」が提唱されましたw 乾杯の合図は勿論?「ドミニオーン!」です。 お酒には滅法弱いのですが、駅まで車で行っていなければ少し飲んでも良かったかもしれませんねー。 乾杯の後は、司会のお二人とドミニオンとの出会いからトークが始まりました。 DJ急行さんはあのひろゆき氏から教えてもらったそうですが、ひろゆき氏の所有していたドミニオンはなんと画像ファイルを印刷したカードで自作されたものだったとのこと。 今でも品薄状態ではありますが、当時は日本語版もない状態であり、当時の入手の困難さが伺えるエピソードだと思いました。 ここでゲストが加わり、いよいよトークショー本編がスタートしました。 *第一部 第一部はホビージャパンさんの「ドミニオン」関係者お二人がゲストでした。 ドミニオン日本語版が製作されるまでの経緯、国内での販売状況について、更には新商品についてのアナウンスという内容で、どれもこれも貴重なお話ばかりでした。 ドミニオンはホビージャパンさんの40周年記念事業の一環として日本語版が製作されることになったそうです。 しかし、当初社内での評判は芳しいものではなかったようで、現在の人気振りからは信じられない話です。 そんな苦難?を乗り越えて発売にこぎつけた日本語版ですが、その後は社内でも人気を博しているようです。 日本語版自体の製作は品質管理のためドイツで行われており、発注は半年くらい前に行うことになるため、生産数を計算するのがとても大変とのことでした。 大人気なのに品切れがなかなか解消されないのはこういった事情があるようです。 メーカーとしては嬉しい悲鳴なのかもしれませんね。 ホビージャパンさんではドミニオン以外にも様々なゲームの日本語版、和訳付き版を取り扱っていますが、ドミニオンが断トツとのこと。 続いているのはパンデミックですが、それでもドミニオンの五分の一だそうで、ドミニオンの人気振りと共に、アナログゲーム市場の小ささは感じざるを得ないところです。 リスキーな市場に携わってくれるメーカーさんは本当にありがたいと思います。 新商品のアナウンスは、先日のゲームマーケット2010で発表されていたものもあれば、そうでないものもありました。 間もなく発売となるダンジョンロード、スモールワールドの拡張二種類、インジーニアス、レース・フォー・ザ・ギャラクシー、ザヴァンドールの鉱山(個人的にはこれが気になります)、そして勿論ドミニオン:繁栄。 参加者が一番気になっているであろうドミニオン:繁栄は、エッセン'10でお披露目の後、10月末~11月に発売されることになりそうです。 ちなみに、RftGのパッケージデザインは・・・ゲームマーケット2010の時のままでしたw また、制作チームの方からのメッセージも公開されました。 成功は確信していたようですが、ここまでの人気を博すことになるとは思っていなかったそうです。 お気に入りのカードが「航海士」というところで会場が何とも言えない空気に包まれたのがとても印象に残りました。 ちなみに、このメッセージをもらえることになったきっかけは、なんと「たんとくおーれ」だったそうですw これにて第一部は終了、暫時休憩となりました。 *第二部 休憩の後、第二部となりました。 ちなみに物販コーナーがあったのですが、そこでプロモカードである「公使」「闇市場」のセットが販売されていました。 第一部の途中でそのことがアナウンスされたのですが、お陰で休憩になってすぐ行列ができて即完売してしまったようです。 第二部はプレイヤーサイドから、ということで五名の方がゲストとして登場しました。 ニコニコ動画BSW実況の久遠寺さん、ドミニオンレシピ執筆者のてらしまさん、ドミニオン木曜会女性プレイヤー代表のつっちーさん、M:tG勢にはお馴染み?で大会を主催されているフジケンさん、ホビージャパンさんからアサハラさんというメン バー。 まずは皆さんとドミニオンとの出会いから。 BSW、メビウス便、ゲーム会、会社から・・・と様々なパターンがありましたが、やはり国内だとメビウス便で入手された方が多いでしょうか? 続いて、DJ急行さんから「勝つために何が必要か?」という核心に迫る質問が飛び出しました。 場のパターンを覚える、コイン優先、カウンティング・・・どれもこれもうなづける回答ばかりでしたが、個人的には久遠寺さんの「ゲームの終わり方をイメージする」という表現が一番心に残りました。 私はずぼらなので最初はいろいろ考えていてもいざゲームを進めていくといつの間にか場当たり的になってしまうことが多いので、今後はこの言葉を心に刻み付けてプレイしていきたいと思います。 続いては、「好きなカード・嫌いなカード」。 ドミニオンはああいうゲームですから、これはやはり聞いておきたいところですねw 好きなカードのほうでは、大使・公使・見張り・仮面舞踏会等が挙げられました。 若干渋め・・・というか、初見ではなかなか強さが分かりづらいカードが多く、皆さんのやり込み振りの一端が窺えたような気がします。 なお、ここで木こりの話が出たのですが、てらしまさんに「日本で一番木こりを愛しているプレイヤー」という名誉ある?称号が与えられていましたw 一方、嫌いなカードですが、海賊船、寵臣、詐欺師・・・と如何にもというカードの名前が挙がりました。 ゲーム全体が歪みがちになるカードはやはり嫌われる傾向のようです。 特にフジケンさんの詐欺師への憎悪はひとしおのようで、「終わってる」「書いてあることが間違っている」という表現にはつい笑ってしまいました。 また、アサハラさんは破壊工作員を挙げていましたが、やはり?例のエラッタ騒ぎが大きく影響しているようです。 確かに修正前の効果でプレイしたら、最後はデッキの中身が屋敷だけになりますよねえ・・・w 続いて、このイベントを期に開催が検討されだした?大会の話題。 大会という形式を取るとなると、やはりレギュレーションが問題となります。 中でも、王国カードのセットをどう決定するかは、タイムスケジュールを考えても重要な点で、事前に決めて発表しておくのが望ましいという意見が多かったようです。 私も何回戦かは事前決定、準決勝・決勝はその場で発表やドラフト・・・というのが盛り上がりもあっていいのかなあ、と思いました。 この大会が実現したら、何とか都合をつけて参加したいなあ、と思います。 最後に「ドミニオン以外の好きなゲーム」。 ポーカー、ストーンエイジ、バトルライン、プエルトリコ、M:tGと、うんうんとうなづきたくなるような名前が挙がりました。 会場からも「おおー」とか「渋い」とか上がっていました。 これにて第二部は終了、トークイベントは終了となりました。 *終了後 その後はフリータイムとなり、各テーブルでドミニオンがプレイされ始めました。 私は顔見知りもおらず、どうしたものかなあ、と思っていると、タナカマさんが声をかけてくれ、「ジャイプール」で遊ぶことになりました。 「ジャイプール」はハンドマネジメントゲームで、セットを作るために手札を動かしていくのですが、その動かし方に一工夫あります。 徐々に苦しくなっていき、何処かでバースト気味にドカーンと大きくゲームが動くことになるのですが、その瞬間が何ともスリリングで楽しいです。 ち~む@じょいふるでは例会開催の条件を三人以上としているため、どうしても二人用ゲームの出番が少なくなってしまうのですが、これは武器庫に加えておいて、機会を見つけてプレイしたいと思います。 その後は軽く挨拶を済ませて会場を後にしました。 17時近くとなり、さすがに暑さも弱くなってきていましたが、この後更に何処かに寄る体力は残っておらず、丸ノ内線→銀座線→東武伊勢崎線と乗り継いで帰りました。 赤坂見附で反対ホームに乗り換えるのも実に久々のことでしたw *まとめ レポートということで全体的な流れを中心に硬い感じの文章になってしまいましたが、実際会場は皆さんの軽快なトークのお陰で常に笑いに満ち溢れていました。 「民兵Tシャツ」「ドヤ顔ヴィレッジ」「詐欺師『いい娘いますよ』→ハーレム」等々、その場にいた人であれば思い出し笑いしてしまいそうなキーワードが数多く生まれたりもしていました。 終始和やかで楽しい雰囲気のイベントで、体調不良をおして出掛けていった甲斐は大いにありました。 主催の皆さん、ゲストの皆さん、スタッフの皆さん、参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。 そして、楽しい時間をどうもありがとうございました。 もし次回があったら、是非また参加したいと思います。 ・・・あ、そうだ、民兵と言えば、イベント紹介にあった「民兵の名前を妄想する」というのがありませんでしたねw 2010.07.19 第一稿(いずみっくす) *その他 今回、実況というほどではありませんが、Twitterでぼちぼちつぶやいていたんですが、お陰でイベント終了後に携帯電話の電池が切れてしまい、帰宅時間を家に連絡できなくなって往生しました。 スマートフォンでもないただの携帯電話のため入力も大変だったので、この日ほどモバイルPC+移動通信サービスが欲しいと思ったことはありませんでしたw また、これはイベント本編とは関係ないことですが、会場でかかっていたBGMがとても気になりました。 ロッテルダム・・・かな? 兎に角私はこの手の音楽が大好物なので、お店の人にアルバム名とか聞きたいと思ったくらいです。 ・・・いや、本当に聞いておくべきだったかなあ。

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